JPH06301058A - アクティブマトリックス型液晶表示素子 - Google Patents

アクティブマトリックス型液晶表示素子

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JPH06301058A
JPH06301058A JP10768693A JP10768693A JPH06301058A JP H06301058 A JPH06301058 A JP H06301058A JP 10768693 A JP10768693 A JP 10768693A JP 10768693 A JP10768693 A JP 10768693A JP H06301058 A JPH06301058 A JP H06301058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
liquid crystal
crystal display
active matrix
display panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP10768693A
Other languages
English (en)
Inventor
Norifumi Hayata
憲文 早田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP10768693A priority Critical patent/JPH06301058A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造工程途中のみならず最終製品状態におい
ても、静電気に強いアクティブマトリックス型液晶表示
素子を提供すること。 【構成】 ガラス基板20上の表示パネル面内には、液
晶をマトリックス駆動するためのMOSFET8、その
電極ラインであるゲートライン6及びソースライン7が
直交して形成されている。両ライン6,7を表示パネル
面の周辺で接続することによりガードリング11が形成
され、最終製品状態では切断部6a,7aが形成され
る。ガードリング11側の電極11a,電極11b及び
対向電極信号ライン12側の電極12aとからコンデン
サ10a,10bが形成されている。本発明のアクティ
ブマトリックス型液晶表示素子は、製造工程途中では、
全ての電極ラインがガードリングにより同電位となり、
最終製品状態ではコンデンサを利用して静電気が吸収さ
れるため不良が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリック
ス型液晶表示素子におけるMOS型電界効果トランジス
タ(以下、MOSFETという)の静電破壊防止構造に
関する。
【0002】
【従来技術】従来、アクティブマトリックス型液晶表示
素子は、表示パネル内に液晶をマトリックス駆動するた
めMOSFETを用いており静電気に対して弱いという
問題がある。そこで、製造工程途中において、全ての電
極ラインを周囲で電気的に接続してガードリングを構成
し、上記MOSFETのゲートラインとソースラインと
を短絡させた構造とする。これにより、上記全ての電極
ラインを同電位として上記MOSFETの静電気による
破壊を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、全ての電極
ラインを短絡するガードリングを形成した部分は、図3
に示したように、最終製品状態とする工程で中央の表示
パネル面部分と切り離されて破棄されていた。このた
め、各電極ラインは製品端まで延びた状態となってい
た。従って、最終製品状態となった後において、静電気
に晒されると製造工程途中における静電破壊防止効果が
なくなっているためMOSFETが破壊されてしまう。
このように、最終製品状態におけるアクティブマトリッ
クス型液晶表示素子は、静電気に対して弱い構造を有し
ているという問題があった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであり、その目的とするところは、製造工程
途中のみならず最終製品状態においても、静電気に強い
アクティブマトリックス型液晶表示素子を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明の構成は、表示パネル面内に形成されたスイッチ
ング用半導体素子であるMOSFETを用いて液晶をマ
トリックス駆動するアクティブマトリックス型液晶表示
素子において、前記MOSFETに対する信号電極及び
走査電極を構成する電極ラインを前記表示パネル面から
その周辺まで延長しそれぞれ接続することにより形成さ
れ、前記電極ラインがその駆動回路と接続された後に前
記表示パネル面の外周にて切断されるガードリングと、
該ガードリングに設けた電極と前記液晶を駆動するため
の対向電極の信号ラインに設けた電極とから絶縁性薄膜
を中間層として形成されるコンデンサとを備えたことを
特徴とする。
【0006】
【作用】上記の手段によれば、ガードリングが信号電極
及び走査電極の各電極ラインと接続され短絡されている
間は、全ての電極ラインが同電位となる。上記各電極ラ
インが切断された後、各電極ラインに対応して表示パネ
ル面の周辺に残されたガードリングに乗った静電気は、
MOSFET形成のための絶縁性薄膜を中間層としガー
ドリング側の電極と対向電極側の電極とで形成されたコ
ンデンサに吸収される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1は本発明に係るアクティブマトリックス型
液晶表示素子における最終製品状態を示した正面図であ
る。又、図2は図1のA−A線に沿った縦断面図であ
る。ガラス基板20上の表示パネル面内には、液晶をマ
トリックス駆動するためのスイッチング用半導体素子で
あるMOSFET8が形成されている。このMOSFE
T8に対する走査電極を構成する電極ラインであるゲー
トライン6及び信号電極を構成する電極ラインであるソ
ースライン7が直交して形成されている。上記ゲートラ
イン6は走査電極駆動回路であるゲートドライバ4と接
続されている。又、上記ソースライン7は信号電極駆動
回路であるソースドライバ5と接続されている。
【0008】上記ゲートライン6及び上記ソースライン
7を表示パネル面の周辺まで延長して接続することによ
りガードリング11が形成される。上記ゲートライン6
にゲートドライバ4、上記ソースライン7にソースドラ
イバ5がそれぞれ接続された後、最終製品状態とする段
階で表示パネル面の外周にてレーザ加工機等によりゲー
トライン6及びソースライン7が切断され切断部6a,
7aが形成されている。
【0009】又、上記ゲートライン6側のガードリング
11には電極11a、上記ソースライン7側のガードリ
ング11には電極11bが形成されている。そして、液
晶を駆動するための対向電極入力信号ライン12には電
極12aが形成されている。上記電極11a,11bと
電極12aとは絶縁性薄膜であるMOSFET8形成の
ための絶縁膜21や表示パネル面の保護膜22を中間層
として対向されることによりコンデンサ10a,10b
が形成されている。更に、上記対向電極入力信号ライン
12には対向電極入力信号端子1、ゲートドライバ4か
らのゲートドライバ入力信号ライン4aにはゲートドラ
イバ入力信号端子2及びソースドライバ入力信号ライン
5aにはソースドライバ入力信号端子3が形成されてい
る。
【0010】次に、その作用について説明する。製造工
程途中では、切断部6a,7aはつながっているためゲ
ートライン6とソースライン7とは短絡され、全て電気
的に導通している。従って、それらゲートライン6及び
ソースライン7に静電気が乗ったとしてもそのライン間
には電位差を生じることがないのでMOSFET8は静
電破壊を起こすことがない。即ち、切断部6a,7aが
形成される以前においては、静電気による不良が発生す
ることはない。
【0011】ゲートドライバ4及びソースドライバ5を
実装し、それぞれゲートライン6及びソースライン7に
接続した後、最終製品状態とするために、ゲートライン
6及びソースライン7をガードリング11から切り離す
必要がある。レーザ加工機等を用いて、ガラス基板20
上で表示パネル面の外周にてゲートライン6及びソース
ライン7のみを切断し切断部6a,7aを形成する。
尚、上記切断部6a,7aはレーザ加工機等によらずそ
の他、エッチング等を利用して形成しても良い。このた
め、ガードリング11はガラス基板20上に残されるこ
ととなる。残されたガードリング11はコンデンサ10
a,10bを介して対向電極入力信号ライン12に接続
されている。ここで、コンデンサ10a,10bは、従
来の製造プロセスを何ら変更することなく形成すること
ができる。
【0012】上述したように、本発明のアクティブマト
リックス型液晶表示素子は、最終製品状態において、ガ
ラス基板端より静電気が乗った場合でもガードリングか
らコンデンサにその静電気は吸収される。即ち、MOS
FET側に静電気が乗ることが防止されるため静電気に
よる不良が発生することはない。更に、コンデンサの片
側が接続された対向電極入力信号ラインはアクティブマ
トリックス型液晶表示素子の対向電極に接続されおり、
液晶層を介してコンデンサ成分を形成している。従っ
て、静電気がガードリング側に形成されたコンデンサで
吸収できない時でも、液晶層に吸収されるためMOSF
ETが不良となることはない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、製造工程途中にお
いては、MOSFETに対する全ての電極ラインが表示
パネル面の周辺で接続されたガードリングにより短絡さ
れ同電位とされる。又、電極ラインが切断された後で
は、表示パネル面の周辺に残されたガードリングと基板
上に形成されたコンデンサと、液晶の対向電極との間に
形成されたコンデンサを利用して静電気が吸収される。
これにより、本発明のアクティブマトリックス型液晶表
示素子は、その製造工程途中のみならず最終製品状態に
おいてもMOSFETの静電気による破壊を防止できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な一実施例に係るアクティブマ
トリックス型液晶表示素子における最終製品状態を示し
た正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った縦断面図である。
【図3】従来のアクティブマトリックス型液晶表示素子
におけるガードリングの切り離し状態を示した説明図で
ある。
【符号の説明】
4…ゲートドライバ 5…ソースドライバ 6…ゲートライン 6a…切断部 7…ソースライン 7a…切断部 8…MOSFET(MOS型電界効果トランジスタ) 10a,10b…コンデンサ 11…ガードリング 11a,11b…(ガードリングに接続されているコン
デンサの)電極 12…対向電極入力信号ライン 12a…(対向電極入力信号ラインに接続されているコ
ンデンサの)電極 20…ガラス基板 21…絶縁膜(絶縁性薄膜) 22…保護膜(絶縁性薄膜)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネル面内に形成されたスイッチン
    グ用半導体素子であるMOS型電界効果トランジスタを
    用いて液晶をマトリックス駆動するアクティブマトリッ
    クス型液晶表示素子において、 前記MOS型電界効果トランジスタに対する信号電極及
    び走査電極を構成する電極ラインを前記表示パネル面か
    らその周辺まで延長しそれぞれ接続することにより形成
    され、前記電極ラインがその駆動回路と接続された後に
    前記表示パネル面の外周にて切断されるガードリング
    と、 前記ガードリングに設けた電極と前記液晶を駆動するた
    めの対向電極の信号ラインに設けた電極とから絶縁性薄
    膜を中間層として形成されるコンデンサとを備えたこと
    を特徴とするアクティブマトリックス型液晶表示素子。
JP10768693A 1993-04-09 1993-04-09 アクティブマトリックス型液晶表示素子 Pending JPH06301058A (ja)

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JP10768693A JPH06301058A (ja) 1993-04-09 1993-04-09 アクティブマトリックス型液晶表示素子

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ID=14465403

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JP10768693A Pending JPH06301058A (ja) 1993-04-09 1993-04-09 アクティブマトリックス型液晶表示素子

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7046312B2 (en) 1995-12-19 2006-05-16 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Active matrix liquid crystal display and method of fabricating same
US7183147B2 (en) 2004-03-25 2007-02-27 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light emitting device, method for manufacturing thereof and electronic appliance
JP2007219525A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Samsung Electronics Co Ltd アレイ基板とこれを具備した表示装置及び静電気からアレイ基板の表示領域を保護する方法

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