JPH0731623Y2 - 原稿読取信号の2値化回路 - Google Patents

原稿読取信号の2値化回路

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JPH0731623Y2
JPH0731623Y2 JP1987096326U JP9632687U JPH0731623Y2 JP H0731623 Y2 JPH0731623 Y2 JP H0731623Y2 JP 1987096326 U JP1987096326 U JP 1987096326U JP 9632687 U JP9632687 U JP 9632687U JP H0731623 Y2 JPH0731623 Y2 JP H0731623Y2
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一裕 武藤
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアナログ信号の2値化回路に関し、特に、浮動
型スレッシュホールドレベルに基いてアナログ信号を2
値化する2値化回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の浮動型スレッシュホールドレベルに基いてアナロ
グ信号を2値化する2値化回路として、第4図に示すも
のがある。この2値化回路は演算増幅器1の正端子に入
力端子2より入力するアナログ信号を入力し、その負端
子にダイオード3を介する出力が帰還している。ダイオ
ード3の出力はコンデンサCを充電し、また、抵抗Ra
よびRbの接続点を介してコンパレータ4の第1入力に入
力している。また、前述したアナログ信号はコンパレー
タ4の第2入力にも入力しており、コンパレータ4の出
力は2値化信号として出力端子5より出力する。
以下、この2値化回路の動作を説明する。
第5図(a)のアナログ信号Aが入力端子2に入力する
と、演算増幅器1で帰還入力と差動増幅された後ダイオ
ード3を介してコンデンサCを充電する。コンデンサC
の端子電圧はアナログ信号のレベルに応じた値になる
が、ダイオード3とコンデンサCはピークホールド回路
を形成するため、アナログ信号Aの細かな変動A′は抑
制される。コンデンサCの端子電圧はRb/Ra+Rbの比で
分圧されてコンパレータ4の第1入力に入力する。これ
を浮動スレッシュホールド信号Bで表す(第5図
(a))。これがコンパレータ4の第2入力に入力する
アナログ信号Aと比較され、B>Aの時限にわたって2
値化信号Cの「1」がコンパレータ4より出力される
(第5図(b))。
この浮動スレッシュホールドレベル方式を採用した2値
化回路を、例えば、原稿読取装置に適用すると、新聞等
の有色背景の原稿を読み取る場合や光源の照度が変動す
る場合でも、それに応じてスレッシュホールドレベルが
変化するため原稿の確実な読み取りを行うことができ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、従来の2値化回路によると、アナログ信号Aが
A″で示すようにあるレベル以下に低下すると、コンデ
ンサCの容量(時定数)がスレッシュホールドレベルの
追従性を考慮してあまり大きく設定されていないため、
スレッシュホールドレベルもそれ以下に低下してしま
い、本来検出すべきアナログ信号A″を検出することが
できなくなる。アナログ信号A″は、例えば、原稿のソ
リッド黒の状態に対応するものであり、従って、黒を白
として認識することになる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、浮動スレッ
シュホールドレベル方式の利点を生かしながらアナログ
信号が絶対値においてあるレベル以下に低下してもアナ
ログ信号状態に的確に応じた2値化信号を出力できるよ
うにするため、原稿読取信号を入力して、微小な時間幅
の信号レベルの低下を無視して原稿読取信号の信号レベ
ルを所定の分圧比で分圧することによって、浮動型スレ
ッシュホールド信号を第1の基準値として出力する第1
のスレッシュホールド信号発生回路と、 ソリッドの原稿内容を読み取った原稿読取信号の変動最
小値より大きく、微小な時間幅の信号レベルの低下値よ
り小さく設定された固定スレッシュホールド信号を第2
の基準値として出力する第2のスレッシュホールド信号
発生回路と、 原稿読取信号を前記浮動型スレッシュホールド信号と比
較して、ソリッド以外の原稿内容に応じた2値化信号を
出力する第1の比較回路と、 原稿読取信号を固定スレッシュホールド信号と比較し
て、ソリッドの原稿内容に応じた2値化信号を出力する
第2の比較回路と、 第1及び第2の比較回路の2値化信号の論理和を通過さ
せるゲート手段を備えたことを特徴とする原稿読取信号
の2値化回路を提供する。
〔作用〕
この構成により、アナログ信号が予め定めた固定基準値
より絶対値において大きいときは第1の比較手段によっ
て浮動スレッシュホールドレベルと比較されるため、例
えば、原稿読取装置において、光源照度が変動しても原
稿内容に的格に応じた2値化信号を出力することができ
る。一方アナログ信号が前記固定基準値より絶対値にお
いて小さいときは第2の比較手段が予め定めた第1の状
態の2値化信号を出力する。従って、例えば、原稿読取
装置において、この固定基準値をソリッド黒のアナログ
信号の変動幅の最大値以上に設定しておけば、黒を白と
して認識することはなくなる。
〔実施例〕
以下、本考案のアナログ信号の2値化回路を詳細に説明
する。
第1図は本考案の一実施例を示し、アナログ信号として
原稿読取信号を出力する原稿読取信号発生回路10と、原
稿読取信号を2値化する2値化回路20を有する。原稿読
取信号発生回路10はアレイ状に配置された1つの発光ダ
イオード12が原稿11を照射し、その反射光がアレイ状に
配置された1つのホトトランジスタ13によって受光され
る。これは蛍光灯等の光源とCCD等の受光手段によって
置換しても良い。ホトトランジスタ13の電流値が負荷抵
抗RLの端子電圧V1として演算増幅器14の正端子に入力す
る。この入力電圧V1はV2=V1×(R2+R3)/R3として演
算増幅器14より出力される(R2およびR3は抵抗値)。こ
の出力電圧V2はエンベロープ回路を構成する演算増幅器
15に入力し、エンベロープ電圧V3として出力され、ダイ
オード16を介して抵抗R4およびR5によって分圧されて演
算増幅器17にスレッシュホールド電圧として入力する。
この演算増幅機17には前述した出力電圧電圧V2が抵抗R6
を介して入力する。このようにして演算増幅器17より光
センサの温度特性や汚れ等による検出誤差のない読取信
号が得られ、出力端子18より出力される。
一方、2値化回路20は、前述したように、入力端子2に
接続された演算増幅器1と、ピークホールド回路を形成
するダイオード3およびコンデンサCと、抵抗Raおよび
Rbによる分圧値をスレッシュホールドレベルとするコン
パレータ4を有し、更に、これらの構成に加えて、予め
定めた固定基準値VREFと入力端子2より入力するアナロ
グ信号を比較するコンパレータ5と、コンパレータ4お
よび5の論理和をとるOR回路6と、OR回路6の出力を次
段の回路(例えば、ラインバッファ等のメモリ)に接続
する出力端子7を有する。
以下、第2図および第3図に基いて本考案の動作を説明
する。
発光ダイオード12が原稿11を照射すると、反射光がホト
トランジスタ13によって受光され、受光量に応じた光電
流が負荷抵抗RLを流れる。このようにして、原稿読取信
号発生回路10の出力端子18より原稿読取信号が出力され
る。この原稿読取信号が2値化回路20の演算増幅器1に
よって増幅されて第2図の原稿読取信号Aとなり、ま
た、コンデンサCの充電により抵抗RaとRbの分圧点にス
レッシュホールド信号Bが発生する。コンパレータ4は
両信号A、Bを比較し、原稿読取信号AがA′のように
低下してB>Aになったとき第3図(a)に示す2値化
信号Cを出力する。次に、原稿読取信号Aがソリッド黒
の原稿内容に応じてA″のように低下して予め定めた固
定基準電圧VREFより小になると、コンパレータ5が第3
図(b)に示す2値化信号Dを出力する。この固定基準
値は絶対値においてソリッド黒に対応した原稿読取信号
の変動幅における最大値より若干大に設定される。この
2値化信号CおよびD(第3図(c))はOR回路6より
出力端子7を経て、例えば、バッファメモリに格納され
る。
尚、以上の実施例は原稿読取信号を2値化するものであ
ったが、これに限定するものではない。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案のアナログ信号の2値化回路
によれば、アナログ信号が予め定めた固定基準値より絶
対値において大きいときは前記アナログ信号のレベルに
追従する浮動スレッシュホールドレベルと比較し、前記
アナログ信号が絶対値において前記固定基準値より小さ
いときはその固定基準値と比較して2値化信号を発生す
るため、浮動スレッシュホールドレベル方式の利点を生
かしながらアナログ信号が絶対値においてあるレベル以
下に低下してもアナログ信号状態に的確に応じた2値化
信号を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図。第2図および
第3図(a)、(b)、(c)は本考案の一実施例にお
ける動作を示す波形図。第4図は従来の2値化回路を示
す回路図。第5図(a)、(b)は従来の2値化回路に
おける波形図。 符号の説明 1……演算増幅器 2……アナログ信号入力端子 3……ダイオード 4、5……コンパレータ 5、7……出力端子 6……OR回路 10……原稿読取信号発生回路 11……原稿 12……発光ダイオード 13……ホトトランジスタ 14、15、17……演算増幅器 16……ダイオード 18……読取信号出力端子 20……2値化回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿読取信号を基準値と比較して2値化す
    る原稿読取信号の2値化回路において、 前記原稿読取信号を入力して、微小な時間幅の信号レベ
    ルの低下を無視して前記原稿読取信号の信号レベルを所
    定の分圧比で分圧することによって、浮動型スレッシュ
    ホールド信号を第1の前記基準値として出力する第1の
    スレッシュホールド信号発生回路と、 ソリッドの原稿内容を読み取った前記原稿読取信号の変
    動最小値より大きく、前記微小な時間幅の信号レベルの
    低下値より小さく設定された固定スレッシュホールド信
    号を第2の前記基準値として出力する第2のスレッシュ
    ホールド信号発生回路と、 前記原稿読取信号を前記浮動型スレッシュホールド信号
    と比較して、ソリッド以外の原稿内容に応じた2値化信
    号を出力する第1の比較回路と、 前記原稿読取信号を前記固定スレッシュホールド信号と
    比較して、ソリッドの原稿内容に応じた2値化信号を出
    力する第2の比較回路と、 前記第1及び第2の比較回路の前記2値化信号の論理和
    を通過させるゲート手段を備えたことを特徴とする原稿
    読取信号の2値化回路。
JP1987096326U 1987-06-23 1987-06-23 原稿読取信号の2値化回路 Expired - Lifetime JPH0731623Y2 (ja)

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JPS643330U JPS643330U (ja) 1989-01-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5582535A (en) * 1978-12-19 1980-06-21 Toshiba Corp Automatic threshold value control circuit
JPS5689125A (en) * 1979-12-21 1981-07-20 Fuji Electric Co Ltd Binary circuit

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