JP3404999B2 - デジタルpll回路 - Google Patents

デジタルpll回路

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JP3404999B2
JP3404999B2 JP17118395A JP17118395A JP3404999B2 JP 3404999 B2 JP3404999 B2 JP 3404999B2 JP 17118395 A JP17118395 A JP 17118395A JP 17118395 A JP17118395 A JP 17118395A JP 3404999 B2 JP3404999 B2 JP 3404999B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する分野】この発明は、2重ループのデジタ
ルPLL回路に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、入力信号のn倍の周波数で且
つ該入力信号に位相ロックした出力信号を得る手段とし
て、出力信号を分周手段でn分周して得られるn分周信
号と入力信号とを位相比較手段で位相比較し、上記出力
信号を生成する発振手段の発振位相を上記位相比較手段
の比較出力として得られる位相差信号で帰還制御するよ
うにしたPLL回路が知られている。そして、アナログ
位相比較器による比較出力で電圧制御型発振器(VC
O)の発振周波数を制御するようにしたアナログPLL
回路や原理的にアナログPLL回路の一部あるいは全部
をデジタル回路で構成したデジタルPLL回路が実用化
されている。 【0003】例えば、HDTV方式のビデオ信号を処理
するデジタルビデオ信号処理回路では、入力ビデオ信号
の水平同期パルスから、入力水平同期パルスのn倍の周
波数のクロックを形成するのに、PLL回路が用いられ
る。 【0004】図13は、このように水平同期パルスのn
倍のクロックを形成する従来のデジタルPLL回路の一
例を示すものである。図13において、入力端子51に
例えばHDTV方式のビデオ信号の水平同期パルスfH
が供給される。なお、HDTV方式のビデオ信号の水平
同期パルスfH は、正負対称の3値パルスである。この
水平同期パルスfH は入力端子51からA/Dコンバー
タ52に供給される。A/Dコンバータ52には、マス
タクロックMCKが供給される。A/Dコンバータ52
で入力された水平同期パルスfH がデジタル化される。 【0005】A/Dコンバータ52の出力がデジタル位
相比較器53に供給される。デジタル位相比較器53に
は、アナログVCO54の出力がn分周器55を介して
供給される。デジタル位相比較器53は、例えばA/D
コンバータ52からのデジタル水平同期パルスfH を、
n分周器55からパルスが出力されるタイミングでサン
プリングするサンプリング回路から構成される。HDT
V方式のビデオ信号の水平同期パルスfH は正負対称の
3値パルスなので、これにより、n分周器55の出力パ
ルスの位相と、入力水平同期パルスの位相との位相比較
データが形成される。 【0006】つまり、デジタル位相比較器53は、例え
ば図14に示すように、フリップフロップ61から構成
される。フリップフロップ61のデータ入力端子にはA
/Dコンバータ52の出力が供給される。フリップフロ
ップ61のイネーブル端子にはn分周器55の出力が供
給される。フリップフロップ61のクロック入力端子に
はマスタクロックMCKが供給される。フリップフロッ
プ61の出力がインバータ62を介して出力される。 【0007】入力端子51には3値パルスの水平同期パ
ルスfH が供給され、デジタル位相比較器53の一方の
入力端には、図15Aに示すようなデジタル水平同期パ
ルスが供給される。一方、アナログVCO54からは図
15Cに示すようなクロックが出力され、n分周器55
からは、図15Bに示すように、1/nのクロックが出
力される。このn分周器55の出力の例えば立ち上がり
で、デジタル水平同期パルスがサンプリングされる。水
平同期パルスfH は正負対称の3値パルスなので、これ
により、図15Dに示すように、n分周器55の出力パ
ルスの位相と入力水平同期パルスの位相との位相比較デ
ータが形成される。 【0008】図13において、デジタル位相比較器53
の出力がデジタルループフィルタ56を介してD/Aコ
ンバータ57に供給される。デジタルループフィルタ5
6及びD/Aコンバータ57にはマスタクロックMCK
が供給される。D/Aコンバータ57で、位相誤差デー
タがアナログ信号電圧に変換される。このD/Aコンバ
ータ57の出力がアナログVCO54に供給され、D/
