JPH0629820Y2 - ディスクプレ−ヤのトレ−ガイド位置調整機構 - Google Patents
ディスクプレ−ヤのトレ−ガイド位置調整機構Info
- Publication number
- JPH0629820Y2 JPH0629820Y2 JP10362487U JP10362487U JPH0629820Y2 JP H0629820 Y2 JPH0629820 Y2 JP H0629820Y2 JP 10362487 U JP10362487 U JP 10362487U JP 10362487 U JP10362487 U JP 10362487U JP H0629820 Y2 JPH0629820 Y2 JP H0629820Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- rotating body
- rotating
- disc
- guide
- Prior art date
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Automatic Disk Changers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、ディスクが装着されるトレーを移動すること
によりディスクを再生位置に移動するディスクプレーヤ
の前記トレーをガイドするガイド部材の位置調整を行う
トレーガイド位置調整機構に関し、特にディスクが載置
されると共に収納部に複数枚積載状態で収納されたトレ
ーを選択的に引き出し、その引き出したトレーを移動し
てディスクを再生位置に移動するディスクプレーヤのオ
ートチェンジャー装置に用いて好適なトレーガイド位置
調整機構に関する。
によりディスクを再生位置に移動するディスクプレーヤ
の前記トレーをガイドするガイド部材の位置調整を行う
トレーガイド位置調整機構に関し、特にディスクが載置
されると共に収納部に複数枚積載状態で収納されたトレ
ーを選択的に引き出し、その引き出したトレーを移動し
てディスクを再生位置に移動するディスクプレーヤのオ
ートチェンジャー装置に用いて好適なトレーガイド位置
調整機構に関する。
(ロ)従来の技術 従来から再生するディスクの変換を自動的に行うディス
クプレーヤのオートチェンジャー装置が知られている。
前記オートチェンジャー装置は、ディスクを手動で交換
することなく、所望の曲を連続して再生することが出
来、また長時間の連続再生が可能であるので、便利であ
る。
クプレーヤのオートチェンジャー装置が知られている。
前記オートチェンジャー装置は、ディスクを手動で交換
することなく、所望の曲を連続して再生することが出
来、また長時間の連続再生が可能であるので、便利であ
る。
ところで、信号面に音楽情報となるデジタル信号に対応
したピットと称される突起が形成されたコンパクトディ
スク(CD)を光ピックアップを用いて光学的に読み出
すCDプレーヤが知られている。前記CDは取扱いが楽
であり、直径12cmと従来のアナログディスク(レコー
ド盤)に比べて小さいので、CDプレーヤは、再生する
ディスクを交換する為にディスクを選択的に取り出した
り、複数枚のディスクが収納されるオートチェンジャー
装置に好適である。
したピットと称される突起が形成されたコンパクトディ
スク(CD)を光ピックアップを用いて光学的に読み出
すCDプレーヤが知られている。前記CDは取扱いが楽
であり、直径12cmと従来のアナログディスク(レコー
ド盤)に比べて小さいので、CDプレーヤは、再生する
ディスクを交換する為にディスクを選択的に取り出した
り、複数枚のディスクが収納されるオートチェンジャー
装置に好適である。
CDプレーヤのオートチェンジャー装置としては、例え
ば特開昭60−52950号公報に示されている。前記
公報のオートチェンジャー装置はディスク収納ケースに
ディスクを収納保持し、該ディスク収納ケースをディス
ク収納部に挿入しておき、昇降可能に支持された搬送機
構に摺動自在に支持された引き出し機構を用いて前記デ
ィスク収納ケースを前記ディスク収納部から引き出した
後、前記搬送機構を下降させてディスクを演奏するプレ
ーヤ部に移動している。すなわち、前記オートチェンジ
ャー装置は、ディスクが収納されたディスク収納ケース
を搬送することにより再生するディスクの交換を行って
いるので、ディスクを搬送する機構がディスクに直接接
触せずに再生するディスクの交換が出来る。その為、再
生するディスクの交換時にディスクを傷める危惧がな
い。
ば特開昭60−52950号公報に示されている。前記
公報のオートチェンジャー装置はディスク収納ケースに
ディスクを収納保持し、該ディスク収納ケースをディス
ク収納部に挿入しておき、昇降可能に支持された搬送機
構に摺動自在に支持された引き出し機構を用いて前記デ
ィスク収納ケースを前記ディスク収納部から引き出した
後、前記搬送機構を下降させてディスクを演奏するプレ
ーヤ部に移動している。すなわち、前記オートチェンジ
ャー装置は、ディスクが収納されたディスク収納ケース
を搬送することにより再生するディスクの交換を行って
いるので、ディスクを搬送する機構がディスクに直接接
触せずに再生するディスクの交換が出来る。その為、再
生するディスクの交換時にディスクを傷める危惧がな
い。
ところで、CDプレーヤは再生を行う為にCDをターン
テーブル上に圧着させるディスククランプ動作を行う必
要がある。その為、上述のオートチェンジャー装置にお
いてもディスククランプ動作を行う様に成されている
が、上述のオートチェンジャー装置はディスクを圧着す
るチャッキング部材が設けられたアームを、通常、搬送
機構の移動の妨げにならない様に立て掛けておき、ディ
スクがプレーヤ部に到達したときに前記アームを回動さ
せることによりディスククランプ動作を行っていた。す
なわち、上述のオートチェンジャー装置には、前記アー
ムを回動させる機構が設けられているので、装置の複雑
化及び製造コストの上昇を招くという欠点があった。
テーブル上に圧着させるディスククランプ動作を行う必
要がある。その為、上述のオートチェンジャー装置にお
いてもディスククランプ動作を行う様に成されている
が、上述のオートチェンジャー装置はディスクを圧着す
るチャッキング部材が設けられたアームを、通常、搬送
機構の移動の妨げにならない様に立て掛けておき、ディ
スクがプレーヤ部に到達したときに前記アームを回動さ
せることによりディスククランプ動作を行っていた。す
なわち、上述のオートチェンジャー装置には、前記アー
ムを回動させる機構が設けられているので、装置の複雑
化及び製造コストの上昇を招くという欠点があった。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 ところで、本願出願人は、上述の欠点を解決する為に先
に収納部から引き出されたトレーを支持すると共にプレ
ーヤ部まで駆動される支持体に天板を設け、該天板のタ
ーンテーブル上に対向する位置に遊嵌されるチャッキン
グ部材を設けて前記天板をクランプ板とし、ディスクの
再生を行うべく前記支持体をプレーヤ部に変位させた際
に前記チャッキング部材によりディスクをターンテーブ
ル上に圧着する様に成したディスクプレーヤのオートチ
ェンジャー装置を提案した。しかしながら、この様なオ
ートチェンジャー装置においては、天板をクランプ板と
して形成する関係から前記支持体を一体成形することが
出来ない。その為、支持体の一部を構成し、トレーを支
持する為に該トレーの左右の側辺をガイドする左右のガ
イド部材の位置調整を行う必要があった。すなわち、収
納部に複数枚積載状態で収納されたトレーを選択的に引
き出して再生するディスクの交換を行うオートチェンジ
ャー装置においては、引き出されたトレーを支持体の左
右のガイド部材によりガイドするので、前記左右のガイ
ド部材の高さが異なると、引き出されたトレーが該左右
のガイド部材によりガイド出来なくなり、支持体により
支持出来なくなってしまう。
に収納部から引き出されたトレーを支持すると共にプレ
ーヤ部まで駆動される支持体に天板を設け、該天板のタ
ーンテーブル上に対向する位置に遊嵌されるチャッキン
グ部材を設けて前記天板をクランプ板とし、ディスクの
再生を行うべく前記支持体をプレーヤ部に変位させた際
に前記チャッキング部材によりディスクをターンテーブ
ル上に圧着する様に成したディスクプレーヤのオートチ
ェンジャー装置を提案した。しかしながら、この様なオ
ートチェンジャー装置においては、天板をクランプ板と
して形成する関係から前記支持体を一体成形することが
出来ない。その為、支持体の一部を構成し、トレーを支
持する為に該トレーの左右の側辺をガイドする左右のガ
イド部材の位置調整を行う必要があった。すなわち、収
納部に複数枚積載状態で収納されたトレーを選択的に引
き出して再生するディスクの交換を行うオートチェンジ
ャー装置においては、引き出されたトレーを支持体の左
右のガイド部材によりガイドするので、前記左右のガイ
ド部材の高さが異なると、引き出されたトレーが該左右
のガイド部材によりガイド出来なくなり、支持体により
支持出来なくなってしまう。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、トレーを再
生位置までに移動する際に該トレーのそれぞれの側辺を
それぞれガイドする第1及び第2ガイド部材と、駆動力
が伝達されると共に駆動力に応じて回動し、その回動に
応じてそれぞれ前記第1及び第2ガイド部材を移動させ
る第1及び第2回動体と、前記第1ガイド部材と前記第
1回動体連結する第1連結部材と、前記第2ガイド部材
と前記第2回動体とを連結する第2連結部材とを備え、
前記第1回動体と前記第1連結部材との結合部分、ある
いは前記第2回動体と前記第2連結部材との結合部分に
回動中心点から中心をずらして形成された偏心ピンを有
する偏心部材を設けたものである。
生位置までに移動する際に該トレーのそれぞれの側辺を
それぞれガイドする第1及び第2ガイド部材と、駆動力
が伝達されると共に駆動力に応じて回動し、その回動に
応じてそれぞれ前記第1及び第2ガイド部材を移動させ
る第1及び第2回動体と、前記第1ガイド部材と前記第
1回動体連結する第1連結部材と、前記第2ガイド部材
と前記第2回動体とを連結する第2連結部材とを備え、
前記第1回動体と前記第1連結部材との結合部分、ある
いは前記第2回動体と前記第2連結部材との結合部分に
回動中心点から中心をずらして形成された偏心ピンを有
する偏心部材を設けたものである。
(ホ)作用 本考案は、第1回動体と第1連結部材との結合部分、あ
るいは第2回動体と第2連結部材との結合部分に回動中
心点から中心をずらして形成された偏心ピンを有する偏
心部材を設け、該偏心部材を回動させることにより前記
偏心ピンを移動して前記第1回動体と前記第1連結部材
との結合角度、あるいは前記第2回動体と前記第2連結
部材との結合角度を変え、第1及び第2ガイド部材の一
方を他方の位置に合わせて位置調整が出来る様にしたも
のである。
るいは第2回動体と第2連結部材との結合部分に回動中
心点から中心をずらして形成された偏心ピンを有する偏
心部材を設け、該偏心部材を回動させることにより前記
偏心ピンを移動して前記第1回動体と前記第1連結部材
との結合角度、あるいは前記第2回動体と前記第2連結
部材との結合角度を変え、第1及び第2ガイド部材の一
方を他方の位置に合わせて位置調整が出来る様にしたも
のである。
(ヘ)実施例 第1図,第2図,第3図及び第4図は、本考案に係るデ
ィスクプレーヤのトレーガイド位置調整機構を備えるオ
ートチェンジャー装置を示し、それぞれ平面図,右側面
図,左側面図及び右側面からの断面図を示すもので、図
において、(1)はコンパクトディスク(CD)(2)が載置
される載置部(3a)を備え、右側面にラック(4)が形成さ
れたトレー(3)を摺動可能に積載した状態で複数枚収納
していると共に基台(5)の前方半分に設けられた収納
部、(6)は駆動源となるモータ(7)と該モータの回転が伝
達されると共に前記トレー(3)のラック(4)に噛合される
第1及び第2ピニオンギア(8)及び(9)とを備え、該トレ
ー(3)を水平方向に摺動する摺動機構、(10)は前記収納
部(1)に隣接して昇降可能に設けられていると共に前記
トレー(3)の右及び左側面がそれぞれ係合されるガイド
溝(11a)及び(12a)が形成され、該トレー(3)をガイドす
る第1及び第2ガイド部材(11)及び(12)と、該第1及び
第2ガイド部材(11)及び(12)に固定され、CD(2)をタ
ーンテーブル(13)上にクランプするクランプ板(14)とか
ら成る支持体、(15)は駆動源となるモータ(16)と、該モ
ータ(16)の回転が伝達されると共にそれぞれ基台(5)の
右及び左側面内側の近傍に設けられた第1及び第2回動
体(17)及び(18)と、該第1回動体(17)に一体成形されて
いると共に前記第1回動体(17)と前記支持体(10)の第1
ガイド部材(11)に延設された舌辺(11b)とを連結する第
1連結部材(19)と、前記第2回動体(18)と前記支持板(1
0)の第2ガイド部材(12)に延設された舌片(12b)とを連
結する第2連結部材(20)と、前記摺動機構(6)が取り付
けられた基板(21)を下方から支持すると共に略中心で連
結されてX字状に交差された第1及び第2アーム(22)及
び(23)とを備え、前記支持体(10)を垂直方向に昇降する
昇降機構、(24)はCD(2)を回転させるターンテーブル
(13)及びCD(2)に記録された信号を読み取る為の光ピ
ックアップ(25)を備えるプレーヤ部である。そして、前
記摺動機構(6)が取り付けられた基板(21)は前記支持体
(10)に固定され、前記摺動機構(6)は前記昇降機構(15)
により該支持体(10)と共に昇降する様に成されている。
ィスクプレーヤのトレーガイド位置調整機構を備えるオ
ートチェンジャー装置を示し、それぞれ平面図,右側面
図,左側面図及び右側面からの断面図を示すもので、図
において、(1)はコンパクトディスク(CD)(2)が載置
される載置部(3a)を備え、右側面にラック(4)が形成さ
れたトレー(3)を摺動可能に積載した状態で複数枚収納
していると共に基台(5)の前方半分に設けられた収納
部、(6)は駆動源となるモータ(7)と該モータの回転が伝
達されると共に前記トレー(3)のラック(4)に噛合される
第1及び第2ピニオンギア(8)及び(9)とを備え、該トレ
ー(3)を水平方向に摺動する摺動機構、(10)は前記収納
部(1)に隣接して昇降可能に設けられていると共に前記
トレー(3)の右及び左側面がそれぞれ係合されるガイド
溝(11a)及び(12a)が形成され、該トレー(3)をガイドす
る第1及び第2ガイド部材(11)及び(12)と、該第1及び
第2ガイド部材(11)及び(12)に固定され、CD(2)をタ
ーンテーブル(13)上にクランプするクランプ板(14)とか
ら成る支持体、(15)は駆動源となるモータ(16)と、該モ
ータ(16)の回転が伝達されると共にそれぞれ基台(5)の
右及び左側面内側の近傍に設けられた第1及び第2回動
体(17)及び(18)と、該第1回動体(17)に一体成形されて
いると共に前記第1回動体(17)と前記支持体(10)の第1
ガイド部材(11)に延設された舌辺(11b)とを連結する第
1連結部材(19)と、前記第2回動体(18)と前記支持板(1
0)の第2ガイド部材(12)に延設された舌片(12b)とを連
結する第2連結部材(20)と、前記摺動機構(6)が取り付
けられた基板(21)を下方から支持すると共に略中心で連
結されてX字状に交差された第1及び第2アーム(22)及
び(23)とを備え、前記支持体(10)を垂直方向に昇降する
昇降機構、(24)はCD(2)を回転させるターンテーブル
(13)及びCD(2)に記録された信号を読み取る為の光ピ
ックアップ(25)を備えるプレーヤ部である。そして、前
記摺動機構(6)が取り付けられた基板(21)は前記支持体
(10)に固定され、前記摺動機構(6)は前記昇降機構(15)
により該支持体(10)と共に昇降する様に成されている。
また、収納部(1)が形成されると共に摺動機構(6)、支持
体(10)、昇降機構(15)及びプレーヤ部(24)が設けられた
基台(5)には、前記摺動機構(6)の第1または第2ピニオ
ンギア(8)または(9)がトレー(3)に形成されたラック(4)
に噛合される様に、該第1及び第2ピニオンギア(8)及
び(9)にそれぞれ対向する部分に摺動孔(26)及び(27)が
穿設されており、特に、摺動孔(26)は収納部(1)に収納
可能なトレー(3)の枚数分だけの孔が穿設されており、
該摺動孔(26)のそれぞれの孔からは、前記収納部(1)に
収納されたトレー(3)に形成されたラック(4)が覗いてい
る。そして、前記摺動機構(6)が昇降した際に第1ピニ
オンギア(8)が前記トレー(3)のラック(4)面に対して垂
直方向から噛合される様にして噛合を確実にすると共に
該摺動機構(6)を昇降可能にしている。
体(10)、昇降機構(15)及びプレーヤ部(24)が設けられた
基台(5)には、前記摺動機構(6)の第1または第2ピニオ
