JP4620931B2 - ノイズシェーピング・デジタル周波数合成 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、概括的には電子装置のための自動検査装置(ATE:automatic test equipment)に関し、より詳細にはATEシステムで用いるための合成クロック信号に関する。
発明の背景
ATEシステムでは、基準クロックから、正確で、ジッタの少ないクロック信号を生成することが度々求められる。所望のクロック周波数が基準クロック周波数の整数分の一である場合には、カウンタのような簡単な周波数分周器を用いることができる。同様に、所望の周波数が基準クロック周波数の整数倍である場合には、周波数逓倍器を用いることができる。周波数逓倍器は高調波発生器の後にフィルタが接続される形、すなわち今日ではより一般的には、帰還経路内に周波数分周器を有するフェーズロックループの形をとる場合がある。
【0002】
周波数の分周および逓倍は1つのシステム内で組み合わされ、基準クロック周波数に対してN/Mの関係を有する信号を与える。しかしながら、これらのシステムの性能は、NおよびMが大きくなる際に劣化する傾向がある。NおよびMをより小さな値に制限することにより、周波数分解能が犠牲にされる。
【0003】
直接デジタル合成(「DDS:direct digital synthesis」)と呼ばれる別の手法は自在に高い周波数分解能を提供するが、構成が複雑になる。図1は、クロック信号を生成するための従来のDDSを示す。位相アキュムレータ(累算器)114が、基準クロックのサイクル当たり一度インクリメントするように構成される。位相累算器114の各インクリメントのサイズは分周器110の出力によって表される。この値は、位相累算器114のフルスケール値(名目上は1)に所望の出力クロックの周波数を掛け、それを基準クロックの周波数で割った値に等しい。たとえば、100MHzの基準クロックを想定するとき、1MHzの出力クロックを生成するためには、分周器110の出力の値は名目上1/100に等しいであろう。その際、位相累算器114は、基準クロックの各サイクルにおいて1/100のステップだけインクリメントするように構成されるであろう。
【0004】
位相累算器114をインクリメントするこの動作によって、位相累算器はそのフルスケール値に到達し、所望の出力クロックの周期当たり一度「ロールオーバ」できるようになる。したがって、位相累算器114に格納される値は、所望の出力クロックの相対的な位相を表しており、0〜フルスケールが0〜2πラジアンを表している。基準クロックの各サイクルにおいて、ルックアップテーブル(参照テーブル)116が、位相累算器114に格納される位相を、所望の出力波形のデジタル表現(一般にはその瞬時における位相の正弦)に変換する。その後、デジタル―アナログコンバータ118がそのデジタル表現を電圧に変換し、フィルタが出力信号からアーティファクトを除去する。
【0005】
DDSの性能は一般に、参照テーブル116内のエントリの数およびデジタル―アナログコンバータ118の分解能によって制限される。多くの場合に、簡単なフィルタでは変換のアーティファクトを除去するには不十分であり、コンバータの出力にフェーズロックループ120を追加する必要がある。その結果的な実装形態は複雑で、コストが高くなる傾向があり、それは当業者にはよく知られている。
【0006】
クロック信号を生成するための別の代替形態が、Boston、MAのTeradyne社に譲渡された米国特許第5,274,796号に開示される。その特許では、各サイクルが、基準クロックサイクルの整数と、非整数の遅延とを加算した値からなるクロック信号を生成するタイミング発生器が開示される。補間回路が、サイクル毎にデジタル処理によって導出される「剰余」信号に応じて非整数の遅延を供給し、基準クロックサイクルの端数部分を喪失することに起因する誤差を補正する。正確ではあるが、補間回路技法は、その補間回路自体のコストが高いことに起因して、コストが高くなる傾向がある。
発明の概要
上記の背景に鑑みて、本発明の目的は、従来の技術によって行うことができるものよりも低いコストで、基準クロックからクロック信号を生成することである。
【0007】