Aコンバータ57の出力に応じてアナログVCO54の
発振周波数が制御される。 【0009】アナログVCO54の出力は、出力端子5
9から出力されるとともに、n分周器55を介してデジ
タル位相比較器53に供給される。これにより、位相ロ
ックループが形成され、出力端子59からは、入力水平
同期パルスfH のn倍のクロック信号nfH が得られ
る。 【0010】ところが、上述の従来のPLL回路では、
アナログVCO54が用いられているため、安定性が良
くない。そこで、図16に示すように、アナログVCO
54の代わりにデジタルVCO74を用いた構成とし、
デジタルループフィルタ56の出力データでデジタルV
CO74の発振周波数を制御する構成とすることが考え
られる。つまり、デジタルループフィルタ56の出力が
デジタルVCO74に供給される。デジタルVCO74
の出力がD/Aコンバータ75に供給される。D/Aコ
ンバータ75の出力が逓倍回路76を介して出力端子7
7から取り出されるとともに、n分周器55を介してデ
ジタル位相比較器53に供給される。 【0011】デジタルVCO74は、例えば、図17に
示すように構成できる。図17において、入力端子81
には、誤差データDe が供給される。入力端子82に
は、搬送波データDf が供給される。加算器82で、誤
差データDe と搬送波データDf とが加算される。加算
器82の出力が加算器83に供給される。加算器83の
出力がモジュロ演算回路84に供給される。モジュロ演
算回路84の出力がラッチ85に供給される。ラッチ8
5には、固定のクロックACKが供給される。ラッチ8
5の出力が加算器83に供給されるとともに、ROM8
6のアドレスに供給される。ROM86には、波形デー
タが蓄えられる。ROM86の出力が出力端子88から
取り出される。 【0012】加算器83とラッチ85とにより累積回路
が構成され、この累積回路で、固定クロックACKによ
り、ROM86のアドレスが歩進される。ROM86の
値がいくつづつ歩進されるかは、加算器82の出力デー
タに応じて設定される。モジュロ演算回路84にはRO
M86のアドレス数に対応しており、アドレスが所定数
まで歩進されると、モジュロ演算回路84によりアドレ
スが開始位置に戻される。入力端子81に与えられる誤
差データDe が大きくなると、アドレスの歩進する数が
大きくなり、アドレスが速く進められるので、発振周波
数が上昇する。誤差データDe が小さくなると、アドレ
スの歩進する数が小さくなり、アドレスが遅く進められ
るので、発振周波数が下がる。 【0013】なお、ROMに対するアドレス発生器は、
モジュロ2をとるとすると、ROMを用いずに、このア
ドレス発生器の出力をそのまま出力したり、MSBのみ
を出力したりすることで、所定の波形を得ることができ
る。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】ところで、アナログP
LL回路では、サンプリング定理により、帰還ループの
帯域周波数が、出力信号を分周手段で分周したn分周信
号が位相比較手段で位相比較される基準入力信号の周波
数より低い周波数にならざるを得ず、この帰還ループの
帯域周波数よりも高い周波数成分のノイズは抑圧できな
いので、ノイズの影響を受け易いという問題点がある。 【0015】また、上述の如き構成のデジタルPLL回
路では、D/Aコンバータ57,75として、多ビット
のD/Aコンバータを必要とするので、回路構成が複雑
で高価にならざるを得ないという問題点がある。さら
に、デジタルVCO74を動作させるために、固定のク
ロックACKが必要である。このため、図16に示すよ
うに、VCOとしてデジタルVCO74を用いると、マ
スタクロックMCKで動く回路部分91と、固定のクロ
ックACKで動く回路部分91が生じてしまう。このよ
うに、互いに無関係な固定クロックで動く回路部分が生
じると、集積回路化が難しくなる。 【0016】そこで、この発明に目的は、構成が簡単
で、互いに無関係な複数の固定クロックを必要とせず、
しかも、動作が安定なデジタルPLL回路を提供するこ
とにある。 【0017】 【課題を解決するための手段】本発明に係るデジタルP
LL回路は、入力信号の位相とアナログ可変周波数信号
発生手段の出力信号の位相をデジタル位相比較手段で位
相比較し、この比較出力でノイズシェーパを介してデジ
タル可変周波数信号発生手段を制御する第1のループ
と、上記デジタル可変周波数信号発生手段の出力信号の
位相とリファレンス信号の位相とをアナログ位相比較手
段で位相比較し、この比較出力に応じてアナログ可変周
波数信号発生手段を制御し、上記アナログ可変周波数信
号発生手段の出力を上記デジタル可変周波数信号発生手
