JP2543145Y2 - フリーアクセスフロア用吊上治具 - Google Patents

フリーアクセスフロア用吊上治具

Info

Publication number
JP2543145Y2
JP2543145Y2 JP1991004403U JP440391U JP2543145Y2 JP 2543145 Y2 JP2543145 Y2 JP 2543145Y2 JP 1991004403 U JP1991004403 U JP 1991004403U JP 440391 U JP440391 U JP 440391U JP 2543145 Y2 JP2543145 Y2 JP 2543145Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifting
floor
rib
lifting member
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991004403U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0495453U (ja
Inventor
正臣 小池
真人 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP1991004403U priority Critical patent/JP2543145Y2/ja
Publication of JPH0495453U publication Critical patent/JPH0495453U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2543145Y2 publication Critical patent/JP2543145Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は清浄な部屋であるクリー
ンルーム室に使用されるフリーアクセスフロア用パネル
の吊上治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より電子計算機室、情報処理機器
室、電子部品製造室、各種実験室、クリーンルーム等に
おいて、一般に二重床板からなるフリーアクセスフロア
が使用されて来ており、フロア下にはエアコンの送、排
水の配管類や機器類のケーブル等が大小さまざまに設置
されている。また、室内清浄空気循環のため、床にフリ
ーアクセス方式からなるクリーンルーム用グリルの二重
床構造がとられている。
【0003】二重床構造用としては、軽合金製床板に表
面にタイルを貼ったもの、木製やコンクリート、アスベ
スト板及び各積層板やハニカム製のフロアまであり、表
面も合成樹脂、各シート、木貼り、カーペット及び絨毬
等と多種多様のものがある。しかしながら清浄なクリー
ンルーム室においては、表面材はごく限られたものしか
使用出来なく、場合によっては表面材の貼ったものも使
用出来ない。
【0004】そして清浄空調のためにフロアパネルに多
数の孔をあけたグリルが、部屋全体または一部に使用さ
れている。図4はグリルの平面図を示し、図5は図4の
A線における一部拡大断面図である。図4、5におい
て、フロア1に設けた複数の孔6は、クリーンルーム内
のエアがフロア1下のブロアで引かれて、清浄にされた
後再び天井から送り込まれ巡回をするための孔であり、
フロア1に多数個設置されているものである。
【0005】従来、グリルの敷設時や取外しの際には、
その孔に適当な棒状工具等を差し込み僅かに浮き上がら
せるか、僅かに隙間を設けた後指を入れて持ち上げてい
た。
【0006】上述のような適当な棒状工具等を孔に差し
込んでグリルを持ち上げる方法では、グリルをスムーズ
に垂直方向に持ち上げることは難しくこじれるため、パ
ネルの周辺が他のパネルの周辺とぶつかり合ったりし
て、欠けや傷等が発生し、またグリルを落下させたりす
る危険性があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記の問題点を解決す
るために、本願出願人は実開昭62−86310号でフ
リーアクセスフロア用吊上治具を提案している。これ
は、握り部材の両端にフックを有する吊上部材を設け、
一端の吊上部材を一定角度揺動自在に設けたものであ
る。しかしながら、上記吊上部材は持ち運ぶ際にかさば
るため、携帯するには不便なものであり、作業能率の低
下につながるという問題点を有していた。本考案は、持
ち運ぶ際にかさばることもなく携帯が容易であるフリー
アクセスフロア用吊上治具を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、握り部材の両端にリブを設け、該リブよ
り垂下するフックを有する吊上部材を設け、内一端の吊
上部材をリブ部を支点にして、一定角度内で揺動自在に
設けたフリーアクセスフロア用吊上治具において、吊上
部材が握り部材両端のリブのピンを支点に握り部材方向
に折りたためるようにしたものである。
【0009】
【作用】吊上治具使用時に、折りたたまれた2本の吊上
部材を開き垂下状態にして、握り部材の一端に支持され
た吊上部材の先端のフックを、フロアの孔に挿入し、次
に握り部材の他端に設けられた一方の吊上部材の先端の
フックを同様にフロアの孔に挿入して、左右に動かして
グリル裏側のリブに引掛け、上方に持ち上げる。必要あ
ればもう一本の吊上治具を使用し、上記の通り操作して
引掛けて、両手で両方同時に上方へ吊上げることができ
る。2本の吊上治具を使用するとグリルを安定した形で
持ち上げられる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1(a)は、本考案のフリーアクセスフロア用
吊上治具7の正面図、図1(b)は同側面図、図2
