JPS6145210Y2 - - Google Patents

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JPS6145210Y2
JPS6145210Y2 JP3259583U JP3259583U JPS6145210Y2 JP S6145210 Y2 JPS6145210 Y2 JP S6145210Y2 JP 3259583 U JP3259583 U JP 3259583U JP 3259583 U JP3259583 U JP 3259583U JP S6145210 Y2 JPS6145210 Y2 JP S6145210Y2
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JP
Japan
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dryer
aggregate
dust
duct
asphalt
Prior art date
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JP3259583U
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JPS59140303U (ja
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  • Road Paving Machines (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は骨材をドライヤにて乾燥加熱する過
程で発生する煤塵の一次集塵装置として重力沈降
集塵型のドライヤダクトを用いたアスフアルトプ
ラントに関するものである。
アスフアルト合材を生産するアスフアルトプラ
ントとして従来一般に第1図に示すように構成さ
れたものが知られている。このアスフアルトプラ
ントは、骨材(砕石や砂)1を収納した骨材ホツ
パ2を具備し、この骨材ホツパ2から取り出され
た骨材1は乾燥手段を有するドライヤ3に搬送さ
れ上記ドライヤ3によつて乾燥された骨材1は貯
蔵手段を有するホツトビン4に搬送され、このホ
ツトビン4から取り出した骨材1にフイラタンク
5から取り出されたフイラ(石粉)や、アスフア
ルトタンク6から配送されたアスフアルトをミキ
サー7で混練してアスフアルト合材を造るもの
で、上記アスフアルト合材をダンプトラツク等の
搬送手段8により舗装現場に搬送する。
ところで上記のように構成されたアスフアルト
プラントにおいては、骨材1をドライヤ3にて乾
燥・加熱する過程で発生する煤塵は、一般にドラ
イヤ3に、サイクロン9等の一次集塵装置とバツ
クフイルタや湿式スクラバー等の二次集塵装置F
とを連絡して処理し、次いで排風機11にて大気
中に放出するのが普通である。
この際サイクロン9は煤塵中の粗粒ダストを補
集し、二次集塵装置Fは微粒ダストを補集するの
であるが、サイクロン9はその構造上高い静圧
(150mmAq程度)を必要とするため、上記排風機
11に大きな負担をかけるものであつた。また、
従来サイクロン9の入口の排ガス速度は16〜17
m/secの高速であるため、煤塵によるサイクロ
ン9の入口部分の摩耗が激しく問題であつた。
この考案は上記のような諸問題を解消するため
になされたもので、ドライヤに重力沈降集塵型の
ドライヤダクトを介して二次集塵装置であるバツ
クフイルタを連設することによつて、排風機にか
かる負担を軽減させたアスフアルトプラントを提
供することを目的とする。
以下この考案を図面を参照して説明する。
第2図はこの考案のアスフアルトプラントの一
実施例を示すもので、第1図に示す符号と同一の
符号は同一構成要素を示し、その説明を簡略化す
る。
図中符号10で示すものは骨材ホツパ2から搬
送されてきた骨材1をドライヤ3の一端3aに搬
入する傾斜ベルトコンベアであり、上記ドライヤ
3の一端3aに到達した傾斜ベルトコンベア10
の先端より上方には、煤煙中の煤塵の重量によつ
て煤塵を落下させて集塵を行なう重力沈降集塵型
のドライヤダクト(一次集塵器)11が、このド
ライヤダクト11の底部11aでドライヤ3の一
端3aに連絡するとともに、ドライヤダクト11
の傾斜底壁11bを傾斜ベルトコンベア10側に
向けて取り付けられている。また、上記ドライヤ
ダクト11はドライヤダクト11の側壁上端に取
り付けられた連絡ダクト12によつてバツクフイ
ルタ等の二次集塵器13に連絡されるとともに、
この二次集塵器13は排風機14を介して煙突1
5に連絡されている。
一方、上記ドライヤ3の他端にはバーナ16と
骨材排出部17が設けられ、この骨材排出部17
から排出された骨材1はスクリーン18を経てホ
ツトエレベータ19によりホツトビン4に搬送さ
れるようになつている。
また、フイラタンク5から取り出されたフイラ
はフイラエレベータ20によつて搬送されフイラ
ビン21に貯蔵されるようになつている。そし
て、上記フイラエレベータ20には二次集塵器1
3のダストスクリユーフイーダが連絡されてお
り、この二次集塵器13が補集したダストをフイ
ラエレベータ20にてダストビン22に搬送して
ダストビン22に貯蔵できるようになつている。
しかして23はバーナ16用の燃料タンク、2
4はアスフアルトの計量器、25はバーナブロワ
ーである。
この考案に係るアスフアルトプラントでアスフ
アルト合材を生産するには、従来のアスフアルト
プランと同様に骨材ホツパ2から骨材1を取り出
してドライヤ3で乾燥・加熱し、その乾燥した骨
材1をホツトビン4に貯蔵した後に、このホツト
ビン4とフイラビン21とダストビン22とアス
フアルトタンク6とから、骨材1とフイラとダス
トとアスフアルトとをそれぞれ適量排出して混合
すればよい。
この過程でドライヤ3で発生した排ガスは排風
機14によつてドライヤダクト11と連絡ダクト
12と二次集塵器13とを介して煙突15から大
気中に排出される。この際ドライヤダクト11は
排ガス中の粗粒ダストを、また二次集塵器13は
微粒ダストをそれぞれ補集するのであるが、ドラ
イヤダクト11は従来のサイクロンに比べて高い
静圧(150mmAq程度)を必要とせず排ガス速度が
低くても十分なダストの補集能力があるため、ド
ライヤダクト11内の排ガス速度を低くすること
ができる。したがつてサイクロンを使用していた
従来のアスフアルトプラントの排風機に比べて排
風機に加わる負荷が小さくなる。また、同様な理
由によつて従来の排風機より小型の排風機をアス
フアルトプラントの排風機に使用できる。一方、
ドライヤダクト11の底部11aを通過する排ガ
スの速度も低くなるため、ドライヤダクト11の
底部11aが摩耗することがない。なお、ドライ
ヤダクト11の中で降下した煙塵は傾斜底壁11
bを伝わつてドライヤ3に入いり傾斜エレベータ
10で搬送された骨材1とともに加熱・乾燥され
てホツトビン4に貯蔵され、アスフアルト合材の
生産に利用される。
ところで、本装置を採用して実験したところサ
イクロンをドライヤダクト11に替えることによ
つて、排風機11入口側(第2図における右側)
の圧力損失が120〜150mmAq低下し、排風機11
のフアン風量に余力が生じた。
また、排風機11のモータ容量(ミキサ容量
1000Kg/バツチの場合)が55kWから45kWとな
つた。
さらにドライヤダクト11内の排ガス速度は3
m/sec(従来のサイクロン入口側の排ガス速度
は16〜17m/sec)となつた。
第3図は従来のサイクロンを用いて集塵を行つ
た場合に7種類の骨材サンプルを取り出して篩分
けを行つた結果を示し、第4図はこの考案に係る
ドライヤダクト11を用いて集塵を行つた場合に
5種類の骨材サンプルを取り出して篩分けを行つ
た結果を示すものである。
そして第3図と第4図に示す骨材種別1のデー
タを基に第5図を作成した。つまり第5図は、こ
の考案に係るドライヤダクト11を取り付けたド
ライヤ3を用いて実際に骨材1を乾燥してホツト
ビン4に貯蔵した時のホツトビン4内の骨材1の
粉度分布(矢印Aで示す曲線)と、従来のサイク
ロンに連絡したドライヤを用いて乾燥後ホツトビ
ンに貯蔵した骨材の粒度分布(矢印Bで示す曲
線)とをそれぞれ示したものである。第5図にお
いては縦軸に通過重量百分率を表示し、横軸に篩
番号を(あるいは篩の孔径をμ単位で)対数目盛
に表示し、ある篩番号(あるいは孔径)の篩を用
いてホツトビン4内の骨材1を篩分けした時の最
初の骨材量に対する篩に残留した骨材量の割合が
示されている。
第5図から、ホツトビン4に貯蔵された骨材の
粒度分布が、従来のサイクロンを使用した場合と
この考案のドライヤダクト11を使用した場合と
でほぼ同じであることが明らかである。したがつ
て従来のサイクロンに替えてこの考案のドライヤ
ダクト11を使用しても、高品質のアスフアルト
合材を生産可能なことが明らかである。
以上説明したようにこの考案は、骨材を乾燥さ
せるドライヤに一次集塵を目的としたドライヤダ
クトを介して二次集塵器を連設した構成になつて
いるため、従来のようにサイクロンを使用して集
塵を行なうのに比べて排風機に加わる負担を軽減
することができる。また、ドライヤダクト内の排
ガスの速度は従来のサイクロンに比べて遅いた
め、ドライヤダクトが煤塵の通過によつて摩耗す
ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイクロンを備えた従来のアスフアル
トプラントの一例を示す概略構成図、第2図はサ
イクロンに替えてドライヤダクトを備えたこの考
案のアスフアルトプラントの一実施例の概略構成
図、第3図はサイクロンを用いて集塵を行つた場
合のホツトビン内の骨材の篩分けの結果を示す
図、第4図はこの考案に係るドライヤダクトを用
いて集塵を行つた場合のホツトビン内の骨材の篩
分けの結果を示す図、第5図は第3図と第4図で
得られた結果の一部をプロツトした図である。 1……骨材、2……骨材ホツパ、3……ドライ
ヤ、4……ホツトビン、8……搬送手段、11…
…ドライヤダクト(一次集塵器)、13……二次
集塵器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 骨材ホツパとドライヤ及びホツトビンとを主体
    とし、骨材ホツパから骨材を取り出してドライヤ
    で乾燥し、その乾燥骨材を一旦ホツトビンに入れ
    てダンプ等の搬送手段により作業現場に送り出す
    ように構成されたアスフアルトプラントにおい
    て、上記ドライヤに重力沈降集塵型のドライヤダ
    クトを介して二次集塵器を連設したことを特徴と
    するアスフアルトプラント。
JP3259583U 1983-03-07 1983-03-07 アスフアルトプラント Granted JPS59140303U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3259583U JPS59140303U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 アスフアルトプラント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3259583U JPS59140303U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 アスフアルトプラント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59140303U JPS59140303U (ja) 1984-09-19
JPS6145210Y2 true JPS6145210Y2 (ja) 1986-12-19

Family

ID=30163410

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JP3259583U Granted JPS59140303U (ja) 1983-03-07 1983-03-07 アスフアルトプラント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61216905A (ja) * 1985-03-22 1986-09-26 大成道路株式会社 瀝青質舗装廃材の加温方法および加温装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59140303U (ja) 1984-09-19

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