JPH06297266A - 自動かしめ機 - Google Patents
自動かしめ機Info
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- JPH06297266A JPH06297266A JP11237593A JP11237593A JPH06297266A JP H06297266 A JPH06297266 A JP H06297266A JP 11237593 A JP11237593 A JP 11237593A JP 11237593 A JP11237593 A JP 11237593A JP H06297266 A JPH06297266 A JP H06297266A
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- JP
- Japan
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- caulking
- calking
- base
- actuator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品供給アクチェータの動作を単純化すると
共に、かしめベースを上記アクチェータとかしめ位置と
の下方の間で往復動可能としてかしめ位置への部品の供
給動作とパレットの搬入動作とを並行して行えるように
することにより、全体のタクトタイムを短縮できる自動
かしめ機を提供する。 【構成】 パレットコンベヤ4の搬送経路の上方に配置
され、部品を供給する昇降可能な部品供給アクチェータ
6と、このアクチェータに隣接してパレットコンベヤの
下流側に配置され、昇降可能なかしめシャフト15と、
前記搬送経路の下方に配置され、かしめシャフトとアク
チェータとの間で往復動可能でかつかしめシャフトに対
して昇降可能なかしめベースと、該ベースに植設され部
品を載置可能なかしめ受けピン16とを備えている。
共に、かしめベースを上記アクチェータとかしめ位置と
の下方の間で往復動可能としてかしめ位置への部品の供
給動作とパレットの搬入動作とを並行して行えるように
することにより、全体のタクトタイムを短縮できる自動
かしめ機を提供する。 【構成】 パレットコンベヤ4の搬送経路の上方に配置
され、部品を供給する昇降可能な部品供給アクチェータ
6と、このアクチェータに隣接してパレットコンベヤの
下流側に配置され、昇降可能なかしめシャフト15と、
前記搬送経路の下方に配置され、かしめシャフトとアク
チェータとの間で往復動可能でかつかしめシャフトに対
して昇降可能なかしめベースと、該ベースに植設され部
品を載置可能なかしめ受けピン16とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレットコンベヤによ
って搬送される主部材に部品を自動的にかしめて取り付
ける自動かしめ機に関する。
って搬送される主部材に部品を自動的にかしめて取り付
ける自動かしめ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動かしめ機は、例えば
図6〜図8に示すように構成されている。図中31は自
動かしめ機で、デッキシャーシ等の主部材32をパレッ
ト33に載置して搬送するパレットコンベヤ34(図
6,7に示す)の搬送経路(図6においては右から左へ
水平に搬送する)に臨んで配設されている。自動かしめ
機31の機体35上には、後述するかしめベースのかし
め受けピンにピン等の部品(図示せず)を供給する部品
供給アクチェータ36が、前記パレットコンベヤ34の
搬送経路の上流側(図6においては右方)に位置して配
置されている。部品供給アクチェータ36は、垂直軸回
りに旋回可能なロータリーアクチェータ37と、ロータ
リーアクチェータ37に立設された昇降シリンダ38を
介して垂直なガイドロッド39に沿って昇降される昇降
ブロック40と、昇降ブロック40に水平なアーム41
を介して取り付けた水平シリンダ42と、水平シリンダ
42によって水平移動される複数のパーツチャック43
とから構成されている。
図6〜図8に示すように構成されている。図中31は自
動かしめ機で、デッキシャーシ等の主部材32をパレッ
ト33に載置して搬送するパレットコンベヤ34(図
6,7に示す)の搬送経路(図6においては右から左へ
水平に搬送する)に臨んで配設されている。自動かしめ
機31の機体35上には、後述するかしめベースのかし
