JP2001016017A - 携帯型移動無線電話装置および携帯型移動無線アンテナ故障検出方法 - Google Patents

携帯型移動無線電話装置および携帯型移動無線アンテナ故障検出方法

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JP2001016017A
JP2001016017A JP11185129A JP18512999A JP2001016017A JP 2001016017 A JP2001016017 A JP 2001016017A JP 11185129 A JP11185129 A JP 11185129A JP 18512999 A JP18512999 A JP 18512999A JP 2001016017 A JP2001016017 A JP 2001016017A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、内蔵アンテナの故障の診断を行う
測定器を使用することなくいつでも容易に内蔵アンテナ
の故障診断を実行して故障対応の敏速化を図る携帯型移
動無線電話装置および携帯型移動無線アンテナ故障検出
方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 電波の送受信を行う内蔵アンテナ6およ
びホイップアンテナ7と、当該内蔵アンテナ6およびホ
イップアンテナ7の結合量を測定して内蔵アンテナの自
己故障診断を行う手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型移動無線電
話装置のアンテナ故障検出技術に係り、特に内蔵アンテ
ナの故障の診断を行う測定器を使用することなくいつで
も容易に内蔵アンテナの故障診断を実行して故障対応の
敏速化を図る携帯型移動無線電話装置および携帯型移動
無線アンテナ故障検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は移動機の背面図である。図5を参
照すると、ホイップアンテナ7は移動機の外側にありま
た伸張可能タイプが多いのでアンテナの異常は比較的発
見し易いが、一方、内蔵アンテナ6は、完全に移動機の
内部に隠れているためアンテナの異常は発見できない。
図6は内蔵アンテナ6の斜視図である。図6を参照する
と、内蔵アンテナ6は、移動機背面の筐体に、両面テー
プ等で貼り付けてある場合が多く、また、図6に示すよ
うに、金属を折り曲げて移動機内部の基板との接触を行
っている場合が多いため、落下等の衝撃により両面テー
プから剥がれたり、基板との接触が弱まったり、あるい
は離れてしまうという問題点があった。こういった問題
点が生じた場合でも、ホイップアンテナ7が正常であ
り、かつ、ある程度電力レベルの大きい場所であれば、
移動機は一見正常に送受信を行うことができるため、故
障と気づかないという問題点があった。しかしながら、
こういった場合、ダイバーシチ受信が行えず、また受信
感度も劣化するため、高速移動中や、電力の弱い場所で
の使用時に正常な動作が行えないという問題点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、上記の
ような内蔵アンテナの故障を調査するためにアンテナの
結合量を測定する場合に、シグナルジェネレーターやパ
ワーメーター、ネットワークアナライザーといった測定
器が必要であるという問題点があった。本発明は斯かる
問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、内蔵アンテナの故障の診断を行う測定器を使用
することなくいつでも容易に内蔵アンテナの故障診断を
実行して故障対応の敏速化を図る携帯型移動無線電話装
置および携帯型移動無線アンテナ故障検出方法を提供す
る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、内蔵アンテナの故障の診断を行う測定器を使用
することなくいつでも容易に内蔵アンテナの故障診断を
実行して故障対応の敏速化を図る携帯型移動無線電話装
置であって、電波の送受信を行う内蔵アンテナおよびホ
イップアンテナと、当該内蔵アンテナおよびホイップア
ンテナの結合量を測定して内蔵アンテナの自己故障診断
を行う手段を有することを特徴とする携帯型移動無線電
話装置に存する。また、請求項2に記載の発明の要旨
は、異なる送受信の周波数を同一化するための第2の局
部発信器と、前記第2の局部発信器からの送受信の周波
数とRF局部発信器からの送受信の周波数とを切り換え
る切り換えスイッチを有することを特徴とする請求項1
に記載の携帯型移動無線電話装置に存する。また、請求
項3に記載の発明の要旨は、前記内蔵アンテナに接続さ
れた状態で送信電力を受信回路で受信する動作と前記ホ
イップアンテナに接続された状態である一定レベルある
いは一定周波数の送信電力を送信回路から出力する動作
を同タイミングにて行う手段を有することを特徴とする
請求項1または2に記載の携帯型移動無線電話装置に存
する。また、請求項4に記載の発明の要旨は、異なる送
受信の周波数を同一化するための第2の局部発信器と、
前記第2の局部発信器からの送受信の周波数とRF局部
発信器からの送受信の周波数とを切り換える切り換えス
イッチと、送信IF局部発信器から出力される電力の変
調を行う変調器と、当該変調器から出力される電力を前
記RF局部発信器から出力される電力を基にRF周波数
へ変換する周波数変換器とを有し、前記周波数変換器へ
の入力を前記切り換えスイッチにより切り換えるように
構成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯
型移動無線電話装置に存する。また、請求項5に記載の
発明の要旨は、前記内蔵アンテナに接続された状態で送
信電力を受信回路で受信する動作と前記ホイップアンテ
ナに接続された状態である一定レベルあるいは一定周波
数の送信電力を送信回路から出力する動作を同タイミン
グにて行う手段を有することを特徴とする請求項4に記
載の携帯型移動無線電話装置に存する。また、請求項6
に記載の発明の要旨は、内蔵アンテナの故障の診断を行
う測定器を使用することなくいつでも容易に内蔵アンテ
ナの故障診断を実行して故障対応の敏速化を図る携帯型
移動無線アンテナ故障検出方法であって、電波の送受信
を行う内蔵アンテナおよびホイップアンテナの結合量を
測定して内蔵アンテナの自己故障診断を行う工程を有す
ることを特徴とする携帯型移動無線アンテナ故障検出方
法に存する。また、請求項7に記載の発明の要旨は、異
なる送受信の周波数を同一化するための第2の局部発信
工程と、前記第2の局部発信工程からの送受信の周波数
とRF局部発信器からの送受信の周波数とを切り換える
切り換え工程を有することを特徴とする請求項6に記載
の携帯型移動無線アンテナ故障検出方法に存する。ま
た、請求項8に記載の発明の要旨は、前記内蔵アンテナ
に接続された状態で送信電力を受信回路で受信する動作
と前記ホイップアンテナに接続された状態である一定レ
ベルあるいは一定周波数の送信電力を送信回路から出力
する動作を同タイミングにて行う工程を有することを特
徴とする請求項6または7に記載の携帯型移動無線アン
テナ故障検出方法に存する。また、請求項9に記載の発
明の要旨は、異なる送受信の周波数を同一化するための
第2の局部発信工程と、前記第2の局部発信工程からの
送受信の周波数とRF局部発信器からの送受信の周波数
とを切り換える切り換え工程と、送信IF局部発信器か
ら出力される電力の変調を行う変調工程と、当該変調工
程から出力される電力を前記RF局部発信器から出力さ
れる電力を基にRF周波数へ変換する周波数変換工程と
を有し、前記周波数変換工程への入力を前記切り換え工
程により切り換えるように構成されていることを特徴と
する請求項6に記載の携帯型移動無線アンテナ故障検出
方法に存する。また、請求項10に記載の発明の要旨
は、前記内蔵アンテナに接続された状態で送信電力を受
信回路で受信する動作と前記ホイップアンテナに接続さ
れた状態である一定レベルあるいは一定周波数の送信電
力を送信回路から出力する動作を同タイミングにて行う
工程を有することを特徴とする請求項9に記載の携帯型
移動無線アンテナ故障検出方法に存する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に示す各実施の形態の特徴
は、電波の送受信を行う複数のアンテナについて、自己
故障診断を行う手段を設けることにより、内蔵アンテナ
の故障の診断を行うための測定器等を使用することな
く、いつでも容易に内蔵アンテナの故障診断を行うこと
ができ、その結果、敏速に故障への対応ができることに
ある。以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0006】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態にかかる携帯型移動無線電話装置を説明
するための機能ブロック図である。図1において、1は
変調器(MOD)、2は周波数変換器、3は電力増幅
器、4は高電力型電力増幅器、5はアンテナスイッチ、
6は内蔵アンテナ、7はホイップアンテナ、8は低雑音
型電力増幅器、9は第1周波数変換器、10は第2周波
数変換器、11はIF電力増幅器、12は受信IF局部
発信器、13はRF局部発信器、14は送信IF局部発
信器、15は切り換えスイッチ、16は第2の局部発信
器、17はRSSI(受信電界強度信号)電圧を示して
いる。図1を参照すると、本実施の形態の携帯型移動無
線電話装置は、変調器1(MOD)、周波数変換器2、
電力増幅器3、高電力型電力増幅器4、ホイップアンテ
ナ7と内蔵アンテナ6の切り換えを行うアンテナスイッ
チ5、装置の内側に装備され電力の受信を行う内蔵アン
テナ6、装置の外側に装備され電力の送受信を行うホイ
ップアンテナ7、低雑音型電力増幅器8、第1周波数変
換器9、第2周波数変換器10、IF電力増幅器11、
受信IF局部発信器12、RF局部発信器13、送信I
F局部発信器14、切り換えスイッチ15、第2の局部
発信器16を備えている。
【0007】携帯型移動無線電話装置内部の無線回路に
おける送信回路は、送信IF局部発信器14から出力さ
れる電力の変調を行う変調器1(MOD)と、変調器1
(MOD)から出力される電力をRF局部発信器13か
ら出力される電力を基にRF周波数への変換を行う周波
数変換器2と、周波数変換器2から出力される電力の増
幅を行う電力増幅器3と、電力増幅器3から出力される
電力の増幅を行う高電力型電力増幅器4を備え、ホイッ
プアンテナ7に接続された状態である一定レベルあるい
は一定周波数の送信電力を出力する。
【0008】携帯型移動無線電話装置内部の無線回路に
おける受信回路は、受信した電力の増幅を行う低雑音型
電力増幅器8と、低雑音型電力増幅器8から出力される
電力とRF局部発信器13から出力される電力から第1
IF周波数への変換を行う第1周波数変換器9と、第1
周波数変換器9から出力される電力と受信IF局部発信
器12から出力される電力から第2IF周波数への変換
を行う第2周波数変換器10と、第2周波数変換器10
から出力される電力の増幅を行うIF電力増幅器11を
備え、内蔵アンテナ6に接続された状態での送信電力を
受信する。また、内蔵アンテナ6に接続された状態で送
信電力を受信回路で受信する動作と、ホイップアンテナ
7に接続された状態である一定レベルあるいは一定周波
数の送信電力を送信回路から出力する動作を同タイミン
グにて行う。このとき、受信回路が受信電力レベルを測
定することにより、ホイップアンテナ7と内蔵アンテナ
6との結合量がわかる。このように、2つのアンテナ
(内蔵アンテナ6およびホイップアンテナ7)の結合量
を測定し、通常の結合量か否かを判定することにより、
アンテナの自己故障診断を行うことが可能となる。ま
た、受信回路は2つのアンテナ(内蔵アンテナ6および
ホイップアンテナ7)で受信することにより、ダイバー
シチ受信を行う。
【0009】また本実施の形態では、新たにもう一つの
局部発信器である第2の局部発信器16と、切り換えス
イッチ15を、図1の破線内の位置に設ける。切り換え
スイッチ15は、RF局部発信器13と、第2の局部発
信器16の切り換えを行い、第1周波数変換器9へ入力
する。IF電力増幅器11から出力される電力は、復調
部(図示せず)に入力される。またIF電力増幅器11
から出力されるRSSI電圧17は制御部(図示せず)
に入力されるので、本実施の形態ではRSSI電圧17
を基に受信電力レベルを判定できる。
【0010】次に携帯型移動無線電話装置の動作(携帯
型移動無線アンテナ故障検出方法)について説明する。
図2は、携帯型移動無線電話装置の動作を説明するため
のタイミングチャートである。図2に示すように、通常
動作時に送信回路と受信回路がそれぞれ別々のタイミン
グで動作を行い、本発明における自己故障診断時におい
ては送信回路と受信回路は同タイミングにて動作を行
う。まず、自己故障診断時において、図1に示すアンテ
ナスイッチ5は、送信回路をホイップアンテナ7に接続
するとともに、受信回路を内蔵アンテナ6に接続する。
また、切り換えスイッチ15は、第2の局部発信器16
側に接続する。次に送信回路は、ある一定レベルまたは
一定周波数の電力をホイップアンテナ7から送信する。
このとき受信回路は、送信回路と同タイミングで動作し
ているので、ホイップアンテナ7から出力された電力は
内蔵アンテナ6により受信されて受信回路へ入力され
る。このとき、第2の局部発信器16から出力される電
力の周波数を適切な周波数にすることにより、第1周波
数変換器9は通常動作時と同一の第1IF周波数に変換
して出力する。その後は通常の受信回路の動作と同様
で、RSSI電圧17を基に受信電力レベルを測定す
る。このときに測定した受信電力レベルと送信回路が送
信した電力レベルとの差分がホイップアンテナ7と内蔵
アンテナ6との結合量である。このホイップアンテナ7
と内蔵アンテナ6との結合量が、適切な結合量であるか
否かを判定することにより、内蔵アンテナ6の故障を検
出することが可能となる。
【0011】図3は、従来の携帯型移動無線電話装置の
機能ブロック図である。図3において、1Pは変調器
(MOD)、2Pは周波数変換器、3Pは電力増幅器、
4Pは高電力型電力増幅器、5Pはアンテナスイッチ、
6Pは内蔵アンテナ、7Pはホイップアンテナ、8Pは
低雑音型電力増幅器、9Pは第1周波数変換器、10P
は第2周波数変換器、11PはIF電力増幅器、12P
は受信IF局部発信器、13PはRF局部発信器、14
Pは送信IF局部発信器、17PはRSSI電圧を示し
ている。図3を参照すると、本実施の形態の携帯型移動
無線電話装置は、変調器1P(MOD)、周波数変換器
2P、電力増幅器3P、高電力型電力増幅器4P、ホイ
ップアンテナ7Pと内蔵アンテナ6Pの切り換えを行う
アンテナスイッチ5P、装置の内側に装備され電力の受
信を行う内蔵アンテナ6P、装置の外側に装備され電力
の送受信を行うホイップアンテナ7P、低雑音型電力増
幅器8P、第1周波数変換器9P、第2周波数変換器1
0P、IF電力増幅器11P、受信IF局部発信器12
P、RF局部発信器13P、送信IF局部発信器14P
を備えている。
【0012】携帯型移動無線電話装置内部の無線回路に
おける送信回路は、送信IF局部発信器14Pから出力
される電力の変調を行う変調器1P(MOD)と、変調
器1P(MOD)から出力される電力とRF局部発信器
13Pから出力される電力からRF周波数への変換を行
う周波数変換器2Pと、周波数変換器2Pから出力され
る電力の増幅を行う電力増幅器3Pと、電力増幅器3P
から出力される電力の増幅を行う高電力型電力増幅器4
Pを備えている。
【0013】携帯型移動無線電話装置内部の無線回路に
おける受信回路は、受信した電力の増幅を行う低雑音型
電力増幅器8Pと、低雑音型電力増幅器8Pから出力さ
れる電力とRF局部発信器13Pから出力される電力か
ら第1IF周波数への変換を行う第1周波数変換器9P
と、第1周波数変換器9Pから出力される電力と受信I
F局部発信器12Pから出力される電力から第2IF周
波数への変換を行う第2周波数変換器10Pと、第2周
波数変換器10Pから出力される電力の増幅を行うIF
電力増幅器11Pを備えている。また、受信回路は2つ
のアンテナ(内蔵アンテナ6Pおよびホイップアンテナ
7P)で受信することにより、ダイバーシチ受信を行
う。
【0014】このような構成の携帯型移動無線電話装置
では、通常、送信周波数と受信周波数は異なるため、携
帯型移動無線電話装置が送信した電力を、携帯型移動無
線電話装置が受信することは不可能である。この場合、
送信回路が出力した電力を、受信回路が受信した場合、
第1周波数変換器9Pが出力する第1IF周波数が、通
常使用時の第1IF周波数と異なってしまうため、受信
電力レベルの測定は不可能である。
【0015】以上説明したように第1の実施の形態によ
れば、内蔵アンテナ6の故障の診断を行うための測定器
等を使用することなく、いつでも容易に内蔵アンテナ6
の故障診断を行うことができ、その結果、敏速に故障へ
の対応ができるようになるといった効果を奏する。
【0016】(第2の実施の形態)次に、図面に基づき
第2の実施の形態を説明する。図4は、本発明の第2の
実施の形態にかかる携帯型移動無線電話装置を説明する
ための機能ブロック図である。なお、第1の実施の形態
において既に記述したものと同一の部分については同一
符号を付し、重複する説明は省略する。本実施の形態で
は、第1の実施の形態の第2の局部発信器16と切り換
えスイッチ15を図4の破線内に配置し、周波数変換器
2への入力を切り換えスイッチ15により切り換える構
成とすることにより、第1の実施の形態と同様の動作を
実現する点に特徴を有している。
【0017】以上説明したように第2の実施の形態によ
れば、内蔵アンテナ6の故障の診断を行うための測定器
等を使用することなく、いつでも容易に内蔵アンテナ6
の故障診断を行うことができ、その結果、敏速に故障へ
の対応ができるようになる。さらに加えて、第2の局部
発信器16の出力する電力の周波数を最適化することに
より、周波数変換器2の出力を受信の周波数と同一にす
ることができるといった効果を奏する。
【0018】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態は適宜変更され得ることは明らかである。また上記構
成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。また、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、内蔵アンテナの故障の診断を行うための測定器等を
使用することなく、いつでも容易に内蔵アンテナの故障
診断を行うことができ、その結果、敏速に故障への対応
ができるようになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる携帯型移動
無線電話装置を説明するための機能ブロック図である。
【図2】携帯型移動無線電話装置の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【図3】従来の携帯型移動無線電話装置の機能ブロック
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかる携帯型移動
無線電話装置を説明するための機能ブロック図である。
【図5】移動機の背面図である。
【図6】内蔵アンテナの斜視図である。
【符号の説明】
1…変調器(MOD) 2…周波数変換器 3…電力増幅器 4…高電力型電力増幅器 5…アンテナスイッチ 6…内蔵アンテナ 7…ホイップアンテナ 8…低雑音型電力増幅器 9…第1周波数変換器 10…第2周波数変換器 11…IF電力増幅器 12…受信IF局部発信器 13…RF局部発信器 14…送信IF局部発信器 15…切り換えスイッチ 16…第2の局部発信器 17…RSSI電圧

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵アンテナの故障の診断を行う測定器
    を使用することなくいつでも容易に内蔵アンテナの故障
    診断を実行して故障対応の敏速化を図る携帯型移動無線
    電話装置であって、 電波の送受信を行う内蔵アンテナおよびホイップアンテ
    ナと、 当該内蔵アンテナおよびホイップアンテナの結合量を測
    定して内蔵アンテナの自己故障診断を行う手段を有する
    ことを特徴とする携帯型移動無線電話装置。
  2. 【請求項2】 異なる送受信の周波数を同一化するため
    の第2の局部発信器と、 前記第2の局部発信器からの送受信の周波数とRF局部
    発信器からの送受信の周波数とを切り換える切り換えス
    イッチを有することを特徴とする請求項1に記載の携帯
    型移動無線電話装置。
  3. 【請求項3】 前記内蔵アンテナに接続された状態で送
    信電力を受信回路で受信する動作と前記ホイップアンテ
    ナに接続された状態である一定レベルあるいは一定周波
    数の送信電力を送信回路から出力する動作を同タイミン
    グにて行う手段を有することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の携帯型移動無線電話装置。
  4. 【請求項4】 異なる送受信の周波数を同一化するため
    の第2の局部発信器と、 前記第2の局部発信器からの送受信の周波数とRF局部
    発信器からの送受信の周波数とを切り換える切り換えス
    イッチと、 送信IF局部発信器から出力される電力の変調を行う変
    調器と、 当該変調器から出力される電力を前記RF局部発信器か
    ら出力される電力を基にRF周波数へ変換する周波数変
    換器とを有し、 前記周波数変換器への入力を前記切り換えスイッチによ
    り切り換えるように構成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の携帯型移動無線電話装置。
  5. 【請求項5】 前記内蔵アンテナに接続された状態で送
    信電力を受信回路で受信する動作と前記ホイップアンテ
    ナに接続された状態である一定レベルあるいは一定周波
    数の送信電力を送信回路から出力する動作を同タイミン
    グにて行う手段を有することを特徴とする請求項4に記
    載の携帯型移動無線電話装置。
  6. 【請求項6】 内蔵アンテナの故障の診断を行う測定器
    を使用することなくいつでも容易に内蔵アンテナの故障
    診断を実行して故障対応の敏速化を図る携帯型移動無線
    アンテナ故障検出方法であって、 電波の送受信を行う内蔵アンテナおよびホイップアンテ
    ナの結合量を測定して内蔵アンテナの自己故障診断を行
    う工程を有することを特徴とする携帯型移動無線アンテ
    ナ故障検出方法。
  7. 【請求項7】 異なる送受信の周波数を同一化するため
    の第2の局部発信工程と、 前記第2の局部発信工程からの送受信の周波数とRF局
    部発信器からの送受信の周波数とを切り換える切り換え
    工程を有することを特徴とする請求項6に記載の携帯型
    移動無線アンテナ故障検出方法。
  8. 【請求項8】 前記内蔵アンテナに接続された状態で送
    信電力を受信回路で受信する動作と前記ホイップアンテ
    ナに接続された状態である一定レベルあるいは一定周波
    数の送信電力を送信回路から出力する動作を同タイミン
    グにて行う工程を有することを特徴とする請求項6また
    は7に記載の携帯型移動無線アンテナ故障検出方法。
  9. 【請求項9】 異なる送受信の周波数を同一化するため
    の第2の局部発信工程と、 前記第2の局部発信工程からの送受信の周波数とRF局
    部発信器からの送受信の周波数とを切り換える切り換え
    工程と、 送信IF局部発信器から出力される電力の変調を行う変
    調工程と、 当該変調工程から出力される電力を前記RF局部発信器
    から出力される電力を基にRF周波数へ変換する周波数
    変換工程とを有し、 前記周波数変換工程への入力を前記切り換え工程により
    切り換えるように構成されていることを特徴とする請求
    項6に記載の携帯型移動無線アンテナ故障検出方法。
  10. 【請求項10】 前記内蔵アンテナに接続された状態で
    送信電力を受信回路で受信する動作と前記ホイップアン
    テナに接続された状態である一定レベルあるいは一定周
    波数の送信電力を送信回路から出力する動作を同タイミ
    ングにて行う工程を有することを特徴とする請求項9に
    記載の携帯型移動無線アンテナ故障検出方法。
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