JPH06294683A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
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- JPH06294683A JPH06294683A JP5080693A JP8069393A JPH06294683A JP H06294683 A JPH06294683 A JP H06294683A JP 5080693 A JP5080693 A JP 5080693A JP 8069393 A JP8069393 A JP 8069393A JP H06294683 A JPH06294683 A JP H06294683A
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- JP
- Japan
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- chassis
- temperature
- dewar
- heat
- compressor
- Prior art date
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンプレッサーの電食を防止し、それにより
コネクティングパイプの破損を防ぎ、コールドフィンガ
ー根元部を振動からする。また、太陽光からの熱を遮断
し、耐熱性を向上させ、さらに、機器内部の結露を防止
させる。 【構成】 光学系を持つ電子機器の外カバー18と放熱
フィン19により二重構造を形成したシャシ4にコンプ
レッサー5を取付て、シャシ4内に位置させる。また、
シャシ4と外カバー18により二重構造を形成し、その
内部に放熱フィン19を設けている。また、シャシ4の
内側に温度/湿度センサを設け、そのデータを計算する
演算回路25を設けている。また、冷却空気12温度を
コントロールする制御回路27とエアーコンディショニ
ング26を設けている。さらに、放熱フィン19に冷却
空気12を当てている。
コネクティングパイプの破損を防ぎ、コールドフィンガ
ー根元部を振動からする。また、太陽光からの熱を遮断
し、耐熱性を向上させ、さらに、機器内部の結露を防止
させる。 【構成】 光学系を持つ電子機器の外カバー18と放熱
フィン19により二重構造を形成したシャシ4にコンプ
レッサー5を取付て、シャシ4内に位置させる。また、
シャシ4と外カバー18により二重構造を形成し、その
内部に放熱フィン19を設けている。また、シャシ4の
内側に温度/湿度センサを設け、そのデータを計算する
演算回路25を設けている。また、冷却空気12温度を
コントロールする制御回路27とエアーコンディショニ
ング26を設けている。さらに、放熱フィン19に冷却
空気12を当てている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、物体から発せら
れる赤外線を、極低温に冷却した赤外線検出素子でとら
えることにより、画像を生成する光学系を持つ電子機器
に関するものである。
れる赤外線を、極低温に冷却した赤外線検出素子でとら
えることにより、画像を生成する光学系を持つ電子機器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の光学系を持つ電子機器を示
す斜視図、図8は図7における側断面図、図9はロッキ
ング振動におけるコンプレッサー取付プレートの変形を
示す図である。図において、1はレンズユニット、2は
レンズユニット1と同一軸上に配されかつその内側に赤
外線検出素子3を有する円筒状のデュワ、4はその前面
にレンズユニット1とのかん合面を有し、その底面には
デュワ2を取付る衝立部を有するシャシ、5はデュワを
冷却するコンプレッサー、6はデュワ2にコンプレッサ
ー5から冷媒を供給するコネクティングパイプ、7はコ
ンプレッサー5を取付、シャシ4の後面に固定するよう
に配されたコンプレッサー取付プレート、8はデュワ2
の赤外線検出素子3の反対面に配されたコールドフィン
ガー、9はその一方をコールドフィンガー8の円筒面に
かん合し、他方をシャシ4の底面に係合する熱伝導ブロ
ック、10はコンプレッサー5を冷却するファン、11
はファン10とコンプレッサー取付プレート7を包むよ
うに配されたカバー、12は冷却空気、15はコールド
フィンガー8と熱伝導ブロック9のかん合部に塗布した
コールドフィンガー部熱伝導グリース、16は熱伝導ブ
ロック9とシャシ4の係合部に塗布したシャシ部熱伝導
グリースを示す。17はシャシ4の内側に取付けられた
電子回路部品を示す。上記コールドフィンガー8の円筒
面と、熱伝導ブロック9のかん合部は0.3mm程度の
クリアランスをもっており、振動が加わった時にシャシ
4とコールドフィンガー8が別々な挙動をしても相互に
干渉し合う事のないように考慮されている。尚、レンズ
ユニット1とシャシ4の内部は結露、防塵及び防滴対策
として密閉された部屋になっている。
す斜視図、図8は図7における側断面図、図9はロッキ
ング振動におけるコンプレッサー取付プレートの変形を
示す図である。図において、1はレンズユニット、2は
レンズユニット1と同一軸上に配されかつその内側に赤
外線検出素子3を有する円筒状のデュワ、4はその前面
にレンズユニット1とのかん合面を有し、その底面には
デュワ2を取付る衝立部を有するシャシ、5はデュワを
冷却するコンプレッサー、6はデュワ2にコンプレッサ
ー5から冷媒を供給するコネクティングパイプ、7はコ
ンプレッサー5を取付、シャシ4の後面に固定するよう
