JP2016022532A - 欠陥補修装置、欠陥補修方法、及び、接合管材 - Google Patents

欠陥補修装置、欠陥補修方法、及び、接合管材 Download PDF

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Abstract

【課題】接合欠陥に対して正確な位置に、容易に溶接装置の位置合わせができ、補修溶接を行うことが可能な欠陥補修装置を提供する。
【解決手段】鋼管100の内側で鋼管100の中心軸線Oの方向に移動可能な本体部2と、本体部2に設けられてツール痕110を検出するセンサ5と、本体部2にセンサ5とは周方向に異なる位置に設けられてツール痕110の補修溶接を行う溶接装置6と、センサ5及び溶接装置6を中心軸線Oを中心として回転可能に支持する回転駆動部7と、本体部2に対して溶接装置6を鋼管100の径方向に進退させる第一直動駆動部8と、回転駆動部7を駆動してセンサ5を回転させることでツール痕110の中心位置、及び、大きさを特定するセンサ制御部12と、回転駆動部7及び第一直動駆動部8を駆動して、溶接装置6の位置をツール痕110の中心位置及び大きさに基づいて調整する溶接装置制御部13とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、管材同士を突き合わせて接合した後に、接合部分の補修溶接を行う欠陥補修装置、欠陥補修方法、及び、欠陥補修方法を用いて製造される接合管材に関する。
例えば、石油等を輸送する際に用いられるパイプラインは、端部に開先加工を行った管材(鋼管)同士を突き合わせ、突き合わせた部分を管材の内面側から摩擦撹拌接合やアーク溶接等を用いて接合することで製造されている。
ところで、このように管材の接合を行った場合には、接合部分に接合欠陥が生じることがある。特に、摩擦撹拌接合を用いた場合には、接合終端部に接合ツールによる穴状のツール痕が形成されるため、このままでは終端部での接合品質が十分ではない。
ここで、特許文献1には、管材の内面に配置したミラーを介して肉盛ビードの反射像をモニタによって確認し、溶接作業中にビード、及びアーク光の異常を発見できる監視装置付きの肉盛溶接装置が開示されている。
特許第4300667号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された装置では、ビードの異常、即ち、接合欠陥の発見が可能ではあるものの、このような接合欠陥の補修溶接を行う際に、溶接トーチを正確な位置に位置合わせすることが難しい。特に管材が小径である場合には、管材の内側に入って溶接トーチの位置合わせを行うこともできず、接合欠陥の補修溶接を精度よく、効果的に行うことは困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、接合欠陥に対して正確な位置に、容易に溶接装置の位置合わせができ、補修溶接を行うことが可能な欠陥補修装置、欠陥補修方法、及び、欠陥補修方法を用いて製造された接合管材を提供する。
本発明は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
即ち、本発明の一の態様に係る欠陥補修装置は、二つの管材を、これら管材の中心軸線同士が合致するように突き合わせ、突き合わせた部分で該管材の内面から周方向に接合を行った際の接合欠陥を補修する欠陥補修装置であって、前記管材の内側に配されて、前記中心軸線の方向に移動可能な本体部と、前記本体部に設けられ、該本体部の移動によって接合された部分に前記管材の内側で対向するように配されて前記接合欠陥を検出するセンサと、前記本体部に、前記センサとは前記周方向に異なる位置に設けられ、該本体部の移動によって前記接合された部分に前記管材の内側で対向するように配されて前記接合欠陥の補修溶接を行う溶接装置と、前記センサと前記溶接装置とを前記中心軸線を中心として回転可能に支持する回転駆動部と、前記本体部に対して前記溶接装置を前記管材の径方向に進退可能に支持する第一直動駆動部と、前記回転駆動部を駆動して前記センサを回転させることで、前記センサに前記接合欠陥の形状の三次元情報を生成させ、前記接合欠陥の中心位置、及び、大きさを特定するセンサ制御部と、前記回転駆動部を駆動して前記溶接装置を回転させ、該溶接装置の位置を前記接合欠陥の中心位置に基づいて調整するとともに、前記第一直動駆動部を駆動して該溶接装置の位置を前記接合欠陥の大きさに基づいて調整する溶接装置制御部と、を備えることを特徴としている。