この目的を達成し、さらに他の目標および利点を達成するために、クロック発生器が、量子化誤差の範囲内で、所望のクロック信号の周期に等しい周期を有する時間量子化された信号を生成する。ノイズシェーピング再量子化器がサイクル毎に量子化誤差を処理してノイズシェーピングされた値を生成し、可変パイプライン遅延が、そのノイズシェーピングされた値に基づいて、基準クロック周期の整数だけ、時間量子化された信号を選択的に遅延させる。量子化誤差をノイズシェーピングし、ノイズシェーピングされた値に応答して、時間量子化された信号を選択的に遅延させる効果は、時間量子化された信号内のジッタを、相対的に低い周波数から相対的に高い周波数にシフトすることである。その後、フェーズロックループを用いて、残された高い周波数のジッタをフィルタリングすることができる。
【0008】
本発明のさらに別の目的、利点および新規の機構は、以下の説明および図面を検討することから明らかになるであろう。
発明の詳細な説明
構造
図2は、本発明によるクロック発生器200の簡略化されたブロック図である。クロック発生器200が図1のDDSのブロック構成(トポロジー:topology)に表面的に似ていることは、直ちに見いだすことができる。たとえば、クロック発生器200は、図1の位相累算器114に類似の周期アキュムレータ(累算器)214を含む。またクロック発生器200は、図1の分周器110およびフェーズロックループ120に類似の分周器210およびフェーズロックループ220も含む。
【0009】
しかしながら、図1の位相累積器114と比較すると、周期累積器214は標準的な動作中にそのフルスケール値に決して達することはなく、それゆえ自動的にはロールオーバしない。代わりに、周期累積器214は基準クロックの各サイクルにおいてデクリメントされる。また、その内容が1より小さくなるときには必ずインクリメントされる。したがって、周期発生器の内容は、0より大きい値とフルスケールより小さい値との間で振動(往復)するようにされる。
【0010】
その振動は、周期累積器214と協動するアンダーフロー検出器224、加算器212、分周器210およびマルチプレクサ222の動作によって確立される。アンダーフロー検出器224は周期累算器214の出力に接続され、その内容をモニタする。周期累算器214の内容が1より小さいとき、アンダーフロー検出器224はアンダーフロー信号をアサート(肯定)する。その内容が1以上であるとき、アンダーフロー検出器224はアンダーフロー信号をデアサート(否定)する。
【0011】
図2に示されるように、アンダーフロー信号はマルチプレクサ222の選択入力を制御し、マルチプレクサ222は2つの入力を受信し、1つの出力を与える。マルチプレクサ222の第1の入力は分周器210の出力に接続され、第2の入力は、固定されたレベル「0」を受信する。分周器210は、その出力において、その2つの入力の商、すなわち所望の周期を基準クロック周期で割った値を生成する。この商は、分周器の数値精度まで、各所望の出力周期内の基準クロック周期の数に等しい。アンダーフロー信号がアサートされるとき、およびデアサートされるとき、その商および値「0」がそれぞれ、加算器212によって周期累積器214に加算される。また加算器212は周期累積器214に「−1」の値も加算し、基準クロックサイクル毎に周期累積器214の内容をデクリメントする。
【0012】
この構造により、アンダーフロー信号は、分周器210に入力される所望の周期に厳密に等しい周期で振動するようになされる。この周期は時間にわたって平均されて正確に補正されるが、アンダーフロー信号の任意の個々のサイクルは、基準クロックの1周期までの誤差を有する。したがって、アンダーフロー信号は、所望のクロック信号の時間量子化されたバージョンとみなすことができ、1基準クロック周期までの量子化誤差を含む。
【0013】
データ変換の当業者は、長年にわたって、「ノイズシェーピング」と呼ばれる技術を用いて、信号忠実度を犠牲にすることなく、相対的に高い分解能のデジタル信号を相対的に低い分解能の信号に再量子化してきた。たとえば、ノイズシェーピングを用いて、16ビット値によって表される信号を12ビット値にマッピングしてきた。ノイズシェーピングを用いない場合には、16ビット値が12ビット値の利用可能な空間内に収まるように単に打ち切られることになり、LSBの端数を構成する、結果として生成される打切り誤差が単に無視されるであろう。ノイズシェーピングを用いる場合、打切り誤差が格納され、その後、他のサンプルに対して加算されるか、あるいは他のサンプルから減算される。ノイズシェーピングの正味の効果は、再量子化された信号の雑音スペクトルを、比較的平坦な特性から、周波数が低くなるほど雑音が大きく低減され、周波数が高くなるほど雑音が増加する特性に再分布することである。高周波数雑音は一般に、低コストのローパスフィルタによって除去されることができ、ノイズシェーピングを用いない場合に与えられる信号よりも非常に雑音が少ない信号となる。
【0014】
本発明の著しい進歩は、それまで主に信号のレベルに適用されてきたノイズシェーピング技法を、信号のタイミングに適用することである。従来から行われてきたように、電圧レベルの雑音のスペクトルをシフトする代わりに、本発明はジッタのスペクトルをシフトする。
【0015】
引き続き図2を参照すると、アンダーフロー検出器224からのアンダーフロー信号が、可変パイプライン遅延226の入力に与えられる。可変パイプライン遅延226は、基準クロック周期の整数だけアンダーフロー信号の通過を遅らせる。注目すべきは、ノイズシェーピング再量子化器228が、この遅延装置内の基準クロック周期の数を確立することである。
【0016】
図3に示されるように、ノイズシェーピング再量子化器228は、周期累積器214に接続され、その内容を受信するためのデータ入力と、アンダーフロー検出器224の出力に接続され、そのアンダーフロー信号を受信するためのクロック入力とを有する。アンダーフロー信号がアサートされる度に、ノイズシェーピング再量子化器は、新たな出力値を生成する。これらの出力値は、可変パイプライン遅延226の遅延量を確立する。
【0017】
可変パイプライン遅延226の出力は、「新たな」分解能、すなわち基準クロックの周期でノイズシェーピングされたアンダーフロー信号を表す。ノイズシェーピングされたアンダーフロー信号の各周期は、(ノイズシェーピング前のアンダーフロー信号がそうであるように)基準クロック周期の整数に等しいが、その誤差は、主に高い周波数において生じるようにシェーピングし直される。スペクトル誤差が低い周波数から高い周波数にシフトされる場合、残りの高周波雑音(ジッタ)は、フェーズロックループ220によって容易に除去することができる。こうして、フェーズロックループの出力における信号のジッタは非常に低く、その信号は正確に制御された周波数を有する。
詳細なブロック構成
可変パイプライン遅延
図3は、図2のクロック発生器200で用いるのに適した可変パイプライン遅延226の一例を示す。図3に示されるように、可変パイプライン遅延226は、直列にカスケード接続され、基準クロックによって共通に刻時(クロック)される複数の1ビットDフリップフロップ310a‐310nを含む。アンダーフロー信号が第1のDフリップフロップ310aの入力に供給される。アンダーフロー信号の値は、基準クロックのサイクル当たり一度、1つのフリップフロップの出力から次のフリップフロップの出力に渡される。こうして、フリップフロップ310a‐310nはシフトレジスタと同じように動作する。
【0018】
アンダーフロー信号および各Dフリップフロップの出力は、マルチプレクサ312の個々の入力に接続される。これらの入力のうちの1つが、ある時点で、選択信号「N/S」に応じて、マルチプレクサ312の出力に通過させるために選択される。選択信号N/Sはノイズシェーピング再量子化器228によって生成される。選択された入力に基づいて、マルチプレクサ312の出力は、アンダーフロー信号そのものであるか、あるいはアンダーフロー信号の、基準クロックサイクルのある整数だけ遅延されたバージョンかのいずれかである。したがって、遅延の値は0〜nの基準クロックサイクルで変動する。ただし、nはフリップフロップ310a‐310nの数である。
【0019】
フリップフロップ310a‐310nおよびマルチプレクサ312は固有の伝搬遅延を有するので、マルチプレクサ312の出力信号は、通常基準クロックと一致しない。それゆえ、さらに別のフリップフロップ314がマルチプレクサ312の出力に設けられ、マルチプレクサ312の出力と基準クロックのアクティブエッジとを再度一致させることが好ましい。フリップフロップ314は可変パイプライン遅延226の出力に一基準周期の遅延を追加するが、その遅延は、遅延された出力信号(「遅延されたアンダーフロー」を付される)の周期には影響を及ぼさない。フリップフロップ314によって追加される遅延は一定の位相シフトを加えるにすぎない。
【0020】