に配されたコンプレッサー取付プレート、8はデュワ2
の赤外線検出素子3の反対面に配されたコールドフィン
ガー、9はその一方をコールドフィンガー8の円筒面に
かん合し、他方をシャシ4の底面に係合する熱伝導ブロ
ック、10はコンプレッサー5を冷却するファン、11
はファン10とコンプレッサー取付プレート7を包むよ
うに配されたカバー、12は冷却空気、15はコールド
フィンガー8と熱伝導ブロック9のかん合部に塗布した
コールドフィンガー部熱伝導グリース、16は熱伝導ブ
ロック9とシャシ4の係合部に塗布したシャシ部熱伝導
グリースを示す。17はシャシ4の内側に取付けられた
電子回路部品を示す。上記コールドフィンガー8の円筒
面と、熱伝導ブロック9のかん合部は0.3mm程度の
クリアランスをもっており、振動が加わった時にシャシ
4とコールドフィンガー8が別々な挙動をしても相互に
干渉し合う事のないように考慮されている。尚、レンズ
ユニット1とシャシ4の内部は結露、防塵及び防滴対策
として密閉された部屋になっている。
【0003】次に動作について説明する。コンプレッサ
ー5とコールドフィンガー8はコネクティングパイプ6
で連結されており、この内部には、例えばヘリウム、ア
ルゴンなどの高圧ガスが封入されている。コンプレッサ
ー5内部でピストンが動いて高圧ガスの圧縮を繰り返す
と、コネクティングパイプ6を通って高圧ガスが移動
し、その圧力変動でコールドフィンガー8内のディスプ
レーサを動かしコールドフィンガー8の先端をディスプ
レーサの断熱膨張による吸熱作用で極低温に冷却する。
内部を真空にしたデュワ2の内部に取付られた赤外線検
出素子3も極低温に冷却される。この時、レンズユニッ
ト1を通過して来た赤外線は、赤外線検出素子3上で画
像を形成し、画像信号が送られることとなる。また、コ
ールドフィンガー8部の熱はコールドフィンガー部熱伝
導グリース15から熱伝導ブロック9を経由し、シャシ
部熱伝導グリース16を経てシャシ4に効率良く伝えら
れ、機器の冷却性能を損うことのないようになってい
る。
ー5とコールドフィンガー8はコネクティングパイプ6
で連結されており、この内部には、例えばヘリウム、ア
ルゴンなどの高圧ガスが封入されている。コンプレッサ
ー5内部でピストンが動いて高圧ガスの圧縮を繰り返す
と、コネクティングパイプ6を通って高圧ガスが移動
し、その圧力変動でコールドフィンガー8内のディスプ
レーサを動かしコールドフィンガー8の先端をディスプ
レーサの断熱膨張による吸熱作用で極低温に冷却する。
内部を真空にしたデュワ2の内部に取付られた赤外線検
出素子3も極低温に冷却される。この時、レンズユニッ
ト1を通過して来た赤外線は、赤外線検出素子3上で画
像を形成し、画像信号が送られることとなる。また、コ
ールドフィンガー8部の熱はコールドフィンガー部熱伝
導グリース15から熱伝導ブロック9を経由し、シャシ
部熱伝導グリース16を経てシャシ4に効率良く伝えら
れ、機器の冷却性能を損うことのないようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光学系を持つ電
子機器は以上のように構成されており、次に示すような
課題を有していた。まず、カバー11内に配されたファ
ン10の冷却空気12を外気に対し露出しているコンプ
レッサー5に直接吹きつけてコンプレッサー5の発熱を
放出していた。そのため各構成部品に異種金属を使用し
ているコンプレッサー5は湿気や塩気を多く含んだ冷却
空気12にさらされて、その接合部に電食が発生する可
能性が高いという課題があった。また、コンプレッサー
5は質量が大きいにもかかわらず平板形状のコンプレッ
サー取付プレート7に一面のみで固定されているため上
下方向の振動13が加わった場合にコンプレッサー取付
プレート7の変形によりロッキング振動14が発生し、
コネクティングパイプ6に大きな応力が発生しコネクテ
ィングパイプ6の破損を招くという課題があった。さら
に、本電子機器は屋外で使用されるため太陽光などの熱
を受け、本電子機器内の温度上昇を招き、またさらに、
シャシ4は密閉構造であるため、シャシ4内外の温度差
により結露が発生し、水に弱い赤外線検出素子3、コン
プレッサー5や電子回路部品17に悪影響を与えるとい
う課題があった。
子機器は以上のように構成されており、次に示すような
課題を有していた。まず、カバー11内に配されたファ
ン10の冷却空気12を外気に対し露出しているコンプ
レッサー5に直接吹きつけてコンプレッサー5の発熱を
放出していた。そのため各構成部品に異種金属を使用し
ているコンプレッサー5は湿気や塩気を多く含んだ冷却
空気12にさらされて、その接合部に電食が発生する可
能性が高いという課題があった。また、コンプレッサー
5は質量が大きいにもかかわらず平板形状のコンプレッ
サー取付プレート7に一面のみで固定されているため上
下方向の振動13が加わった場合にコンプレッサー取付
プレート7の変形によりロッキング振動14が発生し、
コネクティングパイプ6に大きな応力が発生しコネクテ
ィングパイプ6の破損を招くという課題があった。さら
に、本電子機器は屋外で使用されるため太陽光などの熱
を受け、本電子機器内の温度上昇を招き、またさらに、
シャシ4は密閉構造であるため、シャシ4内外の温度差
により結露が発生し、水に弱い赤外線検出素子3、コン
プレッサー5や電子回路部品17に悪影響を与えるとい
う課題があった。
【0005】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、コンプレッサーの電食を防止する
と共にコネクティングパイプ部及びコールドフィンガー
部の耐振性を向上させることができ、また、冷却性能を