このような欠陥補修装置によれば、本体部を管材の内側で移動させて接合欠陥に位置合わせするとともに、まず、センサによって接合欠陥を検出し、この接合欠陥の形状の三次元情報を生成することで接合欠陥の中心位置、大きさを特定する。そして、この接合欠陥の形状の情報を基に、溶接装置によって補修溶接を行うことができる。従って、作業者が管材の内側に入って補修溶接の作業を行う必要はなく、より正確な位置に溶接装置を位置合わせして、自動で、接合欠陥の補修溶接が可能となる。
また、上記の欠陥補修装置は、前記本体部に設けられ、前記溶接装置を前記中心軸線の方向に進退可能に支持する第二直動駆動部をさらに備えていてもよい。
このような第二直動駆動部によれば、本体部の移動によって、接合欠陥の形成位置と同じ中心軸線の方向の位置に溶接装置を配置した後に、溶接装置の中心軸線の方向における位置の微調整を行うことができる。
また、前記溶接装置制御部は、前記接合欠陥の大きさに基づいて、該接合欠陥の前記中心軸線の方向における一端と他端との間で前記第二直動駆動部によって前記溶接装置を往復揺動させつつ、前記接合欠陥の前記周方向における一端から他端に向けて前記回転駆動部によって前記溶接装置を回転させながら、前記溶接装置に補修溶接を行わせてもよい。
このように溶接装置制御部が溶接装置の制御を行うことで、接合欠陥の大きさに基づいてウィービングさせながら、補修溶接を行うことができる。
また、上記の欠陥補修装置は、一対が、互いに前記周方向に前記中心軸線を挟んで対向する位置で前記本体部に設けられ、該本体部から前記管材の径方向外側に突出して該管材の内面に押し付けられることで、前記本体部を前記径方向の所定位置に固定するクランプ部をさらに備えていてもよい。
このようなクランプ部によって、本体部と管材の中心軸線との軸合せを行うことができ、センサ及び溶接装置と管材との位置合わせを、より正確に行うことができる。
また、前記本体部は、着脱可能に前記管材同士の接合を行う接合装置に取り付けられてもよい。
このように本体部が接合装置に取り付けられることで、管材同士の接合と、接合欠陥の検出、接合欠陥の形状の特定及び補修溶接とを、一連の作業で行うことが可能となる。
また、上記の欠陥補修装置は、センサでの接合欠陥の検出を行う際に、事前に前記接合装置による前記接合された部分の終端部を検出し、前記回転駆動部を駆動して、前記センサの前記周方向における位置を、前記終端部に合せるように調整する初期位置制御部をさらに備えていてもよい。
接合の終端部では接合欠陥が生じ易い。このため、この終端部の情報を基にセンサの位置を予め終端部に合わせておくことで、迅速に、終端部に生じた接合欠陥を検出でき、この接合欠陥に対して補修溶接を行うことが可能となる。
さらに、本発明の一の態様に係る欠陥補修方法は、二つの管材を、これら管材の中心軸線同士が合致するように突き合わせ、突き合わせた部分で該管材の内面から周方向に接合を行った際の接合欠陥を補修する欠陥補修方法であって、前記管材同士の接合された部分に該管材の内側で対向するように前記接合欠陥を検出するセンサを配置するセンサ配置工程と、前記センサを前記中心軸線回りに回転させることで、前記接合欠陥の形状の三次元情報を生成し、前記接合欠陥の中心位置、及び、大きさを特定する欠陥特定工程と、前記接合欠陥の補修溶接を行う溶接装置を前記接合欠陥の中心位置、及び大きさに基づいて、該接合欠陥に前記管材の内側で対向するように配置する溶接装置配置工程と、前記接合欠陥に対向して配置された前記溶接装置によって、前記接合欠陥の溶接補修を行う補修工程と、を含むことを特徴としている。
このような欠陥補修方法によれば、センサによる接合欠陥の形状の三次元情報を基に、溶接装置によって補修溶接を行うことができる。従って、作業者が管材の内部に入って補修溶接の作業を行う必要はなく、より正確な位置に溶接装置の位置合わせを行って、自動で、接合欠陥の補修が可能となる。
