JPH0630273A - イメージセンサ出力の2値化回路 - Google Patents

イメージセンサ出力の2値化回路

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JPH0630273A
JPH0630273A JP4207146A JP20714692A JPH0630273A JP H0630273 A JPH0630273 A JP H0630273A JP 4207146 A JP4207146 A JP 4207146A JP 20714692 A JP20714692 A JP 20714692A JP H0630273 A JPH0630273 A JP H0630273A
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JP
Japan
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image sensor
circuit
threshold value
output
sensor output
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Application number
JP4207146A
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English (en)
Inventor
Akio Kaji
陽生 鍛治
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージセンサ出力のレベル変動にかかわら
ず、その上、黒を確実に識別することができる2値化回
路を提供する。 【構成】 第1のスレッショールド値設定回路20で、
イメージセンサ11の出力から、そのピーク値と黒レベ
ルとの中間の値の第1のスレッショールド値thを形成す
る。黒レベルより若干高い第2のスレッショールド値B
thを形成する第2のスレッショールド値設定回路30を
設ける。イメージセンサ11の出力と、第1のスレッシ
ョールド値thとを比較する第1の比較回路13と、イメ
ージセンサ11の出力と、第2のスレッショールド値B
thとを比較する第2の比較回路14とを設け、これら第
1の比較回路13の出力と、第2の比較回路14の出力
とから2値化出力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イメージセンサ出力
の2値化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージセンサの出力は、中間調
を表示しない場合には、所定のスレッショールド値と比
較して2値化出力に変換し、その2値化信号をディスプ
レイに供給して、その表示画面に2値のイメージ像を表
示したり、プリンタに供給して、イメージセンサ出力の
ハードコピーを得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば携帯
型ファクシミリ装置などにおいては、種々の温度環境で
使用されるため、イメージセンサの出力レベルが大きく
変動することを考慮しなければならない。このため、イ
メージセンサ出力の2値化に当たって、スレッショール
ド値を予め固定的に設定してしまうと、正しい2値化信
号が得られないおそれがある。
【0004】この発明は、イメージセンサの出力を、常
に正しく2値化することができるようにした2値化回路
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明によるイメージセンサ出力の2値化回路
は、後述の実施例の参照符号を対応させると、イメージ
センサ11の出力が供給され、このイメージセンサ11
の出力のピーク値と黒レベルとの中間の値の第1のスレ
ッショールド値thを形成する第1のスレッショールド値
設定回路20と、イメージセンサ11の出力が供給さ
れ、このイメージセンサ出力から黒レベルより若干高い
第2のスレッショールド値Bthを形成する第2のスレッ
ショールド値設定回路30と、イメージセンサ出力と、
第1のスレッショールド値thとを比較する第1の比較回
路13と、イメージセンサ出力と、第2のスレッショー
ルド値Bthとを比較する第2の比較回路14とを備え、
第1の比較回路13の出力と、第2の比較回路14の出
力とから2値化出力を得るようにしたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】イメージセンサ11の出力から第1のスレッシ
ョールド値thを形成するので、第1の比較回路13から
は、イメージセンサ出力が変動しても、それに対応して
スレッショールド値が変えられた2値化出力が得られ
る。しかし、この第1のスレッショールド値thは、イメ
ージセンサ出力に比較的追従性よく応答するものである
ため、例えば所定間隔おきの黒の横線のような場合、ス
レッショールド値thがイメージセンサ出力より低くなっ
てしまい、黒い横線が読み取れなくなってしまうおそれ
がある。
【0007】しかし、この発明によれば、常に黒レベル
より若干高いレベルの第2のスレッショールド値Bthが
第2のスレッショールド値設定回路30で形成され、第
2の比較回路14で、この第2のスレッショールド値B
thが用いられてイメージセンサ11の出力が2値化され