向上させ、かつ、機器内の結露を防ぐことにより信頼性
に優れた光学系を持つ電子機器を得ることを目的として
いる。
めになされたもので、コンプレッサーの電食を防止する
と共にコネクティングパイプ部及びコールドフィンガー
部の耐振性を向上させることができ、また、冷却性能を
向上させ、かつ、機器内の結露を防ぐことにより信頼性
に優れた光学系を持つ電子機器を得ることを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による実施例1
の電子機器は、コンプレッサーを外部から密閉されたシ
ャシ内に実装すると共に、高い剛性を有するシャシの底
面に取付け、さらに、シャシの底面、側面及び上面を二
重構造にした上、その内部に冷却空気を流すように、さ
らにシャシ内側に内部温度/湿度センサを設け、シャシ
内の演算回路に予め記憶されている空気飽和蒸気圧曲線
から結露防止の冷却空気下限温度を計算し制御回路によ
りエアーコンディショニングをコントロールするもので
ある。
の電子機器は、コンプレッサーを外部から密閉されたシ
ャシ内に実装すると共に、高い剛性を有するシャシの底
面に取付け、さらに、シャシの底面、側面及び上面を二
重構造にした上、その内部に冷却空気を流すように、さ
らにシャシ内側に内部温度/湿度センサを設け、シャシ
内の演算回路に予め記憶されている空気飽和蒸気圧曲線
から結露防止の冷却空気下限温度を計算し制御回路によ
りエアーコンディショニングをコントロールするもので
ある。
【0007】この発明による実施例2の電子機器は、実
施例1のものに加えてシャシ内部に内部かくはん用ファ
ンを設けるようにしたものである。
施例1のものに加えてシャシ内部に内部かくはん用ファ
ンを設けるようにしたものである。
【0008】この発明による実施例3の電子機器は、コ
ンプレッサーを外部から密閉されたシャシ内に実装する
と共に、高い剛性を有するシャシの底面に取付るように
したものである。さらに、シャシの底面、側面及び上面
を二重構造にした上、その内部に冷却液を流すようにし
たものであり、シャシ内側に内部温度/湿度センサを設
け、シャシ内の演算回路に予め記憶されている空気飽和
蒸気圧曲線から結露防止の冷却液下限温度を計算し制御
回路によりヒータまたはクーラをコントロールするもの
である。
ンプレッサーを外部から密閉されたシャシ内に実装する
と共に、高い剛性を有するシャシの底面に取付るように
したものである。さらに、シャシの底面、側面及び上面
を二重構造にした上、その内部に冷却液を流すようにし
たものであり、シャシ内側に内部温度/湿度センサを設
け、シャシ内の演算回路に予め記憶されている空気飽和
蒸気圧曲線から結露防止の冷却液下限温度を計算し制御
回路によりヒータまたはクーラをコントロールするもの
である。
【0009】
【作用】この発明においてコンプレッサーが密閉された
シャシ内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気に触
れることがないため、電食の発生を防止できる。また、
シャシは外カバーと共に二重構造を形成しており、ま
た、二重構造の内部に放熱フィンを設けたことにより高
い剛性を有することになり、コンプレッサーを取付るこ
とにより、コンプレッサー取付後の剛性は飛躍的に向上
する。よって、コンプレッサー取付部にロッキング振動
は発生しなくなり、コネクティングパイプに発生する応
力は小さいものとなりコネクティングパイプの耐振性を
向上することができ振動外力に対する信頼性を高めるこ
とができる。さらに、シャシと外カバーにより二重構造
としているため、太陽光等からの熱は赤外線検出素子、
コンプレッサーや電子回路部品に対し遮断され断熱効果
を受け、また、二重構造の内側に冷却空気を流すことで
ますます断熱効果を向上することができ太陽光等から受
ける熱に対する冷却性能を高めることができる。またさ
らに、シャシ内側の温度/湿度を検出し予め演算回路に
記憶されている空気飽和蒸気圧曲線から冷却空気下限温
度を計算し、制御回路により冷却空気温度をエアーコン
ディショニングによりコントロールすることによりシャ
シ内側の結露を防止できるようになり電子機器回路の信
頼性を高めることができる。
シャシ内にあり、湿気や塩気を多く含んだ冷却空気に触
れることがないため、電食の発生を防止できる。また、
シャシは外カバーと共に二重構造を形成しており、ま
た、二重構造の内部に放熱フィンを設けたことにより高
い剛性を有することになり、コンプレッサーを取付るこ
とにより、コンプレッサー取付後の剛性は飛躍的に向上
する。よって、コンプレッサー取付部にロッキング振動
は発生しなくなり、コネクティングパイプに発生する応
力は小さいものとなりコネクティングパイプの耐振性を
向上することができ振動外力に対する信頼性を高めるこ
とができる。さらに、シャシと外カバーにより二重構造
としているため、太陽光等からの熱は赤外線検出素子、
コンプレッサーや電子回路部品に対し遮断され断熱効果
を受け、また、二重構造の内側に冷却空気を流すことで
ますます断熱効果を向上することができ太陽光等から受
ける熱に対する冷却性能を高めることができる。またさ
らに、シャシ内側の温度/湿度を検出し予め演算回路に
記憶されている空気飽和蒸気圧曲線から冷却空気下限温
度を計算し、制御回路により冷却空気温度をエアーコン
ディショニングによりコントロールすることによりシャ
シ内側の結露を防止できるようになり電子機器回路の信
頼性を高めることができる。
【0010】またこの発明の実施例2においては、シャ
シ内側に内部かくはん用ファンを設けることにより、シ
ャシ内側の空気温度/湿度を均一化し、シャシ内側の温
