JPS5913261Y2 - 間接駆動ロ−ラ− - Google Patents
間接駆動ロ−ラ−Info
- Publication number
- JPS5913261Y2 JPS5913261Y2 JP4241580U JP4241580U JPS5913261Y2 JP S5913261 Y2 JPS5913261 Y2 JP S5913261Y2 JP 4241580 U JP4241580 U JP 4241580U JP 4241580 U JP4241580 U JP 4241580U JP S5913261 Y2 JPS5913261 Y2 JP S5913261Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- rollers
- drive roller
- indirect drive
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、間接駆動ローラーに関するものである。
合成繊維等の長尺物を制限子収縮又は伸長を伴いつ・あ
るいはこれを目的として、更には定長で熱処理する場合
、多段駆動ローラーを使用すると、周速度の異る相隣接
するローラー間で周速度を微調整することはむつかしく
、このため、多段ローラーを定速ローラ一群に分け、段
階的に変速するのが普通であった。
るいはこれを目的として、更には定長で熱処理する場合
、多段駆動ローラーを使用すると、周速度の異る相隣接
するローラー間で周速度を微調整することはむつかしく
、このため、多段ローラーを定速ローラ一群に分け、段
階的に変速するのが普通であった。
か・る装置により連続繊維束を処理すると、繊維束の長
さ変化は、段階的となるため、張力のかかる点が集中的
となり、単糸切れの原因となっていた。
さ変化は、段階的となるため、張力のかかる点が集中的
となり、単糸切れの原因となっていた。
又、定長熱処理の場合も含め、駆動ローラー間にフリー
ローラーを配設することもあるが、フリーローラーを配
設した場合当該ローラーの回転は、繊条の走行によるた
め、繊条に集中的に荷重がかかり単糸切れを生ずる。
ローラーを配設することもあるが、フリーローラーを配
設した場合当該ローラーの回転は、繊条の走行によるた
め、繊条に集中的に荷重がかかり単糸切れを生ずる。
か・る欠点は、繊維束にか・る張力を連続的とするため
に、駆動ローラーの外周にベアリングを介して外筒を配
したいわゆる間接駆動ローラーを使用することによって
解決することができる。
に、駆動ローラーの外周にベアリングを介して外筒を配
したいわゆる間接駆動ローラーを使用することによって
解決することができる。
このような装置を使用して繊維、フィルム等を収縮処理
又は延伸処理あるいは定長熱処理を連続的に行うと、間
接駆動ローラーの緩衝効果によって、被処理物にかかる
荷重の微調整を行うことができる。
又は延伸処理あるいは定長熱処理を連続的に行うと、間
接駆動ローラーの緩衝効果によって、被処理物にかかる
荷重の微調整を行うことができる。
しかし、このような間接駆動ローラーは、定常状態にお
いては、駆動軸の回転と、被処理材料の走行とによって
、張力を調整されながら回転するが、運転開始時におい
ては、繊維等に過度の張力がか・るため外筒が駆動軸と
一体化して回転することが必要である。
いては、駆動軸の回転と、被処理材料の走行とによって
、張力を調整されながら回転するが、運転開始時におい
ては、繊維等に過度の張力がか・るため外筒が駆動軸と
一体化して回転することが必要である。
このため、本考案においては、間接駆動ローラーの外筒
と駆動軸とを一体化して固定するために、外筒の端部に
固定ピンを設けたものである。
と駆動軸とを一体化して固定するために、外筒の端部に
固定ピンを設けたものである。
このような間接駆動ローラーは、運転開始時は駆動軸と
外筒を固定ピンによって固定し、同時回転とし、次いで
順次固定ピンを外し定常運転に入ることか′できる。
外筒を固定ピンによって固定し、同時回転とし、次いで
順次固定ピンを外し定常運転に入ることか′できる。
このローラーを図面によって説明すると、第１図の通り
である。
である。
第１図はこの間接駆動ローラーの縦断面図を示したもの
であり、駆動軸１の外周にベアリング２を介して外筒３
が設けられている。
であり、駆動軸１の外周にベアリング２を介して外筒３
が設けられている。
駆動軸は、軸受４，４′にまり軸芯が固定されて回転す
る。
る。
ベアリング２は、ボールベアリングでもニードルベアリ
ングでも使用でき、駆動軸には直結モーター又はスプロ
ケット等により動力が伝達される。
ングでも使用でき、駆動軸には直結モーター又はスプロ
ケット等により動力が伝達される。
このような間接駆動ローラーは、外筒と駆動軸とが、個
別的に回転することもできるが、定常状態においては、
同時に回転することもできる。
別的に回転することもできるが、定常状態においては、
同時に回転することもできる。
又運転開始時は、外筒を固定ピン５によって駆動軸と一
体化することができる。
体化することができる。
この間接駆動ローラーは、フリーローラーと異り、駆動
方向に僅かの力で回転することができるが、回転数は必
ずしも駆動軸の回転と一致せず、外周へのわずかの応力
変化時、過負荷を吸収し、回転を変えることができる。
方向に僅かの力で回転することができるが、回転数は必
ずしも駆動軸の回転と一致せず、外周へのわずかの応力
変化時、過負荷を吸収し、回転を変えることができる。
この間接駆動ローラーは、駆動ローラー間に１ないし数
個設置して用いられる。
個設置して用いられる。
このようにすると、駆動ローラー間の周速度の差や張力
の差を階段的でなく、連続的に変化させることができる
。
の差を階段的でなく、連続的に変化させることができる
。
しかも運転開始時は外筒が駆動軸と同時に回転させるこ
とができるため、脂環ローラーとして作動し、繊維束等
