JPH0630271Y2 - 脱▲ふ▼機における脱▲ふ▼ロールのベルト駆動装置 - Google Patents

脱▲ふ▼機における脱▲ふ▼ロールのベルト駆動装置

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JPH0630271Y2
JPH0630271Y2 JP3128489U JP3128489U JPH0630271Y2 JP H0630271 Y2 JPH0630271 Y2 JP H0630271Y2 JP 3128489 U JP3128489 U JP 3128489U JP 3128489 U JP3128489 U JP 3128489U JP H0630271 Y2 JPH0630271 Y2 JP H0630271Y2
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JP
Japan
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belt
derolling
pulley
main
auxiliary
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Application number
JP3128489U
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JPH02121136U (ja
Inventor
昌伸 百々
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、一対の主・副脱ロールを並設し、その主・
副脱ロール軸に軸着せる駆動プーリーと受動プーリー
に一連のベルトを複数本掛廻して所定の回転数で異方向
に差速回転させ、かつ副脱ロールを揺動支杆に装着し
て主脱ロール側に移動調節自在に構成した脱機にお
いて、その主・副脱ロールへのベルト駆動装置に関す
るものである。
(ロ)従来の技術 上記のように、一対の主・副脱ロールを並設し、その
主・副脱ロール軸に軸着せる駆動プーリーと受動プー
リーに一連のベルトを掛廻して所定の回転数で異方向に
差速回転させ、かつ副脱ロールを揺動支杆に装着して
主脱ロール側に移動調節自在に構成した脱機は、従
来例えば、特開昭56−108545号公報に掲載され
るようなものであり、またその駆動プーリーと受動プー
リーに掛廻す一連のベルトを複数本にしたものも周知の
事実である。
そしてこの複数本全てのベルトの掛廻し手段は同一にな
っている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 このように、従来の脱機における主・副脱ロールの
駆動プーリーと受動プーリーに掛廻した複数本のベルト
の掛廻し手段は同一であるから、その全てのベルトによ
って受動プーリーには一方向のみ引張力が働くようにな
って、副脱ロールは安定せず脱圧に影響を与えるよ
うになる。
そこで本考案は、このようなベルトによる駆動のものに
おいて、ベルトの引張力の影響を受けて副脱ロールが
不安定となるのを解消し、適正な脱圧で脱作用が遂
行できるものを提供せんとするを目的として考案に至っ
たものである。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本考案は、前記の目的を遂行するために、 一対の主・副脱ロールを並設し、その主・副脱ロー
ル軸に軸着せる駆動プーリーと受動プーリーに一連のベ
ルトを複数本掛廻して所定の回転数で異方向に差速回転
させ、かつ副脱ロールを揺動支杆に装着して主脱ロ
ール側に移動調節自在に構成した脱機において、前記
受動プーリーの駆動プーリーと反対側上下位置にそれぞ
れテンションプーリーを設けて前記ベルトをこれらテン
ションプーリーにも掛廻すとともに、その一方のベルト
を受動プーリーの上周り側に圧接させ他方のベルトは下
周り側に圧接させて、一方のベルトと他方のベルトの掛
廻し手段を異にしたのである。
(ホ)作用 このように構成すると、主脱ロール軸に回転動力が入
力されれば、各プーリーに掛廻された複数本のベルトに
より副脱ロール軸は受動して、主・副脱ロールは所
定の回転数で異方向に差速回転し、この状態の脱ロー
ル間に籾が供給されて脱される。
そしてこの場合に、各プーリーに掛廻されている複数本
のベルトのうち、一方のベルトは受動プーリーの上周り
側に圧接させて掛廻され、他方のベルトは受動プーリー
の下周り側に圧接するようにして掛廻されて、一方のベ
ルトは駆動プーリーと受動プーリーの間が張り側になっ
て副脱ロールを主脱ロール側に移動させるところの
引張力が作用し、他方のベルトは受動プーリーと上位の
テンションプーリーの間が張り側になり副脱ロールを
主脱ロールから離間させる反対方向に引張力が作用す
るようになって、一方のベルトと他方のベルトの受動プ
ーリーに作用する引張力は相殺され副脱ロールはベル
トの引張力の影響を受けず安定して所定の回転を行なう
ようになる。
(ヘ)実施例 以下本考案について実施例図を参照して具体的に説明す
る。
(1)は主脱ロール、(2)は副脱ロール、(3)は主脱
ロール軸で入力軸となり駆動プーリー(5)が軸着され、
(4)は副脱ロール軸で駆動プーリー(5)より稍々大径の
受動プーリー(6)が軸着されている。
この副脱ロール軸(4)は下端を枢着し、上端をエアシ
リンダー(12)に連結した揺動支杆(9)の適所に装着され
て副脱ロール(2)を主脱ロール(1)側に移動調節自在
に構成している。
(10)と(11)は前記受動プーリー(6)の駆動プーリー(5)と
反対側における上下の相対位置に設けてあるテンション
プーリーである。
そして、前記の駆動プーリー(5)・受動プーリー(6)とこ
の各テンションプーリー(10)(11)に一連の複数本のベル
ト(7)(8)が掛廻されて主・副脱ロール(1)(2)は所定の
回転数で(イ)と(ロ)の異方向に差速回転するようになって
いるが、この掛廻された複数本のベルト(7)(8)の掛廻し
手段は、一方のベルト(7)を第1図に示すように受動プ
ーリー(6)の上周り側に圧接させ、他方のベルト(8)は第
2図のように受動プーリー(6)の下周り側に圧接するよ
うにして掛廻してある。
したがって、主脱ロール軸(3)に回転動力が入力され
ると各プーリー(5)(6)(10)(11)に掛廻された複数本のベ
ルト(7)(8)により副脱ロール軸(4)は受動して主・副
脱ロール(1)(2)を所定の回転数で(イ)と(ロ)の異方向に
