JPH06302109A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH06302109A
JPH06302109A JP5091176A JP9117693A JPH06302109A JP H06302109 A JPH06302109 A JP H06302109A JP 5091176 A JP5091176 A JP 5091176A JP 9117693 A JP9117693 A JP 9117693A JP H06302109 A JPH06302109 A JP H06302109A
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Junichi Yokota
淳一 横田
Hiroshi Okada
浩 岡田
Hiroshi Yoshioka
浩 吉岡
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
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    • H04N5/91Television signal processing therefor
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    • H04N5/9261Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction
    • H04N5/9264Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction using transform coding
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/1808Driving of both record carrier and head
    • G11B15/1875Driving of both record carrier and head adaptations for special effects or editing
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 外部から供給される映像信号に係る垂直同期
信号の周波数に応じて、記録ヘッド14(再生時には再
生ヘッド16)の回転数を制御して映像データをデジタ
ル的に記録再生する記録再生装置であって、上記記録ヘ
ッドの回転数を制御するために用いるDRCKコントロ
ール信号を形成する際に、上記外部から供給される映像
信号に係る垂直同期信号の周波数を、標準の垂直同期信
号の周波数に対して±1%以内の周波数となるように補
正し、この補正した垂直同期信号に基づいて上記DRC
Kコントロール信号を形成する。 【効果】 他機器との互換性もとれるように、映像デー
タを記録することができるうえ、上記DRCKコントロ
ール信号を形成するためのDRCKPLL回路34等の
位相引き込み後の安定性を良くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばデジタルビデオ
テープレコーダ装置やデジタルビデオカメラ装置等に用
いて好適な記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部から供給されるコンポーネン
ト信号或いはコンポジット信号等の映像信号内の、例え
ば垂直同期信号の周波数を検出し、この検出した垂直同
期信号の周波数に応じて、回転ヘッドの回転数を制御
し、上記映像信号をデジタル的に記録しアナログ的に再
生するようなデジタルビデオテープレコーダ装置が知ら
れている。
【0003】このデジタルビデオテープレコーダ装置
は、全体が、入出力処理部,圧縮伸長処理部,記録再生
処理部及びこれら各処理部にそれぞれ周波数の異なるク
ロックを形成して供給する制御部とから構成されてい
る。
【0004】具体的には、映像信号の記録時において、
上記制御部は、外部から供給された映像信号の垂直同期
信号を検出し、この検出した垂直同期信号に基づいて、
例えば13.5MHz,18MHz及び43MHzのク
ロックをそれぞれ形成する。そして、上記13.5MH
zのクロックを上記入出力処理部に供給し、上記18M
Hzのクロックを上記圧縮伸長処理部に供給し、また、
上記43MHzのクロックを上記記録再生処理部に供給
する。
【0005】上記入出力処理部は、上記13.5MHz
のクロックに基づいて、外部から供給される映像信号を
A/D変換しデジタル化することにより映像データを形
成するとともに、この映像データから輝度データ及びク
ロマデータを形成し、これらを上記圧縮伸長処理部に供
給する。
【0006】上記圧縮伸長処理部は、上記18MHzの
クロックに基づいて、上記輝度データ及びクロマデータ
を所定の画素数のブロックとし、このブロック毎にいわ
ゆる直交変換処理してデータ圧縮を行う。そして、上記
データ圧縮したブロック毎の輝度データ及びクロマデー
タから1画像分の映像データを形成し、これを上記記録
再生処理部に供給する。
【0007】上記記録再生処理部は、上記43MHzの
クロックに基づいて、上記映像データを符号化するとと
もにパリティを付加し、これを回転ヘッドである記録ヘ
ッドに供給する。
【0008】上記記録ヘッドの回転数は、上記外部から
供給された映像信号の垂直同期信号の周波数に応じて可
変されている。なお、テープ走行速度は可変されない。
上記記録ヘッドは、この可変された回転数で回転駆動さ
れ、上記映像データを磁気テープにデジタル的に斜め記
録する。
【0009】上記磁気テープ上に映像データをデジタル
的に斜め記録することにより形成される記録トラック
は、上記外部から供給された映像信号の垂直同期信号の
周波数が標準の周波数である場合、図7(a)に示すよ
うになる。また、上記外部から供給された映像信号の垂
直同期信号の周波数が標準の周波数よりも高い場合、標
準より回転数が上がるように上記記録ヘッドが制御され
るため、図7(b)に示すように、上記標準の周波数の
垂直同期信号を有する映像信号の記録トラックTRより
も、傾斜が急な記録トラックTRが上記磁気テープ上に
