JPH0630069Y2 - バスタブ施工治具 - Google Patents
バスタブ施工治具Info
- Publication number
- JPH0630069Y2 JPH0630069Y2 JP11925490U JP11925490U JPH0630069Y2 JP H0630069 Y2 JPH0630069 Y2 JP H0630069Y2 JP 11925490 U JP11925490 U JP 11925490U JP 11925490 U JP11925490 U JP 11925490U JP H0630069 Y2 JPH0630069 Y2 JP H0630069Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- construction
- construction jig
- flange portion
- bathroom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bathtub Accessories (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、住宅等の浴室にバスタブを施工するときに
用いるバスタブ施工治具に関するものである。
用いるバスタブ施工治具に関するものである。
従来、住宅の浴室にバスタブを運び込み、このバスタブ
を所定の位置に配置して施工するときには、1〜2名の
作業者が手で直接バスタブのフランジ部を持ち、浴室へ
の運び込みと配置とを行い施工していた。
を所定の位置に配置して施工するときには、1〜2名の
作業者が手で直接バスタブのフランジ部を持ち、浴室へ
の運び込みと配置とを行い施工していた。
しかしながら、近年の浴室設計の多様化に伴い、従来で
は規格化された大きさおよび形状であったバスタブが大
型化または異形化したことにより、運び込まれたバスタ
ブを所定位置に配置する作業に多くの人手を必要とする
ばかりではなく、比較的狭い浴室での施工の作業性を悪
くし、施工工数が多くかかる。
は規格化された大きさおよび形状であったバスタブが大
型化または異形化したことにより、運び込まれたバスタ
ブを所定位置に配置する作業に多くの人手を必要とする
ばかりではなく、比較的狭い浴室での施工の作業性を悪
くし、施工工数が多くかかる。
この考案の目的は、大型や異形のバスタブでも少ない工
数でかつ安全に施工することができるバスタブ施工治具
を提供することである。
数でかつ安全に施工することができるバスタブ施工治具
を提供することである。
この考案のバスタブ施工治具は、バスタブのフランジ部
を挟着支持する上片と下片とからなり、把手を設けた断
面略コ字形状のものである。
を挟着支持する上片と下片とからなり、把手を設けた断
面略コ字形状のものである。
この考案のバスタブ施工治具は、上片と下片とでバスタ
ブのフランジ部を狭着支持し、把手を操作することによ
り、少ない人数で容易にバスタブを所定の位置に配置す
ることができる。
ブのフランジ部を狭着支持し、把手を操作することによ
り、少ない人数で容易にバスタブを所定の位置に配置す
ることができる。
この考案のバスタブ施工治具の第1の実施例を第1図お
よび第2図に基づいて説明する。
よび第2図に基づいて説明する。
第1図は、バスタブ施工治具1の斜視図である。このバ
スタブ施工治具1は、上片2と下片3とからなる断面コ
字形状で、上片2に把手4を設けたものである。なお、
上片2の先端部分には、上方に傾斜した傾斜片2aが設
けられている。
スタブ施工治具1は、上片2と下片3とからなる断面コ
字形状で、上片2に把手4を設けたものである。なお、
上片2の先端部分には、上方に傾斜した傾斜片2aが設
けられている。
上記の構成のバスタブ施工治具1を一対(一組)使用
し、大型かつ異形のバスタブ5を施工する手順を第2図
に基づいて説明する。
し、大型かつ異形のバスタブ5を施工する手順を第2図
に基づいて説明する。
壁面材や浴室床6の施工が完了した浴室にバスタブ5を
運び込み、一対のバスタブ施工治具1の各把手4を両手
で持ち、上片2と下片3との間の空間をバスタブ5の対
向する側面の各フランジ部5aに挿入し、各把手4を内
方に押さえつけるようにして上片2と下片3とでフラン
ジ部5aを狭着支持してバスタブ5を持ち上げ、バスタ
ブ5の手面のフランジ部5bの裏面を浴室床6の前縁6
aに載置し、この前縁6aを支点にしてバスタブ5の奥
側のフランジ部5cを図中の矢印A方向に除々に回動移
動させ、バスタブ5を浴室床6の所定位置に仮配置した
後、バスタブ施工治具1をバスタブ5の内側にひねるよ
うにして斜上方に抜取ってバスタブ5を浴室床6に落と
し込み、バスタブ5を所定位置に配置する。そして、最
後に所定のシーリング処理や配管接続を行い、バスタブ
5の施工を完了する。
運び込み、一対のバスタブ施工治具1の各把手4を両手
で持ち、上片2と下片3との間の空間をバスタブ5の対
向する側面の各フランジ部5aに挿入し、各把手4を内
方に押さえつけるようにして上片2と下片3とでフラン
ジ部5aを狭着支持してバスタブ5を持ち上げ、バスタ
ブ5の手面のフランジ部5bの裏面を浴室床6の前縁6
aに載置し、この前縁6aを支点にしてバスタブ5の奥
側のフランジ部5cを図中の矢印A方向に除々に回動移
動させ、バスタブ5を浴室床6の所定位置に仮配置した
後、バスタブ施工治具1をバスタブ5の内側にひねるよ
