JPH06298085A - 管内走行台車 - Google Patents

管内走行台車

Info

Publication number
JPH06298085A
JPH06298085A JP5088780A JP8878093A JPH06298085A JP H06298085 A JPH06298085 A JP H06298085A JP 5088780 A JP5088780 A JP 5088780A JP 8878093 A JP8878093 A JP 8878093A JP H06298085 A JPH06298085 A JP H06298085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
traveling
wheel
wheels
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5088780A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Yano
嘉孝 矢野
Michio Ozawa
道夫 小沢
Takashi Kuroda
隆司 黒田
Shigetoshi Tsutsumino
茂俊 堤之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Nippon Steel Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Osaka Gas Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Osaka Gas Co Ltd, Sumitomo Metal Industries Ltd, NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP5088780A priority Critical patent/JPH06298085A/ja
Publication of JPH06298085A publication Critical patent/JPH06298085A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲率半径の小さい曲がり管や間隙部の存在す
る管路内をスムーズに走行できる管内走行台車を提供す
る。 【構成】 牽引装置または自走式走行台車により曲がり
部を含む管内を牽引走行される管内走行台車において、
該管内走行台車本体の前部および後部周方向に、走行用
車輪と該走行用車輪に対し該管内走行台車中央から遠方
かつ管軸に近い位置に配置された補助車輪から構成され
る車輪群を少なくとも各3組以上配置し、該車輪群の管
軸方向長さlが管内に存在する間隙部長さを超える長さ
とした管内走行台車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス、石油または水
道等の既設配管の管内を移動し、管内の検査および補修
を行うための管内走行台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管径600A(外径600mm)以下の人
が入れないサイズのガス、石油または水道等の既設配管
において、遠隔操作により管内を移動し、管内の検査お
よび補修を行うための管内走行台車が知られている。例
えば特開平2−121773号公報および特開平2−1
27975号公報等が提案されている。
【0003】図5は従来の管内走行台車の1例を示す側
面図である。図5において、1は検査または補修すべき
既設配管、2は管内走行台車本体、7はテレビカメラ、
探傷器等の検査装置または溶接補修するための溶接機器
である。管内走行台車本体2は、その前部および後部に
走行用の車輪3をそれぞれ4ケずつ有し、隣する台車と
自在継手5および連結棒6を介して連結されている。4
ケの車輪3は管1の周方向に等間隔(90°間隔)で設
けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の管内走行台
車で、ドレッサーカップリングおよびスリーブ等で接続
された既設配管の管軸方向の間隙部が存在する管内を走
行する場合は、図6に示すように車輪3が管1内の間隙
部9に落ち込み、連結棒6を介して牽引すれば車輪3の
車輪軸11を中心に管内走行台車本体2全体に反時計回
りの回転力が働き傾くため、車輪3が間隙部9から脱け
出せない。この間隙部9に車輪3を落ち込ませないため
には、車輪3の直径を間隙部の長さl1 より大きくすれ
ばよいが、車輪3の直径を大きくすれば、管内走行台車
内のスペースが小さくなり、検査および補修等に必要な
機器の搭載が制限される。
【0005】また、図7に示すように車輪3を管内走行
台車2管軸方向に複数個配置すれば、車輪3が間隙部9
に落ち込むことはなくなるが、曲率半径の小さい曲がり
管を通過させる場合には、図8に示すように管内走行台
車の車輪3が曲がり管内面に接触し通過不能になるとい
う問題が起こる。この発明は、曲率半径の小さい曲がり
管、ドレッサーカップリングおよびスリーブ等で接続さ
れて間隙部が存在する管の管内を通過でき、、台車内の
機器搭載スペースを大きくできる管内走行台車を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、牽引装置ま
たは自走式走行台車により曲がり管を含む管内を牽引走
行される管内走行台車において、該管内走行台車本体の
前部および後部周方向に、走行用車輪と該走行用車輪に
対し該管内走行台車中央から遠方かつ管軸に近い位置に
配置された補助車輪から構成される車輪群を少なくとも
各3組以上配置し、該車輪群の管軸方向長さlが管内に
存在する間隙部長さを超える長さとした管内走行台車で
ある。
【0007】
【作用】本発明においては、図3に示すように、管内走
行台車本体2の前部および後部に配置された補助車輪4
は、走行用車輪3よりも管軸に近い位置(L1 <L2
に配置されており、曲がり管通過時には、配置間隔l3
の小さい走行用車輪3が管内面に接触し、配置間隔l2
の大きい補助車輪4は管内面に接触することなく走行す
るので、曲率半径の小さい曲がり管をスムーズに通過す
ることが可能となる。さらに走行用車輪3および補助車
