JPH0630052Y2 - 拡大収縮式ハンガー - Google Patents
拡大収縮式ハンガーInfo
- Publication number
- JPH0630052Y2 JPH0630052Y2 JP4325392U JP4325392U JPH0630052Y2 JP H0630052 Y2 JPH0630052 Y2 JP H0630052Y2 JP 4325392 U JP4325392 U JP 4325392U JP 4325392 U JP4325392 U JP 4325392U JP H0630052 Y2 JPH0630052 Y2 JP H0630052Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rod
- hanger
- frame
- expansion
- extension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は本体の前後及び左右へ拡
大することができる拡大収縮式のハンガーに関するもの
である。
大することができる拡大収縮式のハンガーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ハンガーには折り畳んで小型化し、左右
へ引き伸ばして使用できる伸縮式のものが、かつて市販
されており、そのものはビニール被覆された針金材から
なり、針金材を折り曲げて伸縮部を保持した構造であっ
た。しかし、そうした伸縮構造を有するだけでは、かけ
た衣類、例えば上衣の袖を左右に伸ばすことができるに
過ぎない。
へ引き伸ばして使用できる伸縮式のものが、かつて市販
されており、そのものはビニール被覆された針金材から
なり、針金材を折り曲げて伸縮部を保持した構造であっ
た。しかし、そうした伸縮構造を有するだけでは、かけ
た衣類、例えば上衣の袖を左右に伸ばすことができるに
過ぎない。
【0003】そのほか従来のハンガーには、衣類を着用
している状態のように立体的な形態でかけることができ
るものが殆んどなく、その結果、かけた衣類の内部に十
分風を通すことができないとか、衣類の立体形状を保つ
ことができないというような問題があった。
している状態のように立体的な形態でかけることができ
るものが殆んどなく、その結果、かけた衣類の内部に十
分風を通すことができないとか、衣類の立体形状を保つ
ことができないというような問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は前記の点に鑑
みなされたもので、その課題は衣類の形状を立体的にし
てかけられるように拡大することができ、しかも不使用
時には収縮させることができるようにして、保管や運搬
等に支障が生じないようにすることである。
みなされたもので、その課題は衣類の形状を立体的にし
てかけられるように拡大することができ、しかも不使用
時には収縮させることができるようにして、保管や運搬
等に支障が生じないようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のため本考
案は、上部左右にのびた、衣類をかける枠状の肩部2、
3を有し、それらの左右両端を直線状のガイド杆部4で
連絡したハンガー本体1と、ガイド杆部4を軸にして回
動可能に設けた軸受部6、6によりハンガー本体1に取
り付けられ、ハンガー本体1に前後方向の厚みを与える
ためガイド杆部4の前後方向へふくらみ、回動時ハンガ
ー本体内におさまる枠形に形成された回動枠7と、ガイ
ド杆部4を案内として長手方向へ摺動可能に設けられ
た、ハンガー本体1の左右方向へ伸張する左右一対の伸
張枠8、8並びに各伸張枠8を前記回動枠7と一体に回
動可能にするため、各伸張枠8を2箇所でガイド杆部4
へ摺動可能に保持した摺動部9、10とによってハンガ
ーを拡大収縮式に構成するという手段を講じたものであ
る。
案は、上部左右にのびた、衣類をかける枠状の肩部2、
3を有し、それらの左右両端を直線状のガイド杆部4で
連絡したハンガー本体1と、ガイド杆部4を軸にして回
動可能に設けた軸受部6、6によりハンガー本体1に取
り付けられ、ハンガー本体1に前後方向の厚みを与える
ためガイド杆部4の前後方向へふくらみ、回動時ハンガ
ー本体内におさまる枠形に形成された回動枠7と、ガイ
ド杆部4を案内として長手方向へ摺動可能に設けられ
た、ハンガー本体1の左右方向へ伸張する左右一対の伸
張枠8、8並びに各伸張枠8を前記回動枠7と一体に回
動可能にするため、各伸張枠8を2箇所でガイド杆部4
へ摺動可能に保持した摺動部9、10とによってハンガ
ーを拡大収縮式に構成するという手段を講じたものであ
る。
【0006】
【実施例】以下図面を参照して説明する。本考案に係る
拡大収縮式のハンガーは衣類をかけるために上部にて左
右にのびた傾斜肩状の肩部2、3と、それらの両端を連
絡した直線状かつ4角形断面のガイド杆部4とからなる
枠状のハンガー本体1を有し、その肩部中央にはフック
5が設けられている。
拡大収縮式のハンガーは衣類をかけるために上部にて左
右にのびた傾斜肩状の肩部2、3と、それらの両端を連
絡した直線状かつ4角形断面のガイド杆部4とからなる
