JPH06302893A - 光増幅装置 - Google Patents
光増幅装置Info
- Publication number
- JPH06302893A JPH06302893A JP10997393A JP10997393A JPH06302893A JP H06302893 A JPH06302893 A JP H06302893A JP 10997393 A JP10997393 A JP 10997393A JP 10997393 A JP10997393 A JP 10997393A JP H06302893 A JPH06302893 A JP H06302893A
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- JP
- Japan
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- wavelength
- optical
- gain
- light
- optical fiber
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 利得の波長依存性が解消された光増幅装置を
実現する。 【構成】 希土類元素イオンがドーピングされた光ファ
イバ増幅器１、励起光源２からの励起光、戻り光等によ
る発振を抑止するための光アイソレータ３、光ファイバ
増幅器１の後段に設けられて励起光と信号光とを結合す
るＷＤＭフィルタ４を備えた光増幅器であって、ＷＤＭ
フィルタ４として使用波長における利得の波長依存性と
逆符号の波長特性を有するものを用いた。
実現する。 【構成】 希土類元素イオンがドーピングされた光ファ
イバ増幅器１、励起光源２からの励起光、戻り光等によ
る発振を抑止するための光アイソレータ３、光ファイバ
増幅器１の後段に設けられて励起光と信号光とを結合す
るＷＤＭフィルタ４を備えた光増幅器であって、ＷＤＭ
フィルタ４として使用波長における利得の波長依存性と
逆符号の波長特性を有するものを用いた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光励起により光増幅作用
を示す希土類元素イオンがドープされた光ファイバ増幅
器を用いた光増幅装置に関するものであり、主として光
通信において光信号を増幅するのに利用されのでもので
ある。
を示す希土類元素イオンがドープされた光ファイバ増幅
器を用いた光増幅装置に関するものであり、主として光
通信において光信号を増幅するのに利用されのでもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】希土類元素イオンがドープされた光ファ
イバ増幅器は光−電気変換を伴わずに光パワーを増幅で
きるので将来の光通信に必要不可欠なデバイスである。
特に、増幅媒質しとして例えばエルビウムを使用したエ
ルビウムドープファイバ増幅器は光通信に用いられる
１．５５μｍ帯に利得を有するため、現在、盛んに研究
が行われている。
イバ増幅器は光−電気変換を伴わずに光パワーを増幅で
きるので将来の光通信に必要不可欠なデバイスである。
特に、増幅媒質しとして例えばエルビウムを使用したエ
ルビウムドープファイバ増幅器は光通信に用いられる
１．５５μｍ帯に利得を有するため、現在、盛んに研究
が行われている。
【０００３】光ファイバ増幅器の利得は増幅媒質に固有
のパラメータである吸収、放出断面積に依存するので、
吸収、放出断面積の波長依存性に従って光ファイバ増幅
器の利得も波長依存性を有する。
のパラメータである吸収、放出断面積に依存するので、
吸収、放出断面積の波長依存性に従って光ファイバ増幅
器の利得も波長依存性を有する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】アナログ通信において
は増幅された光信号が上記の利得の波長依存性と光源の
チャーピングによって歪むという問題がある。光信号の
歪みは小信号利得の波長依存性に依存するので光増幅器
を飽和させても歪みの問題は残る。
は増幅された光信号が上記の利得の波長依存性と光源の
チャーピングによって歪むという問題がある。光信号の
歪みは小信号利得の波長依存性に依存するので光増幅器
を飽和させても歪みの問題は残る。
【０００５】本発明の目的は利得の波長依存性が解消さ
れた光増幅装置を実現することにある。
れた光増幅装置を実現することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本件発明者らは上記問題
を解決すべく研究を重ねた結果、光ファイバ増幅器での
アナログ信号増幅時の波長歪みを解消するには、光信号
の波長λ0 における利得Ｇの波長依存性ｄＧ／ｄλを０
にすればよいことを知得した。本発明はこの知見に基づ
いて開発されたものである。
を解決すべく研究を重ねた結果、光ファイバ増幅器での
アナログ信号増幅時の波長歪みを解消するには、光信号
の波長λ0 における利得Ｇの波長依存性ｄＧ／ｄλを０
にすればよいことを知得した。本発明はこの知見に基づ
いて開発されたものである。
【０００７】即ち、図１に示す様に、希土類元素イオン
がドーピングされた光ファイバ増幅器１、励起光源２か
らの励起光、戻り光等による発振を抑止するための光ア
イソレータ２、光ファイバ増幅器１の後段に設けられて
励起光と信号光とを結合するＷＤＭフィルタ４を備えた
光増幅器であって、同ＷＤＭフィルタ４として使用波長
における利得の波長依存性と逆符号の波長特性を有する
ものを用いたものである。
がドーピングされた光ファイバ増幅器１、励起光源２か
らの励起光、戻り光等による発振を抑止するための光ア
イソレータ２、光ファイバ増幅器１の後段に設けられて
励起光と信号光とを結合するＷＤＭフィルタ４を備えた
光増幅器であって、同ＷＤＭフィルタ４として使用波長
における利得の波長依存性と逆符号の波長特性を有する
ものを用いたものである。
【０００８】
【作用】本発明の光増幅装置では使用波長における利得
の波長依存性（ｄＧ／ｄλ）と逆符号の波長特性を有す
るＷＤＭフィルタ４を用いたので、使用波長におけるｄ
Ｇ／ｄλ＝０とすることができ、アナログ信号増幅時の
波長歪みが解消される。
の波長依存性（ｄＧ／ｄλ）と逆符号の波長特性を有す
るＷＤＭフィルタ４を用いたので、使用波長におけるｄ
Ｇ／ｄλ＝０とすることができ、アナログ信号増幅時の
波長歪みが解消される。
【０００９】