形成される。
【0010】また、上記外部から供給された映像信号の
垂直同期信号の周波数が標準の周波数よりも低い場合、
標準より回転数が下がるように上記記録ヘッドが制御さ
れるため、図7(c)に示すように、上記標準の周波数
の垂直同期信号を有する映像信号の記録トラックTRよ
りも、傾斜が緩やかな記録トラックTRが上記磁気テー
プ上に形成される。
【0011】次に、このようにデジタル的に記録した映
像データを再生する場合、上記記録再生処理部は、ま
ず、回転ヘッドである再生ヘッドを標準の回転数となる
ように回転制御して上記磁気テープに記録された映像デ
ータの再生を行う。そして、この再生により得られる垂
直同期信号のタイミングを検出することにより、記録時
における記録ヘッドの回転数を検出し、この記録時の回
転数となるように上記再生ヘッドの回転数を制御する。
これにより、上記再生ヘッドをオントラックさせて映像
データを正確に再生することができる。
【0012】上記記録再生系は、このようにして映像デ
ータを再生すると、上記43MHzのクロックに基づい
て、この再生した映像データに時間軸補正処理を施すと
ともに誤り訂正処理を施し、これを上記圧縮伸長処理部
に供給する。
【0013】上記圧縮伸長処理部は、上記18MHzの
クロックに基づいて上記映像データを所定画素数のブロ
ックに分割するとともに、このブロック毎に逆直交変換
処理を施し、これを上記入出力処理部に供給する。
【0014】上記入出力処理部は、上記13.5MHz
のクロックに基づいて、上記ブロック毎に供給される映
像データから1画像分の映像データを形成するととも
に、この映像データを輝度データ及びクロマデータに分
離する。そして、上記輝度データ及びクロマデータをそ
れぞれD/A変換してアナログ化することにより、輝度
信号及びクロマ信号を形成し、これらを出力端子を介し
て外部(例えはモニタ装置等)に出力する。
【0015】このように、上記デジタルビデオテープレ
コーダ装置は、外部から供給された垂直同期信号の周波
数に応じて、記録ヘッド及び再生ヘッドの回転数を制御
して映像データの記録再生を行うため、上記外部から供
給された垂直同期信号の周波数が標準とは異なっていて
も、該外部から供給される映像信号を正確に記録再生す
ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のデジタ
ルビデオテープレコーダ装置は、外部から供給される映
像信号の垂直同期信号の周波数に応じて記録ヘッドの回
転数を制御して映像データの記録を行うため、上記垂直
同期信号の周波数が標準よりも高い場合は、上記図7
(b)に示したように記録トラックTRの傾斜が標準よ
りも急となり、上記垂直同期信号の周波数が標準よりも
低い場合は、上記図7(c)に示したように記録トラッ
クTRの傾斜が標準よりも穏やかとなる。このため、上
記垂直同期信号の周波数が標準であった場合に記録され
た映像データは、このような記録再生ヘッドの回転制御
を行う機能を有していない他のデジタルビデオテープレ
コーダ装置で正確に再生することができるが、上記回転
数を上げる等の回転制御を行って映像データが記録され
た場合は、上記他のデジタルビデオテープレコーダ装置
では正確に再生することができない問題があった。
【0017】このような他機器との互換性の問題は、上
記記録ヘッドの回転数が標準よりも上がる程、上記記録
トラックTRの傾きが急となるため、或いは、該回転数
が標準よりも下がる程、上記記録トラックTRの傾きが
穏やかとなるため、より顕著となる。
【0018】また、上記デジタルビデオテープレコーダ
装置は、上記垂直同期信号の周波数に応じて上記記録ヘ
ッドの回転数を可変してしまうため、記録時における記
録ヘッドの回転数を一定に保つためのフェーズ・ロック
ド・ループ回路(記録PLL回路)の位相引き込み幅を
広くする必要があった。このため、位相引き込み後にお
ける上記記録PLL回路の安定性が悪くなり、外部から
供給される映像信号の垂直同期信号が標準の周波数であ
った場合にもふらつきを生ずる問題があった。
【0019】また、上記記録PLL回路の位相引き込み
幅を広くする必要があるため、これに対応して、上記再
生ヘッドの回転数を一定に保つためのPLL回路(再生
PLL回路)の位相引き込み幅を、上記記録PLL回路
の位相引き込み幅よりもさらに広くする必要があり、や
はり位相引き込み後における上記再生PLL回路の安定
性が悪くなる問題があった。
【0020】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、他機器においても再生できるように、回転
数を制御して映像データを記録することができるうえ、
上記記録PLL回路及び再生PLL回路の位相引き込み
後の安定性をよくすることができるような記録再生装置
の提供を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録再生装
置は、入出力部,データ処理部及び記録再生部からな
り、各部においてそれぞれ異なる周波数のクロックを用
いて、外部から供給される映像情報をデジタル的に記録
再生する記録再生装置であって、上記外部から供給され
る映像信号に係る同期信号の周波数が、所定の範囲内で
あれば、上記外部から供給される映像信号に係る同期信
号をそのまま用いて上記データ処理部及び記録再生部の
クロックを形成して出力し、また、上記外部から供給さ
れる映像信号に係る同期信号の周波数が、上記所定の範
囲外の場合は、上記同期信号の周波数を所定の範囲に補
正し、この補正した同期信号を用いて上記データ処理部
及び記録再生部のクロックを形成して出力する制御手段
を有することを特徴として上述の課題を解決する。
【0022】また、本発明に係る記録再生装置は、上記
記録再生部が回転ヘッドにより上記映像情報の記録再生
を行うようになっており、上記回転ヘッドは、上記制御
手段が記録再生部用に形成したクロックによりその回転
数が制御されることを特徴として上述の課題を解決す
る。
【0023】
【作用】本発明に係る記録再生装置は、入出力部,デー
タ処理部及び記録再生部からなり、各部においてそれぞ
れ異なる周波数のクロックを用いて、外部から供給され
る映像情報をデジタル的に記録再生する記録再生装置で