度/湿度センサにより正確な値を検出させ、かつ、放熱
フィンに積極的に熱を伝えることができ冷却性能を高め
ることができる。
シ内側に内部かくはん用ファンを設けることにより、シ
ャシ内側の空気温度/湿度を均一化し、シャシ内側の温
度/湿度センサにより正確な値を検出させ、かつ、放熱
フィンに積極的に熱を伝えることができ冷却性能を高め
ることができる。
【0011】さらにこの発明の実施例3においてはシャ
シ内側の温度/湿度を検出し予め演算回路に記憶されて
いる空気飽和蒸気圧曲線から冷却液下限温度を計算し、
制御回路により冷却液温度をヒータまたはクーラにより
コントロールすることによりシャシ内側の結露を防止で
きるようになり電子機器回路の信頼性を高めることがで
きる。
シ内側の温度/湿度を検出し予め演算回路に記憶されて
いる空気飽和蒸気圧曲線から冷却液下限温度を計算し、
制御回路により冷却液温度をヒータまたはクーラにより
コントロールすることによりシャシ内側の結露を防止で
きるようになり電子機器回路の信頼性を高めることがで
きる。
【0012】
実施例1.図1は本発明による光学系を持つ電子機器の
実施例1を示す断面図であり、図2は図1における前方
向から見た断面図であり、1〜3,5,6,8,10,
12,15〜17は上記従来機器と全く同一のものであ
る。図1において4はその片側にコンプレッサー5を取
付る面を有するシャシである。コンプレッサー5はその
底面がシャシ4に固定されている。また、コンプレッサ
ー5はシャシ4の内側に取付ているため外部から密閉さ
れたシャシ4内に位置している。9はその中央にコール
ドフィンガー8の円筒面にかん合し外周を少なくとも3
面をシャシ4に係合する熱伝導ブロック、18はシャシ
4を二重構造にするための外力カバー、19はシャシ4
と外カバー18の二重構造の間に設けられた放熱フィ
ン、20は本電子機器が屋外に置かれた時に受ける太陽
光、21は冷却空気吸込側に設けた吸込側温度センサ、
22は冷却空気排出側に設けた排出側温度センサ、23
はシャシ4内側に設けた内部温度センサ、24はシャシ
4内側に設けた湿度センサ、25はシャシ4内側の飽和
蒸気圧曲線を記憶し冷却空気温度下限値を計算する演算
回路、26は冷却空気温度を上下させるエアーコンディ
ショニングである。
実施例1を示す断面図であり、図2は図1における前方
向から見た断面図であり、1〜3,5,6,8,10,
12,15〜17は上記従来機器と全く同一のものであ
る。図1において4はその片側にコンプレッサー5を取
付る面を有するシャシである。コンプレッサー5はその
底面がシャシ4に固定されている。また、コンプレッサ
ー5はシャシ4の内側に取付ているため外部から密閉さ
れたシャシ4内に位置している。9はその中央にコール
ドフィンガー8の円筒面にかん合し外周を少なくとも3
面をシャシ4に係合する熱伝導ブロック、18はシャシ
4を二重構造にするための外力カバー、19はシャシ4
と外カバー18の二重構造の間に設けられた放熱フィ
ン、20は本電子機器が屋外に置かれた時に受ける太陽
光、21は冷却空気吸込側に設けた吸込側温度センサ、
22は冷却空気排出側に設けた排出側温度センサ、23
はシャシ4内側に設けた内部温度センサ、24はシャシ
4内側に設けた湿度センサ、25はシャシ4内側の飽和
蒸気圧曲線を記憶し冷却空気温度下限値を計算する演算
回路、26は冷却空気温度を上下させるエアーコンディ
ショニングである。
【0013】27は演算回路25からのデータによりエ
アーコンディショニング26を制御する制御回路であ
る。また、コールドフィンガー8部の熱はコールドフィ
ンガー部熱伝導グリース15から熱伝導ブロック9を経
由し、シャシ部熱伝導グリース16、シャシ4を経て放
熱フィン19部分まで効率良く伝えられる。また、外カ
バー18が太陽光20等から受けた熱は、一部は外界
へ、残りは放熱フィン19部に伝えられ、シャシ4の内
側にある赤外線検出素子3、コンプレッサー5や電子回
路部品17への熱影響を少なくし機器の冷却性能を損う
ことのないようになっている。図3はこの発明の演算回
路において計算される飽和蒸気圧曲線である。図3に於
てPs (t)は空気の飽和蒸気圧曲線であり、t(℃)
に於て飽和状態にある空気の含有蒸気分圧を示す。従っ
て、結露の発生を防ぐ為には、空気の状態を常に飽和蒸
気圧曲線の下領域に維持する必要がある。特に、冷媒配
管の周辺空気温度は局部的に冷媒温度と等しくなる為、
空気の蒸気分圧Pを常に冷媒供給温度T(℃)に於ける
飽和蒸気圧以下に維持しなければならない。逆に空気の
温湿度環境が検出された場合、冷媒温度(冷媒配管周辺
空気温度)は飽和蒸気圧がその空気の蒸気分圧より高い
値となる温度以上に維持されなければならない。この条
件を式として示したのが図3に示す結露防止条件式であ
る。尚、空気の相対湿度とは、ある状態の空気の蒸気分
圧とその温度における飽和蒸気圧の比を(%)で示した
値である。
アーコンディショニング26を制御する制御回路であ
る。また、コールドフィンガー8部の熱はコールドフィ
ンガー部熱伝導グリース15から熱伝導ブロック9を経
由し、シャシ部熱伝導グリース16、シャシ4を経て放
熱フィン19部分まで効率良く伝えられる。また、外カ
バー18が太陽光20等から受けた熱は、一部は外界
へ、残りは放熱フィン19部に伝えられ、シャシ4の内
側にある赤外線検出素子3、コンプレッサー5や電子回
路部品17への熱影響を少なくし機器の冷却性能を損う
ことのないようになっている。図3はこの発明の演算回
路において計算される飽和蒸気圧曲線である。図3に於
てPs (t)は空気の飽和蒸気圧曲線であり、t(℃)