輪4は車輪径をさほど大きくする必要がないので、台車
内スペースが広くなり、必要な機器を搭載する際有利で
ある。
【0008】また図4に示すように、管内走行台車本体
2の前部および後部に配置された走行用車輪3と補助車
輪4から構成される車輪群12の管軸方向長さlが、ド
レッサーカップリングおよびスリーブ等で接続された部
分に存在する間隙部長さl1よりも大きいので、間隙部
9に車輪群12が落ち込むことなくスムーズな間隙部の
通過が可能となる。
【0009】車輪群12が間隙部9に落ち込まないこと
により、進行方向側にある補助車輪4が管端13から車
輪軸11方向に受ける力の方向Bと牽引力の方向Aのな
す角θが大きくなり、小さな牽引力で補助車輪4を進行
方向に回転させることができる。
【0010】さらに、補助車輪4が間隙部9内を脱出
し、走行用車輪3が進行方向側の管端13に当たった状
態でも走行用車輪3が管端13から車輪軸11方向に受
ける力の方向Bと牽引力の方向Aのなす角θは大きくす
ることができるので、小さな牽引力で走行用車輪3を進
行方向に回転させることができる。
【0011】車輪群12の管軸方向長さlは管1内に存
在する間隙部長さl1 を超える長さにする必要があり、
1.1倍から1.5倍の範囲内とすることが好ましい。
車輪群12の管軸方向長さlが間隙部長さl1 の1.1
倍未満では、車輪群12が間隙部9に噛み込んだ状態に
なったり、図3に示すように、車輪群12が落ち込んで
補助車輪4′が管端13から車輪軸11′方向に受ける
力Bの方向と牽引力の方向Aのなす角θ′が大きくな
り、補助車輪4′を回転させる力が得にくくなり、間隙
部9の通過が困難になる従来の問題点が解決できない。
【0012】一方車輪群12の管軸方向長さlをあまり
大きくすると、車輪群12のスペースが大きくなり曲率
半径の小さい曲がり管の通過に支障をきたすばかりか、
台車中央部の機器搭載スペースが小さくなってしまう。
したがって車輪群12の管軸方向長さlは、間隙部長さ
1 の1.1倍から1.5倍の範囲内にするのが望まし
い。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例の管内走行台車の側
面図、図2はそのA−A断面図である。管内走行台車本
体2の前部および後部に走行用車輪3と補助車輪4から
構成される車輪群12を配置し、隣接台車とは自在継手
5と連結棒6を介して連結されている。台車中央部には
管1内の補修に必要な溶接トーチおよび検査に必要なカ
メラ等7が搭載されている。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、走行用車輪と補助車
輪で構成される車輪群の管軸方向長さlが間隙部長さl
1 より長くしているので、間隙部に車輪群が落ち込んで
走行不能になることがなく、小さな牽引力で間隙部を通
過することができる。また、補助車輪が走行用車輪より
も管軸に近い位置にあるので、小曲率半径の曲がり管で
もスムーズに通過できる。さらに、車輪径をさほど大き
くする必要がないので台車内の必要機器搭載スペースを
大きくとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管内走行台車の側面図である。
【図2】本発明に係る管内走行台車の正面図である。
【図3】本発明の管内走行台車の曲管通過の作用の説明
図である。
【図4】本発明の管内走行台車の間隙部通過の作用の説
明図である。
【図5】従来の管内走行台車の側面図である。
【図6】従来の管内走行台車の間隙部通過状況の説明図
である。
【図7】従来の管内走行台車の間隙部通過状況の他の説
明図である。
【図8】従来の管内走行台車の曲管通過状況の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 配管 2 管内走行台車本体 3 走行用車輪 4 補助車輪 5 自在継手 6 連結棒 7 補修用機器 8 固定用クランプ 9 間隙部 11 車輪軸 12 車輪群 13 前側管端 14 後側管端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 嘉孝 相模原市西橋本5−9−1 新日本製鐵株 式会社鉄構海洋事業部内 (72)発明者 小沢 道夫 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 黒田 隆司 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 堤之 茂俊 大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金 属工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牽引装置または自走式走行台車により曲
    がり部を含む管内を牽引走行される管内走行台車におい
    て、該管内走行台車本体の前部および後部周方向に、走
    行用車輪と該走行用車輪に対し該管内走行台車中央から
    遠方かつ管軸に近い位置に配置された補助車輪から構成
    される車輪群を少なくとも各3組以上配置し、該車輪群
    の管軸方向長さlが管内に存在する間隙部長さを超える
    長さとしたことを特徴とする管内走行台車。
JP5088780A 1993-04-15 1993-04-15 管内走行台車 Withdrawn JPH06298085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5088780A JPH06298085A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 管内走行台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5088780A JPH06298085A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 管内走行台車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06298085A true JPH06298085A (ja) 1994-10-25

Family

ID=13952372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5088780A Withdrawn JPH06298085A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 管内走行台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06298085A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005280370A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Sekisui Chem Co Ltd 管内作業装置
JP2014193676A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Osaka Gas Co Ltd 案内台車を備えた管内走行台車システム
JP2015217832A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 大阪瓦斯株式会社 管内走行装置
JP2016022532A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 欠陥補修装置、欠陥補修方法、及び、接合管材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005280370A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Sekisui Chem Co Ltd 管内作業装置
JP2014193676A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Osaka Gas Co Ltd 案内台車を備えた管内走行台車システム
JP2015217832A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 大阪瓦斯株式会社 管内走行装置
JP2016022532A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 欠陥補修装置、欠陥補修方法、及び、接合管材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100488059B1 (ko) 표면횡행차
JPH0479416B2 (ja)
US5272986A (en) Towing swivel for pipe inspection or other vehicle
US10837588B2 (en) Pipe lining apparatus transport assemblies
JPH06298085A (ja) 管内走行台車
US4971307A (en) Device for joining of pipelines
JP3046921B2 (ja) 管路内走行検査装置
CN1526588B (zh) 光信号耦合器
CA2068145C (en) Towing swivel for pipe inspection or other vehicle
JPH01151694A (ja) 推力伝動装置
CN107044330A (zh) 一种国四发动机排气管
JP2759015B2 (ja) 管内走行台車の連結継手
CA1309582C (en) Tuyere stock for blast furnaces
JPH11513778A (ja) 管の内面の検査又は加工のための管内マニピュレータ
JP2008201279A (ja) 複数台車の連結装置及び連結装置を用いた検査装置
JPH06102424B2 (ja) 導管点検走行装置
JPH0645339B2 (ja) 管内走行台車
JPH0752183B2 (ja) 管内挿入機器牽引用ガイド車
JPH0647196Y2 (ja) 埋設管内溶接補修装置のロープガイド
JP2601596B2 (ja) 管内作業台車の位置決め装置
JPH062855Y2 (ja) 管内走行台車
JPH11270574A (ja) 筒体の自在継手
JPS63170180A (ja) 管内走行装置
JPH02127177A (ja) 連結器
AU684599B2 (en) Overhead trolley systems

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000704