め受けピンにピン等の部品(図示せず)を供給する部品
供給アクチェータ36が、前記パレットコンベヤ34の
搬送経路の上流側(図6においては右方)に位置して配
置されている。部品供給アクチェータ36は、垂直軸回
りに旋回可能なロータリーアクチェータ37と、ロータ
リーアクチェータ37に立設された昇降シリンダ38を
介して垂直なガイドロッド39に沿って昇降される昇降
ブロック40と、昇降ブロック40に水平なアーム41
を介して取り付けた水平シリンダ42と、水平シリンダ
42によって水平移動される複数のパーツチャック43
とから構成されている。
【0003】又、機体35上には、コラム44が上記部
品供給アクチェータ36に隣接して前記パレットコンベ
ヤ34の搬送経路の下流側(図6,図8においては左
方)に立設されており、このコラム44には、シャフト
昇降シリンダ45を介して昇降される複数のかしめシャ
フト46が、上記搬送経路の上方に位置して取り付けら
れている。更に、機体35には、複数のかしめ受けピン
47及び位置決めピン48を植設したかしめベース49
が、前記かしめシャフト46と対向して前記搬送経路の
下方に配置されていると共に、ベース昇降シリンダ50
を介して昇降可能に取り付けられている。各図において
51,52は機体35上に設けた図示しないパーツステ
ーションに部品を供給するパーツフィーダ、53はシリ
ンダ45へ作動流体を供給する油圧ポンプ、54はかし
め時にかしめベース49を支持するためその下方へ移動
可能な支持ブロックであり、55はかしめシャフト46
とかしめ受けピン47との間のかしめ位置に移動された
パレットコンベヤ34のパレット33を所定位置に停止
させるストッパで、パレットコンベヤ34の搬送経路の
下方へ下降可能に設けられている。なお、シリンダ3
8,42,50は図示しないエア圧源により作動するエ
アシリンダである。
品供給アクチェータ36に隣接して前記パレットコンベ
ヤ34の搬送経路の下流側(図6,図8においては左
方)に立設されており、このコラム44には、シャフト
昇降シリンダ45を介して昇降される複数のかしめシャ
フト46が、上記搬送経路の上方に位置して取り付けら
れている。更に、機体35には、複数のかしめ受けピン
47及び位置決めピン48を植設したかしめベース49
が、前記かしめシャフト46と対向して前記搬送経路の
下方に配置されていると共に、ベース昇降シリンダ50
を介して昇降可能に取り付けられている。各図において
51,52は機体35上に設けた図示しないパーツステ
ーションに部品を供給するパーツフィーダ、53はシリ
ンダ45へ作動流体を供給する油圧ポンプ、54はかし
め時にかしめベース49を支持するためその下方へ移動
可能な支持ブロックであり、55はかしめシャフト46
とかしめ受けピン47との間のかしめ位置に移動された
パレットコンベヤ34のパレット33を所定位置に停止
させるストッパで、パレットコンベヤ34の搬送経路の
下方へ下降可能に設けられている。なお、シリンダ3
8,42,50は図示しないエア圧源により作動するエ
アシリンダである。
【0004】上記自動かしめ機31は、タクト方式で作
動されるもので、各パーツフィーダ51,52からパー
ツステーションに供給された部品を、昇降シリンダ38
の作動により下降された各パーツチャック43によって
把持した後、昇降シリンダ38の作動により上昇させ、
かつロータリーアクチェータ37の作動(平面視右旋
回)によりパレットコンベヤ34の搬送経路上に移動さ
せ、しかる後に水平シリンダ42の作動によりかしめベ
ース49のかしめ受けピン47の上方へ持ち来たし、昇
降シリンダ38の作動により下降させてから各パーツチ
ャック43の解放によって部品をそれぞれのかしめ受け
ピン47上に載置する。次に、昇降シリンダ38の作動
により各パーツチャック43が上昇された後、パレット
コンベヤ34の作動により主部材32を載置したパレッ
ト33がかしめ位置に搬入されると共に、ストッパ55
により所定位置に停止する。そして、ベース昇降シリン
ダ50の作動によりかしめベース49が上昇し、まず、
位置決めピン48が主部材32に設けられた位置決め穴
32aに挿入されて主部材32の位置決めがなされ、つ
いで、かしめ受けピン47上に載置された部品Pが主部
材32に設けられた取付け穴32bに挿入される(図9
参照)。しかる後、支持ブロック54が前進してかしめ
ベース49の支持が行われてから、シャフト昇降シリン
ダ45の作動によりかしめシャフト46が下降して部品
のかしめが行われる。図9にかしめ動作時の要部拡大断