る。したがって、常に黒レベルが正しく検知できる。こ
の発明の場合のイメージセンサ出力の2値化出力は、こ
れら第1及び第2の比較回路13及び14の出力から得
るので、常に正しい2値化出力が得られるものである。
【0008】
【実施例】以下、この発明によるイメージセンサ出力の
2値化回路の一実施例を、図を参照しながら説明する。
【0009】図1は、この発明の一実施例の回路図であ
る。この例においては、イメージセンサ11は、例えば
CCDラインセンサで構成される。このイメージセンサ
11は、クロックジェネレータ12からのクロックCK
を受けて、原稿から読み取ったイメージデータIMをラ
イン方向に順次出力する。
【0010】このイメージセンサ11からのイメージデ
ータIMは、例えばオペアンプからなる第1及び第2の
比較回路13及び14の一方の入力端子に供給されると
共に、第1及び第2のスレッショールド値設定回路20
及び30に供給される。
【0011】第1のスレッショールド値設定回路20
は、ダイオード21及びコンデンサ22で構成されるピ
ークホールド回路23と、このピークホールド回路23
の出力を分圧する抵抗器24と25とからなる分圧回路
26とを備えている。さらに、この第1のスレッショー
ルド値設定回路20は、コンデンサ22に並列に抵抗器
27とスイッチ回路28との直列回路が接続される。こ
の直列回路は、スイッチ回路28をオンとすることによ
り、コンデンサ22のホールド電圧を放電して、ピーク
ホールド回路23をリセットする放電回路を構成する。
この場合、スイッチ回路28には、クロックジェネレー
タ12からの1ライン周期のパルスRSが供給されて、
イメージデータIMの1ライン分毎にスイッチ回路28
がオンとされ、ピークホールド回路23がリセットされ
る。
【0012】したがって、この第1のスレッショールド
値設定回路20では、イメージデータIMの1ライン毎
にピーク値を検出し、そのピーク値を分圧回路26で分
圧することにより、イメージデータIMのレベルに追従
する2値化のための第1のスレッショールド値thが形成
される。この場合、コンデンサ22により1ライン内で
は、スレッショールド値thが変化しないようにされる。
そして、イメージデータIMの1ライン分の終了時に、
パルスRSによりスイッチ回路28がオンとされ、コン
デンサ22が放電され、リセットがかけられる。
【0013】第1の比較回路13では、以上のようにイ
メージセンサ出力から形成されたスレッショールド値th
と、イメージデータIMとが比較されてイメージデータ
が2値化されるので、後述するようにして、イメージセ
ンサ11の出力変動に関係なく、正しく2値化を行なう
ことができる。
【0014】しかし、上記のようにイメージデータIM
の1ライン毎に対応するようにスレッショールド値thを
設定すると、前述もしたように、黒い横縞などの部分を
正しく黒として2値化できない場合がある。第2のスレ
ッショールド値設定回路30は、これを回避するために
設けられたもので、図1の例では、ダイオード31及び
コンデンサ32で構成されるピークホールド回路33
と、このピークホールド回路33の出力を分圧する抵抗
器34及び35からなる分圧回路36とで構成される。
ピークホールド回路33は、イメージデータIMのピー
ク値を検出してその値をホールドするが、第1のスレッ
ショールド値設定回路20のピークホールド回路23と
は異なり、1ライン以上の数ラインからピーク値を検出
して、イメージセンサ11で読み取る原稿の背景レベル
を検出できるような時定数とされる。そして、そのピー
クホールド値が分圧回路36で分圧されて第2のスレッ
ショールド値Bthは設定されるが、この第2のスレッシ
ョールド値Bthは、黒レベルよりも若干高めになるよう
に分圧回路36の抵抗器34,35の抵抗値が選定され
る。
【0015】第1及び第2の比較回路13及び14の出
力端子は互いに接続され、その接続点が、抵抗器15を
介して電源端子16に接続されると共に、出力端子17
に接続される。
【0016】図1の構成の2値化回路において、例えば
図2Aに示すように、ライン単位のイメージデータIM
が、白ライン、白ライン、黒ライン、白ライン…のよう
に続くデータ(例えば横罫線の原稿)の場合、第1のス
レッショールド値thは、図2Bに示すように、イメージ
データIMの中間の値となり、比較回路13の出力は、
前記白ラインの部分では、ハイレベルとなる。このと
き、第2のスレッショールド値Bthは、図2Cのように
なるので、第2の比較回路14の出力も、この白ライン
の部分では、ハイレベルとなる。したがって、出力端子
17に得られる2値化出力として、この白ラインの部分
では、“1”が得られる。
【0017】次に、黒ラインの部分では第1のスレッシ
ョールド値thは、イメージデータIMに応じて低下する
ため、第1の比較回路13の出力はハイレベルのままと
なる。しかし、第2のスレッショールド値設定回路30
においては、時定数が大きく、黒ラインの区間におい
て、第2のスレッショールド値Bthが黒レベルより高く
なるので、この黒ライン区間のイメージデータよりも第
2のスレッショールド値Bthが高くなり、第2の比較回
路14の出力はローレベルとなる。このため、出力端子
17の黒ライン区間の2値化出力は“0”となり、正し
く黒が検知される。
【0018】図1の例では、第2のスレッショールド値
