JPH06297296A - 数値制御装置および自動プログラミング装置 - Google Patents

数値制御装置および自動プログラミング装置

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JPH06297296A
JPH06297296A JP8605293A JP8605293A JPH06297296A JP H06297296 A JPH06297296 A JP H06297296A JP 8605293 A JP8605293 A JP 8605293A JP 8605293 A JP8605293 A JP 8605293A JP H06297296 A JPH06297296 A JP H06297296A
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JP
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tool
feed speed
data
rotational load
numerical control
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JP8605293A
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Inventor
Takashi Takegahara
隆史 竹ケ原
Shigetoshi Takagi
成年 高木
Koji Suzuki
康治 鈴木
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Original Assignee
Fanuc Corp
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/416Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control of velocity, acceleration or deceleration
    • G05B19/4163Adaptive control of feed or cutting velocity

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工プログラムに従って工具を移動制御して
ワークを加工する数値制御装置、および加工プログラム
を諸条件に基づいて自動的に作成する自動プログラミン
グ装置において、加工形状の変化による工具への負荷の
変化にフレキシブルに対応できるようにする。 【構成】 ワークを図(A)に示すようなX−Z面で山
型の形状に加工する場合、工具に先端部が平坦な形状の
ものを使用すると、一般に工具にかかる回転負荷の値
は、図(B)に示すように山型を登るときよりも下ると
きの方が大きくなる。このように、同じ加工条件であっ
てもワークの形状によって工具にかかる負荷が異なる。
このため、図(C)に示すように、負荷電流10アンペ
アを目標設定値とし、その値が上限の11アンペア(1
10%)になったら工具の送り速度を低下させて負荷を
低減させ、逆に下限の9アンペア(90%)になったら
工具の送り速度を上昇させるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加工プログラムに従って
工具を移動制御してワークを加工する数値制御装置、お
よび加工プログラムを諸条件に基づいて自動的に作成す
る自動プログラミング装置に関し、特に工具の送り速度
を加工中の条件に応じて制御する数値制御装置および自
動プログラミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、NC工作機械では、予め設定入力
された工具の送り速度によってワークの加工を行ってい
る。この工具の送り速度は、工具やワークの形状および
材質等の加工条件から決定されるものであり、加工条件
が変わらない限りは、この設定された送り速度を維持す
るように制御されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、同じ加工条件
であっても、加工形状によって工具にかかる負荷は異な
ったものとなる。例えば、先端が平らな工具で山型の形
状にワークを加工する場合には、山を登るときよりも下
るときの方が切削刃の無い部分がワークに接触する割合
が多いため、どうしても負荷が大きくなる。これを無視
して他の部分と同様に一定の送り速度で工具を移動制御
すると、工具の破損を招いたり、加工形状が不均一にな
る恐れがある。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、加工形状の変化による工具への負荷の変化に
フレキシブルに対応することのできる数値制御装置およ
び自動プログラミング装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、加工プログラムに従って工具を移動制御
してワークを加工する数値制御装置において、前記工具
の回転駆動を行う主軸の回転負荷を検出する回転負荷検
出手段と、前記検出された回転負荷に応じて前記工具の
送り速度を制御する送り速度制御手段と、を有すること
を特徴とする数値制御装置が提供される。
【0006】また、数値制御装置の動作に必要な加工プ
ログラムを諸条件に基づいて自動的に作成する自動プロ
グラミング装置において、工具データやワーク材質デー
タ等の加工条件データを格納する加工条件データ格納手
段と、前記加工条件データに基づいて回転負荷の目標設
定値を演算する目標設定値演算手段と、前記演算された
目標設定値を維持するように前記工具の送り速度の制御
を指令するための送り速度制御指令コードを作成する送
り速度制御指令コード作成手段と、を有することを特徴
とする自動プログラミング装置が提供される。
【0007】
【作用】本発明の数値制御装置では、工具の回転駆動を
行う主軸の回転負荷を回転負荷検出手段により検出し、
検出された回転負荷に応じて工具の送り速度を送り速度
制御手段により制御する。
【0008】一方、本発明の自動プログラミング装置で
は、工具データやワーク材質データ等の加工条件データ
を加工条件データ格納手段に格納しておき、目標設定値
演算手段によって、加工条件データに基づいて回転負荷
の目標設定値を演算し、演算された目標設定値を維持す
るように工具の送り速度の制御を指令するための送り速
度制御指令コードを、送り速度制御指令コード作成手段
により作成する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本実施例のNC工作機械の概略構成を示
す図である。NC工作機械は、数値制御装置10および
工作機械部20から構成されている。工作機械部20の
台25には、Y軸テーブル27がスライド可能に取り付
けられている。Y軸テーブル27は、サーボモータ22
によってY軸方向に移動制御される。このY軸テーブル
27の上にはX軸テーブル26がスライド可能に取り付
けられている。X軸テーブル26は、サーボモータ21
によってX軸方向に移動制御される。
【0010】X軸テーブル26上にはワーク6が固定さ
れる。ワーク6はX軸テーブル26およびY軸テーブル
27によってX−Y平面上で移動制御されながら、工具
7によって切削加工または研削加工される。工具7は台
25に取り付けられた支柱28にスライド可能に取り付
けられており、サーボモータ23によってZ軸方向に移
動制御される。また、工具7は、スピンドルモータ24
によって軸回転制御される。このスピンドルモータ24
の負荷電流は、数値制御装置10によって検知される。
また、各サーボモータ21〜23、およびスピンドルモ
ータ24の位置信号は、図示されていないパルスコーダ
等により検出され、数値制御装置10にフィードバック
される。
【0011】数値制御装置10の回転負荷検出手段1
は、スピンドルモータ24の負荷電流を常時監視し、軸
の回転負荷を検出して送り速度制御手段2の送り速度演
算手段3に送る。送り速度演算手段3は、検出された軸
の回転負荷に応じて後述する手段により工具7の送り速
度を演算する。この演算された送り速度は、補間手段4
に送られる。補間手段4は、演算された送り速度と位置
データに応じて補間パルスを生成し、軸制御手段5に送
る。軸制御手段5は、この補間パルスに従って各サーボ
モータ21〜23を回転駆動させる。
【0012】図3は数値制御装置(CNC)内部のハー
ドウェアの構成を示すブロック図である。プロセッサ1
1はCNC10全体の制御の中心となるプロセッサであ
る。プロセッサ11は、バス19を介してROM12に
格納されたシステムプログラムを読み出し、このシステ
ムプログラムに従ってCNC10全体の制御を実行す
る。RAM13には一時的な計算データ、表示データ等
が格納される。このRAM13にはDRAMが使用され
る。CMOS14には工具補正量、ピッチ誤差補正量、
加工プログラム及びパラメータ等が格納される。CMO
S14は、図示されていないバッテリでバックアップさ
れ、CNC10の電源がオフされても不揮発性メモリと
なっているので、それらのデータはそのまま保持され
る。
【0013】インタフェース15は外部機器用のインタ
フェースであり、紙テープリーダ、紙テープパンチャ
ー、紙テープリーダ・パンチャー、プリンタ等の外部機
器34が接続される。紙テープリーダからは加工プログ
ラムが読み込まれ、また、CNC10内で編集された加
工プログラムを紙テープパンチャーに出力することがで
きる。
【0014】グラフィック制御回路16は各軸の現在位
置、アラーム、パラメータ、画像データ等のディジタル
データを画像信号に変換して出力する。この画像信号は
CRT/MDIユニット31の表示装置32に送られ、
そこで表示される。インタフェース17は、CRT/M
DIユニット31内のキーボード33からのデータを受
けて、プロセッサ11に渡す。
【0015】インタフェース18は手動パルス発生器3
5に接続され、手動パルス発生器35からのパルスを受
ける。手動パルス発生器35は機械操作盤に実装され、
手動で機械稼働部を精密に移動させるのに使用される。
【0016】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)36は、CNC10に内蔵され、ラダー形式で
作成されたシーケンス・プログラムで機械側を制御す
る。すなわち、加工プログラムで指令されたM機能、S
機能およびT機能をシーケンス・プログラムで機械側に
必要な信号に変換し、I/Oユニット37を介して機械
側に出力する。この出力信号は、機械側のマグネット等
を駆動し、油圧バルブ、空圧バルブおよび電気アクチュ
エイタ等を動作させる。また、機械側のリミットスイッ
チおよび機械操作盤のスイッチ等の信号を受けて、必要
な処理をしてプロセッサ11に渡す。
【0017】軸制御回路41〜43はプロセッサ11か
らの各軸の移動指令を受けて、各軸の指令をサーボアン
プ51〜53に出力する。サーボアンプ51〜53はこ
の移動指令を受けて、各軸のサーボモータ21〜23を
駆動する。サーボモータ21〜23には位置検出用のパ
ルスコーダが内蔵されており、このパルスコーダから位
置信号がパルス列としてフィードバックされる。また、
このパルス列をF/V(周波数/速度)変換することに
より、速度信号を生成することができる。図ではこれら
の位置信号のフィードバックライン及び速度フィードバ
ックは省略してある。
【0018】スピンドル制御回路61は、スピンドル回
転指令およびスピンドルのオリエンテーション等の指令
を受けて、スピンドルアンプ62にスピンドル速度信号
を出力する。スピンドルアンプ62はこのスピンドル速
度信号を受けて、スピンドルモータ24を指令された回
転速度で回転させる。また、オリエンテーション指令に
よって、所定の位置にスピンドルを位置決めする。
【0019】スピンドルモータ24には歯車あるいはベ
ルトでポジションコーダ72が結合されている。ポジシ
ョンコーダ72は、スピンドルモータ24に同期して回
転し、帰還パルスを出力する。その帰還パルスは、イン
タフェース71を経由して、プロセッサ11によって、
読み取られる。この帰還パルスは他の軸をスピンドルモ
ータ24に同期して移動させるために使用される。
【0020】また、インタフェース71には、スピンド
ルモータ24の負荷電流の値がスピンドルアンプ62か
ら供給され、インタフェース71はこれをプロセッサ1
1に渡す。
【0021】次に上記構成を有する数値制御装置の具体
的な送り速度制御の例を示す。図1は送り速度制御を説
明する図であり、(A)は工具の軌跡を示す図、(B)
は送り速度の補正前の主軸の回転負荷の軌跡を示す図、
(C)は補正を行った送り速度の軌跡とそれに応じた主
軸の回転負荷の軌跡を示す図である。各図の横軸は工具
7の移動方向のX軸成分であり、縦軸については、図
(A)がZ軸、図(B)がスピンドルモータ24の負荷
電流値(I)、図(C)がスピンドルモータ24の負荷
電流値(I)および工具7の送り速度制御値(F)であ
る。
【0022】本実施例は、ワーク6を図(A)に示すよ
うなX−Z面で山型の形状に加工する場合を考える。こ
のとき、工具7に先端部が平坦な形状のものを使用する
と、一般に工具7にかかる回転負荷の値は、山型を登る
ときよりも下るときの方が大きくなる。すなわち、この
場合のスピンドルモータ24の負荷電流の特性は図
(B)に示すようになる。
【0023】このような場合に送り速度を一定にしたま
ま工具7を移動させると、工具7の破損や加工形状の不
均一化等を招く恐れがある。そこで、本実施例では、以
下に示す加工プログラムによって工具7の送り速度の補
正を行う。
【0024】 プログラム番号N1において、G01.0は、スピンド
ルモータ24の回転負荷に応じた工具7の送り速度補正
の開始を命令するコードである。すなわち、(X,Z)
=(10.5)の位置から回転数1200、送り速度5
00を基準として工具7の制御を開始する。また、Pは
スピンドルモータ24の負荷電流の目標設定値を示し、
単位はアンペアである。QおよびRは、それぞれ負荷電
流の上限率および下限率を示し、ともに単位はパーセン
ト(%)である。
【0025】すなわち、コードG01.0により指令が
あると、プロセッサ11は、負荷電流10アンペアを目
標設定値とし、その値が上限の11アンペア(110
%)になったら工具7の送り速度を低下させて負荷を低
減させ、逆に下限の9アンペア(90%)になったら工
具7の送り速度を上昇させるように制御する。ただし、
この場合、指令された送り速度F500の値は越えない
ようにする。
【0026】このような制御による負荷電流と送り速度
との関係を図1(C)に示す。ここでは、負荷電流特性
を示す線をL1、送り速度特性を示す線をL2としてい
る。図からも分かるように、ワーク6の山型の頂点(X
=30)付近を通過した頃から工具7にかかる負荷が大
きくなり、負荷電流値が上昇を始める。この負荷電流I
が11アンペアになった時点(X=40付近)で送り速
度Fを基準の500から所定量だけ低下させる。これに
より、負荷電流Iが下限の9アンペア以上の範囲で充分
低下すれば、その送り速度Fを保持する。
【0027】ワーク6の傾斜はX軸を移動するほど急に
なるため、送り速度Fを一定にしていると再び負荷電流
Iは上昇を始める。この場合には、再び同様の手順を行
う。以後はこの手順を繰り返すことにより、負荷電流I
が目標値の10アンペア付近を維持しながら、加工プロ
グラムに従って工具7を移動制御する。そして、プログ
ラム番号NnにおいてコードG01.1を読み取った時
点で、負荷電流に応じた送り速度制御が解除される。
【0028】図4は上記送り速度制御を行うためのプロ
セッサ11側での制御手順を示す図フローチャートであ
る。 〔S1〕コードG01.0を読み取ることにより本実施
例の送り速度制御を開始する。 〔S2〕スピンドルモータ24の負荷電流値が上限値以
上になったか否かを判断し、上限値以上であればステッ
プS3に進み、そうでなければステップS4に進む。
【0029】〔S3〕工具7の送り速度を所定量低下さ
せ、ステップS2に戻る。 〔S4〕スピンドルモータ24の負荷電流値が下限値以
下になったか否かを判断し、下限値以下であればステッ
プS5に進み、そうでなければステップS6に進む。 〔S5〕工具7の送り速度を所定量上昇させ、ステップ
S1に戻る。ただし、この場合、指令された送り速度値
を越えないように制御する。 〔S6〕送り速度終了のコードG01.1を読み取った
か否かを判断し、読み取れば本フローチャートを終了
し、そうでなければステップS1に戻る。
【0030】このように、本実施例では、プログラムで
指定された負荷電流の目標設定値を維持するように工具
7の送り速度を制御するようにしたので、加工形状によ
る負荷の変化にフレキシブルに対応することができる。
【0031】次に本発明の第2の実施例を説明する。図
5は本実施例の自動プログラミング装置の機能の概略を
示すブロック図である。加工条件データ格納手段101
には、工具データ領域101a、ワークデータ領域10
1b、およびNC機械データ領域101cが設けられて
いる。工具データ領域101aには、工具番号、工具長
補正番号、工具材質等に加え、本実施例特有の許容負荷
率T、負荷の上限率Qおよび下限率R等が格納されてい
る。ワークデータ領域101bには、ワークの材質、送
り速度係数、材質に応じた負荷率M等が格納されてい
る。NC機械データ領域101cには、NC機械名、N
C機械形状、最大負荷許容値Sが格納されている。
【0032】加工条件決定手段102は、オペレータの
指令等に応じてこれらの中から加工条件データを選択
し、NCデータ作成に必要な加工条件を決定する。加工
条件決定手段102には、前述の実施例で示したスピン
ドルモータ24の負荷電流の目標設定値Pを演算する目
標設定値演算手段102aが設けられている。目標設定
値演算手段102aは、加工条件データ格納手段101
の中から、工具7の許容負荷率T、ワーク6の負荷率
M、NC機械の最大負荷許容値Sを使用し、次式(1)
によって負荷電流の目標設定値Pを演算する。
【0033】P=T×S×M・・・・(1) NCデータ作成手段103は、これらの加工条件に基づ
いてNCデータ104を作成する。また、NCデータ作
成手段103は、目標設定値演算手段102aで演算さ
れた目標設定値Pを含む送り速度制御指令コードG0
1.0の作成も行う。
【0034】図6はこのような機能を有する自動プログ
ラミング装置のハードウェアのブロック図である。プロ
セッサ111は、ROM112に格納されているシステ
ムプログラムに従って自動プログラミング装置全体を制
御する。ROM112には自動プログラミング装置全体
を制御するシステムプログラムの他に、形状情報等のデ
ータが格納されている。RAM113には、内部デー
タ、フロッピーディスク119aからロードされたシス
テムプログラム、図面やNCデータを作成するための加
工形状データ等の各種データが格納される。
【0035】グラフィック制御回路114はRAM11
3に格納されたNCデータ、ワークの形状等のデータを
表示信号に変換し、表示装置115に送る。表示装置1
15は、これらのNCデータあるいはワークの形状等を
表示する。この表示装置115にはCRT、液晶表示装
置等が使用される。
【0036】キーボード116はデータ入力に使用され
る操作キーと、システムプログラム等によって、機能が
変化するソフトウェアキーを備えている。タブレット1
17は形状情報等のデータ入力に使用される。
【0037】HDD(ハード・ディスク・ドライブ)1
18は、パラメータ等のシステム情報およびNCデータ
等のような、自動プログラミング装置の電源遮断後も保
存すべきデータが格納される。また、このHDD118
には、前述の加工条件データ格納手段101の大部分が
設けられている。FDD(フロッピー・ディスク・ドラ