面を示す。かしめ受けピン47には予め部品Pに応じた
穴47aがあけてあり、この穴47a内にアクチェータ
36により部品Pが挿入されて載置されるのである。
動されるもので、各パーツフィーダ51,52からパー
ツステーションに供給された部品を、昇降シリンダ38
の作動により下降された各パーツチャック43によって
把持した後、昇降シリンダ38の作動により上昇させ、
かつロータリーアクチェータ37の作動(平面視右旋
回)によりパレットコンベヤ34の搬送経路上に移動さ
せ、しかる後に水平シリンダ42の作動によりかしめベ
ース49のかしめ受けピン47の上方へ持ち来たし、昇
降シリンダ38の作動により下降させてから各パーツチ
ャック43の解放によって部品をそれぞれのかしめ受け
ピン47上に載置する。次に、昇降シリンダ38の作動
により各パーツチャック43が上昇された後、パレット
コンベヤ34の作動により主部材32を載置したパレッ
ト33がかしめ位置に搬入されると共に、ストッパ55
により所定位置に停止する。そして、ベース昇降シリン
ダ50の作動によりかしめベース49が上昇し、まず、
位置決めピン48が主部材32に設けられた位置決め穴
32aに挿入されて主部材32の位置決めがなされ、つ
いで、かしめ受けピン47上に載置された部品Pが主部
材32に設けられた取付け穴32bに挿入される(図9
参照)。しかる後、支持ブロック54が前進してかしめ
ベース49の支持が行われてから、シャフト昇降シリン
ダ45の作動によりかしめシャフト46が下降して部品
のかしめが行われる。図9にかしめ動作時の要部拡大断
面を示す。かしめ受けピン47には予め部品Pに応じた
穴47aがあけてあり、この穴47a内にアクチェータ
36により部品Pが挿入されて載置されるのである。
【0005】なお、パレットコンベヤ34は、昇降シリ
ンダ38の上昇後、水平シリンダ42の後退作動、ロー
タリーアクチェータ37の左旋回及び昇降シリンダ38
の下降作動によってパーツステーションに復帰移動さ
れ、再び部品を把持した後に昇降シリンダ38の上昇作
動及びロータリーアクチェータ37の右旋回によってパ
レットコンベヤ34の搬送経路上へ移動されている。そ
して、部品のかしめが終了すると、シャフト昇降シリン
ダ45の作動によりかしめシャフト46が上昇された
後、支持ブロック54が後退してからベース昇降シリン
ダ50の作動によりかしめベース49が下降し、しかる
後にストッパ55が下降され、かつパレットコンベヤ3
4の作動によりかしめの終了した主部材32がパレット
33と共に搬出される。ついで、ストッパ55が再び上
昇されると、水平シリンダ42の前進が行われ、以下同
様なステップが繰り返されて主部材32に対する部品の
かしめによる取り付けが次々と行われる。
ンダ38の上昇後、水平シリンダ42の後退作動、ロー
タリーアクチェータ37の左旋回及び昇降シリンダ38
の下降作動によってパーツステーションに復帰移動さ
れ、再び部品を把持した後に昇降シリンダ38の上昇作
動及びロータリーアクチェータ37の右旋回によってパ
レットコンベヤ34の搬送経路上へ移動されている。そ
して、部品のかしめが終了すると、シャフト昇降シリン
ダ45の作動によりかしめシャフト46が上昇された
後、支持ブロック54が後退してからベース昇降シリン
ダ50の作動によりかしめベース49が下降し、しかる
後にストッパ55が下降され、かつパレットコンベヤ3
4の作動によりかしめの終了した主部材32がパレット
33と共に搬出される。ついで、ストッパ55が再び上
昇されると、水平シリンダ42の前進が行われ、以下同
様なステップが繰り返されて主部材32に対する部品の
かしめによる取り付けが次々と行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動かしめ機では、部品供給アクチェータの動作が
複雑となるので、その間にパレットコンベヤを作動させ
ることができず、パレットの搬入動作とパーツ供給動作
とを時間的にずらさなければならないこととなり、全体
のタクトタイムが延びる不具合がある。そこで、本発明
は、部品供給アクチェータの動作を単純化すると共に、
かしめベースを部品供給アクチェータとかしめ位置との
下方の間において往復移動可能として部品のかしめ位置
への供給動作とパレットのかしめ位置への搬入動作とを
並行して行えるようにすることにより、全体のタクトタ
イムを短縮し得る自動かしめ機の提供を目的とする。
来の自動かしめ機では、部品供給アクチェータの動作が
複雑となるので、その間にパレットコンベヤを作動させ
ることができず、パレットの搬入動作とパーツ供給動作
とを時間的にずらさなければならないこととなり、全体
のタクトタイムが延びる不具合がある。そこで、本発明
は、部品供給アクチェータの動作を単純化すると共に、
かしめベースを部品供給アクチェータとかしめ位置との
下方の間において往復移動可能として部品のかしめ位置
への供給動作とパレットのかしめ位置への搬入動作とを
並行して行えるようにすることにより、全体のタクトタ
イムを短縮し得る自動かしめ機の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動かしめ機
は、コンベヤによって搬送される主部材に部品を自動的
にかしめて取り付ける自動かしめ機であって、コンベヤ
の搬送経路の上方に配置され、部品を供給する昇降可能
な部品供給アクチェータと、部品供給アクチェータに隣
接して上記コンベヤの下流側に配置され、昇降可能なか
しめシャフトと、前記コンベヤの搬送経路の下方に配置
され、上記かしめシャフトと前記部品供給アクチェータ
との間で往復移動可能にして、かつかしめシャフトに対
して昇降可能なかしめベースと、かしめベースに植設さ
れ、前記部品を載置可能なかしめ受けピンとを備えるこ
とを特徴としている。
は、コンベヤによって搬送される主部材に部品を自動的
にかしめて取り付ける自動かしめ機であって、コンベヤ
の搬送経路の上方に配置され、部品を供給する昇降可能
な部品供給アクチェータと、部品供給アクチェータに隣
接して上記コンベヤの下流側に配置され、昇降可能なか
しめシャフトと、前記コンベヤの搬送経路の下方に配置
され、上記かしめシャフトと前記部品供給アクチェータ
との間で往復移動可能にして、かつかしめシャフトに対
して昇降可能なかしめベースと、かしめベースに植設さ
れ、前記部品を載置可能なかしめ受けピンとを備えるこ
とを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明においては、部品供給アクチェータの動
作が単純化されると共に、かしめベースを部品供給アク
チェータとかしめ位置との下方の間において往復移動可
能として部品のかしめ位置への供給動作とパレットのか
しめ位置への搬入動作とが並行して行われる。
作が単純化されると共に、かしめベースを部品供給アク
チェータとかしめ位置との下方の間において往復移動可
能として部品のかしめ位置への供給動作とパレットのか
しめ位置への搬入動作とが並行して行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1,図2及び図3は本発明の自動かしめ
機の一実施例を示す正面図、側面図及び平面図である。
図中1は自動かしめ機で、デッキシャーシ等の主部材2
をパレット3に載置して搬送するパレットコンベヤ4
(図1,2に示す)の搬送経路(図1においては右から
左へ水平に搬送する)に臨んで配設されている。自動か
しめ機1の機体5上におけるパレットコンベヤ4の上流
側(図1においては右方)には、後述するかしめベース
のかしめ受けピンにピンやロッド等の部品(図示せず)
を供給する部品供給アクチェータ6が配置されている。
部品供給アクチェータ6は、パレットコンベヤ4の搬送
経路の上方へ延びるL字状のブラケット7と、ブラケッ
ト7の先端部に垂直に挿着したチャック昇降シリンダ8
を介して垂直なガイドロッド9に沿って昇降される複数
のパーツチャック10とから構成されている。そして、
各パーツチャック10には、機体5上に搭載された複数
のパーツフィーダ11,12から複数種類の部品(パー
ツ)が、図示しないチューブを介してそれぞれ1個ずつ
エアにより圧送されるように設けられている。
て説明する。図1,図2及び図3は本発明の自動かしめ
機の一実施例を示す正面図、側面図及び平面図である。
図中1は自動かしめ機で、デッキシャーシ等の主部材2
をパレット3に載置して搬送するパレットコンベヤ4
(図1,2に示す)の搬送経路(図1においては右から
左へ水平に搬送する)に臨んで配設されている。自動か
しめ機1の機体5上におけるパレットコンベヤ4の上流
側(図1においては右方)には、後述するかしめベース
のかしめ受けピンにピンやロッド等の部品(図示せず)
を供給する部品供給アクチェータ6が配置されている。
部品供給アクチェータ6は、パレットコンベヤ4の搬送
経路の上方へ延びるL字状のブラケット7と、ブラケッ
ト7の先端部に垂直に挿着したチャック昇降シリンダ8
を介して垂直なガイドロッド9に沿って昇降される複数
のパーツチャック10とから構成されている。そして、
各パーツチャック10には、機体5上に搭載された複数
のパーツフィーダ11,12から複数種類の部品(パー
ツ)が、図示しないチューブを介してそれぞれ1個ずつ
エアにより圧送されるように設けられている。
【0010】又、機体5上にはコラム13が上記部品供
給アクチェータ6に隣接して前記搬送経路の下流側(図
1,図3においては左方)に立設されており、このコラ
ム13には、かしめシリンダ14を介して昇降される複
数のかしめシャフト15が、上記搬送経路の上方に位置
して取り付けられている。更に、機体5には、複数のか
しめ受けピン16及び位置決めピン17を植設したかし
めベース18が、前記搬送経路の下方に配置されている
と共に、昇降プレート19(図4,図5参照)に敷設し
たLMガイド20に沿って往復動シリンダ21により前
記かしめシャフト15と部品供給アクチェータ6との下
方の間において往復移動可能(図1における矢印A)に
設けられており、昇降プレート19は、かしめ受けピン
16等をかしめシャフト15に対して接近、離反せしめ
るべく、機体5に取り付けたベース昇降シリンダ22及
びガイド23を介して昇降可能に設けられている。各図
において24はシリンダ14へ作動流体を供給する油圧
ポンプ、25はかしめ時に昇降プレート19等を支持す
るため、その下方へ移動可能な支持ブロック、26はか
しめシャフト15の下方のかしめ位置へ移動されたパレ
ット3を所定位置に停止させるストッパで、パレットコ
ンベヤ4の搬送経路の下方へ下降可能に設けられてい
る。シリンダ8,21,22は図示しないエア圧源によ
り作動するエアシリンダである。又、27はかしめベー
ス18の移動時の衝撃を吸収緩和するショックアブゾー
バ、28はかしめベース18の停止位置を調整するため
の調整ボルトである。
給アクチェータ6に隣接して前記搬送経路の下流側(図
1,図3においては左方)に立設されており、このコラ
ム13には、かしめシリンダ14を介して昇降される複
数のかしめシャフト15が、上記搬送経路の上方に位置
して取り付けられている。更に、機体5には、複数のか
しめ受けピン16及び位置決めピン17を植設したかし
めベース18が、前記搬送経路の下方に配置されている
と共に、昇降プレート19(図4,図5参照)に敷設し
たLMガイド20に沿って往復動シリンダ21により前
記かしめシャフト15と部品供給アクチェータ6との下
方の間において往復移動可能(図1における矢印A)に
設けられており、昇降プレート19は、かしめ受けピン
16等をかしめシャフト15に対して接近、離反せしめ
るべく、機体5に取り付けたベース昇降シリンダ22及
びガイド23を介して昇降可能に設けられている。各図
において24はシリンダ14へ作動流体を供給する油圧
ポンプ、25はかしめ時に昇降プレート19等を支持す
るため、その下方へ移動可能な支持ブロック、26はか
しめシャフト15の下方のかしめ位置へ移動されたパレ
ット3を所定位置に停止させるストッパで、パレットコ
ンベヤ4の搬送経路の下方へ下降可能に設けられてい
る。シリンダ8,21,22は図示しないエア圧源によ
り作動するエアシリンダである。又、27はかしめベー
ス18の移動時の衝撃を吸収緩和するショックアブゾー
バ、28はかしめベース18の停止位置を調整するため
の調整ボルトである。
【0011】上記構成の自動かしめ機においては、各パ
ーツフィーダ11,12から部品が部品供給アクチェー
タ6のそれぞれのパーツチャック10に圧送された後、
チャック昇降シリンダ8の作動によりパーツチャック1
0が下降され、予めパレットコンベヤ4の上流側に往動
されているかしめベース18のかしめ受けピン16上
に、パーツチャック10の開によって部品が載置され
る。しかる後、チャック昇降シリンダ8の作動によりパ
ーツチャック10が上昇される。次に、パレットコンベ
ヤ4の作動により主部材2を載置したパレット3がかし
め位置へ搬入されるが、これと並行して往復動シリンダ
21の作動によりかしめベース18がLMガイド20に
沿ってかしめ位置へ復動される一方、上昇されたパーツ
チャック10が閉ざされた後、パーツフィーダ11,1
2から部品が圧送される。そして、上記パレット3がス
トッパ26により所定位置に停止され、かつパレット3
が位置決めされると、ベース昇降シリンダ22の作動に
よりかしめベース18が上昇し、まず、位置決めピン1
7が主部材2に設けられた位置決め穴に挿入されて主部
材2の位置決めがなされ、ついで、かしめ受けピン16
上に載置された部品が主部材2に設けられた取付け穴に
挿入される。しかる後、支持ブロック25が前進して昇
降プレート19の支持が行われてから、かしめシリンダ
14の作動によりかしめシャフト15が下降して部品の
かしめが行われる。なお、各部品の主部材2へのかしめ
動作は図9を参照して説明した従来の動作と同様であ
る。
ーツフィーダ11,12から部品が部品供給アクチェー
タ6のそれぞれのパーツチャック10に圧送された後、
チャック昇降シリンダ8の作動によりパーツチャック1
0が下降され、予めパレットコンベヤ4の上流側に往動
されているかしめベース18のかしめ受けピン16上
に、パーツチャック10の開によって部品が載置され
る。しかる後、チャック昇降シリンダ8の作動によりパ
ーツチャック10が上昇される。次に、パレットコンベ
ヤ4の作動により主部材2を載置したパレット3がかし
め位置へ搬入されるが、これと並行して往復動シリンダ
21の作動によりかしめベース18がLMガイド20に
沿ってかしめ位置へ復動される一方、上昇されたパーツ
チャック10が閉ざされた後、パーツフィーダ11,1
2から部品が圧送される。そして、上記パレット3がス
トッパ26により所定位置に停止され、かつパレット3
が位置決めされると、ベース昇降シリンダ22の作動に
よりかしめベース18が上昇し、まず、位置決めピン1
7が主部材2に設けられた位置決め穴に挿入されて主部
材2の位置決めがなされ、ついで、かしめ受けピン16
上に載置された部品が主部材2に設けられた取付け穴に
挿入される。しかる後、支持ブロック25が前進して昇
降プレート19の支持が行われてから、かしめシリンダ
14の作動によりかしめシャフト15が下降して部品の
かしめが行われる。なお、各部品の主部材2へのかしめ
動作は図9を参照して説明した従来の動作と同様であ
る。
【0012】各部品のかしめが終了すると、かしめシリ
ンダ14の作動によりかしめシャフト15が上昇された
後、支持ブロック25が後退してからベース昇降シリン
ダ22の作動によりかしめベース18が下降し、しかる
後にストッパ26が下降され、かつパレットコンベヤ4
の作動によりかしめの終了した主部材2がパレット3と
共に搬出され、これと並行して往復動シリンダ21の作
動によりかしめベース18が上流側へ往動される。つい
で、ストッパ26が再び上昇されると、チャック昇降シ
リンダ8の下降作動によってパーツチャック10が下降
され、以下同様なステップが繰り返されて主部材2に対
する部品のかしめによる取り付けが次々と行われる。
ンダ14の作動によりかしめシャフト15が上昇された
後、支持ブロック25が後退してからベース昇降シリン
ダ22の作動によりかしめベース18が下降し、しかる
後にストッパ26が下降され、かつパレットコンベヤ4
の作動によりかしめの終了した主部材2がパレット3と
共に搬出され、これと並行して往復動シリンダ21の作
動によりかしめベース18が上流側へ往動される。つい
で、ストッパ26が再び上昇されると、チャック昇降シ
リンダ8の下降作動によってパーツチャック10が下降
され、以下同様なステップが繰り返されて主部材2に対
する部品のかしめによる取り付けが次々と行われる。
【0013】このように、部品供給アクチェータの動作
が単純化されるとともに、部品のかしめ位置への供給動
作とパレットのかしめ位置への搬入動作とを平行して行
えるので、全体のタイトタイムを大幅に短縮することが
できる。この実施例では、従来対比5%の短縮ができ、
かしめ作業の生産性が約5%向上でき、1日当り136
個の生産向上(増加)を計ることができる。
が単純化されるとともに、部品のかしめ位置への供給動
作とパレットのかしめ位置への搬入動作とを平行して行
えるので、全体のタイトタイムを大幅に短縮することが
できる。この実施例では、従来対比5%の短縮ができ、
かしめ作業の生産性が約5%向上でき、1日当り136
個の生産向上(増加)を計ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動かし
め機によれば、部品供給アクチェータの動作が単純化さ
れると共に、かしめベースを部品供給アクチェータとか
しめ位置との下方の間において往復移動可能として部品
のかしめ位置への供給動作とパレットのかしめ位置への
搬入動作とを並行して行えるので、全体のタクトタイム
を短縮することができ、ひいては製品のコストダウン及
び生産性の向上をはかることができる。
め機によれば、部品供給アクチェータの動作が単純化さ
れると共に、かしめベースを部品供給アクチェータとか
しめ位置との下方の間において往復移動可能として部品
のかしめ位置への供給動作とパレットのかしめ位置への
搬入動作とを並行して行えるので、全体のタクトタイム
を短縮することができ、ひいては製品のコストダウン及
び生産性の向上をはかることができる。
【図1】本発明の自動かしめ機の一実施例を示す正面図
である。
である。
【図2】図1に示す自動かしめ機の側面図である。
【図3】図1に示す自動かしめ機の平面図である。
【図4】図1に示す自動かしめ機の要部の平面図であ
る。
る。
【図5】図4に示す要部の正面図である。
【図6】従来の自動かしめ機の正面図である。
【図7】図6に示す自動かしめ機の側面図である。
【図8】図6に示す自動かしめ機の平面図である。
【図9】かしめ動作を示す説明図である。
1 自動かしめ機 2 主部材 4 パレットコンベヤ 5 機体 6 部品供給アクチェータ 8 チャック昇降シリンダ 10 パーツチャック 13 コラム 14 かしめシリンダ 15 かしめシャフト 16 かしめ受けピン 18 かしめベース 19 昇降プレート 20 LMガイド 21 往復動シリンダ 22 ベース昇降シリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】 コンベヤによって搬送される主部材に部
品を自動的にかしめて取り付ける自動かしめ機であっ
て、コンベヤの搬送経路の上方に配置され、部品を供給
する昇降可能な部品供給アクチェータと、部品供給アク
チェータに隣接して上記コンベヤの下流側に配置され、
昇降可能なかしめシャフトと、前記コンベヤの搬送経路
の下方に配置され、上記かしめシャフトと前記部品供給
アクチェータとの間で往復移動可能にして、かつかしめ
シャフトに対して昇降可能なかしめベースと、かしめベ
ースに植設され、前記部品を載置可能なかしめ受けピン
とを備えることを特徴とする自動かしめ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11237593A JPH06297266A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 自動かしめ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11237593A JPH06297266A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 自動かしめ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06297266A true JPH06297266A (ja) | 1994-10-25 |
Family
ID=14585114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11237593A Pending JPH06297266A (ja) | 1993-04-16 | 1993-04-16 | 自動かしめ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06297266A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100460185B1 (ko) * | 2002-10-05 | 2004-12-09 | 백형열 | 피시비기판 제조공정에 있어서, 다단식으로 적층된 원자재고정용 리벳의 자동 체결방법및 그 장치 |
CN106078145A (zh) * | 2016-08-01 | 2016-11-09 | 浙江正泰仪器仪表有限责任公司 | 一种电能表载波盒导光柱自动组装系统 |
-
1993
- 1993-04-16 JP JP11237593A patent/JPH06297266A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100460185B1 (ko) * | 2002-10-05 | 2004-12-09 | 백형열 | 피시비기판 제조공정에 있어서, 다단식으로 적층된 원자재고정용 리벳의 자동 체결방법및 그 장치 |
CN106078145A (zh) * | 2016-08-01 | 2016-11-09 | 浙江正泰仪器仪表有限责任公司 | 一种电能表载波盒导光柱自动组装系统 |
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