JPH0630276Y2 - 遠心分離機の蓋ロック機構 - Google Patents

遠心分離機の蓋ロック機構

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JPH0630276Y2
JPH0630276Y2 JP6988588U JP6988588U JPH0630276Y2 JP H0630276 Y2 JPH0630276 Y2 JP H0630276Y2 JP 6988588 U JP6988588 U JP 6988588U JP 6988588 U JP6988588 U JP 6988588U JP H0630276 Y2 JPH0630276 Y2 JP H0630276Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
lock fitting
stopper
lid
case
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6988588U
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JPH01174059U (ja
Inventor
忠弘 内田
邦之 島村
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Kubota Manufacturing Corp
Original Assignee
Kubota Manufacturing Corp
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Publication date
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  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は遠心分離機の蓋をロックする蓋ロック機構に
関する。
「従来の技術」 遠心分離機は第5図に示すように匣体11の上面に開口
が形成され、その開口と連通してロータ室が設けられ、
ロータ室にロータ12が回転自在に配され、匣体11内の
図に示していないモータによりロータ12が回転され
る。匣体11の開口は蓋13で蓋される。匣体11の上
板内面に蓋ロック機構14が取付けられ、蓋13を蓋す
ると蓋13のフック15が蓋ロック機構14と係合して
蓋を閉じた状態がロックされる。
従来の蓋ロック機構は第6図に示すように構成されてい
た。すなわちプランジャソレノイド21のプランジャ2
2はスプリング23によりプランジャ22が突出する方
向、つまり図において右側へ偏倚される。プランジャ2
2の突出端にロック金具24が取付けられている。蓋1
3を閉じるためフック15が上方から降りて来た時、フ
ック15はロック金具24の斜めの部分にぶつかり、ロ
ック金具24を左へ動かしスプリング23を縮め、フッ
ク15が所定の位置まで下がりきると、ロック金具24
は右側へ移動してフック15がロックされる。ロック金
具24にピン25が取付けられ、ピン25は取付板26
を貫通している。このピン25はロック金具24の姿勢
を維持するためのものである。
ロータを回転するモータに対する電源が遮断され、又は
ロータの回転停止がセンサで検知されると、プランジャ
ソレノイド21に対する通電が行われ、プランジャ22
が引込みロック金具24はフック15から外れてロック
状態が解除される。
「考案が解決しようとする課題」 蓋がロックされている状態、つまりロータが回転してい
る状態で、使用者がロックされていることに気が付かな
いで蓋13を開けようとすると、ロック金具24が上方
に引張られるためその力がプランジャ22に直接伝わ
り、プランジャソレノイド21を破損したり、プランジ
ャソレノイド21の取付けがゆるんでしまう欠点があっ
た。
「課題を解決するための手段」 この考案によればケースが匣体に取付けられ、そのケー
ス内にスライダが水平方向に移動自在に収容され、スラ
イダには一端面より摺動孔が形成され、その摺動孔内に
摺動自在にロック金具がケースより突出して収容され
る。そのロック金具はコイルばねにより外側に偏倚され
る。ロック金具にはストッパピンが差し込まれ、そのス
トッパピンはスライダと係合している。スライダと係合
してスライダの移動を阻止するストッパがスライダの移
動方向と直角方向、例えば上下方向に移動自在に設けら
れ、そのストッパはプランジャソレノイドと連結されて
上下に移動される。蓋にはロック金具と係合するフック
が取付けられる。
「作用」 蓋を蓋するとフックがロック金具にぶつかり、コイルば
ねの偏倚力に抗してロック金具を移動させてロック金具
がフックと係合する。プランジャソレノイドに通電する
と、ストッパが引き込みスライダとの係合が外れ、スラ
イダを移動させるとストッパピンとの係合でロック金具
も移動し、ロック金具とフックとの係合が外れ、ロック
が解除される。
「実施例」 第1図乃至第3図にこの考案の実施例を示す。取付板3
1は遠心分離機の匣体、例えばその上板の内面に取付け
られる。取付板31にケース32が取付けられ、ケース
32内にスライダ33が水平方向に移動自在に収容され
る。スライダ33の一端面に摺動孔34が形成され、摺
動孔34にロック金具35が摺動自在に挿入される。ロ
ック金具35はケース32の端板32aからケース32
の外部に突出し、その突出端面は上を向いたテーパ面と
されている。ロック金具35に差し込んだピン36とケ
ースの端板32aとの間においてロック金具35上にコ
イルばね37が巻かれ、ロック金具35は外側へ偏倚さ
れる。
ロック金具35にストッパピン38が差し込まれ、スト
ッパピン38はスライダ33と係合し、ロック金具35
の抜け止めとされる。ロック金具35を引込める方向へ
移動できるように、スライダ33のストッパピン38が
通された孔39は長孔とされている。ストッパピン38
はケース32に形成された溝孔41に挿入されている。
