JPH06304067A - 蒸気式調理法及び調理器 - Google Patents
蒸気式調理法及び調理器Info
- Publication number
- JPH06304067A JPH06304067A JP12050893A JP12050893A JPH06304067A JP H06304067 A JPH06304067 A JP H06304067A JP 12050893 A JP12050893 A JP 12050893A JP 12050893 A JP12050893 A JP 12050893A JP H06304067 A JPH06304067 A JP H06304067A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- cooking
- cup body
- cooking container
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J27/00—Cooking-vessels
- A47J2027/006—Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta
Abstract
(57)【要約】
【目的】 短時間に加熱できる調理手段を提供する。
【構成】 昇降手段により上下され調理用容器の上面に
被着されるカップ体に排気孔を設けると共に、可撓チュ
ーブによりボイラに接続された蒸気ノズルをカップ体に
装着し、内部に加圧蒸気を噴出させるようにした。 【効果】 数秒〜十数秒というきわめて短時間に加熱調
理を完了することができ、しかも金属製の調理用容器が
使用できるので、そのままガスレンジに移して味付け等
の調整を行うことができる。また蒸気ノズルと共に噴水
ノズルを備えることによって、水分を調整することもで
きる。
被着されるカップ体に排気孔を設けると共に、可撓チュ
ーブによりボイラに接続された蒸気ノズルをカップ体に
装着し、内部に加圧蒸気を噴出させるようにした。 【効果】 数秒〜十数秒というきわめて短時間に加熱調
理を完了することができ、しかも金属製の調理用容器が
使用できるので、そのままガスレンジに移して味付け等
の調整を行うことができる。また蒸気ノズルと共に噴水
ノズルを備えることによって、水分を調整することもで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、加圧蒸気を用いた調理
法及び調理器に関するものである。
法及び調理器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来ガス機器には、焼いたり炒めたりし
て焦がしたり水分を奪ったりする調理器、あるい煮たり
蒸したりして水分を付加する調理器はあったが、電子レ
ンジのようにそのまま加熱する調理器はなかった。一方
電子レンジは、ガス機器に比し加熱能力が劣る上に、調
理用容器として金属製の鍋を使用できないので、例えば
どんぶり物の具あるいは餃子などを加熱するのに、ある
程度時間がかかる上に、その上に出汁や卵を入れて、そ
のままガスレンジの上で少し加熱したり焦げ目を付けた
りすることができず、お客の回転を速くする必要のある
昼食用のレストランや中華料理店などでは、却って時間
がかかり過ぎて利用し難いという問題があった。
て焦がしたり水分を奪ったりする調理器、あるい煮たり
蒸したりして水分を付加する調理器はあったが、電子レ
ンジのようにそのまま加熱する調理器はなかった。一方
電子レンジは、ガス機器に比し加熱能力が劣る上に、調
理用容器として金属製の鍋を使用できないので、例えば
どんぶり物の具あるいは餃子などを加熱するのに、ある
程度時間がかかる上に、その上に出汁や卵を入れて、そ
のままガスレンジの上で少し加熱したり焦げ目を付けた
りすることができず、お客の回転を速くする必要のある
昼食用のレストランや中華料理店などでは、却って時間
がかかり過ぎて利用し難いという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、従来
のガス調理器や電子レンジとは異なり、金属製の調理用
容器を用いても、殆ど瞬時に加熱調理ができ、従ってそ
の後の焦げ目や出汁、玉子、調味料による調整を、その
ままガスレンジの上で行うことができるような瞬間的な
加熱調理手段を提供することを目的とするものである。
のガス調理器や電子レンジとは異なり、金属製の調理用
容器を用いても、殆ど瞬時に加熱調理ができ、従ってそ
の後の焦げ目や出汁、玉子、調味料による調整を、その
ままガスレンジの上で行うことができるような瞬間的な
加熱調理手段を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による蒸気式調理
器は、図１に示すように、昇降手段１により上下されて
調理用容器２の上面に被着されるカップ体３に、排気孔
４を設けると共に、可撓チューブ５によりボイラ６に接
続された蒸気ノズル７をカップ体３に装着し、内部に加
圧蒸気を噴出させるようにし、あるいは更に、蒸気ノズ
ル７と共に噴水ノズル８をカップ体３に装着して、蒸気
と共に水を噴出させるようにしたものである。
器は、図１に示すように、昇降手段１により上下されて
調理用容器２の上面に被着されるカップ体３に、排気孔
４を設けると共に、可撓チューブ５によりボイラ６に接
続された蒸気ノズル７をカップ体３に装着し、内部に加
圧蒸気を噴出させるようにし、あるいは更に、蒸気ノズ
ル７と共に噴水ノズル８をカップ体３に装着して、蒸気
と共に水を噴出させるようにしたものである。
【０００５】
【作用】上記の構成によれば、例えば１６０℃、４気圧
の蒸気を用いて、被調理物の雰囲気を瞬時に高温、高圧
にすることができるので、揚げものと同程度のきわめて
短時間に加熱調理が完了し、しかも金属製の調理用容器
が使用できるので、そのままガスレンジに移して、味付
け等の調整を行うことができる。
の蒸気を用いて、被調理物の雰囲気を瞬時に高温、高圧
にすることができるので、揚げものと同程度のきわめて
短時間に加熱調理が完了し、しかも金属製の調理用容器
が使用できるので、そのままガスレンジに移して、味付
け等の調整を行うことができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明蒸気式調理器の一実施例を示し
