JPH06299909A - エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

エンジンの吸気制御装置

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JPH06299909A
JPH06299909A JP3364194A JP3364194A JPH06299909A JP H06299909 A JPH06299909 A JP H06299909A JP 3364194 A JP3364194 A JP 3364194A JP 3364194 A JP3364194 A JP 3364194A JP H06299909 A JPH06299909 A JP H06299909A
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deceleration
engine
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control valve
auxiliary
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Shinsuke Nakazawa
慎介 中澤
Yuji Kato
雄司 加藤
Tatsuo Wakahara
龍雄 若原
Shigeki Shimanaka
茂樹 島中
Hiroshi Asano
宏 浅野
Hiroshi Sasaki
宏 佐々木
Hiroshi Yamaguchi
博司 山口
Kazuhiro Ishigami
和宏 石上
Shinichi Takenouchi
真一 竹之内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アイドル回転数を制御するための補助吸気流
量の制御が急減速時のオートマチック変速機の変速動作
に遅れて減速ショックとエンストが発生するのを防止す
る。 【構成】 吸気絞弁下流の吸気通路へ補助吸気を導入す
る補助空気量制御弁11を備えるエンジンの吸気制御装
置において、吸気絞弁の開度を検出する手段31と、車
速を検出する手段32と、両検出値に基づいて絞弁が全
閉しかつ減速時を判定する手段33と、この減速時に車
両の減速度を計算する手段34と、この車両減速度に基
づいて補助吸気量制御弁11の開度を補正する補正量を
計算する手段35と、この補正量を基本値に加算して補
助吸気量制御弁11の制御値を決定する手段36と、こ
の制御値に基づいて補助空気量制御弁11を駆動する出
力手段37とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸気絞弁をバイパスす
る補助吸気量を調節する制御弁を備えるエンジンの吸気
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンにおいて、吸気絞弁をバ
イパスする補助吸気量を調節する補助吸気量制御弁を備
え、絞弁の全閉時にアイドル回転数を目標値に保つよう
に補助吸気量制御弁の開度をフィードバック制御するも
のがある(特開昭57-97043号公報参照)。
【0003】自動車用エンジンにあっては、上記アイド
ル回転数のフィードバック制御は車両の停止時にのみ行
われ、絞弁が全閉しかつ車両走行中には、補助吸気量制
御弁の開度はエンジン冷却水温度等によって決められる
基本値によって制御される。これにより、図6に2点鎖
線で示すように、車速が緩やかに低下する減速時はエン
ジン回転数Nが低下するのに伴ってギア位置が切換えら
れても、エンジン回転数Nがアイドル回転数より下がる
ことがない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンと車輪との間にオートマチック変速機を備える車両に
あっては、減速度が比較的に大きい急減速時にオートマ
チック変速機の変速作動に遅れて、図6に実線で示すよ
うに、エンジン回転数がアイドル回転数より低下するこ
とがあり、車両が停止するのに伴ってフィードバック補
正量ISCFBにより補助吸気量制御弁のデューティ値
ISCDを増大させることによりアイドル回転数に復帰
するようになっているが、この車両停止直前のエンジン
回転数変動により車両の減速ショックが大きくなるばか
りか、エンストを起こす心配があった。
【0005】本発明は、こうした従来の問題点を解消す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、図1に示すように、吸気絞弁下流の吸気通
路へ補助吸気を導入する補助空気量制御弁11を備える
エンジンの吸気制御装置において、吸気絞弁の開度を検
出する手段31と、車速を検出する手段32と、両検出
値に基づいて絞弁が全閉しかつ減速時を判定する手段3
3と、この減速時に車両の減速度を計算する手段34
と、この車両減速度に基づいて補助吸気量制御弁11の
開度を補正する補正量を計算する手段35と、この補正
量を基本値に加算して補助吸気量制御弁11の制御値を
決定する手段36と、この制御値に基づいて補助空気量
制御弁11を駆動する出力手段37とを設けた。
【0007】
【作用】車両の減速度に応じて補助吸気量が増やされる
ことにより、急減速時にオートマチック変速機の変速作
動に遅れたような場合も、減速度の増加を検出して補助
吸気量が増やされ、エンジン回転数が大幅に低下するこ
とを防止する。この結果、減速ショックを和らげるとと
もに、エンストを起こすことを防止する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0009】図2に示すように、エンジン1の主吸気通
路2には吸気絞弁3が設けられ、この絞弁3は図示しな
いアクセルペダルに連動して機関の吸入空気量を調節す
るようになっている。
【0010】絞弁3をバイパスする補助吸気を導く補助
吸気通路4が設けられ、この補助吸気通路4の途中には
補助吸気量制御弁5が設けられる。補助吸気量制御弁5
はその開弁時間が0〜100%の間でデューティ制御さ
れるもので、絞弁3の全閉時にエンジン運転状態に応じ
て吸入空気量を調節する。なお、補助吸気量制御弁5は
ステップモータに駆動される構造にすることも考えられ
る。
【0011】コントロールユニット6はCPU24、メ
モリー25、インターフェイス26等から構成され、イ
ンターフェイス26を介して、エアフロメータ7からの
吸入空気量信号Qa、絞弁3の開度センサ8からの開度
信号Cv、エンジン水温センサ9の水温信号TwがADコ
ンバータ11,12,13をそれぞれ介して入力されると
ともに、エンジン回転数センサ14からの回転信号N、
車速センサ15から車速信号Vおよびトランスミッショ
ン18のギア位置センサ16からの検出信号Snをそれ
ぞれ入力して、流量制御弁5の駆動信号Scと、燃料噴
