JPH0629986Y2 - 背負式動力噴霧機の燃料タンク取付構造 - Google Patents
背負式動力噴霧機の燃料タンク取付構造Info
- Publication number
- JPH0629986Y2 JPH0629986Y2 JP1989084351U JP8435189U JPH0629986Y2 JP H0629986 Y2 JPH0629986 Y2 JP H0629986Y2 JP 1989084351 U JP1989084351 U JP 1989084351U JP 8435189 U JP8435189 U JP 8435189U JP H0629986 Y2 JPH0629986 Y2 JP H0629986Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- cavity
- type power
- mounting structure
- power sprayer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、機体の内部に燃料タンクを嵌装できるように
した背負式動力噴霧機の燃料タンク取付構造にする。
した背負式動力噴霧機の燃料タンク取付構造にする。
[従来の技術] 従来は、この種の背負式動力噴霧機等で、合成樹脂製の
背負枠内に燃料タンク室を一体に形成したものが、実開
昭60−179354号公報や実開昭60−17935
9号公報に見られる。
背負枠内に燃料タンク室を一体に形成したものが、実開
昭60−179354号公報や実開昭60−17935
9号公報に見られる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、そのような構造では、給油時に燃料がこ
ぼれたりすると本機側に悪影響を及ぼすことになり、ま
た、燃料タンク室内の掃除は困難であった。さらに、そ
のような燃料タンク室をブロー成形するにはコストアッ
プとなり、給油作業も細心の注意を払うことになって疲
れる、といった不具合を呈していた。
ぼれたりすると本機側に悪影響を及ぼすことになり、ま
た、燃料タンク室内の掃除は困難であった。さらに、そ
のような燃料タンク室をブロー成形するにはコストアッ
プとなり、給油作業も細心の注意を払うことになって疲
れる、といった不具合を呈していた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、そのような不具合を解決し、給油を良好容易
に行なうことができるようにしたものであり、そのた
め、薬剤タンクの下部からベースに連なる枠部には凹形
の空胴部を形成し、該空胴部内には燃料タンクの給油口
が空胴部の外方に突出できるように燃料タンク全体を回
動自在にするとともに該燃料タンク全体を回動させる部
位より着脱可能に嵌装して構成したものである。
に行なうことができるようにしたものであり、そのた
め、薬剤タンクの下部からベースに連なる枠部には凹形
の空胴部を形成し、該空胴部内には燃料タンクの給油口
が空胴部の外方に突出できるように燃料タンク全体を回
動自在にするとともに該燃料タンク全体を回動させる部
位より着脱可能に嵌装して構成したものである。
[作用] したがって、通常は、燃料タンク全体を薬剤等で汚れる
ことのないように空胴部内に装入しておくことができる
ことになり、空胴部内の燃料タンクを回動させると、給
油口が機体側より離れる外方に突出することになって、
燃料を本機側にこぼすことなく良好容易に給油できるこ
とになり、また、燃料タンク全体を空胴部内から取り外
して掃除を容易に行なうことができることになる。
ことのないように空胴部内に装入しておくことができる
ことになり、空胴部内の燃料タンクを回動させると、給
油口が機体側より離れる外方に突出することになって、
燃料を本機側にこぼすことなく良好容易に給油できるこ
とになり、また、燃料タンク全体を空胴部内から取り外
して掃除を容易に行なうことができることになる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図ないし第7図において、第2図は背負式動力噴霧
機の正面図を示し、上方にキャップ(6)を被着する大き
い薬剤タンク(1)の背面側寄り下方に枠部(4)が垂設され
て、該枠部(4)の下部より前方側にベース(3)が延設され
るよう、合成樹脂材でブロー成形して一体的に形成する
が、前記枠部(4)の左側下部となる背面側には背面側に
開放する縦長の空胴部(C)を形成するとともに、該空胴
部(C)の内側面の上下には小さい両突部(7)(7)を突設
し、また、枠部(4)の背面側下部の両側方には、上方の
引掛杆(8)に連結する両背負いバンド(9)(9)の下端に連
繋できる両耳片(10)(10)をそれぞれ突設して構成する。
機の正面図を示し、上方にキャップ(6)を被着する大き
い薬剤タンク(1)の背面側寄り下方に枠部(4)が垂設され
て、該枠部(4)の下部より前方側にベース(3)が延設され
るよう、合成樹脂材でブロー成形して一体的に形成する
が、前記枠部(4)の左側下部となる背面側には背面側に
開放する縦長の空胴部(C)を形成するとともに、該空胴
部(C)の内側面の上下には小さい両突部(7)(7)を突設
し、また、枠部(4)の背面側下部の両側方には、上方の
引掛杆(8)に連結する両背負いバンド(9)(9)の下端に連
繋できる両耳片(10)(10)をそれぞれ突設して構成する。
前記ベース(3)の中央側上方にはエンジン(2)およびポン
プ(11)を弾性支持体(12)を介装して搭載し、ポンプ(11)
より延出する吐出ホース(13)の先端側には噴霧管を連設
し、また、背負側となる枠部(4)の背面側には前記空胴
部(C)の開放側を閉塞できるようにして背当て(14)を接
合するが、該背当て(14)の両側より突設した連結片(15)
(15)を枠部(4)の両外側面にホックやボルト等の係止具