枠状のハンガー本体1を有し、その肩部中央にはフック
5が設けられている。
【0007】15は接続部で、ハンガー本体1の開閉用
端部4aに設けられている(図3)。このようなハンガ
ー本体1は全体が合成樹脂材の型成形にによって形成さ
れており、前記端部4aを開いて次に述べる各部材が取
り付けられる。
端部4aに設けられている(図3)。このようなハンガ
ー本体1は全体が合成樹脂材の型成形にによって形成さ
れており、前記端部4aを開いて次に述べる各部材が取
り付けられる。
【0008】回動枠7は、ハンガー本体1に前後方向の
厚みを与えるために設けられ、前後方向の左右一対の短
枠16と、左右方向の前後一対の長枠17とからなる
(図2参照)。短枠16は回動枠7がハンガー本体1の
枠内で回動可能な長さに設定され、長枠17も同様であ
って、かつ弧状のふくらみを有する。
厚みを与えるために設けられ、前後方向の左右一対の短
枠16と、左右方向の前後一対の長枠17とからなる
(図2参照)。短枠16は回動枠7がハンガー本体1の
枠内で回動可能な長さに設定され、長枠17も同様であ
って、かつ弧状のふくらみを有する。
【0009】軸受部6、6は左右の短枠16の中央部を
左右に貫通して設けられており、前記4角形断面からな
るガイド杆部4の角11と係合、離脱可能な凹溝状の係
合部12を8箇所、周方向へ等間隔で設けた軸受口を有
する(図6)。このため係合部8を図6に於る0°、4
5°、90°、135°、180°、225°、270
°、315°の各位置に設定すると、4箇所の角11の
係合により、回動枠7を垂直及び水平方向と、それらの
中間の傾斜方向の各回動位置で停止させ得る。
左右に貫通して設けられており、前記4角形断面からな
るガイド杆部4の角11と係合、離脱可能な凹溝状の係
合部12を8箇所、周方向へ等間隔で設けた軸受口を有
する(図6)。このため係合部8を図6に於る0°、4
5°、90°、135°、180°、225°、270
°、315°の各位置に設定すると、4箇所の角11の
係合により、回動枠7を垂直及び水平方向と、それらの
中間の傾斜方向の各回動位置で停止させ得る。
【0010】伸張枠8は、ガイド杆部4を案内として長
手方向へ摺動可能に設けられた、ハンガー本体1の左右
方向へ伸張する左右一対からなる。各伸張枠8は、細長
い略U字型に形成されており、衣類Cの袖部Sが密着せ
ず、所要の空間が得られる程度の幅の彎曲部18を外側
の端部に有し、伸縮時、内方の端部19はガイド杆部4
と平行にハンガー本体1の中央部にくる。(図5)。
手方向へ摺動可能に設けられた、ハンガー本体1の左右
方向へ伸張する左右一対からなる。各伸張枠8は、細長
い略U字型に形成されており、衣類Cの袖部Sが密着せ
ず、所要の空間が得られる程度の幅の彎曲部18を外側
の端部に有し、伸縮時、内方の端部19はガイド杆部4
と平行にハンガー本体1の中央部にくる。(図5)。
【0011】伸張枠8を本体1に取り付けるため各2箇
所の摺動部9、10が設けられている。一方の摺動部9
は、ガイド杆部4に沿って摺動可能かつその軸周りに回
動可能な第1の摺動口13を有し、さらに伸張枠8の2
つの内方端19に結合されている。20はその結合のた
め内方端19に設けられた突起、21は一方の摺動部9
に設けられた嵌合部で、前記突起20が嵌合する(図
7)。
所の摺動部9、10が設けられている。一方の摺動部9
は、ガイド杆部4に沿って摺動可能かつその軸周りに回
動可能な第1の摺動口13を有し、さらに伸張枠8の2
つの内方端19に結合されている。20はその結合のた
め内方端19に設けられた突起、21は一方の摺動部9
に設けられた嵌合部で、前記突起20が嵌合する(図
7)。
【0012】他方の摺動部10は、伸張枠8をガイド杆
部4と平行な方向へ保持するように回動枠7の下部に設
けられた第2の摺動口14を有し、伸張枠8を外方部で
摺動可能に保持している。(図6)。
部4と平行な方向へ保持するように回動枠7の下部に設
けられた第2の摺動口14を有し、伸張枠8を外方部で
摺動可能に保持している。(図6)。
【0013】このように構成された本考案に係るハンガ
ーでは、回動枠7を水平にしたとき、図4、図6に示す
ようにガイド杆部4の角11は、回動枠7の水平状態を
基準にすると、45°の位置の係合部12と係合してそ
の水平状態を保ち、また衣類Cの胴部Bを最も拡げた状
態にする(図8、図9)。回動枠7をそれから45°傾
斜させると角11は回動枠7の水平状態を基準として0
°、90°の位置の係合部12と係合して傾斜状態を保
つので、胴部Bを拡げる角度はより狭くなる。
ーでは、回動枠7を水平にしたとき、図4、図6に示す
ようにガイド杆部4の角11は、回動枠7の水平状態を
基準にすると、45°の位置の係合部12と係合してそ
の水平状態を保ち、また衣類Cの胴部Bを最も拡げた状
態にする(図8、図9)。回動枠7をそれから45°傾
斜させると角11は回動枠7の水平状態を基準として0
°、90°の位置の係合部12と係合して傾斜状態を保
つので、胴部Bを拡げる角度はより狭くなる。
【0014】さらに回動枠7を傾斜時から45°全開時
からは90°回動させると、回動枠7はハンガー本体1
内におさまり伸張枠8はその全面または後面に平行には
りついた状態となる(図4鎖線参照)。このときハンガ
ーの厚みは最小であり、かつ角11と係合部12との係
合により固定される。
からは90°回動させると、回動枠7はハンガー本体1
内におさまり伸張枠8はその全面または後面に平行には
りついた状態となる(図4鎖線参照)。このときハンガ
ーの厚みは最小であり、かつ角11と係合部12との係
合により固定される。
【0015】
【考案の効果】本考案は前記の如く構成されかつ作用す
るものであるから、ハンガーにかける衣類等の形状を立
体的にふくらませることにより、通風を確保し、形状の
くずれを防止することができ、かつまた収納時には偏平
に畳んでおくことができるため、ハンガー本体1のみか
らなるものと殆んど変わらない程度になり、保管や運
搬、梱包等すべての面において有利であるなど顕著な効
果を奏する。
るものであるから、ハンガーにかける衣類等の形状を立
体的にふくらませることにより、通風を確保し、形状の
くずれを防止することができ、かつまた収納時には偏平
に畳んでおくことができるため、ハンガー本体1のみか
らなるものと殆んど変わらない程度になり、保管や運
搬、梱包等すべての面において有利であるなど顕著な効
果を奏する。
【図1】本考案に係る拡大収縮ハンガーの実施例を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】同上要部の平面図。
【図3】図じく一部省略破断正面図。
【図4】同じく一部省略側面図。
【図5】同じく伸張枠を切断した水平断面図。
【図6】図5のVI−VI線断面図。
【図7】図5のVII−VII線断面図。
【図8】使用状態の正面図。
【図9】同じく側面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 上部左右にのびた、衣類をかける枠状の
肩部2、3を有し、それらの左右両端を直線状のガイド
杆部4で連絡したハンガー本体1と、ガイド杆部4を軸
にして回動可能に設けた軸受部6、6によりハンガー本
体1に取り付けられ、ハンガー本体1に前後方向の厚み
を与えるためガイド杆部4の前後方向へふくらみ、回動
時ハンガー本体内におさまる枠形に形成された回動枠7
と、ガイド杆部4を案内として長手方向へ摺動可能に設
けられた、ハンガー本体1の左右方向へ伸張する左右一
対の伸張枠8、8並びに各伸張枠8を前記回動枠7と一
体に回動可能にするため、各伸張枠8を2箇所でガイド
杆部4へ摺動可能に保持した摺動部9、10とを有する
拡大収縮式ハンガー。 - 【請求項2】 ガイド杆部4は断面形状が4角形か8角
形であり、これに嵌挿される軸受部6は、前記ガイド杆
部4の角11と係合、離脱可能なように軸受孔内周に複
数箇所形成された係合部12を有し、それらの係合によ
り、回動枠7がハンガー本体1と平行または直交する姿
勢に保たれるように構成された請求項第1項記載の拡大
収縮式ハンガー。 - 【請求項3】 一方の摺動部9はガイド杆部4に沿って
摺動可能かつその軸回りに回動可能な第1の摺動口13
を有するとともに、伸張枠8の内方端に結合されてお
り、他方の摺動部10は伸張枠8をガイド杆部4と平行
な方向へ保持するように回動枠7の下部に設けられた第
2の摺動口14を有する請求項第1項記載の拡大収縮式
ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325392U JPH0630052Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 拡大収縮式ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325392U JPH0630052Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 拡大収縮式ハンガー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593346U JPH0593346U (ja) | 1993-12-21 |
JPH0630052Y2 true JPH0630052Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=12658708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4325392U Expired - Lifetime JPH0630052Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 拡大収縮式ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630052Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP4325392U patent/JPH0630052Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0593346U (ja) | 1993-12-21 |
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