(a)は吊上部材を折りたたんだ状態を示す図、図2
(b)は同側面図、図3は握り部材の下面図である。
【0011】図1及び2において、吊上部材11a、1
1bは中央部より先端に向ってやや細身の径とし、先端
部が水平に対し上方に角度θ(約15゜〜65゜)だけ
屈曲したフック13を有し、他方頭部に取付用のピン孔
があけられており、頭部は小径の突起部を有している。
これらを吊上部材として2本用意する。
【0012】握り部材8は両端にリブ9、10を有し、
リブの中央部分は吊上部材11a、11bが挿入される
よう空隙部のある間隙を有している。また握り部材8は
出来るだけ軽量化すべく、Al品で製作したり、合成樹
脂でも製作されるし、貫通部分16a、16bや肉抜き
部分17にて、軽量化し且つ、必要な強度を有してい
る。
【0013】握り部材8のリブ9の中央間隙に吊上部材
11aの頭部ピン孔を合わせ、ピン12aを差し込み、
握り部材8の下方に垂下させた如く吊上部材11aを設
置する。吊上部材11aの頭部は小径の突起部を有し、
握り部材8に設けた若干入口を狭くした弾性体であるス
トッパー14によって、吊上部材11aを開き切った状
態(垂下)でストップするようになっている。折りたた
む時は、内側へやや強く押すようにして矢印方向に倒す
ことにより弾性体部分より吊上部材11aの頭部がはず
れるので容易に折りたたむことが出来る。
【0014】一方吊上部材11bは、多端部リブ10の
中央間隙に上記同様にピン12bを差し込み、同様に垂
下状態で設置する。但し、リブ10及び吊上部材11b
ともピン孔の位置を若干下方に設けている。当然吊上部
材11bのフックの向きは、他端の吊上部材11aと同
様である。吊上部材11bの頭部は他端の吊上部材11
aと同様小径の突起部を有しているが、握り部材8側に
は弾性体のストッパーが存在しないフリーな状態であ
る。しかしながら垂下状態以上の開きは突き当て部15
で制限している。内側には多少の動きが出来るようにフ
リーな状態であるが、吊上時に2〜3度、吊上治具の全
体を上下することによりフリーな状態で内側にある吊上
部材11bは吊上時の力の掛り具合により、またリブ1
0のやや下方のピン12bの位置により多少の角度差か
ら垂下状態になると予想され、吊上部材11aと11b
とが平行な状態で吊上が可能となる。
【0015】上記の如く構成の吊上治具7を使用する
に、図2の状態から先ず吊上部材11bを開き、次に吊
上部材11aを開いて頭部がストッパー14に当るまで
開く。吊上げるフロア1が吊上時均等な状態となるよう
に、フロア1の中央部の孔6に先ず固定している吊上部
材11aを挿入し、次に手を添えながら吊上部材11b
を挿入し、1〜2回上下してフックの掛り具合や、吊上
部材11bの角度が垂下状態であることを確認し吊上げ
る。
【0016】吊上治具7が片方のみで、吊上具合が悪い
場合は上記同様にもう1本の吊上治具を使用すれば、2
本で持ち上げられためフロア1が傾くことなく吊上げら
れることは言うまでもない。当然安定した力が加わるの
でフロア1に欠けや傷を与えることなく、スムーズに着
脱することができるものである。なお、本考案フリーア
クセスフロア用吊上治具は長孔のグリルを用いて説明し
たが、それ以外の丸孔や変形の孔のグリルに対しても適
用できるものである。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように本考案のフリーアクセ
スフロア用吊上治具は、握り部材の両端に設けたリブの
ピンを支点にして、吊上部材を握り部材方向に折りたた
むことを可能にしたことにより、持ち運ぶ際にかさばる
こともなく携帯が容易になり、ひいては作業性の向上に
つながるという効果を有している。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案のフリーアクセスフロア用吊上
治具の正面図、(b)は同側面図。
【図2】(a)は吊上部材を折りたたんだ状態図、
(b)は同側面図。
【図3】握り部材の下面図。
【図4】フリーアクセスフロアのクリーンルーム用グリ
ルの平面図。
【図5】図4のA部の一部拡大断面図。
【符号の説明】
1 フロア 2 リブ 7 吊上治具 8 握り部材 11 吊上部材 12 ピン 13 フック 14 ストッパー 15 突き当て部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り部材の両端に軸線方向に空隙部を有
    するリブを設け、該リブより垂下するフックを有する吊
    上部材を設け、内一端の吊上部材をリブ部を支点にし
    て、一定角度内で揺動自在に設けたフリーアクセスフロ
    ア用吊上治具において、吊上部材が握り部材両端のリブ
    のピンを支点に握り部材方向に折りたためることを特徴
    とするフリーアクセスフロア用吊上治具。
JP1991004403U 1991-01-16 1991-01-16 フリーアクセスフロア用吊上治具 Expired - Lifetime JP2543145Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991004403U JP2543145Y2 (ja) 1991-01-16 1991-01-16 フリーアクセスフロア用吊上治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991004403U JP2543145Y2 (ja) 1991-01-16 1991-01-16 フリーアクセスフロア用吊上治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0495453U JPH0495453U (ja) 1992-08-19
JP2543145Y2 true JP2543145Y2 (ja) 1997-08-06

