JPH0629747A - 周波数弁別回路 - Google Patents
周波数弁別回路Info
- Publication number
- JPH0629747A JPH0629747A JP18201892A JP18201892A JPH0629747A JP H0629747 A JPH0629747 A JP H0629747A JP 18201892 A JP18201892 A JP 18201892A JP 18201892 A JP18201892 A JP 18201892A JP H0629747 A JPH0629747 A JP H0629747A
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- JP
- Japan
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- transistor
- input
- resistor
- collector
- emitter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】周波数弁別回路を構成するトランジスタ差動対
のエミッタ抵抗値を調整する事により、入力ダイナミッ
クレンジを広げることができ、大信号入力時の周波数弁
別特性の線形性を改善可能にする。 【構成】3本の入力端子のうち、1本には直流電圧を、
他の2本には任意の周波数を持ち一定の位相差が与えら
れた信号を受信し、その信号を2個のトランジスタ差動
対21および22、ならびに23および24でそれぞれ
受け、両差動対の出力電流をたし合わせ、その出力を全
波整流回路で全波整流し、ローパスフィルタ17を介し
出力する。
のエミッタ抵抗値を調整する事により、入力ダイナミッ
クレンジを広げることができ、大信号入力時の周波数弁
別特性の線形性を改善可能にする。 【構成】3本の入力端子のうち、1本には直流電圧を、
他の2本には任意の周波数を持ち一定の位相差が与えら
れた信号を受信し、その信号を2個のトランジスタ差動
対21および22、ならびに23および24でそれぞれ
受け、両差動対の出力電流をたし合わせ、その出力を全
波整流回路で全波整流し、ローパスフィルタ17を介し
出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子回路に関し、特に周
波数弁別回路に関する。
波数弁別回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の周波数弁別回路を図2を参照して
説明する。
説明する。
【0003】トランジスタ1のベースは入力端子12と
トランジスタ4のベースとに接続され、トランジスタ1
のエミッタはトランジスタ2のエミッタとトランジスタ
5のコレクタとに接続され、トランジスタ2のベースは
入力端子13とトランジスタ3のベースとに接続され、
トランジスタ3のエミッタはトランジスタ4のエミッタ
とトランジスタ6のコレクタとに接続され、トランジス
タ5のベースは、入力端子14に接続され、トランジス
タ5のエミッタは抵抗器9を介し定電流源11の一端に
接続され、トランジスタ6のベースは入力端子15に接
続され、トランジスタ6のエミッタは抵抗器10を介し
定電流源11の一端に接続され、定電流源11の他端は
負電源端子19に接続され、トランジスタ1のコレクタ
はトランジスタ3のコレクタとフィルタ17の入力と一
端を正電源端子18に接続した抵抗器7の他端とに接続
され、トランジスタ2のコレクタはトランジスタ4のコ
レクタと一端を正電源端子18に接続した抵抗器8の他
端とに接続され、フィルタ17の出力は出力端子16に
接続された構成をもつ。
トランジスタ4のベースとに接続され、トランジスタ1
のエミッタはトランジスタ2のエミッタとトランジスタ
5のコレクタとに接続され、トランジスタ2のベースは
入力端子13とトランジスタ3のベースとに接続され、
トランジスタ3のエミッタはトランジスタ4のエミッタ
とトランジスタ6のコレクタとに接続され、トランジス
タ5のベースは、入力端子14に接続され、トランジス
タ5のエミッタは抵抗器9を介し定電流源11の一端に
接続され、トランジスタ6のベースは入力端子15に接
続され、トランジスタ6のエミッタは抵抗器10を介し
定電流源11の一端に接続され、定電流源11の他端は
負電源端子19に接続され、トランジスタ1のコレクタ
はトランジスタ3のコレクタとフィルタ17の入力と一
端を正電源端子18に接続した抵抗器7の他端とに接続
され、トランジスタ2のコレクタはトランジスタ4のコ
レクタと一端を正電源端子18に接続した抵抗器8の他
端とに接続され、フィルタ17の出力は出力端子16に
接続された構成をもつ。
【0004】入力端子12と入力端子14とには、それ
ぞれ同じ周波数を持ち、一定の位相差が与えられた信号