の被処理体にか・る張力を軽減することができる。
とができるため、脂環ローラーとして作動し、繊維束等
の被処理体にか・る張力を軽減することができる。
このような間接駆動ローラーの応用例を示すと次の通り
である。
である。
この間接駆動ローラーを繊維の熱処理装置に使用した例
を示すと第２図の通りである。
を示すと第２図の通りである。
第２図は、アクリロニトリル重合体繊維を空気中２００
〜３００℃で熱処理する装置のローラー配置を示したも
のである。
〜３００℃で熱処理する装置のローラー配置を示したも
のである。
第２図において、人口ローラーＲ１と出口ローラーＲＩ
Ｏとは、速度差１０％を有する。
Ｏとは、速度差１０％を有する。
この差の大部分は、処理の初期段階で収縮応力によりお
こるため、ローラー Ｒ，、Ｒ２，Ｒ３を駆動ローラー
とし、ローラーＲ４，ｒ ５． Ｒｓ、 Ｒ７，Ｒ８，
Ｒ９は間接駆動ローラーとした。
こるため、ローラー Ｒ，、Ｒ２，Ｒ３を駆動ローラー
とし、ローラーＲ４，ｒ ５． Ｒｓ、 Ｒ７，Ｒ８，
Ｒ９は間接駆動ローラーとした。
駆動ローラーＲ１は、周速６０／ｈｒ、駆動ローラーＲ
２は５６．４ ｍ ｈｒ、 Ｒ３は５５．２ｍ／ｈｒと
した。
２は５６．４ ｍ ｈｒ、 Ｒ３は５５．２ｍ／ｈｒと
した。
Ｒ，。は５４．Ｏｍ／ｈｒである。
間接駆動ローラーＲ４乃至Ｒ９はＲｌｏの回転数に合せ
て駆動軸が回転するように設定する。
て駆動軸が回転するように設定する。
このように配置されたローラ一群にアクリロニトリル重
合体繊維を供給し、２５０℃で熱処理した。
合体繊維を供給し、２５０℃で熱処理した。
この処理工程において、各ローラー間の繊維にか・る張
力を測定したところ第１表の通りであった。
力を測定したところ第１表の通りであった。
比較のために間接駆動ローラーをフリーローラーに変え
て同様にして処理を行ったときの繊維にか・る張力を測
定した結果を対比して示す。
て同様にして処理を行ったときの繊維にか・る張力を測
定した結果を対比して示す。
第１表の結果から判る通り、本発明装置を使用すると繊
維に対する張力が一定となり繊維の切断もなく処理する
ことができる。
維に対する張力が一定となり繊維の切断もなく処理する
ことができる。
前述の例は、繊維の収縮を伴う熱処理について示したも
のであるが、ローラーを上下２段に千鳥に配し、ここを
繊維束等を通しつ・熱処理する場合にも使用でき、所期
の効果を得ることができる。
のであるが、ローラーを上下２段に千鳥に配し、ここを
繊維束等を通しつ・熱処理する場合にも使用でき、所期
の効果を得ることができる。
第１図は本考案の間接駆動ローラーの断面図を示したも
のである。 第２図は、本考案の間接駆動ローラーを使用した繊維の
熱処理装置の例を示したものである。
のである。 第２図は、本考案の間接駆動ローラーを使用した繊維の
熱処理装置の例を示したものである。
Claims (1)
- 駆動軸の外周にベアリングを介ピて外筒を配した間接駆
動ローラーにおいて、外筒と駆動軸とを固定するための
固定ピンを設けたことを特徴とする間接駆動ローラー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4241580U JPS5913261Y2 (ja) | 1980-04-01 | 1980-04-01 | 間接駆動ロ−ラ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4241580U JPS5913261Y2 (ja) | 1980-04-01 | 1980-04-01 | 間接駆動ロ−ラ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55139184U JPS55139184U (ja) | 1980-10-03 |
| JPS5913261Y2 true JPS5913261Y2 (ja) | 1984-04-19 |
Family
ID=28914879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4241580U Expired JPS5913261Y2 (ja) | 1980-04-01 | 1980-04-01 | 間接駆動ロ−ラ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913261Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4808364B2 (ja) * | 2000-10-09 | 2011-11-02 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー．ブイ． | 昇温してファイバーを延伸するためのオーブン |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011140365A (ja) * | 2010-01-05 | 2011-07-21 | Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd | 搬送用ローラ及びこれを用いたベルトコンベア |
-
1980
- 1980-04-01 JP JP4241580U patent/JPS5913261Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4808364B2 (ja) * | 2000-10-09 | 2011-11-02 | ディーエスエム アイピー アセッツ ビー．ブイ． | 昇温してファイバーを延伸するためのオーブン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55139184U (ja) | 1980-10-03 |
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