(16)によりそれぞれ止着して着脱可能に取付け構成す
る。
プ(11)を弾性支持体(12)を介装して搭載し、ポンプ(11)
より延出する吐出ホース(13)の先端側には噴霧管を連設
し、また、背負側となる枠部(4)の背面側には前記空胴
部(C)の開放側を閉塞できるようにして背当て(14)を接
合するが、該背当て(14)の両側より突設した連結片(15)
(15)を枠部(4)の両外側面にホックやボルト等の係止具
(16)によりそれぞれ止着して着脱可能に取付け構成す
る。
(5)は前記空胴部(C)内に装入できる縦長の燃料タンク
で、その上方には斜めに延出してキャップ(5b)を被着で
きる給油口(5a)を突設し、燃料タンク(5)の一側面の上
下には前記突部(7)(7)に係合できる小さい両凹部(17)(1
7)を形成し、燃料タンク(5)の下部より延出する支持片
(18)と空胴部(C)の外側壁に嵌挿した支軸(19)の外端に
はナット(20)を螺着して、燃料タンク(5)全体が支軸(1
9)中心に回動できるように取り付け構成する。
で、その上方には斜めに延出してキャップ(5b)を被着で
きる給油口(5a)を突設し、燃料タンク(5)の一側面の上
下には前記突部(7)(7)に係合できる小さい両凹部(17)(1
7)を形成し、燃料タンク(5)の下部より延出する支持片
(18)と空胴部(C)の外側壁に嵌挿した支軸(19)の外端に
はナット(20)を螺着して、燃料タンク(5)全体が支軸(1
9)中心に回動できるように取り付け構成する。
また、前記エンジン(2)側と前記燃料タンク(5)の下部と
の間には燃料ホース(21)を連通連設して構成する。
の間には燃料ホース(21)を連通連設して構成する。
したがって、通常は、突部(7)(7)と凹部(17)(17)の係合
により燃料タンク(5)は空胴部(C)内で起立したまま固持
される状態となり、空胴部(C)は背当て(14)により被覆
されて薬剤等で汚れないようになっている。
により燃料タンク(5)は空胴部(C)内で起立したまま固持
される状態となり、空胴部(C)は背当て(14)により被覆
されて薬剤等で汚れないようになっている。
給油時には、背当て(14)を取り外し、第7図に示すよう
に、燃料タンク(5)を支軸(19)中心に外方に回動させる
と、給油口(5a)が上向きとなって機体側より離れること
になり、燃料を本機側にこぼすことなく良好容易に給油
できることになり、また、支軸(19)を外して燃料タンク
(5)全体を空胴部(C)内から取り外すと、掃除を容易に行
なうことができることになる。
に、燃料タンク(5)を支軸(19)中心に外方に回動させる
と、給油口(5a)が上向きとなって機体側より離れること
になり、燃料を本機側にこぼすことなく良好容易に給油
できることになり、また、支軸(19)を外して燃料タンク
(5)全体を空胴部(C)内から取り外すと、掃除を容易に行
なうことができることになる。
第8図ないし第11図は他の実施例を示し、前記実施例と
は同一符号で示すように略同様に構成するが、空胴部
(C)の上部は第8図に示すように背面視L形となるよう
に形成し、空胴部(C)の上下方向中間となる周囲には背
面側が開放して内周縁が円状となる支持座(22)を隆起形
成するとともに、その開放側の両側には係止突起(23a)
(23b)をそれぞれ対向側に突設し、また、前記空胴部(C)
内に装入できる燃料タンク(5)の中間部外周には前記支
持座(22)の内周縁と略同径となる周溝(24)を形成し、上
方の給油口(5a)側が第8図に示すようにL状にオフセッ
トするように形成して構成したものである。
は同一符号で示すように略同様に構成するが、空胴部
(C)の上部は第8図に示すように背面視L形となるよう
に形成し、空胴部(C)の上下方向中間となる周囲には背
面側が開放して内周縁が円状となる支持座(22)を隆起形
成するとともに、その開放側の両側には係止突起(23a)
(23b)をそれぞれ対向側に突設し、また、前記空胴部(C)
内に装入できる燃料タンク(5)の中間部外周には前記支
持座(22)の内周縁と略同径となる周溝(24)を形成し、上
方の給油口(5a)側が第8図に示すようにL状にオフセッ
トするように形成して構成したものである。
したがって、燃料タンク(5)の周溝(24)を係止突起(23a)
(23b)の間から押し込んで支持座(22)に係合させると、
第8図および第10図に示すように燃料タンク(5)が外れ
ないようにして空胴部(C)内に装入することができるこ
とになり、また、外方に引き出して取り外すこともでき
ることになり、給油時には、支持座(22)に周溝(24)を嵌
合したまま燃料タンク(5)を回動させると、第11図に示
すように給油口(5a)が空胴部(C)の外方に突出する状態
となって容易に給油できることになる。尚、本考案は、
背負式動力散布機にも適用することが可能である。
(23b)の間から押し込んで支持座(22)に係合させると、
第8図および第10図に示すように燃料タンク(5)が外れ
ないようにして空胴部(C)内に装入することができるこ
とになり、また、外方に引き出して取り外すこともでき
ることになり、給油時には、支持座(22)に周溝(24)を嵌
合したまま燃料タンク(5)を回動させると、第11図に示
すように給油口(5a)が空胴部(C)の外方に突出する状態
となって容易に給油できることになる。尚、本考案は、
背負式動力散布機にも適用することが可能である。
[考案の効果] このように本考案は、通常は、燃料タンク(5)全体を空
胴部(C)に内装して薬剤等により汚れることのない収納
状態にしておくことができることになり、注油時には、
燃料タンク(5)を回動させながら給油口(5a)を機体側よ
り離れる空胴部(C)の外方に突出させることができるの
で、燃料を本機側にこぼすことなく良好容易に給油でき
ることになり、また、燃料タンク(5)全体を空胴部(C)内
から回動させる部位より簡単に取り外して掃除を容易に
