JPH0454838Y2 - - Google Patents

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JPH0454838Y2
JPH0454838Y2 JP3051687U JP3051687U JPH0454838Y2 JP H0454838 Y2 JPH0454838 Y2 JP H0454838Y2 JP 3051687 U JP3051687 U JP 3051687U JP 3051687 U JP3051687 U JP 3051687U JP H0454838 Y2 JPH0454838 Y2 JP H0454838Y2
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JP
Japan
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tank
flange
unit
packing material
bottom member
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JP3051687U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ブロワユニツトの上方に着脱自在に
連設するタンクユニツトの下部を気密構造にした
動力散布機の薬剤タンク気密構造に関する。
〔従来の技術〕
従来は、フアンを内装したブロワユニツトの上
方には、上部に供給口を有するとともに下部内方
に開閉可能の底面部材を有するタンクユニツトを
着脱自在に連設して構成する動力散布機におい
て、実開昭58−166855号公報に見られるように、
タンクユニツトの下部をブロワユニツトの上部に
抱持金具を介して連結するような構造になつてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そのような構造では、ミスト仕様にした場合、
気密性が不完全でタンクユニツトの下部から外方
に漏液しやすく、また、ミスト仕様からダスタ仕
様に変更する場合で、タンク内の薬液を除去する
際には、漏液しやすいので、ブロワユニツトから
外してタンクユニツトだけを持ち運んで横にしな
がら他の容器に移すことができず、散布機全体を
持ち運んだりして横にしなければならないといつ
た面倒な不便さも有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、そのような問題点を解決し、タンク
ユニツトの下部を気密性の良い構造にするととも
にタンクユニツトだけでも漏液しないようにして
持ち運ぶことができるようにしたものであり、そ
のため、タンクユニツトにおけるタンク本体の下
部外周に形成した鍔部と、底面部材の外周に形成
した鍔部との上下間にはパツキン材を介装し、そ
れらに外接する少なくとも2ケの抱持部材の上下
内面には、タンク鍔部の上面と底面部材の鍔部の
下面にそれぞれ接合できる両押さえ面を設け、そ
の両押さえ面の少なくとも一方がテーパー面とな
るように形成して構成したものである。
〔作用〕
したがつて、抱持部材の上方押さえ面をタンク
鍔部の上面に、下方押さえ面を底面部材の鍔部の
下面にそれぞれ接合させて外接させると、その押
さえ面の少なくとも一方がテーパー面になつてい
るので、両鍔部を相寄る方向に押圧することがで
きることになつて、その間パツキン材を圧縮させ
ながら気密性の良い構造にすることができる。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図は背負式動力散布機の側面図を示し、背
負枠7にはエンジンユニツトEおよびフアン1を
内装したブロワユニツトBを搭載し、該ブロワユ
ニツトBの上部から延出する吐風管8の先端側に
は噴管に連通するエルボー9を連設し、ブロワユ
ニツトBの上部一側方に設けた調量室10の一端
側には採風口11をのぞませるとともに、調量室
10の他端側より延出する薬剤供給管12を前記
吐風管8に連通連設し、前記調量室10の上部外
周に形成した取付座13の左右側部位の下方には
連結部14,14をそれぞれ設け、両先端にナツ
ト15,15を有してトグルハンドル16を設け
たU形ボルト17を両連結部14にそれぞれ枢着
して構成する。
前記ブロワユニツトBの上方に着脱自在に連設
するタンクユニツトAは、キヤツプ2aを被着す
る供給口2を上部に有するタンク本体aの下部内
方に底面部材Cを装着して構成するが、タンク本
体aの下部外周には鍔部3を一体に形成するとと
もに、該鍔部3の上面3aはテーパー面に形成
し、前記底面部材Cの外周に設けた筒部18の下
部外周には上面に凹面4aを有する鍔部4を一体
に形成するとともに、該鍔部4の下面4bはテー
パー面に形成し、両鍔部3,4の間に介装する環
状のパツキン材5は、上面と下面にそれぞれ2つ
の突条5a,5bをそれぞれ突設するとともに外
周側に1つの突条5cを突設して構成する。
また、それらの外周に接合する2つの抱持部材
6,6の上部には前記鍔部3の上面3aに接合で
きるテーパー面の押さえ面6aを形成するととも
に、下部には前記鍔部4の下面4bに接合できる
テーパー面の押さえ面6bを形成し、両抱持部材
6,6の両端には相互に接合できる連結面6cを
それぞれ立設するとともに、接合する両連結面6
c,6cにねじ19をそれぞれ挿着して締結でき
るように構成するが両押さえ面6a,6bの一方
のみをテーパー面にして構成することもできる。
また、両抱持部材6,6の外側部には前記U形
ボルト17が嵌入できる溝23をそれぞれ形成す
る。
前記底面部材Cは、前記筒部18の内方に形成
した開口部24の上方に支持部材25を架設し、
該支持部材25の中央より上方に立設した支持杆
26には筒形スペーサ27およびキヤツプ28を
嵌合するとともに上端にナツト体29を螺着でき
るように装設し、前記開口部24に下方から合致
できる調量弁30を、外方から操作する支軸31
中心に下方側に回動させることができるように装
設するとともに、調量弁30の基部側には該調量
弁30を下げると前記採風口11からの風が調量
弁30の上方側に流れるように通風口32を形成
