JPH06299517A - マルチストランドの斜張ケーブルを架設する方法と装置 - Google Patents
マルチストランドの斜張ケーブルを架設する方法と装置Info
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- JPH06299517A JPH06299517A JP6047117A JP4711794A JPH06299517A JP H06299517 A JPH06299517 A JP H06299517A JP 6047117 A JP6047117 A JP 6047117A JP 4711794 A JP4711794 A JP 4711794A JP H06299517 A JPH06299517 A JP H06299517A
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- Civil Engineering (AREA)
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
ーブルを取りつける為、斜張ケーブルを構成する多数本
のストランドの中の第1のストランド(41 )を先づ最
終的に斜めの位置に配置する。複数本の小ケーブル
(6)によって相互に結ばれた一連の堅固なUボルト
(5)で構成されている誘導ケージをこのように配置さ
れた上記第1のストランドにぶらさげるが本ケージは上
記の第1のストランド(41 )と引張りケーブル(9)
とを取り囲む。次のストランド(4)を上記ケーブルを
使用してケージの内を連続的に引張る。各ストランドの
引張りが終るとすでに配置されたストランドに対し斜め
に緊張をかける。そして柱塔と橋床とにそれぞれそのス
トランド端末を定着する。それから全部のストランドを
配置した後、誘導ケージを完了した斜張ケーブルから撤
去する。
Description
結する斜張橋装備用の斜張ケーブルに関するものであ
る。斜張ケーブルは横に並列したマルチストランドによ
り構成されており、これらのストランドのそれぞれは特
にそれ自体“別々に保護された”タイプである、即ち1
個の防護材の介在とともに連続しているシースに納めら
れた平行な鋼線又は撚られた鋼線の一本の束により構成
されている。
の斜張ケーブルを取りつける為の方法と装置を特に対象
としている。上記斜張ケーブルは一緒になって柱塔の両
側に一般に垂直に配置されたナップを形成する。
全斜張ケーブルをこれを支えるべき柱塔の脚下で水平に
用意し、それから柱塔に対して置かれたこの斜張ケーブ
ルを引張り引き上げることにある従来の技術を使用する
ことは、今や重量が余りにも重いのでほとんど不可能で
ある。
日まで知られた他のもう1つの技術は、その軸方向に従
い斜めに引張り上げることである。上記斜張ケーブルは
前もって用意しておく。即ちロープウエイ等の装置を使
って横に並列されたその基本的なストランド全体をすで
に構成しておく。
間で支持ケーブルを前もって緊張する。それからこのケ
ーブル上に適応した1基の走り装置の介在により斜張ケ
ーブルの頭部即ち高い方の端末をひっかける1基の装置
を走らせる。
れ自体困難で経費のかかる作業である。さらに斜張ケー
ブルを張り上げる為に用意する力には限度がある。
ることを目的とする。
橋の柱塔と橋床との間にマルチストランドの斜張ケーブ
ルを架設する方法にして、次の工程に従い斜張ケーブル
3をストランド毎に最終的に斜めに架設する方法に於い
て、斜張ケーブルを構成するストランドの最初の1本4
1 をその最終的に斜めの位置に配置するが、この配置段
階では該ストランドを緊張し、その端末を柱塔2と橋床
1とにそれぞれ定着して終了せしめ、このように配置さ
れた当該最初のストランドに次のストランドの為上記最
初のストランドの全長にわたり誘導ケージをぶら下げる
が、上記ケージは小ケーブル6によって相互に連結され
ている一連の堅固なUボルト5で構成され、これが上記
の最初のストランドと引張りケーブル9とを取り囲む様
にケージをぶら下げ、斜張ケーブルを構成する上記次の
ストランド4を上記引張りケーブル9を使ってケージ内
を連続して引き寄せ、該次のストランド或はすでに配置
した最初のストランドの全体に対し緊張を斜めにかけ、
ストランド端末をそれぞれ柱塔と橋床とに定着し、スト
ランド全部を配置した後、配置完了した斜張ケーブルか
ら誘導ケージを取りはずす各工程から成る。
する。即ち斜張橋の垂直或はほぼ垂直な同じナップを構
成しているマルチストランドの斜張ケーブルを架設する
方法において、先づ最も短い一番下の斜張ケーブル3を
取りつけることから始め、それからその他のそれぞれの