ノイズシェーピング再量子化器228の次数は、可変パイプライン遅延226内のフリップフロップ310a‐310nの最小数を決定する。知られているように、3次のノイズシェーパ(整形器)は8個の異なる調整値を与える(以下に記載される)。したがって、可変パイプライン遅延226は、8個(フリップフロップの各出力から1つと、それに加えてアンダーフロー信号そのもののための1つ)の異なる遅延の全ての選択値を与えるために、少なくとも7個のDフリップフロップ310a‐310nを必要とするであろう。その際、マルチプレクサ312は、少なくとも8個の入力を必要とすることになる。2次のノイズシェーピングのみが望まれる場合には、ノイズシェーパは4個の調整値のみを生成し、3個のフリップフロップ310a‐310nのみが必要とされるであろう。
【0021】
ノイズシェーピング再量子化器
図4はクロック発生器200で用いるために適したノイズシェーピング再量子化器228を示す。ノイズシェーピング再量子化器(「ノイズシェーパ」とも呼ばれる)の基本構造はデータ変換の当業者には知られており、ノイズシェーピング再量子化器228は、よく知られている構造に基づいて構成される。
【0022】
すなわち、従来のノイズシェーピング再量子化器は一般的に、入力データを、一般に「整数」部とみなされる第1の部分と、一般に「端数(分数)」部とみなされる第2の部分とに最初に分離することにより動作する。しかしながら、ノイズシェーパがそれに基づいて動作する周期累算器214の内容(「剰余」を付される)は常に1未満であるので、端数値のみが処理される必要がある。それゆえ、従来のノイズシェーパの、入力信号の整数部を取り扱う部分は必要とされないので、ノイズシェーピング再量子化器228には含まれない。
【0023】
図4に示されるように、ノイズシェーピング再量子化器228は2つの入力を受信し、1つの出力を生成する。第1の入力は剰余信号であり、すなわち周期累算器214の内容である。第2の入力はアンダーフロー信号である。アンダーフロー信号は実質的にはノイズシェーピング再量子化器228のためのクロックの働きをし、周期累算器214の内容が1未満になる度に、ノイズシェーピング再量子化器228がその状態を更新できるようにする。
【0024】
剰余信号およびアンダーフロー信号に応じて、ノイズシェーピング再量子化器228は出力信号N/Sを生成し、その信号の範囲はノイズシェーピング再量子化器228の次数に応じて変化する。図4のノイズシェーピング再量子化器228は3次のノイズシェーパである。その場合に、そのノイズシェーパは8個の異なる出力値を生成し、その値の範囲は−3〜+4に及ぶ。
【0025】
これらの値は3ビットの2進数として表され、それらは可変パイプライン遅延226のマルチプレクサ312の選択入力に直接的に与えられることが好ましい。マルチプレクサ312の接続は、−3の値が最も小さな遅延を有する経路(アンダーフロー信号そのもの)を選択し、値が大きくなるにしたがって、遅延の大きな経路を選択するように構成される。+4の値は、一連の310a‐310n(図示せず)の7番目のDフリップフロップの出力を選択する。こうして、ノイズシェーピング再量子化器228の出力N/Sは、周期累算器214に含まれる剰余値に応じて、その剰余値が1を下回るときに、可変パイプライン遅延326の遅延を調節する。
【0026】
一般に、ノイズシェーパの次数が高くなると、ノイズシェーパはノイズを低い周波数から高い周波数に、より急峻に移動させる。それゆえ、一般的にはノイズシェーパの次数は高いことが好ましい。しかしながら、次数が高いノイズシェーパは、次数が低いノイズシェーパよりも占有する空間が大きくなり、実装形態が複雑になる。また次数が高いノイズシェーパでは、可変パイプライン遅延226がさらに多くのフリップフロップ310a‐310nを有し、マルチプレクサ312がさらに多くの入力を有する必要がある。本発明者は、ある程度の性能を確保するとともに、あまり複雑な構成にしないようにするには、3次のノイズシェーパを用いるべきであることを見いだした。
【0027】
ノイズシェーパの構造をさらに詳細に検討すると、図4の3次ノイズシェーピング再量子化器228は、複数の加算器410、414、418、422、426および428と、複数のラッチ412、416、418、430および444を含む。各加算器は、指示された符号で、その2つの入力の値を加算し、出力信号を生成する。
【0028】
ラッチ412、416および420はそれぞれ第1、第2および第3のカスケード接続された累算器を形成するように構成される。各ラッチの出力は、対応する加算器(それぞれ加算器410、414および418)の入力と加算され、ラッチへの次の入力を形成し、それはアンダーフロー信号の次のアサーション時に刻時されてラッチに取り込まれる。