が入力され、入力端子13と入力端子15とにはそれぞ
れに適した直流電圧が与えられる。その入力信号を受
け、トランジスタ1および2で構成される差動対と、ト
ランジスタ3および4で構成される差動対と、トランジ
スタ5および6で構成される差動対と、抵抗器7ないし
10と、定電流源11とで構成される回路により乗算
し、フィルタ17を介し出力端子16に出力する。
ぞれ同じ周波数を持ち、一定の位相差が与えられた信号
が入力され、入力端子13と入力端子15とにはそれぞ
れに適した直流電圧が与えられる。その入力信号を受
け、トランジスタ1および2で構成される差動対と、ト
ランジスタ3および4で構成される差動対と、トランジ
スタ5および6で構成される差動対と、抵抗器7ないし
10と、定電流源11とで構成される回路により乗算
し、フィルタ17を介し出力端子16に出力する。
【0005】トランジスタ5および6で構成される差動
対の入力端子14および15の間に印加される電圧をV
1 、定電流源11の電流値をIEE、抵抗器9および10
の各抵抗値をRE とすれば、トランジスタ5のコレクタ
電流Ic5、トランジスタ6のコレクタ電流Ic6は、
対の入力端子14および15の間に印加される電圧をV
1 、定電流源11の電流値をIEE、抵抗器9および10
の各抵抗値をRE とすれば、トランジスタ5のコレクタ
電流Ic5、トランジスタ6のコレクタ電流Ic6は、
【0006】
【0007】で表される。
【0008】また、入力端子12と入力端子13の間に
印加される電圧をV2 とすれば、トランジスタ1のコレ
クタ電流Ic1、トランジスタ2のコレクタ電流Ic2、ト
ランジスタ3のコレクタ電流Ic3、トランジスタ4のコ
レクタ電流Ic4は、
印加される電圧をV2 とすれば、トランジスタ1のコレ
クタ電流Ic1、トランジスタ2のコレクタ電流Ic2、ト
ランジスタ3のコレクタ電流Ic3、トランジスタ4のコ
レクタ電流Ic4は、
【0009】
【0010】で表され、トランジスタ1又はトランジス
タ3のコレクタに現れる電圧をVO1、抵抗器7の抵抗値
をRc とすると、
タ3のコレクタに現れる電圧をVO1、抵抗器7の抵抗値
をRc とすると、
【0011】
【0012】となり、入力電圧V1 およびV2 の積に比
例する成分を含む信号となる。
例する成分を含む信号となる。
【0013】ここで、各周波数ωの遅延差Tを持った2
つの入力信号を、V1 =VO sin(ωt),V2 =V
O sin{ω(t−T)}とすると、V1 ×V2 は、
つの入力信号を、V1 =VO sin(ωt),V2 =V
O sin{ω(t−T)}とすると、V1 ×V2 は、
【0014】
【0015】となり、この中のcos(ωT)の項は出
力信号の直流成分を表しており、これは入力周波数値に
より変化するので、ローパスフィルタ17で取り出す事
により入力周波数を直流レベルに変換でき、周波数弁別
の動作が得られる。
力信号の直流成分を表しており、これは入力周波数値に
より変化するので、ローパスフィルタ17で取り出す事
により入力周波数を直流レベルに変換でき、周波数弁別
の動作が得られる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の周波数
弁別回路では、入力信号を、トランジスタ1および2で
構成される差動対と、トランジスタ3および4で構成さ
れる差動対とで受ける。
弁別回路では、入力信号を、トランジスタ1および2で
構成される差動対と、トランジスタ3および4で構成さ
れる差動対とで受ける。
【0017】その入力ダイナミックレンジVIMは、 VIM=4VT で表されるが、VIMは誤差を大きく見積もっても10
0mV程度である。差動対の入力ダイナミックレンジ改
善の方法として、エミッタに抵抗器を付ける事が広く用
いられるが、これらの差動対にエミッタ抵抗RE を付け
た場合、入力平衡時には、 VIM=4VT+RE IE となり、トランジスタ5および6により構成される差動
対で制御されるIEは、その差動対の入力信号電圧の変
化と共に変化するため一定した大きなダイナミックレン
ジは得られない。
0mV程度である。差動対の入力ダイナミックレンジ改
善の方法として、エミッタに抵抗器を付ける事が広く用
いられるが、これらの差動対にエミッタ抵抗RE を付け
た場合、入力平衡時には、 VIM=4VT+RE IE となり、トランジスタ5および6により構成される差動
対で制御されるIEは、その差動対の入力信号電圧の変
化と共に変化するため一定した大きなダイナミックレン
ジは得られない。
【0018】このような入力ダイナミックレンジ以上の
信号が入力されると、出力がスライスされ波形歪を生じ
て、正常な周波数弁別ができなくなる。
信号が入力されると、出力がスライスされ波形歪を生じ
て、正常な周波数弁別ができなくなる。
【0019】以上述べたように、従来の周波数弁別回路