あって、制御手段が、外部から供給される映像情報の垂
直同期信号の周波数を検出し、この検出した周波数が上
記所定の範囲内の場合は、この垂直同期信号をそのまま
用いて、上記データ処理部及び記録再生部のクロックを
形成し、上記検出した周波数が上記所定の範囲外の場合
は、この垂直同期信号を所定の範囲に補正し、この補正
した垂直同期信号を用いて上記データ処理部及び記録再
生部のクロックを形成する。
【0024】また、本発明に係る記録再生装置は、この
ように補正した垂直同期信号を用いて形成されたクロッ
クにより、上記記録再生部の回転ヘッドの回転制御を行
う。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係る記録再生装置の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0026】本発明に係る記録再生装置は、例えば図1
に示すように、外部から供給される映像信号の同期信号
の周波数に基づいて記録ヘッドの回転数を制御し、映像
情報をデジタル的に記録再生する、いわゆるドラム回転
制御機能を有するデジタルビデオテープレコーダ装置に
適用することができる。
【0027】このデジタルビデオテープレコーダ装置
は、映像信号の入出力処理を行う入出力部である入出力
処理部(SPCK処理部)1と、映像データの圧縮伸長
処理を行うデータ処理部である圧縮伸長処理部(TRC
K処理部)2と、映像データの記録再生を行う記録再生
部である記録再生処理部(DRCK処理部)3と、上記
各処理部1〜3に合ったクロックをそれぞれ形成すると
ともに、当該デジタルビデオテープレコーダ装置全体の
制御を行う制御手段である制御部4とからなっている。
【0028】このようなデジタルビデオテープレコーダ
装置において、外部から供給される例えばコンポジット
信号の記録を行う場合、該コンポジット信号は、図1に
示す入力端子6を介して第1の切り換えスイッチ7の被
選択端子7bに供給されるとともに、上記制御部4内の
同期分離回路24に供給される。
【0029】この場合、上記第1の切り換えスイッチ7
は、選択端子7cで被選択端子7bを選択するように切
り換え制御されている。このため、上記入力端子6から
のコンポジット信号は、上記第1の切り換えスイッチ7
を介して入力映像信号処理回路8に供給される。
【0030】一方、上記同期分離回路24は、上記コン
ポジット信号から同期信号を抽出し、これを第2の切り
換えスイッチ25の被選択端子25bに供給する。
【0031】この場合、外部から供給された映像信号が
コンポジット信号のため、上記第2の切り換えスイッチ
25は、選択端子25cで被選択端子25bを選択する
ように切り換え制御されている。このため、上記同期分
離回路24で抽出された上記同期信号は、上記第2の切
り換えスイッチ25を介して同期検出回路26に供給さ
れるとともに、第3の切り換えスイッチ27の被選択端
子27aに供給される。
【0032】上記同期検出回路26は同期信号の検出を
行い、該同期信号が検出されたときに選択端子27cで
被選択端子27aを選択するように上記第3の切り換え
スイッチ27を切り換え制御する。これにより、上記同
期分離回路24からの同期信号が上記第3の切り換えス
イッチ27を介して垂直,水平分離回路28に供給され
る。
【0033】なお、上記同期検出回路26は、所定時間
同期信号が検出されない場合、選択端子27cで被選択
端子27bを選択するように上記第3の切り換えスイッ
チ27を切り換え制御する。上記被選択端子27bに
は、リファレンス同期ジェネレータ37からの基準同期
信号が供給されている。このため、上記所定時間同期信
号が検出されない場合でも上記垂直,水平分離回路28
に同期信号を供給することができるようになっている。
【0034】また、以上の説明は、外部からコンポジッ
ト信号が供給される場合であるが、外部からコンポーネ
ント信号が供給される場合、該コンポーネント信号は、
入力端子5を介して上記第1の切り換えスイッチ7の選
択端子7a、及び、上記第2の切り換えスイッチ25の
被選択端子25aに供給される。
【0035】この場合、上記第1の切り換えスイッチ7
は、選択端子7cにより被選択端子7aを選択するよう
に切り換え制御されている。このため、上記入力端子5
からのコンポーネント信号が、上記第1の切り換えスイ
ッチ7を介して上記入力映像信号処理回路8に供給され
る。
【0036】また、上記第2の切り換えスイッチ25
は、選択端子25cにより被選択端子25aを選択する
ように切り換え制御される。このため、上記コンポーネ
ント信号は、上記同期検出回路26及び第3の切り換え
スイッチ27の被選択端子27aに供給される。
【0037】上記同期検出回路26は、上記コンポーネ
ント信号の同期信号を検出し、該同期信号が検出された
ときに、選択端子27cにより被選択端子27aが選択
されるように上記第3の切り換えスイッチ27を切り換
え制御する。
【0038】これにより、上記コンポーネント信号の同
期信号が上記垂直,水平分離回路28に供給される。
【0039】なお、この場合も、上記同期検出回路26
は、所定時間同期信号が検出されないと、選択端子27
cにより被選択端子27bを選択するように上記第3の
切り換えスイッチ27を切り換え制御する。
【0040】これにより、上記コンポーネント信号の同
期信号が検出されない場合でも、上記リファレンス同期
ジェネレータ37からの基準同期信号を上記垂直,水平
分離回路28に供給することができる。
【0041】次に、上記垂直水平分離回路28は、上記
同期信号が供給されると、これを垂直同期信号及び水平
同期信号に分離し、該水平同期信号をSPCK処理部1
用のフェーズ・ロックド・ループ回路(PLL回路)で
ある、SPCKPLL回路30に供給するとともに、該
垂直同期信号をTRCK処理部2用のPLL回路であ
る、2TRCKPLL回路32に供給する。
【0042】上記SPCKPLL回路30は、上記水平
同期信号の位相を引き込み、正確なタイミングの水平同
期信号を形成し、これをSPCKコントロール信号発生
回路29に供給する。
【0043】上記SPCKコントロール信号発生回路2
9は、上記水平同期信号をリファレンスとして、国際無
線通信諮問委員会(CCIR)で勧告されている13.
