JPH06296168A - 無線送信装置 - Google Patents

無線送信装置

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Publication number
JPH06296168A
JPH06296168A JP5106186A JP10618693A JPH06296168A JP H06296168 A JPH06296168 A JP H06296168A JP 5106186 A JP5106186 A JP 5106186A JP 10618693 A JP10618693 A JP 10618693A JP H06296168 A JPH06296168 A JP H06296168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
reflected wave
power
antenna
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP5106186A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Uno
雅博 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP5106186A priority Critical patent/JPH06296168A/ja
Publication of JPH06296168A publication Critical patent/JPH06296168A/ja
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Transmitters (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、自動車電話等の無線送信装置に関
し、空中線回路の異常を正しく判断することができる無
線送信装置を提案しようとする。 【構成】本発明は、電力検出回路21、22で反射波の
電力を検出し、この電力が所定値以上に増大すると、警
告手段24を駆動して警告を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線送信装置に関し、例
えば自動車電話等に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車電話等の無線送信装置にお
いては、方向性結合器でなるサーキユレータを用いてア
ンテナの不整合によるトランジスタの破壊等を有効に回
避し得るようになされている。すなわち図2に示すよう
に、自動車電話1においては、動作モードに対応して切
替器2を切り換え、これによりアンテナ3を選択的に受
信系4又は送信系5に接続し、1つのアンテナを送信系
及び受信系で共用する。
【0003】このうち受信系4は、アンテナ3で受信し
た受信信号を低雑音増幅器6で増幅した後、周波数変換
器7に出力すると共に、局部発振器8で生成した局部発
振信号を周波数変換器7に入力し、これにより受信信号
を所定の中間周波信号に変換する。中間周波増幅器9
は、この中間周波信号を増幅して出力し、帯域制限濾波
器10は、この中間周波増幅器9の出力信号を帯域制限
して出力する。
【0004】これにより自動車電話1は、所定のチヤン
ネルを選択的に受信し得るようになされ、帯域制限濾波
器10の出力信号を復調回路11で復調して音声信号S
1等を受信し得るようになされている。
【0005】これに対して送信系5は、音声信号等でな
る被送信信号S2を変調器12で変調した後、増幅器1
3で増幅し、続く周波数変換器14で目的周波数に周波
数変換する。さらに送信系5は、続く励振段増幅器15
で周波数変換器14の出力信号を増幅した後、終段増幅
器16で電力増幅し、その結果得られる送信信号STX
をサーキユレータ17に出力する。
【0006】これにより送信系5は、このサーキユレー
タ17から出力される送信信号STXを切替器2に出力
し、これにより終段増幅器16の出力信号をアンテナ3
に供給し、さらにアンテナ3で反射された反射波を負荷
抵抗18に出力する。これにより送信系5においては、
アンテナ3で発生した反射波が終段増幅器16に帰還さ
れないように保持し、反射波の電力が増大した場合で
も、終段増幅器16を形成するトランジスタ等の破壊を
有効に回避し得るようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の自
動車電話においては、ユーザがアンテナを交換する場合
もあり、またユーザがアンテナの設置位置を変更する場
合もある。このアンテナ交換変更の際、ユーザにおいて
は、アンテナを正しく接続しない場合、さらにはケーブ
ルを接続しない場合等も考えられ、この場合反射波の電
力が増大してアンテナ3から効率良く送信信号を送出す
るのが困難になる。
【0008】すなわちこの種の自動車電話は、自動車電
話からアンテナに至までの空中線回路に異常が発生する
場合があり、この異常の中には、一般ユーザでも簡易に
解消し得るものがある。ところがユーザにおいては、こ
の空中線回路の異常を正しく判断することが困難な場合
が多く、この場合貴重な時間を無駄にしていちいち専門
家に点検を依頼することになる。
【0009】この場合、空中線回路の異常を簡易に検出
することができれば、ユーザでも通信障害を解消し得、
この種の自動車電話の使い勝手を一段と向上し得る。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、空中線回路の異常を正しく判断することができる無
線送信装置を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、送信信号STXを生成する送信信
号生成回路12、13、14、15、16と、反射波の
電力を検出して電力検出結果を出力する電力検出回路2
1、22と、送信信号STXをアンテナ3に出力すると
共に、アンテナ3の反射波を電力検出回路21に出力す
る方向性結合器17と、電力検出結果に基づいて、反射
波の電力が所定の基準値REF以上のとき、所定の警告
手段24を駆動して警告を発生する制御手段22、23
とを備えるようにする。
【0012】さらに第2の発明において、制御手段2
2、23は、反射波の電力が所定の基準値REF以上の
とき、送信信号生成回路12、13、14、15、16
の動作を切り換え、送信信号STXの出力を停止制御す
る。
【0013】
【作用】反射波の電力を検出して電力検出結果を得、こ
の電力検出結果に基づいて、反射波の電力が所定の基準
値REF以上のとき、所定の警告手段24を駆動して警
告を発生すれば、空中線回路の異常を簡易に判断するこ
とができる。
【0014】このとき送信信号生成回路12、13、1
4、15、16の動作を切り換えて送信信号STXの出
力を停止制御すれば、送信信号生成回路12、13、1
4、15、16を保護することができる。
【0015】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0016】図2との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、20は全体として自動車電話を示し、サ
ーキユレータ17から出力される反射波を整流回路21
に入力する。
【0017】整流回路21は、反射波を整流して出力す
ることにより、反射波の電力に応じて信号レベルが変化
する電力検出結果を出力し、比較回路22は、この電力
検出結果を所定の基準値REFと比較して比較結果を出
力することにより、反射波の電力が所定の基準値以上に
増加すると、出力信号の信号レベルを立ち上げる。
【0018】制御回路23は、全体の動作を制御する演
算処理回路で形成され、比較回路22の出力信号レベル
が立ち上がると、所定の表示回路24を駆動して空中線
回路に異常が発生した旨のメツセージを表示する。これ
により一般ユーザにおいても、アンテナ関係の異常を確
認し得、簡易かつ迅速に異常を解消することができる。
【0019】特にこの種の通信障害は、いざ自動車電話
20を使用して通話しようとした場合に発生することに
より、ユーザ側で簡易かつ迅速に異常を解消し得れば、
すみやかに通話することができ、その分この種の自動車
電話の使い勝手を一段と向上することができる。
【0020】さらに制御回路23は、比較回路22の出
力信号レベルが立ち上がると、終段増幅器16に制御信
号を出力して送信信号STXの出力を停止制御する。こ
れにより終段増幅器16は、アンテナ不整合による破損
等を有効に回避することができる。
【0021】以上の構成によれば、サーキユレータから
出力される反射波の電力を検出し、反射波の電力が所定
値以上に増大すると空中線回路に異常が発生した旨のメ
ツセージを表示することにより、一般ユーザにおいて
も、アンテナ関係の異常を確認し得、これにより簡易か
つ迅速に異常を解消することができる。
【0022】なお上述の実施例においては、表示回路を
駆動してエラーメツセージを表示する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、警告音等を発生して異常
を警告するようにしてもよく、さらには音声合成の手法
を適用して音声で警告を発してもよい。
【0023】さらに上述の実施例においては、自動車電
話に本発明を適用した場合について述べたが、本発明は
これに限らず、種々の送受信装置、さらには無線送信装
置に広く適用することができる。
【0024】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、反射波の
電力が所定値以上に増大すると、警告を発生することに
より、空中線回路の異常を正しく判断することができる
無線送信装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動車電話を示すブロ
ツク図である。
【図2】従来の自動車電話を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1、20……自動車電話、3……アンテナ、16……終
段増幅器、17……サーキユレータ、21……整流回
路、22……比較回路、23……制御回路、24……表
示回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信信号を生成する送信信号生成回路と、 反射波の電力を検出して電力検出結果を出力する電力検
    出回路と、 上記送信信号をアンテナに出力すると共に、上記アンテ
    ナの反射波を上記電力検出回路に出力する方向性結合器
    と、 上記電力検出結果に基づいて、上記反射波の電力が所定
    の基準値以上のとき、所定の警告手段を駆動して警告を
    発生する制御手段とを具えることを特徴とする無線送信
    装置。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記反射波の電力が所定
    の基準値以上のとき、上記送信信号生成回路の動作を切
    り換え、上記送信信号の出力を停止制御することを特徴
    とする請求項1に記載の無線送信装置。
JP5106186A 1993-04-08 1993-04-08 無線送信装置 Pending JPH06296168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5106186A JPH06296168A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 無線送信装置

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JP5106186A JPH06296168A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 無線送信装置

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Publication Number Publication Date
JPH06296168A true JPH06296168A (ja) 1994-10-21

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ID=14427182

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JP5106186A Pending JPH06296168A (ja) 1993-04-08 1993-04-08 無線送信装置

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JP (1) JPH06296168A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6226496B1 (en) 1997-06-30 2001-05-01 Nec Corporation Antenna malfunction detecting system
JP2007096628A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Nec Corp 無線送信回路、無線送信機、無線通信回路及び無線通信機
EP3185022A1 (en) 2015-12-14 2017-06-28 Furuno Electric Company Limited Method and circuit for determining antenna state, antenna tuner and wireless communicator
WO2018090847A1 (zh) * 2016-11-17 2018-05-24 中兴通讯股份有限公司 射频反射波检测装置、无线通信系统及天线状态检测方法

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