行なうことができるとともに、回動させる部位より簡単
に取り付けて空胴部(c)内に容易に嵌装できることにな
り、機体側は簡単な構造にして低コストでブロー成形で
きることになり、好適に実施できる特長を有する。
胴部(C)に内装して薬剤等により汚れることのない収納
状態にしておくことができることになり、注油時には、
燃料タンク(5)を回動させながら給油口(5a)を機体側よ
り離れる空胴部(C)の外方に突出させることができるの
で、燃料を本機側にこぼすことなく良好容易に給油でき
ることになり、また、燃料タンク(5)全体を空胴部(C)内
から回動させる部位より簡単に取り外して掃除を容易に
行なうことができるとともに、回動させる部位より簡単
に取り付けて空胴部(c)内に容易に嵌装できることにな
り、機体側は簡単な構造にして低コストでブロー成形で
きることになり、好適に実施できる特長を有する。
第1図は本考案の実施例である要部の側断面図、第2図
は機体全体の正面図、第3図はその側面図、第4図は背
面図、第5図は背当てを取り外した状態の背面図、第6
図はその一部の拡大断面図、第7図は第1図で示す作動
説明図、第8図は他の実施例を示し、第9図は第8図の
I−I線における断面図、第10図は第8図の一部の側断
面図、第11図は第10図で示す作動説明図である。 (1)……薬剤タンク、(2)……エンジン (3)……ベース、(4)……枠部 (C)……空胴部、(5)……燃料タンク (5a)……給油口
は機体全体の正面図、第3図はその側面図、第4図は背
面図、第5図は背当てを取り外した状態の背面図、第6
図はその一部の拡大断面図、第7図は第1図で示す作動
説明図、第8図は他の実施例を示し、第9図は第8図の
I−I線における断面図、第10図は第8図の一部の側断
面図、第11図は第10図で示す作動説明図である。 (1)……薬剤タンク、(2)……エンジン (3)……ベース、(4)……枠部 (C)……空胴部、(5)……燃料タンク (5a)……給油口
Claims (1)
- 【請求項1】薬剤タンク(1)の下部にはエンジン(2)等を
載設できるベース(3)をブロー成形により一体的に形成
して構成する背負式動力噴霧機において、前記薬剤タン
ク(1)の下部から前記ベース(3)に連なる枠部(4)には凹
形の空胴部(c)を形成し、該空胴部(c)内には燃料タンク
(5)の給油口(5a)が空胴部(c)の外方に突出できるように
燃料タンク(5)全体を回動自在にするとともに該燃料タ
ンク(5)全体を回動させる部位より着脱可能に嵌装して
構成したことを特徴とする燃料タンク取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989084351U JPH0629986Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 背負式動力噴霧機の燃料タンク取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989084351U JPH0629986Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 背負式動力噴霧機の燃料タンク取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0324877U JPH0324877U (ja) | 1991-03-14 |
JPH0629986Y2 true JPH0629986Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31632765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989084351U Expired - Lifetime JPH0629986Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 背負式動力噴霧機の燃料タンク取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629986Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5800789B2 (ja) * | 2012-12-18 | 2015-10-28 | 株式会社丸山製作所 | 背負バンドの取付構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256154B2 (ja) * | 1987-01-23 | 1987-11-24 | Daiichi Seiyaku Co |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5089868U (ja) * | 1973-12-26 | 1975-07-30 | ||
JPS53127018U (ja) * | 1977-03-17 | 1978-10-09 | ||
JPH04916Y2 (ja) * | 1985-09-26 | 1992-01-13 | ||
JPH0188758U (ja) * | 1987-12-02 | 1989-06-12 |
-
1989
- 1989-07-18 JP JP1989084351U patent/JPH0629986Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6256154B2 (ja) * | 1987-01-23 | 1987-11-24 | Daiichi Seiyaku Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0324877U (ja) | 1991-03-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |