JPH11202926A - 数値制御における送り速度制御方法および装置 - Google Patents

数値制御における送り速度制御方法および装置

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JPH11202926A
JPH11202926A JP558098A JP558098A JPH11202926A JP H11202926 A JPH11202926 A JP H11202926A JP 558098 A JP558098 A JP 558098A JP 558098 A JP558098 A JP 558098A JP H11202926 A JPH11202926 A JP H11202926A
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rotation speed
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JP558098A
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Makoto Nakamura
誠 中村
Kenichi Ono
堅一 大野
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Makino Milling Machine Co Ltd
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Makino Milling Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工仕上面の質を維持しつつワークの加工サ
イクル時間を短縮する。 【解決手段】 主軸の実回転速度を検出してその実回転
速度が主軸の加工可能回転速度の範囲内にあるか否かを
判断する加工可能判断手段21a、加工可能判断手段に
より主軸の実回転速度が加工可能回転速度の範囲内にあ
ると判断されたとき送り軸の送り速度指令を発する送り
速度指令手段25a、送り速度指令手段から発せられた
送り速度指令を主軸の実回転速度に応じて補正する送り
速度指令補正手段21b、および主軸が指令回転速度か
ら加工可能回転速度に減速されるまでの間に、加工が終
了すると予測される時期を決定して主軸の停止指令を発
する主軸停止時期決定手段25b、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は数値制御における送
り速度制御方法および装置に関し、特にワークの加工サ
イクル時間を短縮する数値制御における送り速度制御方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、送り軸を送りながら主軸により
ワークを切削または研削(以下、単に加工と記す)する
工作機械の数値制御(NC)は、ワークを加工するため
のNCプログラムを読取り、例えば、NCプログラムか
ら主軸の起動指令と所定の送り軸の加工開始点への位置
決め指令とが発せられると、主軸を指令回転速度に向け
て回転開始するとともに送り軸の加工開始点への位置決
めを開始する。次いで主軸の回転速度が指令回転速度に
到達した後、NCプログラムから発せられる加工指令、
例えば送り軸の直線補間指令を受け、送り軸を直線補間
指令による送り速度で送りつつ主軸を指令回転速度で回
転させてワークの加工を行い、加工終了後は、主軸を停
止させるとともに送り軸を退避させる指令を発し、主軸
の完全停止を待って、次の工程、例えば工具の交換を行
っている。
【0003】したがって、主軸の起動と送り軸の位置決
めを同時に行うと、特に主軸の高速化に伴い指令回転速
度が10,000〜20,000RPMともなると、主
軸が指令回転速度に到達するより早くに送り軸の加工開
始点への位置決めが終了し、一方、主軸の停止指令と送
り軸の退避指令は、共に加工終了後に発せられる。この
ように上記従来技術では、送り軸の加工開始点への位置
決めを終了してから主軸回転速度が指令回転速度に到達
するまでの間は加工を開始できず、一方、加工が終了す
るまで主軸を指令回転速度に維持しなければならず主軸
の停止に遅れが生じる。その結果、加工サイクルに時間
を要するという問題が生じる。
【0004】これを解決するため、特開平9−2396
30号公報に開示の加工方法がある。この加工方法は、
ドリルにより複数の穴加工を行う際、主軸が指令回転速
度に達する前に、加工穴の位置にドリルが位置決めされ
た時点の主軸回転速度で穴加工を開始させ、主軸が指令
回転速度に達するまでの無駄時間をなくすようにしたも
のである。また主軸回転の減速中にも穴加工を行って、
全穴の加工終了時点から主軸の完全停止に至るまでの時
間を短縮するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ドリ
ルによる穴加工についての発明であるが、エンドミルや
フェイスミル等によるフライス加工の場合は、加工仕上
面の質が大事であり、主軸回転速度や送り軸の送り速度
等の加工条件が所定の許容値の範囲内でないとならない
というむずかしさがある。例えば主軸回転速度には許容
最低回転速度である加工可能回転速度が存在する。
【0006】それゆえ、本発明は上記問題を解決し、加
工仕上面の質を維持し、かつ加工サイクル時間を短縮す
る数値制御における送り速度制御方法および装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決する本発
明による数値制御における送り速度制御方法は、工具経
路、主軸回転速度、送り軸送り速度等のデータを数値で
指令してワークを加工する数値制御における送り速度制
御方法において、前記加工を開始しようとする際、主軸
の実回転速度が指令回転速度より低い所定の加工可能回
転速度を越えたら主軸の実回転速度に応じた送り速度で
加工を開始し、前記加工を終了しようとする際、主軸の
実回転速度が前記加工可能回転速度に減速されるまでの
間に、前記加工が終了するよう主軸の停止指令を発する
ことを特徴とする。
【0008】上記問題を解決する本発明による数値制御
における送り速度制御装置は、工具経路、主軸回転速
度、送り軸送り速度等のデータを数値で指令してワーク
を加工する数値制御における送り速度制御装置におい
て、主軸の実回転速度を検出してその実回転速度が所定
の加工可能回転速度の範囲内にあるか否かを判断する加
工可能判断手段と、前記加工可能判断手段により主軸の
実回転速度が前記加工可能回転速度の範囲内にあると判
断されたとき送り速度指令を発する送り速度指令手段
と、前記送り速度指令手段から発せられた送り速度指令
を主軸の実回転速度に応じて補正する送り速度指令補正
手段と、主軸が指令回転速度から前記加工可能回転速度
に減速されるまでの間に、加工が終了すると予測される
時期を決定して主軸の停止指令を発する主軸停止時期決
定手段と、を具備することを特徴する。
【0009】本発明の数値制御における送り速度制御方
法および装置は、主軸回転速度が指令回転速度より低い
加工可能回転速度以上で送り軸を送って加工するので、
主軸回転の立上り時や立下り時の加工待ち時間が少くな
り、かつ加工仕上面の質を維持しつつワークの加工サイ
クル時間を短縮する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明による数
値制御における送り速度制御装置の一実施形態を示す図
である。図1に示す数値制御装置(NC装置)1は、マ
イクロプロセッサ(CPU)10と、CPU10にバス
ライン11を介して双方向に通信可能に接続されたRO
M12、RAM13、バックアップRAM(B.RA
M)14、グラフィク制御回路15、CRT16および
キーボード17とからなる。CPU10は、NC装置1
全体を制御する中央処理装置であり、ROM12はNC
装置1全体を制御するために必要なプログラムを格納し
た読取り専用のメモリであり、RAM13は工作機械に
おける各送り軸の現在位置等のデータを格納する読み書
き自在なメモリであり、B.RAM14はNC電源が遮
断されてもバッテリでバックアップされる加工プログラ
ム14aやパラメータ等を格納する読み書き自在なメモ
リである。グラフィック制御回路15はRAM13に格
納された各送り軸の現在位置、移動量等のデータをCR
T16へ表示するための処理を行うものである。キーボ
ード17はオペレータが各種データを入力したり各種パ
