JPH06296127A - 光電子スイッチ - Google Patents

光電子スイッチ

Info

Publication number
JPH06296127A
JPH06296127A JP4599292A JP4599292A JPH06296127A JP H06296127 A JPH06296127 A JP H06296127A JP 4599292 A JP4599292 A JP 4599292A JP 4599292 A JP4599292 A JP 4599292A JP H06296127 A JPH06296127 A JP H06296127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
output
circuit
light
determination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4599292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Yamamoto
久昭 山本
Yasuhiro Kazama
康廣 風間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Electronic Ind Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Electronic Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Electronic Ind Co Ltd filed Critical Takenaka Electronic Ind Co Ltd
Priority to JP4599292A priority Critical patent/JPH06296127A/ja
Publication of JPH06296127A publication Critical patent/JPH06296127A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作レベルに対する受光時、または非受光時
のレベルに異常が見られた場合に直ちに警報を発し、か
つ異常出力を得ることである。 【構成】 入遮光される受光信号のそれぞれが動作レベ
ルの所定の倍率である下限受光レベルを超しているか否
かを比較し、判定出力をする第1の比較判定回路と、上
記それぞれの受光信号が動作レベルの所定の倍率である
上限遮光レベル未満であるか否かを比較し、判定出力を
する第2の比較判定回路とを並列に備え、判定出力に応
じて異常出力を行う構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、透過型、反射型また
は輻射光型など各種の光電子スイッチに適用した有効な
自己チェック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に光電子スイッチは、光軸ずれやレ
ンズ面の汚れなどにより受光時のレベルが動作レベルの
上限以下となったり、不要反射や不要輻射などにより非
受光時のレベルが動作レベルの下限に達しない場合に
は、十分な検出機能を発揮することができなくなる。従
って、従来の光電子スイッチではこれを防止するため、
単に余裕度表示機能を備えるに過ぎなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来例で
は余裕度の表示を行うだけであったので、保守点検はや
はり不可欠であり、これに要する時間と費用を削減する
ことは不可能であった。また仮に誤動作の発見が遅れた
場合には、突然自動制御装置が停止して、しばしば莫大
な損害を被ることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような実情に鑑みて
案出された本発明の光電子スイッチは、動作レベルに対
する受光時、または非受光時のレベルに異常が見られた
場合に直ちに警報を発し、かつ異常出力を得るようにし
た自己チェック機能を付与することによって、上述した
問題点を解消させたものである。そのために本発明で
は、光電子変換素子、アンプおよび出力回路などを備え
た光電子スイッチにおいて、入遮光される受光信号のそ
れぞれが動作レベルの所定の倍率である下限受光レベル
を超しているか否かを比較し、判定出力をする第1の比
較判定回路と、上記それぞれの受光信号が動作レベルの
所定の倍率である上限遮光レベル未満であるか否かを比
較し、判定出力をする第2の比較判定回路とを並列に備
え、上記判定出力に応じて異常出力を行うという手段を
採用している。
【0005】また、それぞれの判定出力の論理和を、プ
リセットカウンタのリセット入力とし、このカウンタ出
力によって異常出力を行うという手段も選択的に採用し
ている。
【0006】
【作用】2つの比較判定回路は、許容範囲の基準レベル
として下限・上限が定められており、それぞれの基準レ
ベルと比較した後に、判定出力を行うもので、これより
外れた範囲、即ち中間値は不安定な状態であると判定さ
れ、異常出力が行われる。また、プリセットカウンタは
判定を数回繰り返した後に異常出力を行うという作用を
するものである。
【0007】
【実施例】以下、その構成を図面に従って更に詳述する
と、図1において1は前面に集光レンズを有し、下述す
るレベルチェック回路を内蔵してなる機筐、2はこのレ
ベルチェック回路と接続し、安定領域にあることを表示
するランプ(以下「セイフティ表示灯」という)であっ
て、上記機筐1の外壁に表設されたものである。なお、
3は出力されると点灯する動作表示灯、4は検出時の受
光レベルを表示する1〜複数個の発光ダイオード(LE
D)を示す。
【0008】次にレベルチェック回路の構成を説明する
と、aはフォトトランジスタなどの光電変換素子、b、
b′は光電変換素子aから得た受光信号を増幅するアン
プ、またcは上記アンプb、b′と出力端子d間に介在
される出力回路である。またe、e′は上記アンプbに
接続する比較判定回路であって、そのeは光電子スイッ
チの動作レベルに対して受光時(動作時)の受光レベル
が所定の倍率以上であるか否かを判定する第1の比較判
定回路で、受光信号が下限受光レベルを超えたか否かの
判定出力を行うものである。またe′は非受光時(非動
作時)の受光レベルが所定の倍率以下であるか否かを比
較判定する第2の比較判定回路で、受光信号レベルが上
限遮光レベル未満であるようなほぼ完全遮光の場合に判
定出力を行うものである。本実施例では所定の動作レベ
ルを1とすれば第1の比較判定回路の基準レベル(下限
受光レベル)を2とし、第2の比較判定回路の基準レベ
ル(上限遮光レベル)を0.5としている。続いてこれ
らの比較判定回路e、e′の出力をオア回路fに入力し
た上、このオア回路fの出力を点灯回路gを介して上記
セイフテイ表示灯2に、また出力回路hを介して異常出
力端子iにそれぞれ入力している。即ち、受光信号が第
1の比較判定回路eの基準レベルである2を超えたとき
は安定入光とし、第2の比較判定回路e′の基準レベル
である0.5未満のときは安定遮光とし、その間は不安
定状態と判定しているのである。
【0009】上記の構成に係る本発明の光電子スイッチ
は、検出物体を確認するための光または検出物体の熱を
光電変換素子aで検出し、この電気信号をアンプユニッ
トb、b′で増幅した後、出力回路cを介して出力端子
dより検出出力を得ることは、なお従前のこの種光電子
スイッチと同様である。次に本発明の自己チェック機能
は、受光時及び非受光時の受光レベルが動作レベルに対
して、所定の倍率にあるか否かを比較判定回路e、e′
によって判定し、安定動作、即ち受光時のレベルが動作
レベルの所定の倍率以上、また非受光時のレベルが動作
レベルの所定の倍率以下であるときは、出力回路cを介
して正常出力を得ると同時に、点灯回路gによってセイ
フテイ表示灯2を点灯状態に保つものである。
【0010】次に、2つの比較判定回路e、e′の一般
的な内部構成を示す。ここで、図2は比較判定回路eま
たはe′に入力された受光信号のレベルを1回で判定す
るための回路、図4は1回目の受光信号では判定出力せ
ずに、2回目の受光信号のタイミングによって判定出力
を行うものである。図2において、21は判定の下限受
光レベルである基準レベル2を比較値としたコンパレー
タ、22a、22bはそれぞれDフリップフロップであ
り、アンプユニットb′から出力される検出信号に応じ
て判定タイミングを計り、コンパレータ21の出力信号
を判定するものである。この比較判定回路eに図3の正
常レベルXおよび異常レベルxの2つの状態の受光信号
が入力された場合、正常レベルXでは先ず信号が動作レ
ベルを超えればアンプユニットb′から判定信号が取り
込まれ、これによってDフリップフロップ22aの出力
がハイになる一方、Dフリップフロップ22bの出力は
ローを維持する。続いてレベルが安定レベルである2を
超えている間はコンパレータ21がハイを出力するので
2つのフリップフロップはリセットされる。次に受光信
号が立ち下がればリセットは解除されるが、再び動作レ
ベルを下回ったときでもDフリップフロップ22bのD
端子はローであるから、その出力もローになり、警報出
力を行うことはない。この場合、図1のオア回路fに続
くインバータを省略しても、後段で論理を整合させるこ
とは可能である。一方、異常レベルxの場合にはリセッ
トは働かないので、検出信号の立ち上がりでDフリップ
フロップ22bのD端子がハイになり、立ち下がりの読
み込みクロックでハイを出力するので、異常出力を行う
ことになる。ここでは上限側の比較判定回路eについて
のみ説明したが、下限側の比較判定回路e′の動作も正
常レベルYあるいは異常レベルyに応じて同様である。
ただしこの場合にはアンプユニットb′からの検出信号
の論理を反転させて入力することが必要である。そし
て、オア回路fによって、上限・下限の何れの異常の場
合でも出力を行うようにしている。なお、異常出力の原
因としては、光軸ずれ、レンズ面の汚れ等により受光時
のレベルが動作レベルの倍率に達しなかったり、不要反
射又は不要輻射光などにより非受光時のレベルが動作レ
ベルの所定の倍率以上となるような場合である。このと
きには点灯回路gによりセイフテイ表示灯2を点滅させ
て警報を発すると同時に、出力回路hが働いて出力端子
iより異常出力が送出される。
【0011】次に図1において、点線で示したブロック
jは任意に選択的に接続されるプリセットカウンタであ
り、たとえば一回毎のパルスの検出では正しい動作レベ
ルを知ることができない場合に対処して、上記レベルチ
ェック回路におけるオア回路fと点灯回路g及び出力回
路hとの間に設けたものである。そしてリセット端子k
をオア回路fに、又カウント入力端子lをアンプb′に
それぞれ接続している。即ち、プリセットカウンタj
は、受光レベルの上限又は下限に余裕があるときにはそ
の都度リセットされるのでカウンタは計数をしないか
ら、この間は出力回路cを介してその出力端子dに正常
な出力が得られると同時に、点灯回路gを経てセイフテ
イ表示灯2を点灯状態に保つものである。他方、受光レ
ベルの上限又は下限に余裕がないときは、リセットが働
かず、従ってその不安定な動作回数が該カウンタjで計
数され、それが連続して所定の回数に達すると、点灯回
路gによりセイフテイ表示灯2を点滅させて警報を発す
ると同時に、出力回路hが働いて出力端子iより異常出
力が送出されるものである(図5参照)。
【0012】図4は比較判定回路eおよびe′の別の一
般的な構成を示したもので、2連のDフリップフロップ
41a、41bによってシフトレジスタとしたものであ
る。この場合には、図2の構成とは異なって、1回目の
受光信号では判定を行わず、2回目の受光信号の立ち上
がりによって初めて判定を行うものである。ここではD
フリップフロップを2連としているが、3連以上であっ
ても基本的構成は同じであり、判定タイミングを遅くす
るのみである。従って、結合個数を調整すれば上述した
プリセットカウンタjを含んだと同様の機能を行うこと
も可能である。また、複数のDフリップフロップによっ
てシフトレジスタを構成する一般的な例に代えて、Nビ
ットカウンタを利用することも本実施例と等価の技術で
ある。
【0013】なお、上記実施例の何れの場合でも受光レ
ベルが所定のレベルに回復した場合には、セイフテイ表
示灯の点滅表示及び異常出力は上記比較判定回路及びそ
の他各回路の作用で自動的に元の状態に復帰するのは当
然である。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように本発明の光電子スイッ
チは、それ自体に受光ならびに非受光レベルの異常に対
する自己チェック機能を付与させたことによって、現場
ではそのセイフテイ表示灯の点滅状態を確認するだけ
で、又遠隔地においては異常出力動作により当該光電子
スイッチの異常または光電素子の劣化などによる補修、
点検時期を早期に予知し得るから、当該光電子スイッチ
の緊急な修理や故障による突発的な工程の中断などが解
消されるという格別の効果が得られる。さらに、現地に
おける光電子スイッチの取付けにあたって、透過型の光
電子スイッチでは光軸ずれなどを、又反射型及び輻射光
型のものについては対象物による光量の余裕をそれぞれ
セイフテイ表示灯の点灯で直ちに確認できるから、取付
け時の位置調節が極めて簡単に行えるなどの多くの優れ
た利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光電子スイッチの一実施例を示すブロ
ック図、
【図2】比較判定回路の一実施例を示すブロック図、
【図3】受光信号レベルを説明した波形図、
【図4】比較判定回路の別の実施例を示すブロック図、
【図5】本発明の出力波形図である。
【符号の説明】
1 機筐 2 ランプ 3 動作表示灯 4 発光ダイオード(LED) e・e′ 比較判定回路 g 点灯回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電子変換素子、アンプおよび出力回路な
    どを備えた光電子スイッチにおいて、入遮光される受光
    信号のそれぞれが動作レベルの所定の倍率である下限受
    光レベルを超しているか否かを比較し、判定出力をする
    第1の比較判定回路と、上記それぞれの受光信号が動作
    レベルの所定の倍率である上限遮光レベル未満であるか
    否かを比較し、判定出力をする第2の比較判定回路とを
    並列に備え、上記判定出力に応じて異常出力を行うこと
    を特徴とした光電子スイッチ。
  2. 【請求項2】それぞれの判定出力の論理和を、プリセッ
    トカウンタのリセット入力とし、このカウンタ出力によ
    って異常出力を行う請求項1記載の光電子スイッチ。
JP4599292A 1992-01-31 1992-01-31 光電子スイッチ Pending JPH06296127A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4599292A JPH06296127A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 光電子スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4599292A JPH06296127A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 光電子スイッチ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17775982A Division JPS5968130A (ja) 1982-10-09 1982-10-09 光電子スイツチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06296127A true JPH06296127A (ja) 1994-10-21

Family

ID=12734628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4599292A Pending JPH06296127A (ja) 1992-01-31 1992-01-31 光電子スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06296127A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5975352A (en) * 1997-08-28 1999-11-02 Ecolab Inc. Dispenser

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5736738A (ja) * 1980-08-12 1982-02-27 Omron Tateisi Electronics Co Kodensuitsuchi
JPH03129919A (ja) * 1989-10-14 1991-06-03 Omron Corp 光電スイッチの自己診断回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5736738A (ja) * 1980-08-12 1982-02-27 Omron Tateisi Electronics Co Kodensuitsuchi
JPH03129919A (ja) * 1989-10-14 1991-06-03 Omron Corp 光電スイッチの自己診断回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5975352A (en) * 1997-08-28 1999-11-02 Ecolab Inc. Dispenser
US6143257A (en) * 1997-08-28 2000-11-07 Ecolab Inc. Dispenser

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5584319A (en) Electro-optical valve-status supervision switch circuit for fire protection
JP2005106785A (ja) 検出装置
US4937441A (en) Diagnosis apparatus for photo coupler and photo coupler device with diagnosis function
JP2012134575A (ja) 多光軸光電センサ
JPH0315851B2 (ja)
JPH06296127A (ja) 光電子スイッチ
JPH0567958A (ja) 光電子スイツチ
JPH0567959A (ja) 光電子スイツチ
JP3046400B2 (ja) 多光軸光電スイッチ
KR101955625B1 (ko) 릴레이 점검 장치 및 점검 방법
JP4160873B2 (ja) 多光軸光電スイッチ
JPH0753311Y2 (ja) 光電スチッチ
JP6986477B2 (ja) 光電センサ及び多光軸光電センサ
JP3961880B2 (ja) 多光軸光電スイッチ
JP2002109652A (ja) 炎検知器および火災報知設備
JPH03218422A (ja) センサ
JP2002204151A (ja) 多光軸光電センサ
JP2741981B2 (ja) 物体存在位置検知装置
JP2805523B2 (ja) 距離センサの不安定動作検出装置
JP3837063B2 (ja) 多光軸光電センサ
JPS6025727B2 (ja) 光電型検出装置
JP2515125Y2 (ja) 多光軸光電スイッチ
JP2003121257A (ja) 炎検知器
JP2022139897A (ja) アーク故障検出装置
JPS58156873A (ja) 反射型センサによる対象物の検出方法