設定回路30は、入力イメージデータIMから第2のス
レッショールド値Bthを形成するようにしたが、図3に
示す例のように、固定的に第2のスレッショールド値B
thを設定するようにするようにしてもよい。
【0019】すなわち、図3の例においては、第2のス
レッショールド値設定回路30は、抵抗器37及び38
からなる分圧回路39で構成され、電源端子16の電圧
を、抵抗器37と38とで分圧した電圧として第2のス
レッショールド値Bthが固定値として設定される。この
例においても、前述の例と全く同様の作用効果が得られ
る。
【0020】前述の図1及び図3の例では、第1のスレ
ッショールド値設定回路20にリセット用の放電回路を
設けたが、ピークホールド回路23の時定数を選定する
ことにより、このリセット用の放電回路を省略して、図
1の例の第2のスレッショールド値設定回路30と同様
の回路構成とすることもできる。その場合のコンデンサ
22は、例えば1000pF、また、コンデンサ32
は、例えば22μFの容量のものが使用される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、イメージセンサの出力が、周囲環境の影響などで変
動しても、第1のスレッショールド値がイメージセンサ
出力に応じて変わるので、その変動にかかわらず、イメ
ージセンサ出力を正しく2値化できる。また、黒検出用
の第2のスレッショールド値を有するので、原稿が白の
背景中の例えば黒の横縞のような場合であっても、常に
正しく黒を識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による2値化回路の一実施例の回路図
である。
【図2】図1の例の動作の説明のための波形図である。
【図3】この発明による2値化回路の他の実施例の回路
図である。
【符号の説明】
11 イメージセンサ 13 第1の比較回路 14 第2の比較回路 17 出力端子 20 第1のスレッショールド値設定回路 23 ピークホールド回路 26 分圧回路 30 第2のスレッショールド値設定回路 33 ピークホールド回路 36,39 分圧回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサ出力が供給され、このイ
    メージセンサ出力のピーク値と黒レベルとの中間の値の
    第1のスレッショールド値を形成する第1のスレッショ
    ールド値設定回路と、 前記イメージセンサ出力が供給され、このイメージセン
    サ出力から黒レベルより若干高い第2のスレッショール
    ド値を形成する第2のスレッショールド値設定回路と、 前記イメージセンサ出力と、前記第1のスレッショール
    ド値とを比較する第1の比較回路と、 前記イメージセンサ出力と、前記第2のスレッショール
    ド値とを比較する第2の比較回路とを備え、前記第1の
    比較回路の出力と、第2の比較回路の出力とから2値化
    出力を得るようにしたイメージセンサ出力の2値化回
    路。
  2. 【請求項2】 イメージセンサ出力が供給され、このイ
    メージセンサ出力のピーク値の中間の値の第1のスレッ
    ショールド値を形成する第1のスレッショールド値設定
    回路と、 黒レベルより若干高い、固定の第2のスレッショールド
    値を形成する第2のスレッショールド値設定回路と、 前記イメージセンサ出力と、前記第1のスレッショール
    ド値とを比較する第1の比較回路と、 前記イメージセンサ出力と、前記第2のスレッショール
    ド値とを比較する第2の比較回路とを備え、前記第1の
    比較回路の出力と、第2の比較回路の出力とから2値化
    出力を得るようにしたイメージセンサ出力の2値化回
    路。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のスレッショールド値
    設定回路は、ピークホールド回路と、そのピークホール
    ド値を分圧して前記第1及び第2のスレッショールド値
    を形成する分圧回路とで構成され、 前記第1のピークホールド回路は、前記イメージセンサ
    出力の1ライン毎にピーク値を検出し、1ライン内では
    前記第1のスレッショールド値がほぼ変化しないように
    され、 前記第2のピークホールド回路は、2ライン以上に渡る
    イメージセンサ出力のピーク値を検出するようにされた
    請求項1記載のイメージセンサ出力の2値化回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のスレッショールド値設定回路
    は、ピークホールド回路と、そのピークホールド値を分
    圧して前記第1のスレッショールド値を形成する分圧回
    路とで構成され、 前記第1のピークホールド回路は、前記イメージセンサ
    出力の1ライン毎にピーク値を検出し、1ライン内では
    前記第1のスレッショールド値がほぼ変化しないように
    された請求項2記載のイメージセンサ出力の2値化回
    路。
JP4207146A 1992-07-10 1992-07-10 イメージセンサ出力の2値化回路 Pending JPH0630273A (ja)

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