JPH0629744A - 位相ロック・ループ用デジタル信号処理型基準周波数発生回路 - Google Patents

位相ロック・ループ用デジタル信号処理型基準周波数発生回路

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JPH0629744A
JPH0629744A JP3358557A JP35855791A JPH0629744A JP H0629744 A JPH0629744 A JP H0629744A JP 3358557 A JP3358557 A JP 3358557A JP 35855791 A JP35855791 A JP 35855791A JP H0629744 A JPH0629744 A JP H0629744A
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frequency
locked loop
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Toshio Hori
敏夫 堀
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INTAANIX KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位相ロック・ループを駆動する基準周波数発
生回路として、従来に比してより一層ハードウェア処理
による高速処理化が可能でかつコストの低減化に有効な
基準周波数発生回路の提供を目的とする。 【構成】 与えた周波数情報に応じた三角波を発生する
三角波発生器41と、この三角波たるデジタル信号を受
けて正弦波を発生する正弦波発生器42と、この正弦波
たるデジタル信号を受けてこれをアナログ信号に変換出
力するデジタル−アナログ変換器43とを備え、このデ
ジタル−アナログ変換器43の出力信号を低減通過フィ
ルタ44で処理した後に位相ロック・ループ50を駆動
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相ロック・ループの
基準入力信号を発生させるための基準周波数発生回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】位相ロック・ループ(PLL)を用いた
周波数シンセサイザは、高精度の固定基準周波数発生器
を使用し、その周波数確度のままでほぼ任意の周波数を
発生させる手段として、多くの分野で利用されている。
そして、高精度な基準周波数発生器として周囲温度,回
路負荷,電源電圧の広範囲な変動などに対して一定値を
保つことが要求されるような場合には、いわゆる水晶発
振回路にTTL−ICやCMOS−IC等を組み合わせ
たものが多く用いられている。しかしながら、このよう
な周波数シンセサイザは位相ロック・ループ内の分周器
を可変して希望出力周波数を得るようにしているため、
分周比によりループ・ゲインが変化しまたセトリング・
タイムが大きく変化する。また、速いセトリング・タイ
ムで安定性を得ることは難しいため、通常オーバー・ダ
ンピングで使用していた。さらに、このような組み合わ
せでは任意の周波数を自由に得ることは難しいため、通
常は極度に高いクロック源を用いる必要があった。
【0003】図5に位相ロック・ループを用いた周波数
シンセサイザの従来例を示す。すなわち、周知のように
位相ロック・ループは位相比較器(PC)1,ループ・
フィルタ(LOOP)2,増幅器(A)3,電圧制御発
振器(VCO)4等より構成されるが、この位相ロック
・ループを用いた周波数シンセサイザにおける電圧制御
発振器4の発振周波数fO は、下記の式のようになり、
分周回路5,6のそれぞれの分周比m,nにより、水晶
発振回路7からの単一の発振周波数frに基づいて種々
の発振周波数を得ることができる。
【0004】
【数1】
【0005】従来の位相ロック・ループを用いた周波数
シンセサイザでは、高速セトリングの要求がなかったた
め、分周回路6における分周比nと分周回路5における
分周比mの組み合わせで任意の周波数を発生させてい
る。しかし、位相ロック・ループの安定性およびセトリ
ング・タイムが位相ロック・ループ内の分周回路5の分
周比mによって変化するという問題もあった。
【0006】このため近年は、図5に示したような水晶
発振回路7である固定周波数源に代わって、安定な可変
周波数源を用いて周波数シンセサイザを実現する方法
が、例えば米国特許第4965533号や米国特許第5
028887号等によって提案されてきている。すなわ
ち、安定な可変周波数源としてのダイレクト・デジタル