斜張ケーブルを連続的に少しづつ上の方に取りつけて行
き、そして上記一番下の斜張ケーブル以外の斜張ケーブ
ルのそれぞれを最初のストランド4’1 として配置し、
上記ケージは前の斜張ケーブルに未だ吊り下げられてい
る時、前の斜張ケーブルの取りつけに使用した誘導ケー
ジ5,6を利用することより成る。
て広がる垂直或はほぼ垂直な2面の斜張ケーブルナップ
を構築する方法において、滑車16,171 ,172 に
よって範囲を限定されている二等辺三角形の閉回路を延
びる一本の引張りケーブル9を使って同じ高さに配置
し、上記2つのナップにそれぞれ含まれる2本の斜張ケ
ーブルの取り付けを同時に進め、この三角形の2大等辺
AB1 ,AB2 は取りつけるべき2本の斜張ケーブルの
斜めの軸に沿って延ばし、又上記三角形の2大等辺は橋
梁に水平、直角に延び又第3辺は橋梁に水平直角に延ば
して1個のウインチ18或は同様な逆転可能ウインチを
含ませる。
ジを含み、このケージは小ケーブル6によって相互に連
結されている一連の堅固なUボルト5で構成され、それ
ぞれのUボルトは1つの弓形の部分7と容易に取りはず
し可能な下部の閉鎖用の小鋼棒8を含ませる。
含みそのうちの1本は弓形部分7の頂点Cに、他の2本
は弓形の部分の脚部D,Eに結合させる。
ールとして使用される小ケーブル6に平行な少なくても
1本の鋼線10,11を含んでおり、該台車は引張りケ
ーブル9の途中に固定されており、又架設配置さるべき
ストランドの頭部4は取りはずし出来るよう台車に容易
にひっかけられるようにする。
導鋼線10,11がそれぞれ貫通をしている2個の堅固
な管体15によって横巾が規定されている。
に連結されており、この補助台車は親台車より少し高方
に引張りケーブル9の途中に容易に取りはずし出来るよ
うに固定され、更にこの補助台車は誘導鋼線10,11
上を滑動するよう取り付けられ、架設配置されるべきス
トランド4の頭部が取りはずし出来るよう該台車に簡単
にひっかけられている。
き2本のストランド4の頭部が取りはずし出来るように
各台車に簡単にひっかけられるようになっている。
ートルと10メートルの間にする。
つかの実施態様を説明するがこれに限定されない事勿論
である。
を形成するように相互にほぼ斜め平行方向に緊張された
複数の斜張ケーブル3(図5)の介在により少なくとも
1本の柱即ち一本のタワ2により橋梁の橋床を支持させ
ることが問題である。
のストランドにより構成されている。即ち何れも別々に
組立て又緊張することが出来る。或る場合には個別に取
り替えることも出来る。
てもよいが、特に複数の胴付きにした、一般に6本で心
線の周囲を螺旋状の鋼線により巻かれた心線で作る。
面がよく保護されており又撚り合わされた束線はそれ自
体、一般にプラスチック材で時にはアルファルトのよう
な適切な防護粘結剤を介在させた防水防護のシースによ
り取り巻かれている。
れるストランドの張架部分は斜めに並置され、ここには
図示されていない環によって向い合せて締められてい
る。
する本数は数十本である。
の長さが大きく特に200m以上でさらに300m又は
400mとなる場合各斜張ケーブルの総重量は莫大とな
り、これらの斜張ケーブルの柱塔への取りつけは重大な
問題となる。
ように実施する。
のA点に、その脚部を橋床1の第2のB点に定着してこ
の斜張ケーブルを構成しているストランドの1本41 を
配置することから始める。
明する方法で行なわれる。
いので、ストランドの配置を好ましい他の方法即ち上記
に述べた第一の方法(柱塔の脚元に水平に延ばしたスト
ランドの頭部を垂直に引上げる)で行なうことも出来
る。
機材一式を支えるのに利用されるのはこのように配置さ
れたこの最初のストランド41 である。
完了すれば最初のストランドを順次補強し支持の役割を
果す。
のストランド以外を取りつけるには次のようにして行な
う。
に連結された一連の堅固なUボルトにより形成されてい
る軽量のケージを最初のストランド41 に配置する。
脚部に容易に取りはずし可能な水平な小鋼棒とによって
閉じられて構成されている。
小ケーブル6は各弓形部分7の頂点Cとその2つの脚部
DとEでそれぞれ結合されている。
小ケーブル6はストランド41 の上に直接のっている。
そして小ケーブルの緊張は各Uボルトの下に水平に置か
れている小鋼棒8と共に安定させる。
と10mとの間であり、“ケージ”は約数十ケのUボル
トより成る。
ルを受入れると共に少なくとも1基の台車12のための
誘導レールとして使用する特に2本の鋼線10と11と
を受入れるのに役立つ。
る小鋼棒8の端末の近くでUボルトに近い両部分ととも
に小さい開口の2つのアイレットを形成する2つの小片
を内側に有する。