【0029】
最終的に、1つの累算器に関連付けられる各加算器の出力は、大きくなりすぎて、対応するラッチが収容できなくなり、オーバーフロー信号が生成される。第1、第2および第3の累算器からのオーバーフロー信号(それぞれ信号440、442および444)は個々の加算器の出力から分離され、N/S出力に直接的に送られる。オーバーフロー信号だけが出力に送られることが好ましい。
【0030】
またノイズシェーピング再量子化器228は、ノイズシェーパの出力への途中でオーバーフロー信号を処理するための「第1の差」回路も含む。第1の差回路はそれぞれ、加算器(たとえば、224あるいは228)および現在の値(各ラッチのD入力)から以前の値(各ラッチのQ出力)を減算するためのラッチ(たとえば、それぞれ430あるいは432)を含む。また、N/S出力信号を生成するために、加算器422および426も設けられる。
【0031】
簡単にするために、図4に示される信号の具体的なビット幅は省略されている。ビット幅、ならびに加算器およびラッチの具体的な構成も明確にするために省略されている。しかしながら、ノイズシェーピング再量子化器228の詳細な構成は当業者には知られている。当業者であれば、実質的に同じ結果を達成しながら、図4に示される具体的なブロック構成が、図示されたブロック構成とは全く異なるように、大きく変更されることができることも理解されよう。それゆえ、図4のブロック構成は、よく知られている数多くのノイズシェーパのブロック構成の一例とみなされるべきであり、その具体的な形態は本発明にとって重要ではない。
【0032】
フェーズロックループ
上記のように、可変パイプライン遅延226の出力は、その低周波数スペクトル純度を改善するようにノイズシェーピングされている、遅延されたアンダーフロー信号である。ノイズシェーピングによってもたらされる補正はサイクル毎に明らかにされるので、遅延されたアンダーフロー信号からジッタをフィルタリングするプロセスは、サイクル間のタイミングの変化に対して応答性が高いことが好ましいであろう。フェーズロックループに適用される場合に、これはフェーズロックループが線形であるべきであることを意味することを本発明者は理解している。
【0033】
フェーズロックループの線形性は、フェーズロックループの位相検出器が線形な入力‐出力特性(behavior)を有するようにすることにより達成することができる。遅延されたアンダーフロー信号とPLL出力信号との間(位相検出器への2つの入力)の位相差が2倍にされる場合には、位相検出器の出力が2倍にされるであろう。位相検出器が線形でない場合には、出力クロックにジッタを加える相互変調プロダクト(生成物)が生成され、本発明はその十分な利点を発揮し損ねるようになるであろう。
【0034】
基準クロック周波数に近い周波数を有するクロックを生成するために、位相検出器の出力にサンプル・ホールド回路を追加することにより、さらに性能上の利点を得ることができる。サンプル・ホールド回路は、出力クロックの周期に対し固定された位相で出力クロックのサイクル当たり一度、位相検出器の出力をサンプリングするように構成されることが好ましいであろう。この固定された位相は、出力クロックのゼロ交差に対応することが好ましい。ゼロ交差周囲のインターバルは、遅延されたアンダーフロー信号のノイズシェーピングが位相検出器の出力に影響を及ぼすインターバルに対応する。これらのインターバル中にサンプリングし、そのインターバル間でホールドすることにより、ノイズシェーピングに対するフェーズロックループの感度を高めることができる。
【0035】
実装形態
フェーズロックループ220を除いて、クロック発生器200は全てデジタルハードウエアで実装することができる。このハードウエアは、個別のデジタル素子の形をとることができるか、あるいは好ましくは、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)または特定用途向け集積回路(ASIC)の全てもしくはその一部の形をとることができる。ミクストシグナル(混合信号)ASICが用いられる場合には、回路全体をその1つの素子内に実装することができる。
【0036】