段のクロックに入力する第2のループとを備え、上記デ
ジタル位相比較手段の比較出力で上記デジタル可変周波
数信号発生手段をノイズシェーパを介して制御し、上記
デジタル可変周波数信号発生手段の出力信号の位相とリ
ファレンス信号の位相とを上記アナログ位相比較手段に
より位相比較するようにしたことを特徴とするデジタル
PLL回路。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。 【0019】本発明に係るデジタルPLL回路は、例え
ば図1に示すように構成される。この図1に示したデジ
タルPLL回路は、基準信号入力端子1に供給される基
準入力信号S(fref )の周波数fref のn倍の周波数
fck=n・fref の出力クロックCK(fck)をアナロ
グVCO9により形成して出力端子11から出力するも
のであって、上記基準信号入力端子Tin1 から基準入力
信号S(fref )が供給されるとともに上記アナログV
CO10により形成された出力クロックCK(fck)が
帰還カウンタ2を介して供給されるデジタル位相比較器
3と、上記基準入力信号S(fref )の周波数fref よ
りも十分に高い周波数fp_ref 》frefの基準パイロッ
ト信号S(fp_ref )が基準パイロット信号入力端子2
から供給されるとともに上記アナログVCO10により
形成された出力クロックCK(fck)が可変分周器7を
介して供給されるアナログ位相比較器7を備える。そし
て、上記アナログ位相比較器8の比較出力がアナログル
ープフィルタ9を介して制御信号として上記アナログV
CO10に供給されることにより、該アナログVCO1
0の発振周波数を帰還制御するようにした内ループ(ア
ナログVCO10→可変分周器7→アナログ位相比較器
8→アナログループフィルタ9→アナログVCO10)
を構成するとともに、上記デジタル位相比較器4の比較
出力が、デジタルループフィルタ5を介してノイズシェ
ーパ6に供給され、このノイズシェーパ6から分周制御
データとして上記可変分周器7に供給されることによ
り、上記アナログVCO10の発振周波数を帰還制御す
るようにした外ループ(アナログVCO10→帰還カウ
ンタ3→デジタル位相比較器4→デジタルループフィル
タ5→ノイズシェーパ6→可変分周器7→アナログ位相
比較器8→アナログループフィルタ9→アナログVCO
10)を構成してなる。また、このデジタルPLL回路
における帰還カウンタ3,デジタル位相比較器4,デジ
タルループフィルタ5,ノイズシェーパ6及び可変分周
器7は、単一クロックで動作するデジタル処理ブロック
20を構成している。 【0020】上記帰還カウンタ3は、上記アナログVC
O10により形成された出力クロックCK(fck)を1
/nに分周するもので、上記出力クロックCK(fck)
のn分周データを上記デジタル位相比較器4に供給す
る。この実施例のデジタルPLL回路において、上記帰
還カウンタ3は、例えばn=64とし、上記出力クロッ
クCK(fck)を64分周して、6ビット幅の64分周
データを上記デジタル位相比較器4に供給するものとす
る。 【0021】また、上記デジタル位相比較器4は、基準
入力信号S(fref )の位相と上記帰還カウンタ3を介
して供給される上記出力クロックCKout の位相とを位
相比較するものであって、その比較出力として位相エラ
ーデータを上記デジタルループフィルタ5を介してノイ
ズシェーパ6に供給する。 【0022】上記デジタル位相比較器4は、例えば図2
に示すように、基準入力信号S(fref )の立ち上がり
エッジを検出するエッジ検出器41と、上記帰還カウン
タ3による上記出力クロックCKout のn分周データか
らランプ波形状の位相エラーデータを発生する位相エラ
ー発生器42と、この位相エラー発生器42により発生
された位相エラーデータを上記エッジ検出器41による
エッジ検出のタイミングでラッチする位相エラーラッチ
回路43により構成される。この図2に示した構成のデ
ジタル位相比較器4において、上記エッジ検出器41
は、基準入力信号S(fref )の立ち上がりエッジを検
出したら、1クロック幅の検出パルスを上記位相エラー
ラッチ回路43に供給する。また、上記位相エラー発生
器42は、上記帰還カウンタ3においてn=64として
上記出力クロックCKout を64分周した6ビット幅の
64分周データについて、上記64分周データが0のと
きに16(エラーとしては±0)を中心に0〜31(エ
ラーとしては+15〜−16)の間で−1の勾配を持つ
5ビットの位相エラーデータに変換する。そして、上記
位相エラーラッチ回路43は、上記エッジ検出器41か
ら供給される立ち上がりエッジの検出パルスのタイミン