ンギア(8)または(9)がトレー(3)に形成されたラック(4)
に噛合される様に、該第1及び第2ピニオンギア(8)及
び(9)にそれぞれ対向する部分に摺動孔(26)及び(27)が
穿設されており、特に、摺動孔(26)は収納部(1)に収納
可能なトレー(3)の枚数分だけの孔が穿設されており、
該摺動孔(26)のそれぞれの孔からは、前記収納部(1)に
収納されたトレー(3)に形成されたラック(4)が覗いてい
る。そして、前記摺動機構(6)が昇降した際に第1ピニ
オンギア(8)が前記トレー(3)のラック(4)面に対して垂
直方向から噛合される様にして噛合を確実にすると共に
該摺動機構(6)を昇降可能にしている。
上述のオートチェンジャー装置は、電源が投入される
と、まず、支持体(10)がCD(2)を支持していない状態
で最下部に位置している初期状態に成されているか否か
を検出し、初期状態でなかったら前記支持体(10)を駆動
して初期状態に成される。この状態において、再生した
いCD(2)が載置されたトレー(3)に応じて再生操作が行
われると、まず、昇降機構(15)のモータ(16)が矢印A方
向に回転する。前記モータ(16)が矢印A方向に回転する
と、その回転がプーリ(28)、ベルト(29)及びプーリ(30)
を介してウォームギア(31)に伝達され、該ウォームギア
(31)が矢印B方向に回転する。前記ウォームギア(31)が
矢印B方向に回転すると、その回転がギア(32)及び該ギ
ア(32)が固定されたシャフト(33)を介して第1及び第2
駆動ギア(34)及び(35)に伝達され、該第1及び第2駆動
ギア(34)及び(35)をそれぞれ第2図及び第3図において
矢印C方向及び矢印D方向に回転させる。前記第1駆動
ギア(34)が矢印C方向に回転すると、該第1駆動ギア(3
4)に噛合するギア部(17a)を有する第1回動体(17)は軸
(36)を中心として矢印E方向に回動する。一方、前記第
2駆動ギア(35)が矢印D方向に回転すると、該2駆動ギ
ア(35)に噛合するギア部(18a)を有する第2回動体(18)
は軸(37)を中心として矢印F方向に回動する。その為、
前記第1回動体(17)に一体成形された第1連結部材(19)
の第1ガイド部材(11)との結合点が上昇すると共に前記
第2回動体(18)に結合された第2連結部材(20)の第2ガ
イド部材(12)との結合点が上昇する。ここで、前記第1
回動体(17)のギア部(17a)と前記第2回動体(18)のギア
部(18a)及び前記第1駆動ギア(34)と前記第2駆動ギア
(35)は、それぞれ同一形状に形成されているので、支持
体(10)は上昇する。また、前記第1ガイド部材(11)に基
板(21)が固定されているので、前記支持体(10)が上昇す
ると該支持体(10)に応じて第1及び第2アーム(22)及び
(23)はそれぞれ所定方向に摺動及び回動されて交差角度
が変位しながら前記摺動機構(6)も同時に上昇する。そ
して、前記支持体(10)及び摺動機構(6)が所定のトレー
(3)の高さに到達すると、モータ(16)の回転が停止し、
該支持体(10)及び摺動機構(6)が停止される。ここで、
前記トレー(3)の高さは、前記支持体(10)のクランプ板
(14)に取り付けられたフォトカプラ(38)の受光状態の変
化により検出されており、トレー(3)の突起(3b)または
天板(39)の突起(39a)により該フォトカプラ(38)が遮断
状態になる回数で何段目のトレー(3)であるかを検出
し、前記フォトガプラ(38)が透過状態から遮断状態に変
化したことを検出して支持体(10)の第1及び第2ガイド
部材(11)及び(12)のそれぞれのガイド溝(11a)乃至(12a)
の高さを収納部(1)の収納位置の所定の1つに一致さ
せ、該収納位置に収納されたトレー(3)の前記ガイド溝
(11a)及び(12a)への結合が可能になる位置合わせを行っ
ている。
と、まず、支持体(10)がCD(2)を支持していない状態
で最下部に位置している初期状態に成されているか否か
を検出し、初期状態でなかったら前記支持体(10)を駆動
して初期状態に成される。この状態において、再生した
いCD(2)が載置されたトレー(3)に応じて再生操作が行
われると、まず、昇降機構(15)のモータ(16)が矢印A方
向に回転する。前記モータ(16)が矢印A方向に回転する
と、その回転がプーリ(28)、ベルト(29)及びプーリ(30)
を介してウォームギア(31)に伝達され、該ウォームギア
(31)が矢印B方向に回転する。前記ウォームギア(31)が
矢印B方向に回転すると、その回転がギア(32)及び該ギ
ア(32)が固定されたシャフト(33)を介して第1及び第2
駆動ギア(34)及び(35)に伝達され、該第1及び第2駆動
ギア(34)及び(35)をそれぞれ第2図及び第3図において
矢印C方向及び矢印D方向に回転させる。前記第1駆動
ギア(34)が矢印C方向に回転すると、該第1駆動ギア(3
4)に噛合するギア部(17a)を有する第1回動体(17)は軸
(36)を中心として矢印E方向に回動する。一方、前記第
2駆動ギア(35)が矢印D方向に回転すると、該2駆動ギ
ア(35)に噛合するギア部(18a)を有する第2回動体(18)
は軸(37)を中心として矢印F方向に回動する。その為、
前記第1回動体(17)に一体成形された第1連結部材(19)
の第1ガイド部材(11)との結合点が上昇すると共に前記
第2回動体(18)に結合された第2連結部材(20)の第2ガ
イド部材(12)との結合点が上昇する。ここで、前記第1
回動体(17)のギア部(17a)と前記第2回動体(18)のギア
部(18a)及び前記第1駆動ギア(34)と前記第2駆動ギア
(35)は、それぞれ同一形状に形成されているので、支持
体(10)は上昇する。また、前記第1ガイド部材(11)に基