に於て飽和状態にある空気の含有蒸気分圧を示す。従っ
て、結露の発生を防ぐ為には、空気の状態を常に飽和蒸
気圧曲線の下領域に維持する必要がある。特に、冷媒配
管の周辺空気温度は局部的に冷媒温度と等しくなる為、
空気の蒸気分圧Pを常に冷媒供給温度T(℃)に於ける
飽和蒸気圧以下に維持しなければならない。逆に空気の
温湿度環境が検出された場合、冷媒温度(冷媒配管周辺
空気温度)は飽和蒸気圧がその空気の蒸気分圧より高い
値となる温度以上に維持されなければならない。この条
件を式として示したのが図3に示す結露防止条件式であ
る。尚、空気の相対湿度とは、ある状態の空気の蒸気分
圧とその温度における飽和蒸気圧の比を(%)で示した
値である。
【0014】上記のように構成された光学系を持つ電子
機器において、まずコンプレッサー5が密閉されたシャ
シ4内にあり、湿気、塩気を多く含んだ冷却空気12に
触れることがないため、電食の発生を防止できる。ま
た、シャシ4は外カバー18と共に二重構造を形成して
おり、また、その二重構造の内部に放熱フィン19を設
けたことにより高い剛性を有することになり、コンプレ
ッサー5取付後の剛性は飛躍的に向上することによっ
て、コンプレッサー5取付部にロッキング振動14は発
生しなくなり、コネクティングパイプ6に発生する応力
は小さなものとなり、コネクティングパイプ6の耐振性
を向上することができる。
機器において、まずコンプレッサー5が密閉されたシャ
シ4内にあり、湿気、塩気を多く含んだ冷却空気12に
触れることがないため、電食の発生を防止できる。ま
た、シャシ4は外カバー18と共に二重構造を形成して
おり、また、その二重構造の内部に放熱フィン19を設
けたことにより高い剛性を有することになり、コンプレ
ッサー5取付後の剛性は飛躍的に向上することによっ
て、コンプレッサー5取付部にロッキング振動14は発
生しなくなり、コネクティングパイプ6に発生する応力
は小さなものとなり、コネクティングパイプ6の耐振性
を向上することができる。
【0015】さらに、シャシ4と外カバー18により二
重構造を形成しているため、太陽光20等からの熱は赤
外線検出素子3、コンプレッサー5や電子回路部品17
に対し遮断され断熱効果を受け、また、シャシ4と外カ
バー18により二重構造になった内部に冷却空気12を
流すことでますます断熱効果を向上することができるた
め、太陽光20等から受ける熱に対する信頼性を高める
ことができる。また、シャシ4内側の温度/湿度を検出
し、冷却空気12の温度をコントロールすることでシャ
シ4内側の結露を防止できるようになっている。
重構造を形成しているため、太陽光20等からの熱は赤
外線検出素子3、コンプレッサー5や電子回路部品17
に対し遮断され断熱効果を受け、また、シャシ4と外カ
バー18により二重構造になった内部に冷却空気12を
流すことでますます断熱効果を向上することができるた
め、太陽光20等から受ける熱に対する信頼性を高める
ことができる。また、シャシ4内側の温度/湿度を検出
し、冷却空気12の温度をコントロールすることでシャ
シ4内側の結露を防止できるようになっている。
【0016】実施例2.図4はこの発明による光学系を
持つ電子機器の第2の実施例を示す断面図であり、図4
において28はシャシ4の内側に設けた内側かくはん用
ファンである。29は内部かくはん冷却空気である。ま
た、コンプレッサー5、コールドフィンガー8や電子回
路部品17から発せられた熱は内部かくはん用ファン2
1によりシャシ4内側に拡散され、さらに、シャシ4を
経て放熱フィン19部分まで積極的に伝えられる。
持つ電子機器の第2の実施例を示す断面図であり、図4
において28はシャシ4の内側に設けた内側かくはん用
ファンである。29は内部かくはん冷却空気である。ま
た、コンプレッサー5、コールドフィンガー8や電子回
路部品17から発せられた熱は内部かくはん用ファン2
1によりシャシ4内側に拡散され、さらに、シャシ4を
経て放熱フィン19部分まで積極的に伝えられる。
【0017】上記のように構成された光学系を持つ電子
機器において、シャシ4の内側に内部かくはん用ファン
21を設けることにより、シャシ4内部の空気温度/湿
度を均一化し、シャシ4内側の温度/湿度センサによ
り、より正確な値を検出させ、かつ、放熱フィンに積極
的に熱を伝えることができ冷却性能を高めることができ
る。また、シャシ4の内側の温度/湿度を検出し冷却空
気12の温度を制御することでシャシ4の内部の結露を
防止できるようになっている。
機器において、シャシ4の内側に内部かくはん用ファン
21を設けることにより、シャシ4内部の空気温度/湿
度を均一化し、シャシ4内側の温度/湿度センサによ
り、より正確な値を検出させ、かつ、放熱フィンに積極
的に熱を伝えることができ冷却性能を高めることができ
る。また、シャシ4の内側の温度/湿度を検出し冷却空
気12の温度を制御することでシャシ4の内部の結露を
防止できるようになっている。
【0018】実施例3.図5はこの発明による光学系を
持つ電子機器の第3の実施例を示す断面図であり、図6
は図5における前方向から見た断面図であり、1〜3,
5,6,8,10,12,15〜17は上記従来機器と
全く同一のものでる。図5において4はその片側にコン
プレッサー5を取付る面を有するシャシである。コンプ
レッサー5はその底面がシャシ4に固定されている。ま
た、コンプレッサー5はシャシ4の内側に取付ているた
め外部から密閉されたシャシ4内に位置している。9は
その中央にコールドフィンガー8の円筒面にかん合し外
周を少なくとも3面をシャシ4に係合する熱伝導ブロッ
クである。18はシャシ4を二重構造にするための外カ