グで、上記5ビットの位相エラーデータをラッチして、
そのまま5ビット幅で出力する。この図2に示した構成
のデジタル位相比較器4では、上記位相エラーラッチ回
路43によるラッチ出力として、出力クロックCKout
単位の分解能の位相エラーデータを得ることができる。 【0023】ここで、上記デジタル位相比較器4は、例
えば図3に示すように、ランプ波形状の基準入力信号S
(fref )をデジタル化するA/D変換器44と、上記
帰還カウンタ3によるn分周データをデコードするデコ
ード回路45と、上記A/D変換器44によるデジタル
出力として得られる位相エラーデータを上記デコード回
路45によるデコード出力のタイミングでラッチする位
相エラーラッチ回路46により構成しても良い。この図
3に示した構成のデジタル位相比較器4では、上記位相
エラーラッチ回路46によるラッチ出力として、出力ク
ロックCKout以下の分解能の位相エラーデータを得る
ことができる。 【0024】そして、上記デジタル位相比較器4の比較
出力すなわち位相エラーデータは、デジタルループフィ
ルタ5を介してノイズシェーパ6に供給され、このノイ
ズシェーパ6から分周制御データとして上記可変分周器
7に供給されるようになっている。 【0025】また、上記デジタルループフィルタ5は、
上記デジタル位相比較器4による比較出力として得られ
た位相エラーデータを用いて上記アナログVCO10の
発振周波数を帰還制御する外ループの所望の帯域fLoop
<fref を得るためのゲインを持つ比例特性と基準入力
信号S(fref )の周波数に拘わらず残留位相エラーを
無くすための積分特性を付加したが用いられる。ここで
は、説明を簡略化するためにスルーとする。 【0026】また、上記ノイズシェーパ6は、上記デジ
タル位相比較器4からデジタルループフィルタ5を介し
て供給される位相エラーデータについて、本来平坦な量
子化雑音スペクトルを高域上がりスペクトルに変える処
理を行うものであって、1次ノイズシェーパや2次ノイ
ズシェーパが用いられる。 【0027】ここで、1次ノイズシェーパを用いたノイ
ズシェーパ6は、その一般形を図4に示すように、上記
デジタルループフィルタ5から位相エラーデータが供給
される第1の加算器61と、この第1の加算器61の加
算出力が供給される量子化器63及び第2の加算器64
と、上記量子化器63の出力が供給される(−1)乗算
器65と、上記第2の加算器64の加算出力が供給され
るレジスタ66とを備え、上記量子化器63の出力が上
記(−1)乗算器65を介して上記第2の加算器62に
供給され、この第2の加算器62の加算出力が上記可変
分周器7からのイネーブル信号のタイミングで上記レジ
スタ66によりラッチされて上記第1の加算器61に供
給されるようになっている。 【0028】このような構成の1次ノイズシェーパを用
いたノイズシェーパ6は、上記量子化器63から+6d
B/octの周波数特性のノイズスペクトラムを持つ出
力を分周制御データとして上記可変分周器7に供給する
ことになる。 【0029】なお、上記第1の加算器61の加算出力を
z+1ビットとし、このz+1ビットの加算出力につい
て、上記量子化器63もによりLSB側の下位zビット
を捨ててMSB側の1ビットを出力するものとすれば、
1次ノイズシェーパを用いたノイズシェーパ6は、上記
量子化器63、−1乗算器64及び第2の加算器65を
省略して、図5に示すように、加算器61と、この加算
器61の加算出力を上記可変分周器7から供給されるイ
ネーブル信号によってラッチして該加算器61に供給す
るレジスタ66により構成することができる。 【0030】さらに、2次ノイズシェーパを用いたノイ
ズシェーパ6は、その一般形を図6に示すように、上記
デジタルループフィルタ5から位相エラーデータが供給
される第1の加算器61と、この第1の加算器61の加
算出力が供給される第2の加算器62と、この第2の加
算器62の加算出力が供給される第3の加算器62及び
量子化器63および第3の加算器64と、上記量子化器
63の出力が供給される第1の(−1)乗算器65と、
上記第2の加算器64の加算出力が供給される第1のレ
ジスタ66と、この第1のレジスタ66の出力が供給さ
れる(2)乗算器67及び第2のレジスタ68と、この
第2のレジスタ68の出力が供給される第2の(−1)
乗算器69とを備え、上記量子化器63の出力が上記第
1の(−1)乗算器65を介して上記第3の加算器64
に供給され、この第3の加算器63の加算出力が上記可
変分周器7からのイネーブル信号のタイミングで上記第
1のレジスタ66によりラッチされて上記(2)乗算器
67を介して上記第2の加算器62に供給されるととも
に、上記第1のレジスタ66のラッチ出力すなわち上記
