JPH062954U - 磁石発電機の回転子 - Google Patents
磁石発電機の回転子Info
- Publication number
- JPH062954U JPH062954U JP4607692U JP4607692U JPH062954U JP H062954 U JPH062954 U JP H062954U JP 4607692 U JP4607692 U JP 4607692U JP 4607692 U JP4607692 U JP 4607692U JP H062954 U JPH062954 U JP H062954U
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- JP
- Japan
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- magnet
- yoke
- cover
- annular groove
- rotor
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- Pending
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- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マグネットの周囲にオイルが溜まるのを防止
する。 【構成】 ヨーク11の内周に複数個のマグネット12
が配され、マグネット12の内側にカバー14が嵌入さ
れている磁石発電機の回転子において、ヨーク11の開
口端外周側に巻かしめ代部19が形成され、段付部19
aと巻かしめ代部19との間に第1環状溝19bが没設
され、ヨーク11内底面に第2環状溝46が没設されて
いる。カバー14の下端部に形成された封止部42が第
2環状溝46内に挿入されて接着剤層48によって封止
される。巻かしめ代部19が内周側に折曲されて上側鍔
部43基端側がマグネット12頂部に押圧され、上側鍔
部先端が第1環状溝19b内に挿入されて接着剤層47
によって封止される。 【効果】 カバー14とヨーク11との間の空間が上下
の接着剤層47、48によって封止されるため、オイル
が同空間へ侵入するのを防止できる。
する。 【構成】 ヨーク11の内周に複数個のマグネット12
が配され、マグネット12の内側にカバー14が嵌入さ
れている磁石発電機の回転子において、ヨーク11の開
口端外周側に巻かしめ代部19が形成され、段付部19
aと巻かしめ代部19との間に第1環状溝19bが没設
され、ヨーク11内底面に第2環状溝46が没設されて
いる。カバー14の下端部に形成された封止部42が第
2環状溝46内に挿入されて接着剤層48によって封止
される。巻かしめ代部19が内周側に折曲されて上側鍔
部43基端側がマグネット12頂部に押圧され、上側鍔
部先端が第1環状溝19b内に挿入されて接着剤層47
によって封止される。 【効果】 カバー14とヨーク11との間の空間が上下
の接着剤層47、48によって封止されるため、オイル
が同空間へ侵入するのを防止できる。
Description
【0001】
本考案は、磁石発電機の回転子に関し、特に、永久磁石の固定構造の改良に係 り、例えば、オートバイやバギー等の小型または特殊車両に搭載する磁石発電機 の回転子に利用して有効なものに関する。
【0002】
一般に、オートバイやバギー等の小型または特殊車両においては、フェライト マグネット等のような永久磁石(以下、マグネットという。)を利用した磁石発 電機が使用されることがある。
【0003】 この種の磁石発電機は、ヨークの内周に複数個のマグネットを等間隔で配列固 定されることにより構成されている回転子と、コアにおける放射状の複数箇所に コイルを巻装されることにより構成されている発電子とを備えており、前記回転 子がエンジンに駆動されて発電子の周囲を回転することにより、発電子の各磁極 コイルにおいて起電力を誘起せしめるように構成されている。
【0004】 従来、このような磁石発電機に使用される回転子として、マグネットと対応す る形状の複数のマグネット収容室を上部開放枠を環状に連結されて形成されてい るケースがヨーク内に嵌入されており、このケースの各収容室に前記マグネット がそれぞれ挿入されて隣合う収容室間の隔壁部間でそれぞれ挟圧固定されており 、さらに、ケースおよびマグネットの内側に筒形状のカバーが嵌入され、このカ バーの上側鍔部上に樹脂製の押さえリングが当接された後、前記ヨーク上端部外 周に形成された巻かしめ代部が押さえリング上に巻かしめ加工されることにより 、複数個のマグネットがヨークに一体化されて成るものがある。
【0005】 このように構成された磁石発電機の回転子は、エンジンのオイル中に挿入され て使用されるようになっている。
【0006】
しかし、従来の磁石発電機の回転子においては、カバーとヨークとの空間部が 完全に密封されていないため、オイル中に含まれる鉄分が劣化してタール状にな ったオイルがカバー内に侵入してマグネットの周囲に溜まり、これら堆積物によ って磁石発電機の回転子の質量がアンバランスになり、回転子が回転する際に振 動するという問題がある。
【0007】 本考案の目的は、マグネットの周囲に劣化したオイルが溜まるのを防止するこ とができる磁石発電機の回転子を提供することにある。
【0008】
本考案に係る磁石発電機の回転子は、略椀形状のヨークの内周に複数個のマグ ネットが間隔をおいて配されており、マグネットの内側に筒形状のカバーが嵌入 されている磁石発電機の回転子において、 前記ヨークの開口端外周側に環状の巻かしめ代部が形成されているとともに、 その内周側には環状の段付部が形成され、この段付部と前記巻かしめ代部内周面 との間に第1環状溝が没設されており、 前記ヨークの底面には第2環状溝が没設されており、 前記カバーの下端部には封止部が前記第2環状溝に挿入可能に形成され、この カバーの頂部には上側鍔部がマグネット頂部からその径方向外方に突出するよう に形成されており、 前記カバーの下端封止部が前記第2環状溝内に挿入されて接着剤層によって封 止されており、前記ヨークの巻かしめ代部が内周側に折曲されて上側鍔部先端が マグネット頂部に押圧されているとともに、上側鍔部先端が第1環状溝内に挿入 されて接着剤によって封止されていることを特徴とする。
【0009】
前記した手段によれば、カバーがヨーク内周側に圧入される際に、カバーの下 端封止部が第2環状溝内に挿入されて接着剤層によって封止される。さらに、ヨ ークの巻かしめ代部が内周側に折曲されると、この巻かしめ代部内周側の折曲に より上側鍔部先端が押さえられる。このとき、上側鍔部先端が第1環状溝内に挿 入されて接着剤層によって封止される。
【0010】 このため、ヨークとカバーとで囲まれる空間部が完全に密封され、回転子がオ イル中に挿入されてもタール状のオイルがマグネットの周囲に溜まるのは防止さ れることになる。したがって、回転子の質量がアンバランスになることが未然に 防止され、回転子が振動するのを防止することができる。
【0011】
図1は本考案の一実施例である磁石発電機の回転子を示す正面断面図、図2は その一部切断平面図、図3はその分解斜視図、図4(a)はマグネット圧入工程 を示す一部省略平面図、(b)はその巻かしめ加工前の要部を示す断面図、(c )は巻かしめ加工後の要部を示す断面図である。
【0012】 本実施例において、本考案に係る磁石発電機の回転子はヨーク11と、複数の マグネット12と、ケース13と、カバー14とを備えている。
【0013】 ヨーク11は磁性材料により上面が開口し下面が閉塞した略椀形状に一体成形 されており、下面閉塞壁には、エンジンに直結させるボス(図示せず)を挿通す るための軸孔16が中心に、この回転子をボスに結合させるための複数の取り付 け孔17が軸孔16の外方位置にそれぞれ穿設されている。取り付け孔17の外 方位置にはケース13を回り止めするための凸部18が、下面閉塞壁を外面から 突き上げられることにより複数突設されており、取り付け孔17と凸部18とは 任意の角度で周方向に配設されている。
【0014】 ヨーク11の底面における取り付け孔17と凸部18との間には環状溝46が 円形形状に没設されている。この環状溝46はヨーク11と同心円に配設されて おり、後記するカバー14の下端に形成された封止部が挿入されるように、一定 幅一定深さに形成されている。
【0015】 ヨーク11の開口端側には、その外周側に薄肉部になった巻かしめ代部19が ヨーク11の内周を除去されることにより形成されている。したがって、巻かし め代部19の内周側にはマグネット12の頂部よりわずかに軸方向に突出した環 状の段差19aが形成されている。そして、段差19aと巻かしめ代部19内周 面との間には、断面形状が半円形の環状溝19bが周方向に沿って没設されてい る。
【0016】 マグネット12はヨーク11の深さ以下の高さを有し、幅方向においてヨーク 11の内周に沿って弯曲した円弧形状を有する略直方体に一体成形されている。 マグネット12の円弧形状の内周面(以下、腹面という。)20の上下両端部に は傾斜面部22が外向面(以下、背面という。)21に行くにしたがって互いに 遠のくようにそれぞれ形成されている。両側の立ち上がり側面23および23は 後記する隔壁部の中心を通る法線についての接線に対して直角になるように形成 されており、上面24と下面25は互いに平行に形成されている。
【0017】 ケース13は樹脂等のような適度な弾性を有する非磁性材料が用いられて一体 成形されており、全体的に前記ヨーク11内に嵌合する略円筒形状に形成されて いる。ケース13の筒壁30には複数の収容室31が互いに略等しい位相差で周 方向に配列されてそれぞれ形成されている。
【0018】 収容室31は前記マグネット12の高さ以下の高さと、マグネット12の幅よ りも若干大きめの幅を有する中空室に形成されており、その天井壁と背面壁は腹 面壁の中央部とはそれぞれ開放されている。したがって、ケース13は上部が開 放している枠を複数個環状に連結されてなる形状に形成されている。
【0019】 各収容室31の床面壁部32、すなわち各上部開放枠の横部片は互いに隣合っ て一連のリング33を形成している。リング33の下面には複数個の凹部34が 没設されており、各凹部34は前記ヨーク11における凸部18に嵌合するよう に形成されている。
【0020】 隣合う収容室31、31間のそれぞれには、前記上部開放枠の各縦部片に相当 する各隔壁部35が略H型鋼形状の柱状に立ち上がるように形成されており、各 隔壁部35の肉厚はマグネット12の肉厚よりも若干薄めに形成されている。隔 壁部35には押さえ部36が周方向の両側面に配されて、略接線方向(隔壁部に おける周方向の中心を通る法線に対して直角方向)に突出するようにそれぞれ成 形されており、押さえ部36は上端部に先細りの三角錐部36aを有する略三角 柱形状に形成されている。
【0021】 カバー14は薄鉄板等の磁性金属材料が用いられて絞りプレス加工等により一 体成形されており、全体的に前記ケース13内に嵌合する略円筒形状に形成され ている。組立前において、カバー14の円筒形状部41の上端には上側鍔部43 が径方向に外向きに突出した円形環帯状に形成されている。
【0022】 また、カバー14の円筒形状部41の下端部には、円筒形状部41よりも小径 の円筒形状に形成された封止部42が絞り加工により、一体的に成形されており 、この封止部42はヨーク11の底面に没設された前記環状溝46に挿入可能に 形成されている。
【0023】 カバー14の上側鍔部43には段付部44が径方向の略中央部に配されて、上 側鍔部43自体をプレス加工によって屈曲成形されることにより、周方向に連続 するように円形環形状に形成されており、上側鍔部43は内側水平部43aと外 側水平部43bとが両者43a、43bに直角なこの段付部44により連結され て成る背向屈曲形状に一体形成されている。上側鍔部43はその外側水平部43 bの外周端辺がヨーク11の巻かしめ代部19における内周側近傍まで延長する ように形成されている。
【0024】 次に、前記構成に係る各部品による磁石発電機の回転子の組立作業を説明する ことにより、磁石発電機の回転子の構成を説明する。
【0025】 まず、ヨーク11内にケース13が嵌入され、ヨーク11の底壁に隆起されて いる各凸部18にケース13下面の各凹部34がそれぞれ嵌合される。この凸部 18と凹部34との嵌合により、ケース13はヨーク11に一体回転するように 回り止めされることになる。
【0026】 続いて、ケース13の各収容室31にマグネット12が上方からそれぞれ圧入 されて行く。このとき、ケース13の押さえ部36と当接するマグネット12の 側面23の両隅部には30°〜50°程度の面取り部または弯曲面が形成されて おり、これにより、マグネット12は押さえ部36をそぎ落とすことなく、この 押さえ部36を押し潰すように押し込まれる。
【0027】 マグネット12が収容室31に強力に押し込まれると、図4(a)に示されて いるように、隔壁部35の側面に突設されている押さえ部36はマグネット12 の側面に押し潰されるように強く押圧される。この押し潰された状態は押さえ部 36がマグネット12に圧縮変形されて強力に弾発している状態であるため、相 対的にマグネット12は収容室31内において両側の押さえ部36、36で押し 合われることになる。
【0028】 このとき、押さえ部36が隔壁部35に接線方向に突設されているとともに、 マグネット12の側面が法線と略平行、すなわち押され部36と略直角に形成さ れているため、マグネット12に両側の押さえ部36、36から作用する押圧力 F1 とF2 との合力F3 はマグネット12を径方向外向きに押すことになり、こ の押し力F3 によってマグネット12はその背面21をヨーク11の内周面に強 く押し付けられて機械的に固定されることになる。
【0029】 ちなみに、押さえ部36の押圧力F1 (またはF2 )の反力は、当該押さえ部 36が穿設された隔壁部35の反対側の押さえ部36の押圧力F2 (またはF1 )に求められることになる。つまり、交互に環状に配されているマグネット12 、隔壁部35および押さえ部36が、ヨーク11の内周面に沿って互いに押し合 っている状態になっている。
【0030】 その後、図4(b)に示されているように、ヨーク11上端面における段付部 19aに没設された環状溝(以下、第1環状溝ということがある。)19bに接 着剤47が充填される。
【0031】 続いて、ケース13の各収容室31に収容固定されて環状に整列しているマグ ネット12群の内側に、マグネット12群が構成する円形内周面の直径と略等し い外径を有する円筒形状に形成されているカバー14が、図4(b)に示されて いるように圧入される。
【0032】 圧入時、カバー14の下端に形成された封止部42は円筒形状部41より小径 の短尺円筒形状に形成されているので、カバー14の圧入に伴って封止部42が 変形するのを防止することができる。
【0033】 また、カバー14の上端には鍔部43が形成されているため、カバー14が薄 鉄板により形成されていても、その円筒形状部41には充分な剛性が確保されて いる。したがって、カバー14のケース11内への圧入は円滑に、かつ、カバー 14の円筒形状部41の外周面がケース14の内周面に全体にわたって均一に密 着するように行われることになる。
【0034】 また、鍔部43には圧入時に、カバー14に押し込み力またはこれに対向する 反力を付勢するための治具を係合させることができるため、圧入力をカバー14 の全体にわたって均一に付勢させることができ、一層精密な圧入が実現されるこ とになる。
【0035】 圧入後、カバー14の下端部に小径の短尺円筒形状に形成された封止部42は ヨーク11内底面に没設された環状溝(以下、第2環状溝ということがある。) 46に挿入された状態になる。
【0036】 この後、ヨーク11の巻かしめ代部19が径方向内向きに巻かしめ加工される と、図3に示されているように、巻かしめ代部19が第1環状溝19b近傍を支 点として径方向内向きに折曲されるため、上側鍔部43の外側水平部43bはそ の先端が巻かしめ代部19の内周壁面によって軸方向下向きに押された状態で、 巻かしめ部45と段差19a上面とにより把持される。
【0037】 巻かしめ代部19により外周端辺が軸方向下向きに押されると、上側鍔部43 はその外周端辺と段付部44との間が褶曲されることにより弾性変形部43cが 形成されるため、上側鍔部43には弾性力が蓄積される。この弾性変形部43c の弾性力により上側鍔部43の基端側に位置された内側水平部43aがマグネッ ト12の頂部上面24を押圧することになる。
【0038】 そして、このカバー14の上側鍔部43による押圧力により、マグネット12 は軸方向下向きに押され、ヨーク11内からの抜け出しを確実に阻止される。
【0039】 さらに、上側鍔部43先端側は、第1環状溝19b内に充填された接着剤層4 7によって固着されて封止される。
【0040】 これらの組付作業が完了した後は、ヨーク11内底面の第2環状溝46内に接 着剤が充填され、この接着剤層48によってカバー14の封止部42が第2環状 溝46において固着されて封止される。
【0041】 カバー14の上下端辺は上側接着剤層47と下側接着剤層48によってそれぞ れ封止されるため、ヨーク11とカバー14で囲まれる空間部であるマグネット 12の周囲は完全に密封される。したがって、回転子がエンジンのオイル中に挿 入されても、オイル中に含まれる鉄分が劣化したタール状のオイルがマグネット 12の周囲に溜まるのを防止することができ回転子のアンバランスによってエン ジンに振動が発生するのを防止することができる。
【0042】 図5は本考案の他の実施例である磁石発電機の回転子の要部を示す拡大部分正 面断面図である。
【0043】 本実施例2が前記実施例1と異なる点は、カバー14の上側鍔部43の外周縁 辺部に環状の挿入部43dが軸心方向下向きに直角に屈曲形成されており、この 挿入部43dが上側接着剤層47に挿入されている点、および、巻かしめ代部1 9がカバー14の上側鍔部43を介して直接、マグネット12を押圧固定する点 にある。
【0044】 本実施例2においては、カバー14をマグネット12の内周に嵌入した後に、 カバー14の挿入部43aと巻かしめ代部19との間から接着剤47を充填する ことができるため、上側鍔部43に対する接着剤層47の封止状態がより一層確 実になるとともに、作業性を向上させることができる。
【0045】
以上説明したように、本考案によれば、ヨークとカバーとで囲まれるマグネッ トの周囲空間部を完全に密封するように構成したため、回転子がオイル中に挿入 された際に、オイル中に含まれる鉄分が劣化したタール状のオイルがマグネット の周囲に溜まるのを防止することができ、タール状オイルの堆積等に伴う磁石発 電機の回転子のアンバランスによってエンジンに振動が発生するのを防止するこ とができる。
【図1】本考案の一実施例である磁石発電機の回転子を
示す正面断面図である。
示す正面断面図である。
【図2】一部切断平面図である
【図3】分解斜視図である。
【図4】(a)はマグネット圧入工程を示す一部省略平
面図、(b)はその巻かしめ加工前の要部を示す部分正
面断面図、(c)は巻かしめ加工後の要部を示す部分正
面断面図である。
面図、(b)はその巻かしめ加工前の要部を示す部分正
面断面図、(c)は巻かしめ加工後の要部を示す部分正
面断面図である。
【図5】本考案の他の実施例である磁石発電機の回転子
の要部を示す拡大部分正面断面図である。
の要部を示す拡大部分正面断面図である。
11…ヨーク、12…マグネット、13…ケース、14
…カバー、15…突起、16…軸孔、17…取り付け
孔、18…凸部、19…巻かしめ代部、19a…段差、
19b…第1環状溝、20…腹面、21…背面、22…
傾斜面部、23…側面、24…上面、25…下面、30
…筒壁、31…収容室、32…底面壁部、33…リン
グ、34…凹部、35…隔壁部、36…押さえ部、41
…円筒形状部、42…下側、43…上側鍔部、43a…
内側水平部、43b…外側水平部、43c…弾性変形
部、43d…挿入部、44…段付部、45…巻かしめ
部、46…第2環状溝、47…上側接着剤層、48…下
側接着剤層。
…カバー、15…突起、16…軸孔、17…取り付け
孔、18…凸部、19…巻かしめ代部、19a…段差、
19b…第1環状溝、20…腹面、21…背面、22…
傾斜面部、23…側面、24…上面、25…下面、30
…筒壁、31…収容室、32…底面壁部、33…リン
グ、34…凹部、35…隔壁部、36…押さえ部、41
…円筒形状部、42…下側、43…上側鍔部、43a…
内側水平部、43b…外側水平部、43c…弾性変形
部、43d…挿入部、44…段付部、45…巻かしめ
部、46…第2環状溝、47…上側接着剤層、48…下
側接着剤層。
Claims (1)
- 【請求項1】 略椀形状のヨークの内周に複数個のマグ
ネットが間隔をおいて配されており、マグネットの内側
に筒形状のカバーが嵌入されている磁石発電機の回転子
において、 前記ヨークの開口端外周側に環状の巻かしめ代部が形成
されているとともに、その内周側には環状の段付部が形
成され、この段付部と前記巻かしめ代部内周面との間に
第1環状溝が没設されており、 前記ヨークの底面には第2環状溝が没設されており、 前記カバーの下端部には封止部が前記第2環状溝に挿入
可能に形成され、このカバーの頂部には上側鍔部がマグ
ネット頂部からその径方向外方に突出するように形成さ
れており、 前記カバーの下端封止部が前記第2環状溝内に挿入され
て接着剤層によって封止されており、前記ヨークの巻か
しめ代部が内周側に折曲されて上側鍔部先端がマグネッ
ト頂部に押圧されているとともに、上側鍔部先端が第1
環状溝内に挿入されて接着剤層によって封止されている
ことを特徴とする磁石発電機の回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4607692U JPH062954U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 磁石発電機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4607692U JPH062954U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 磁石発電機の回転子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062954U true JPH062954U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12736906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4607692U Pending JPH062954U (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 磁石発電機の回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062954U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08266026A (ja) * | 1995-03-20 | 1996-10-11 | Railway Technical Res Inst | 鉄道車両用駆動装置及び鉄道車両用駆動装置の組立方法 |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP4607692U patent/JPH062954U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08266026A (ja) * | 1995-03-20 | 1996-10-11 | Railway Technical Res Inst | 鉄道車両用駆動装置及び鉄道車両用駆動装置の組立方法 |
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