JPS63150137A - 適応制御装置 - Google Patents

適応制御装置

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JPS63150137A
JPS63150137A JP29541986A JP29541986A JPS63150137A JP S63150137 A JPS63150137 A JP S63150137A JP 29541986 A JP29541986 A JP 29541986A JP 29541986 A JP29541986 A JP 29541986A JP S63150137 A JPS63150137 A JP S63150137A
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JP
Japan
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cutting load
tool
reference value
feed
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP29541986A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Nakaoki
中沖 守
Yoshio Kaneko
金子 義雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS63150137A publication Critical patent/JPS63150137A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は適応制御装置之特にワークの取代のばらつき
による切削負荷の変動を検出しつつ連続的な加工を行う
NC工作機械の適応制御装置に関する。
[従来の技術] ワークの加工条件等を予めテープにさん孔し、この指令
テープにさん孔された数値情報を情報処理回路に読み込
ませてサーボ機構に与え、指令通りの加工を行なわせる
NC装置が周知である。
このNC装置によれば、例えばワーク搬入後の自動芯出
し、加工完了後の自動計測等ができる上、金型加工時の
取代のばらつきによる切削負荷を検出しつつ送り速度を
自動的に加減速する適応制御装置の装着により、無人で
連続加工も可能となり生産性の向上に寄与することがで
きる。
従来、金型加工時の取代にばらつきのあるワークをNC
装置にて加工する場合は、取代の多い部分では切削負荷
が大きく工具を破損するおそれがあったため、切削負荷
の大きさを各種センサにて検出し、このときの切削負荷
の変動に応じて送り速度又は切込量を制御することによ
り加工を行っていた。
すなわち、第1の従来例として、第3図に示されるよう
に、切削負荷の検出信号10が予め設定された基準値1
2よりも大きい場合は、ワーク15への切込み量を制御
することなく、工具14の送り速度16を減速制御して
切削負荷を基準値12以下に押さえながら加工を行って
いた。
また、第2の従来例として、第4図に示されるように、
工具14の送り速度16を一定とし、切削負荷の検出信
号10が基準値12よりも大きい場合に、ワーク15へ
の切込み量を一定量(d)ずつ逃がすような加工制御を
行っていた。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の問題点 しかしながら、前述した第1の従来技術(速度制御)に
よる場合は、切削負荷の検出信号10がある一定時間(
1)以上継続して基準値12を越えた場合は制御不能と
みなし、装置を停止させる制御を行っていたため連続運
転かできないという問題があった。
また、第2の従来技術(切込み量制御)による場合は、
ワークの取代の状況によっては何度も工具を逃がしなが
ら加工を行う必要が生じ、このため再加工回数が多くな
り加工時間が長くなるという問題があった。
以」二のように、前記いずれの手段による場合も連続的
かつ効率的な無人運転ができないという問題があった。
発明の目的 この発明は係る問題点を解決するためになされたもので
、切削負荷の増加に対し送り速度制御と切込み量制御の
双方を組み合わせることにより、連続的な無人運転を可
能とした適応制御装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用コ前記目的を達
成するために、本発明は、NCコントローラ及びマシン
コントローラを備えワークの取代のばらつきによる切削
負荷の変動を検出しつつ切削負荷の変動に応じて最適制
御を行うNC工作機械の適応制御装置において、検出さ
れた切削負荷と予め設定された基準値とを比較するとと
もに切削負荷に応じて工具の送り速度と切込み量を演算
する比較演算部と、該比較演算部からの指令に基づき工
具の送り速度と切込み量を制御するサーボユニットとを
備え、第1段階の制御として切削負荷の増加にともない
送り速度を減少させ、第2段階の制御として切削負荷が
所定時間継続して前記基準値以」二となったときに切込
み量を少なくするように制御することを特徴とする。
前記構成によれば、工具に加わる切削負荷を検出しつつ
このときの検出値が大きくなった場合に、次の2段階の
制御により装置を停止さぜることなく連続的かつ効率的
な無人運転を行うことができる。
すなわち、第1段階の制御として、切削負荷が予め設定
された基準値よりも大きくなった場合に、切込み量を変
えることなく送り速度のみを減少させて切削負荷を基準
値以下に押さえるような制御を行う。しかし、許容し得
る最低限の速度に減速したにもかかわらず、ワークの取
代が大きく切削負荷が所定時間以上継続して基準値を越
えた場合は、続いて、第2段階の制御に移、行し、この
制御においては切込み量を一定量ずつ少なくしていくこ
とにより工具に加わる切削負荷を低下させ、基準値以下
となるような制御を行うものである。
なお、切削負荷が基準値以下となった場合、前記とは逆
に、工具を一定量ずつワークに切り込んで行く制御を行
うことにより効率的な加工を行うこととしている。
以上の制御を繰り返しながら加工を行う訳であるが、第
1回目の加工終了後に前記により逃がし加工を行った部
分の加工残りをなくすため、工具を逃がしたことをDN
C装置(ダイレクトNC装置)に記憶させておき、この
逃がし加工を行った情報がDNC装置に記憶されている
間は自動的に再加工指令か発せられ、連続的かつ正確な
無人運転が可能となる。なお、本実施例においては、記
憶情報制御にDNC装置を用いた場合で説明したか、紙