クロック発生器200の部品コストは、フェーズロックループを除いて、無視することができる。しかしながら、フェーズロックループは自動検査装置において幅広く用いられる。本発明人は、コストの付加を最小限に抑えながら、正確で、ジッタの少ないクロックを与えるために、クロック発生器200を構成するデジタル回路を既にフェーズロックループを用いている既存の設計に追加することができるものと考える。
【0037】
100MHzの基準クロックと、3次ノイズシェーパとを用いるとき、ピコ秒未満のジッタを達成できるものと考えられる。この性能水準を保持しながら、概ね数マイクロ秒の整定時間を達成するために、フェーズロックループ220の帯域幅を100kHzより広く設定することができる。
【0038】
代替形態
1つの実施形態を記載してきたが、多数の代替形態あるいは変形形態を実施することができる。
【0039】
ノイズシェーピング再量子化器228は3次ノイズシェーパとして記載されてきた。しかしながら、これは一例にすぎない。より高次のノイズシェーパを用いて、さらに良好な性能を与えることができるが、その場合には構成が複雑になる。同様に、より低次のノイズシェーパを用いることもできるが、その場合には、それに応じて性能が低下するが、構成は簡単になる。
【0040】
上記のように、周期累算器214は、基準クロックの各サイクルにおいてデクリメントされ、その内容が1未満になるときにインクリメントされる。しかしながら、当業者であれば、この構造を大きく変更することができる。たとえば、周期累算器214は、任意のビット数だけ、カウントダウンではなくカウントアップし、その内容が閾値を下回るときに、カウントアップではなくカウントダウンするように構成することができる。周期累算器が2つの動作によって逆方向に作用する限り、インクリメントあるいはデクリメントの方向は重要ではない。さらに、閾値は「1」である必要はなく、周期累算器がリフレッシュされることになる時点を表す任意の数を用いることができる。通常、周期累算器214は多ビットレジスタ、たとえば32ビットレジスタである。先に「1」として参照された値は、実際には、0〜232−1の2進数に対応する。数「1」は数学的に簡単にするために選択されたにすぎない。当業者であれば、所望の結果を生成するために、実際のバイナリ値が如何に基準化されることになるかがわかる。
【0041】
上記の説明では、「望ましい」出力クロックは、分周器210に入力される被除数と同じ周波数を有する。しかしながら、これは一例にすぎない。周期累算器214がデクリメントされる量と比べて、インクリメントされる量を変更することにより、出力クロック周期は、分周器210に入力される「望ましい」周期とは異なる周期に変更されることができる。その出力クロック周波数は、フェーズロックループ220の周波数利得を適用ことにより変更されることもできる。当業者であれば、フェーズロックループが、周波数を逓倍あるいは分周するように、あるいは入力信号の逓倍および分周の組み合わせN/Mを生成するように構成されることができることがわかる。それゆえ、本発明は、厳密に分周器210に入力される値を有するクロック信号を生成することに限定されるものとみなされるべきではない。
【0042】
それゆえ、本明細書に開示された本発明の特定の実装形態は、本発明の範囲内で当業者によって幅広く変更されることができることは理解されたい。それゆえ、本発明は特許請求の範囲の精神および範囲によってのみ限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 直接デジタル合成の従来の技法を用いて動作する周波数シンセサイザの簡略化されたブロック図である。
【図2】 本発明によるクロック発生器の簡略化されたブロック図である。
【図3】 図2のクロック発生器で用いるための可変パイプライン遅延の詳細なブロック図である。
【図4】 図2のクロック発生器で用いるためのノイズシェーピング再量子化器の詳細なブロック図である。

Claims (17)

  1. 所望の周期を有する所望の波形を生成する方法であって、
    前記所望の周期を基準クロック周期で割った値と、第1の所定値との一方を選択的に出力するステップと、
    前記選択的出力と第2の所定値とを加算するステップと、
    前記加算された値を、前記基準クロックによりクロックされる周期アキュムレータによってインクリメントするステップと、
    前記周期アキュムレータの値が所定レベルを横切るとき、アンダーフロー検出器によってアンダーフロー信号を生成するステップと、
    前記アンダーフロー信号に応答して、前記選択的出力を制御するステップと、
    前記周期アキュムレータの値をノイズシェーピングして、少なくとも1つのノイズシェーピングされた信号を生成するステップと、
    前記アンダーフロー信号を、前記少なくとも1つのノイズシェーピングされた信号に応答して決定されたインターバルだけ選択的に遅延させるステップであって、該選択的に遅延させるステップは、遅延されたアンダーフロー信号を生成するとともに、該遅延されたアンダーフロー信号からジッタを除去するステップを含む、ステップと、
    を含む方法。
  2. 前記アンダーフロー信号の各サイクルは、前記基準クロックの周期の整数倍に実質上等しい周期を有する請求項1に記載の方法。
  3. 前記ノイズシェーピングするステップは、前記アンダーフロー信号内のジッタを、相対的に低い周波数から相対的に高い周波数に再分布させることを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記ジッタを除去するステップは、前記遅延されたアンダーフロー信号をフェーズロックループに通すことを含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記フェーズロックループは、前記遅延されたアンダーフロー信号が実質的ジッタを含む周波数よりも低いカットオフ周波数を有する請求項4に記載の方法。
  6. 前記フェーズロックループは出力信号を生成し、出力信号を生成する位相検出器を含み、該方法はさらに、
    二者択一的に、前記位相検出器の前記出力信号をサンプリングおよびホールドすることを含み、
    ホールドするステップは、前記フェーズロックループの前記出力信号の各サイクルに対して一致する位相で行われる請求項4に記載の方法。
  7. 前記第1の所定値は、値「0」である請求項1に記載の方法。
  8. 前記第2の所定値は、値「−1」である請求項1に記載の方法。
  9. 前記選択的に遅延させるステップは、前記アンダーフロー信号を、前記基準クロックの整数倍だけ遅延させることを含む請求項1に記載の方法。
  10. クロック発生器であって、
    所望の周期を基準クロック周期で割った値と、第1の所定値とを選択的に出力する選択手段と、
    前記選択手段の出力と第2の所定値とを加算する加算手段と、
    前記基準クロックによってクロックされ、前記加算手段の出力をインクリメントする周期アキュムレータと、
    前記周期アキュムレータの値が所定レベルを横切るとき、アンダーフロー信号を生成するアンダーフロー検出器であって、前記アンダーフロー信号を前記選択手段の制御入力に出力するアンダーフロー検出器と、
    前記周期アキュムレータおよび前記アンダーフロー検出器に結合され、前記周期アキュムレータの値に応答してノイズシェーピング信号を生成するノイズシェーピング再量子化器と、
    前記アンダーフロー検出器および前記ノイズシェーピング再量子化器とに結合され、前記ノイズシェーピング信号に応答して前記アンダーフロー信号を選択的に遅延させる可変パイプライン遅延と、
    を備えたクロック発生器。
  11. 前記可変パイプライン遅延に結合され、前記アンダーフロー信号の選択的に遅延されたサイクルを受信するフェーズロックループをさらに含む請求項10に記載のクロック発生器。
  12. 前記フェーズロックループは、前記アンダーフロー信号の前記遅延されたサイクルが実質的ジッタを有する周波数よりも低いカットオフ周波数を有する請求項11に記載のクロック発生器。
  13. 前記フェーズロックループは、位相検出器の出力に結合されるサンプル・ホールド回路を含む請求項11に記載のクロック発生器。
  14. 前記サンプル・ホールド回路は、前記所望の信号の所定の位相に応答するホールド状態を有するように構成および配置される請求項13に記載のクロック発生器。
  15. 前記第1の所定値は値「0」であり、前記第2の所定値は値「−1」である請求項10に記載のクロック発生器。
  16. 前記可変パイプライン遅延は、前記アンダーフロー信号の各サイクルを基準クロック周期の整数倍だけ遅延させる請求項10に記載のクロック発生器。
  17. 前記ノイズシェーピング信号は、前記アンダーフロー信号の各サイクルが遅延される基準クロックサイクルの数を決定する請求項16に記載のクロック発生器。
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