し、前記支軸31の上方の導風口33にはキヤツ
プ2aに先端を係止し、この係止部近傍部でタン
ク本体a内に開口したパイプ34を連設して構成
する。
なお図中、35はパツキン材、36は送液パイ
プである。
したがつて、底面部材Cの鍔部4の上面に、パ
ツキン材5の下方突条5bが凹面4a内に嵌合す
るようにしてパツキン材5を嵌装するとともに、
該パツキン材5の上方突条5aに下面が接合する
ようにしてタンク本体aの鍔部3を筒18に嵌装
し、上方の押さえ面6aが鍔部3の上面3aに、
また、下方の押さえ面6bが鍔部4の下面4bに
接合するようにして両抱持部材6,6を寄せると
ともに、接合する連結面6c,6cにそれぞれね
じ19を螺挿して締付けると、テーパー面の押し
つけにより、上下の鍔部3,4がその間のパツキ
ン材5を圧縮させながら、タンク本体aと底面部
材Cの間から漏液しないように気密構造にするこ
とができることになる。
尚、本実施例では、前記抱持部材6,6の連結
面6c,6cの位置するテーパー面の形状は、タ
ンク本体aの鍔部の上面3a、底面部材Cの下面
4b及び抱持部材6の押さえ面6a,6bとも
に、2ケの抱持部材6,6を結合する連結面6c
の部位に向つてのテーパー状に形成してある。
また、前記テーパー状は全周にわたり、同一の
テーパー状としてもよく、抱持部材6,6を結合
したときにパツキン材5に圧縮力が作用するもの
であればよい。
そのように組付けたタンクユニツトAをブロワ
ユニツトBの上方に連結する場合は、取付座13
の上方にパツキン材35を介装してタンクユニツ
トAの下部を接合し、両トグルハンドル16,1
6を回動させながらナツト15,15を抱持部材
6,6に係合させると、第1〜3図に示すように
気密状態にして連結できることになり、また、ト
グルハンドル16,16を回動させて係止解除す
ると、気密構造のタンクユニツトAを取外すこと
ができることになる。
また、ナツト15,15は締付力の微調節用に
使用する。
なお、ミスト仕様にする場合には、第1図、第
3図および第5図に示すように、開口部24を閉
じるようにキヤツプ28を下げておくと、ミスト
機になつて、タンク本体a内に残る薬液を排除す
る際には、前記のようにタンクユニツトAを取り
外して持ち運ぶことができることになり、また、
ダスタ仕様にする場合には、第7図に示すよう
に、キヤツプ28を上げて開口部24の上方が攪
拌室となるようにして、調量弁30を回動させな
がら粉剤の散布作業ができることになる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、少なくとも一方がテーパ
ー面となる両押さえ面6a,6bを有した抱持部
材を外接させることにより、タンク本体aの鍔部
3と底面部材Cの鍔部4との間のパツキン材5を
圧縮させながら気密構造にすることができること
になつて、タンクユニツトの下部を漏液すること
のない良好な気密構造にすることができ、ミスト
仕様の場合、タンク本体a内に残る薬液を排除す
る際には、タンクユニツトAを取り外して漏液す
ることなく持ち運んで横にしながら良好に排除で
きることになり、簡単な構造にしてタンク本体a
に底面部材Cをきわめて容易に取りつけることが
でき、好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の断面図、
第2図は動力散布機の側面図、第3図は第2図の
−線における部分の断面図、第4図は第1図
の−線における断面図、第5図は第4図の
−線における断面図、第6図は第5図の分解
図、第7図はダスタ仕様とした場合の断面図を示
す。 1……フアン、B……ブロワユニツト、2……
供給口、C……底面部材、A……タンクユニツ
ト、a……タンク本体、3,4……鍔部、5……
パツキン材、6……抱持部材、6a,6b……押
さえ面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアン1を内装したブロワユニツトBの上方に
    は、上部に供給口2を有するとともに下部内方に
    開閉可能の底面部材Cを有するタンクユニツトA
    を着脱自在に連設して構成する動力散布機におい
    て、前記タンクユニツトAにおけるタンク本体a
    の下部外周に形成した鍔部3と、前記底面部材C
    の外周に形成した鍔部4との上下間にはパツキン
    材5を介装し、それらに外接する少なくとも2ケ
    の抱持部材6の上下には、前記タンク鍔部3の上
    面と前記底面部材Cの鍔部4の下面にそれぞれ接
    合できる両押さえ面6a,6bを設け、その両押
    さえ面の少なくとも一方がテーパー面となるよう
    に形成して構成したことを特徴とする薬剤タンク
    気密構造。
JP3051687U 1987-03-04 1987-03-04 Expired JPH0454838Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3051687U JPH0454838Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JP3051687U JPH0454838Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JPS63141662U JPS63141662U (ja) 1988-09-19
JPH0454838Y2 true JPH0454838Y2 (ja) 1992-12-22

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ID=30835396

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JP3051687U Expired JPH0454838Y2 (ja) 1987-03-04 1987-03-04

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JPS63141662U (ja) 1988-09-19

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