のうちの1本づつが貫通している。台車12は2本の鋼
線10と11のうちの1本づつがそれぞれ貫通している
2つの管体のゲージ15により横方向の範囲が限定され
ている。そして上記のゲージとアイレットのそれぞれの
配置と大きさは前者が後者の中に容易に入り込むことが
出来るようになっている。即ち軸方向接触に適切なこれ
らのゲージとアイレットのそれぞれの支承面は後者の中
に前者の導入を可能且つ容易にするのに好ましい勾配
(図示されていない)をつけてある。
される。又少なくとも1本のストランドの頭部は容易に
取りはずし出来るような方法で適当な装置例えば台車1
2のシャシーとこのシャシーにねじ止めされるつめ板1
9との間に締めつけるような装置を使って上記台車に留
める。
頭部をなしているそれぞれのストランド4の先端は台車
の上方先に突き出る。
問題の先端のそれぞれの上部端末の近くに配置される。
この台車の特徴は次のとおりである。
て台車12より上部に配置されている引張りケーブル9
の途中に容易に取りはずし出来るような仕方でひっかけ
られる。
しレール10と11の上に容易に取りはずし出来る仕方
ですべらせ乍ら取りつけられる。
2の場合と同様容易に取りはずし出来る仕方で台車にひ
っかけられる。
る。
のケージ5及びケーブル6をこのケージにおけるケーブ
ル9及び鋼線10,11と共に配置した後、上記ケーブ
ル9にひっかけられた台車12と20とを最初はケージ
の下即ち図1のB点の近くに置く。台車20は台車12
から柱塔2の方向に1〜2m離れている。
部を台車にひっかける。(ストランド4の数は図示され
た実施態様では2本である。)。或はより明確には繰り
出しと切り離し後所要のストランドを形成出来る水平軸
のリールに巻いた1つのコイル15からくり出される連
続した少くとも1本のケーブルの端末である。
の上昇方向に台車を引く。
されたアイレットを貫通し又引かれたストランド4はそ
れらの下部小鋼棒8に沿ってすべり乍らこれらのUボル
ト5を連続的に貫通する。
8に含まれるストランド4は重力作用で下方に少し湾曲
する。しかしこれらのそれぞれの垂れ下がりf(図1)
は比較的小さい。それでケーブル9にかかる引張り応力
も又比較的弱い。
頭部が高所のA点に達する時上部の台車20からこの頭
部をはずす。同時にこの台車20を引張りケーブル9と
誘導レール10,11からはずす。それから関連の頭部
のむき出しにされた端末をその定着装置の中に通す。こ
の定着装置は一般に定着ブロックの補助内孔の中に入っ
ている分割式円錐台状の楔によって構成されている。
12を上方に進め、ストランド4の頭部の定着楔の中へ
の導入を続ける。この導入が正常な引張りジャッキによ
って十分代替させることが可能となった時上記頭部を台
車12から切り離す。下方のB点の近くで関連のストラ
ンドの基部を切断し、ストランドの両端末を第一ストラ
ンド41 の上下の両端末の定着地域の近くに今までに知
られている望ましい方法で定着する。
るストランド41 に対してそれぞれの新らしいストラン
ドを斜めに並置することになる。このことによって最初
の第1のストランドを含むすべてのストランドが一連の
弓形部分5によって形成されたケージの内部に配置され
ることを可能にする。
ように並置されたストランドの束である(図2と3でケ
ージの上部に1本にまとめられているストランド参
照)。
そのレールの上に上げて同ケーブルに再びひっかけてい
た台車20とをケージの下に空で降ろす。
トランドの頭部をこれらの台車に連結しそして前と同様
に最後のストランドまで以下同様にしてその配置を繰返
し、ケーブル斜張は完了する。
下部端末方向にケーブルに沿って滑動させそれから小鋼
棒8を少なくとも部分的に分解して、各Uボルトの下部
を開く。
ーブル”の真上に位置する“新らしい斜張ケーブル”を
構成するそれぞれの“最初のストランド”の配置に適用
出来る図5に図示された興味ある改良により、上記配置
を確実にする為その製作の終りまでこの前の斜張ケーブ
ルを今なお取り囲んでいるケージが利用される。換言す
れば、ストランド4’1 を“前の斜張ケーブル”のA点
の近くまで上げる為前の通りなお台車12を利用する。
定着せず、それより高い点A’の高さに定着する。新ら
しい斜張ケーブルはこのA’点に定着されなければなら
ない。
ンド4’1 の頭部を持ち上げるだけで十分である。
言うのは高さA,A’は小さく又1本のストランドの重
量は比較的軽いからである。
らケージを取りはずした後行なうのは勿論である。
た斜張ケーブルから取り外すことは小鋼棒8の容易な取
りはずしで可能となる。その際これらの小鋼棒は対応す
る弓形部分7からとり外し、該弓形部分は下方が開き、