・シンセサイザ(DDS)による基準周波数発生であ
り、このダイレクト・デジタル・シンセサイザによって
位相ロック・ループを駆動するようにした周波数シンセ
サイザ、いわゆるDDSドライブ型周波数シンセサイザ
の出現である。
【0007】図6にDDSドライブ型周波数シンセサイ
ザの従来例を示す。このDDSドライブ型周波数シンセ
サイザは、ダイレクト・デジタル・シンセサイザ10の
次段に、位相検波器11,ループ・フィルタ12,電圧
制御発振器(VOC)13およびこの電圧制御発振器1
3と位相検波器11間を接続する固定分周器14よりな
る位相ロック・ループが接続された構成とされている。
しかし、ダイレクト・デジタル・シンセサイザ10に要
求される周波数ステップが小数点分周動作になるため、
デジタル回路だけでは希望周波数が発生できなくなる。
【0008】図7は図6のダイレクト・デジタル・シン
セサイザ10をより詳細に示したブロック図であり、こ
れを図8に示したようにアキュームレータ(累算器)3
0aとレジスタ30bで構成された累算回路30を4ビ
ットにした簡略化モデルとして説明すれば次のようにな
る。すなわち、fCL=16MHZ クロックで使用した場
合、位相増分値Δθをバイナリデータとしてアキューム
レータ30に設定すると、基準周波数fR は、
【0009】
【数2】 で与えられる。
【0010】そこで、任意の周波数を得るためには、こ
の位相増分値Δθを可変させれよいことになる。これは
言わばアキュームレータ分周器とも言えるもので、図9
にその分周のメカニズムとその出力波形である鋸波を示
す。この図9から明らかなように、位相増分値Δθによ
って増分値/クロックが異なることがわかる。
【0011】従って、その位相増分値Δθを24°から
44°まで変化させた場合、図7に示すサインLUT
(ルック・アップ・テーブル)31の出力波形は、図1
0に示した階段状正弦波のデジタル値が得られる。そし
て、位相増分値Δθを22.5°として、発生波形を基
準にしたクロック・シフトの状態を示すのが図11であ
る。
【0012】このアキュームレータ分周器は、あくまで
も周期関数発生器として働き、そのアキュームレータ出
力である階段状鋸波のデジタル値をサインLUT31に
通過させて、正弦波のデジタル・データ値を読み出す。
【0013】次に、その正弦波のデジタル・データ値を
次段のD/Aコンバータ32に加えてアナログ波形に変
換し、かつアナログ変換された出力信号を次段の高次L
PF(高次低域通過フィルタ)33に与え、スムージン
グ(補間)を行うと共にクロック周波数成分を除去す
る。
【0014】この高次LPF33からの出力は、次段の
高域通過フィルタ(HPF)34に与えられ、先のD/
A変換時の量子化エラーおよびその他の誤差による帯域
内ジッタを除去する。
【0015】そして、この高域通過フィルタ34からの
出力信号は、再度デジタル信号に変換するために、次段
に接続されコンデンサCおよびアナログ・ボルテージ・
コンパレータ35aよりなる高ゲインのAC結合コンパ
レータ35に与えられ、このAC結合コンパレータ35
からの出力信号がダイレクト・デジタル・シンセサイザ
10の基準周波数出力fR となり、位相ロック・ループ
を駆動することとなる。
【0016】この場合、AC結合コンパレータ35のゲ
インが高いほどジッタを少なくでき、また整数分周N=
64とした場合の図7におけるA点,B点,C点,D点
(A点のMSB)の各出力波形は図12で示される波形
となる。さらに、小数点分周N=7.2とした場合は、
同様に図13で示される波形となり、スタート点と最終
点がシフトするのと同時に一周期毎に波形が異なってく
るのであるが、図14で示すように図8におけるMSB
ビット出力は5周期毎に同じシーケンスを描くので、周
期性は存在することがわかる。
【0017】従って、このままでは各周期毎に周波数が
異なってしまい、基準周波数fR としては使用できない
ので、これを補正するために一度サインLUT31、D
/Aコンバータ32を用いてアナログ信号に変換する。
そして、このアナログ信号は後続の高次LPF33によ
ってクロックが除去されると同時に位相連続性のある信
号とされ、さらにその信号を後続の高域通過フィルタ3
4を通してジッタを軽減した後に、再びデジタル信号へ
戻すためにAC結合コンパレータ35を通して周波数基
準信号を発生させる。このように動作する従来のDDS
ドライブ型周波数シンセサイザは小数点分周も可能であ
るため、任意の周波数を発生させることができることと
なる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示す
ようなダイレクト・デジタル・シンセサイザ10では、