第3の加算器63の加算出力が上記可変分周器7からの
イネーブル信号のタイミングで上記レジスタ68により
ラッチされて上記第2の(−1)乗算器69を介して上
記第1の加算器61に供給されるようになっている。 【0031】このような構成の2次ノイズシェーパを用
いたノイズシェーパ6は、上記量子化器63から+12
dB/octの周波数特性のノイズスペクトラムを持つ
出力を分周制御データとして上記可変分周器7に供給す
ることになる。 【0032】なお、上記第2の加算器62の加算出力を
z+2ビットとし、このz+2ビットの加算出力につい
て、上記量子化器63によりLSB側の下位zビットを
捨ててMSB側の2ビットを出力するものとすれば、2
次ノイズシェーパを用いたノイズシェーパ6は、上記量
子化器63及び第1の(−1)乗算器64及び第3の加
算器65を省略して、図7に示すように、第1及び第2
の加算器61,62と、この加算器62の加算出力を上
記可変分周器7から供給されるイネーブル信号によって
ラッチして(2)乗算器67を介して上記第2の加算器
62に供給する第1のレジスタ66と、この第1のレジ
スタ66のラッチ出力を(−1)乗算器69を介して上
記第1の加算器61に供給する第2のレジスタ68によ
り構成することができる。 【0033】また、上記可変分周器7は、上記ノイズシ
ェーパ6から供給される分周制御データに応じた分周比
で上記アナログVCO10からの出力クロックCK(f
ck)を分周するものであって、その分周出力を帰還パイ
ロット信号S(fp_var )として上記アナログ位相比較
器8に供給する。 【0034】この可変分周器7は、例えば図8に示すよ
うに構成される。この図8に示した可変分周器7は、上
記ノイズシェーパ6から分周制御データが供給されるロ
ード値生成回路71と、上記アナログVCO10からの
出力クロックCK(fck)をカウントするカウンタ72
と、このカウンタ72の出力が供給されるデコーダ73
を備え、上記ロード値生成回路71により上記分周制御
データに応じて生成されたロード値が上記デコーダ73
によるコード出力のタイミングでロードされることによ
り、上記デコーダ73によるデコード出力として、上記
ノイズシェーパ6から供給される分周制御データに応じ
た分周比で上記アナログVCO10からの出力クロック
CK(fck)を分周した帰還パイロット信号S(fp_va
r )を上記アナログ位相比較器8に供給する。 【0035】また、上記アナログ位相比較器8は、上記
基準パイロット信号入力端子2から供給される基準パイ
ロット信号S(fp_ref )と上記可変分周器7から供給
される帰還パイロット信号S(fp_var )とを位相比較
するもので、その比較出力として、上記基準パイロット
信号S(fp_ref )に対して帰還パイロット信号S(f
p_var )の位相が遅れている場合には正の位相エラー信
号を上記アナログループフィルタ9を介して制御信号と
して上記アナログVCO10に供給し、また、上記基準
パイロット信号S(fp_ref )に対して帰還パイロット
信号S(fp_var )の位相が進んでいる場合には負の位
相エラー信号を上記アナログループフィルタ9を介して
制御信号として上記アナログVCO10に供給するよう
になっている。 【0036】また、上記アナログループフィルタ9は、
上記アナログ位相比較器8の比較出力を制御信号として
上記アナログVCO10の発振位相を帰還制御する内ル
ープで負帰還がかかるように正のゲインを持ち、所望の
帯域fp_Loop<fp_ref を得るための周波数特性を有す
るフィルタからなる。 【0037】さらに、上記アナログVCO10は、上記
アナログループフィルタ9を介して制御信号として供給
される上記アナログ位相比較器8の比較出力すなわち位
相エラーが高いほど、出力クロックCK(fck)の周波
数fckが高くなる特性を有する電圧制御型発振器からな
る。 【0038】このような構成のデジタルPLL回路にお
いて、上述の図5に示した1次ノイズシェーパを用いた
ノイズシェーパ6から1ビットの分周制御データKを上
記可変分周器7に供給して分周比を制御する場合には、
例えば、z=5ビットとして加算器61によるz+1=
6ビットの加算出力のLSB側5ビットを上記可変分周
器7から供給される1ビット幅のイネーブル信号のタイ
ミングでレジスタ66によりラッチするようにする。そ
して、分周制御データK=0のときに上記ロード値生成
回路71からロード値L=1を上記カウンタ72にロー
ドすることによって、上記可変分周器7を3分周器とし
て機能させ、また、分周制御データK=1のときに、上
記ロード値生成回路71からロード値L=0を上記カウ
ンタ72にロードすることによって、上記可変分周器7
を4分周器として機能させるようにする。 【0039】すなわち、上記デジタル位相比較器4から
デジタルループフィルタ5を介して供給される位相エラ
ーデータが「0」のときに、上記ノイズシェーパ6から
出力される分周制御データKの時系列は、K=0000
0000000000000000000000000
00を繰り返すことになり、「1」の出現率が「0/3
2」で平均値が「0/32」となる。また、上記位相エ
ラーデータが「1」のときの分周制御データKの時系列
は、K=000000000000000000000
0000000001を繰り返すことになり、「1」の
出現率が「1/32」で平均値が「1/32」となる。
さらに、上記位相エラーデータが「2」のときの分周制
御データKの時系列は、K=000000000000
0001000000000000001を繰り返すこ
とになり、「1」の出現率が「2/32」で平均値が
「2/32」となる。以下同様に、上記位相エラーデー
タが「n」のときの分周制御データKの時系列は「1」
の出現率が「(n−1)/32」で平均値が「(n−
1)/32」となる。これにより、上記可変分周器7の
分周比は、「4」の出現率が「(n−1)/32」であ
って平均分周比が「3+(n−1)/32」となり、上
記位相エラーデータが正方向に大きくなるにしたがっ
て、帰還パイロット信号S(fp_var )の間隔クロック
数の平均値すなわち平均分周比は小さくなる。 【0040】このように上記可変分周器7の分周比が可
変制御されることによって、上記アナログVCO10の
発振周波数すなわち出力クロックCK(fck)の周波数
fckは、上記アナログ位相比較器8の比較出力を制御信
号として上記アナログVCO10の発振周波数を帰還制
御する内ループが定常状態に達した後は、位相エラーデ
ータの値nと基準パイロット信号S(fp_ref )の周波
数fp_ref とで意義的に決まる周波数fck={3+(n
−1)/32}×fp_ref に落ちつくことになる。 【0041】すなわち、このデジタルPLL回路は、上
記ノイズシェーパ6からアナログVCO10までが上記
デジタル位相比較器4からデジタルループフィルタ5を
介して供給される位相エラーデータで発振周波数が制御
されるVCOとしてして機能し、このVCOと上記帰還
カウンタ3とデジタル位相比較器4とデジタルループフ
ィルタ5により外ループのPLLを構成した構成した2
重ループのデジタルPLL回路として機能する。そし
て、この2重ループのデジタルPLL回路では、外ルー
プのノイズシェーパ6により位相エラーデータに対して
本来平坦な量子化雑音スペクトルを高域上がりスペクト
ルに変える処理を行い、さらに、内ループのアナログル
ープフィルタ9で高域を抑圧することにより、上記アナ
ログVCO10の発振出力すなわち出力クロックCK
(fck)に生じる位相ジッタを少なくすることができ
る。すなわち、可変分周器7により得られる帰還パイロ
ット信号S(fp_var )の1波1波はfckクロック単位
のジッタを持つが、上記ノイズシェーパ6によって長期
的に所定の周波数となるように変調しているので結果的
に低域では高分解能の周波数を表現しており、また、高
域の位相ジッタをアナログループフィルタ9で抑圧して
少なくすることができる。 【0042】ここで、1次ノイズシェーパを用いたノイ
ズシェーパ6から1ビットの分周制御データKを上記可
変分周器7に供給して分周比を3分周〜4分周に制御す
るようにした2重ループのデジタルPLL回路におい
て、帰還カウンタ3の位相が遅れていた場合の動作を図
9のタイミングチャートに示す。また、上記2重ループ
のデジタルPLL回路において、ノイズシェーパ6の入
力データをz=6ビットとし、アナログループフィルタ
3の特性をパイロット周波数fp_var =fp_refの約1
/16のカットオフ周波数を持つ低域通過特性とし、固
定データ「1」を上記ノイズシェーパ6に入力した場
合、すなわち、出力クロックCK(fck)の周波数fck
は基準パイロット信号S(fp_ref )の周波数fp_ref
を(3+1/64)逓倍している場合について、アナロ
グVCO10により得られる出力クロックCK(fck)
の位相ジッタのシュミレーション結果を図10に示す。 【0043】また、上述の図6に示した2次ノイズシェ
ーパを用いたノイズシェーパ6から2ビットの分周制御
データKを上記可変分周器7に供給して分周比を制御す
る場合には、例えば、z=5ビットとして第1の加算器
61によりz+1=6ビットの加算出力を得るととも
に、第2の加算器62によりz+2=7ビットの加算出
力を得て、上記第2の加算器62によるz+2=7ビッ
トの加算出力のLSB側5ビットを上記可変分周器7か