たもので、載置台１３上に調理用容器２が載置され、調
理用容器２の上方でレバー等の昇降手段１により上下さ
れるカップ体３が、調理用容器２の上面に被着されるよ
うになっている。カップ体３の周壁部には複数箇所に排
気孔４が設けられており、またカップ体３の天板部に装
着された蒸気ノズル５と噴水ノズル６が、それぞれ可撓
チューブ７及び８により、バルブ９及び１０を介してボ
イラ１１及び給水栓１２に接続されている。なお１４は
昇降手段１と連動するスタートスイッチで、制御装置１
５において、選択スイッチＳ1〜Ｓnによって選択される
各調理コース毎に、タイマＴ1及びＴ2で設定されている
蒸気量及び水量に応じて、蒸気バルブ９及び給水バルブ
１０が開かれるようになっている。
たもので、載置台１３上に調理用容器２が載置され、調
理用容器２の上方でレバー等の昇降手段１により上下さ
れるカップ体３が、調理用容器２の上面に被着されるよ
うになっている。カップ体３の周壁部には複数箇所に排
気孔４が設けられており、またカップ体３の天板部に装
着された蒸気ノズル５と噴水ノズル６が、それぞれ可撓
チューブ７及び８により、バルブ９及び１０を介してボ
イラ１１及び給水栓１２に接続されている。なお１４は
昇降手段１と連動するスタートスイッチで、制御装置１
５において、選択スイッチＳ1〜Ｓnによって選択される
各調理コース毎に、タイマＴ1及びＴ2で設定されている
蒸気量及び水量に応じて、蒸気バルブ９及び給水バルブ
１０が開かれるようになっている。
【０００７】図２は本発明による調理器の使用例を示し
たもので、（ａ）は親子どんぶりの例であり、まず金属
製の調理用容器２に親子どんぶりの具を入れ、蒸気式調
理器Ａで適宜水分を付加しながら数秒〜十数秒間加熱し
たのち、ガスレンジ１６の上に調理用容器２を移して数
十秒間味付け調整し、最後に調理用容器２からご飯を入
れた鉢１７に具を移す。従って従来は具を鍋で５〜６分
間煮てから鉢に移していたものを、本発明の調理法によ
ればせいぜい２〜３分で済む。（ｂ）はラーメンの例を
示したもので、蒸気式調理器Ａによる数秒間の加熱後、
そのまま調理用容器２に具及び出汁を入れて調理が完了
する。この場合調理用容器２としては、磁器製のどんぶ
り鉢が使用される。（ｃ）は餃子の例を示したもので、
蒸気による加熱後、容器２をガスレンジ１６に移して焦
げ目を付けたのち、皿１８に盛って完了する。いずれの
場合にも、加熱に要する時間が数秒〜数十秒で済むの
で、調理時間が約半分に短縮される。
たもので、（ａ）は親子どんぶりの例であり、まず金属
製の調理用容器２に親子どんぶりの具を入れ、蒸気式調
理器Ａで適宜水分を付加しながら数秒〜十数秒間加熱し
たのち、ガスレンジ１６の上に調理用容器２を移して数
十秒間味付け調整し、最後に調理用容器２からご飯を入
れた鉢１７に具を移す。従って従来は具を鍋で５〜６分
間煮てから鉢に移していたものを、本発明の調理法によ
ればせいぜい２〜３分で済む。（ｂ）はラーメンの例を
示したもので、蒸気式調理器Ａによる数秒間の加熱後、
そのまま調理用容器２に具及び出汁を入れて調理が完了
する。この場合調理用容器２としては、磁器製のどんぶ
り鉢が使用される。（ｃ）は餃子の例を示したもので、
蒸気による加熱後、容器２をガスレンジ１６に移して焦
げ目を付けたのち、皿１８に盛って完了する。いずれの
場合にも、加熱に要する時間が数秒〜数十秒で済むの
で、調理時間が約半分に短縮される。
【０００８】
【発明の効果】本発明による調理法は上述のように、容
器に加圧蒸気を通して食品を加熱するものであり、加圧
蒸気によれば、例えば１６０℃というような高温の加熱
が可能であるため、揚げものと同様数秒〜十数秒という
きわめて短時間に加熱調理を完了することができ、しか
も金属製の調理用容器が使用できるので、そのままガス
レンジに移して味付け等の調整を行うことができるとい
う利点があり、また蒸気ノズルと共に噴水ノズルを備え
ることによって、水分を調整することもできるので、電
子レンジなどに比し、短時間でしかも多様性のある調理
を行うことができるという利点がある。
器に加圧蒸気を通して食品を加熱するものであり、加圧
蒸気によれば、例えば１６０℃というような高温の加熱
が可能であるため、揚げものと同様数秒〜十数秒という
きわめて短時間に加熱調理を完了することができ、しか
も金属製の調理用容器が使用できるので、そのままガス
レンジに移して味付け等の調整を行うことができるとい
う利点があり、また蒸気ノズルと共に噴水ノズルを備え
ることによって、水分を調整することもできるので、電
子レンジなどに比し、短時間でしかも多様性のある調理
を行うことができるという利点がある。
【図１】本発明調理法の概略系統図。
【図２】（ａ）（ｂ）（ｃ）は同上の各種の使用例を示
す説明図。
す説明図。
１ 昇降手段 ２ 調理用容器 ３ カップ体 ４ 排気孔 ５ 蒸気ノズル ６ 噴水ノズル ７ 可撓チューブ ８ 可撓チューブ ９ 蒸気バルブ １０ 給水バルブ １１ ボイラ １２ 給水栓 １３ 載置台 １４ スタートスイッチ １５ 制御装置 １６ ガスレンジ １７ 鉢 １８ 皿
Claims (3)
- 【請求項１】 被調理物を入れた容器内に加圧蒸気を通
すことにより、被調理物を加熱することを特徴とする蒸
気式調理法。 - 【請求項２】 昇降手段により上下され調理用容器の上
面に被着されるカップ体に排気孔を設けると共に、可撓
チューブによりボイラに接続された蒸気ノズルをカップ
体に装着し、内部に加圧蒸気を噴出させるようにしたこ
とを特徴とする蒸気式調理器。 - 【請求項３】 カップ体に蒸気ノズルと共に噴水ノズル
を装着し、蒸気と共に水を噴出させるようにしたことを