又単に持ち上げるだけで跨がっている斜張ケーブルから
はずすことが出来る。
いて新らしい斜張ケーブルを取りつけるには弓形部分7
を新らしい斜張ケーブルに跨がらせ、それから上記スト
ランドの下の弓形部分を小鋼棒8によってUボルト5を
形成するようにして極めて容易に行なわれる。
初のストランド”を配置すると云うここに述べた方法は
各ナップの一番低い斜張ケーブルには勿論適用すること
は出来ない。
由は最も低い上記斜張ケーブルは一般に比較的短かく又
その頭部の高さは比較的に低いからである。これに相当
する最初のストランドは比較的軽量でありその取り付け
は重大な問題とならない。
例を図示する。この斜張橋に対して、橋床1を柱塔2の
1側面に連結する斜張ケーブルはただ1つの鉛直縦断面
をなすナップの形とか或は2つの平行面をなすナップの
形はとらず柱塔から出る別々のほぼ垂直な2面のナップ
N1 とN2 の形をしており、鉛直軸に対し小さい角度の
少なくとも全体としてほぼV字形をなしている。
じ高さの斜張ケーブルを同時に架設することは興味があ
る。本発明方法はこのような同時架設に非常によく適応
している。これがため、二等辺三角形AB1 B2 をなす
閉回路を引張りケーブル9で形成する。この二等辺三角
形は架設すべき2本の斜張ケーブルに沿って延びる2つ
の大きな等辺AB1 ,AB2 と橋梁の長軸に直角で又そ
の橋床の高さで水平にある小辺B1 B2 とより成る。
71 と172 により構成されている。
けられ又二方向に交互に作動することが出来る操作ウイ
ンチに巻きつけられている。
を構成しているストランドはAB1とAB2 の両辺に沿
ってそれぞれ延びている。それからこれらの辺のそれぞ
れに沿って上記で説明したケージの種類のUボルトと小
ケーブルで構成されている軽いケージを配置する。
22 として図6にそれぞれ図示されている。
に台車121 はB1 点からA点に上り、その際台車12
2 は反対に辺AB2 に沿って下降する。
り、ウインチ18の回転方向の逆転によって架設すべき
2本の斜張ケーブルを構成するストランドを順次引き上
げることが出来る。
用と実施態様に何等限定されず本発明は種々の形を含む
ものである。
を極めて概略的に示す図である。
る。
極めて概略的に示す図である。
の1部分の概略平面図である。
レール 12…台車
Claims (10)
- 【請求項1】 斜張橋の柱塔と橋床との間にマルチスト
ランドの斜張ケーブルを架設する方法にして、次の工程
に従い斜張ケーブル(3)をストランド毎に最終的に斜
めに架設する方法に於いて、 斜張ケーブルを構成するストランドの最初の1本(4
1 )を最終的に斜めの位置に配置するがこの配置段階で
は該ストランドを緊張し、その端末を柱塔(2)と橋床
(1)とにそれぞれ定着して終了せしめ、 このように配置された当該最初のストランドに次のスト
ランドの為上記最初のストランドの全長とわたり誘導ケ
ージをぶら下げるが、該ケージは小ケーブル(6)によ
って相互に連結されている一連の堅固なUボルト(5)
で構成され、これが上記の最初のストランドと引張りケ
ーブル(9)を取り囲む様にケージをぶら下げ、 斜張ケーブルを構成する次のストランド(4)を上記引
張りケーブル(9)を使ってケージ内を連続して引き寄
せ、 該次のストランド或はすでに配置した最初のストランド
の全体に対し緊張を斜めにかけ、 ストランド端末をそれぞれ柱塔と橋床とに定着し、 ストランド全部を配置した後、配置完了した斜張ケーブ
ルから誘導ケージを取りはずす各工程から成る事を特徴
とする斜張ケーブル架設方法。 - 【請求項2】 斜張橋の垂直或はほぼ垂直な同じナップ
を構成しているマルチストランドの斜張ケーブルを架設
する方法において、 先づ最も短い一番下の斜張ケーブル(3)を取りつける
ことから始め、それからその他のそれぞれの斜張ケーブ
ルを連続的に少しづつ上の方に取りつけて行き、そして
上記一番下の斜張ケーブル以外の斜張ケーブルのそれぞ
れを最初のストランド(4’1 )として配置し、 上記ケージは前の斜張ケーブルに未だ吊り下げられてい
る時、前の斜張ケーブルの取りつけに使用した誘導ケー
ジ(5,6)を利用することより成ることを特徴とする
前記請求項1記載の斜張ケーブルを架設する方法。 - 【請求項3】 斜張橋の柱塔の同じ側に鋭角V字形をな
して広がる垂直或はほぼ垂直な2面の斜張ケーブルナッ
プを構築する方法において、 滑車(16,171 ,172 )によって範囲を限定され
ている二等辺三角形の閉回路を延びる一本の引張りケー
ブル(9)を使って同じ高さに配置し、 上記2つのナップにそれぞれ含まれる2本の斜張ケーブ
ルの取り付けを同時に進め、 この三角形の2大等辺(AB1 ,AB2 )は取りつける