摺動孔34の内端には空気孔42が形成され、ロック金
具35の移動が円滑に行われるようにされている。スラ
イダ33の他端面にマルカンボルトの解除片43がケー
ス32の外部へ突出している。
スライダ33の移動方向と直角方向に移動自在にストッ
パ44が設けられ、ストッパ44はケース32の側板に
形成した孔45を通じてケース32内に挿入され、スラ
イダ33の段部46と係合している。ストッパ44はプ
ランジャソレノイド47のプランジャ48と連結され、
プランジャ48はスプリング49によりストッパ44が
ケース32内に挿入する方向に偏倚される。
ロータが停止している状態ではプランジャソレノイド4
7に通電され、ストッパ44が引いた状態となってい
る。蓋をロックする場合は、フック15が上から降りて
来て、ロック金具35の先端テーパ面を押しつけるため
ロック金具35は図において左に移動し、つまりコイル
ばね37の偏倚力に抗して移動し、フック15が所定位
置まで下ると、コイルばね37の作用でロック金具35
が右へ移動してフック15の角孔内へ入り、ロック状態
になる。
ロックを解除するには解除片43を図において左へ引
く、これによりスライダ33が左へ動き、スライダ33
とロック金具35とはストッパピン38を介して係合し
ているため、ロック金具35も左へ移動し、ロックが解
除される。ロータの回転中はプランジャソレノイド47
に対する通電は停止され、スプリング49の作用により
ストッパ44はスライダ33の段部46と係合して解除
片43を引いてもスライダ33は動かない。しかしこの
場合でもフック15のロックは可能であり、何時でもロ
ックすることができる。
非常事態によりプランジャソレノイド47に対する通電
が行われていない時にロックを解除するにはストッパ4
4に設けたワイヤ51を手で引いてプランジャ48を引
込めて解除することができる。
取付板31の取付孔52を長孔とすることにより、取付
け時にロック金具35の位置を調整することができる。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によれば、ロック金具35は
スライダ33による保持と、ケース32による保持との
二重に保持され、機械的保持強度が強いものが得られ
る。
ストッパ44はケース32の孔45を通じてケース32
内に挿入され、ストッパ44がスライダ33の段部46
と係合した状態で解除片43が引かれてもストッパ44
に加わる力はケース32の孔45で受け止められ、プラ
ンジャソレノイド47に強い力が加わることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2図は第1
図の一部断面とした上面図、第3図は第1図の右側面
図、第4図はフック15の正面図、第5図は遠心分離機
の一般的構成を示す斜視図、第6図は従来の蓋ロック機
構を示す断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠心分離機の匣体に取付けられたケース
    と、そのケース内に水平方向に移動自在に収容され、一
    端面より摺動孔が形成されたスライダと、 そのスライダの摺動孔内に摺動自在に収容され、上記ケ
    ースより突出したロック金具と、 そのロック金具を外側へ偏倚するコイルばねと、 上記ロック金具に差し込まれ、上記スライダと係合して
    いるストッパピンと、 上記スライダの移動方向と直角方向に移動自在に設けら
    れ、上記スライダと係合してスライダの移動を阻止する
    ストッパと、 そのストッパと連結され、ストッパを往復動させるプラ
    ンジャソレノイドと、 上記遠心分離機の蓋に取付けられ、蓋すると上記ロック
    金具と係合するフックとを具備する遠心分離機の蓋ロッ
    ク機構。
JP6988588U 1988-05-25 1988-05-25 遠心分離機の蓋ロック機構 Expired - Lifetime JPH0630276Y2 (ja)

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JP6988588U JPH0630276Y2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 遠心分離機の蓋ロック機構

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JP6988588U JPH0630276Y2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 遠心分離機の蓋ロック機構

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Publication Number Publication Date
JPH01174059U JPH01174059U (ja) 1989-12-11
JPH0630276Y2 true JPH0630276Y2 (ja) 1994-08-17

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ID=31295151

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JP6988588U Expired - Lifetime JPH0630276Y2 (ja) 1988-05-25 1988-05-25 遠心分離機の蓋ロック機構

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JP4539822B2 (ja) * 2004-05-10 2010-09-08 日立工機株式会社 遠心分離機

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JPH01174059U (ja) 1989-12-11

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