テープ、メモリー運転でも可能である。
[実施例] 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を説明する。
第1図には本発明に係る適応制御装置の全体構成ブロッ
ク図が示されている。
同図において、本実施例においては紙テープによること
なく転送ケーブルにより直接N/C装置32に加工情報
を伝達することのできるDNC装置34が用いられてお
り、主軸モータ24に取り付(プられた電流検出センサ
26にて検出される切削時の切削負荷の変動に応じ、マ
シンコントローラ30を介してテーブル22に固定され
たワーク18は、主軸23に取付けられた工具22によ
り自動的に最適な加工が行われる。
本発明の特徴的なことは、検出された切削負荷と予め設
定された基準値とを比較するとともに切削負荷に応じて
工具の送り速度と切込み量を演算する比較演算部と、該
比較演算部からの指令に基づき工具の送り速度と切込み
量を制御するサーボユニットとを備えていることである
すなわち、本実施例において、前記比較演算部28は前
記電流検出センサ26からの検出信号36と、工具の種
類に対応して予め設定された基準値とを比較するととも
に、電流検出センサ26にて検出された切削負荷に応じ
て工具の送り速度と切込み量とを演算する。
また、前記サーボユニット40は、N/C装置32及び
マシンコントローラ30を介して比較演算部28からの
指令に基づき、工具の送り速度と切込み量に応じた信号
を送りモータ42及び切込み量送りモータ44に送出す
る。これら送りモータ42及び切込み量送りモータ44
には図示しない送り速度検出センサと切込み量検出セン
サとがそれぞれ設けられている。
次に第2図に基づき本発明の詳細な説明する。
前記比較演算部38において、ワーク18切削時の切削
負荷の検出信号36と予め設定された切削負荷の基準値
46とが比較され、検出信号36の大きさが基準値46
を越えると、まず第1段階の制御として、切削負荷36
が基準値46を越えない程度に送り速度35を減速させ
るいわゆる速度制御が行われる(区間A)。
すなわち、このとき、最適な負荷にて切削できるように
、比較演算部38からマシンコントローラ30.N/C
装置32を介してワーク18と工具22との相対送り速
度を低下させるべくサーボユニット40に指令が発せら
れ、本実施例ではテーブル22の送り速度35を減速す
る制御が行われる。すなわち、前記送りモータ42はサ
ーボユニット40からの指令に基づきテーブル22の送
り速度を減速させて工具22に加わる切削負荷を低下さ
せる。このように、切削負荷が増大した場合には送り速
度制御を行うことにより、単位時間当りのワーク切削量
を一定化して安定な加工が行われる。
しかし、前記第1段階の制御において、送り速度35を
許容最低限の速度35′に低下させても、切削負荷36
が基準値46を越えた状態で一定時間(t) 継続した
場合には、続いて第2段階の制御として、比較演算部3
8から前記と同様のルートでサーボユニット40から切
込み量送りモータ44に指令が発せられ、いわゆる切込
量制御により工具22を一定量(d)ずつワークから逃
がす制御が行われ、これによって切削負荷を更に低下さ
せ加工が続行される。
この切込量制御において、切削負荷36が基準値46以
下になると、前記と逆に工具22を一定量(d)ずつワ
ーク18に切り込んで行く制御が実施され、これによっ
て能率的な加工が行われる。
以」二の制御を繰り返しながら加工が行われるが、第1
回目の加工終了後にワーク18の加工残りをなくすため
、工具22ワーク18から逃したことをDNC装置34
に記憶させておき、この記憶情報がD N 、C装置3
4に存在する間は自動的に再加工指令か発せられ、ワー
クの取代かなくなるまで再加工が実施される。
なお、本実施例においては、切削負荷の検出信号36を
得るのに主軸モータ24の電流を用いた場合について説
明したが、これに限ることなく、他の検出信号によって
も可能である。
以上説明したように、本発明の実施例によれば、切削負
荷に対し、送り速度制御と切込み量制御とを組み合わせ
ることにより、装置を停止させることなく最適条件にて
効率的な加工を行うことができ、NC工作機械による連
続的な無人運転か可能となる。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、切削負荷と予め設定さ
れた基準値とを比較することによりその比較値に応じて
工具の送り速度と切込み量とを演算する比較演算部と、
該比較演算部からの指令に基づき工具の送り速度と切込
み量を制御するサーボユニットとを備えたことにより、
ワークの取代の変動に応じて工具を破損させることなく
能率的な連続無人運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る適応制御装置の全体構成を示すブ
ロック図、 第2図は本実施例の制御に基づく加工状態を示す図、 第3図は従来の速度制御による加工状態を示す図、 第4図は従来の切込み量制御による加工状態を示す図で
ある。 18 ・・・ ワーク 22 ・・・ 工具 26 ・・・ 電流検出センサ 36 ・・・ 切込負荷検出信号 38 ・・・ 比較演算部 40 ・・・ サーボユニット 46 ・・・ 基準値。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. NCコントローラ及びマシンコントローラを備えワーク
    の取代のばらつきによる切削負荷の変動を検出しつつ切
    削負荷の変動に応じて最適制御を行うNC工作機械の適
    応制御装置において、検出された切削負荷と予め設定さ
    れた基準値とを比較するとともに切削負荷に応じて工具
    の送り速度と切込み量を演算する比較演算部と、該比較
    演算部からの指令に基づき工具の送り速度と切込み量を
    制御するサーボユニットとを備え、第1段階の制御とし
    て切削負荷の増加にともない送り速度を減少させ、第2
    段階の制御として切削負荷が所定時間継続して前記基準
    値以上となったときに切込み量を少なくするように制御
    することを特徴とする適応制御装置。
JP29541986A 1986-12-10 1986-12-10 適応制御装置 Pending JPS63150137A (ja)

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Cited By (5)

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