イブ)119は、フロッピー・ディスク119aを駆動
させてNCデータを入力し、あるいは修正されたNCデ
ータをフロッピー・ディスク119aに出力することが
できる。
【0038】また、作成された加工形状やNCデータ
は、プロッタ120、プリンタ/PTP(紙テープパン
チャー)121に出力することもできる。なお、これら
の構成要素はバス110により互いに結合されている。
【0039】さらに、この自動プログラミング装置を数
値制御装置と通信回線等を介して接続することにより、
作成された加工形状やNCデータを直接数値制御装置に
送ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、数値制
御装置として、工具の回転駆動を行う主軸の回転負荷を
検出し、検出された回転負荷に応じて工具の送り速度を
制御するようにしたので、加工形状によって工具にかか
る負荷の大きさが変化しても、常に最適な送り速度で工
具を移動させることができる。
【0041】一方、自動プログラミング装置として、工
具データやワーク材質データ等の加工条件データに基づ
いて回転負荷の目標設定値を演算し、演算された目標設
定値を維持するように工具の送り速度の制御を指令する
ための送り速度制御指令コードを、送り速度制御指令コ
ード作成手段により作成するようにしたので、この送り
速度制御指令コードの含まれたNCデータを数値制御装
置で実行させることにより、上述と同様の効果を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】送り速度制御を説明する図であり、(A)は工
具の軌跡を示す図、(B)は送り速度の補正前の主軸の
回転負荷の軌跡を示す図、(C)は補正を行った送り速
度の軌跡とそれに応じた主軸の回転負荷の軌跡を示す図
である。
【図2】NC工作機械の概略構成を示す図である。
【図3】数値制御装置内部のハードウェアの構成を示す
ブロック図である。
【図4】送り速度制御を行うためのプロセッサ側での制
御手順を示す図フローチャートである。
【図5】自動プログラミング装置の機能の概略を示すブ
ロック図である。
【図6】自動プログラミング装置のハードウェアのブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 回転負荷検出手段 2 送り速度制御手段 3 送り速度演算手段 4 補間手段 5 軸制御手段 6 ワーク 7 工具 10 数値制御装置 20 工作機械部 101 加工条件データ格納手段 101a 工具データ領域 101b ワークデータ領域 101c NC機械データ領域 102 加工条件決定手段 102a 目標設定値演算手段 103 NCデータ作成手段 104 NCデータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラムに従って工具を移動制御
    してワークを加工する数値制御装置において、 前記工具の回転駆動を行う主軸の回転負荷を検出する回
    転負荷検出手段と、 前記検出された回転負荷に応じて前記工具の送り速度を
    制御する送り速度制御手段と、 を有することを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 前記送り速度制御手段は、前記検出した
    回転負荷が目標設定値となるように前記送り速度を制御
    するように構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の数値制御装置。
  3. 【請求項3】 前記目標設定値は、前記加工プログラム
    上でコード指令されるように構成されることを特徴とす
    る請求項2記載の数値制御装置。
  4. 【請求項4】 数値制御装置の動作に必要な加工プログ
    ラムを諸条件に基づいて自動的に作成する自動プログラ
    ミング装置において、 工具データやワーク材質データ等の加工条件データを格
    納する加工条件データ格納手段と、 前記加工条件データに基づいて回転負荷の目標設定値を
    演算する目標設定値演算手段と、 前記演算された目標設定値を維持するように前記工具の
    送り速度の制御を指令するための送り速度制御指令コー
    ドを作成する送り速度制御指令コード作成手段と、 を有することを特徴とする自動プログラミング装置。
  5. 【請求項5】 前記数値制御装置と前記自動プログラミ
    ング装置とをデータ回線で接続し、前記自動プログラミ
    ング装置によって作成したNCデータを前記データ回線
    を介して前記数値制御装置に送るように構成したことを
    特徴とする数値制御装置システム。
JP8605293A 1993-04-13 1993-04-13 数値制御装置および自動プログラミング装置 Pending JPH06297296A (ja)

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