バーである。20は本電子機器が屋外に置かれた時に受
ける太陽光である。23はシャシ4内側に設けた内部温
度センサである。24はシャシ4内側に設けた湿度セン
サである。25はシャシ4内側の飽和蒸気圧曲線を記憶
し冷却液温度下限値を計算する演算回路である。27は
制御回路である。30は冷却液吐出側に設けた吐出側温
度センサである。31は冷却液戻り側に設けた戻り側温
度センサである。32は冷却液である。33は液冷用パ
イプである。34は冷却液32を冷やすクーラである。
35は冷却液32を暖めるヒータである。36は上記冷
却液32を循環させるポンプである。また、コールドフ
ィンガー8部の熱はコールドフィンガー部熱伝導グリー
ス15から熱伝導ブロック9を経由し、シャシ部熱伝導
グリース16、シャシ4を経て液冷用パイプ33部分ま
で効率良く伝えられる。外カバー18が太陽光20等か
ら受けた熱は、一部は外界へ、残りは液冷用パイプ33
部に伝えられシャシ4の内側にある赤外線検出素子3、
コンプレッサー5や電子回路部品17への熱影響を少な
くし、機器の冷却性能を損うことのないようになってい
る。
持つ電子機器の第3の実施例を示す断面図であり、図6
は図5における前方向から見た断面図であり、1〜3,
5,6,8,10,12,15〜17は上記従来機器と
全く同一のものでる。図5において4はその片側にコン
プレッサー5を取付る面を有するシャシである。コンプ
レッサー5はその底面がシャシ4に固定されている。ま
た、コンプレッサー5はシャシ4の内側に取付ているた
め外部から密閉されたシャシ4内に位置している。9は
その中央にコールドフィンガー8の円筒面にかん合し外
周を少なくとも3面をシャシ4に係合する熱伝導ブロッ
クである。18はシャシ4を二重構造にするための外カ
バーである。20は本電子機器が屋外に置かれた時に受
ける太陽光である。23はシャシ4内側に設けた内部温
度センサである。24はシャシ4内側に設けた湿度セン
サである。25はシャシ4内側の飽和蒸気圧曲線を記憶
し冷却液温度下限値を計算する演算回路である。27は
制御回路である。30は冷却液吐出側に設けた吐出側温
度センサである。31は冷却液戻り側に設けた戻り側温
度センサである。32は冷却液である。33は液冷用パ
イプである。34は冷却液32を冷やすクーラである。
35は冷却液32を暖めるヒータである。36は上記冷
却液32を循環させるポンプである。また、コールドフ
ィンガー8部の熱はコールドフィンガー部熱伝導グリー
ス15から熱伝導ブロック9を経由し、シャシ部熱伝導
グリース16、シャシ4を経て液冷用パイプ33部分ま
で効率良く伝えられる。外カバー18が太陽光20等か
ら受けた熱は、一部は外界へ、残りは液冷用パイプ33
部に伝えられシャシ4の内側にある赤外線検出素子3、
コンプレッサー5や電子回路部品17への熱影響を少な
くし、機器の冷却性能を損うことのないようになってい
る。
【0019】上記のように構成された光学系を持つ電子
機器において、まずコンプレッサー5が密閉されたシャ
シ4内にあり、湿気、塩気を多く含んだ冷却空気12に
触れることがないため、電食の発生を防止できる。ま
た、シャシ4は外カバー18と共に二重構造を形成して
おり、また、その二重構造の内部に液冷用パイプ33を
設けたことにより高い剛性を有することになり、コンプ
レッサー5取付後の剛性は飛躍的に向上することによっ
て、コンプレッサー5取付部にロッキング振動14は発
生しなくなり、コネクティングパイプ6に発生する応力
は小さなものとなり、コネクティングパイプ6の耐振性
を向上することができる。さらに、シャシ4と外カバー
18により二重構造を形成しているため、太陽光20等
からの熱は赤外線検出素子3、コンプレッサー5や電子
回路部品17に対し遮断され断熱効果を受け、また、シ
ャシ4と外カバー18により二重構造になった内部に冷
却液32を流すことでますます断熱効果を向上すること
ができるため、太陽光20等から受ける熱に対する信頼
性を高めることができる。また、シャシ4の内側の温度
/湿度を検出し、冷却液32の温度を制御することでシ
ャシ4の内側の結露を防ぐことができるようになってい
る。
機器において、まずコンプレッサー5が密閉されたシャ
シ4内にあり、湿気、塩気を多く含んだ冷却空気12に
触れることがないため、電食の発生を防止できる。ま
た、シャシ4は外カバー18と共に二重構造を形成して
おり、また、その二重構造の内部に液冷用パイプ33を
設けたことにより高い剛性を有することになり、コンプ
レッサー5取付後の剛性は飛躍的に向上することによっ
て、コンプレッサー5取付部にロッキング振動14は発
生しなくなり、コネクティングパイプ6に発生する応力
は小さなものとなり、コネクティングパイプ6の耐振性
を向上することができる。さらに、シャシ4と外カバー
18により二重構造を形成しているため、太陽光20等
からの熱は赤外線検出素子3、コンプレッサー5や電子
回路部品17に対し遮断され断熱効果を受け、また、シ
ャシ4と外カバー18により二重構造になった内部に冷
却液32を流すことでますます断熱効果を向上すること
ができるため、太陽光20等から受ける熱に対する信頼
性を高めることができる。また、シャシ4の内側の温度
/湿度を検出し、冷却液32の温度を制御することでシ
ャシ4の内側の結露を防ぐことができるようになってい
る。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、ロッキ
ング振動によるコネクティングパイプ取付部の破損を無
くし湿気や塩気を多く含んだ冷却空気によるコンプレッ
サーの電食を防止し、また、二重構造にしたシャシの内
部に冷却空気を流すことにより、太陽光等から受ける熱
