JPS6133044Y2 - - Google Patents

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JPS6133044Y2
JPS6133044Y2 JP6199583U JP6199583U JPS6133044Y2 JP S6133044 Y2 JPS6133044 Y2 JP S6133044Y2 JP 6199583 U JP6199583 U JP 6199583U JP 6199583 U JP6199583 U JP 6199583U JP S6133044 Y2 JPS6133044 Y2 JP S6133044Y2
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JP
Japan
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aggregate
burner
dryer
screen
mixer
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JP6199583U
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JPS59167806U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷骨材よりアスフアルト合材を製造す
るアスフアルトプラントに関する。
アスフアルトプラントは周知のように、砂や砕
石等からなる冷骨材を乾燥加熱し、これを石紛や
アスフアルトと混合してアスフアルト合材を製造
するもので、冷骨材を乾燥加熱するドライヤと、
このドライヤから送られる骨材を粒度別に分級す
るスクリーンと、このスクリーンから取出された
所要量の骨材を石紛やアスフアルトと混合するミ
キサとを具備する。
ところで、上記スクリーンおよびミキサ等にお
いてはスカベンジングエアが発生する。このスカ
ベンジングエアは通常約90〜110℃の高温で、ま
た、約20〜30g/Nm3のダストと5〜10%の水分
を含有しているが、従来、ドライヤで生ずる排ガ
スとともに集塵装置を通して排風機により大気に
放出されていた。ところが、上記スカベンジング
エアは燃焼ガスではなく酸素を多く含有する高温
ガスであるため、これを利用せず大気に放出して
しまうことは省エネルギーの見地からしてはなは
だ不合理であり不満であつた。
本考案は、スクリーンやミキサ周辺部等のスカ
ベンジングエアをドライヤのバーナ部にダクトを
介して導入することによりスカベンジングエアを
ドライヤでの燃焼用ガスとして使用しうるように
構成して、上記従来の不満を解消したもので、ド
ライヤのバーナ部に供給される燃焼用清浄エアを
減らしてこれの供給に用いられる送風機の容量お
よび動力を低減せしめるとともに、排風機の容量
および動力さらには集塵装置の容量をもそれぞれ
低減せしめるという実用上の利点を有するアスフ
アルトプラントを提供することを目的とする。
以下本考案を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すも
ので、アスフアルトプラントは、冷骨材Aを乾燥
加熱するドライヤ1と、このドライヤ1で乾燥加
熱した骨材Aを粒度別に篩分けるスクリーン2
と、篩分けた骨材Aを計量する骨材計量槽3と、
この骨材計量槽3で計量された骨材Aをフイラー
BおよびアスフアルトCとともに撹拌混合してア
スフアルト合材を生成するミキサ4とを主体とし
て構成されている。
上記ドライヤ1は第2図に示すように、一端5
aが他端5bより高くなるように傾斜させて回転
自在に設けられた炉本体5と、この炉本体5の上
記一端5aおよび他端5bに設けられた骨材投入
口6および骨材排出口7とから成り、上記骨材投
入口6の上部にはドライヤ1の燃焼排ガスを吸引
して煙突8により大気中に排出する排風機9がダ
クト10を介して接続され、かつこの骨材投入口
6と排風機9との間には乾式のサイクロン11と
バツグフイルタ12が設けられている。また、上
記骨材投入口6にはコンベヤ13が付設され、こ
のコンベヤ13により、図示しない骨材ホツパか
ら取出された砂や粒度の異なる砕石等の冷骨材A
がドライヤ1内に搬入されるようになつている。
さらに、上記骨材排出口7には骨材排出口7の端
面に設けられた円形横断面形状のバーナ外筒14
aのほぼ中心にバーナ14bが配設されてバーナ
部14が形成されている。上記バーナ14bにや
所要の燃料が供給されるようにされるとともに、
その近傍には着火用の電極棒14cが配設され、
また、上記バーナ外筒14aの内側には円形横断
面形状のバーナ内筒14dが上記バーナ14bと
電極棒14cを囲んでバーナ外筒14aとほぼ同
心状に設けられ、このバーナ内筒14d内にバー
ナ送風機25から燃焼用清浄エアが送られるよう
になつている。また、上記バーナ外筒14aはダ
クト15を介して補助排風機16の吐出側に接続
され、かつ、この補助排風機16の吸入側はダク
ト15を介してスクリーン2と骨材計量槽3やミ
キサ4の周辺部および後述のホツトエレベータ4
搬送装置)17に連結されており、スクリーン
2、骨材計量槽3やミキサ4の周辺部およびホツ
トエレベータ17で生じたスカベンジングエアが
補助排風機16によりバーナ外筒14aとバーナ
内筒14dとの間に側方から導入され、バーナ1
4bの火口に流れ込むように構成されている。な
お、ここで上記バーナ14bの火口には多孔板1
4eが設けられている。
一方、上記ドライヤ1の骨材排出口7の下方に
は排出シユート18が設けられ、この排出シユー
ト18には骨材Aを前記スクリーン2に投入する
ホツトエレベータ17が設けられるとともに、ホ
ツトエレベータ17の上部にはホツトエレベータ
17内のスカベンジングエアをドライヤ1に導く
前記ダクト15が連結されている。また、前記ス
クリーン2は、骨材Aを粒度別に篩分ける紛数の
振動スクリーン2aと、この振動スクリーン2a
の下方に連設され、振動スクリーン2aにより篩
分けられた骨材Aをそれぞれ受入れる複数の仕切
室を備えたビン2bとから成るもので、その全体
を覆うスクリーンカバー2cの上部に、スクリー
ン2内に生じるスカベンジングエアを前記ドライ
ヤ1に導くダクト15が連結されている。さら
に、前記骨材計量槽3はスクリーン2で粒度別に
篩分けられた骨材Aの所定量を計量するものであ
り、ここで計量された骨材Aは、フイラービン1
9から供給されかつフイラー計量槽20で所定量
が計量されたフイラーBとともにミキサ4に投入
されるようになつている。そして、ミキサ4でこ
れら骨材AとフイラーBがアスフアルトタンク2
1から送られるアスフアルトCとともに撹拌混合
され、トラツク22にアスフアルト合材として供
給されるように構成されている。また、上記ミキ
サ4の上部には、ダクトカバー23が上記骨材計
量槽3およびフイラー計量槽20を覆うようにし
て設けられ、このダストカバー23の上部側面
に、骨材計量槽3やミキサ4で生じるスカベンジ
ングエアをドライヤ1に導く前記ダクト15が連
結されている。
次に本考案の作用について説明する。第1図は
本考案のアスフアルトプラントの操業状態を示す
もので、骨材ホツパから粒度の異なる冷骨材Aを
それぞれ取出してコンベヤ13にてドライヤ1に
一緒に搬入して乾燥加熱する。この時、バーナ送
風機25により送られる燃焼用清浄エアは、バー
ナ内筒14d内を流れバーナ14bで燃焼されて
ドライヤ1内に入る。また、スクリーン2、骨材
計量槽3、ミキサ4およびホツトエレベータ17
から補助排風機16により送られてきたスカベン
ジングエアは、バーナ外筒14aとバーナ内筒1
4dとの間に側方から流入し、上記燃焼用清浄エ
アの周りを施回しながら、燃焼されてドライヤ1
内に入るが、バーナ14bおよび電極棒14c等
には直接触れることはないので、その中に含有さ
れるダストや水分がこれらに付着してこれらの機
能を損じることはない。これら燃焼用清浄エアお
よびスカベンジングエアは燃焼されて冷骨材Aを
乾燥加熱した後は、サイクロン11およびバツグ
フイルタ12を通つて排風機9により煙突8から
大気に放出される。なお、サイクロン11で集め
られた塵等はホツトエレベータ17に送られる。
一方、上記の加熱乾燥された骨材Aは、ホツトエ
レベータ17によつてスクリーン2に搬入され、
このスクリーン2において粒度別に分級された
後、骨材計量槽3でその所定量だけ計量され、ミ
キサ4でフイラーBおよびアスフアルトCととも
に撹拌混合されアスフアルト合材となる。
ところで、上記の実施例においてはスカベンジ
ングエアに含有されるダストや水分がバーナ14
bおよび電極棒14cに付着してこれらの機能を
損じることがないようにスカベンジングエアをバ
ーナ外筒14aとバーナ内筒14dの間に流入せ
しめるようダクト15を接続していたが、第5図
および第6図に示すように、バーナ外筒14aの
外側に骨材排出口7に連接して、かつバーナ外筒
14aと同心状にエア施回室24を設け、このエ
ア施回室24に側方からスカベンジングエアのダ
クト15を接続してもよい。また、上記にあつて
は、スカベンジングエアはスクリーン2、骨材計
量槽3、ミキサ4、およびホツトエレベータ17
からドライヤ1に導いているが、通常スクリーン
2からのスカベンジングエアの量が最も多く、し
たがつてこの部分のエアだけをドライヤ1に導く
ようにしてもよい。
以上のように、本考案によれば、スクリーンや
ミキサ周辺部等からのスカベンジングエアをドラ
イヤでの燃焼用ガスとして利用できるため、燃焼
用清浄エアの送量を従来の25〜30%減らしてこれ
をバーナ部に送るバーナ送風機の容量および動力
を大幅に低減せしめるとともに、排風機の容量お
よび動力、また、集塵装置の容量をも含めて低減
することが可能で、さらにスカベンジングエアは
高温ガスであるため燃焼用清浄エアを予熱せしめ
ることにもなるという省エネルギー上の種々の現
実的利点を有するアスフアルトプラントを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図はアスフアルトプラントの略図、
第2図はドライヤの側面図、第3図はドライヤの
バーナ部の縦断面図、第4図は第3図の−線
矢視断面図である。また、第5図および第6図は
本考案の第2の実施例を示すもので、第5図はバ
ーナ部の縦断面図、第6図は第5図の−線矢
視断面図である。 1……ドライヤ、2……スクリーン、3……骨
材計量槽、4……ミキサ、9……排風機、14…
…バーナ部、14a……バーナ外筒、14d……
バーナ内筒、15……ダクト、17……ホツトエ
レベータ(搬送装置)、24……施回室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷骨材をドライヤで乾燥加熱し、この乾燥加熱
    した骨材ご搬送装置でスクリーンに送つて粒度別
    に篩分けるとともに、この篩分けた骨材をミキサ
    でアスフアルト等と混合してアスフアルト合材と
    なすアスフアルトプラントにおいて、上記ドライ
    ヤのバーナ部には、上記搬送装置、スクリーンも
    しくはミキサで生じたスカベンジングエアの一部
    または全部をドライヤのバーナ部に導くダクトが
    連結されて成ることを特徴とするアスフアルトプ
    ラント。
JP6199583U 1983-04-25 1983-04-25 アスフアルトプラント Granted JPS59167806U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6199583U JPS59167806U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 アスフアルトプラント

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JP6199583U JPS59167806U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 アスフアルトプラント

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Publication Number Publication Date
JPS59167806U JPS59167806U (ja) 1984-11-10
JPS6133044Y2 true JPS6133044Y2 (ja) 1986-09-26

Family

ID=30192203

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6199583U Granted JPS59167806U (ja) 1983-04-25 1983-04-25 アスフアルトプラント

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JP (1) JPS59167806U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281115A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Nikko Co Ltd アスファルトプラント

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010281115A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Nikko Co Ltd アスファルトプラント

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JPS59167806U (ja) 1984-11-10

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