JPH063028Y2 - シャ−シロ−ダのア−ム構造 - Google Patents
シャ−シロ−ダのア−ム構造Info
- Publication number
- JPH063028Y2 JPH063028Y2 JP7739087U JP7739087U JPH063028Y2 JP H063028 Y2 JPH063028 Y2 JP H063028Y2 JP 7739087 U JP7739087 U JP 7739087U JP 7739087 U JP7739087 U JP 7739087U JP H063028 Y2 JPH063028 Y2 JP H063028Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chassis
- arm
- container
- horizontal bar
- loader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
- Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、複数のアームの側部および前後部の傾斜面に
よりコンテナクレーンで吊ったコンテナの下縁部をガイ
ドして位置決めしたシャーシ上に自動的に積付けるシャ
ーシローダのアーム構造に関する。
よりコンテナクレーンで吊ったコンテナの下縁部をガイ
ドして位置決めしたシャーシ上に自動的に積付けるシャ
ーシローダのアーム構造に関する。
［従来技術］ かかるシャーシローダについて、第６図〜第９図を参照
して作動順序を説明すると、先ず、シャーシローダＬに
対する概略停止位置にシャーシ２０を止める（第６
図）。次いで、シャーシローダＬのアーム１、１１の張
り出し、アーム１、１１の下端部でシャーシ２０の横棒
２１、２１のコーナをひっかけ、シャーシ２０を図示し
ないセカンドトロリーのスプレッダーの真下に位置決め
する（第７図）。次いで、セカンドトロリーにより吊り
下ろされてきたコンテナＣの下縁部をアーム１、１１の
側部の傾斜面３、１３と前後部の傾斜面２、１２でガイ
ドして滑らせながらシャーシ２０上に自動的に積み付け
る（第８図）。そして、コンテナＣがシャーシ２０に積
み付けられたことを確認したのち、アーム１、１１を原
位置に戻す（第９図）。
して作動順序を説明すると、先ず、シャーシローダＬに
対する概略停止位置にシャーシ２０を止める（第６
図）。次いで、シャーシローダＬのアーム１、１１の張
り出し、アーム１、１１の下端部でシャーシ２０の横棒
２１、２１のコーナをひっかけ、シャーシ２０を図示し
ないセカンドトロリーのスプレッダーの真下に位置決め
する（第７図）。次いで、セカンドトロリーにより吊り
下ろされてきたコンテナＣの下縁部をアーム１、１１の
側部の傾斜面３、１３と前後部の傾斜面２、１２でガイ
ドして滑らせながらシャーシ２０上に自動的に積み付け
る（第８図）。そして、コンテナＣがシャーシ２０に積
み付けられたことを確認したのち、アーム１、１１を原
位置に戻す（第９図）。
ところで、このシャーシローダＬは第１０図に示すよう
に、アーム１、１１が第１１図〜第１３図に示すような
シャーシ２０の前後の横棒２１、２１をはさみ、横棒２
１の端部に設けられたツイストロックコーン２２を、コ
ンテナＣの下隅部の下部隅金具３０の孔３１にはめ込む
形式（いわゆるＡタイプ）のシャーシ２０に適用され
る。
に、アーム１、１１が第１１図〜第１３図に示すような
シャーシ２０の前後の横棒２１、２１をはさみ、横棒２
１の端部に設けられたツイストロックコーン２２を、コ
ンテナＣの下隅部の下部隅金具３０の孔３１にはめ込む
形式（いわゆるＡタイプ）のシャーシ２０に適用され
る。
従って、第１４図〜第１６図に示すようにコンテナＣの
前部の固着を下部隅金具３０の前面の孔３２に前部横棒
２４のシャーシ中心線に平行なロックピン２５をはめ込
む形式（いわゆるＢタイプ）のシャーシ２３に用いる
と、前部のアーム１は前部横棒２４のコーナに引っかけ
ることになる。従って、アーム１、１１のピッチが前部
横棒２４の前後方向に巾寸法分だけコンテナＣの長さに
適合したピッチより長くなり、そのため、前後部傾斜面
２、１２によるコンテナＣのガイドが不正確になり、正
しい位置への積み付けができなくなる。
前部の固着を下部隅金具３０の前面の孔３２に前部横棒
２４のシャーシ中心線に平行なロックピン２５をはめ込
む形式（いわゆるＢタイプ）のシャーシ２３に用いる
と、前部のアーム１は前部横棒２４のコーナに引っかけ
ることになる。従って、アーム１、１１のピッチが前部
横棒２４の前後方向に巾寸法分だけコンテナＣの長さに
適合したピッチより長くなり、そのため、前後部傾斜面
２、１２によるコンテナＣのガイドが不正確になり、正
しい位置への積み付けができなくなる。
［考案の目的］ 従って本考案の目的は、いわゆるＡ、Ｂ両タイプのシャ
ーシに共用できるシャーシローダのアーム構造を提供す
るにある。
ーシに共用できるシャーシローダのアーム構造を提供す
るにある。
［考案の構成］ 本考案によれば、複数のアームの側部および前後部の傾
斜面によりコンテナクレーンで吊ったコンテナの下縁部
をガイドして位置決めしたシャーシ上に自動的に積付け
るシャーシローダにおいて、前記アームの下端部の一部
を別体の可動部に形成し、該可動部をシャーシ中心線に
平行なロックピンを備えたシャーシ横棒の前後方向の巾
だけ移動させる油圧シリンダおよびガイド部材を設けて
いる。
斜面によりコンテナクレーンで吊ったコンテナの下縁部
をガイドして位置決めしたシャーシ上に自動的に積付け
るシャーシローダにおいて、前記アームの下端部の一部
を別体の可動部に形成し、該可動部をシャーシ中心線に
平行なロックピンを備えたシャーシ横棒の前後方向の巾
だけ移動させる油圧シリンダおよびガイド部材を設けて
いる。
［考案の作用効果］ 従ってＡタイプシャーシに用いる場合は、アームの可動
部を原位置にしてアームをシャーシ横棒の各コーナにひ
っかけ、Ｂタイプシャーシに用いる場合は、アームの可
動部を移動してシャーシ中心線に平行なロックピンを備
えたシャーシ横棒のコーナをひっかけ、いずれの場合も
アームの前後ピッチをコンテナの長さに適合したピッチ
にセットし、コンテナを前後部および側部傾斜面で正確
にガイドしてシャーシの正しい位置に積み付けることが
できる。
部を原位置にしてアームをシャーシ横棒の各コーナにひ
っかけ、Ｂタイプシャーシに用いる場合は、アームの可
動部を移動してシャーシ中心線に平行なロックピンを備
えたシャーシ横棒のコーナをひっかけ、いずれの場合も
アームの前後ピッチをコンテナの長さに適合したピッチ
にセットし、コンテナを前後部および側部傾斜面で正確
にガイドしてシャーシの正しい位置に積み付けることが
できる。
［実施例］ 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第１図〜第３図において、シャーシローダの前部アーム
１の下端には、前部傾斜面２に連続した前部垂直面５
と、側部傾斜面３に連続した側部垂直面６とからなる垂
直ガイド部４が形成されている。この垂直ガイド部４に
は、高さｈがＢタイプシャーシ２３のシャーシ前部横棒
２４の上面迄の高さで、前部垂直面５と側部垂直面６の
略１／２巾を含む別体の可動部７が形成されている。こ
の可動部７は側部垂直面６の外面に延設された水平な一
対のガイドレール８、８にガイドされ、油圧シリンダ９
により例えばアングル部材で案内されてスライド移動さ
れるようになっている。なお、図中符号１０は可動部７
の前部に形成されたロックピン２５の頭部を逃げるため
の切欠部である。
１の下端には、前部傾斜面２に連続した前部垂直面５
と、側部傾斜面３に連続した側部垂直面６とからなる垂
直ガイド部４が形成されている。この垂直ガイド部４に
は、高さｈがＢタイプシャーシ２３のシャーシ前部横棒
２４の上面迄の高さで、前部垂直面５と側部垂直面６の
略１／２巾を含む別体の可動部７が形成されている。こ
の可動部７は側部垂直面６の外面に延設された水平な一
対のガイドレール８、８にガイドされ、油圧シリンダ９
により例えばアングル部材で案内されてスライド移動さ
れるようになっている。なお、図中符号１０は可動部７
の前部に形成されたロックピン２５の頭部を逃げるため
の切欠部である。
次に作用について説明する。
この前部アーム１と後部アーム１１とによりコンテナＣ
をＢタイプのシャーシ２１に積み付ける際は第４図に示
すように、油圧シリンダ９を作動して前部アーム１の可
動部７をシャーシ前部横棒２４の前後方向の巾Ｗだけ前
方に移動して可動部７で横棒２４のコーナをひっかけ、
後部アーム１１の垂直ガイド部１４でツイストロックコ
ーン２２を備えたシャーシ後部横棒２６のコーナをひっ
かける。従って、アーム１、１１の前後方向のピッチは
コンテナＣの長さに適合したピッチにセットされる。こ
れにより前部傾斜面２、側部傾斜面３、側部傾斜面１３
および後部傾斜面１２でコンテナＣをガイドしてシャー
シ２１の正しい位置へ積み付けることができる。
をＢタイプのシャーシ２１に積み付ける際は第４図に示
すように、油圧シリンダ９を作動して前部アーム１の可
動部７をシャーシ前部横棒２４の前後方向の巾Ｗだけ前
方に移動して可動部７で横棒２４のコーナをひっかけ、
後部アーム１１の垂直ガイド部１４でツイストロックコ
ーン２２を備えたシャーシ後部横棒２６のコーナをひっ
かける。従って、アーム１、１１の前後方向のピッチは
コンテナＣの長さに適合したピッチにセットされる。こ
れにより前部傾斜面２、側部傾斜面３、側部傾斜面１３
および後部傾斜面１２でコンテナＣをガイドしてシャー
シ２１の正しい位置へ積み付けることができる。
他方、コンテナＣをＡタイプのシャーシ２０に積み付け
る際は第５図に示すように、前部アーム１の可動部７を
原位置の状態で可動部７でツイストロークコーン２２を
備えたシャーシ横棒２１のコーナをひっかけ、同様に後
部アーム１１の垂直ガイド部１４でシャーシ横棒２１の
コーナをひっかける（第４図参照）。従って、アーム
１、１１の前後方向のピッチはコンテナＣの長さに適合
したピッチにセットされ、コンテナＣはシャーシ２０の
正しい位置に積み付けられる。
る際は第５図に示すように、前部アーム１の可動部７を
原位置の状態で可動部７でツイストロークコーン２２を
備えたシャーシ横棒２１のコーナをひっかけ、同様に後
部アーム１１の垂直ガイド部１４でシャーシ横棒２１の
コーナをひっかける（第４図参照）。従って、アーム
１、１１の前後方向のピッチはコンテナＣの長さに適合
したピッチにセットされ、コンテナＣはシャーシ２０の
正しい位置に積み付けられる。
［まとめ］ 以上説明したように本考案によれば、アームの下端部の
一部を可動部に形成し、Ａタイプのシャーシの場合は可
動部を原位置にしてアームをシャーシ横棒のコーナにひ
っかけ、Ｂタイプのシャーシの場合はアームの可動部を
移動してシャーシ中心線に平行なロックピンを備えたシ
ャーシ横棒のコーナをひっかけ、いずれの場合もアーム
の前後ピッチをコンテナの長さに適合したピッチにセッ
トし、コンテナを前後部および側部傾斜面で正確にガイ
ドしてシャーシの正しい位置に積み付けることができ
る。
一部を可動部に形成し、Ａタイプのシャーシの場合は可
動部を原位置にしてアームをシャーシ横棒のコーナにひ
っかけ、Ｂタイプのシャーシの場合はアームの可動部を
移動してシャーシ中心線に平行なロックピンを備えたシ
ャーシ横棒のコーナをひっかけ、いずれの場合もアーム
の前後ピッチをコンテナの長さに適合したピッチにセッ
トし、コンテナを前後部および側部傾斜面で正確にガイ
ドしてシャーシの正しい位置に積み付けることができ
る。
第１図は本考案の一実施例を示す側面図、第２図は第１
図のＩ−Ｉ線矢視断面図、第３図は第１図のII矢視図、
第４図はＢタイプシャーシへの積み付け状態を示す斜視
図、第５図はＡタイプシャーシへの積み付け時の前部ア
ームの状態を示す側面図、第６図、第７図、第８図およ
び第９図は従来構造のアームによるシャーシローダのコ
ンテナ積み付けの作動順序を説明する斜視図、第１０図
は従来構造のアームのＡタイプシャーシへの積み付け状
態を示す斜視図、第１１図はＡタイプシャーシの側面
図、第１２図は上面図、第１３図はシャーシ横棒とコン
テナ下部隅金具との係合状態を示す側断面図、第１４図
はＢタイプシャーシの側面図、第１５図は上面図、第１
６図はシャーシ前部横棒とコンテナ下部隅金具との係合
状態を示した側断面図である。 １……前部アーム、２……前部傾斜面、３……側部傾斜
面、４……垂直ガイド部、７……可動部、８……ガイド
レール、９……油圧シリンダ、１１……後部アーム、１
２……後部傾斜面、１３……側部傾斜面、２０……Ａタ
イプシャーシ、２１……シャーシ横棒、２２……ツイス
トロックコーン、２３……Ｂタイプシャーシ、２４……
シャーシ前部横棒、２５……ロックピン、２６……シャ
ーシ後部横棒
図のＩ−Ｉ線矢視断面図、第３図は第１図のII矢視図、
第４図はＢタイプシャーシへの積み付け状態を示す斜視
図、第５図はＡタイプシャーシへの積み付け時の前部ア
ームの状態を示す側面図、第６図、第７図、第８図およ
び第９図は従来構造のアームによるシャーシローダのコ
ンテナ積み付けの作動順序を説明する斜視図、第１０図
は従来構造のアームのＡタイプシャーシへの積み付け状
態を示す斜視図、第１１図はＡタイプシャーシの側面
図、第１２図は上面図、第１３図はシャーシ横棒とコン
テナ下部隅金具との係合状態を示す側断面図、第１４図
はＢタイプシャーシの側面図、第１５図は上面図、第１
６図はシャーシ前部横棒とコンテナ下部隅金具との係合
状態を示した側断面図である。 １……前部アーム、２……前部傾斜面、３……側部傾斜
面、４……垂直ガイド部、７……可動部、８……ガイド
レール、９……油圧シリンダ、１１……後部アーム、１
２……後部傾斜面、１３……側部傾斜面、２０……Ａタ
イプシャーシ、２１……シャーシ横棒、２２……ツイス
トロックコーン、２３……Ｂタイプシャーシ、２４……
シャーシ前部横棒、２５……ロックピン、２６……シャ
ーシ後部横棒
Claims (1)
- 【請求項１】複数のアームの側部および前後部の傾斜面
によりコンテナクレーンで吊ったコンテナの下縁部をガ
イドして位置決めしたシャーシ上に自動的に積付けるシ
ャーシローダにおいて、前記アームの下端部の一部を別
体の可動部に形成し、該可動部をシャーシ中心線に平行
なロックピンを備えたシャーシ横棒の前後方向の巾だけ
移動させる油圧シリンダおよびガイド部材を設けたこと
を特徴とするシャーシローダのアーム構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7739087U JPH063028Y2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | シャ−シロ−ダのア−ム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7739087U JPH063028Y2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | シャ−シロ−ダのア−ム構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63190131U JPS63190131U (ja) | 1988-12-07 |
| JPH063028Y2 true JPH063028Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=30925351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7739087U Expired - Lifetime JPH063028Y2 (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | シャ−シロ−ダのア−ム構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063028Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP7739087U patent/JPH063028Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63190131U (ja) | 1988-12-07 |
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