射弁17の駆動信号Siを出力する。
【0012】コントロールユニット6では開度センサ8
からの開度信号Cvに基づいて絞弁3が全閉位置にある
アイドル運転時と判別された場合は、実際のエンジン回
転数を目標アイドル回転数に近付けるようにフィードバ
ック制御が行われる。すなわち、エンジン冷却水温信号
Twおよびギア位置信号Sn等に応じて補正吸気量制御弁
5の基本特性値ISCtwが計算されるとともに、目標ア
イドル回転数Nmと実際のエンジン回転数信号Nの偏差
に基づくフィードバック制御値ISCFBが計算され、
基本特性値ISCtwにフィードバック制御値ISCFB
を加えて補助吸気量制御弁4の制御デューティ値ISC
Dが決定される。
【0013】本発明は、車両が停止に至る減速時の減速
ショックの緩和とエンスト防止のために、開度センサ8
からの検出信号CVおよび回転数センサ14の検出信号
Nに基づいて絞弁3が全閉しかつ車速が減少して停止に
至る減速時を判定し、この減速時に車両の減速度ΔVS
Pを計算し、この車両減速度ΔVSPに基づいて補助吸
気量制御弁11の開度を補正する補正量ISCVSPを
計算し、この補正量ISCVSPを基本特性値ISCtw
に加算して補助吸気量制御弁11の制御デューティ値I
SCDを決定する。
【0014】この制御内容を図4に示すフローチャート
にしたがって説明する。
【0015】まず、開度センサ8の検出信号CVに基づ
いてアイドルスイッチがONになっていることを判定
し、続いて車速センサ15からの検出信号Vに基づいて
車速が0でないことを判定して、車速が減少して停止に
至る減速時を判定する(S1→S2)。 この減速時には
S3に進んで、車速センサ15からの検出信号Vに基づ
いて車両の減速度ΔVSPを計算し、S5に進んでこの
車両減速度ΔVSPから図4に示すマップに基づいて補
助吸気量制御弁11の開度を補正する補正量ISCVS
Pを検索する。この補正量ISCVSPはΔVSPに応
じて増大する特性をもっている。
【0016】続いてS5に進んでこの補正量ISCVS
Pを基本特性値ISCtwに加算して補助吸気量制御弁1
1の制御デューティ値ISCDを計算する。
【0017】一方、S1でアイドルスイッチがOFFと
判定された絞弁3の開弁時は、S6に進んでフィードバ
ック補正量ISCFBを固定する。
【0018】S2で車速が零と判定された車両の停止時
は、S7に進んでエンジン回転数センサ14からの検出
信号Nに基づく実際の回転数と目標回転数との偏差から
フィードバック補正量ISCFBを計算するとともに、
S8に進んで減速補正量ISCVSPを零とした後、S
5に進んでこのフィードバック補正量ISCFBを基本
特性値ISCtwに加算して補助吸気量制御弁11の制御
デューティ値ISCDを計算する。
【0019】これにより、図5に示すように、急減速時
にオートマチック変速機の変速作動が遅れたような場合
も、車両の減速度ΔVSPに応じて補助吸気量が増やさ
れることにより、エンジン回転数Nが大幅に低下するこ
とを防止し、この車両停止直前の減速ショックを和らげ
る。
【0020】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、吸気絞弁下
流の吸気通路へ補助吸気を導入する補助空気量制御弁を
備えるエンジンの吸気制御装置において、減速時を判定
し、この減速時に車両の減速度に応じて補助吸気量を増
やす補正手段を設けたため、例えば急減速時にオートマ
チック変速機の変速作動に遅れたような場合もエンジン
回転数が大幅に低下することを防止し、この車両停止直
前の減速ショックを和らげるとともに、エンストを起こ
すことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図。
【図2】本発明の実施例の構成図。
【図3】実施例の制御内容を示すフローチャート。
【図4】実施例の制御マップ。
【図5】実施例のタイミングチャート。
【図6】従来例のタイミングチャート。
【符号の説明】
11 補助吸気量制御弁 31 絞弁開度検出手段 32 車速検出手段 33 減速時判定手段 34 減速度計算手段 35 補正量計算手段 36 制御量決定手段 37 出力手段
フロントページの続き (72)発明者 島中 茂樹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 浅野 宏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 佐々木 宏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 山口 博司 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 石上 和宏 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 竹之内 真一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気絞弁下流の吸気通路へ補助吸気を導
    入する補助空気量制御弁を備えるエンジンの吸気制御装
    置において、吸気絞弁の開度を検出する手段と、車速を
    検出する手段と、両検出値に基づいて絞弁が全閉しかつ
    減速時を判定する手段と、この減速時に車両の減速度を
    計算する手段と、この車両減速度に基づいて前記補助吸
    気量制御弁の開度を補正する補正量を計算する手段と、
    この補正量に基づいて補助空気量制御弁の制御値を決定
    する手段と、この制御値に基づいて補助空気量制御弁を
    駆動する出力手段とを設けたことを特徴とするエンジン
    の吸気制御装置。
JP6033641A 1994-03-03 1994-03-03 エンジンの吸気制御装置 Expired - Fee Related JP2539589B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6394069B1 (en) 1999-07-08 2002-05-28 Denso Corporation Apparatus for controlling internal combustion engine at decelerating state

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6394069B1 (en) 1999-07-08 2002-05-28 Denso Corporation Apparatus for controlling internal combustion engine at decelerating state

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