差速回転させ、両脱ロール(1)(2)間に供給される籾を
脱するのである。
また、この脱において適正脱圧に修正するためにエ
アシリンダー(12)を作動させて揺動支杆(9)を下端を支
点にして揺動させ、副脱ロール(2)を主脱ロール(1)
側に移動調節するようにするのである。
このようにして両脱ロール(1)(2)間に供給される籾は
脱されるのであるが、一方のベルト(7)は第1図のよ
うに受動プーリー(6)の上周り側に圧接させて掛廻され
ているから、駆動プーリー(5)と受動プーリー(6)の間
(a)が張り側になって副脱ロール(2)を主脱ロール
(1)側に移動させるところの(F1)方向の引張力が作用す
るようになり、他方のベルト(8)は第2図のように受動
プーリー(6)の下周り側に圧接するようにして掛廻され
て、受動プーリー(6)と上位のテンションプーリー(10)
の間(b)が張り側になり副脱ロール(2)を主脱ロール
(1)から離間させる(F2)方向の引張力が作用するように
なり、一方のベルト(7)と他方のベルト(8)の受動プーリ
ー(6)に作用する引張力は(F1)と(F2)の反対方向に作用
するようになって相殺され副脱ロール(2)は安定して
所定の回転を行なうのである。
なお、一方のベルト(7)と他方のベルト(8)をそれぞれ2
本掛けまたは3本掛にして計4本または6本にしても本
考案の要旨に変りはない。
(ト)考案の効果 本考案は、以上述べたように、一対の主・副脱ロール
を並設し、その主・副脱ロール軸に軸着せる駆動プー
リーと受動プーリーに一連のベルトを複数本掛廻して所
定の回転数で異方向に差速回転させ、かつ副脱ロール
を揺動支杆に装着して主脱ロール側に移動調節自在に
構成した脱機において、前記受動プーリーの駆動プー
リーと反対側上下位置にそれぞれテンションプーリーを
設けて前記ベルトをこれらテンションプーリーにも掛廻
すとともに、その一方のベルトを受動プーリーの上周り
側に圧接させ他方のベルトは下周り側に圧接させて、一
方のベルトと他方のベルトの掛廻し手段を異にしたので
あるから、複数本のうちの、一方のベルトは駆動プーリ
ーと受動プーリーの間が張り側になって副脱ロールを
主脱ロール側に移動させるところの引張力が作用し、
他方のベルトは受動プーリーと上位のテンションプーリ
ーの間が張り側になり副脱ロールを主脱ロールから
離間させる反対方向に引張力が作用するようになって、
一方のベルトと他方のベルトの受動プーリーに作用する
引張力は相殺され副脱ロールはベルトの引張力の影響
を受けず安定して適正な脱圧を維持しながら脱作用
を遂行できるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施態様を例示せるものにして、そ
の、 第1図は本装置の要部の側面図で、一方のベルトの掛廻
し手段を示し、第2図は同要部の側面図で、他方のベル
トの掛廻し手段を示したものであり、第3図は同要部の
正面図である。 1……主脱ロール、2……副脱ロール 3……主脱ロール軸、4……副脱ロール軸 5……駆動プーリー、6……受動プーリー 7・8……ベルト、9……揺動支杆 10・11……テンションプーリー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の主・副脱ロール(1)(2)を並設し、
    その主・副脱ロール軸(3)(4)に軸着せる駆動プーリー
    (5)と受動プーリー(6)に一連のベルト(7)(8)を複数本掛
    廻して所定の回転数で異方向に差速回転させ、かつ副脱
    ロール(2)を揺動支杆(9)に装着して主脱ロール(1)
    側に移動調節自在に構成した脱機において、前記受動
    プーリー(6)の駆動プーリー(5)と反対側上下位置にそれ
    ぞれテンションプーリー(10)(11)を設けて前記ベルト
    (7)(8)をこれらテンションプーリー(10)(11)にも掛廻す
    とともに、その一方のベルト(7)を受動プーリー(6)の上
    周り側に圧接させ他方のベルト(8)は下周り側に圧接さ
    せて、一方のベルト(7)と他方のベルト(8)の掛廻し手段
    を異にしてあることを特徴とする脱機における脱ロ
    ールのベルト駆動装置。
JP3128489U 1989-03-17 1989-03-17 脱▲ふ▼機における脱▲ふ▼ロールのベルト駆動装置 Expired - Lifetime JPH0630271Y2 (ja)

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JP3128489U JPH0630271Y2 (ja) 1989-03-17 1989-03-17 脱▲ふ▼機における脱▲ふ▼ロールのベルト駆動装置

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JP3128489U JPH0630271Y2 (ja) 1989-03-17 1989-03-17 脱▲ふ▼機における脱▲ふ▼ロールのベルト駆動装置

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Publication Number Publication Date
JPH02121136U JPH02121136U (ja) 1990-10-01
JPH0630271Y2 true JPH0630271Y2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=31257036

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JP3128489U Expired - Lifetime JPH0630271Y2 (ja) 1989-03-17 1989-03-17 脱▲ふ▼機における脱▲ふ▼ロールのベルト駆動装置

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JP4483692B2 (ja) * 2005-05-09 2010-06-16 株式会社サタケ 脱ぷ機における脱ぷロール駆動装置

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JPH02121136U (ja) 1990-10-01

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