JPH06299510A - アスファルトプラントの集塵装置 - Google Patents

アスファルトプラントの集塵装置

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JPH06299510A
JPH06299510A JP25324492A JP25324492A JPH06299510A JP H06299510 A JPH06299510 A JP H06299510A JP 25324492 A JP25324492 A JP 25324492A JP 25324492 A JP25324492 A JP 25324492A JP H06299510 A JPH06299510 A JP H06299510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust collector
dryer
scavenging
screen
dust
Prior art date
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Pending
Application number
JP25324492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Shidara
洋一 設楽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Niigata Engineering Co Ltd filed Critical Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率よく経済的に集塵する。 【構成】 ドライヤ2の排気ダクト19に排ガス用の集
塵機20及び排風機18を設ける。スクリーン4のカバ
ー4aと骨材計量槽6の掃気ダクト21に掃気用の集塵
機23及び排風機22を設ける。ドライヤ2の排ガス量
が変わってもスクリーン4等の掃気側に影響を及ぼすこ
とがないので、常に的確に集塵することができる。厳し
い運転条件を強いられる集塵機20の処理ガス量が少な
くなるので有利である。ドライヤ2を稼動させないので
アスファルト合材を製造する時には掃気用の集塵機23
と排風機22だけを働かせる。このため運転経費を低減
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、アスファルトプラン
トにおいてドライヤから出る排ガス中の粉塵やスクリー
ン等で発生する粉塵を除去する集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アスファルト合材を製造するアスファル
トプラントにおいては、骨材を乾燥加熱するドライヤや
骨材をスクリーンに運ぶホットエレベータ、或いは骨材
を粒度別に篩い分けるスクリーン等から粉塵が多量に発
生する。このようなアスファルトプラントの従来の集塵
装置は、ドライヤからスクリーンを経て骨材計量槽に至
る骨材の流れ系路に一台の集塵機と排風機をダクトを介
して接続した構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アスファル
トプラントのドライヤは、大気汚染防止法の煤煙発生施
設に当り、その排ガス中には硫黄酸化物、煤塵、窒素酸
化物が含まれるのに対し、ドライヤ以外のホットエレベ
ータやスクリーン等の掃気に使われた処理ガスの成分は
砕石の微粉と空気(大気)であり性質が大きく異なる。
また、ドライヤの排ガス量は運転の状況により50〜1
00%も変化するのに対して、スクリーン等の掃気量は
ほとんど変化しない上、ドライヤの排ガス量の10〜1
5%程度と少ない。
【0004】上記に鑑み、従来のアスファルトプラント
の集塵装置には次のような問題点がある。 (a) ホットビンに収容された骨材のみを使用してド
ライヤを稼動させることなくアスファルト合材を製造す
る場合、スクリーン等の掃気のみに大容量の集塵装置を
作動させなければならず、不経済である。 (b) 前記のように、ドライヤの排ガスとスクリーン
等の掃気に用いられたガスは、その性質と量が互いに異
なり、また処理割合が運転状況によって変化するため、
バランスよく効率的に集塵することが難しい。
【0005】本発明は、効率的かつ経済的に集塵するこ
とができるアスファルトプラントの集塵装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、骨材をドライヤに投入してバーナの燃
焼ガスで乾燥加熱し、該骨材をスクリーンで粒度別に篩
い分けてホットビンに収容した後、ホットビンから適量
の骨材をミキサに取り出してアスファルト等と混合しア
スファルト合材を製造するアスファルトプラントにおい
て、上記ドライヤに、ドライヤで発生した排ガスを処理
する排ガス用の集塵機及び排風機を、またスクリーン側
にスクリーン等の掃気エアを処理する掃気用の集塵機及
び排風機をそれぞれ独立して設けた構成とした。
【0007】
【作用】骨材をドライヤで乾燥加熱してアスファルト合
材を製造する場合には、排ガス用と掃気用の二台の集塵
機及び排風機を作動させる。したがって、ドライヤの排
ガス量とスクリーン等の掃気量、及びそれらの割合が変
化しても、その変化に的確かつ迅速に対応して効率よく
集塵することができる。また、ホットビンに収容された
骨材を使用してドライヤを稼動させずにアスファルト合
材を製造する際は、排ガス用の集塵機及び排風機を作動
させずに掃気用の集塵機及び排風機のみを作動させて集
塵する。このため無駄がなく経済的である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。図1はアスファルトプラントの全体構成を示
す。このアスファルトプラントは、骨材を貯蔵する骨材
ヤード1と、この骨材ヤード1から取り出された骨材を
バーナ2aの燃焼ガスで乾燥加熱するドライヤ2と、こ
のドライヤ2で乾燥加熱された骨材を搬送するホットエ
レベータ3と、このホットエレベータ3で搬送されてく
る骨材を分級して粒度別に篩い分けるスクリーン4と、
上記スクリーン4で分級された骨材を粒度別に複数の収
容室5aに収容するホットビン5と、このホットビン5
から骨材を取り出して計量する骨材計量槽6と、フィラ
を貯蔵するフィラタンク7と、このフィラタンク7から
スクリュウコンベヤ8で取り出されたフィラを後述のダ
