JPH06297278A - チップ修正用治具 - Google Patents
チップ修正用治具Info
- Publication number
- JPH06297278A JPH06297278A JP11640693A JP11640693A JPH06297278A JP H06297278 A JPH06297278 A JP H06297278A JP 11640693 A JP11640693 A JP 11640693A JP 11640693 A JP11640693 A JP 11640693A JP H06297278 A JPH06297278 A JP H06297278A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- electrode tip
- annular body
- jig
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気溶接用の電極チップを再使用し得るよう
に切削するためのチップ修正用治具を提供するもので、
切削時に加わる外力で該チップが治具から離脱できなく
なるのを防いでチップの着脱作業が容易にできるように
する。 【構成】 電気溶接用の電極チップ13が被せられるピ
ン部4を基台1の上面中心に垂直に固植し、該基台1の
外周にハンドル8操作により水平面内で回転するように
環状体7を螺合し、中心に前記ピン部4が貫通する透孔
14が開設された昇降板10を前記環状体7上に設けて
なる。
に切削するためのチップ修正用治具を提供するもので、
切削時に加わる外力で該チップが治具から離脱できなく
なるのを防いでチップの着脱作業が容易にできるように
する。 【構成】 電気溶接用の電極チップ13が被せられるピ
ン部4を基台1の上面中心に垂直に固植し、該基台1の
外周にハンドル8操作により水平面内で回転するように
環状体7を螺合し、中心に前記ピン部4が貫通する透孔
14が開設された昇降板10を前記環状体7上に設けて
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気溶接用の電極チッ
プを再使用し得るように切削するためのチップ修正用治
具に関するものである。
プを再使用し得るように切削するためのチップ修正用治
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば弾頭形に形成されたスポット溶接
用の電極チップは、使用により高電流,スパッタ等のた
めに表面が荒れて凹凸状になり変形を起こすためにこれ
を再切削して元どおり修正することが行なわれている。
用の電極チップは、使用により高電流,スパッタ等のた
めに表面が荒れて凹凸状になり変形を起こすためにこれ
を再切削して元どおり修正することが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その際、切削しようと
する電極チップを治具のピン部に被せて動かないように
固定し、ボール盤等の回転工具で該電極チップの外周面
を再切削するものであったが、従来のチップ修正用治具
では、電極チップが切削時に加えられる外力によってピ
ン部にきつくくいついてしまい、手では離脱できなくな
るため、例えば二股棒状の工具をテコのように使用して
取り外すようにしているが、そのために電極チップに疵
が付き、切削により肉薄になっていると使用時に割れが
生じ易くなるなど不良,トラブルの原因となるという問
題があった。
する電極チップを治具のピン部に被せて動かないように
固定し、ボール盤等の回転工具で該電極チップの外周面
を再切削するものであったが、従来のチップ修正用治具
では、電極チップが切削時に加えられる外力によってピ
ン部にきつくくいついてしまい、手では離脱できなくな
るため、例えば二股棒状の工具をテコのように使用して
取り外すようにしているが、そのために電極チップに疵
が付き、切削により肉薄になっていると使用時に割れが
生じ易くなるなど不良,トラブルの原因となるという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のチップ修正用治
具は上記課題を解決しようとするもので、電気溶接用の
電極チップが被せられるピン部を基台の上面中心に垂直
に固植し、該基台の外周にハンドル操作により水平面内
で回転するように環状体を螺合し、中心に前記ピン部が
貫通する透孔が開設された昇降板を前記環状体上に設け
てなることを特徴とするものである。
具は上記課題を解決しようとするもので、電気溶接用の
電極チップが被せられるピン部を基台の上面中心に垂直
に固植し、該基台の外周にハンドル操作により水平面内
で回転するように環状体を螺合し、中心に前記ピン部が
貫通する透孔が開設された昇降板を前記環状体上に設け
てなることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】昇降板を下降させた状態でピン部に電極チップ
を被せて切削加工した後、ハンドル操作により環状体を
回転させ昇降板を上昇させれば、該昇降板が電極チップ
を押し上げ、ピン部より離脱させる。
を被せて切削加工した後、ハンドル操作により環状体を
回転させ昇降板を上昇させれば、該昇降板が電極チップ
を押し上げ、ピン部より離脱させる。
【0006】
【実施例】次に図と共に本発明の実施例を説明する。図
において、1は円柱状の基台で、該基台1は水平な作業
台2上に不動なるように固定される。基台1の上面中心
に螺子孔3が形成され、該螺子孔3に螺子軸部5を螺合
締付することによりピン部4を該基台1の上面中心に垂
直に固植している。
において、1は円柱状の基台で、該基台1は水平な作業
台2上に不動なるように固定される。基台1の上面中心
に螺子孔3が形成され、該螺子孔3に螺子軸部5を螺合
締付することによりピン部4を該基台1の上面中心に垂
直に固植している。
【0007】基台1の上半部外周には螺子溝6が刻設さ
れ、該螺子溝6に環状体7を螺合させている。8は該環
状体7の外周に設けられたハンドルである。環状体7の
上部にはベアリング9を介在させ、円板状の昇降板10
を該環状体7に対して回転自在に支持している。11は
ベアリング9上から昇降板10が離脱するのを防ぐため
環状体7の外周4個所にビス12により固着した鉤状の
ホルダである。なお、該昇降板10の中心には、前記ピ
ン部4が貫通する丸い透孔14が開設されている。
れ、該螺子溝6に環状体7を螺合させている。8は該環
状体7の外周に設けられたハンドルである。環状体7の
上部にはベアリング9を介在させ、円板状の昇降板10
