JPH06295280A - プリント制御装置 - Google Patents
プリント制御装置Info
- Publication number
- JPH06295280A JPH06295280A JP5105045A JP10504593A JPH06295280A JP H06295280 A JPH06295280 A JP H06295280A JP 5105045 A JP5105045 A JP 5105045A JP 10504593 A JP10504593 A JP 10504593A JP H06295280 A JPH06295280 A JP H06295280A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- dma
- transfer
- image data
- blocks
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- Bus Control (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリ上のイメージデータを、仮想メモリ上
のDMA空間にマッピングしてから、プリンタにDMA
転送して印刷を行うプリント制御装置において、DMA
空間のサイズを超える大きさのイメージデータの印刷を
可能にすること。 【構成】 イメージデータ分割手段8は、イメージデー
タを、DMA空間に同時に2つ以上マッピングできる大
きさの複数のブロックに分割する。そのとき、各ブロッ
クのサイズは、転送順序が遅くなるに従って小さくなる
ようにする。そして、マッピング制御手段6,マッピン
グ手段2により、1つのブロックの転送完了毎に、その
ブロックをアンマッピングすると共に、アンマッピング
した領域に、未マッピングのブロックをブロック順序付
手段7で指定した転送順序に従ってマッピングする。D
MAリレー手段9は、1つのブロックの転送完了毎に、
上記転送順序に従って次のブロックの転送を開始するよ
うに、DMA制御手段3に指示する。
のDMA空間にマッピングしてから、プリンタにDMA
転送して印刷を行うプリント制御装置において、DMA
空間のサイズを超える大きさのイメージデータの印刷を
可能にすること。 【構成】 イメージデータ分割手段8は、イメージデー
タを、DMA空間に同時に2つ以上マッピングできる大
きさの複数のブロックに分割する。そのとき、各ブロッ
クのサイズは、転送順序が遅くなるに従って小さくなる
ようにする。そして、マッピング制御手段6,マッピン
グ手段2により、1つのブロックの転送完了毎に、その
ブロックをアンマッピングすると共に、アンマッピング
した領域に、未マッピングのブロックをブロック順序付
手段7で指定した転送順序に従ってマッピングする。D
MAリレー手段9は、1つのブロックの転送完了毎に、
上記転送順序に従って次のブロックの転送を開始するよ
うに、DMA制御手段3に指示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリからイメージデ
ータを読み出して、プリンタに出力するプリント制御装
置に関するものである。
ータを読み出して、プリンタに出力するプリント制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メモリからイメージデータを読み出して
プリンタに出力するのに、仮想アドレッシングによって
DMA(Direct Memory Access)転送する方式がある。そ
の場合、メモリ上のイメージデータを、仮想メモリ上の
DMAが可能な空間(以下「DMA空間」という)にマ
ッピングする必要がある。
プリンタに出力するのに、仮想アドレッシングによって
DMA(Direct Memory Access)転送する方式がある。そ
の場合、メモリ上のイメージデータを、仮想メモリ上の
DMAが可能な空間(以下「DMA空間」という)にマ
ッピングする必要がある。
【0003】図6は、従来のプリント制御装置の概要を
示すブロック図である。図6において、1はメモリ、2
はマッピング手段、3はDMA制御手段、4はプリン
タ、5はイメージ情報記憶手段である。メモリ1には、
印刷するイメージデータが展開される。メモリ1上のイ
メージデータは、物理的には必ずしも連続した領域に展