には入力ダイナミックレンジが狭いという欠点があり、
本発明の目的は、このような欠点を除去し、周波数弁別
回路の入力ダイナミックレンジを広くする事にある。
には入力ダイナミックレンジが狭いという欠点があり、
本発明の目的は、このような欠点を除去し、周波数弁別
回路の入力ダイナミックレンジを広くする事にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の周波数弁別回路
は、第1のトランジスタのベースは第1の入力端子に接
続され、該第1のトランジスタのエミッタは第1の抵抗
器を介し第1の定電流源の一端に接続され、第2のトラ
ンジスタのエミッタは第2の抵抗器を介し前記第1の定
電流源の一端に接続され、該第1の定電流源の他端は負
電源端子に接続され、第2のトランジスタのベースは第
2の入力端子と第3のトランジスタのベースに接続さ
れ、該第3のトランジスタのエミッタは第3の抵抗器を
介し第2の定電流源の一端に接続され、第4のトランジ
スタのエミッタは第4の抵抗器を介し前記第2の定電流
源の一端に接続され、該第2の定電流源の他端は前記負
電源端子に接続され、前記第4のトランジスタのベース
は第3の入力端子に接続され、前記第1のトランジスタ
のコレクタは前記第3のトランジスタのコレクタと第5
のトランジスタのベースと第5の抵抗器を介し正電源端
子とに接続され、前記第2のトランジスタのコレクタは
前記第4のトランジスタのコレクタと第6のトランジス
タのベースと第6の抵抗器を介し前記正電源端子とに接
続され、前記第5のトランジスタのコレクタは前記正電
源端子に接続され、該第5のトランジスタのエミッタは
前記第6のトランジスタのエミッタとローパスフィルタ
の入力側と第7の抵抗器を介し前記負電源端子とに接続
され、該第6のトランジスタのコレクタは前記正電源端
子に接続され、前記ローパスフィルタの出力側は出力端
子に接続された構成を有する。
は、第1のトランジスタのベースは第1の入力端子に接
続され、該第1のトランジスタのエミッタは第1の抵抗
器を介し第1の定電流源の一端に接続され、第2のトラ
ンジスタのエミッタは第2の抵抗器を介し前記第1の定
電流源の一端に接続され、該第1の定電流源の他端は負
電源端子に接続され、第2のトランジスタのベースは第
2の入力端子と第3のトランジスタのベースに接続さ
れ、該第3のトランジスタのエミッタは第3の抵抗器を
介し第2の定電流源の一端に接続され、第4のトランジ
スタのエミッタは第4の抵抗器を介し前記第2の定電流
源の一端に接続され、該第2の定電流源の他端は前記負
電源端子に接続され、前記第4のトランジスタのベース
は第3の入力端子に接続され、前記第1のトランジスタ
のコレクタは前記第3のトランジスタのコレクタと第5
のトランジスタのベースと第5の抵抗器を介し正電源端
子とに接続され、前記第2のトランジスタのコレクタは
前記第4のトランジスタのコレクタと第6のトランジス
タのベースと第6の抵抗器を介し前記正電源端子とに接
続され、前記第5のトランジスタのコレクタは前記正電
源端子に接続され、該第5のトランジスタのエミッタは
前記第6のトランジスタのエミッタとローパスフィルタ
の入力側と第7の抵抗器を介し前記負電源端子とに接続
され、該第6のトランジスタのコレクタは前記正電源端
子に接続され、前記ローパスフィルタの出力側は出力端
子に接続された構成を有する。
【0021】
【実施例】次に図面を参照して本発明について説明す
る。
る。
【0022】図1は本発明の一実施例の回路図である。
トランジスタ21のベースは入力端子12に接続され、
トランジスタ21のエミッタは抵抗器29を介し定電流
源34の一端に接続され、トランジスタ22のエミッタ
は抵抗器30を介し定電流源34の一端に接続され、定
電流源34の他端は負電源端子19に接続され、トラン
ジスタ22のベースは入力端子13とトランジスタ23
のベースに接続され、トランジスタ23のエミッタは抵
抗器31を介し定電流源35の一端に接続され、トラン
ジスタ24のエミッタは抵抗器32を介し定電流源35
の一端に接続され、定電流源35の他端は負電源端子1
9に接続され、トランジスタ24のベースは入力端子1
4に接続され、トランジスタ21のコレクタはトランジ
スタ23のコレクタとトランジスタ25のベースと抵抗
器7を介し正電源端子18とに接続され、トランジスタ
22のコレクタはトランジスタ24のコレクタとトラン
ジスタ26のベースと抵抗器8を介して正電源端子18
とに接続され、トランジスタ25のコレクタは正電源端
子18に接続され、トランジスタ25のエミッタはトラ
ンジスタ6のエミッタとローパスフィルタ17の入力と
抵抗器33を介し負電源端子19に接続され、トランジ
スタ26のコレクタは正電源端子18に接続され、ロー
パスフィルタ17の出力は、出力端子16に接続されて
いる。
トランジスタ21のベースは入力端子12に接続され、