べき2本の斜張ケーブルの斜めの軸に沿って延ばし又上
記三角形の2大等辺は橋梁に水平、直角に延び、又第3
辺は橋梁に水平、直角に延ばして1個のウインチ(1
8)或は同様な逆転可能ウインチを含ませた事を特徴と
する前記請求項の何れかに記載の斜張ケーブルを架設す
る方法。 - 【請求項4】 前記請求項の何れかに記載の方法の実施
に用いる装置であって、ストランドと引張りケーブル用
の誘導ケージを含み、このケージは小ケーブル(6)に
よって相互に連結されている一連の堅固なUボルト
(5)で構成され、それぞれのUボルトは1つの弓形の
部分(7)と容易に取りはずし可能な下部の閉鎖用の小
鋼棒(8)を含む事を特徴とする斜張ケーブルの架設装
置。 - 【請求項5】 前記請求項4に記載の架設装置におい
て、誘導ケージが平行な3本の小ケーブル(6)を含み
そのうちの1本は弓形部分(7)の頂点(C)に、他の
2本は弓形の部分の脚部(D,E)に結合されている事
を特徴とする斜張ケーブルの架設装置。 - 【請求項6】 前記請求項4と5の何れかに記載の装置
において、誘導ケージが台車(12)の滑動のため誘導
レールとして使用される小ケーブル(6)に平行な少な
くても1本の鋼線(10,11)を含んでおり、該台車
は引張りケーブル(9)の途中に固定されており、又架
設配置さるべきストランドの頭部(4)は取りはずし出
来るよう台車に容易にひっかけられるようになっている
事を特徴とする斜張ケーブルの架設装置。 - 【請求項7】 前記請求項6に記載の架設装置におい
て、台車(12)がケージの中に含まれる2本の誘導鋼
線(10,11)がそれぞれ貫通をしている2個の堅固
な管体(15)によって横巾が規定されている事を特徴
とする斜張ケーブルの架設装置。 - 【請求項8】 前記請求項6と7の何れかに記載の架設
装置において、上記の台車(12)即ち親台車が補助台
車(20)に連結されており、この補助台車は親台車よ
り少し高方に引張りケーブル(9)の途中に容易に取り
はずし出来るように固定され、更にこの補助台車は誘導
鋼線(10,11)上を滑動するよう取り付けられ、架
設配置されるべきストランド(4)の頭部が取りはずし
出来るよう該台車に簡単にひっかけられている事を特徴
とする斜張ケーブルの架設装置。 - 【請求項9】 前記請求項6から8までの何れかに記載
の架設装置において、それぞれの台車(12,20)に
配置されるべき2本のストランド(4)の頭部が取りは
ずし出来るように各台車に簡単にひっかけられるように
なっていることを特徴とする斜張ケーブルの架設装置。 - 【請求項10】 前記請求項4から9の何れかに記載の
装置において、ケージの連続的Uボルト(5)間の間隔
が5メートルと10メートルの間にあることを特徴とす
る斜張ケーブルの架設装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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FR9303146 | 1993-03-18 | ||
FR9303146A FR2702782B1 (fr) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | Perfectionnements aux procédés et dispositifs pour monter les haubans à torons multiples des ponts. |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06299517A true JPH06299517A (ja) | 1994-10-25 |
JP3501170B2 JP3501170B2 (ja) | 2004-03-02 |
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ID=9445117
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04711794A Expired - Fee Related JP3501170B2 (ja) | 1993-03-18 | 1994-03-17 | マルチストランドの斜張ケーブルを架設する方法と装置 |
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FR (1) | FR2702782B1 (ja) |
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