JPH063024U - 根菜収穫機の収穫部構造 - Google Patents

根菜収穫機の収穫部構造

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JPH063024U
JPH063024U JP4192592U JP4192592U JPH063024U JP H063024 U JPH063024 U JP H063024U JP 4192592 U JP4192592 U JP 4192592U JP 4192592 U JP4192592 U JP 4192592U JP H063024 U JPH063024 U JP H063024U
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JP
Japan
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leaf
root
carrot
cutting device
cutting
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Application number
JP4192592U
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English (en)
Inventor
幹雄 一瀬
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 人為人参収穫作業は重労働であるため、確実
で良好な葉部の切断ができるように考慮された乗用型の
人参収穫機を実現させる。 【構成】 堀取り装置1と、持上げ搬送装置2、整列搬
送装置4、葉切り装置3とを前後に直線配置して構成さ
れる人参処理部Aを機体Bの左側に設けるとともに、機
体Bの右側に操縦部Cを配置し、操縦部Cと人参処理部
Aとの間に、人参処理部Aで収穫された人参本体の回収
部Dであるコンテナ24と補助作業者用の座席26を前
後に並設し、かつ、葉部を圃場に捨てるための放出シュ
ート27を葉切り装置3の後に備える。整列搬送装置4
と葉切り装置3との間に、葉部の付け根付近部位を持ち
直し持直し搬送機構21と葉部の垂れ下がりを阻止する
ガイド機構22とを装備させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人参や大根といった根菜類の収穫作業を機械化させる技術に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
圃場に埋まっている人参や大根といった根菜を1本づつ手で引き抜き、それか ら包丁で葉を切り落とす人為収穫作業を連続して行うことは相当な労力を要する ため、先に本出願人が出願した実願平3−106422号において、これら一連 の収穫作業を機械化させた根菜収穫機が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記提案技術では、根菜の堀取りから葉切りまでの一連の収穫作業工程を機 械化させた根菜処理部については開示しているが、葉切り装置直前に位置する持 ち直し搬送装置部分においては問題が残されていた。 すなわち、持ち直し搬送装置では根菜葉部の根元部分のみを挟持するので、葉 部が垂れ下がってきてその先端部が葉部根元部と共に持ち直し搬送装置に挟持さ れるとか、葉切り装置に巻き付いたり絡んだりして葉切りに悪影響を与えるおそ れがあるように見受けられ、改善の余地があった。 本考案の目的は、持ち直し搬送装置での搬送中に葉部が垂れ下がらないように して上記おそれを解消させる点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的の達成のために本考案は、地中から引き抜かれた根菜を、その葉部を 挟持しての吊下げ姿勢で後方に搬送する挟持コンベヤ装置の後方位置に、根菜の 葉部を根元部分で切り落とす葉切り装置を設け、これら両装置の間に、挟持コン ベヤ装置から送られてくる根菜の葉部の付け根付近部位を持ち直して所定姿勢に 揃えつつ葉切り装置へ移送する持直し搬送機構を介在するとともに、この持直し 搬送機構で移送される根菜の葉部の垂れ下がりを阻止するべくその移送根菜の葉 部上部を導くガイド機構を、持直し搬送機構の上部に配設してあることを特徴と するものである。
【0005】
【作用】
上記特徴構成によれば、地中から引き抜かれた根菜をコンベヤ装置によってそ の葉部を挟持しての吊下げ姿勢で後方に搬送し、吊下げ姿勢で搬送される根菜の 葉部をカッター装置によって根元部分から切り落とすものであり、持直し搬送装 置の持直し機能により、地中から引き抜かれた根菜の挟持コンベヤ始端への移送 姿勢が乱れたり、あるいは挟持コンベヤでの搬送中に吊設状態が経時変化して根 菜が傾いたりすことに起因して葉切り装置での葉切りがうまく行えないことを防 止できるものとなる。 そして、ガイド機構によって葉部の先端側部分の垂れ下がりを阻止して持直し 搬送装置に及ばないようにできるので、葉部の先端部分が一緒持直し搬送装置で 搬送されるとか、垂れ下がり葉部が葉切り装置に及んだりすることがないように なり、良好な葉切り作動が期待できるようになる。
【0006】
【考案の効果】
従って、葉切り装置の直前位置において葉部を挟持し直す持直し搬送装置と、 その部位での葉部の垂れ下がりを阻止するガイド機構とをセットで設ける工夫に より、葉切り装置がより良好に作動して適切な葉部の切り落とし状態が得られる 根菜収穫機を提供するとができた。
【0007】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に本発明による人参収穫機の平面図が、図2に側面図が夫々示され、Aは 根菜処理部、Bは走行機体、Cは操縦部、Dは回収部である。 根菜処理部Aは、人参の葉部を上方に引上げる引上げ装置0、地中にある人参 を地上に取出す堀取り装置1、堀取り装置1から送られてくる人参を走行機体B 上に搬送する持上げ搬送装置2、人参の葉部を切落とす葉切り装置3、持上げ搬 送装置2から送られてくる人参を葉切り装置3に向けて移送しながら葉切り装置 3での葉切り工程に適した所定姿勢に揃える整列搬送装置4から構成され、走行 機体B上の左部分において直線的に前後に配設してある。 操縦部Cは操縦パネル5や運転席6で成り、7はクローラ走行装置、Eは原動 部である。 回収部Dは、操縦部Cと根菜処理部Aとの間の機体フロア23部分のことであ り、葉切り装置3通過後の人参本体を回収して貯留する回収コンテナ24を前後 に3個並べてあり、かつ、最後尾のコンテナ24に人参本体を導くガイド板25 を設けてあるとともに、最後尾のコンテナ24の後側にコンテナ24の入換え等 を行う補助作業者の座席26を配設してある。また、葉切り装置3の後には切断 された葉部を順次圃場に放出するための排出シュート27を設けてある。
【0008】 堀取り装置1は、分草具18の直後部位と葉切り装置3部位との前後間に亘る 挟持コンベヤ装置9の前部によって構成されており、その挟持コンベヤ装置9は 、後上り傾斜姿勢で対向配置して駆動される左右一対の搬送ベルト11,11で 構成されている。つまり、搬送ベルト11の前端部分11aの対によって堀取り 装置1が構成されるものである。 搬送装置2は、前述した左右一対の搬送ベルト11,11の前後中間部分11 b,11bによって構成され、掘出された人参を後上方に搬送する。 整列搬送装置4は、前述した左右一対の搬送ベルト11,11の後半部分11 c,11cと、これの下方に配置される案内機構12とから構成され、人参葉部 の下部を一対の案内機構12,12間で誘導案内しながら、葉部の上部を一対の 搬送ベルト11,11の駆動によって挟持移送することにより、搬送装置2、す なわち、搬送ベルト中間部11b部位から送られてくる人参を後方に搬送する機 能を持っている。 案内機構12は、図3、図4に示すように、アウタ側のチェンリンク13毎に ブラケット19を設け、それに対して横軸心Y周りに回動自在な3個のローラ1 4が装備された構造のチェン15で構成されている。ローラ14は、バネ16に よって外方に向けての付勢力が発生可能な状態でチェンリンク13に取付けられ 、従って、人参の葉部は対向する左右のローラ14,14で挟持されての後方移 送力を受けるのである。そして、搬送ベルト11と案内機構12との上下間隔を 、搬送方向下手側に行くほど広くなるように、案内機構12の後上がり傾斜角度 を極緩いものに設定してある。 図5に示すように、左右の搬送ベルト11,11には、これらを互いの存在方 向に押圧して葉部の挟持力を発生させるための多数の転輪17が設けられ、前端 部から案内機構12の前端に相当する部位までのベルト前端部11aにおいては 、地中の人参を確実に引き抜けるべく強い挟持力が作用するように転輪17の付 勢スプリング8の強さを設定し、かつ、それから後側の搬送ベルト中間部11b とベルト後半部11cにおいては葉部の挟持力を、ベルト前端部11aにおける スプリング8よりも細いスプリング10の採用によって弱いものに設定してある 。
【0009】 図1、図2、及び図6に示すように、案内機構12の後方位置には、単一の回 転刃20で刃部を切断する形式の葉切り装置3が配置されているとともに、挟持 コンベヤ装置9で搬送されきた人参の葉部を持直して葉切り装置3の葉切り作動 に適した切断姿勢に揃える持直し搬送装置21と、この持直し搬送装置21での 葉部の垂れ下がりを阻止するガイド機構22とが装備されている。 持直し搬送装置21は、前後の輪体28,28に巻回された左右一対の挟持ベ ルト29,29を、終端側程対向距離が拡がるように構成された挟持コンベヤ装 置9後部に前後方向でラップさせて配設して構成され、各輪体28,28の軸心 P1 ,P2 を共有した輪体30,30にベルト31を巻回して前記ガイド機構2 2が構成されている。また、持直し搬送装置21の直下位置には、葉部における 切断部分の直上及び直下位置の左右方向位置を規制する上下一対の案内部材32 ,32が設けられ、回転刃20による葉部の逃げ阻止して良好に切断できるよう にしてある。 尚、33は人参本体を軽く左右から挟持して姿勢を安定化させる挟持ベルト式 の支持搬送装置であり、ベルト挟持面にはスポンジ34を装備してある。
【0010】 図2に示すように、引上げ装置0は上下の輪体35,36に突起付きベルト3 7を巻回するとともに、伝動軸38やベベルギヤ機構39の介装により、上部輪 体35に挟持コンベヤ9前部の輪体9aから駆動力を入力してある。 そして、挟持コンベヤ装置9の搬送速度v1 を引上げ装置0の引上げ速度v2 よりも速いものに設定してある。 図7に示すように、葉切り装置3は、支持ブロック41に支承される回転軸4 0に回転刃20を取付けるとともに、支持ブロック41を断面コ字状の刃切りフ レーム42に対して周り止め状態で単一のボルト43に貫通支承する取付け構造 であり、ボルト43の回動操作によって回転刃20の高さ調節が可能である。
【0011】 収穫作業の主要作用を述べると、ベルト前端部11aによる強い挟持力でもっ て葉部を挟持して後方上方に持ち上げることにより、地中にある人参を引き抜き 、次いで、ベルト中間部11bと、ベルト後半部11cと案内機構12とによる 整列搬送装置4の搬送力とで人参を後方上方に移送するのであるが、案内機構1 2の傾斜が緩いので、次第に人参本体の上面がローラ14に接近し、案内機構1 2後部ではローラ14に人参本体上面が接当した接触搬送状態になる。 それ以後では、ベルト後半部11bの弱い挟持力により、後方への搬送力は人 参に伝達しつつ葉部の下方へのすり抜け移動が許容されることにより、搬送ベル ト11の終端では、人参は必ず接触搬送状態になる。そして、持直し搬送装置2 1によって葉部の付け根の少し上側を挟持することにより、葉切り装置3での葉 切り箇所を付け根の位置に揃えて設定できるのである。 切断された葉部はシュート27によって機体後方に排出され、人参本体はガイ ド板25によってコンテナ24に運ばれるようになる。
【0012】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記す が、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】根菜収穫機の平面図
【図2】根菜収穫機の側面図
【図3】搬送装置部分の横断面図
【図4】ローラ付チェンの構造を示す部分側面図
【図5】挟持コンベヤ装置の構造を示す平面図
【図6】ガイド機構部位における人参搬送状態を示す背
面図
【図7】歯切り装置の支持構造を示す要部の側面図
【符号の説明】
4 整列搬送装置 9 挟持コンベヤ装置 21 持直し搬送装置 22 ガイド機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中から引き抜かれた根菜を、その葉部
    を挟持しての吊下げ姿勢で後方に搬送する挟持コンベヤ
    装置(9)の後方位置に、根菜の葉部を根元部分で切り
    落とす葉切り装置(4)を設け、これら両装置(9),
    (4)の間に、前記挟持コンベヤ装置(9)から送られ
    てくる根菜の葉部の付け根付近部位を持ち直して所定姿
    勢に揃えつつ前記葉切り装置(4)へ移送する持直し搬
    送機構(21)を介在するとともに、この持直し搬送機
    構(21)で移送される根菜の葉部の垂れ下がりを阻止
    するべく該移送根菜の葉部上部を導くガイド機構(2
    2)を、前記持直し搬送機構(21)の上部に配設して
    ある根菜収穫機の収穫部構造。
JP4192592U 1992-06-18 1992-06-18 根菜収穫機の収穫部構造 Pending JPH063024U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001197814A (ja) * 2000-01-17 2001-07-24 Seirei Ind Co Ltd 野菜収穫機と、これに使用される茎葉誘導案内体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001197814A (ja) * 2000-01-17 2001-07-24 Seirei Ind Co Ltd 野菜収穫機と、これに使用される茎葉誘導案内体
JP4539931B2 (ja) * 2000-01-17 2010-09-08 ヤンマー株式会社 野菜収穫機

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