ラメータを変更したりするために使用する入力装置であ
る。
【0011】NC装置1は、図1において破線20で囲
まれるサーボ機構とバスライン11を介して接続され
る。サーボ機構20は、NC装置1からのNCブロック
指令を受けて、主として工作機械に組み込まれる主軸モ
ータと複数の送り軸モータとを駆動制御する機能を有す
る。図1において、便宜上、複数の内1つの送り軸につ
いてのみを代表して示す。図1に示すように、本発明の
実施例のサーボ機構には、主軸に対しては、主軸制御回
路21、サーボアンプ22、サーボモータ23および速
度検出器24が設けられ、各送り軸に対しては、送り軸
制御回路25、サーボアンプ26、サーボモータ27お
よび位置速度検出器28がそれぞれ設けられる。
【0012】主軸のサーボアンプ22は、主軸制御回路
21を介してNC装置1から受ける主軸回転速度の指令
に応じて、サーボモータ23を駆動し、サーボモータ2
3に取り付けられた速度検出器24から主軸の回転速度
を示すサーボモータ23の速度フィードバック信号を受
けてサーボモータ23の速度制御を行う。主軸制御回路
21は、加工可能判断手段21aと送り速度指令補正手
段21bとを備えるが、これらについては後述する。
【0013】一方、送り軸のサーボアンプ26は、送り
軸制御回路25を介してNC装置1から受ける送り速度
および送り量の指令に応じて、サーボモータ27を駆動
し、サーボモータ27に取り付けられた例えばエンコー
ダからなる位置速度検出器28から送り軸の現在位置を
示す位置フィードバック信号を受けて送り軸の位置決め
制御を行うとともに、送り軸制御回路25を介してNC
装置1から受ける送り速度の指令に応じて、上記位置フ
ィードバック信号から算出したサーボモータ26の速度
フィードバック信号を受けてサーボモータ27の速度制
御を行う。送り軸制御回路25は、送り速度指令手段2
5aと主軸停止時期決定手段25bとを備えるが、これ
らについては後述する。
【0014】次に、本発明の加工可能判断手段21a、
送り速度指令補正手段21b、送り速度指令手段25a
および主軸停止時期決定手段25bについて以下に説明
する。先ず、主軸制御回路21内の加工可能判断手段2
1aは、主軸の実回転速度を速度検出器24から検出し
てその実回転速度が主軸の加工可能回転速度の範囲内に
あるか否かを、例えばサーボモータ23の回転速度が
3,000RPM以上にあるか否かにより判断する。
【0015】送り軸制御回路25内の送り速度指令手段
25aは、主軸制御回路21の加工可能判断手段21a
により主軸の実回転速度が加工可能回転速度の範囲内に
あると判断されたことを受けて、送り軸の所定の送り速
度指令9000mm/ min、例えばサーボモータ27の回
転速度に換算して900RPMをサーボアンプ26へ発
する。
【0016】主軸制御回路21内の送り速度指令補正手
段21bは、送り速度指令手段25aから発せられる送
り速度指令を速度検出器24から検出した主軸の実回転
速度に応じて補正する。これにより主軸回転速度と送り
軸の送り速度との同期がとれる。この補正の方法は、主
軸の指令回転速度に対する実回転速度の比を刻々演算
し、送り速度を加減速させるオーバライド機能のオーバ
ライド値としてこの演算した比を用いればよい。
【0017】送り軸制御回路25内の主軸停止時期決定
手段25bは、主軸の回転停止指令が発せられてから、
例えばサーボモータ23の回転速度に換算して12,0
00RPMの指令回転速度から加工可能回転速度、サー
ボモータ23の回転速度に換算して3,000RPMに
減速されるまでの間に、主軸の実回転速度に応じた送り
速度での送り軸により加工が終了すると予測される時期
を予測決定して主軸の停止指令を主軸制御回路21へ発
する。主軸制御回路21はこれを受けてサーボモータ2
3を停止する指令をサーボアンプ22へ送る。この主軸
を停止する予測時期を決定する処理については図2の説
明後に行う。次に、図2を用いて加工サイクル時間の短
縮について以下に説明する。
【0018】図2は加工サイクルの説明図であり、
(A)は従来技術の加工サイクルを示す図であり、
(B)は本発明の加工サイクルを示す図である。図2の
(A)、(B)において、横軸は時間を示し、縦軸は上