うにして斜上方に抜取ってバスタブ5を浴室床6に落と
し込み、バスタブ5を所定位置に配置する。そして、最
後に所定のシーリング処理や配管接続を行い、バスタブ
5の施工を完了する。
このように、バスタブ施工治具1の上片2と下片3との
間の空間をバスタブ5の対向する各フランジ部5aに挿
入し、上片2と下片3とでフランジ部5aを狭着支持し
てバスタブ5を持ち上げ、フランジ部5bを載置した浴
室床6の前縁6aを支点にし、バスタブ5を除々に回動
移動させて仮配置した後、バスタブ施工治具1を抜取る
ことにより、バスタブ5を所定位置に配置して施工する
ことができるので、バスタブ5の施工を少ない工数で容
易に行うことができる。また、バスタブ5の各フランジ
部5a,5b,5cを手で直接持たないので、バスタブ
5を浴室床6に落とし込むときに、手を各フランジ部5
a,5b,5cの裏面と浴室床6の縁部との間に挟まれ
る危険性がなく、施工作業を安全に行うことができる。
間の空間をバスタブ5の対向する各フランジ部5aに挿
入し、上片2と下片3とでフランジ部5aを狭着支持し
てバスタブ5を持ち上げ、フランジ部5bを載置した浴
室床6の前縁6aを支点にし、バスタブ5を除々に回動
移動させて仮配置した後、バスタブ施工治具1を抜取る
ことにより、バスタブ5を所定位置に配置して施工する
ことができるので、バスタブ5の施工を少ない工数で容
易に行うことができる。また、バスタブ5の各フランジ
部5a,5b,5cを手で直接持たないので、バスタブ
5を浴室床6に落とし込むときに、手を各フランジ部5
a,5b,5cの裏面と浴室床6の縁部との間に挟まれ
る危険性がなく、施工作業を安全に行うことができる。
さらに、この第1の実施例では上片2の先端部に傾斜片
2aを設けたので、バスタブ施工治具1をフランジ部5
aに挿入するときやフランジ部5aの斜上方に抜取ると
き、上片2の裏面でフランジ部5aおよびバスタブ5の
表面に傷を付けることがない。
2aを設けたので、バスタブ施工治具1をフランジ部5
aに挿入するときやフランジ部5aの斜上方に抜取ると
き、上片2の裏面でフランジ部5aおよびバスタブ5の
表面に傷を付けることがない。
つぎに、バスタブ施工治具の第2の実施例を第3図およ
び第4図に基づいて説明する。
び第4図に基づいて説明する。
第3図は、バスタブ施工治具11の斜視図である。この
バスタブ施工治具11は、扇形をした上片12と下片1
3とからなる断面コ字形状で、上片12にロープ掛けを
兼ねる把手14を設けたものである。
バスタブ施工治具11は、扇形をした上片12と下片1
3とからなる断面コ字形状で、上片12にロープ掛けを
兼ねる把手14を設けたものである。
上記の構成のバスタブ施工治具11を一対(一組)使用
し、大型かつ異形のバスタブ5を施工する手順を第4図
に基づいて説明する。
し、大型かつ異形のバスタブ5を施工する手順を第4図
に基づいて説明する。
壁面材や浴室床6の施工が完了した浴室にバスタブ5を
運び込み、ロープ15の先端を把手14に掛けて固定し
た一対のバスタブ施工治具11を、上片12と下片13
との間の空間をバスタブ5の奥側のフランジコーナ部に
挿入して挟着係止する。
運び込み、ロープ15の先端を把手14に掛けて固定し
た一対のバスタブ施工治具11を、上片12と下片13
との間の空間をバスタブ5の奥側のフランジコーナ部に
挿入して挟着係止する。
つぎに、各把手4に先端を固定した各ロープ15の後端
を一方の手で束ねるようにして持ち、他方の手でバスタ
ブ5の片方のフランジ部5aを支持してバスタブ5を持
ち上げ、バスタブ5の手面のフランジ部5bの裏面を浴
室床6の前縁6aに載置して各ロープ15の後端を両手
に持ち替え、各ロープ15を図中の矢印B方向に除々に
移動させることにより、浴室床6の前縁6aを支点にし
てバスタブ5の奥側のフランジ部5cを除々に回動移動
させ、バスタブ5を浴室床6の所定位置に仮配置した
後、バスタブ施工治具11をバスタブ5の内側にひねる
ようにして斜上方に抜取り、バスタブ5を浴室床6に落
とし込んでバスタブ5を所定位置に配置する。そして、
最後に所定のシーリング処理や配管接続を行い、バスタ
ブ5の施工を完了する。
を一方の手で束ねるようにして持ち、他方の手でバスタ
ブ5の片方のフランジ部5aを支持してバスタブ5を持
ち上げ、バスタブ5の手面のフランジ部5bの裏面を浴
室床6の前縁6aに載置して各ロープ15の後端を両手
に持ち替え、各ロープ15を図中の矢印B方向に除々に
移動させることにより、浴室床6の前縁6aを支点にし
てバスタブ5の奥側のフランジ部5cを除々に回動移動
させ、バスタブ5を浴室床6の所定位置に仮配置した
後、バスタブ施工治具11をバスタブ5の内側にひねる
ようにして斜上方に抜取り、バスタブ5を浴室床6に落
とし込んでバスタブ5を所定位置に配置する。そして、
最後に所定のシーリング処理や配管接続を行い、バスタ
ブ5の施工を完了する。
このように、バスタブ施工治具11の上片12と下片1
3との間の空間をバスタブ5の奥側のフランジコーナ部
に挿入して挟着係止し、ロープ15および片方のフラン
ジ部5aを支持してバスタブ5を持ち上げ、ロープ15
を除々に移動することにより前縁6aを支点にしてバス
タブ5を除々に回動移動させて仮配置した後、バスタブ
施工治具11を抜取ることにより、バスタブ5を所定位
置に配置して施工することができるので、バスタブ5の
施工を少ない工数で容易に行うことができる。また、バ
