JPH062988U - 電源の起動回路 - Google Patents

電源の起動回路

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JPH062988U
JPH062988U JP3931092U JP3931092U JPH062988U JP H062988 U JPH062988 U JP H062988U JP 3931092 U JP3931092 U JP 3931092U JP 3931092 U JP3931092 U JP 3931092U JP H062988 U JPH062988 U JP H062988U
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JP
Japan
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circuit
voltage
power supply
input voltage
current limiting
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Withdrawn
Application number
JP3931092U
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Inventor
真規 太田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH062988U publication Critical patent/JPH062988U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力交流電圧が100V系か200V系かによらず一
定の起動時間で低損失の電源の起動回路を提供するこ
と。 【構成】 交流電流を整流平滑化してトランスの一次巻
線に印加してスイッチング素子によりオンオフするコン
バータ部10と、このコンバータ部の出力電圧を基準電
圧と比較して誤差信号を求める誤差アンプ20と、この
誤差信号を小さくする方向にスイッチング素子に制御信
号をおくるパルス幅制御回路30と、この一次巻線に印
加される直流電圧を電流制限抵抗を介してコンデンサC
3に蓄電してパルス幅制御回路の電源端子Vccに給電す
る補助電源回路40とを有する電源において、交流電流
が100V系か200V系かを判別する入力電圧判別回路50
と、この入力電圧判別回路で100V系と判断したときは電
流制限抵抗を低くし、200V系と判断したときは高くする
抵抗切替え回路60とを設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスイッチング電源装置などの起動回路に係り、特に起動時間の入力電 圧依存性を少なくする改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、例えば特開平1−315264号公報等でリンギングチョークコ ンバータ(RCC)電源装置を提案している。図2は従来装置の構成図である。 図において、コンバータ部10は一般的なスイッチング電源回路であって、商用 の交流電流をダイオードブリッジDBで整流し、コンデンサC1で平滑化して直 流化した電力を入力している。トランスの一次巻線n1はコンデンサC1と接続 されており、コモン側に挿入されたトランジスタ等のスイッチング素子Q1によ り流れる電流がオンオフされている。するとトランスの二次巻線n2にスイッチ ング信号が誘起されるので、ダイオードD1,D2で整流し、チョークコイルL で高周波数成分を除去して出力コンデンサC2で平滑化して、出力電圧Voutで 負荷側に供給している。負荷側に安定な電圧を供給する為に、出力電圧Voutを 基準電圧Vrefと比較して誤差信号を求める誤差アンプ20と、この誤差信号が 小さくなる方向の制御信号をスイッチング素子Q1に対して送るパルス幅制御回 路30を有している。起動抵抗R1とコンデンサC3の補助電源回路はコンデン サC1と並列に接続されたもので、パルス幅制御回路30の電源端子Vccに動作 用電力を供給する。
【0003】 このような装置において、コンバータ部10をオンすると、スイッチング動作 を開始して負荷側に給電を開始するまでの起動時間は、起動抵抗R1を介してコ ンデンサC3を充電する時間で定まる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
交流電圧は100V系と200V系が併存しており、電源では両者に対してほぼ等しい 性能を有することが望ましい。しかし起動時間は前述したように起動抵抗R1を 介してコンデンサC3を充電する時間で定まるから、100V系か200V系かに応じて 起動時間に大きな差が生ずる課題があった。また起動抵抗R1での損失を考察す ると、200V系入力時には100V系入力時に比較して4倍になるという第2の課題が あった。本考案はこのような課題を解決したもので、入力交流電圧が100V系か20 0V系かによらず一定の起動時間で低損失の電源の起動回路を提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本考案は、交流電流を整流平滑化してトランスの一 次巻線に印加し、この一次巻線に流れる電流をスイッチング素子によりオンオフ し、当該トランスの二次巻線に誘起されるスイッチング信号を整流平滑化して負 荷側に供給するコンバータ部10と、このコンバータ部の出力電圧を所定の基準 電圧と比較して誤差信号を求める誤差アンプ20と、この誤差信号を小さくする 方向に前記スイッチング素子に制御信号をおくるパルス幅制御回路30と、この 一次巻線に印加される直流電圧を電流制限抵抗を介してコンデンサC3に蓄電し て、当該パルス幅制御回路の電源端子Vccに給電する補助電源回路40とを有す る電源において、次の構成としたものである。
【0006】 即ち、前記交流電流が100V系か200V系かを判別する入力電圧判別回路50と、 この入力電圧判別回路で100V系と判断したときは前記電流制限抵抗を低くし、20 0V系と判断したときは高くする抵抗切替え回路60とを設けたことを特徴として いる。
【0007】
【作用】
入力電圧が100V系の時は、抵抗切替え回路により電流制限抵抗の抵抗値を低く して迅速にコンデンサC3に蓄電し、パルス幅制御回路の起動時間を早くする。 入力電圧が200V系の時は、抵抗切替え回路により電流制限抵抗の抵抗値を高くし て入力電圧が100V系の時と同じ程度の起動時間にすると共に、起動抵抗での損失 を低減させている。
【0008】
【実施例】
以下図面を用いて、本考案を説明する。図1は本考案の一実施例を示す構成ブ ロック図である。なお、図1において前記図2と同一作用をするものには同一符 号をつけ説明を省略する。図において、入力電圧判別回路50は交流電流が100V 系か200V系かを判別するもので、コンデンサC1と並列に接続された電圧抵抗R 2,R3と、この分圧抵抗R3に発生した電圧が制御端子に送られる3極サイリ スタU1を有している。3極サイクスタU1のカソード端子は抵抗R4を介して コンデンサC1と接続されると共に、トランジスタQ2のベース端子と接続され ている。トランジスタQ2はコレクタ端子が抵抗R5を介してコンデンサC1と 接続されると共にトランジスタQ3のベース端子と接続され、エミッタ端子は接 地されている。
【0009】 抵抗切替え回路60は、入力電圧判別回路50で100V系と判断したときは電流 制限抵抗を低くし、200V系と判断したときは高くするものである。抵抗R6の一 端はコンデンサC1と接続され、他端は抵抗R7を介して電源端子Vccと接続さ れている。抵抗R7はトランジスタQ3のエミッタ端子とコレクタ端子を連結し ている。トランジスタQ3のコレクタ端子はコンデンサC3と接続されている。
【0010】 このように構成された装置の動作を次に説明する。商用電源が100V系の場合に は、3極サイクスタU1のカソード端子に流れ込む電流が小さいため、トランジ スタQ2のベース端子はHであるから、トランジスタQ2はオンしている。する とトランジスタQ3のベース端子はLであり、トランジスタQ3はオフ状態にあ るから抵抗R7が短絡状態となって、コンデンサC3を充電する電流制限抵抗は R6となる。
【0011】 これに対して、商用電源が200V系の場合には、3極サイクスタU1のカソード 端子に流れ込む電流が大きいため、トランジスタQ2のベース端子はLであるか ら、トランジスタQ2はオフしている。するとトランジスタQ3のベース端子は Hであり、トランジスタQ3はオン状態にあるから抵抗R7が有効に働いて、コ ンデンサC3を充電する電流制限抵抗は(R6+R7)となる。
【0012】 この場合、抵抗R6,R7の値をほぼ同じ程度にする。すると、起動時間につ いては入力電圧の低い100V系の場合には電流制限抵抗の値が200V系の場合に比較 して半分程度になり、コンデンサC3に要する時間がほぼ同じ程度になる。また 損失については入力電圧と電流制限抵抗の間には次の関係が成立している。 [損失]=[入力電圧]2/[電流制限抵抗] そこで、入力電圧の高い200V系の場合は100V系の場合に比較して2倍程度の電流 制限抵抗となるから、損失が100V系の場合に比較して2倍程度ですみ、従来の4 倍に比較すると小さくなっている。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば入力電圧に応じて電流制限抵抗の値を切 り替えているので、起動時間が入力電圧によらず一定になると共に、損失も従来 装置に比較して小さくて済むという実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】従来装置の構成図である。
【符号の説明】
10 コンバータ部 20 誤差アンプ 30 パルス幅制御回路 50 入力電圧判別回路 60 抵抗切替え回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電流を整流平滑化してトランスの一次
    巻線に印加し、この一次巻線に流れる電流をスイッチン
    グ素子によりオンオフし、当該トランスの二次巻線に誘
    起されるスイッチング信号を整流平滑化して負荷側に供
    給するコンバータ部10と、 このコンバータ部の出力電圧を所定の基準電圧と比較し
    て誤差信号を求める誤差アンプ20と、 この誤差信号を小さくする方向に前記スイッチング素子
    に制御信号をおくるパルス幅制御回路30と、 この一次巻線に印加される直流電圧を電流制限抵抗を介
    してコンデンサC3に蓄電して、当該パルス幅制御回路
    の電源端子Vccに給電する補助電源回路40とを有する
    電源において、 前記交流電流が100V系か200V系かを判別する入力電圧判
    別回路50と、 この入力電圧判別回路で100V系と判断したときは前記電
    流制限抵抗を低くし、200V系と判断したときは高くする
    抵抗切替え回路60と、 を設けたことを特徴とする電源の起動回路。
JP3931092U 1992-06-09 1992-06-09 電源の起動回路 Withdrawn JPH062988U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3931092U JPH062988U (ja) 1992-06-09 1992-06-09 電源の起動回路

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JP3931092U JPH062988U (ja) 1992-06-09 1992-06-09 電源の起動回路

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JPH062988U true JPH062988U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12549545

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JP3931092U Withdrawn JPH062988U (ja) 1992-06-09 1992-06-09 電源の起動回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020504589A (ja) * 2017-09-22 2020-02-06 オッポ広東移動通信有限公司 電源供給回路、電源供給機器および制御方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19961003