クトと共に搬送するフィラエレベータ9と、このフィラ
エレベータ9で搬送されたフィラを収容するフィラビン
10と、ダストを収容するダストビン11と、これらの
ビン10,11からフィラとダストをそれぞれ取り出し
て計量するフィラ・ダスト計量槽12と、アスファルト
タンク13から送られてくるアスファルトを計量するア
スファルト計量槽14と、ミキサ15とを具備してい
る。
【0009】上記のアスファルトプラントの基本的な構
成は周知のものであり、骨材とアスファルト、及びフィ
ラ等を各計量槽6,14,12で計量してミキサ15に
投入し、それらを相互に混合してアスファルト合材を製
造する。
【0010】上記ドライヤ2には、ドライヤ2で生じた
排ガスを吸引して煙突17から大気中に放出する排風機
18が排気ダクト19を介して接続され、この排気ダク
ト19の途中には、バッグフィルタよりなる集塵機20
が設けられている。集塵機20は排ガス中の粉塵を取り
除くもので、取り除いた粉塵をダストして前記フィラエ
レベータ9に送る。
【0011】また、スクリーン4の部分は、掃気のため
にカバー4aでおおわれている。このカバー4aと骨材
計量槽6には、掃気ダクト21を介して排風機22とサ
イクロン式の集塵機23が接続されている。排風機22
はカバー4aと骨材計量槽6内の空気を吸引して集塵機
23に送り、集塵機23は掃気エア中の粉塵を除去す
る。なお、この集塵機23で捕捉された粉塵もフィラエ
レベータ9に送られる。
【0012】符号24は集塵機20と掃気ダクト21と
を相互に連絡している連絡ダクト、25は掃気ダクト2
1と連絡ダクト24の接続部に設けられた切換調整弁で
ある。連絡ダクト24はアスファルトプラントの通常の
稼動時には切換調整弁25で遮断して用いることはない
が、このように構成しておくと、プラントの保守点検や
修理等の際に、切換調整弁25の切換えで掃気ダクト2
1を集塵機20に接続したり、また排気ダクト19を集
塵機23に接続したりして、必要とする部分を任意に浄
化できる。
【0013】ミキサ15で混合されたアスファルト合材
は、トラックTに直接積載するほか、トロリホッパ26
とスキップバケット27を介してホットミックスサイロ
28に貯蔵する。29は重油タンクである。
【0014】次に上記のように構成された本発明に係る
アスファルトプラントの集塵装置の作用を説明する。ド
ライヤ2を働かせて骨材を乾燥加熱する場合は、排風機
18を作動させ、ドライヤ2で生じた排ガスを集塵機2
0に通して集塵するとともに、他の排風機22も作動さ
せてスクリーン4側を掃気し、掃気エア中の粉塵を集塵
機23で集塵する。この場合においては、例えば、ドラ
イヤ2の運転状況が変わって排ガス量が増大するような
ことがあっても、スクリーン4等の掃気量がそれに影響
されて変化することがなく、したがって排ガスと掃気エ
アの両方の集塵を的確に行うことができる。また、法的
規則の厳しい煤煙発生施設としての排ガス処理量を減少
させることができるので、設備上、及び運転上有利であ
る。
【0015】また、ホットビン5の各収容室5aに収容
された骨材を用いてドライヤ2を稼動させずにアスファ
ルト合材を生産する時は、掃気用の排風機22と集塵機
23だけを作動させて掃気エアの集塵を行う。この場合
においては、容量の大きい排ガス用の集塵機20と排風
機18が止められているため、その分運転経費を節減す
ることができ、例えば、1トン/バッチプラントにおい
て従来96kWの動力が必要であったものが、本装置で
は55kWで運転できるようになるという好結果が得ら
れた。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアス
ファルトプラントの集塵装置は、骨材をドライヤに投入
してバーナの燃焼ガスで乾燥加熱し、該骨材をスクリー
ンで粒度別に篩い分けてホットビンに収容した後、ホッ
トビンから適量の骨材をミキサに取り出してアスファル
ト等と混合しアスファルト合材を製造するアスファルト
プラントにおいて、上記ドライヤには、ドライヤで発生
した排ガスを処理する排ガス用の集塵機及び排風機が、
またスクリーン側にはスクリーン等の掃気エアを処理す
る掃気用の集塵機及び排風機がそれぞれ独立して設けら
れた構成とされているので、ドライヤで発生する排ガス
と、スクリーン等の掃気エアの集塵をアスファルトプラ
ントの運転状況に左右されることなく、常に効率よく、
また経済的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るアスファルトプラントの集塵装
置の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 ドライヤ 4 スクリーン 5 ホットビン 15 ミキサ 20,23 集塵機 18,22 排風機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材をドライヤに投入してバーナの燃焼
    ガスで乾燥加熱し、該骨材をスクリーンで粒度別に篩い
    分けてホットビンに収容した後、ホットビンから適量の
    骨材をミキサに取り出してアスファルト等と混合しアス
    ファルト合材を製造するアスファルトプラントにおい
    て、上記ドライヤには、ドライヤで発生した排ガスを処
    理する排ガス用の集塵機及び排風機が、またスクリーン
    側にはスクリーン等の掃気エアを処理する掃気用の集塵
    機及び排風機がそれぞれ独立して設けられたことを特徴
    とするアスファルトプラントの集塵装置。
JP25324492A 1992-09-22 1992-09-22 アスファルトプラントの集塵装置 Pending JPH06299510A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020024134A (ko) * 2002-01-28 2002-03-29 김경원 아스콘의 제조장치 및 방법
CN109440597A (zh) * 2018-12-19 2019-03-08 江苏雄安环保科技有限公司 一种节能环保的沥青与碳酸钙混合配料系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215285U (ja) * 1985-07-10 1987-01-29

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950905