板(21)が固定されているので、前記支持体(10)が上昇す
ると該支持体(10)に応じて第1及び第2アーム(22)及び
(23)はそれぞれ所定方向に摺動及び回動されて交差角度
が変位しながら前記摺動機構(6)も同時に上昇する。そ
して、前記支持体(10)及び摺動機構(6)が所定のトレー
(3)の高さに到達すると、モータ(16)の回転が停止し、
該支持体(10)及び摺動機構(6)が停止される。ここで、
前記トレー(3)の高さは、前記支持体(10)のクランプ板
(14)に取り付けられたフォトカプラ(38)の受光状態の変
化により検出されており、トレー(3)の突起(3b)または
天板(39)の突起(39a)により該フォトカプラ(38)が遮断
状態になる回数で何段目のトレー(3)であるかを検出
し、前記フォトガプラ(38)が透過状態から遮断状態に変
化したことを検出して支持体(10)の第1及び第2ガイド
部材(11)及び(12)のそれぞれのガイド溝(11a)乃至(12a)
の高さを収納部(1)の収納位置の所定の1つに一致さ
せ、該収納位置に収納されたトレー(3)の前記ガイド溝
(11a)及び(12a)への結合が可能になる位置合わせを行っ
ている。
支持体(10)及び摺動機構(6)が所定位置に停止したら、
次に該摺動機構(6)のモータ(7)が矢印G方向の回転を開
始する。前記モータ(7)が矢印G方向に回転すると、プ
ーリ(40)、ベルト(41)、プーリ(42)、ギア(43)、(44)及
び(45)を介して第2ピニオンギア(9)に伝達され、該第
2ピニオンギア(9)が矢印H方向に回転する。前記第2
ピニオンギア(9)が矢印H方向に回転すると、プーリ(4
6)、ベルト(47)及びプーリ(48)を介して第1ピニオンギ
ア(8)に伝達され、該第1ピニオンギア(8)が矢印I方向
に回転する。ここで、摺動機構(6)は所定の高さに移動
されており、所定のCD(2)が載置されたトレー(3)のラ
ック(4)に前記第1ピニオンギア(8)が噛合されている。
その為、前記第1ピニオンギア(8)が矢印I方向に回転
すると、前記トレー(3)が矢印J方向に摺動する。この
とき、支持体(10)の第1及び第2ガイド部材(11)及び(1
2)のそれぞれのガイド溝(11a)及び(12a)の高さが、前記
トレー(3)の高さに一致されるので、該トレー(3)は右及
び左側面がそれぞれ前記ガイド溝(11a)及び(12a)にガイ
ドされる。前記トレー(3)が少許矢印J方向に摺動して
収納部(1)の後方に移動すると、その移動に応じて該ト
レー(3)のラック(4)の後方部が第2ピニオンギア(9)に
噛合される。ここで、前記第2ピニオンギア(9)は第1
ピニオンギア(8)と同一形状と成されていると共に互い
の回転がベルト(47)を介して伝達される同一形状のプー
リ(48)及び(46)により前記第1ピニオンギア(8)に連結
されているので、前記第2ピニオンギア(9)と該第1ピ
ニオンギア(8)とは同一方向に同一速度で回転してい
る。その為、前記ラック(4)は第2ピニオンギア(9)に円
滑に噛合され、前記トレー(3)の矢印J方向の摺動が進
む。そして、やがて前記ラック(4)と第1ピニオンギア
(8)との噛合が外れるが、その後は前記第2ピニオンギ
ア(9)のみにより前記トレー(3)の矢印J方向の摺動が継
続される。前記トレー(3)の矢印J方向の摺動が進み、
該トレー(3)に載置されたCD(2)のセンター穴(2a)がク
ランプ板(14)のチャッキング部材(49)に対向する位置に
達すると、前記トレー(3)の後面により該クランプ板(1
4)に設けられたスイッチ(50)が切り換えられる。
次に該摺動機構(6)のモータ(7)が矢印G方向の回転を開
始する。前記モータ(7)が矢印G方向に回転すると、プ
ーリ(40)、ベルト(41)、プーリ(42)、ギア(43)、(44)及
び(45)を介して第2ピニオンギア(9)に伝達され、該第
2ピニオンギア(9)が矢印H方向に回転する。前記第2
ピニオンギア(9)が矢印H方向に回転すると、プーリ(4
6)、ベルト(47)及びプーリ(48)を介して第1ピニオンギ
ア(8)に伝達され、該第1ピニオンギア(8)が矢印I方向
に回転する。ここで、摺動機構(6)は所定の高さに移動
されており、所定のCD(2)が載置されたトレー(3)のラ
ック(4)に前記第1ピニオンギア(8)が噛合されている。
その為、前記第1ピニオンギア(8)が矢印I方向に回転
すると、前記トレー(3)が矢印J方向に摺動する。この
とき、支持体(10)の第1及び第2ガイド部材(11)及び(1
2)のそれぞれのガイド溝(11a)及び(12a)の高さが、前記
トレー(3)の高さに一致されるので、該トレー(3)は右及
び左側面がそれぞれ前記ガイド溝(11a)及び(12a)にガイ
ドされる。前記トレー(3)が少許矢印J方向に摺動して
収納部(1)の後方に移動すると、その移動に応じて該ト
レー(3)のラック(4)の後方部が第2ピニオンギア(9)に
噛合される。ここで、前記第2ピニオンギア(9)は第1
ピニオンギア(8)と同一形状と成されていると共に互い
の回転がベルト(47)を介して伝達される同一形状のプー
リ(48)及び(46)により前記第1ピニオンギア(8)に連結
されているので、前記第2ピニオンギア(9)と該第1ピ
ニオンギア(8)とは同一方向に同一速度で回転してい
る。その為、前記ラック(4)は第2ピニオンギア(9)に円
滑に噛合され、前記トレー(3)の矢印J方向の摺動が進
む。そして、やがて前記ラック(4)と第1ピニオンギア
(8)との噛合が外れるが、その後は前記第2ピニオンギ
ア(9)のみにより前記トレー(3)の矢印J方向の摺動が継
続される。前記トレー(3)の矢印J方向の摺動が進み、
該トレー(3)に載置されたCD(2)のセンター穴(2a)がク
ランプ板(14)のチャッキング部材(49)に対向する位置に
達すると、前記トレー(3)の後面により該クランプ板(1
4)に設けられたスイッチ(50)が切り換えられる。
スイッチ(50)が切り換えられると、摺動機構(6)のモー
タ(7)の回転が停止され、トレー(3)の摺動が停止される
と共に昇降機構(15)のモータ(16)の矢印Aの逆方向の回
転が開始され、第1及び第2回動体(17)及び(18)がそれ
ぞれ矢印Eの逆方向及び矢印Fの逆方向に回動するの
で、支持体(10)及び摺動機構(6)の下降が開始する。そ
の為、前記トレー(3)は前記支持体(10)と共に下降され
る。前記トレー(3)の下降が進むと、やがてターンテー
ブル(13)が該トレー(3)の切り込み(3c)を介してCD(2)
に当接されるので、前記トレー(3)に載置されたCD(2)
が第4図の破線の如くターンテーブル(13)上に載置され
るが、該トレー(3)は支持体(10)と共に更に下降され
る。そして、やがて前記支持体(10)が最下部まで下降さ
れて基板(21)に固定されたスイッチ(51)が基台(5)に設
けられた突起(52)により切り換えられると、モータ(16)
の回転が停止されるので、前記トレー(3)は前記CD(2)
から離間している再生位置で停止される。前記トレー
(3)が再生位置にあるとき、ターンテーブル(13)上に載
置されたCD(2)は、クランプ板(14)のチャッキング部
材(49)により該ターンテーブル(13)上に押圧されている
と共に前記トレー(3)から離間されているから前記スイ
ッチ(51)が切り換えられることにより前記ターンテーブ
ル(13)が回転すると、その回転により前記CD(2)も回
転する。一方、光ピックアップ(25)はCD(2)の信号ト
ラックと垂直なラジアル方向に移動自在に取り付けられ
ており、前記トレー(3)が再生位置にあるとき、該トレ
ー(3)の切り込み(3c)内を移動する様に配置されている
ので、光ピックアップ(25)により前記CD(2)は再生さ
れる。
タ(7)の回転が停止され、トレー(3)の摺動が停止される
と共に昇降機構(15)のモータ(16)の矢印Aの逆方向の回
転が開始され、第1及び第2回動体(17)及び(18)がそれ
ぞれ矢印Eの逆方向及び矢印Fの逆方向に回動するの
で、支持体(10)及び摺動機構(6)の下降が開始する。そ
の為、前記トレー(3)は前記支持体(10)と共に下降され
る。前記トレー(3)の下降が進むと、やがてターンテー
ブル(13)が該トレー(3)の切り込み(3c)を介してCD(2)
に当接されるので、前記トレー(3)に載置されたCD(2)
が第4図の破線の如くターンテーブル(13)上に載置され
るが、該トレー(3)は支持体(10)と共に更に下降され
る。そして、やがて前記支持体(10)が最下部まで下降さ
れて基板(21)に固定されたスイッチ(51)が基台(5)に設
けられた突起(52)により切り換えられると、モータ(16)
の回転が停止されるので、前記トレー(3)は前記CD(2)
から離間している再生位置で停止される。前記トレー
(3)が再生位置にあるとき、ターンテーブル(13)上に載
置されたCD(2)は、クランプ板(14)のチャッキング部
材(49)により該ターンテーブル(13)上に押圧されている
と共に前記トレー(3)から離間されているから前記スイ
ッチ(51)が切り換えられることにより前記ターンテーブ
ル(13)が回転すると、その回転により前記CD(2)も回
転する。一方、光ピックアップ(25)はCD(2)の信号ト
ラックと垂直なラジアル方向に移動自在に取り付けられ
ており、前記トレー(3)が再生位置にあるとき、該トレ
ー(3)の切り込み(3c)内を移動する様に配置されている
ので、光ピックアップ(25)により前記CD(2)は再生さ
れる。
上述した如く、上述のオートチェンジャー装置は、収納
部(1)に収納されたトレー(3)を摺動機構(6)及び昇降機
構(15)により選択的に引き出し、その引き出したトレー
(3)を支持体(10)により支持して該トレー(3)に載置され
たCD(2)を再生位置に移動する様に成されているが、
上述のオートチェンジャー装置は、収納部(1)から引き
出されたトレー(3)を支持体(10)により確実に支持出来
る様に組み立て時に第1及び第2ガイド部材(11)及び(1
2)の位置合わせを行っている。すなわち、第1回動体(1
7)には、第1連結部材(19)を一体成形したのに対し、第
2回動体(18)には、第2連結部材(20)を結合している。
具体的には、第5図の支持体(10)の一部の展開図に示す
如く、前記第2回動体(18)と前記第2連結部材(20)との
結合部分に回動中心点から中心をずらして形成された偏
心ピン(53a)を有する偏心部材(53)を設け、該偏心部材
(53)を回動させることにより第2ガイド部材(12)を第1
ガイド部材(11)の位置に合わせて位置調整を行う。すな
わち、詳述すると、前記第2回動体(18)の結合孔(56)及
び前記第2連結部材(20)の結合孔(57)にそれぞれ偏心部
材(53)の偏心ピン(53a)及び本体部を挿入し、該第2連
結部材(20)の結合孔(57)の中で前記偏心部材(53)を回動
させることにより前記偏心ピン(53a)の位置を変化させ
ることが出来る様にしてある。ここで、前記第2回動体
(18)及び前記第2連結部材(20)は、それぞれの回動孔(5
8)及び(59)を介して基台(5)に設けられたボス(54)に軸
支され、該ボス(54)を中心にして回動すると共に前記第
2連結部材(20)と第2ガイド部材(12)とは、該第2連結
部材(20)の回動中心点の逆側の端に形成された長孔(60)
と該第2ガイド部材(12)の舌片(12b)との間で螺子(図
示ぜず)により互いの結合角度が変位可能に成されてい
るので、その結合点と前記第2連結部材(20)の回動中心
点との間に介在された偏心部材(53)を回動させることに
より偏心ピン(53a)が回動して前記第2回動体(18)に対
する前記第2連結部材(20)の結合角度を変化させること
が出来る。その為、第3図において、前記偏心部材(53)
の偏心ピン(53a)の反対面に設けられた操作部(53b)を基
台(5)に設けられた(55)を介してドライバー等を用いて
前記偏心部材(53)を矢印K方向、あるいは矢印Kの逆方
向に回動し、偏心ピン(53a)の位置を変えるとによりそ
れぞれ前記第2ガイド部材(12)を上方、あるいは下方に
変位させることが出来る。したがって、組み立て工程の
仕上げでクランプ板(14)を前記第1及び第2ガイド部材
(11)及び(12)に取り付ける直前に該第2ガイド部材(12)
の高さを第1ガイド部材(11)の高さに合わせて位置調整
することが出来、該第2ガイド部材(12)のガイド溝(12
a)の高さと前記第1ガイド部材(11)のガイド溝(11a)の
高さとを一致させることが出来るので、位置調整が容易
であると共に収納部(1)から引き出されたトレー(3)は円
滑に前記第1及び第2ガイド部材(11)及び(12)によりガ
イドされる。
部(1)に収納されたトレー(3)を摺動機構(6)及び昇降機
構(15)により選択的に引き出し、その引き出したトレー
(3)を支持体(10)により支持して該トレー(3)に載置され
たCD(2)を再生位置に移動する様に成されているが、
上述のオートチェンジャー装置は、収納部(1)から引き
出されたトレー(3)を支持体(10)により確実に支持出来
る様に組み立て時に第1及び第2ガイド部材(11)及び(1
2)の位置合わせを行っている。すなわち、第1回動体(1
7)には、第1連結部材(19)を一体成形したのに対し、第
2回動体(18)には、第2連結部材(20)を結合している。
具体的には、第5図の支持体(10)の一部の展開図に示す
如く、前記第2回動体(18)と前記第2連結部材(20)との
結合部分に回動中心点から中心をずらして形成された偏
心ピン(53a)を有する偏心部材(53)を設け、該偏心部材
(53)を回動させることにより第2ガイド部材(12)を第1
ガイド部材(11)の位置に合わせて位置調整を行う。すな
わち、詳述すると、前記第2回動体(18)の結合孔(56)及
び前記第2連結部材(20)の結合孔(57)にそれぞれ偏心部
材(53)の偏心ピン(53a)及び本体部を挿入し、該第2連
結部材(20)の結合孔(57)の中で前記偏心部材(53)を回動
させることにより前記偏心ピン(53a)の位置を変化させ
ることが出来る様にしてある。ここで、前記第2回動体
(18)及び前記第2連結部材(20)は、それぞれの回動孔(5
8)及び(59)を介して基台(5)に設けられたボス(54)に軸
支され、該ボス(54)を中心にして回動すると共に前記第
2連結部材(20)と第2ガイド部材(12)とは、該第2連結
部材(20)の回動中心点の逆側の端に形成された長孔(60)
と該第2ガイド部材(12)の舌片(12b)との間で螺子(図
示ぜず)により互いの結合角度が変位可能に成されてい
るので、その結合点と前記第2連結部材(20)の回動中心
点との間に介在された偏心部材(53)を回動させることに
より偏心ピン(53a)が回動して前記第2回動体(18)に対
する前記第2連結部材(20)の結合角度を変化させること
が出来る。その為、第3図において、前記偏心部材(53)
の偏心ピン(53a)の反対面に設けられた操作部(53b)を基
台(5)に設けられた(55)を介してドライバー等を用いて
前記偏心部材(53)を矢印K方向、あるいは矢印Kの逆方
向に回動し、偏心ピン(53a)の位置を変えるとによりそ
れぞれ前記第2ガイド部材(12)を上方、あるいは下方に
変位させることが出来る。したがって、組み立て工程の
仕上げでクランプ板(14)を前記第1及び第2ガイド部材
(11)及び(12)に取り付ける直前に該第2ガイド部材(12)
の高さを第1ガイド部材(11)の高さに合わせて位置調整
することが出来、該第2ガイド部材(12)のガイド溝(12
a)の高さと前記第1ガイド部材(11)のガイド溝(11a)の
高さとを一致させることが出来るので、位置調整が容易
であると共に収納部(1)から引き出されたトレー(3)は円
滑に前記第1及び第2ガイド部材(11)及び(12)によりガ
イドされる。
尚、第2回動体(18)と第2連結部材(20)とは、一体成形
された第1回動体(17)と第1連結部材(19)との成形角度
を基準に結合される様に成されている。
された第1回動体(17)と第1連結部材(19)との成形角度
を基準に結合される様に成されている。
(ト)考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、第1及び第2ガイド
部材の一方を他方の位置に合わせて位置調整が出来るの
で、収納部から引き出されたトレーを円滑に支持体によ
り支持することが出来、ディスクプレーヤの再生動作を
確実に出来るという利点が得られると共に第1回動体と
第1連結部材との結合部分、あるいは第2回動体と第2
連結部材との結合部分に回動中心点から中心をずらして
形成された偏心ピンを有する偏心部材を設け、該偏心部
材を回動させることにより前記偏心ピンを移動して前記
第1回動体と前記第1連結部材との結合角度、あるいは
前記第2回動体と前記第2連結部材との結合角度を変
え、第1及び第2ガイド部材の位置調整が出来るので、
位置調整が容易であるという利点が得られる。
部材の一方を他方の位置に合わせて位置調整が出来るの
で、収納部から引き出されたトレーを円滑に支持体によ
