JP2014193676A - 案内台車を備えた管内走行台車システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の駆動台車6の先頭車として駆動台車6に連結される案内台車2が、基体部3と、基体部3に配置された複数のレバーモジュール40からなるレバーユニット4と、レバーモジュール40が搖動軸心周りでかつ立ち姿勢と傾斜姿勢との間で搖動変位するように、レバーモジュール40を取り付けるレバーブラケット30と、レバーモジュール40の先端部に取り付けられた案内車輪5Bと、レバーモジュール40を立ち姿勢に付勢する付勢手段とを備えている。レバーモジュール40の長さと案内車輪5Bの径は、レバーモジュール40の立ち姿勢において案内車輪5Bが小径部における内周面と大径部における内周面との間に位置するように設定されている。
【選択図】図1
Description
このことから、ジャッキ機構のような別個に制御される専用機器を備えずとも、小径部と大径部とを有する配管領域においても円滑な走行が可能となる管内走行技術が要望されている。
このような、案内台車が駆動台車の先頭台車として連結されていると、駆動台車が大径部を通過する際に駆動台車の駆動車輪が宙ぶらりになったとしても、案内台車によって駆動台車の姿勢がほぼ維持される。これにより、小径部と大径部とを有する配管領域においても円滑な管内走行が実現する。また、後で詳しく説明するように、管内走行台車システムでは、案内台車が大径部に入り込んで、案内車輪が宙釣り状態である場合でも、案内台車を前進させるだけの駆動力が後続の駆動台車によって与えられるように、大径部の走行方向の長さに対して、案内台車とこの案内台車と連結されている駆動台車との連結配置関係が決定されている。つまり、案内台車または駆動台車あるいはその両方が、大径部を通過中においても、小径部の内周面に接当している後続の駆動台車の駆動車輪によって、全体が前進するように構成されている。
(1)上述した実施形態では、案内台車2において、前側レバーユニット4に120°間隔で3つのレバーモジュール40が配置されていたが、2つのアームモジュール40または4つ以上のアームモジュール40の配置を採用してもよい。同様に、駆動台車6においても、前側アームユニット8Aと後側アームユニット8Bのそれぞれに、120°間隔で3つのアームモジュール80を配置する構成に代えて、2つのアームモジュール80または4つ以上のアームモジュール80の配置を採用してもよい。
(2)上述した実施形態では、案内台車2の付勢手段91として、ばねの巻き線方向が逆になっている2つのコイルばねが用いられたが、レバーモジュール40が立ち姿勢から一方向への搖動しかしない構成の場合、1つのコイルばねだけが用いられる。
(3)上述した実施形態では、案内車輪5Bは非駆動タイプの自由回転車輪であったが、駆動台車6の駆動車輪5Aと同様な駆動タイプの車輪を採用してもよい。
(4)上述した実施形態では、駆動台車6には、アームユニットとして、前側アームユニット8Aと後側アームユニット8Bが設けられていたが、それらの中間にさらなるアームユニットを追加してもよい。また、複数の台車本体が連結して用いられる場合には、各台車本体に1つのアームユニットを設けるだけの構成を採用してもよい。
(5)上述した実施形態では、駆動台車6における付勢手段91としてコイルばねを採用したが、これに代えてガススプリングなど他の付勢手段を採用してもよい。
2 :案内台車
3 :基体部
30:レバーブラケット
31:主筒体
34:搖動軸
95:コイルばね(付勢手段)
4 :レバーユニット
40:レバーモジュール
41:下側レバー
42:上側レバー
5B:案内車輪
500:車輪本体
510:左半球状輪体
520:右半球状輪体
530:ラバーリング
540:車軸
5A:駆動車輪(球状駆動車輪)
50:車輪本体
51:左半球状輪体
52:右半球状輪体
54:車軸
56:駆動ユニット
56a:第1駆動部
56b:第2駆動部
57:モータ
6 :管内走行台車
7 :台車本体
70:基台
720:アームブラケット
8 :アームユニット
8A:前側アームユニット
8B:後側アームユニット
80:アームモジュール
81:搖動軸
82:ボス部
9 :搖動同期機構
90:ベベルギヤ
91:コイルばね(付勢手段)
Pa:搖動軸心
Pb:搖動軸心
Xa:前後軸心
Claims (4)
- 小径部と大径部とを有する配管の内部を走行する際に、前記小径部の内周面には接当可能で、前記大径部の内周面には接当不能である搖動式の駆動車輪を備えた複数の駆動台車の先頭車として前記駆動台車に連結される案内台車であって、
前記案内台車の走行方向に延びた基体部と、
前記配管の周方向で分布するように基体部に配置された複数のレバーモジュールからなるレバーユニットと、
前記レバーモジュールが前記走行方向に対する横断方向に延びた搖動軸心周りでかつ立ち姿勢と傾斜姿勢との間で搖動変位するように、前記レバーモジュールを取り付けるレバーブラケットと、
前記レバーモジュールの先端部に取り付けられた案内車輪と、
前記レバーモジュールを前記立ち姿勢に付勢する付勢手段とを備え、
前記レバーモジュールの長さと前記案内車輪の径は、前記レバーモジュールの立ち姿勢において前記案内車輪の全部または一部が前記小径部における内周面と前記大径部における内周面との間に位置するように設定されている案内台車。 - 前記付勢手段は、前記レバーモジュールを時計回りで前記立ち姿勢に付勢する第1コイルばねと、前記レバーモジュール半時計回りで前記立ち姿勢に付勢する第2コイルばねとの両方からなる請求項1に記載の案内台車。
- 前記案内車輪は中空状の左半球状車輪と中空状の右半球状車輪とからなり、前記レバーモジュールの先端部の左側面に前記左半球状車輪が自由回転可能に取り付けられ、前記レバーモジュールの先端部の右側面に前記右半球状車輪が自由回転可能に取り付けられている請求項1または2に記載の案内台車。
- 小径部と大径部とを有する配管の内部を走行する管内走行台車システムであって、互いに連結された複数の駆動台車と、前記駆動台車と連結される先頭台車としての案内台車とが備えられ、
前記駆動台車は、
台車走行方向に延びた台車本体と、
前記配管の周方向で分布するように前記台車本体に配置された複数のアームモジュールからなるアームユニットと、
前記アームモジュールが前記走行方向に対する横断方向に延びた搖動軸心周りで搖動変位するように、前記アームモジュールを取り付けるアームブラケットと、
前記アームモジュールの先端部に取り付けられた球状駆動車輪と、
前記アームモジュールの搖動変位と相互連動して回転するギヤを相互にかみ合わせることで全ての前記アームモジュールの搖動変位を同期させる搖動同期機構と、
前記球状駆動車輪が前記配管の内周面に近づくように前記アームモジュールを付勢する付勢手段と、
を備え、かつ
前記案内台車は、
前記案内台車の走行方向に延びた基体部と、
前記配管の周方向で分布するように基体部に配置された複数のレバーモジュールからなるレバーユニットと、
前記レバーモジュールが前記走行方向に対する横断方向に延びた搖動軸心周りでかつ立ち姿勢と傾斜姿勢との間で搖動変位するように、前記レバーモジュールを取り付けるレバーブラケットと、
前記レバーモジュールの先端部に取り付けられた案内車輪と、
前記レバーモジュールを前記立ち姿勢に付勢する付勢手段とを備え、
前記レバーモジュールの長さと前記案内車輪の径は、前記レバーモジュールの立ち姿勢において前記案内車輪の全部または一部が前記小径部における内周面と前記大径部における内周面との間に位置するように設定されている管内走行台車システム。
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