を遮断でき、さらに、シャシ内部の温度/湿度を検出し
冷却空気温度を制御することで機器内の結露を防ぐこと
ができ得る優れた効果がある。
ング振動によるコネクティングパイプ取付部の破損を無
くし湿気や塩気を多く含んだ冷却空気によるコンプレッ
サーの電食を防止し、また、二重構造にしたシャシの内
部に冷却空気を流すことにより、太陽光等から受ける熱
を遮断でき、さらに、シャシ内部の温度/湿度を検出し
冷却空気温度を制御することで機器内の結露を防ぐこと
ができ得る優れた効果がある。
【0021】またこの発明によれば、シャシの内側に内
部かくはん冷却空気を流すことにより温度/湿度が均一
になり、より正確な冷却空気温度を導け、かつ、放熱フ
ィンに積極的に熱を伝えることができ冷却効率を向上で
き得る優れた効果がある。
部かくはん冷却空気を流すことにより温度/湿度が均一
になり、より正確な冷却空気温度を導け、かつ、放熱フ
ィンに積極的に熱を伝えることができ冷却効率を向上で
き得る優れた効果がある。
【0022】さらにこの発明によればシャシ内側の温度
/湿度を検出し冷却液温度を制御することで機器内の結
露を防ぐことができ優れた効果がある。
/湿度を検出し冷却液温度を制御することで機器内の結
露を防ぐことができ優れた効果がある。
【図1】この発明の第1の実施例による光学系を持つ電
子機器を示す断面図である。
子機器を示す断面図である。
【図2】図1における前方向から見た断面図である。
【図3】この発明による飽和蒸気圧曲線を示す図であ
る。
る。
【図4】この発明の第2の実施例による光学系を持つ電
子機器を示す断面図である。
子機器を示す断面図である。
【図5】この発明の第3の実施例による光学系を持つ電
子機器を示す断面図である。
子機器を示す断面図である。
【図6】図5における前方向から見た断面図である。
【図7】従来の光学系を持つ電子機器を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】図7における側断面図である。
【図9】ロッキング振動におけるプレートの変形を示す
図である。
図である。
1 レンズユニット 2 デュワ 3 赤外線検出素子 4 シャシ 5 コンプレッサー 6 コネクティングパイプ 7 コンプレッサー取付プレート 8 コールドフィンガー 9 熱伝導ブロック 10 ファン 11 カバー 12 冷却空気 13 上下方向の振動 14 ロッキング振動 15 コールドフィンガー部熱伝導グリース 16 シャシ部熱伝導グリース 17 電子回路部品 18 外カバー 19 放熱フィン 20 太陽光 21 吸込側温度センサ 22 排出側温度センサ 23 内部温度センサ 24 湿度センサ 25 演算回路 26 エアーコンディショニング 27 制御回路 28 内部かくはん用ファン 29 内部かくはん冷却空気 30 吐出側温度センサ 31 戻り側温度センサ 32 冷却液 33 液冷用パイプ 34 クーラ 35 ヒータ 36 ポンプ
Claims (3)
- 【請求項1】 レンズユニットと、上記レンズユニット
と同一軸上に配されかつその内部に赤外線検出素子を有
する円筒状のデュワと、その前面に上記レンズユニット
とのかん合面を有し、その底面には上記デュワを取付る
衝立部を有し、かつ、その上面、底面及び側面が二重構
造のシャシと、上記シャシの二重構造の内部に放熱フィ
ンを設けた熱交換部と、上記デュワを冷却するコンプレ
ッサーと、上記デュワに上記コンプレッサーから冷媒を
供給するコネクティングパイプと、上記デュワの赤外線
検出素子の反対面に配されたコールドフィンガーと、そ
の中央を上記コールドフィンガーの円筒面にかん合し、
外周を上記シャシに係合する熱伝導ブロックと、上記コ
ールドフィンガーと上記熱伝導ブロックかん合部に塗布
したコールドフィンガー部熱伝導グリースと、上記放熱
フィンに伝えられた熱を冷却するファンと、上記ファン
によって発生した冷却空気温度を検出する吸込側/排出
側温度センサと、上記シャシ内側の温度/湿度を検出す
る内部温度/湿度センサと、上記内部温度/湿度センサ
によるデータから上記シャシ内側に結露を発生させない
冷却空気温度を求める演算回路と、上記ファンにより発
生する冷却空気温度を上下させるエアーコンディショニ
ングと、上記吸込側/吐出側温度センサが上記演算回路
の演算値と合致するように上記エアーコンディショニン
グを制御する制御回路とを具備したことを特徴とする電
子機器。 - 【請求項2】 レンズユニットと、上記レンズユニット
と同一軸上に配されかつその内部に赤外線検出素子を有
する円筒状のデュワと、その前面に上記レンズユニット
とのかん合面を有し、その底面には上記デュワを取付る
衝立部を有し、かつ、その上面、底面及び側面が二重構
造のシャシと、上記シャシの二重構造の内部に放熱フィ
ンを設けた熱交換部と、上記デュワを冷却するコンプレ
ッサーと、上記デュワに上記コンプレッサーから冷媒を
供給するコネクティンガーと、その中央を上記コールド
フィンガーの円筒面にかん合し、外周を上記シャシに係
合する熱伝導ブロックと、上記コールドフィンガーと上
記熱伝導ブロックかん合部に塗布したコールドフィンガ
ー部熱伝導グリースと、上記放熱フィンに伝えられた熱
を冷却するファンと、上記ファンによって発生した冷却
空気温度を検出する吸込側/排出側温度センサと、上記
シャシ内側の温度/湿度を検出する内部温度/湿度セン
サと、上記内部温度/湿度センサによるデータから上記
シャシ内側に結露を発生させない冷却空気温度を求める
演算回路と、上記ファンにより発生する冷却空気温度を
上下させるエアーコンディショニングと、上記吸込側/