また、前記補修工程は、前記接合欠陥の大きさに基づいて、該接合欠陥の前記中心軸線の方向における一端と他端との間で前記溶接装置を往復揺動させつつ、前記接合欠陥の前記周方向における一端から他端に向けて前記溶接装置を回転させながら、前記溶接装置に補修溶接を行うウィービング工程を含んでいてもよい。
このようなウィービング工程によって、接合欠陥の大きさに基づいて溶接装置をウィービングさせながら、補修溶接を行うことができる。
また、上記の欠陥補修方法は、前記センサ配置工程の前に、前記接合された部分の終端部を検出し、前記センサの前記周方向における位置を、前記終端部に合せるように調整する初期位置制御工程をさらに含んでいてもよい。
接合の終端部では接合欠陥が生じ易い。このため、この終端部の情報を基にセンサの位置を予め終端部に合わせておくことで、迅速に、終端部に生じた接合欠陥を検出でき、この接合欠陥に対して補修溶接を行うことが可能となる。
さらに、本発明の一の態様に係る接合管材は、上記の欠陥補修方法を用いて製造されることを特徴としている。
このような接合管材では、より正確な位置に溶接装置を位置合わせして、自動で、接合欠陥の補修溶接がなされて製造される。
請求項1の欠陥補修装置によれば、接合欠陥に対して正確な位置に、容易に、溶接装置の位置合わせを行って、補修溶接を行うことが可能である。
請求項2の欠陥補修装置によれば、第二直動駆動部によって、さらに容易に、より正確に、補修溶接を行うことが可能である。
請求項3の欠陥補修装置によれば、ウィービングによって、接合欠陥の補修を十分に行うことが可能となり、接合品質をさらに向上することができる。
請求項4の欠陥補修装置によれば、クランプ部によって、接合欠陥の形状をさらに精度よく特定でき、さらに正確に補修溶接を行うことができる。
請求項5の欠陥補修装置によれば、接合装置に取り付けられることで、管材同士の接合後、迅速に溶接装置の位置合わせを行って、補修溶接を行うことが可能である。
請求項6の欠陥補修装置によれば、迅速に、接合の終端部の接合欠陥に対して補修溶接を行うことで、接合品質をさらに向上することができる。
請求項7の欠陥補修方法によれば、接合欠陥に対して正確な位置に、容易に、溶接装置の位置合わせを行って、補修溶接を行うことが可能である。
請求項8の欠陥補修方法によれば、ウィービング工程を実行することによって、接合欠陥の補修を十分に行うことが可能となり、接合品質をさらに向上することができる。
請求項9の欠陥補修方法によれば、迅速に、接合の終端部の接合欠陥に対して補修溶接を行うことで、接合品質をさらに向上することができる。
請求項10の接合管材によると、高い接合品質を有するものとすることができる。
本発明の実施形態に係る欠陥補修装置を示す全体側面図であって、摩擦撹拌接合の終了後の様子を示す図である。 本発明の実施形態に係る欠陥補修装置を示す全体側面図であって、ツール痕の補修位置に溶接装置が位置している様子を示す図である。 本発明の実施形態に係る欠陥補修装置によって補修溶接される接合欠陥を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る欠陥補修装置によって補修溶接される接合欠陥を示す縦断面図であって、(a)は補修前の様子を示し、(b)は補修後の様子を示す。 本発明の実施形態に係る欠陥補修装置によって補修溶接される際の処理フローを示す図である。
以下、本実施形態の欠陥補修装置1について説明する。
図1及び図2に示すように、欠陥補修装置1は、二つの鋼管100(管材)を、これら鋼管100の中心軸線O同士が合致するように突き合わせ、突き合わせた部分で鋼管100の内面100aから周方向に接合を行った際の接合欠陥を補修する装置である。
本実施形態では、鋼管100同士の接合を行う際に、摩擦撹拌接合を用いた場合について説明する。
ここで摩擦撹拌接合とは、先端に突起が形成されたツールを回転させながら被接合材同士の接合部分に押し付け、摩擦熱によって母材を軟化させて塑性流動させることで被接合材同士の接合を行うものである。
このように摩擦撹拌接合を鋼管100の突合せ接合に適用した場合には、接合部分101の終端部にツール痕110が形成され、穴があいた状態となる(図3、図4参照)。
そして、本実施形態では、摩擦撹拌接合の接合部分101の終端部に形成されるツール痕110を接合欠陥として、補修溶接を行う場合について説明を行う。
欠陥補修装置1は、鋼管100同士の接合を鋼管100の内面100aから行う摩擦撹拌接合装置120に、中心軸線Oの一方側(図1の紙面に向かって左側)で、着脱可能に取り付けられている。
この欠陥補修装置1は、鋼管100の内側に配される本体部2と、本体部2を鋼管100の内側で所定位置に固定するクランプ部3と、本体部2に設けられたセンサ5及び溶接装置6とを備えている。
さらに、この欠陥補修装置1は、センサ5及び溶接装置6を鋼管100の中心軸線O回りに回転させる回転駆動部7と、センサ5の位置を制御する初期位置制御部11、及びセンサ制御部12と、溶接装置6の位置を制御する溶接装置制御部13とを備えている。
また、この欠陥補修装置1は、溶接装置6を鋼管100の径方向に進退可能に支持する第一直動駆動部8と、溶接装置6を鋼管100の中心軸線Oの方向に進退可能に支持する第二直動駆動部9とを備えている。
本体部2は、鋼管100の内面100a上を転動する車輪を有する走行装置21と、走行装置21を支持する筒状の筐体22と、筐体22の内部に設けられたアクチュエータ23とを有している。
筐体22は、鋼管100の内側に配された状態で、鋼管100の中心軸線Oの方向に延びる軸O1を中心とした筒状をなしている。また、この筐体22には、鋼管100の内側に配された状態で、筐体22自身を径方向に貫通する貫通孔22aが形成されている。
この貫通孔22aは、互いに鋼管100の周方向に、軸O1を挟んで対向するように一対が形成されている。
アクチュエータ23は、シリンダ25と、シリンダ25に対して相対的に鋼管100の中心軸線Oの方向に移動可能なピストン26とを備えている。ピストン26は、筐体22の軸O1と同軸上に、軸O1の方向に延在している。
またピストン26の延在方向の中途位置には、筐体22の径方向の寸法が一部大きく形成された大径部27が設けられている。大径部27はブロック状をなし、軸O1を含む大径部27の断面を見た場合(図1の紙面に向かって見た場合)、径方向外側を向く面は、軸O1の方向にシリンダ25から離間する側に向かって、即ち、中心軸線O1の一方側に向かって径方向内側に漸次傾斜する傾斜平面27aとして形成されている。
なお、アクチュエータ23には、例えば空気や油等の流体圧を用いたものや、電動のものを使用可能である。
走行装置21は、筐体22における軸O1の方向の両端の位置に一つずつ設けられ、不図示の動力源によって、鋼管100の内側を中心軸線Oの方向に走行可能となっている。
クランプ部3は、筐体22における一対の貫通孔22aに一つずつ挿入されて設置されている。即ち、一対が、互いに鋼管100の周方向に中心軸線Oを挟んで対向する位置で本体部2に設けられている。
より詳しくは、各々のクランプ部3は、貫通孔22aに挿入されて筐体22から径方向外側に突出するように延びる棒状部31と、棒状部31の先端となる径方向外側の端部に設けられて鋼管100の内面100aに当接可能な押し付け部33とを有している。
棒状部31には、その基端となる径方向内側に、ピストン26の大径部27における傾斜平面27aに係合する傾斜面32が形成されている。即ち、この傾斜面32は、中心軸線O1の一方側に向かって径方向内側に漸次傾斜する平面として形成されている。
そして、ピストン26がシリンダ25から離間する側に移動することで、棒状部31の傾斜面32が傾斜平面27a上を中心軸線Oの方向の他方側(図1の紙面に向かって左側)に相対的に移動することで、棒状部31が径方向外側に押され、押し付け部33が鋼管100の内面100aに押し付けられるようになっている。
ここで、鋼管100の内面100aに押し付け部33が押し付けられると、筐体22の軸O1と鋼管100の中心軸線Oとが一致するようになっている。以下、中心軸線Oと軸O1とが一致しているとして、中心軸線Oを基準として説明を行う。
センサ5は、中心軸線Oの方向に本体部2が移動することによって、接合部分101に鋼管100の内側で対向するように配置される。そしてセンサ5は、鋼管100の周方向に直交する平面上に広がるレーザースリット光を接合部分101に照射し、センサ制御部12によって制御されることで、光切断法を用いてツール痕110の形状の三次元情報を生成可能となっている。
溶接装置6は、本体部2に、センサ5とは中心軸線Oの方向の略同一の位置で、周方向に異なる位置に設けられ、本体部2の移動によって接合部分101に鋼管100の内側で対向するように配されて、ツール痕110の補修溶接を行う。
より詳しくは、溶接装置6はTIG溶接等のアーク溶接を行う装置となっており、図4に示すように、トーチ41と、溶接棒42と、溶接棒42を供給する供給装置43とを有している。
本実施形態では、溶接装置6におけるトーチ41は、センサ5とは周方向に180度離間した位置に設けられている。
回転駆動部7は、例えばステッピングモータ等であって、中心軸線O1の一方側で筐体22に取り付けられ、センサ5と溶接装置6とを中心軸線O1を中心として回転可能に支持している。
第一直動駆動部8は、回転駆動部7と溶接装置6との間に設けられたアクチュエータであって、筐体22に対して溶接装置6を鋼管100の径方向の内外方向に進退可能に支持している。即ち、溶接装置6におけるトーチ41を接合部分101に近接させたり、接合部分101から離間させたりすることを可能としている。
第二直動駆動部9は、第一直動駆動部8と溶接装置6との間に設けられたアクチュエータであって、筐体22に対して溶接装置6を中心軸線Oの方向に進退可能に支持している。
初期位置制御部11は、摩擦撹拌接合装置120による接合部分101の終端部であるツール痕110を検出し、回転駆動部7を駆動して、センサ5の周方向の位置を終端部に合せるように調整する。なお、この初期位置制御部11は、本体部2に設けられていてもよいし、欠陥補修装置1とは別に設けられ、遠隔操作によって回転駆動部7を駆動するものであってもよい。
センサ制御部12は、回転駆動部7を駆動して、中心軸線Oを中心としてセンサ5を周方向の一方側へ回転させることで、光切断法によってツール痕110の形状の三次元情報を生成させ、ツール痕110の中心位置、及び、大きさ(半径寸法、深さ)を特定する。なお、このセンサ制御部12は、本体部2に設けられていてもよいし、欠陥補修装置1とは別に設けられ、遠隔操作によって回転駆動部7を駆動するものであってもよい。
溶接装置制御部13は、ツール痕110の中心軸線Oの方向の大きさに基づいて、ツール痕110の一端と他端との間で第二直動駆動部9によって溶接装置6を往復揺動させつつ、ツール痕110の周方向の一端から他端に向けて回転駆動部7によって溶接装置6を回転させる。そして溶接装置制御部13は、溶接装置6にこのような動作をさせつつ、補修溶接を行わせる。
次に、図5を参照して、ツール痕110の補修溶接を行う欠陥補修方法、及びこの欠陥補修方法を用いて鋼管100同士を接合して接合管材130を製造する方法について説明する。
まず、初期位置制御工程S1を実行する。即ち、図1に示すように、鋼管100の摩擦撹拌接合が終了した状態でツール痕110の周方向の位置θを初期位置制御部11で取得し(S101)、回転駆動部7を駆動することで、センサ5を位置θに対応する周方向の位置に配置する(S102)。
なお、位置θに対応する周方向の位置とは、位置θに完全に一致する位置でなくともよい。
ここで、摩擦撹拌接合が行われる際には、クランプ部3は鋼管100の内面100aに押し付けられて、摩擦撹拌接合装置120が鋼管100の内面100aに固定された状態となっている。
よって、初期位置制御工程S1を実行した後に、図1に示すように、押し付け部33を鋼管100の内面100aから離間させる。即ち、クランプ部3を開放する開放工程S2を実行する。
その後、センサ配置工程S3を実行する。即ち、図2に示すように、走行装置21によって、鋼管100の内側で本体部2を中心軸線Oの方向の他方側へ移動させ(S103)、接合部分101の位置にセンサ5を配置する。
走行装置21による本体部2の移動は、接合部分101のツール痕110が検出されるまで(YESと判断されるまで)継続される(S104)。即ち、ツール痕110が検出されずにNOと判断された場合には、本体部2の移動が継続される。
そして、ツール痕110が検出されると、本体部2の移動を停止し(S105)、クランプ部3を鋼管100の内面100aに押し付けて、本体部2の軸O1と鋼管100の中心軸線Oとを一致させることで、芯出しを行う(S106)。
この時点で、ツール痕110の周方向の位置、及び、中心軸線Oの方向の位置と略同一の位置に、センサ5が配置されることになる。
その後、欠陥特定工程S4を実行する。即ち、センサ制御部12によって、回転駆動部7としてのステッピングモータを回転させ、ツール痕110の中心位置、及び、大きさを特定する。より具体的には、例えば、鋼管100の内径がφ600mm程度、接合ツールの直径がφ25mm程度である場合には、センサ配置工程S3で配置されたセンサ5の周方向の位置を基準として、−2度〜+2度の範囲で、かつ、0.2度のピッチで、センサ5を中心軸線Oを中心として回転させる。そして、ツール痕110のエッジの座標(位置)を、ピッチ毎に検出し(S107)、ピッチ毎に検出されたツール痕110のエッジの座標から、ツール痕110の仮想円の中心位置、及び半径を算出する(S108)。
次に、回転駆動部7を駆動させ、算出されたツール痕110の中心位置に、センサ5の位置合わせを行う(S109)。そして、センサ5によってツール痕110の中心位置での深さを検出する(S110)。このようにして、光切断法を用いてツール痕110の形状の三次元情報を生成する。
その後、溶接装置配置工程S5を実行する。即ち、溶接装置制御部13によって、ツール痕110の中心位置に基づいて、ツール痕110に鋼管100の内側で対向するように溶接装置6のトーチ41を配置する。具体的には、回転駆動部7を駆動させることで、トーチ41がツール痕110の中心を向くように中心軸線O回りに溶接装置6が回転される(S111)。
ここで、第二直動駆動部9としてのアクチュエータを駆動し、ツール痕110の中心位置、及び、半径に基づいて、トーチ41がツール痕110の中心を向くように、鋼管100の中心軸線Oの方向に溶接装置6の位置の微調整を行う(S112)。
その後、第一直動駆動部8を駆動して、ツール痕110の深さに基づいて、溶接装置6の径方向の位置を調整し、ツール痕110を溶接可能な位置に溶接装置6を配置する(S113)。即ち、図4(a)に示すように、トーチ41の先端がツール痕110の底に近接するように溶接装置6を配置する。
そして、補修工程S6を実行し、溶接装置6によってツール痕110の補修を行う。具体的には、図4(b)に示すように、ツール痕110の所定深さまで溶接を行ってツール痕110による穴を埋める(S114、(図4(b)のA部))。その後、回転駆動部7を駆動し、トーチ41を−2度の位置に回転させる(S115)。なお、−2度の位置とは周方向のいずれか一方側へ2度離間する位置を示す。
その後、第二直動駆動部9を駆動して、ツール痕110の中心軸線Oの方向の寸法に基づいて、トーチ41をこの寸法の範囲内で往復させつつ、回転駆動部7を駆動して補修工程S6の開始時点でのトーチ41の位置を基準に+2度の位置まで、トーチ41を中心軸線O回りに回転させて溶接を行う(図4(b)のB部)。即ち、トーチ41を−2度〜+2度の4度の範囲で回転移動させつつウィービング溶接を行うウィービング工程S116を実行する。
最後に、回転駆動部7によってセンサ5を回転させて、ツール痕110の補修溶接を行った範囲を走査することで、ツール痕110の補修溶接後の状況を確認する確認工程S7を実行し、凹みの有無の確認を行って接合管材130が製造される。
このような欠陥補修装置1によると、本体部2を鋼管100の内側で移動させてツール痕110に位置合わせするとともに、まず、センサ5によってツール痕110を検出し、このツール痕110の形状の三次元情報を生成することでツール痕110の中心位置、大きさを特定することができる。
そして、このツール痕110の形状の情報を基に、溶接装置6によって補修溶接を行うことができる。従って、作業者が鋼管100の内側に入って補修溶接の作業を行う必要はなく、より正確な位置に溶接装置6の位置合わせを行って、自動で、ツール痕110の補修が可能となる。
さらに、第二直動駆動部9が設けられていることで、本体部2の移動によってツール痕110の形成位置と同じ中心軸線Oの方向の位置に、溶接装置6のトーチ41を配置した後に、トーチ41の中心軸線O方向における位置の微調整を行うことができる。よって、さらに容易に、より正確にツール痕110の補修溶接を行うことが可能である。
また、溶接装置制御部13が溶接装置6を制御し、ツール痕110の大きさに基づいてウィービング工程S6を実行し、補修溶接を行うことができる。従って、ツール痕110全体の穴埋めを行って十分な補修をすることができ、接合品質をさらに向上することができる。
また、クランプ部3によって、予め鋼管100の中心軸線Oと、本体部2の軸O1とを一致させた状態で、鋼管100に欠陥補修装置1を固定することができる。即ち、欠陥補修装置1と鋼管100との軸合せをより正確に行うことができる。従って、センサ5及び溶接装置6の位置合わせを正確に行うことができ、センサ5によってより正確にツール痕110の形状の三次元情報を得ることでツール痕110の形状を精度よく特定でき、正確に補修溶接を行うことができる。
また、欠陥補修装置1の本体部2は、着脱可能に鋼管100同士の接合を行う接合装置に取り付けられ、初期位置制御部11によって接合の終端部の位置θに、センサ5を予め配置することができる。よって、迅速に、ツール痕110を検出でき、補修溶接を行うことが可能となる。
このように、本実施形態の欠陥補修装置1によると、接合欠陥としてのツール痕110に対して正確な位置に、容易に、溶接装置6の位置合わせを行って補修溶接を行うことが可能である。
以上、本発明の欠陥補修装置の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態で示した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することができる。
上述の実施形態では、接合欠陥として、摩擦撹拌接合の終端部に形成されるツール痕110を補修溶接する際に、欠陥補修装置1を用いる場合について説明を行った。しかし例えば、鋼管100同士を内面100aからMAG溶接することで接合した場合の、溶接欠陥を補修する際に欠陥補修装置1を用いることも可能である。この場合には、センサ5の初期位置制御工程S1は不要となる。
さらに、センサ5は光切断法を用いてツール痕110の形状の三次元情報を生成するようになっているが、センサ5として画像を二方向から検出し、撮像可能な画像センサを用いることで、ツール痕110の三次元情報を生成するようにしてもよい。
また、クランプ部3は必須の構成ではない。
また、ウィービング工程S117を実行する際の、回転駆動部7及び第一直動駆動部8の動作範囲は、ツール痕110の大きさ、即ち、トーチ41の径寸法に応じて適宜調整される。即ち、上述した−2度〜+2度の範囲で溶接装置6が回転される場合に限定されない。
1…欠陥補修装置
2…本体部
3…クランプ部
5…センサ
6…溶接装置
7…回転駆動部
8…第一直動駆動部
9…第二直動駆動部
11…初期位置制御部
12…センサ制御部
13…溶接装置制御部
21…走行装置
22…筐体
22a…貫通孔
23…アクチュエータ
25…シリンダ
26…ピストン
27…大径部
27a…傾斜平面
31…棒状部
32…傾斜面
33…押し付け部
41…トーチ
42…溶接棒
43…供給装置
100…鋼管(管材)
100a…内面
101…接合部分
110…ツール痕(接合欠陥)
120…摩擦撹拌接合装置
130…接合管材
O…中心軸線
O1…軸
S1…初期位置制御工程
S2…開放工程
S3…センサ配置工程
S4…欠陥特定工程
S5…溶接装置配置工程
S6…補修工程
S7…確認工程

Claims (10)

  1. 二つの管材を、これら管材の中心軸線同士が合致するように突き合わせ、突き合わせた部分で該管材の内面から周方向に接合を行った際の接合欠陥を補修する欠陥補修装置であって、
    前記管材の内側に配されて、前記中心軸線の方向に移動可能な本体部と、
    前記本体部に設けられ、該本体部の移動によって接合された部分に前記管材の内側で対向するように配されて前記接合欠陥を検出するセンサと、
    前記本体部に、前記センサとは前記周方向に異なる位置に設けられ、該本体部の移動によって前記接合された部分に前記管材の内側で対向するように配されて前記接合欠陥の補修溶接を行う溶接装置と、
    前記センサと前記溶接装置とを前記中心軸線を中心として回転可能に支持する回転駆動部と、
    前記本体部に対して前記溶接装置を前記管材の径方向に進退可能に支持する第一直動駆動部と、
    前記回転駆動部を駆動して前記センサを回転させることで、前記センサに前記接合欠陥の形状の三次元情報を生成させ、前記接合欠陥の中心位置、及び、大きさを特定するセンサ制御部と、
    前記回転駆動部を駆動して前記溶接装置を回転させ、該溶接装置の位置を前記接合欠陥の中心位置に基づいて調整するとともに、前記第一直動駆動部を駆動して該溶接装置の位置を前記接合欠陥の大きさに基づいて調整する溶接装置制御部と、
    を備えることを特徴とする欠陥補修装置。
  2. 前記溶接装置を前記中心軸線の方向に進退可能に支持する第二直動駆動部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の欠陥補修装置。
  3. 前記溶接装置制御部は、前記接合欠陥の大きさに基づいて、該接合欠陥の前記中心軸線の方向における一端と他端との間で前記第二直動駆動部によって前記溶接装置を往復揺動させつつ、前記接合欠陥の前記周方向における一端から他端に向けて前記回転駆動部によって前記溶接装置を回転させながら、前記溶接装置に補修溶接を行わせることを特徴とする請求項2に記載の欠陥補修装置。
  4. 一対が、互いに前記周方向に前記中心軸線を挟んで対向する位置で前記本体部に設けられ、該本体部から前記管材の径方向外側に突出して該管材の内面に押し付けられることで、前記本体部を前記径方向の所定位置に固定するクランプ部をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の欠陥補修装置。
  5. 前記本体部は、着脱可能に前記管材同士の接合を行う接合装置に取り付けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の欠陥補修装置。
  6. センサでの接合欠陥の検出を行う際に、事前に前記接合装置による前記接合された部分の終端部を検出し、前記回転駆動部を駆動して、前記センサの前記周方向における位置を、前記終端部に合せるように調整する初期位置制御部をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の欠陥補修装置。
  7. 二つの管材を、これら管材の中心軸線同士が合致するように突き合わせ、突き合わせた部分で該管材の内面から周方向に接合を行った際の接合欠陥を補修する欠陥補修方法であって、
    前記管材同士の接合された部分に該管材の内側で対向するように前記接合欠陥を検出するセンサを配置するセンサ配置工程と、
    前記センサを前記中心軸線回りに回転させることで、前記接合欠陥の形状の三次元情報を生成し、前記接合欠陥の中心位置、及び、大きさを特定する欠陥特定工程と、
    前記接合欠陥の補修溶接を行う溶接装置を前記接合欠陥の中心位置、及び大きさに基づいて、該接合欠陥に前記管材の内側で対向するように配置する溶接装置配置工程と、
    前記接合欠陥に対向して配置された前記溶接装置によって、前記接合欠陥の溶接補修を行う補修工程と、
    を含むことを特徴とする欠陥補修方法。
  8. 前記補修工程は、前記接合欠陥の大きさに基づいて、該接合欠陥の前記中心軸線の方向における一端と他端との間で前記溶接装置を往復揺動させつつ、前記接合欠陥の前記周方向における一端から他端に向けて前記溶接装置を回転させながら、前記溶接装置に補修溶接を行うウィービング工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の欠陥補修方法。
  9. 前記センサ配置工程の前に、前記接合された部分の終端部を検出し、前記センサの前記周方向における位置を、前記終端部に合せるように調整する初期位置制御工程をさらに含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の欠陥補修方法。
  10. 請求項7から9のいずれか一項に記載の欠陥補修方法を用いて製造されることを特徴とする接合管材。
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