5MHzのクロックを形成するとともに、SPCKコン
トロール信号を形成し、これらを上記SPCK処理部1
に供給する。
【0044】上記SPCK処理部1において、上記コン
ポジット信号が供給される入力映像信号処理回路8は、
上記13.5MHzのクロックにより、上記コンポジッ
ト信号をサンプリングしデジタル化してコンポジットデ
ータを形成するとともに、上記SPCKコントロール信
号に基づいて上記コンポジットデータから輝度データ
(Y)及びクロックデータ(C)を形成し、これらをブ
ロッキングメモリ9に供給する。
【0045】上記ブロッキングメモリ9には、上記1
3.5MHzのクロックが供給されている。上記輝度デ
ータ及びクロマデータは、この13.5MHzのクロッ
クにより、上記ブロッキングメモリ9に書き込まれる。
【0046】ここで、上記2TRCKPLL回路32の
要部は、図2に示すような構成となっており、上記垂
直,水平分離回路28からの垂直同期信号は、入力端子
46を介して判定回路40及び切り換えスイッチ44の
被選択端子44bに供給される。
【0047】オシレータ43は、標準の垂直同期信号の
周波数で発振しており、この発振信号を第1の発振器4
1及び第2の発振器42に供給する。
【0048】上記第1の発振器41は、上記オシレータ
43からの発振信号に基づいて、標準よりも1%周波数
の高い垂直同期信号を形成し、これを上記切り換えスイ
ッチ44の被選択端子44aに供給する。
【0049】また、上記第2の発振器42は、上記オシ
レータ43からの発振信号に基づいて、標準よりも1%
周波数の低い垂直同期信号を形成し、これを上記切り換
えスイッチ44の被選択端子44cに供給する。
【0050】上記判定回路40は、上記垂直同期信号の
周波数を検出し、この垂直同期信号の周波数が、標準の
周波数の垂直同期信号に対して、何%程度ずれているか
を検出する。そして、この周波数のずれが±1%以内の
場合は、選択端子44dで被選択端子44bを選択する
ように上記切り換えスイッチ44を切り換え制御する。
【0051】これにより、入力端子46からの垂直同期
信号が、上記切り換えスイッチ44を介してそのままV
−PLL回路45に供給される。
【0052】また、上記周波数のずれが+1%以上であ
る場合は、選択端子44dで被選択端子44aを選択す
るように上記切り換えスイッチ44を切り換え制御す
る。これにより、上記切り換えスイッチ44を介して、
標準よりも1%周波数の高い垂直同期信号が上記V−P
LL回路45に供給される。
【0053】また、上記周波数のずれが−1%以下であ
る場合は、選択端子44dで被選択端子44cを選択す
るように上記切り換えスイッチ44を切り換え制御す
る。これにより、上記切り換えスイッチ44を介して、
標準よりも1%周波数の低い垂直同期信号が上記V−P
LL回路45に供給される。
【0054】上記V−PLL回路45は、上記各垂直同
期信号の位相を引き込みを行い、正確なタイミングの垂
直同期信号を出力端子47を介して出力する。
【0055】すなわち、この2TRCKPLL回路32
は、外部から供給される映像信号の垂直同期信号の周波
数を、図3に示すように標準の周波数に対して±1%以
内の範囲内の周波数のずれとなるように補正する。そし
て、この補正した垂直同期信号を図1に示すDRCKP
LL回路34に供給するとともに、該補正した垂直同期
信号に基づいて、例えば約36MHzのクロックと、こ
のクロックを2分周した約18MHzのクロックを形成
し、これらをTRCKコントロール信号発生回路31に
供給する。
【0056】上記TRCKコントロール信号発生回路3
1は、上記約18MHzのクロックを上記TRCK処理
部2に供給するとともに、上記約18MHzのクロック
及び約36MHzのクロックに基づいてTRCKコント
ロール信号を形成し、これを上記TRCK処理部2に供
給する。
【0057】上記TRCK処理部2において、上記ブロ
ッキングメモリ9に13.5MHzのクロックで書き込
まれた輝度データ及びクロマデータは、上記約18MH
zのクロックで読み出され、直交変換(DCT)回路1
0に供給される。
【0058】上記DCT回路10は、上記TRCKコン
トロール信号に基づいて上記輝度データ及びクロマデー
タを、例えば8画素×8画素のブロックに分割し、この
ブロック毎に、いわゆる直交変換処理を行うことにより
データ圧縮を行う。そして、このデータ圧縮したブロッ
ク毎の輝度データ及びクロマデータをフレーム化回路1
1に供給する。
【0059】上記フレーム化回路11は、上記TRCK
コントロール信号に基づいて、上記データ圧縮された輝
度データ及びクロマデータから1画像分の映像データを
形成し、これをPTGメモリ12に供給する。
【0060】上記PTGメモリ12には、上記約18M
Hzのクロックが供給されている。上記映像データは、
この18MHzのクロックにより上記PTGメモリ12
に書き込まれパリティが付加される。
【0061】次に、上記2TRCKPLL回路32から
の垂直同期信号が供給される上記DRCKPLL回路3
4は、該垂直同期信号の位相を引き込み、正確なタイミ
ングの約43MHzのクロックを形成し、これを第4の
切り換えスイッチ35の被選択端子35bに供給する。
【0062】上述のように、上記DRCKPLL回路3
4に供給される垂直同期信号の周波数は、上記2TRC
KPLL回路32により、標準の垂直同期信号の周波数
に対して、±1%以内の周波数ずれとなるように制御さ
れている。このため、上記DRCKPLL回路34の位
相引き込み幅を拡げる必要がなく、位相引き込み後の安
定性を良くすることができる。
【0063】上記第4の切り換えスイッチ35は、この
記録時には、選択端子35cで被選択端子35bを選択
するように切り換え制御されている。このため、上記D
RCKPLL回路34からの上記約43MHzのクロッ
クは、上記第4の切り換えスイッチ35を介してDRC
Kコントロール信号発生回路33に供給される。
【0064】上記DRCKコントロール信号発生回路3
3は、上記約43MHzのクロックを上記DRCK処理
部3に供給するとともに、該約43MHzのクロックか
らDRCKコントロール信号を形成し、これを上記DR
CK処理部3に供給する。
【0065】上記DRCK処理部3において、上記PT
Gメモリ12に書き込まれた映像データは、上記DRC
Kコントロール信号発生回路33から供給される約43
MHzのクロックにより読み出されエンコーダ13に供
給される。
【0066】上記エンコーダ13は、上記DRCKコン
トロール信号に基づいて上記映像データに所定の符号化
処理を施し、これを回転ヘッドとなっている記録ヘッド
14に供給する。
【0067】上記記録ヘッド14は、上記DRCKコン
トロール信号により制御される回転数で、上記映像デー
タを磁気テープ15に斜め記録する。これにより、外部
から供給される映像信号に係る垂直同期信号の周波数
が、標準とは異なっていても、これに合わせて映像デー
タの記録を行うことができ、該供給される映像信号に対
応した正確な記録を行うことができる。
【0068】さらに、上述のように、上記DRCKコン
トロール信号は、標準の垂直同期信号の周波数に対し
て、±1%以内の周波数ずれとなるように制御された垂
直同期信号に基づいて形成されるため、上記記録ヘッド
14の回転数も、標準の回転数に対して±1%以内の回
転数までの制御にとどめることができる。このため、上
記磁気テープ15に形成される記録トラックの傾きも、
標準の回転数の再生ヘッドで正確に再生し得る範囲内の
傾きとすることができる。従って、このようなドラム回
転制御機能を有していないデジタルビデオテープレコー
ダ装置で、本実施例に係るデジタルビデオテープレコー
ダ装置で記録された映像信号を再生する場合でも、該映
像信号を正確に再生することができるようにすることが
できる(他機器との互換性を良くすることができる)。
【0069】次に、このように記録された映像データ
は、再生時において、回転ヘッドとなっている再生ヘッ
ド16により再生され、デコーダ17に供給される。
【0070】上記デコーダ17は、上記映像データに所
定の復号化処理を施し、これをECCメモリ18に供給
するとともに、該映像データの垂直同期信号をPBPL
L回路36に供給する。
【0071】上記PBPLL回路36は、上記垂直同期
信号の位相を引き込み、正確なタイミングの垂直同期信
号を形成し、これを上記第4の切り換えスイッチ35の
被選択端子35aに供給する。この再生時には、上記第
4の切り換えスイッチ35は、選択端子35cで被選択
端子35aを選択するように切り換え制御されている。
このため、上記PBPLL回路36からの垂直同期信号
は、上記第4の切り換えスイッチ35を介して上記DR
CKコントロール信号発生回路33に供給される。
【0072】上記DRCKPLL回路34は、上記垂直
同期信号に基づいて約43MHzのクロックを形成する
とともに、該垂直同期信号に応じた周波数のDRCKコ
ントロール信号を形成し、これらを上記DRCK処理部
3に供給する。
【0073】上記DRCK処理部3で形成されたDRC
Kコントロール信号は、上記再生ヘッド16に供給され
る。これにより、上記再生ヘッド16の回転数を、記録
時における記録ヘッド14の回転数と同じ回転数となる
ように制御することができ、該再生ヘッド16により記
録トラックを正確トレースすることができ、映像データ
を正確に再生することができる。
【0074】また、上記磁気テープ15に記録された映
像データは、上述のように、通常の回転数に対して±1
%以内の回転数に制御される記録ヘッド14で記録され
ているため、上記PBPLL回路36の位相引き込み幅
を必要以上に拡げる必要がない。このため、上記PBP
LL回路36の位相引き込み後の安定性を良くすること
ができる。
【0075】次に、上記ECCメモリ18に供給された
映像データは、上記約43MHzのクロックにより該E
CCメモリ18に書き込まれ、誤り訂正される。
【0076】ここで、この再生時には、上記第3の切り
換えスイッチ27は、選択端子27cで被選択端子27
bを選択するように切り換え制御される。これにより、
上記TRCKコントロール信号発生回路31は、上記リ
ファレンス同期ジェネレータ37からの垂直同期信号に
基づいて、上記TRCKコントロール信号及び約18M
Hzのクロックを形成し、上記SPCKコントロール信
号発生回路29は、上記リファレンス同期ジェネレータ
37からの垂直同期信号に基づいて、上記SPCKコン
トロール信号及び13.5MHzのクロックを形成する
こととなる。
【0077】上記ECCメモリ18に書き込まれた映像
データは、上記TRCKコントロール信号発生回路31
からの約18MHzのクロックにより、例えば8画素×
8画素のブロック毎に読み出され、逆直交変換回路20
に供給される。
【0078】上記逆直交変換回路20は、上記TRCK
コントロール信号に基づいて、各ブロック毎の映像デー
タ(輝度データ及びクロマデータ)に逆直交変換処理を
施すことにより、該映像データをデータ伸長し、これを
デブロッキングメモリ21に供給する。