トランジスタ21のエミッタは抵抗器29を介し定電流
源34の一端に接続され、トランジスタ22のエミッタ
は抵抗器30を介し定電流源34の一端に接続され、定
電流源34の他端は負電源端子19に接続され、トラン
ジスタ22のベースは入力端子13とトランジスタ23
のベースに接続され、トランジスタ23のエミッタは抵
抗器31を介し定電流源35の一端に接続され、トラン
ジスタ24のエミッタは抵抗器32を介し定電流源35
の一端に接続され、定電流源35の他端は負電源端子1
9に接続され、トランジスタ24のベースは入力端子1
4に接続され、トランジスタ21のコレクタはトランジ
スタ23のコレクタとトランジスタ25のベースと抵抗
器7を介し正電源端子18とに接続され、トランジスタ
22のコレクタはトランジスタ24のコレクタとトラン
ジスタ26のベースと抵抗器8を介して正電源端子18
とに接続され、トランジスタ25のコレクタは正電源端
子18に接続され、トランジスタ25のエミッタはトラ
ンジスタ6のエミッタとローパスフィルタ17の入力と
抵抗器33を介し負電源端子19に接続され、トランジ
スタ26のコレクタは正電源端子18に接続され、ロー
パスフィルタ17の出力は、出力端子16に接続されて
いる。
【0023】動作時には、入力端子12および入力端子
14に、同じ周波数を持ち、一定の位相差が与えられた
信号が入力され、入力端子13には直流電圧が入力され
る。この入力信号が、トランジスタ21および22、抵
抗器31および32で構成される差動対とに入力され、
トランジスタ21および23のコレクタが抵抗器7に接
続され、またトランジスタ22および24のコレクタが
抵抗器8に接続されているので、コレクタ部でそれぞれ
の差動対の出力電流の和が得られ、その出力をトランジ
スタ25および26、抵抗器33、ローパスフィルタ1
7で構成される全波清流回路により全波整流して出力す
る。
14に、同じ周波数を持ち、一定の位相差が与えられた
信号が入力され、入力端子13には直流電圧が入力され
る。この入力信号が、トランジスタ21および22、抵
抗器31および32で構成される差動対とに入力され、
トランジスタ21および23のコレクタが抵抗器7に接
続され、またトランジスタ22および24のコレクタが
抵抗器8に接続されているので、コレクタ部でそれぞれ
の差動対の出力電流の和が得られ、その出力をトランジ
スタ25および26、抵抗器33、ローパスフィルタ1
7で構成される全波清流回路により全波整流して出力す
る。
【0024】トランジスタ21,22,23,24のコ
レクタ電流をそれぞれIc1,Ic2,Ic3,Ic4とし、入
力端子12と入力端子13との間に印加される電圧をV
1 、定電流源34の電流値IEE、入力端子14と入力端
子13の間に印加される電圧をV2 、定電流源35の電
流値をIEE、抵抗器29ないし32の各抵抗値をREと
すると、
レクタ電流をそれぞれIc1,Ic2,Ic3,Ic4とし、入
力端子12と入力端子13との間に印加される電圧をV
1 、定電流源34の電流値IEE、入力端子14と入力端
子13の間に印加される電圧をV2 、定電流源35の電
流値をIEE、抵抗器29ないし32の各抵抗値をREと
すると、
【0025】
【0026】ここで、抵抗器7,8の抵抗値をRc とす
ると、
ると、
【0027】
【0028】ここで、入力をV1 =sin(ωt)、V
2 =sin{ω(t−T)}とし、V1 −V2 ,V2 −
V1 を求めると、 VO1′=V2 −V1 =2cos{(2ωt−ωT)/2}{−sin(ωT/ 2)} VO2′=V1 −V2 =2cos{(2ωt−ωT)/2}sin(ωT/2) となる。
2 =sin{ω(t−T)}とし、V1 −V2 ,V2 −
V1 を求めると、 VO1′=V2 −V1 =2cos{(2ωt−ωT)/2}{−sin(ωT/ 2)} VO2′=V1 −V2 =2cos{(2ωt−ωT)/2}sin(ωT/2) となる。
【0029】この2式によりVO1′,VO2′の振幅値は
2sin(ωt/2)で与えられる。VO1,VO2の振幅
もVO1′,VO2′の振幅に比例する。従って、周波数の
変動に応じて、VO1,VO2の振幅値も変動する。VO1,
VO2がトランジスタ25および26、抵抗器33、フィ
ルタ17からなる全波整流回路にて全波整流される事に
より、VO1,VO2の振幅に比例した出力電圧が、出力端
子16に得られる。この結果、周波数に応じて出力の電
圧が変わる周波数弁別の動作が得られる。
2sin(ωt/2)で与えられる。VO1,VO2の振幅
もVO1′,VO2′の振幅に比例する。従って、周波数の
変動に応じて、VO1,VO2の振幅値も変動する。VO1,
VO2がトランジスタ25および26、抵抗器33、フィ
ルタ17からなる全波整流回路にて全波整流される事に
より、VO1,VO2の振幅に比例した出力電圧が、出力端
子16に得られる。この結果、周波数に応じて出力の電