特徴とする請求項２記載の蒸気式調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12050893A JPH06304067A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 蒸気式調理法及び調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12050893A JPH06304067A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 蒸気式調理法及び調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06304067A true JPH06304067A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14787947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12050893A Pending JPH06304067A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 蒸気式調理法及び調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06304067A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101151704B1 (ko) * | 2009-08-31 | 2012-06-15 | 한성만 | 물을 이용한 튀김 요리 장치 및 그 방법 |
| KR101238861B1 (ko) * | 2011-08-09 | 2013-03-04 | 한성만 | 물을 이용한 튀김 요리 장치 및 그 방법 |
| WO2019045502A1 (ko) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 최정환 | 라면자판기의 라면급속조리장치 |
| KR20190037809A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 최정환 | 라면자판기의 압력용기 밀폐장치 |
| KR20190037811A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 최정환 | 라면자판기의 압력용기 밀폐장치 |
| KR20190037813A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 최정환 | 라면자판기의 압력용기 밀폐장치 |
| CN112617615A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-04-09 | 赣州朝歌科技有限公司 | 适用于蒸汽海鲜的蒸汽控制方法及装置 |
| JP2021135023A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | 株式会社吉野家ホールディングス | 過熱水蒸気を利用した食品加熱調理装置 |
| WO2021241806A1 (ko) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | 신승훈 | 인덕션 히터를 이용한 압축식 라면 조리기 |
| WO2021241807A1 (ko) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | 신승훈 | 압축식 라면 조리기용 압축챔버 |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP12050893A patent/JPH06304067A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101151704B1 (ko) * | 2009-08-31 | 2012-06-15 | 한성만 | 물을 이용한 튀김 요리 장치 및 그 방법 |
| KR101238861B1 (ko) * | 2011-08-09 | 2013-03-04 | 한성만 | 물을 이용한 튀김 요리 장치 및 그 방법 |
| CN111095368A (zh) * | 2017-08-30 | 2020-05-01 | 崔正焕 | 拉面自动售货机的拉面快速烹饪装置 |
| WO2019045502A1 (ko) * | 2017-08-30 | 2019-03-07 | 최정환 | 라면자판기의 라면급속조리장치 |
| KR20190037809A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 최정환 | 라면자판기의 압력용기 밀폐장치 |
| KR20190037813A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 최정환 | 라면자판기의 압력용기 밀폐장치 |
| KR20190037811A (ko) * | 2017-09-29 | 2019-04-08 | 최정환 | 라면자판기의 압력용기 밀폐장치 |
| JP2021135023A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | 株式会社吉野家ホールディングス | 過熱水蒸気を利用した食品加熱調理装置 |
| WO2021241806A1 (ko) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | 신승훈 | 인덕션 히터를 이용한 압축식 라면 조리기 |
| WO2021241807A1 (ko) * | 2020-05-27 | 2021-12-02 | 신승훈 | 압축식 라면 조리기용 압축챔버 |
| US11819154B2 (en) | 2020-05-27 | 2023-11-21 | Seung Hun SHIN | Compression chamber for compression type ramen cooker |
| US11871864B2 (en) | 2020-05-27 | 2024-01-16 | Seung Hun SHIN | Compression type ramen cooker using induction heater |
| CN112617615A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-04-09 | 赣州朝歌科技有限公司 | 适用于蒸汽海鲜的蒸汽控制方法及装置 |
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