【0079】上記デブロッキングメモリ21に供給され
た上記映像データは、上記約18MHzのクロックによ
り、1画像分の映像データを形成するように書き込まれ
る。このデブロッキングメモリ21に書き込まれた映像
データは、上記SPCKコントロール信号発生回路29
からの13.5MHzのクロックにより読み出され、出
力映像信号処理回路22に供給される。
【0080】上記出力映像信号処理回路22は、上記S
PCKコントロール信号発生回路29からのSPCKコ
ントロール信号に基づいて、輝度データ及びクロマデー
タに分けられて供給される上記映像信号からコンポジッ
トデータを形成するとともに、上記13.5MHzのク
ロックを用いてこのコンポジットデータをアナログ化す
ることによりコンポジット信号を形成し、これを出力端
子23を介して外部に出力する。
【0081】なお、外部から供給される垂直同期信号の
周波数を±1%以内の周波数となるように制御する上記
2TRCKPLL回路32は、図2に示すような構成で
なくとも図4に示すような構成としてもよい。
【0082】すなわち、この図4に示すような構成とす
ると、上記垂直,水平分離回路28からの垂直同期信号
は、入力端子59を介して判定回路51及び位相比較器
52に供給される。
【0083】上記位相比較器52には、プリスケーラ5
8からの、前に出力した垂直同期信号を分周することに
より形成された垂直同期信号が別に供給されている。上
記位相比較器52は、上記プリスケーラ58からの垂直
同期信号に対する、上記入力端子59を介して供給され
る垂直同期信号の位相誤差を検出し、この位相誤差信号
をローパスフィルタ54を介して電圧可変型発振器(V
CO)56に供給する。上記VCO56は、上記位相誤
差信号に応じて発振周波数が可変され、この出力をセレ
クタ57の被選択端子57bに供給する。
【0084】上記セレクタ57の被選択端子57aに
は、第1の発振器53からの、標準の周波数の垂直同期
信号に対して+1%の周波数を有する垂直同期信号が供
給されており、また、被選択端子57cには、第2の発
振器55からの、標準の周波数の垂直同期信号に対して
−1%の周波数を有する垂直同期信号が供給されてい
る。
【0085】また、上記判定回路51は、上記入力端子
59を介して供給される垂直同期信号の周波数が、標準
の周波数の垂直同期信号に対して何%程ずれているかを
検出する。そして、上記周波数のずれが±1%以内であ
れば選択端子57dにより、被選択端子57bを選択す
るように上記セレクタ57を切り換え制御する。これに
より、上記VCO56からの垂直同期信号が上記セレク
タ57を介して上記プリスケーラ58に供給される。
【0086】また、上記判定回路51は、上記周波数の
ずれが+1%以上であれば選択端子57dにより、被選
択端子57aを選択するように上記セレクタ57を切り
換え制御する。これにより、上記第1の発振器53から
の、+1%の周波数を有する垂直同期信号が上記セレク
タ57を介して上記プリスケーラ58に供給される。
【0087】さらに、上記判定回路51は、上記周波数
のずれが−1%以下であれば選択端子57dにより、被
選択端子57cを選択するように上記セレクタ57を切
り換え制御する。これにより、上記第2の発振器53か
らの、−1%の周波数を有する垂直同期信号が上記セレ
クタ57を介して上記プリスケーラ58に供給される。
【0088】上記プリスケーラ58は、上記セレクタ5
7を介して供給される、上記各垂直同期信号を分周する
ことによりタイミング図り、該各垂直同期信号を上記位
相比較器52に帰還するとともに、出力端子60を介し
て図1に示したDRCKPLL回路34等に供給する。
【0089】これにより、上記DRCKPLL回路34
に供給する垂直同期信号の周波数を±1%以内に制御す
ることができ、上述の実施例と同じく、当該デジタルビ
デオテープレコーダ装置で記録した映像信号を他機器に
おいても正確に再生することができる等の効果を得るこ
とができる。
【0090】また、上記2TRCKPLL回路32を、
図5に示すような構成としてもよい。
【0091】この場合、上記垂直,水平分離回路28か
らの垂直同期信号は、入力端子75を介して位相比較器
71に供給される。上記位相比較器71には、プリスケ
ーラ74からの、前に出力した垂直同期信号を分周する
ことにより形成された垂直同期信号が別に供給されてい
る。上記位相比較器71は、上記プリスケーラ74から
の垂直同期信号に対する、上記入力端子75を介して供
給される垂直同期信号の位相誤差を検出し、この位相誤
差信号をローパスフィルタ72を介してVCO73に供
給する。上記VCO73は、上記位相誤差信号に応じて
発振周波数が可変されるが、この可変範囲は、上記プリ
スケーラ74から出力される垂直同期信号の周波数が、
標準の垂直同期信号の周波数に対して±1%以内でおさ
まるような可変範囲となっている。上記プリスケーラ7
4は、上記VCO73からの垂直同期信号を分周し、タ
イミングを図って上記位相比較器71に帰還するととも
に、出力端子76を介して図1に示すDRCKPLL回
路34に供給する。
【0092】この図5に示す2TRCKPLL回路32
は、上述のように、上記VCO73の特性を調整してあ
るため、上記プリスケーラ74から上記DRCKPLL
回路34に供給される垂直同期信号の周波数を±1%以
内に制御することができ、上述の実施例と同じく、当該
デジタルビデオテープレコーダ装置で記録した映像信号
を他機器においても正確に再生することができる等の効
果を得ることができる。
【0093】さらに、上記2TRCKPLL回路32