り支持することが出来、ディスクプレーヤの再生動作を
確実に出来るという利点が得られると共に第1回動体と
第1連結部材との結合部分、あるいは第2回動体と第2
連結部材との結合部分に回動中心点から中心をずらして
形成された偏心ピンを有する偏心部材を設け、該偏心部
材を回動させることにより前記偏心ピンを移動して前記
第1回動体と前記第1連結部材との結合角度、あるいは
前記第2回動体と前記第2連結部材との結合角度を変
え、第1及び第2ガイド部材の位置調整が出来るので、
位置調整が容易であるという利点が得られる。
第1図,第2図,第3図及び第4図は、それぞれ本考案
に係るディスクプレーヤのトレーガイド位置調整機構を
備えるオートチェンジャー装置を示し、それぞれ平面
図,右側面図,左側面図及び右側面からの断面図、第5
図は本考案の主要部分を示す展開斜視図である。 主な図番の説明 (1)……収納部、(3)……トレー、(6)……摺動機構、(1
0)……支持体、(11)(12)……ガイド部材、(14)……クラ
ンプ板、(15)……昇降機構、(17)(18)……回動体、(19)
(20)……連結部材、(53)……偏心部材、(53a)……偏心
ピン。
に係るディスクプレーヤのトレーガイド位置調整機構を
備えるオートチェンジャー装置を示し、それぞれ平面
図,右側面図,左側面図及び右側面からの断面図、第5
図は本考案の主要部分を示す展開斜視図である。 主な図番の説明 (1)……収納部、(3)……トレー、(6)……摺動機構、(1
0)……支持体、(11)(12)……ガイド部材、(14)……クラ
ンプ板、(15)……昇降機構、(17)(18)……回動体、(19)
(20)……連結部材、(53)……偏心部材、(53a)……偏心
ピン。
Claims (1)
- 【請求項1】ディスクが装着されるトレー(1)が収納さ
れる収納部(18)からトレーを引き出し、基台(5)上に設
けられたディスク再生を行うプレーヤ部(24)にその引き
出したトレー(1)を変位させることによりディスクがタ
ーンテーブル上に装着される再生位置にディスクを移動
するディスクプレーヤにおいて、前記収納部(18)から引
き出されたトレー(1)を支持するべく前記トレー(1)の両
側面をそれぞれガイドする第1及び第2ガイド部材(11)
及び(12)と、駆動力が伝達されると共に、前記駆動力に
応じて回動し、その回動に応じてそれぞれ前記第1及び
第2ガイド部材(11)及び(12)を移動させる第1及び第2
回動体(17)及び(18)と、回動軸が前記第1回動体(17)の
回動軸と共通であると共に、前記第1ガイド部材(11)と
前記第1回動体(17)とを連結し、前記第1回動体(17)の
回動変位に伴って前記第1ガイド部材(11)を変位させる
第1連結部材(19)と、回動軸が前記第2回動体(18)の回
動軸と共通であると共に、前記第2ガイド部材(12)と前
記第2回動体(18)とを連結し、前記第2回動体(18)の回
動変位に伴って前記第2ガイド部材(12)を変位させる第
2連結部材(20)と、前記第2連結部材(20)に形成された
円形の結合孔(57)と、中心が前記結合孔(57)の中心から
ずらして形成されていると共に、前記第2回動体(18)と
の連結部分となる偏心ピン(53a)を有し、かつ、前記結
合孔(57)内に回転可能に挿入され、前記偏心ピン(53a)
の変位に応じて前記第2連結部材(20)と前記第2回動体
(18)との連結角度を変化させる偏心部材(53)と、前記偏
心部材(53)の回動調整を行うべく前記偏心部材(53)に相
対して基台(5)の側面に設けられた透孔(55)とを備えた
ディスクプレーヤのトレーガイド位置調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10362487U JPH0629820Y2 (ja) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | ディスクプレ−ヤのトレ−ガイド位置調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10362487U JPH0629820Y2 (ja) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | ディスクプレ−ヤのトレ−ガイド位置調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS648251U JPS648251U (ja) | 1989-01-18 |
JPH0629820Y2 true JPH0629820Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31334625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10362487U Expired - Lifetime JPH0629820Y2 (ja) | 1987-07-06 | 1987-07-06 | ディスクプレ−ヤのトレ−ガイド位置調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629820Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-07-06 JP JP10362487U patent/JPH0629820Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS648251U (ja) | 1989-01-18 |
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