段が主軸回転速度(RPM)、下段が送り軸の送り速度
(mm/min )を示す。従来技術の加工サイクルは、図2
の(A)に示すように、NCプログラムから時刻t0
主軸の起動指令と所定の送り軸の加工開始点への位置決
め指令とが同時に発せられる指令、すなわちアプローチ
指令を受けると、主軸を指令回転速度、例えば12,0
00RPMに向けて回転開始するとともに送り軸の加工
開始点への位置決めを開始する。時刻t1 には送り軸は
加工開始点への位置決めを終了し、時刻t1 から主軸の
回転速度が指令回転速度に到達する時刻t2 まで加工開
始を待っている。次いで時刻t2 に、NCプログラムか
ら発せられる加工指令、例えば送り軸の直線補間指令を
受け、送り軸を直線補間指令による送り速度、例えば
9,000mm/min で送りつつ主軸を指令回転速度で回
転させてワークの加工を行う。時刻t3 に直線補間指令
で指令された送り量が送られて加工終了した後は、主軸
を停止させるとともに送り軸を退避させる指令を発す
る。時刻t4 に送り軸の退避は終了する。次いで、時刻
5 に主軸が完全に停止するのを待って、次の工程、例
えば工具の交換を開始する。
【0019】一方、本発明の加工サイクルは、図2の
(B)に示すように、NCプログラムから時刻t0 に主
軸の起動指令と所定の送り軸の加工開始点への位置決め
指令とが同時に発せられる指令、すなわちアプローチ指
令を受けると、主軸を指令回転速度、例えば12,00
0RPMに向けて回転開始するとともに送り軸の加工開
始点への位置決めを開始する。時刻t1 とほぼ等しい時
刻t11には送り軸は加工開始点への位置決めを終了し、
と同時に主軸の回転速度が加工可能回転速度、例えば
3,000RPM以上に到達していることが加工可能判
断手段により判断される。このとき、NCプログラムか
ら加工指令、例えば送り軸の直線補間指令が発せられて
いると、送り速度指令手段からの指令を受けて、送り軸
は主軸が指令回転速度に達した信号を待つことなく時刻
11から主軸の回転速度が指令回転速度に到達する時刻
12まで、送り速度補正手段により補正された、つまり
主軸の回転速度に応じた送り速度で送られる。次いで時
刻t12に、送り軸の送り速度は、時刻t11にNCプログ
ラムから発せられた加工指令、例えば送り軸の直線補間
指令における送り速度が、例えば9,000mm/min
(送りオーバライド値100%)に到達し、時刻t12
らは、この指令送り速度で送りつつ主軸を指令回転速度
で回転させワークの加工を行う。次いで、主軸停止決定
手段により予測された時刻t13に主軸の停止指令が発せ
られると主軸の減速が始まり、同時に送り軸を送り速度
補正手段により補正して主軸の回転速度に応じた送り速
度で送る。次いで、時刻t14に加工が終了すると送り軸
を退避させる指令を発する。すると、時刻t15に送り軸
の退避は終了するとほぼ同時に主軸が完全に停止し、次
の工程、例えば工具の交換を開始する。
【0020】従来技術の加工サイクルでは、主軸回転速
度が指令回転速度に到達しないと送り軸を送った加工を
しないし、また加工が終了しないと主軸回転停止指令を
発しないが、本発明の加工サイクルでは、主軸回転速度
が指令回転速度より低い加工可能回転速度以上であれば
送り軸を送って加工を開始し、また加工が終了する前に
主軸回転停止指令を発するので、正味の加工時間は若干
延びるが図2の(A)に示す加工待ち時間と停止待ち時
間分だけそれ以上に短縮され、全体として加工サイクル
時間が短縮される。
【0021】最後に、前述の予測時期を決定する処理、
すなわち主軸停止時期決定手段25bの2つの実施例に
ついて以下に説明する。主軸停止時期決定手段25bの
第1実施例は、送り軸の送り速度に基づくものである。
図2の(B)に示すように、時刻t11から時刻t12まで
送り軸は等加速度で送られる。この間に送り速度指令補
正手段から出される送り速度指令を積分すればこの間の
送り量FAが算出される。次いで、NCプログラムから
発せられた直線補間指令の送り量FDを読取る。図2の
(B)に示す時刻t13、t14間の送り量FCを、送り軸
加速時の送り量FAの1/3と設定すれば、送り速度一
定で加工される送り量FBがFB=FD−4FA/3に
より求められる。これを満たす時刻、すなわち時刻t11
から送り軸の送り速度を積分して得られた送り量がFA
+FBに等しくなった時刻t13を主軸停止指令を発する
時期と決定する。今はFCをFAの1/3と想定した
が、この値は使用工具、ワーク材質、加工条件等によっ
て変わる値であり、その都度適正な値を用いる必要があ
る。
【0022】主軸停止時期決定手段25bの第2実施例
は、送り軸の位置データに基づくものである。送り軸の
現在位置は位置速度検出器28から送り軸制御回路25
へフィードバックされており、図2の(B)に示す時刻
11、t12における送り軸の位置データを読取れば、こ
のt11、t12間の送り量FAが判る。次いで、NCプロ
グラムから発せられた直線補間指令の送り量FDを読取
る。図2の(B)に示す時刻t13、t14間の送り量FC
を、送り軸加速時の送り量FAの1/3と設定すれば、
送り速度一定で加工される送り量FBがFB=FD−4
FA/3により求められる。これを満たす時刻、すなわ
ち時刻t11からの送り軸の位置データの変化量がFA+
FBに等しくなる時刻t13を主軸停止指令を発する時期
と決定する。
【0023】尚、主軸の回転減速中の加工において、加
工が終了する前に主軸の回転速度が加工可能回転速度よ
り下回る場合は、主軸の減速を一時停止し、加工が終了
するまで、加工可能回転速度を維持させる機能が、主軸
制御回路21に備えられている。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の数値制御
における送り速度制御方法および装置によれば、主軸の
回転加減速中の主軸回転速度が指令回転速度より低い加
工可能回転速度以上の範囲で送り軸を送って加工するの
で、加工仕上面の質を維持しつつワークの加工サイクル
時間を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値制御における送り速度制御装置の
一実施形態を示す図である。
【図2】加工サイクルの説明図であり、(A)は従来技
術の加工サイクルを示す図であり、(B)は本発明の加
工サイクルを示す図である。
【符号の説明】
1…数値制御装置(NC装置) 10…CPU 11…バスライン 20…サーボ機構 21…主軸制御回路 21a…加工可能判断手段 21b…送り速度指令補正手段 22、26…サーボアンプ 23、27…サーボモータ 24…速度検出器 25…送り軸制御回路 25a…送り速度指令手段 25b…主軸停止時期決定手段 28…位置速度検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具経路、主軸回転速度、送り軸送り速
    度等のデータを数値で指令してワークを加工する数値制
    御における送り速度制御方法において、 前記加工を開始しようとする際、主軸の実回転速度が指
    令回転速度より低い所定の加工可能回転速度を越えたら
    主軸の実回転速度に応じた送り速度で加工を開始し、 前記加工を終了しようとする際、主軸の実回転速度が前
    記加工可能回転速度に減速されるまでの間に、前記加工
    が終了するよう主軸の停止指令を発する、ことを特徴と
    した数値制御における送り速度制御方法。
  2. 【請求項2】 工具経路、主軸回転速度、送り軸送り速
    度等のデータを数値で指令してワークを加工する数値制
    御における送り速度制御装置において、 主軸の実回転速度を検出してその実回転速度が所定の加
    工可能回転速度の範囲内にあるか否かを判断する加工可
    能判断手段と、 前記加工可能判断手段により主軸の実回転速度が前記加
    工可能回転速度の範囲内にあると判断されたとき送り速
    度指令を発する送り速度指令手段と、 前記送り速度指令手段から発せられた送り速度指令を主
    軸の実回転速度に応じて補正する送り速度指令補正手段
    と、 主軸が指令回転速度から前記加工可能回転速度に減速さ
    れるまでの間に、加工が終了すると予測される時期を決
    定して主軸の停止指令を発する主軸停止時期決定手段
    と、を具備することを特徴とした数値制御における送り
    速度制御装置。
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