【実施例】本発明の光増幅装置を図１の実施例に基づい
て詳細に説明する。図１において１は希土類元素がドー
ピングされた光ファイバ増幅器、２は光ファイバ増幅器
１に励起光を供給するための励起光源、３は励起光源２
からの励起光、戻り光等による発振を抑止するため光ア
イソータ、４は使用波長における利得の波長特性と逆符
号の波長特性を有するＷＤＭフィルタである。
て詳細に説明する。図１において１は希土類元素がドー
ピングされた光ファイバ増幅器、２は光ファイバ増幅器
１に励起光を供給するための励起光源、３は励起光源２
からの励起光、戻り光等による発振を抑止するため光ア
イソータ、４は使用波長における利得の波長特性と逆符
号の波長特性を有するＷＤＭフィルタである。
【００１０】本発明で使用するＷＤＭフィルタ４の波長
特性は図２に示すように、光ファイバ増幅器１の利得が
ピークになる波長（図３）において損失が最大になる波
長特性を示すものである。従って、このＷＤＭフィルタ
４を使用した光増幅装置の利得の波長特性は図３のよう
に１．５５μｍ付近で平滑になり、波長依存性ｄＧ／ｄ
λは０に近くなる。
特性は図２に示すように、光ファイバ増幅器１の利得が
ピークになる波長（図３）において損失が最大になる波
長特性を示すものである。従って、このＷＤＭフィルタ
４を使用した光増幅装置の利得の波長特性は図３のよう
に１．５５μｍ付近で平滑になり、波長依存性ｄＧ／ｄ
λは０に近くなる。
【００１１】ちなみに、従来のＷＤＭフィルタの波長特
性は図４に示すように、どの波長においてもほぼ一定で
あるため、このＷＤＭフィルタを使用した光増幅装置で
は光ファイバ増幅器の利得が図５のように１．５５μｍ
付近でピークになり、波長依存性ｄＧ／ｄλが同図に示
すようになっていた。
性は図４に示すように、どの波長においてもほぼ一定で
あるため、このＷＤＭフィルタを使用した光増幅装置で
は光ファイバ増幅器の利得が図５のように１．５５μｍ
付近でピークになり、波長依存性ｄＧ／ｄλが同図に示
すようになっていた。
【００１２】図２には本発明におけるＷＤＭフィルタ４
の波長特性の一例を示したが、この波長特性を適宜変え
ることにより、更に広帯域に亙って利得の波長特性を平
滑化することができる。
の波長特性の一例を示したが、この波長特性を適宜変え
ることにより、更に広帯域に亙って利得の波長特性を平
滑化することができる。
【００１３】以上の説明は小信号利得において波長依存
性を有する場合であるが、本発明は飽和出力で使用する
場合にも適用される。即ち、小信号利得において波長依
存性を有する場合は飽和出力の波長依存性が見かけ上フ
ラットであっても増幅された信号は歪むため、本発明の
適用が必要である。
性を有する場合であるが、本発明は飽和出力で使用する
場合にも適用される。即ち、小信号利得において波長依
存性を有する場合は飽和出力の波長依存性が見かけ上フ
ラットであっても増幅された信号は歪むため、本発明の
適用が必要である。
【００１４】
【発明の効果】本発明の光増幅装置では光ファイバ増幅
器１の利得のピーク波長と、波長特性の損失のピーク波
長が一致するようなＷＤＭフィルタ４を使用するので、
光ファイバ増幅器１の利得の波長依存性が解消され、平
滑化され、信号増幅時に生じる歪みが抑制され、歪みの
ないアナログ伝送を行うことができる。
器１の利得のピーク波長と、波長特性の損失のピーク波
長が一致するようなＷＤＭフィルタ４を使用するので、
光ファイバ増幅器１の利得の波長依存性が解消され、平
滑化され、信号増幅時に生じる歪みが抑制され、歪みの
ないアナログ伝送を行うことができる。
【図１】本発明の光増幅装置の一実施例を示す概略図。
【図２】本発明の光増幅装置におけるＷＤＭフィルタの
波長特性の一例を示す説明図。
波長特性の一例を示す説明図。
【図３】本発明の光増幅装置における光ファイバ増幅器
の利得の波長依存性の一例を示す説明図。
の利得の波長依存性の一例を示す説明図。
【図４】従来のＷＤＭフィルタの波長特性の説明図。
【図５】図４の波長特性のＷＤＭフィルタを使用した光
ファイバ増幅器の利得の波長依存性の一例を示す説明
図。
ファイバ増幅器の利得の波長依存性の一例を示す説明
図。
１は光ファイバ増幅器 ２は励起光源 ３は光アイソレータ ４はＷＤＭフィルタ
Claims (1)
- 【請求項１】 希土類元素イオンがドープされた光ファ
イバ増幅器１、励起光源２からの励起光、戻り光等によ
る発振を抑止するための光アイソレータ３、光ファイバ
増幅器１の後段に設けられて励起光と信号光とを結合す
るＷＤＭフィルタ４を備えた光増幅器であって、同ＷＤ
Ｍフィルタ４として使用波長における利得の波長依存性
と逆符号の波長特性を有するものを用いたことを特徴と
する光増幅装置である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10997393A JPH06302893A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 光増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10997393A JPH06302893A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 光増幅装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06302893A true JPH06302893A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=14523851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10997393A Pending JPH06302893A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 光増幅装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06302893A (ja) |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP10997393A patent/JPH06302893A/ja active Pending
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