を該環状体7に対して回転自在に支持している。11は
ベアリング9上から昇降板10が離脱するのを防ぐため
環状体7の外周4個所にビス12により固着した鉤状の
ホルダである。なお、該昇降板10の中心には、前記ピ
ン部4が貫通する丸い透孔14が開設されている。
【0008】このように構成した本発明のチップ修正用
治具では、ハンドル8を操作し環状体7を一方向に回転
させることにより、該ハンドル8を螺子溝6に沿い螺旋
状に下降させることにより、昇降板10を下方に位置さ
せた状態でピン部4に修正しようとする電極チップ13
を被せる。そして切削工具14を回転させながら下降さ
せ該電極チップ13の外周を所要形状に切削する。こう
して切削を終えたところで、ハンドル8を再び手にして
環状体7を反対向に回転操作し螺子溝6に沿って螺旋状
に上昇させることにより昇降板10を上昇させる。こう
すれば図1に仮想線で示したように電極チップ13は昇
降板10により押し上げられ、ピン部4より簡単に抜脱
させることができる。
治具では、ハンドル8を操作し環状体7を一方向に回転
させることにより、該ハンドル8を螺子溝6に沿い螺旋
状に下降させることにより、昇降板10を下方に位置さ
せた状態でピン部4に修正しようとする電極チップ13
を被せる。そして切削工具14を回転させながら下降さ
せ該電極チップ13の外周を所要形状に切削する。こう
して切削を終えたところで、ハンドル8を再び手にして
環状体7を反対向に回転操作し螺子溝6に沿って螺旋状
に上昇させることにより昇降板10を上昇させる。こう
すれば図1に仮想線で示したように電極チップ13は昇
降板10により押し上げられ、ピン部4より簡単に抜脱
させることができる。
【0009】なお、この実施例は環状体7と昇降板10
の間にベアリング9を介在させているので昇降板10の
上面が電極チップ13に当接したとき環状体7が回転し
ても該昇降板10は回転することなく上昇できる。この
ため電極チップ13の下端縁と昇降板10とが摩擦を起
こすことなく電極チップ13を真上に押し上げることが
でき、電極チップ13の離脱を一層スムースならしめる
ことができる。
の間にベアリング9を介在させているので昇降板10の
上面が電極チップ13に当接したとき環状体7が回転し
ても該昇降板10は回転することなく上昇できる。この
ため電極チップ13の下端縁と昇降板10とが摩擦を起
こすことなく電極チップ13を真上に押し上げることが
でき、電極チップ13の離脱を一層スムースならしめる
ことができる。
【0010】
【発明の効果】このように本発明のチップ修正用治具に
よれば、螺子溝に沿って昇降板を上昇させられ電極チッ
プが押し上げられるようにしたので、ハンドル操作によ
り環状体を回転させるだけで軽い力で簡単に電極チップ
をピン部から離脱させることができる。このため電極チ
ップに無用な力が加わり疵付けるようなおそれをなく
し、何人にも容易に電極チップを再生使用できるように
する有益な効果がある。
よれば、螺子溝に沿って昇降板を上昇させられ電極チッ
プが押し上げられるようにしたので、ハンドル操作によ
り環状体を回転させるだけで軽い力で簡単に電極チップ
をピン部から離脱させることができる。このため電極チ
ップに無用な力が加わり疵付けるようなおそれをなく
し、何人にも容易に電極チップを再生使用できるように
する有益な効果がある。
【図1】本発明に係るのチップ修正用治具の一実施例を
示した縦断面図。
示した縦断面図。
【図2】本発明に係るのチップ修正用治具の一実施例を
示した斜視図。
示した斜視図。
1 基台 4 ピン部 6 螺子溝 7 環状体 8 ハンドル 9 ベアリング 10 昇降板 12 ビス 13 電極チップ 14 透孔
Claims (1)
- 【請求項1】 電気溶接用の電極チップが被せられるピ
ン部を基台の上面中心に垂直に固植し、該基台の外周に
ハンドル操作により水平面内で回転するように環状体を
螺合し、中心に前記ピン部が貫通する透孔が開設された
昇降板を前記環状体上に設けてなることを特徴としたチ
ップ修正用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11640693A JPH06297278A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | チップ修正用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11640693A JPH06297278A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | チップ修正用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06297278A true JPH06297278A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=14686271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11640693A Pending JPH06297278A (ja) | 1993-04-19 | 1993-04-19 | チップ修正用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06297278A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030023960A (ko) * | 2001-09-14 | 2003-03-26 | 현대자동차주식회사 | 용접팁 드레싱용 렌치 |
CN111347199A (zh) * | 2020-04-17 | 2020-06-30 | 烟台汽车工程职业学院 | 焊接机器人工具中心点调整辅助装置 |
-
1993
- 1993-04-19 JP JP11640693A patent/JPH06297278A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030023960A (ko) * | 2001-09-14 | 2003-03-26 | 현대자동차주식회사 | 용접팁 드레싱용 렌치 |
CN111347199A (zh) * | 2020-04-17 | 2020-06-30 | 烟台汽车工程职业学院 | 焊接机器人工具中心点调整辅助装置 |
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