吐出側温度センサが上記演算回路の演算値と合致するよ
うに上記エアーコンディショニングを制御する制御回路
と、上記シャシ内側に内部かくはん用ファンとを具備し
たことを特徴とする電子機器。 - 【請求項3】 レンズユニットと、上記レンズユニット
と同一軸上に配されかつその内部に赤外線検出素子を有
する円筒状のデュワと、その前面に上記レンズユニット
とのかん合面を有し、その底面には上記デュワを取付る
衝立部を有し、かつ、その上面、底面及び側面が二重構
造のシャシと、上記シャシの二重構造の内部に液冷用パ
イプを設けた熱交換部と、上記デュワを冷却するコンプ
レッサーと、上記デュワに上記コンプレッサーから冷媒
を供給するコネクティングパイプと、上記デュワの赤外
線検出素子の反対面に配されたコールドフィンガーと、
その中央を上記コールドフィンガーの円筒面にかん合
し、外周を上記シャシに係合する熱伝導ブロックと、上
記コールドフィンガーと上記熱伝導ブロックかん合部に
塗布したコールドフィンガー部熱伝導グリースと、上記
液冷用パイプに伝えられた熱を冷却する冷却液と、上記
冷却液を循環させるポンプと、上記冷却液の吐出/戻り
口に設けた温度センサと、上記シャシ内側の温度/湿度
を検出する内部温度/湿度センサと、上記内部温度/湿
度センサによるデータから上記シャシ内側に結露を発生
させない冷却液温度を求める演算回路と、上記冷却液を
暖めるヒータと、上記冷却液を冷やすクーラと、上記冷
却液の吐出/戻り側に設けた温度センサが上記演算回路
の演算値と合致するように上記ヒータとクーラを制御す
る制御回路とを具備したことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5080693A JPH06294683A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5080693A JPH06294683A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06294683A true JPH06294683A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13725417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5080693A Pending JPH06294683A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06294683A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003035441A (ja) * | 2001-05-15 | 2003-02-07 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 通信機器等を搭載したラックの顕熱負荷処理方法及び通信機器等を搭載するためのラック |
JP2017049194A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | 株式会社島津製作所 | 検出器システム |
JP2019086213A (ja) * | 2017-11-07 | 2019-06-06 | チャート インコーポレイテッドChart Inc. | 極低温冷凍機 |
JP2022105076A (ja) * | 2017-11-07 | 2022-07-12 | エム・ブイ・イー・バイオロジカル・ソリューションズ・ユー・エス・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 極低温冷凍機 |
US11788783B2 (en) | 2017-11-07 | 2023-10-17 | MVE Biological Solutions US, LLC | Cryogenic freezer |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP5080693A patent/JPH06294683A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003035441A (ja) * | 2001-05-15 | 2003-02-07 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 通信機器等を搭載したラックの顕熱負荷処理方法及び通信機器等を搭載するためのラック |
JP2017049194A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | 株式会社島津製作所 | 検出器システム |
JP2019086213A (ja) * | 2017-11-07 | 2019-06-06 | チャート インコーポレイテッドChart Inc. | 極低温冷凍機 |
JP2022105076A (ja) * | 2017-11-07 | 2022-07-12 | エム・ブイ・イー・バイオロジカル・ソリューションズ・ユー・エス・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 極低温冷凍機 |
US11788783B2 (en) | 2017-11-07 | 2023-10-17 | MVE Biological Solutions US, LLC | Cryogenic freezer |
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