スタブ5の手面のフランジ部5bの裏面を浴室床6の前
縁6aに載置した後は、バスタブ5の各フランジ部5
a,5b,5cを手で直接持たないので、バスタブ5を
浴室床6に落とし込むときに、手を各フランジ部5a,
5b,5cの裏面と浴室床6の縁部との間に挟まれる危
険性がなく、施工作業を安全に行うことができる。
3との間の空間をバスタブ5の奥側のフランジコーナ部
に挿入して挟着係止し、ロープ15および片方のフラン
ジ部5aを支持してバスタブ5を持ち上げ、ロープ15
を除々に移動することにより前縁6aを支点にしてバス
タブ5を除々に回動移動させて仮配置した後、バスタブ
施工治具11を抜取ることにより、バスタブ5を所定位
置に配置して施工することができるので、バスタブ5の
施工を少ない工数で容易に行うことができる。また、バ
スタブ5の手面のフランジ部5bの裏面を浴室床6の前
縁6aに載置した後は、バスタブ5の各フランジ部5
a,5b,5cを手で直接持たないので、バスタブ5を
浴室床6に落とし込むときに、手を各フランジ部5a,
5b,5cの裏面と浴室床6の縁部との間に挟まれる危
険性がなく、施工作業を安全に行うことができる。
なお、各実施例では、大型かつ異形のバスタブ5の施工
を一人の作業者で行う例を説明したが、バスタブ5がさ
らに大型かつ異形の場合は、一対(一組)のバスタブ施
工治具1,11を二人の作業者で操作してバスタブ5を
施工するようにしてもよい。
を一人の作業者で行う例を説明したが、バスタブ5がさ
らに大型かつ異形の場合は、一対(一組)のバスタブ施
工治具1,11を二人の作業者で操作してバスタブ5を
施工するようにしてもよい。
また、バスタブ施工治具1,11の上片2,12の裏面
および下片3,13の表面にゴム材料等のクッション材
を貼着固定することにより、バスタブ5に傷が付くのを
確実に防ぐようにしてもよい。
および下片3,13の表面にゴム材料等のクッション材
を貼着固定することにより、バスタブ5に傷が付くのを
確実に防ぐようにしてもよい。
この考案のバスタブ施工治具は、上片と下片とでバスタ
ブのフランジ部を狭着支持し、把手を操作することによ
り、大型や異形のバスタブでも少ない人数で容易にバス
タブを所定の位置に配置することができるので、少ない
工数でかつ安全にバスタブの施工を行うことができる。
ブのフランジ部を狭着支持し、把手を操作することによ
り、大型や異形のバスタブでも少ない人数で容易にバス
タブを所定の位置に配置することができるので、少ない
工数でかつ安全にバスタブの施工を行うことができる。
第1図はこの考案のバスタブ施工治具の第1の実施例の
斜視図、第2図はその使用方法を説明する浴室の透視
図、第3図はバスタブ施工治具の第2の実施例の斜視
図、第4図はその使用方法を説明する浴室の透視図であ
る。 1,11…バスタブ施工治具、2,12…上片、3,1
3…下片、4,14…把手、5…バスタブ、5a,5
b,5c…フランジ部、6…浴室床
斜視図、第2図はその使用方法を説明する浴室の透視
図、第3図はバスタブ施工治具の第2の実施例の斜視
図、第4図はその使用方法を説明する浴室の透視図であ
る。 1,11…バスタブ施工治具、2,12…上片、3,1
3…下片、4,14…把手、5…バスタブ、5a,5
b,5c…フランジ部、6…浴室床
Claims (1)
- 【請求項1】バスタブのフランジ部を挟着支持する上片
と下片とからなり、把手を設けた断面略コ字形状のバス
タブ施工治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11925490U JPH0630069Y2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | バスタブ施工治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11925490U JPH0630069Y2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | バスタブ施工治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477386U JPH0477386U (ja) | 1992-07-06 |
JPH0630069Y2 true JPH0630069Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31867222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11925490U Expired - Lifetime JPH0630069Y2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | バスタブ施工治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630069Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-13 JP JP11925490U patent/JPH0630069Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0477386U (ja) | 1992-07-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |