JPH0630196U - 発光性布製品 - Google Patents

発光性布製品

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JPH0630196U
JPH0630196U JP40425790U JP40425790U JPH0630196U JP H0630196 U JPH0630196 U JP H0630196U JP 40425790 U JP40425790 U JP 40425790U JP 40425790 U JP40425790 U JP 40425790U JP H0630196 U JPH0630196 U JP H0630196U
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JP
Japan
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agent
light
light emitting
luminescent
cloth
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Pending
Application number
JP40425790U
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English (en)
Inventor
剛士 定山
Original Assignee
剛士 定山
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の染色の手法を変更することなく、新規な
受光感覚を看者に与えることができ、デザインの多様化
をなすことのできる布製品の提供を図る。 【構成】布製品1の布製シート2の少なくとも表面に発
光部3を形成する。発光部3は、染色剤とこの染色剤に
混合された発光剤とを含むため、発光剤による発光作用
によって、新規な受光感覚を看者に与えることができ
る。しかも、この発光剤は、光を吸収して暗所で発光す
るものであるため、発光部3暗所において発光し、発光
剤を有していない部分5、6との差異を顕著になすこと
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、衣料品やカーテン等の各種布製品の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
衣料品やカーテン等の各種布製品にあっては、今日の染色方法は大きく進歩発 展し、その改良を図るにも、すでに限度にきている言って過言でない。他方、そ のデザインにおいても、染色方法を無視して新たなデザインをなすことはできず 、自ずとその制約を受けるものである。例えば、模様や文字等を捺染により布製 品に施す場合、スクリーンを布の表面に配位して染料を塗布することによりなさ れるものであるが、その手法は基本的に変更することができず、模様や文字等の デザインも、その手法の制約を受けるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、本考案は、従来の染色の手法の制約を受けつつも、新規な受光感覚を 看者に与えることができ、デザインの多様化を図ることのできる布製品の提供を 目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、衣料品やカーテン等に用いられる布製シートを基材とし、この基材 の少なくとも表面に形成された発光部を有する布製品を提供する。そして、この 発光部は、染色剤とこの染色剤に混合された発光剤とを含み、さらに、この発光 剤は、光を吸収して暗所で発光するものであることを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案の発光製布製品においては、布製シートの基材の少なくとも表面に形成 された発光部が、染色剤とこの染色剤に混合された発光剤とを含むため、発光剤 による発光作用によって、新規な受光感覚を看者に与えることができる。しかも この発光剤は、光を吸収して暗所で発光するものであるため、発光部が暗所にお いて発光し、発光剤を有していない部分との差異を顕著になすことができる。
【0006】
【実施例】
以下、図に基づき本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の1実施例の布製品の正面図、図2は図1のA−A線に沿う拡大 断面説明図である。 この実施例では、布製品1としてTシャツを採用し、綿布からなる布製シート 2の表面に捺染により模様を施したものである。この模様は、発光部3と、発泡 発光部4と、発泡部5と、通常の捺染部6とを組み合わせて形成されている。
【0007】 発光部3は、捺染用の染色剤に、発光剤と架橋剤を混合し、水により適度粘度 に調整したものを用い、従来と同様のスクリーン等の捺染の方法により染色し、 熱処理をなして、布製シート2の表面上に定着させたものである。この発光剤は 光を吸収して暗所で発光する作用を有し、例えば、硫化亜鉛、銅化合物調整品で ある林化学工業株式会社のルミカラー(商品名)を用いることができる。
【0008】 発泡発光部4は、捺染用の染色剤に、発泡剤と発光剤と架橋剤を混合し、水に より適度の粘度に調整したものを用い、従来と同様の捺染の方法により染色した 後、熱処理を施して発泡剤を発泡させると共に布製シート2の表面上に定着させ たものである。
【0009】 発泡部5は、捺染用の染色剤に、発泡剤と架橋剤を混合し、水により適度粘度 に調整したものを用い、従来と同様の捺染の方法により染色した後、熱処理を施 して発泡剤を発泡させたものであり、又、通常の捺染部6は、従来と同様の方法 で捺染をなしたものである。
【0010】 この例では、図1に示すように、太陽のコロナの発光状態を発光部3によって リアルに表し、太陽の光を受けて輝く球体の感じを発泡発光部4にて表現してい る。さらにその影となる部分は、通常の捺染部6にて表すことにより、光と影の 感じを表現し、又、太陽は発泡部5により表現している。このように、発光部3 又は発泡発光部4を通常の捺染部6や発泡部5と組み合わせることにより、多様 なデザインを創作することが可能となる。特に、発泡発光部4は、盛り上がった 部分の全体が発光するため、極めて多様なデザインを創作することができるもの である。
【0011】 もちろん、これらは単なる一例に過ぎず、発光部3又は発泡発光部4のみで、 模様を形成することも可能である。又、布製シート2は、衣料品やカーテン等の 各種の布製品を採用することができ、染色方法も手塗り等の他の方法に変更する ことが可能である。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、従来の染色の手法の制約を受けつつも、発光により、新規な受光感 覚を看者に与えることができ、デザインの多様化を図ることのできる布製品を提 供し得たものである。又、光を吸収して暗所で発光する作用を有するため、夜間 でも目立ち、交通事故の発生の防止にも寄与し得るものである。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の布製品の正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面説明図である。
【符号の説明】
1 布製品 2 布製シート 3 発光部 4 発泡発光部 5 発泡部 6 通常の捺染部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】衣料品やカーテン等に用いられる布製シー
    トを基材とし、この基材の少なくとも表面に形成された
    発光部を備え、 この発光部が、染色剤とこの染色剤に混合された発光剤
    とを含み、 この発光剤が、光を吸収して暗所で発光するものであ
    る、 発光性布製品。
JP40425790U 1990-12-20 1990-12-20 発光性布製品 Pending JPH0630196U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587897B2 (ja) * 1980-01-11 1983-02-12 奥村商事株式会社 ガスライタ−の炎調節装置
JPS60104586A (ja) * 1983-11-09 1985-06-08 松本 恵之輔 手がきプリント染方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS587897B2 (ja) * 1980-01-11 1983-02-12 奥村商事株式会社 ガスライタ−の炎調節装置
JPS60104586A (ja) * 1983-11-09 1985-06-08 松本 恵之輔 手がきプリント染方法

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