開されているわけではないが、マッピング手段2により
仮想的に連続に取り扱えるようになっている。さらに、
マッピング手段2がイメージデータを仮想メモリ上のD
MA空間にマッピングし直してからDMA転送を行う。
DMA制御手段3は、DMA空間にマッピングされたデ
ータをプリンタ4にDMA転送する。イメージ情報記憶
手段5は、イメージデータのサイズ等の情報を記憶し、
マッピング手段2に与える。
示すブロック図である。図6において、1はメモリ、2
はマッピング手段、3はDMA制御手段、4はプリン
タ、5はイメージ情報記憶手段である。メモリ1には、
印刷するイメージデータが展開される。メモリ1上のイ
メージデータは、物理的には必ずしも連続した領域に展
開されているわけではないが、マッピング手段2により
仮想的に連続に取り扱えるようになっている。さらに、
マッピング手段2がイメージデータを仮想メモリ上のD
MA空間にマッピングし直してからDMA転送を行う。
DMA制御手段3は、DMA空間にマッピングされたデ
ータをプリンタ4にDMA転送する。イメージ情報記憶
手段5は、イメージデータのサイズ等の情報を記憶し、
マッピング手段2に与える。
【0004】なお、このようなプリント制御装置に関連
する従来の文献としては、例えば、「インターフェー
ス」'92.1 がある。
する従来の文献としては、例えば、「インターフェー
ス」'92.1 がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 (問題点)しかしながら、前記した従来の技術には、1
ページ当たりのイメージデータのサイズが膨大になっ
て、DMA空間のサイズを超えてしまうと、1ページ分
のイメージデータを1度にDMA空間にマッピングする
ことができず、イメージデータの印刷が不可能になると
いう問題点があった。
ページ当たりのイメージデータのサイズが膨大になっ
て、DMA空間のサイズを超えてしまうと、1ページ分
のイメージデータを1度にDMA空間にマッピングする
ことができず、イメージデータの印刷が不可能になると
いう問題点があった。
【0006】(問題点の説明)上記したようなDMA空
間を使ってDMA転送を行う場合、転送すべきイメージ
データが現実にメモリ1上にないと転送できない。しか
も、イメージデータ転送のためだけにメモリ1の全空間
を使えるわけではない。したがって、DMA空間の大き
さは、メモリ1の大きさより小さいサイズに制限され
る。
間を使ってDMA転送を行う場合、転送すべきイメージ
データが現実にメモリ1上にないと転送できない。しか
も、イメージデータ転送のためだけにメモリ1の全空間
を使えるわけではない。したがって、DMA空間の大き
さは、メモリ1の大きさより小さいサイズに制限され
る。
【0007】ところで、従来は、用紙1枚分のイメージ
データのデータ量があまり大きくなかったので、それを
一度にDMA空間にマッピングすることが可能であっ
た。しかし、近年、プリンタのカラー化,高解像度化等
により用紙1枚当たりのイメージデータのサイズが膨大
なものとなって、DMA空間のサイズを超えてしまうよ
うになり、用紙1枚分のイメージデータを1度にDMA
空間にマッピングすることが不可能になるケースが発生
するようになった。
データのデータ量があまり大きくなかったので、それを
一度にDMA空間にマッピングすることが可能であっ
た。しかし、近年、プリンタのカラー化,高解像度化等
により用紙1枚当たりのイメージデータのサイズが膨大
なものとなって、DMA空間のサイズを超えてしまうよ
うになり、用紙1枚分のイメージデータを1度にDMA
空間にマッピングすることが不可能になるケースが発生
するようになった。
【0008】その解決策としては、イメージデータを複
数のブロックに分け、マッピングと転送を複数回に分け
て行う方法が考えられる。しかしながら、一つのブロッ
クを転送した後次のブロックを転送するのに、DMA空
間をアンマッピングしてから次のブロックのマッピング
を行った後に転送することになるので、転送と転送との
間に遅延が生じてしまう。そのため、プリンタ側に、メ
モリを設けたり、印刷動作を一時中断する等の変更が必
要となる。
数のブロックに分け、マッピングと転送を複数回に分け
て行う方法が考えられる。しかしながら、一つのブロッ
クを転送した後次のブロックを転送するのに、DMA空
間をアンマッピングしてから次のブロックのマッピング
を行った後に転送することになるので、転送と転送との
間に遅延が生じてしまう。そのため、プリンタ側に、メ
モリを設けたり、印刷動作を一時中断する等の変更が必
要となる。
【0009】一方、物理アドレッシングによるDMA転
送方式においては、大量のデータを中断無しに転送する
方法として、メモリを複数のブロックに分割し、ブロッ
クの転送と、転送が終了したブロックへのデータの書込
みとを同時並行的に行いながら、連続して転送するとい
う方法がとられている(特公昭61−32710号公
報,特開昭61−288252号公報)。しかしなが
ら、仮想アドレッシングによってDMA転送する方式に
おいては、大量のデータを中断無しに転送する方法がな
かった。本発明は、以上のような問題点を解決すること
を課題とするものである。
送方式においては、大量のデータを中断無しに転送する
方法として、メモリを複数のブロックに分割し、ブロッ
クの転送と、転送が終了したブロックへのデータの書込
みとを同時並行的に行いながら、連続して転送するとい
う方法がとられている(特公昭61−32710号公
報,特開昭61−288252号公報)。しかしなが
ら、仮想アドレッシングによってDMA転送する方式に
おいては、大量のデータを中断無しに転送する方法がな
かった。本発明は、以上のような問題点を解決すること
を課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、メモリ上に展開されたイメージデータ
を、マッピング手段により仮想メモリ上のDMA空間に
マッピングしてから、DMA制御手段によりプリンタに
DMA転送して印刷を行うプリント制御装置において、
上記DMA空間に同時に2つ以上マッピングできる大き
さで、かつ転送順序が遅い方のサイズが早い方のサイズ
より大きくならないように上記イメージデータを複数の
ブロックに分割するイメージデータ分割手段と、該ブロ
ックの転送順序を指定するブロック順序付手段と、最初
先頭の2つ以上のブロックをマッピングし、1つのブロ
ックの転送完了毎に転送の完了したブロックをアンマッ
ピングすると共に、アンマッピングした領域に、未マッ
ピングのブロックを上記転送順序に従ってマッピングす
るにように上記マッピング手段を制御するマッピング制
御手段と、上記1つのブロックの転送完了毎に上記転送
順序に従って次のブロックの転送を開始するようにDM
A制御手段に指示するDMAリレー手段とを具えること
とした。
め、本発明では、メモリ上に展開されたイメージデータ
を、マッピング手段により仮想メモリ上のDMA空間に
マッピングしてから、DMA制御手段によりプリンタに
DMA転送して印刷を行うプリント制御装置において、
上記DMA空間に同時に2つ以上マッピングできる大き
さで、かつ転送順序が遅い方のサイズが早い方のサイズ
より大きくならないように上記イメージデータを複数の
ブロックに分割するイメージデータ分割手段と、該ブロ
ックの転送順序を指定するブロック順序付手段と、最初
先頭の2つ以上のブロックをマッピングし、1つのブロ
ックの転送完了毎に転送の完了したブロックをアンマッ
ピングすると共に、アンマッピングした領域に、未マッ
ピングのブロックを上記転送順序に従ってマッピングす
るにように上記マッピング手段を制御するマッピング制
御手段と、上記1つのブロックの転送完了毎に上記転送
順序に従って次のブロックの転送を開始するようにDM
A制御手段に指示するDMAリレー手段とを具えること
とした。
【0011】
【作 用】イメージデータ分割手段により、イメージ
データを上記DMA空間に同時に2つ以上マッピングで
きる大きさで、かつ転送順序が遅い方のサイズが早い方
のサイズより大きくならないように複数のブロックに分
割し、ブロック順序付手段により、ブロックの転送順序
を指定する。そして、マッピング制御手段により、最初
先頭の2つ以上のブロックをマッピングし、1つのブロ
ックの転送完了毎に、転送の完了したブロックをアンマ
ッピングすると共に、アンマッピングした領域に、未マ
ッピングのブロックを上記転送順序に従ってマッピング
するにように上記マッピング手段を制御する。DMAリ
レー手段により、1つのブロックの転送完了毎に上記転
送順序に従って次のブロックの転送を開始するようにD
MA制御手段に指示する。
データを上記DMA空間に同時に2つ以上マッピングで
きる大きさで、かつ転送順序が遅い方のサイズが早い方
のサイズより大きくならないように複数のブロックに分
割し、ブロック順序付手段により、ブロックの転送順序
を指定する。そして、マッピング制御手段により、最初
先頭の2つ以上のブロックをマッピングし、1つのブロ
ックの転送完了毎に、転送の完了したブロックをアンマ
ッピングすると共に、アンマッピングした領域に、未マ
ッピングのブロックを上記転送順序に従ってマッピング
するにように上記マッピング手段を制御する。DMAリ
レー手段により、1つのブロックの転送完了毎に上記転
送順序に従って次のブロックの転送を開始するようにD
MA制御手段に指示する。
【0012】そのようにして、1ページ当たりのイメー
ジデータのサイズが膨大になって、DMA空間のサイズ
を超えてしまったときは、1ページ分のイメージデータ
を複数のブロックに分割し、ブロック毎にDMA空間に
マッピングすると共に、ブロックの転送をリレーさせ
る。その結果、連続的な転送が可能となり、DMA空間
のサイズを超える大きさのイメージデータの印刷が可能
となる。
ジデータのサイズが膨大になって、DMA空間のサイズ
を超えてしまったときは、1ページ分のイメージデータ
を複数のブロックに分割し、ブロック毎にDMA空間に
マッピングすると共に、ブロックの転送をリレーさせ
る。その結果、連続的な転送が可能となり、DMA空間
のサイズを超える大きさのイメージデータの印刷が可能
となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明のプリント制御装置の概要
を示すブロック図である。符号は、図6のものに対応
し、6はマッピング制御手段、7はブロック順序付手
段、8はイメージデータ分割手段、9はDMAリレー手
段である。メモリ1には、印刷するイメージデータが展
開される。マッピング手段2は、メモリ1上のイメージ
データを1ページ(マッピングの最小単位で、通常2K
バイト程度)毎に仮想メモリのDMA空間にマッピング
する。データサイズ等のイメージデータ情報は、イメー
ジ情報記憶手段5に記憶され、イメージデータ分割手段
8は、そのイメージ情報に基づいて、メモリ1に展開さ
れたイメージデータが一度にDMA空間にマッピング可
能か否かを判断する。
に説明する。図1は、本発明のプリント制御装置の概要
を示すブロック図である。符号は、図6のものに対応
し、6はマッピング制御手段、7はブロック順序付手
段、8はイメージデータ分割手段、9はDMAリレー手
段である。メモリ1には、印刷するイメージデータが展
開される。マッピング手段2は、メモリ1上のイメージ
データを1ページ(マッピングの最小単位で、通常2K
バイト程度)毎に仮想メモリのDMA空間にマッピング
する。データサイズ等のイメージデータ情報は、イメー
ジ情報記憶手段5に記憶され、イメージデータ分割手段
8は、そのイメージ情報に基づいて、メモリ1に展開さ
れたイメージデータが一度にDMA空間にマッピング可
能か否かを判断する。
【0014】図2は、イメージデータとDMA空間の関
係を示す図である。図2(a)は、イメージデータがD
MA空間より小さく、一度にDMA空間にマッピング可
能な場合を示しており、図2(b)は、イメージデータ
がDMA空間より大きく、一度にDMA空間にマッピン
グすることが不可能な場合を示している。イメージデー
タ分割手段8は、図2(a)の場合のように、一度にマ
ッピング可能な場合はイメージデータを分割せず、図2
(b)の場合のように、一度にマッピングすることが不
可能な場合は、イメージデータをDMA空間に同時に2
つ以上マッピングできる大きさのブロックに分割する。
このとき、ブロックの大きさは、マッピング手段2がア
ンマッピングするブロックのページ数より、次にマッピ
ングするブロックのページ数の方が小さいか、等しくな
るように設定されるようにする。
係を示す図である。図2(a)は、イメージデータがD
MA空間より小さく、一度にDMA空間にマッピング可
能な場合を示しており、図2(b)は、イメージデータ
がDMA空間より大きく、一度にDMA空間にマッピン
グすることが不可能な場合を示している。イメージデー
タ分割手段8は、図2(a)の場合のように、一度にマ
ッピング可能な場合はイメージデータを分割せず、図2
(b)の場合のように、一度にマッピングすることが不
可能な場合は、イメージデータをDMA空間に同時に2
つ以上マッピングできる大きさのブロックに分割する。
このとき、ブロックの大きさは、マッピング手段2がア
ンマッピングするブロックのページ数より、次にマッピ
ングするブロックのページ数の方が小さいか、等しくな
るように設定されるようにする。
【0015】図3は、イメージデータの分割例を示す図
である。この例では、転送順にブロックAからブロック
B,C,Dと順次ページ数が一定量ずつ減少するように
ブロックサイズを設定している。しかし、転送順が後の
ものが前のものよりページ数が大きくならないようにさ
えすればそれ以外の設定でも構わない。また、転送する
ブロックを切り換えるときにプリンタの印字速度に間に
合わない程の時間遅れが生じるような場合には、ブロッ
クの境界をイメージの1ラインの終了位置になるように
する必要がある。
である。この例では、転送順にブロックAからブロック
B,C,Dと順次ページ数が一定量ずつ減少するように
ブロックサイズを設定している。しかし、転送順が後の
ものが前のものよりページ数が大きくならないようにさ
えすればそれ以外の設定でも構わない。また、転送する
ブロックを切り換えるときにプリンタの印字速度に間に
合わない程の時間遅れが生じるような場合には、ブロッ
クの境界をイメージの1ラインの終了位置になるように
する必要がある。
【0016】分割された各ブロックは、ブロック順序付
手段7によりデータの転送方向に従って順序付けられ
る。例えば、両面印刷をする場合で、用紙の表面に印刷
するときは、イメージデータが先頭から転送されるの
で、ブロックも先頭から順序付けられる。しかし、用紙
の裏面に印刷する場合には、イメージデータが末尾から
転送されるので、ブロックも末尾から順序付けられる。
手段7によりデータの転送方向に従って順序付けられ
る。例えば、両面印刷をする場合で、用紙の表面に印刷
するときは、イメージデータが先頭から転送されるの
で、ブロックも先頭から順序付けられる。しかし、用紙
の裏面に印刷する場合には、イメージデータが末尾から
転送されるので、ブロックも末尾から順序付けられる。
【0017】マッピング制御手段6は、始めに先頭の2
つ以上のブロックをDMA空間にマッピングするよう
に、マッピング手段2を制御する。さらに、先頭ブロッ
クの転送が開始された後、1つのブロックの転送が終了
する毎に、転送が終了したブロックをアンマッピング
し、DMA空間を再使用可能な状態にすると共に、未マ
ッピングブロックの内の先頭のブロックをそこにマッピ
ングする。図を使ってこれを説明する。
つ以上のブロックをDMA空間にマッピングするよう
に、マッピング手段2を制御する。さらに、先頭ブロッ
クの転送が開始された後、1つのブロックの転送が終了
する毎に、転送が終了したブロックをアンマッピング
し、DMA空間を再使用可能な状態にすると共に、未マ
ッピングブロックの内の先頭のブロックをそこにマッピ
ングする。図を使ってこれを説明する。
【0018】図4は、マッピング制御手段の動作例を示
す図である。図4(a)は、4つのブロックA〜Dに分
割されたイメージデータがメモリ1に展開されている状
態を示している。始めに、図4(b)に示すように先頭
の2つのブロックA,Bをマッピングする。続いて、D
MA制御手段3により、先頭のブロックAの転送が開始
され、それが完了した時、ブロックBの転送を開始する
と共に、ブロックAをアンマッピングする。そして、ア
ンマッピングして生じた空き領域に、図4(c)に示す
ようにブロックCをマッピングする。
す図である。図4(a)は、4つのブロックA〜Dに分
割されたイメージデータがメモリ1に展開されている状
態を示している。始めに、図4(b)に示すように先頭
の2つのブロックA,Bをマッピングする。続いて、D
MA制御手段3により、先頭のブロックAの転送が開始
され、それが完了した時、ブロックBの転送を開始する
と共に、ブロックAをアンマッピングする。そして、ア
ンマッピングして生じた空き領域に、図4(c)に示す
ようにブロックCをマッピングする。
【0019】次に、ブロックBの転送が完了した時、ブ
ロックCの転送を開始すると共に、ブロックBをアンマ
ッピングする。そして、アンマッピングして生じた空き
領域に、図4(d)に示すようにブロックDをマッピン
グする。次に、ブロックCの転送が完了した時、ブロッ
クDの転送を開始すると共に、ブロックCをアンマッピ
ングする。ブロックCをアンマッピングすると、もうマ
ッピングすべきブロックはないので、DMA空間には、
図4(e)に示すようにブロックDのみが残り、さら
に、ブロックDの転送完了後ブロックDをアンマッピン
グすると、図4(f)に示すようにDMA空間にデータ
がなくなる。
ロックCの転送を開始すると共に、ブロックBをアンマ
ッピングする。そして、アンマッピングして生じた空き
領域に、図4(d)に示すようにブロックDをマッピン
グする。次に、ブロックCの転送が完了した時、ブロッ
クDの転送を開始すると共に、ブロックCをアンマッピ
ングする。ブロックCをアンマッピングすると、もうマ
ッピングすべきブロックはないので、DMA空間には、
図4(e)に示すようにブロックDのみが残り、さら
に、ブロックDの転送完了後ブロックDをアンマッピン
グすると、図4(f)に示すようにDMA空間にデータ
がなくなる。
【0020】DMAリレー手段9は、1つのブロックの
転送が完了する毎に、次に順序付けられているブロック
を連続して転送するようにDMA制御手段3を制御し
て、全イメージデータをプリンタ4に転送する。図5
は、DMAリレー手段の構成及びDMA制御手段のDM
Aリレー関連部分の一例を示すブロック図である。符号
は、図1のものに対応し、31は転送完了通知手段、3
2はアドレスレジスタ、33はカウントレジスタ、91
は情報入替手段、92,93はブロック情報保持部であ
る。
転送が完了する毎に、次に順序付けられているブロック
を連続して転送するようにDMA制御手段3を制御し
て、全イメージデータをプリンタ4に転送する。図5
は、DMAリレー手段の構成及びDMA制御手段のDM
Aリレー関連部分の一例を示すブロック図である。符号
は、図1のものに対応し、31は転送完了通知手段、3
2はアドレスレジスタ、33はカウントレジスタ、91
は情報入替手段、92,93はブロック情報保持部であ
る。
【0021】DMAリレー手段9では、現在転送中のブ
ロックと次に転送されるブロックの先頭アドレスとデー
タサイズを示すブロック情報が、ブロック情報保持部9
2,93に保持される。そして、DMA制御手段3の転
送完了通知手段31から1ブロックの転送完了が通知さ
れると、情報入替手段91がアドレスレジスタ32とカ
ウントレジスタ33の内容を、次ブロックのブロック情
報を保持しているブロック情報保持部93の情報に瞬時
に入替え、次のブロックのDMA転送を連続して実行で
きるようにする。このようにDMAリレー手段9が動作
することにより、DMA制御手段3では、1つのブロッ
クの転送が完了すると連続して次のブロックの転送を開
始し、それが完了するとさらに次のブロックの転送を開
始するというように、全てのイメージデータを連続的に
転送する。
ロックと次に転送されるブロックの先頭アドレスとデー
タサイズを示すブロック情報が、ブロック情報保持部9
2,93に保持される。そして、DMA制御手段3の転
送完了通知手段31から1ブロックの転送完了が通知さ
れると、情報入替手段91がアドレスレジスタ32とカ
ウントレジスタ33の内容を、次ブロックのブロック情
報を保持しているブロック情報保持部93の情報に瞬時
に入替え、次のブロックのDMA転送を連続して実行で
きるようにする。このようにDMAリレー手段9が動作
することにより、DMA制御手段3では、1つのブロッ
クの転送が完了すると連続して次のブロックの転送を開
始し、それが完了するとさらに次のブロックの転送を開
始するというように、全てのイメージデータを連続的に
転送する。
【0022】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のプリント制御
装置によれば、1ページ当たりのイメージデータのサイ
ズが膨大になって、DMA空間のサイズを超えてしまっ
ても、1ページ分のイメージデータを複数のブロックに
分割し、ブロック毎にDMA空間にマッピングすると共
に、ブロックの転送をリレーさせる。その結果、複数ブ
ロックの連続的な転送が可能となり、DMA空間のサイ
ズを超える大きさのイメージデータの印刷が可能とな
る。
装置によれば、1ページ当たりのイメージデータのサイ
ズが膨大になって、DMA空間のサイズを超えてしまっ
ても、1ページ分のイメージデータを複数のブロックに
分割し、ブロック毎にDMA空間にマッピングすると共
に、ブロックの転送をリレーさせる。その結果、複数ブ
ロックの連続的な転送が可能となり、DMA空間のサイ
ズを超える大きさのイメージデータの印刷が可能とな
る。
【図1】 本発明のプリント制御装置の概要を示すブロ
ック図
ック図
【図2】 イメージデータとDMA空間の関係を示す図
【図3】 イメージデータの分割例を示す図
【図4】 マッピング制御手段の動作例を示す図
【図5】 DMAリレー手段の構成及びDMA制御手段
のDMAリレー関連部分の一例を示すブロック図
のDMAリレー関連部分の一例を示すブロック図
【図6】 従来のプリント制御装置の概要を示すブロッ
ク図
ク図
1…メモリ、2…マッピング手段、3…DMA制御手
段、4…プリンタ、5…イメージ情報記憶手段、6…マ
ッピング制御手段、7…ブロック順序付手段、8…イメ
ージデータ分割手段、9…DMAリレー手段、31…転
送完了通知手段、32…アドレスレジスタ、33…カウ
ントレジスタ、91…情報入替手段、92,93…ブロ
ック情報保持部
段、4…プリンタ、5…イメージ情報記憶手段、6…マ
ッピング制御手段、7…ブロック順序付手段、8…イメ
ージデータ分割手段、9…DMAリレー手段、31…転
送完了通知手段、32…アドレスレジスタ、33…カウ
ントレジスタ、91…情報入替手段、92,93…ブロ
ック情報保持部
Claims (1)
- 【請求項1】 メモリ上に展開されたイメージデータ
を、マッピング手段により仮想メモリ上のDMA空間に
マッピングしてから、DMA制御手段によりプリンタに
DMA転送して印刷を行うプリント制御装置において、
上記DMA空間に同時に2つ以上マッピングできる大き
さで、かつ転送順序が遅い方のサイズが早い方のサイズ
より大きくならないように上記イメージデータを複数の
ブロックに分割するイメージデータ分割手段と、該ブロ
ックの転送順序を指定するブロック順序付手段と、最初
先頭の2つ以上のブロックをマッピングし、1つのブロ
ックの転送完了毎に転送の完了したブロックをアンマッ
ピングすると共に、アンマッピングした領域に、未マッ
ピングのブロックを上記転送順序に従ってマッピングす
るにように上記マッピング手段を制御するマッピング制
御手段と、上記1つのブロックの転送完了毎に上記転送
順序に従って次のブロックの転送を開始するようにDM
A制御手段に指示するDMAリレー手段とを具えたこと
を特徴とするプリント制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5105045A JPH06295280A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | プリント制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5105045A JPH06295280A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | プリント制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06295280A true JPH06295280A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=14397037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5105045A Pending JPH06295280A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | プリント制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06295280A (ja) |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP5105045A patent/JPH06295280A/ja active Pending
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