サインLUTには220×10=10.4858Mビット
という膨大な容量のROMが必要になる等の問題もあ
る。
【0019】アキュームレータ分周の場合の周波数精度
とアキュームレータ30のビット幅の関係は、
【0020】
【数3】ビット数=INT〔0.5+Log 2 (1/周波
数精度)〕
【0021】で与えられるため、周波数精度を1ppm
(10-6)とすると、アキュームレータ30のビット幅
が20ビットとなる。
【0022】しかして、近い将来には限られたサンプリ
ング・パルスを用いて基準周波数をダイレクト・デジタ
ル・シンセサイザにて発生し、位相ロック・ループを高
安定で周波数切り換えるセットリング・タイムが1mS
以下を要求されるようなデジタル・セルラー電話、デジ
タル・コードレス電話あるいはデジタルPBXなどの普
及が予測される。
【0023】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、位相ロック・ループを駆動する基準周波
数発生回路として、従来に比してより一層ハードウェア
処理による高速処理化が可能でかつコストの低減化に有
効な位相ロック・ループ用デジタル信号処理型基準周波
数発生回路の提供を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明では、基準入力信号を受けると同時に自己
の発振出力波形との位相を比較し、その誤差を小さくす
る方向に発振出力周波数を変化させることにより、基準
入力信号周波数にロックまたは追従動作を行う位相ロッ
ク・ループの基準周波数発生回路において、与えた周波
数値の情報に応じて三角波たるデジタル信号を発生する
デジタル三角波発生器と、上記デジタル三角波発生器か
ら入力された三角波たるデジタル信号に基づいて、正弦
波たるデジタル信号を発生するデジタル正弦波発生器
と、上記デジタル正弦波発生器から入力された正弦波た
るデジタル信号に基づいて、これを階段状正弦波なるア
ナログ信号に変換するデジタル−アナログ変換器と、上
記デジタル−アナログ変換器から入力された階段状正弦
波なるアナログ信号を滑らかな基準周波数信号として処
理する低域通過フィルタとを備えて構成され、上記低域
通過フィルタから出力された滑らかな基準周波数信号に
基づいて位相ロック・ループの回路を駆動することを特
徴とする。また、デジタル三角波発生器はアキュームレ
ータとレジスタよりなる累算回路とエクスクルーシブ・
オア・ゲートとで構成したことを特徴とする。さらに、
デジタル正弦波発生器は入力値の3乗値を発生させる回
路とデジタル加算器とで構成し、または2組の掛算器と
3倍器とデジタル加算器とで構成したことを特徴とす
る。また、位相ロック・ループの基準周波数信号を入力
する入力端接続線上に高域通過フィルタを挿入したこ
と、または矩形波発生器を挿入したことを特徴とする。
【0025】
【作用】請求項1乃至4記載の発明によれば、周波数値
の情報として周波数設定値なるデジタル信号をデジタル
三角波発生器に入力すると、このデジタル三角波発生器
からデジタル三角波なる信号が出力され、次段のデジタ
ル正弦波発生器へ入力される。そして、このデジタル正
弦波発生器では正弦波近似のテーラー級数展開の関数を
実行して正弦波なるデジタル信号に変換されて出力さ
れ、次段のデジタル−アナログ変換器(D/AC)へ入
力され、このデジタル−アナログ変換器からは階段状正
弦波なるアナログ信号に変換されて出力され、次段の低
域通過フィルタへ入力される。次いで、この低域通過フ
ィルタでは入力されたアナログ信号としての階段状正弦
波を滑らかにし、この滑らかにされた基準周波数信号で
位相ロック・ループを駆動することとなる。
【0026】また、請求項5記載の発明によれば、位相
ロック・ループの基準入力信号を入力する入力端接続線
上に挿入された高域通過フィルタにより、ビート・ノイ
ズが除去される。
【0027】さらに、請求項6記載の発明によれば、位
相ロック・ループの基準入力信号を入力する入力端接続
線上に挿入されたアナログ・コンパレータである矩形波
発生器により、滑らかにされた正弦波を矩形波に変換し
さらにジッタ・ノイズが除去される。
【0028】
【実施例】次に、本発明の好ましい一実施例を添付図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る基準周波数発
生回路およびこれに接続される位相ロック・ループの概
略構成を示すブロック図であり、同図に示す基準周波数
発生回路40の構成は動作説明と共に詳述する。
【0029】まず、周波数値の情報として周波数設定値
なるデジタル信号がデジタル三角波発生器41に入力さ
れると、その出力端には三角波たるデジタル信号vi
出力される。この三角波たるデジタル信号vi が次段の
デジタル正弦波発生器42に入力されると、デジタル演
算によって正弦波近似のテーラー級数展開関数を実行し
て、その出力端には正弦波たるデジタル信号vo が出力
される。次いで、この正弦波たるデジタル信号vo が次
段のデジタル−アナログ変換器43に入力されると、そ
の出力端には階段状正弦波なるアナログ信号vK が出力
され、この階段状正弦波なるアナログ信号vK が次段の
低域通過フィルタ44に入力されると、その出力端には
滑らかにされたアナログ信号が基準周波数発生回路40
から基準周波数となる出力信号fR として出力される。
【0030】このようにして得られた基準周波数が、位
相ロック・ループ50の位相検波器51に入力されて位
相ロック・ループ50を駆動することとなる。尚、位相
ロック・ループ50におけるループ・フィルタ52,V
CO53,分周器54等は、上述した従来のものと同様
の動作を行うものであるためその説明は省略をする。
【0031】そして、この実施例におけるデジタル三角
波発生器41としては、図2aに示したように、アキュ
ームレータ41aおよびレジスタ41bよりなる累算回
路の出力のMSBビットが立った時、すなわち「H」に
なった時に(MSB−1)〜(LSB)の下位ビットを
エクスクルーシブ・オア(EX−OR)ゲートのアレー
41cで反転させて、三角波を発生させるように構成し
た回路を用いることができる。
【0032】あるいは、同じくデジタル三角波発生器4
1は、図2bに示したように、アキュームレータ41a
およびレジスタ41bよりなる累算回路のキャリー・イ
ン(c1 )とその前段にエクスクルーシブ・オア(EX
−OR)ゲートのアレー41cを挿入し、下位ビットを
反転させて三角波を発生させるように構成した回路を用
いてもよい。
【0033】また、デジタル正弦波発生器42として
は、図3aに示したように、−X3 /3の関数発生器4
2bと入力信号をデジタル加算器42aで引き算するよ
うに構成することにより、正弦波近似のテーラー級数展
開関数を実現するデジタル信号処理回路を用いてもよ
い。あるいは、同じくデジタル正弦波発生器42として
は、図3bに示したように、掛算器42d,42eの2
個を用いて3乗関数を実現し、入力信号Xの3倍器42
cの出力から3乗関数出力X3 をデジタル加算器42a
で足し合わせるように構成することにより、正弦波近似
のテーラー級数展開関数を実現するデジタル信号処理回
路を用いてもよい。
【0034】次に、本発明の第2の実施例および第3の
実施例を図4に基づいて説明する。すなわち、デジタル
−アナログ変換器43の振幅誤差やセットリング・タイ
ム等が原因で低い周波数領域にビートが生じる場合があ
るが、このようなビートを除去する目的で、図4に示し
たように、基準周波数発生回路40と位相ロック・ルー
プ50を結線する接続線上に高域通過フィルタ60を挿
入して構成すれば、上記したようなビート・ノイズの除
去を行うことができる。また、同様に量子化誤差や熱ノ
イズなどによる振幅変調ノイズを除去する目的で、図4
に示したように、基準周波数発生回路40と位相ロック
・ループ50を結線する接続線上に矩形波発生器(アナ
ログ・コンパレータ)70を挿入して構成すれば、さら
に上記したようなジッタ・ノイズを除去することができ
る。
【0035】
【発明の効果】上述したように、本発明による位相ロッ
ク・ループ用デジタル信号処理型基準周波数発生回路
は、与えられた基準周波数をもとにデジタル三角波発生
器で三角波を発生させ、これをデジタル正弦波発生器で
正弦波に変換し、かつデジタル−アナログ変換器で階段
状正弦波なるアナログ信号に変換して基準周波数を発生
し、低域通過フィルタを経由させて位相ロック・ループ
を駆動するようにしたため、従来のように例えば220×
10=10.4858Mビットという膨大な容量のサイ
ンLUTのROMを必要としない。また、請求項5記載
の発明によれば、特に低域通過フィルタの後段側に接続
された高域通過フィルタによりビート・ノイズの除去を
行うことができる。さらに請求項6記載の発明によれば
特に低域通過フィルタの後段側に接続されたアナログ・
コンパレータである矩形波発生器によりさらなるジッタ
・ノイズの除去を行うことができる。よって、本発明は
発生周期に限られたサンプリング・パルスを用いて基準
周波数をダイレクト・デジタル・シンセサイザにて発生
し、位相ロック・ループを高安定で周波数切り換えるセ
ットリング・タイムが1mS以下を要求されるようなデ
ジタル・セルラー電話、デジタル・コードレス電話、デ
ジタルPBX用途等に特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基準周波数発生回路およびこれに
接続される位相ロック・ループの概略構成を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明に係る基準周波数発生回路のデジタル三
角波発生器における回路図。
【図3】本発明に係る基準周波数発生回路のデジタル正
弦波発生器における回路図。
【図4】本発明の第2の実施例および第3の実施例を示
すブロック図。
【図5】従来の位相ロック・ループを用いた周波数シン
セサイザを示すブロック図。
【図6】従来のDDSドライブ型周波数シンセサイザを
示すブロック図。
【図7】図6におけるDDSを示すブロック図。
【図8】図7のアキュームレータ部分を4ビットに簡略
化した説明図。
【図9】アキュームレータ分周のメカニズムを示す図。
【図10】図6におけるDDSのクロックを基準にした
発生波形を示す図。
【図11】発生波形を基準にしたクロック・シフトを示
す図。
【図12】整数分周の場合の波形図。
【図13】小数点分周の場合の波形図。
【図14】小数点分周の場合のMSB出力波形図。
【符号の説明】
40 基準周波数発生回路 41 デジタル三角波発生器 42 デジタル正弦波発生器 43 デジタル−アナログ変換器 44 低域通過フィルタ 50 位相ロック・ループ 60 高域通過フィルタ 70 矩形波発生器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準入力信号を受けると同時に自己の発
    振出力波形との位相を比較し、その誤差を小さくする方
    向に発振出力周波数を変化させることにより、基準入力
    信号周波数にロックまたは追従動作を行う位相ロック・
    ループの基準周波数発生回路において、 与えた周波数値の情報に応じて三角波たるデジタル信号
    を発生するデジタル三角波発生器と、 上記デジタル三角波発生器から入力された三角波たるデ
    ジタル信号に基づいて、正弦波たるデジタル信号を発生
    するデジタル正弦波発生器と、 上記デジタル正弦波発生器から入力された正弦波たるデ
    ジタル信号に基づいて、これを階段状正弦波なるアナロ
    グ信号に変換するデジタル−アナログ変換器と、 上記デジタル−アナログ変換器から入力された階段状正
    弦波なるアナログ信号を滑らかな基準周波数信号として
    処理する低域通過フィルタとを備えて構成され、 上記低域通過フィルタから出力された滑らかな基準周波
    数信号に基づいて位相ロック・ループの回路を駆動する
    ことを特徴とする位相ロック・ループ用デジタル信号処
    理型基準周波数発生回路。
  2. 【請求項2】 デジタル三角波発生器は、アキュームレ
    ータとレジスタよりなる累算回路とエクスクルーシブ・
    オア・ゲートとで構成したことを特徴とする請求項1記
    載の位相ロック・ループ用デジタル信号処理型基準周波
    数発生回路。
  3. 【請求項3】 デジタル正弦波発生器は、入力値の3乗
    値を発生させる回路とデジタル加算器とで構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の位相ロック・ループ用デジ
    タル信号処理型基準周波数発生回路。
  4. 【請求項4】 デジタル正弦波発生器は、2組の掛算器
    と3倍器とデジタル加算器とで構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の位相ロック・ループ用デジタル信号処
    理型基準周波数発生回路。
  5. 【請求項5】 位相ロック・ループの基準周波数信号を
    入力する入力端接続線上に、高域通過フィルタを挿入し
    たことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の位
    相ロック・ループ用デジタル信号処理型基準周波数発生
    回路。
  6. 【請求項6】 位相ロック・ループの基準周波数信号を
    入力する入力端接続線上にアナログ・コンパレータであ
    る矩形波発生器を挿入したことを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載の位相ロック・ループ用デジタ
    ル信号処理型基準周波数発生回路。
JP3358557A 1991-12-28 1991-12-28 位相ロック・ループ用デジタル信号処理型基準周波数発生回路 Pending JPH0629744A (ja)

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