ら供給される1ビット幅のイネーブル信号のタイミング
でレジスタ66によりラッチするようにする。そして、
分周制御データK=0のときに上記ロード値生成回路7
1からロード値L=3を上記カウンタ72にロードする
ことによって、上記可変分周器7を2分周器として機能
させ、分周制御データK=1のときに上記ロード値生成
回路71からロード値L=2を上記カウンタ72にロー
ドすることによって、上記可変分周器7を3分周器とし
て機能させ、分周制御データK=2のときに上記ロード
値生成回路71からロード値L=1を上記カウンタ72
にロードすることによって、上記可変分周器7を4分周
器として機能させ、さらに、分周制御データK=3のと
きに、上記ロード値生成回路71からロード値L=0を
上記カウンタ72にロードすることによって、上記可変
分周器7を5分周器として機能させるようにする。 【0044】すなわち、上記デジタル位相比較器4から
デジタルループフィルタ5を介して供給される位相エラ
ーデータが「1」のときに、上記ノイズシェーパ6から
出力される分周制御データKの時系列は、K=1111
1111111111111111111111111
1111111111111111111111111
1111111111を繰り返すことになり、平均値が
「1+0/32」となる。また、上記位相エラーデータ
が「1」のときの分周制御データKの時系列は、K=1
1111112012012020202102110
2111111111120112012020202
1021021111111を繰り返すことになり、平
均値が「1+1/32」となる。さらに、上記位相エラ
ーデータが「2」のときの分周制御データKの時系列
は、K=111112020210211111120
1202021111111111202021021
111112012020211111を繰り返すこと
になり、「1+2/32」で平均値が「2/32」とな
る。以下同様に、上記位相エラーデータが「n」のとき
の分周制御データKの時系列は「1」の出現率が「1+
(n−1)/32」で平均値が「(n−1)/32」と
なる。これにより、上記可変分周器7の分周比は、
「4」の出現率が「(n−1)/32」であって平均分
周比が「3+(n−1)/32」となり、上記位相エラ
ーデータが正方向に大きくなるにしたがって、帰還パイ
ロット信号S(fp_var )の間隔クロック数の平均値す
なわち平均分周比は小さくなる。 【0045】このように上記可変分周器7の分周比が可
変制御されることによって、上記アナログVCO10の
発振周波数すなわち出力クロックCK(fck)の周波数
fckは、上記アナログ位相比較器8の比較出力を制御信
号として上記アナログVCO10の発振周波数を帰還制
御する内ループが定常状態に達した後は、位相エラーデ
ータの値nと基準パイロット信号S(fp_ref )の周波
数fp_ref とせ意義的に決まる周波数fck={3+(n
−1)/32}×fp_ref に落ちつくことになる。 【0046】すなわち、このデジタルPLL回路は、上
記ノイズシェーパ6からアナログVCO10までが上記
デジタル位相比較器4からデジタルループフィルタ5を
介して供給される位相エラーデータで発振周波数が制御
されるVCOとしてして機能し、このVCOと上記帰還
カウンタ3とデジタル位相比較器4とデジタルループフ
ィルタ5により外ループのPLLを構成した構成した2
重ループのデジタルPLL回路として機能する。 【0047】ここで、2次ノイズシェーパを用いたノイ
ズシェーパ6から1ビットの分周制御データKを上記可
変分周器7に供給して分周比を2分周〜5分周に制御す
るようにした2重ループのデジタルPLL回路におい
て、帰還カウンタ3の位相が遅れていた場合の動作を図
11のタイミングチャートに示す。また、上記2重ルー
プのデジタルPLL回路において、ノイズシェーパ6の
入力データをz=6ビットとし、アナログループフィル
タ3の特性をパイロット周波数fp_var =fp_ref の約
1/16のカットオフ周波数を持つ低域通過特性とし、
固定データ「1」を上記ノイズシェーパ6に入力した場
合、すなわち、出力クロックCK(fck)の周波数fck
は基準パイロット信号S(fp_ref )の周波数fp_ref
を(3+1/64)逓倍している場合について、アナロ
グVCO10により得られる出力クロックCK(fck)
の位相ジッタのシュミレーション結果を図12に示す。 【0048】図10及び図12に示したシュミレーショ
ン結果から明らかなように、2次ノイズシェーパを用い
たノイズシェーパ6を外ループに有する2重ループのデ
ジタルPLL回路は、1次ノイズシェーパを用いたノイ
ズシェーパ6を外ループに有する2重ループのデジタル
PLL回路よりも、アナログVCO10により得られる
出力クロックCK(fck)の位相ジッタを少なくするこ
とができる。 【0049】 【発明の効果】以上のように、本発明に係るデジタルP
LL回路は、2重ループのデジタルPLL回路として動
作し、第1のループにおいて入力信号の位相と出力信号
の位相とをデジタル位相比較手段で位相比較し、この比
較出力でノイズシェーパを介してデジタル可変周波数信
号発生手段を制御し、第2のループにおいて 上記デジ
タル可変周波数信号発生手段の出力信号の位相とリファ
レンス信号の位相とを比較し、上記比較出力に応じてア
ナログ可変周波数信号発生手段を制御するので、第2の
ループの周波数特性を利用して高域のノイズを抑圧する
ことができ、上記アナログ可変周波数信号発生手段の出
力信号に生じる位相ジッタを少なくすることができる。
また、デジタル回路部分を単一クロックで動作させるこ
とができ、集積回路化が容易である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るデジタルPLL回路の構成を示す
ブロック図である。 【図2】上記デジタルPLL回路におけるデジタル位相
比較器の構成例を示すブロック図である。 【図3】上記デジタルPLL回路におけるデジタル位相
比較器の他の構成例を示すブロック図である。 【図4】上記デジタルPLL回路におけるノイズシェー
パとして用いられる1次ノイズシェーパの一般形の構成
を示すブロック図である。 【図5】上記1次ノイズシェーパの具体的な構成例を示
すブロック図である。 【図6】上記デジタルPLL回路におけるノイズシェー
パとして用いられる2次ノイズシェーパの一般形の構成
を示すブロック図である。 【図7】上記2次ノイズシェーパの具体的な構成例を示
すブロック図である。 【図8】上記デジタルPLL回路における可変分周器の
構成例を示すブロック図である。 【図9】図5に示した1次ノイズシェーパを用いたノイ
ズシェーパを外ループに有する2重ループのデジタルP
LL回路の動作例を示すタイミングチャートである。 【図10】図5に示した1次ノイズシェーパを用いたノ
イズシェーパを外ループに有する2重ループのデジタル
PLL回路により得られる出力クロックの位相ジッタの
シュミレーション結果を示す特性図である。 【図11】図7に示した2次ノイズシェーパを用いたノ
イズシェーパを外ループに有する2重ループのデジタル
PLL回路の動作例を示すタイミングチャートである。 【図12】図7に示した2次ノイズシェーパを用いたノ
イズシェーパを外ループに有する2重ループのデジタル
PLL回路により得られる出力クロックの位相ジッタの
シュミレーション結果を示す特性図である。 【図13】従来のデジタルPLL回路の構成例を示すブ
ロック図である。 【図14】図13に示した従来のデジタルPLL回路に
おけるデジタル位相比較器の構成例を示すブロック図で
ある。 【図15】上記デジタル位相比較器の動作例を示す波形
図である。 【図16】従来のデジタルPLL回路の他の構成例を示
すブロック図である。 【図17】図16に示した従来のデジタルPLL回路に
おけるデジタルVCOの構成を示すブロック図である。 【符号の説明】 3 帰還カウンタ 4 デジタル位相比較器 5 デジタルループフィルタ 6 ノイズシェーパ 7 可変分周器 8 アナログ位相比較器 9 アナログループフィルタ 10 アナログVCO

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力信号の位相とアナログ可変周波数信
    号発生手段の出力信号の位相をデジタル位相比較手段で
    位相比較し、この比較出力でノイズシェーパを介してデ
    ジタル可変周波数信号発生手段を制御する第1のループ
    と、 上記デジタル可変周波数信号発生手段の出力信号の位相
    とリファレンス信号の位相とをアナログ位相比較手段で
    位相比較し、この比較出力に応じてアナログ可変周波数
    信号発生手段を制御し、上記アナログ可変周波数信号発
    生手段の出力を上記デジタル可変周波数信号発生手段の
    クロックに入力する第2のループとを備え、 上記デジタル位相比較手段の比較出力で上記デジタル可
    変周波数信号発生手段をノイズシェーパを介して制御
    し、上記デジタル可変周波数信号発生手段の出力信号の
    位相とリファレンス信号の位相とを上記アナログ位相比
    較手段により位相比較するようにしたことを特徴とする
    デジタルPLL回路。
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