を、図6に示すような構成としてもよい。
【0094】この場合、上記垂直,水平分離回路28か
らの垂直同期信号は、入力端子91を介して判定回路8
0及び位相比較器82に供給される。
【0095】上記位相比較器82には、プリスケーラ8
5からの垂直同期信号が別に供給されている。上記位相
比較器82は、上記プリスケーラ85からの垂直同期信
号に対する、上記入力端子91を介して供給される垂直
同期信号の位相誤差を検出し、この位相誤差信号をロー
パスフィルタ83を介してVCO84に供給する。上記
VCO73は、上記位相誤差信号に応じて発振周波数が
可変され、この可変された周波数の垂直同期信号を上記
プリスケーラ85に供給する。
【0096】上記プリスケーラ85は、上記垂直同期信
号を分周し、タイミングを図って上記位相比較器82に
帰還するとともに、セレクタ90の被選択端子90bに
供給する。
【0097】上記セレクタ90の被選択端子90aに
は、第1のカウンタ87によりタイミングが制御され
た、第1の発振器86からの、標準の周波数の垂直同期
信号に対して+1%の周波数を有する垂直同期信号が供
給されている。また、上記セレクタ90の被選択端子9
0cには、第2のカウンタ89によりタイミングが制御
された、第2の発振器88からの、標準の周波数の垂直
同期信号に対して−1%の周波数を有する垂直同期信号
が供給されている。
【0098】一方、上記判定回路80は、上記入力端子
91を介して供給される垂直同期信号の周波数を検出す
る。そして、この周波数が、標準の垂直同期信号が有す
る周波数に対して何%程度ずれているかを検出し、この
周波数のずれが、±1%以内である場合、選択端子90
dにより被選択端子90bを選択するように上記セレク
タ90を切り換え制御する。これにより、上記プリスケ
ーラ85からの垂直同期信号(標準の垂直同期信号に対
して±1%以内の周波数を有する垂直同期信号)が上記
セレクタ90及び出力端子92を介して上記図1に示す
DRCKPLL回路34に供給される。
【0099】また、上記判定回路80は、上記周波数の
ずれが+1%以上である場合、選択端子90dにより被
選択端子90aを選択するように上記セレクタ90を切
り換え制御する。これにより、上記第1のカウンタ87
からの、標準の垂直同期信号に対して+1%の周波数を
有する垂直同期信号が、上記セレクタ90及び出力端子
92を介して上記図1に示すDRCKPLL回路34に
供給される。
【0100】また、上記判定回路80は、上記周波数の
ずれが+1%以下である場合、選択端子90dにより被
選択端子90cを選択するように上記セレクタ90を切
り換え制御する。これにより、上記第2のカウンタ89
からの、標準の垂直同期信号に対して−1%の周波数を
有する垂直同期信号が、上記セレクタ90及び出力端子
92を介して上記図1に示すDRCKPLL回路34に
供給される。
【0101】これにより、上記DRCKPLL回路34
に供給する垂直同期信号の周波数を±1%以内に制御す
ることができ、上述の実施例と同じく、当該デジタルビ
デオテープレコーダ装置で記録した映像信号を他機器に
おいても正確に再生することができる等の効果を得るこ
とができる。
【0102】なお、上述の実施例の説明では、外部から
供給される映像信号の垂直同期信号の周波数に基づいて
上記記録ヘッド14の回転数を制御するようにしたが、
これは、外部から供給される映像信号の水平同期信号の
周波数に基づいて上記記録ヘッド14の回転数を制御す
るようにしてもよい。
【0103】また、本発明に係る記録再生装置は、外部
から供給される映像信号の同期信号に基づいて記録ヘッ
ドの回転数を制御するようなドラム制御機能を有するデ
ジタルビデオテープレコーダ装置であることとしたが、
これは、上記ドラム制御機能を有さないデジタルビデオ
テープレコーダ装置としてもよい。
【0104】この場合は、外部から供給される映像信号
の同期信号に基づいて記録ヘッドの回転数を制御しない
ため、当該デジタルビデオテープレコーダ装置で記録し
た映像データを他機器で正確に再生することができるこ
とはもとより、上記2TRCKPLL回路32におい
て、垂直同期信号の周波数を、標準の垂直同期信号の周
波数に対して±1%以内に制御しているため、適正な垂
直同期信号を形成することができ、上記DRCKPLL
回路34及びPBPLL回路36の位相引き込み後の安
定性の改善等の効果を得ることができる。
【0105】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係る記録再生装置は、制御手段が、外部から供給される
映像情報の垂直同期信号の周波数を検出し、この検出し
た周波数が上記所定の範囲内の場合は、この垂直同期信
号をそのまま用いて、データ処理部及び記録再生部のク
ロックを形成し、上記検出した周波数が上記所定の範囲
外の場合は、この垂直同期信号を所定の範囲に補正し、
この補正した垂直同期信号を用いて上記データ処理部及
び記録再生部のクロックを形成することにより、上記デ
ータ処理部及び記録再生部のクロックを形成するための
フェーズ・ロックド・ループ(PLL)回路の引き込み
幅を無理に拡げることがなく、該PLL回路の引き込み
後の安定性を良くすることができる。このため、映像情
報の正確な記録に適したクロックを形成することができ
る。
【0106】また、このような補正を行った垂直同期信
号により形成したクロックを用いて回転ヘッドの回転制
御を行うことにより、外部から供給される映像情報の垂
直同期信号の周波数に対応した回転数として該映像情報
を記録しながらも、本発明に係る記録再生装置により記
録された映像情報を、ドラム制御機能を有さない他の記
録再生装置で正確に再生可能とすることができる。
【0107】また、上記クロックを用いて回転ヘッドの
回転制御を行うことにより、上記回転ヘッドを回転制御
するためのクロックを形成するPLL回路の位相引き込
み幅を拡げる必要がなく、該PLL回路の引き込み後の
安定性を良くすることができる。このため、映像情報の
正確な記録に貢献することができる。
【0108】さらに、上記クロックを用いて回転ヘッド
の回転制御を行うことにより、記録された映像情報を再
生する回転ヘッドを回転制御するためのクロックを形成
するPLL回路の位相引き込み幅を拡げる必要がなく、
該PLL回路の引き込み後の安定性を良くすることがで
きる。このため、映像情報の正確な再生に貢献すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録再生装置をドラム制御機能を
有するデジタルビデオテープレコーダ装置に適用した場
合の実施例における、該デジタルビデオテープレコーダ
装置のブロック図である。
【図2】上記実施例に係るデジタルビデオテープレコー
ダ装置に設けられている2TRCKPLL回路32の要
部を示すブロック図である。
【図3】上記2TRCKPLL回路32の出力特性を説
明するための図である。
【図4】上記2TRCKPLL回路32の他の構成例を
示すブロック図である。
【図5】上記2TRCKPLL回路32の他の構成例を
示すブロック図である。
【図6】上記2TRCKPLL回路32の他の構成例を
示すブロック図である。
【図7】ドラム制御を行うことにより、磁気テープ上に
形成される記録トラックの傾斜を説明するための模式図
である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・入出力処理部(SPCK処理
部) 2・・・・・・・・・・圧縮伸長処理部(TRCK処理
部) 3・・・・・・・・・・記録再生処理部(DRCK処理
部) 4・・・・・・・・・・制御部 5,6・・・・・・・・コンポーネント信号,コンポジ
ット信号の入力端子 7・・・・・・・・・・第1の切り換えスイッチ 8・・・・・・・・・・入力映像信号処理回路 9・・・・・・・・・・ブロッキングメモリ 10・・・・・・・・・直交変換回路 11・・・・・・・・・フレーム化回路 12・・・・・・・・・PTGメモリ 13・・・・・・・・・エンコーダ 14・・・・・・・・・記録ヘッド 15・・・・・・・・・磁気テープ 16・・・・・・・・・再生ヘッド 17・・・・・・・・・デコーダ 18・・・・・・・・・ECCメモリ 19・・・・・・・・・デフレーム化回路 20・・・・・・・・・逆直交変換回路 21・・・・・・・・・デブロッキングメモリ 22・・・・・・・・・出力映像信号処理回路 23・・・・・・・・・映像信号の出力端子 24・・・・・・・・・同期分離回路 25・・・・・・・・・第2の切り換えスイッチ 26・・・・・・・・・同期検出回路 27・・・・・・・・・第3の切り換えスイッチ 28・・・・・・・・・垂直,水平分離回路 29・・・・・・・・・SPCKコントロール信号発生
回路 30・・・・・・・・・SPCKPLL回路 31・・・・・・・・・TRCKコントロール信号発生
回路 32・・・・・・・・・2TRCKPLL回路 33・・・・・・・・・DRCKコントロール信号発生
回路 34・・・・・・・・・DRCKPLL回路 35・・・・・・・・・第4の切り換えスイッチ 36・・・・・・・・・PBPLL回路 37・・・・・・・・・リファレンス同期ジェネレータ 40,51,80・・・判定回路 41,53,86・・・第1の発振器 42,55,88・・・第2の発振器 43・・・・・・・・・オシレータ 44,57,90・・・セレクタ 45・・・・・・・・・V−PLL回路 52,71,82・・・位相比較器 54,72,83・・・ローパスフィルタ(LPF) 56,73,84・・・電圧可変型発振器 58,74,85・・・プリスケーラ 87,89・・・・・・第1,第2のカウンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力部,データ処理部及び記録再生部
    からなり、各部においてそれぞれ異なる周波数のクロッ
    クを用いて、外部から供給される映像情報をデジタル的
    に記録再生する記録再生装置であって、 上記外部から供給される映像信号に係る同期信号の周波
    数が、所定の範囲内であれば、上記外部から供給される
    映像信号に係る同期信号をそのまま用いて上記データ処
    理部及び記録再生部のクロックを形成して出力し、ま
    た、上記外部から供給される映像信号に係る同期信号の
    周波数が、上記所定の範囲外の場合は、上記同期信号の
    周波数を所定の範囲に補正し、この補正した同期信号を
    用いて上記データ処理部及び記録再生部のクロックを形
    成して出力する制御手段を有することを特徴とする記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 上記記録再生部は回転ヘッドにより上記
    映像情報の記録再生を行うようになっており、上記回転
    ヘッドは、上記制御手段が記録再生部用に形成したクロ
    ックによりその回転数が制御されることを特徴とする請
    求項1記載の記録再生装置。
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