Family

ID=31734176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991004403U Expired - Lifetime JP2543145Y2 (ja) 1991-01-16 1991-01-16 フリーアクセスフロア用吊上治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2543145Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723987B2 (ja) * 1984-02-24 1995-03-15 財団法人日本交通管理技術協会 情報表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0495453U (ja) 1992-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4709527A (en) Sheetrock hanging tool
CA2399072A1 (en) Suspended acoustical ceiling system
JP2543145Y2 (ja) フリーアクセスフロア用吊上治具
US6659414B1 (en) Sheet hanger
US4712819A (en) Tool for lifting doors and panels
JP3816170B2 (ja) 天井埋込型空気調和装置
JP3906017B2 (ja) 天井埋込型空気調和装置
CN207214402U (zh) 一种风幕机的安装结构
JPH0533419A (ja) 天井ボード張り支え装置
JPH09151073A (ja) 板状材用吊具
CN207376904U (zh) 一种幕墙框架的可调固定结构
JPH065334Y2 (ja) 揚重用コンテナ
CN214466597U (zh) 一种防止滚动的不锈钢风管
JPH0540056Y2 (ja)
CN205171968U (zh) 一种瓷砖铺设装置
JPH0630069Y2 (ja) バスタブ施工治具
JPH0683686U (ja) 床パネル用吊り具
JP2549077Y2 (ja) 鈑桁反転用吊具
KR200195741Y1 (ko) 자루걸레 걸이
JP3023815U (ja) 扉吊り込み用補助具
JP3103652U (ja) 吊り庇用ハニカムパネル
JP2600609Y2 (ja) 屋根パネル吊上治具
TWM655545U (zh) 工具掛架
JPH0415749Y2 (ja)
CN2819999Y (zh) 封闭式窗帘结构

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term