圧が変わる周波数弁別の動作が得られる。
【0030】この全波整流回路は充分なダイナミックレ
ンジを有しており、又、トランジスタ21および22で
構成される差動対と、トランジスタ23および24で構
成される差動対との入力ダイナミックレンジVIMは、
ンジを有しており、又、トランジスタ21および22で
構成される差動対と、トランジスタ23および24で構
成される差動対との入力ダイナミックレンジVIMは、
【0031】
【0032】で表され、このRE 又はIEEを大きくする
事により入力ダイナミックレンジを広げる事ができ、広
範囲なダイナミックレンジを得ることができる。
事により入力ダイナミックレンジを広げる事ができ、広
範囲なダイナミックレンジを得ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
つの差動対と全波整流回路とローパスフィルタとにより
周波数弁別回路を構成し、差動対のエミッタ抵抗値を大
きくする事により、広いダイナミックレンジを有する周
波数弁別回路を提供できる。
つの差動対と全波整流回路とローパスフィルタとにより
周波数弁別回路を構成し、差動対のエミッタ抵抗値を大
きくする事により、広いダイナミックレンジを有する周
波数弁別回路を提供できる。
【図1】本発明の実施例の回路図。
【図2】従来の周波数弁別回路の回路図。
1〜6,21〜26 トランジスタ 7〜10,29〜33 抵抗器 11,34,35 定電流源 12〜15 入力端子 17 ローパスフィルタ 18 正電源端子 19 負電源端子
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のトランジスタのベースは第1の入
力端子に接続され、該第1のトランジスタのエミッタは
第1の抵抗器を介し第1の定電流源の一端に接続され、
第2のトランジスタのエミッタは第2の抵抗器を介し前
記第1の定電流源の一端に接続され、該第1の定電流源
の他端は負電源端子に接続され、第2のトランジスタの
ベースは第2の入力端子と第3のトランジスタのベース
に接続され、該第3のトランジスタのエミッタは第3の
抵抗器を介し第2の定電流源の一端に接続され、第4の
トランジスタのエミッタは第4の抵抗器を介し前記第2
の定電流源の一端に接続され、該第2の定電流源の他端
は前記負電源端子に接続され、前記第4のトランジスタ
のベースは第3の入力端子に接続され、前記第1のトラ
ンジスタのコレクタは前記第3のトランジスタのコレク
タと第5のトランジスタのベースと第5の抵抗器を介し
正電源端子とに接続され、前記第2のトランジスタのコ
レクタは前記第4のトランジスタのコレクタと第6のト
ランジスタのベースと第6の抵抗器を介し前記正電源端
子とに接続され、前記第5のトランジスタのコレクタは
前記正電源端子に接続され、該第5のトランジスタのエ
ミッタは前記第6のトランジスタのエミッタとローパス
フィルタの入力側と第7の抵抗器を介し前記負電源端子
とに接続され、該第6のトランジスタのコレクタは前記
正電源端子に接続され、前記ローパスフィルタの出力側
は出力端子に接続された構成を有する事を特徴とする周
波数弁別回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18201892A JPH0629747A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 周波数弁別回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18201892A JPH0629747A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 周波数弁別回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629747A true JPH0629747A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16110903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18201892A Withdrawn JPH0629747A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 周波数弁別回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629747A (ja) |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP18201892A patent/JPH0629747A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |