JPH11351679A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH11351679A
JPH11351679A JP16172298A JP16172298A JPH11351679A JP H11351679 A JPH11351679 A JP H11351679A JP 16172298 A JP16172298 A JP 16172298A JP 16172298 A JP16172298 A JP 16172298A JP H11351679 A JPH11351679 A JP H11351679A
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JP
Japan
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heat
cooling
plate
temperature
spherical
Prior art date
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Abandoned
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JP16172298A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Konishi
義昭 小西
Hiroshi Nogami
宏 野上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器を結露によって湿潤させることなく
冷却することができ、小型化を実現することができる冷
却装置を提供する。 【解決手段】 電子機器から生ずる熱を吸収する吸熱部
材と、前記吸熱部材と接触することにより前記吸熱部材
を冷却する冷却手段と、感温離接手段とを有してなるこ
とを特徴とする冷却装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却装置に関し、
さらに詳しくは、結露によって湿潤させることなく電子
機器を冷却することができ、小型化を実現することがで
きる冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来か
ら、電子機器には、例えば、パワートランジスタ、ダイ
オードモジュール、コンデンサ等の発熱素子を備えてな
る発熱部品等が搭載されている。前記発熱部品の具体例
としては、例えば、トランジスタインバータ等のインバ
ータ等を挙げることができる。前記インバータは、例え
ば、空調装置における圧縮機の容量制御、ポンプにおけ
る回転速度の制御等を行なうことができる。
【0003】前記インバータにおいては、その発熱を冷
却することにより、インバータの性能の劣化を防止し、
インバータの長寿命化を実現することが望まれている。
【0004】前記インバータの発熱を冷却する方法とし
ては、(イ)前記インバータに放熱フィン等を設け、こ
の放熱フィンに風を当てることにより、前記インバータ
を空冷する方法、(ロ)前記インバータに冷媒流路を有
する放熱板を設け、この放熱板における冷媒流路に冷媒
として、例えば、冷却水を流通させることにより、前記
インバータを水冷する方法等がある。
【0005】しかしながら、前記(イ)インバータを空
冷する方法においては、前記放熱フィンに当てる風が、
外部環境に存在する埃、塩分、酸性ガス、あるいはアル
カリ性ガス等を同伴してくると、電子部品等が劣化して
その信頼性が低下するという問題等があった。
【0006】また、前記(ロ)インバータを水冷する方
法においては、例えば、インバータ、その冷却装置、及
びその周辺の電子部品等を密閉容器等に収容し、これら
を外部環境から遮断することがある。
【0007】ところで、装置の雰囲気中の空気には水蒸
気が含まれ、しかもその空気が含むことのできる最大の
水蒸気量(飽和水蒸気量)は温度により異なる。水蒸気
を含んだ空気の温度が下がった場合に、空気中の水蒸気
量がその温度での飽和水蒸気量を越えているときには、
空気中の水蒸気が水滴となって空気中に放出され、放出
された水滴がその空気中にある物体の表面に付着すると
言う結露現象が起こる。なお、温度が降下しても、その
温度における空気中の水蒸気量が飽和水蒸気量未満であ
ると、結露現象が起こらない。言い換えると、温度が降
下しても、その空気中の水蒸気が飽和する温度(「飽和
温度」と称することもできる。)に達しなければ、結露
現象は起こらない。
【0008】前記(ロ)インバータを水冷する方法にお
いては、外気温度が低下した場合にその温度での外気中
の水蒸気量が飽和水蒸気量よりも多いときには、その外
気の触れる放熱板等に結露を生じる。放熱板等に生じた
結露が発熱部品及び電子部品等に流れてしまうと、それ
らにおける絶縁不良等の問題が発生した。
【0009】このような問題を解消するために、前記放
熱板における冷媒流路近傍に温度センサを設け、外気温
度が放熱板等に結露を生じる温度に達しないように冷却
水の流量を調節する方法があるが、この方法において
は、例えば、前記温度センサ、前記冷媒流路を開閉する
電磁弁、前記電磁弁の動作を制御して冷却水の流量を調
節する流量調節装置等を設ける必要を生じ、インバータ
の冷却装置が複雑化し、大型化するという問題があっ
た。
【0010】本発明は、従来の諸問題を解決することを
目的とする。
【0011】本発明の目的は、電子機器を結露によって
湿潤させることなく冷却することができる冷却装置を提
供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、例えば、温度セン
サ、電磁弁、流量調節装置等を省略することができ、小
型化を実現することができる冷却装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段は、電子機器から生ずる熱を吸収する吸熱
部材と、前記吸熱部材と接触することにより前記吸熱部
材を冷却する冷却手段と、前記吸熱部材が所定温度を上
回った場合に前記吸熱部材と前記冷却手段とを接触さ
せ、前記吸熱部材が所定温度を下回った場合に前記吸熱
部材と前記冷却手段とを離脱させる感温離接手段とを有
してなることを特徴とする冷却装置であり、前記課題を
解決するための第2の手段は、前記第1の手段における
感温離接手段がバイメタルである前記第1の手段の冷却
装置であり、前記課題を解決するための第3の手段は、
前記第1又は2の手段における冷却手段が、冷媒を流通
させる冷媒流路を有してなる前記第1又は2の手段の冷
却装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】(一般的説明) ―吸熱部材― 本発明における吸熱部材は、電子機器から生ずる熱を吸
収することができ、例えば、電子機器における発熱部材
からの伝熱により熱を吸収することができる。
【0015】前記吸熱部材の材料としては、従来から熱
交換器等における伝熱部品、例えば、放熱板、放熱フィ
ン等に採用されている伝熱材料を挙げることができる。
前記伝熱材料としては、例えば、鉄、銅及びアルミニウ
ム等の金属、並びにこれらの合金等を挙げることがで
き、熱伝導率のより大きい金属、合金等が好ましい。
【0016】前記吸熱部材の形態としては、電子機器に
おける発熱部材が発する熱を吸収することができるよう
にその電子機器に装着することができ、また後述する冷
却手段と組み合わせることのできる限り、特に制限がな
く、例えば、板状体、球状体、角柱体、円柱体等を挙げ
ることができ、発熱部材の形状に応じて適宜に決定する
ことができる。
【0017】前記吸熱部材においては、電子機器から生
ずる熱を効率良く吸収することができる形態が好まし
く、例えば、吸熱部材と電子機器における発熱部材との
接触面積をより大きくすることができる形態が好まし
い。
【0018】―冷却手段― 本発明における冷却手段は、前記吸熱部材と接触するこ
とにより前記吸熱部材を冷却することができ、例えば、
吸熱部材からの伝熱により吸熱部材から生じる熱を吸収
することができ、この結果、吸熱部材を冷却することが
できる。
【0019】前記冷却手段は、例えば、前記吸熱部材と
接触することができる冷却部材と、この冷却部材に設け
られ、冷媒を流通させることができる冷媒流路とで構成
することができる。
【0020】前記冷却部材の材料としては、前記吸熱部
材を形成する材料を採用することができる。
【0021】前記冷却部材においては、冷却部材の内部
に前記冷媒流路を設けるのが好ましく、冷却部材の形態
としては、例えば、冷媒導入口と冷媒導出口とを連通す
る中空部を備えた、板状体、球状体、角柱体及び円柱体
等を挙げることができ、前記中空部が前記冷媒流路に相
当する。
【0022】前記冷却手段においては、吸熱部材から生
ずる熱を効率良く吸収することができる形態が好まし
く、例えば、冷却部材と吸熱部材との接触面積をより大
きくすることができる形態が好ましい。
【0023】前記冷媒としては、例えば、水、有機溶
媒、空気等を挙げることができる。
【0024】前記冷媒として水を採用する場合には、前
記冷媒流路に冷却水を流通させることができ、また、ヒ
ートパイプを介して前記冷媒流路と水冷配管とを接続す
ることもできる。
【0025】―感温離接手段― 本発明における感温離接手段は、前記吸熱部材が所定温
度を上回った場合に前記吸熱部材と前記冷却手段とを接
触させ、前記吸熱部材が所定温度を下回った場合に前記
吸熱部材と前記冷却手段とを離脱させることができる。
【0026】本発明においては、前記吸熱部材と前記冷
却手段とが少なくとも1mmの間隙を形成するように、
前記吸熱部材と前記冷却手段とを離接するのが好まし
く、前記吸熱部材と前記冷却手段との間隙を少なくとも
1mm形成することにより、前記吸熱部材及び前記発熱
部材等における結露を効果的に防止することができる。
【0027】前記感温離接手段としては、例えば、バイ
メタル等の金属複合材料、形状記憶合金等を挙げること
ができる。
【0028】前記バイメタルは、例えば、熱膨張係数の
異なる2種類の金属を接着させ、乾式積層により製造す
ることができ、高膨張側金属材料と低膨張側金属材料と
の組み合わせとしては、例えば、黄銅とアンバとの組み
合わせ等を挙げることができる。このバイメタルにおい
ては、例えば、前記高膨張側金属材料と低膨張側金属材
料との組み合わせを適宜に決定することにより、所望の
温度を感知するバイメタルを得ることができる。
【0029】本発明の冷却装置を、例えば、大気中等で
使用する場合には、通常、大気温度と電子機器における
高温側の許容温度との間の範囲内の温度、具体的には、
例えば、30〜55℃の範囲内の温度、好ましくは35
〜40℃の範囲内の温度を感知するバイメタルを採用す
ると、電子機器における結露を効果的に防止することが
できる。
【0030】前記感温離接手段例えばバイメタルの形状
としては、例えば、片持ちばり形、コイル形、U字形、
平板形、湾曲面板状、曲板状、波板状、球面板状、半球
状等を挙げることができる。
【0031】前記感温離接手段は、例えば、前記吸熱部
材と前記冷却部材とを接触させ、あるいは離接させるこ
とができるように設置される。この感温離接手段の設置
例として、前記吸熱部材と前記冷却部材との間に介装す
るようにしてもよい。さらに具体的には、この感温離接
手段が前記吸熱部材における温度変化を速やかに感知す
ることができるように、前記感温離接手段を前記吸熱部
材に直接に取り付けるようにしても良いし、前記感温離
接手段を、前記吸熱部材における温度変化を速やかに前
記感温離接手段に伝達することができる伝熱材等を介装
して、前記吸熱部材に取り付けるようにしても良い。前
記伝熱材としては、例えば、金属等の導熱材等を採用す
ることができる。
【0032】前記感温離接手段と前記冷却部材との間に
は、前記感温離接手段が前記吸熱部材における温度変化
を正確に感知することができるように、断熱材を介装す
ることができる。
【0033】(具体的説明) −第1の態様− 以下、本発明の冷却装置の一実施例について詳細に説明
する。
【0034】図1及び図2に示すように、冷却装置1
は、放熱板2と、冷却板3と、冷却水流路4と、その直
径が20mmである球面板状バイメタル5とを有してな
り、インバータにおける発熱部材6を冷却することがで
きる。
【0035】前記放熱板2が本発明における吸熱部材に
相当し、前記冷却板3及び冷却水流路4が本発明におけ
る冷却手段に相当し、前記球面板状バイメタル5が本発
明における感温離接手段に相当する。
【0036】前記球面板状バイメタル5は、例えば、板
の各部の厚みが均一な円板体を球面板状に形成すること
等により得ることができ、この実施例においては、球面
の一部である外表面すなわち凸側球面5a及び内表面す
なわち凹側球面を有し、外表面から内表面までの寸法
(厚み)が実質的に同じになるように形成されている。
この球面板状バイメタル5は、球面を有するが故にドー
ム型の形状を有するのであるから、球面板状バイメタル
5におけるドームの頂上部で後述する挿入部を支持し、
この頂上部に係る挿入部の荷重を球面板状バイメタル5
における円形縁辺部で確固として保持することができ
る。したがって、この球面板状バイメタル5のドーム形
状は、感温離接手段における好ましい形状の一つであ
る。
【0037】前記放熱板2には、前記球面板状バイメタ
ル5における凸側球面5aに沿った凹状球面2aを有す
る凹陥部2bが設けられてなる。
【0038】図2に示すように、前記凹陥部2b内にお
ける前記凹状球面2aに沿って、前記球面板状バイメタ
ル5における凸側球面5aが接するように、前記凹陥部
2b内に前記球面板状バイメタル5が配置される。
【0039】前記放熱板2と前記冷却板3との間には断
熱材7が介装される。前記断熱材7は、前記凹陥部2b
内に挿入される挿入部7aと、前記冷却板3に設けられ
た断熱材固定凹部3aに固定される固定部7bとを有す
る。
【0040】前記冷却板3は、前記球面板状バイメタル
5が前記断熱材7を押圧する場合に前記放熱板2と前記
冷却板3とが1mmの間隙を形成するように離脱するこ
とができ、前記球面板状バイメタル5が前記断熱材7を
押圧しない場合に前記放熱板2と前記冷却板3とが接触
することができる付勢力を有するスプリング8により、
前記放熱板2に向かって押し付けられる。
【0041】前記冷却水流路4は、冷却水導入口4aと
冷却水導出口4bとを連通し、冷却水を流通させること
ができる。
【0042】以下に、前記冷却装置1の動作について説
明する。図1に示すように、前記発熱部材6における伝
熱面6aと前記放熱板2における吸熱面2cとが接触す
るように、前記発熱部材6と前記放熱板2とが配置され
ることによって、前記発熱部材6から生ずる熱が前記伝
熱面6aから前記吸熱面2cを介して前記放熱板2に吸
収され、放熱板2の温度が上昇する。
【0043】前記放熱板2の温度が上昇することによっ
て前記球面板状バイメタル5の温度が上昇し、所定の温
度に達すると、図3に示すように、高膨張材料側凹面5
bと低膨張材料側凸面5cとを有していて、前記凹陥部
2b内に配置された球面板状バイメタル5Aが、図4に
示すように、高膨張材料側凸面5dと低膨張材料側凹面
5eとを有する球面板状バイメタル5Bに反転し、この
球面板状バイメタル5Bはその高膨張材料側凸面5dが
前記凹状球面2aに沿うように配置される。
【0044】本発明においては、球面板状バイメタルが
反転する温度を反転温度と称することができる。
【0045】前記球面板状バイメタル5Bにおける高膨
張材料側凸面5dが前記凹状球面2aに沿うように配置
されると、前記スプリング8の付勢力によって前記断熱
材7における挿入部7aが前記凹陥部2b内に完全に挿
入され、前記放熱板2における放熱面2dと前記冷却板
3における冷却面3bとが接触し、前記放熱板2が冷却
される。
【0046】前記放熱板2が冷却されてその温度が下降
することによって、前記球面板状バイメタル5の温度が
下降し、所定の温度に達すると、前記球面板状バイメタ
ル5Bが前記球面板状バイメタル5Aに反転し、この球
面板状バイメタル5Aにおける低膨張材料側凸面5c
が、前記スプリング8の付勢力に抗して前記断熱材7を
押圧することによって、前記放熱板2と前記冷却板3と
が所定の間隙を形成するように離脱する。
【0047】電子機器が配置されている雰囲気が有する
水蒸気の飽和温度よりも高く、しかもその電子機器の加
熱許容温度以下の温度範囲で、前記球面板状バイメタル
5A(5B)が反転して、前記放熱板2と前記冷却板3
とが離接するように、この球面板状バイメタル5A(5
B)の材質を選択することによって、電子機器に結露を
生じさせず、しかも電子機器の過熱が生じないように、
この電子機器の冷却を行うことができる。
【0048】前記冷却装置1においては、前記冷却水流
路4を流通する冷却水の流量を調節する必要がないの
で、例えば、前記放熱板2の温度が結露を生じる温度に
達しないように冷却水の温度を監視する温度センサ、前
記冷却水流路4を開閉する電磁弁、前記電磁弁の動作を
制御して冷却水の流量を調節する流量調節装置等を設け
る必要もなく、冷却装置1の構造を簡単にすることがで
き、冷却装置1を小型化することができる。前記冷却装
置1を、給水ポンプユニットにおけるインバータの冷却
装置として採用する場合には、前記冷却装置1はその構
造が簡単かつ小型であるので、特に、給水ポンプ及びそ
の制御盤全体を匡体に収容したパネル型給水ポンプユニ
ットに好適に採用することができる。
【0049】−第2の態様− 以下、本発明の冷却装置の他の一実施例について説明す
る。図5及び図6に示すように、冷却装置9は、放熱板
10と、冷却板11と、冷却水流路12と、球面板状バ
イメタル13A及び13Bと、前記球面板状バイメタル
13Aと球面板状バイメタル13Bとの間に介装され、
前記球面板状バイメタル13Aにおける凸側球面13a
に沿った凹面14aと、前記球面板状バイメタル13B
における凸側球面13bに沿った凹面14bとを備えた
導熱材14とを有してなり、インバータにおける発熱部
材15を冷却することができる。
【0050】前記放熱板10が本発明における吸熱部材
に相当し、前記冷却板11及び冷却水流路12が本発明
における冷却手段に相当し、前記球面板状バイメタル1
3A及び13Bが本発明における感温離接手段に相当す
る。
【0051】前記放熱板10には、前記球面板状バイメ
タル13A及び13Bと導熱材14とを収容することが
できる凹陥部10aが設けられてなる。
【0052】前記放熱板10と前記冷却板11との間に
は断熱材16が介装される。前記断熱材16は、前記凹
陥部10a内に挿入される挿入部16aと、前記冷却板
11に設けられた断熱材固定凹部11aに固定される固
定部16bとを有する。
【0053】前記冷却板11は、前記球面板状バイメタ
ル13A及び13Bが前記断熱材16を押圧する場合に
前記放熱板10と前記冷却板11とが離脱することがで
き、前記球面板状バイメタル13A及び13Bが前記断
熱材16を押圧しない場合に前記放熱板10と前記冷却
板11とが接触することができる付勢力を有するスプリ
ング17により、前記放熱板10に向かって押し付けら
れる。
【0054】前記冷却水流路12は、冷却水導入口(図
示せず。)と冷却水導出口12aとを連通し、冷却水を
流通させることができる。
【0055】以下に、前記冷却装置9の動作について説
明する。
【0056】図5に示すように、前記発熱部材15にお
ける伝熱面15aと前記放熱板10における吸熱面10
bとが接触するように、前記発熱部材15と前記放熱板
10とが配置されることによって、前記発熱部材15か
ら生ずる熱が前記伝熱面15aから前記吸熱面10bを
介して前記放熱板10に吸収され、放熱板10の温度が
上昇する。
【0057】前記放熱板10の温度が上昇することによ
り前記球面板状バイメタル13A及び13Bの温度が上
昇し、所定の温度に達すると、図5及び図6に示すよう
に、前記球面板状バイメタル13Aにおける高膨張材料
側凹面13Aa及び低膨張材料側凸面13Abが、高膨
張材料側凸面13Ac及び低膨張材料側凹面13Adに
変形し、前記球面板状バイメタル13Bにおける高膨張
材料側凹面13Ba及び低膨張材料側凸面13Bbが、
高膨張材料側凸面13Bc及び低膨張材料側凹面13B
dに変形して、前記球面板状バイメタル13A及び13
Bがそれぞれ反転する。
【0058】この場合に、前記球面板状バイメタル13
Aにおける高膨張材料側凸面13Acが前記凹面14a
に沿うように、また前記球面板状バイメタル13Bにお
ける高膨張材料側凸面13Bcが前記凹面14bに沿う
ように、前記球面板状バイメタル13A及び13Bが配
置される。
【0059】このように前記球面板状バイメタル13A
及び13Bがそれぞれ反転すると、前記スプリング17
の付勢力によって前記断熱材16における挿入部16a
が前記凹陥部10a内に完全に挿入され、前記放熱板1
0における放熱面10cと前記冷却板11における冷却
面11bとが接触し、前記放熱板10が冷却される。
【0060】前記放熱板10が冷却されるとその温度が
下降することによって、前記球面板状バイメタル13A
及び13Bの温度が下降し、所定の温度に達すると、前
記球面板状バイメタル13Aにおける高膨張材料側凸面
13Ac及び低膨張材料側凹面13Adが、高膨張材料
側凹面13Aa及び低膨張材料側凸面13Abに変形
し、前記球面板状バイメタル13Bにおける高膨張材料
側凸面13Bc及び低膨張材料側凹面13Bdが、高膨
張材料側凹面13Ba及び低膨張材料側凸面13Bbに
変形して、前記球面板状バイメタル13A及び13Bが
それぞれ反転する。この球面板状バイメタル13A及び
13Bが前記スプリング17の付勢力に抗して前記断熱
材16を押圧することによって、前記放熱板10と前記
冷却板11とが離脱する。
【0061】前記第1の態様におけるのと同様に、前記
放熱板10と前記冷却板11とが離接することにより、
前記放熱板10の温度が、放熱板10において結露を生
じる温度にまで低下することがないので、電子機器等を
結露によって湿潤させることがない。
【0062】−第3の態様− 以下、本発明の冷却装置の他の一実施例について説明す
る。図7及び図8に示すように、冷却装置18は、放熱
板19と、冷却板20と、冷却水流路21と、球面板状
バイメタル22A及び22Bと、前記球面板状バイメタ
ル22Aにおける凸側球面22aに沿った凹状断熱面2
3aを備えた断熱材23と、前記球面板状バイメタル2
2Bにおける凸側球面22bに沿った凹状伝熱面24a
を備えた伝熱金属材24とを有してなり、インバータに
おける発熱部材25を冷却することができる。
【0063】前記放熱板19が本発明における吸熱部材
に相当し、前記冷却板20及び冷却水流路21が本発明
における冷却手段に相当し、前記球面板状バイメタル2
2A及び22Bが本発明における感温離接手段に相当す
る。
【0064】前記放熱板19には、前記球面板状バイメ
タル22A及び22Bと伝熱金属材24とを収容するこ
とができる凹陥部19aが設けられてなる。
【0065】前記放熱板19と前記冷却板20との間に
は断熱材23が介装される。前記断熱材23は、前記凹
陥部19a内に挿入される挿入部23bと、前記冷却板
20に設けられた断熱材固定凹部20aに固定される固
定部23cとを有する。
【0066】前記冷却板20は、前記球面板状バイメタ
ル22A及び22Bが前記断熱材23を押圧する場合に
前記放熱板19と前記冷却板20とが離脱することがで
き、前記球面板状バイメタル22A及び22Bが前記断
熱材23を押圧しない場合に前記放熱板19と前記冷却
板20とが接触することができる付勢力を有するスプリ
ング26により、前記放熱板19に向かって押し付けら
れる。
【0067】前記冷却水流路21は、冷却水導入口21
aと冷却水導出口(図示せず。)とを連通し、冷却水を
流通させることができる。
【0068】以下に、前記冷却装置18の動作について
説明する。
【0069】図7に示すように、前記発熱部材25にお
ける伝熱面25aと前記放熱板19における吸熱面19
bとが接触するように、前記発熱部材25と前記放熱板
19とが配置されることによって、前記発熱部材25か
ら生ずる熱が前記伝熱面25aから前記吸熱面19bを
介して前記放熱板19に吸収され、放熱板19の温度が
上昇する。
【0070】前記放熱板19の温度が上昇して前記球面
板状バイメタル22A及び22Bの温度も上昇すると、
図7及び図8に示すように、前記球面板状バイメタル2
2Aにおける高膨張材料側凹面22Aa及び低膨張材料
側凸面22Abが、高膨張材料側凸面22Ac及び低膨
張材料側凹面22Adに変形し、前記球面板状バイメタ
ル22Bにおける高膨張材料側凹面22Ba及び低膨張
材料側凸面22Bbが、高膨張材料側凸面22Bc及び
低膨張材料側凹面22Bdに変形して、前記球面板状バ
イメタル22A及び22Bがそれぞれ反転する。この場
合に、前記球面板状バイメタル22Aにおける高膨張材
料側凸面22Acが前記凹状断熱面23aに沿うよう
に、また前記球面板状バイメタル22Bにおける高膨張
材料側凸面22Bcが前記凹状伝熱面24aに沿うよう
に、前記球面板状バイメタル22A及び22Bが配置さ
れる。
【0071】このように前記球面板状バイメタル22A
及び22Bがそれぞれ反転すると、前記スプリング26
の付勢力によって前記断熱材23における挿入部23b
が前記凹陥部19a内に完全に挿入され、前記放熱板1
9における放熱面19cと前記冷却板20における冷却
面20bとが接触し、前記放熱板19が冷却される。
【0072】前記放熱板19が冷却されてその温度が下
降し、前記球面板状バイメタル22A及び22Bの温度
も下降すると、前記球面板状バイメタル22Aにおける
高膨張材料側凸面22Ac及び低膨張材料側凹面22A
dが、高膨張材料側凹面22Aa及び低膨張材料側凸面
22Abに変形し、前記球面板状バイメタル22Bにお
ける高膨張材料側凸面22Bc及び低膨張材料側凹面2
2Bdが、高膨張材料側凹面22Ba及び低膨張材料側
凸面22Bbに変形して、前記球面板状バイメタル22
A及び22Bがそれぞれ反転する。この球面板状バイメ
タル22A及び22Bが前記スプリング26の付勢力に
抗して前記断熱材23を押圧することによって、前記放
熱板19と前記冷却板20とが離接する。
【0073】前記第1の態様と同様にして、前記放熱板
19と前記冷却板20とが離接することにより、前記放
熱板19の温度が、放熱板19において結露を生じる温
度にまで低下することがないので、電子機器等を結露に
よって湿潤させることがない。
【0074】−第4の態様− 以下、本発明の冷却装置の他の一実施例について説明す
る。図9及び図10に示すように、冷却装置27は、放
熱板28と、冷却板29と、冷却水流路30と、片持ち
ばり型バイメタル31とを有してなり、インバータにお
ける発熱部材32を冷却することができる。
【0075】前記片持ちばり型バイメタル31は、低膨
張材料側面31aと高膨張材料側面31bとを有してな
り、その一端部31cが前記放熱板28における固定凹
部28aに固定され、その他端部31dが前記冷却板2
9に固定された断熱材33に設けられた軸部材34に回
転可能に結合されてなる。
【0076】図10に示すように、前記放熱板28に
は、前記片持ちばり型バイメタル31及び前記断熱材3
3を収容することができる凹陥部28bが設けられてな
る。
【0077】前記冷却板29は、前記片持ちばり型バイ
メタル31の温度が所定温度を下回ることにより、その
他端部31dが前記凹陥部28b内から凹陥部28b外
に露出した場合に前記放熱板28から離脱することがで
き、前記片持ちばり型バイメタル31の温度が所定温度
を上回ることにより、その他端部31dが前記凹陥部2
8b内に収容された場合に前記放熱板28と接触するこ
とができる。
【0078】前記冷却装置27においては、前記放熱板
28と前記冷却板29とを前記片持ちばり型バイメタル
31によって連結してなるので、前記冷却板29を前記
放熱板28に押し付けるスプリング等の付勢部材を必要
としないので、冷却装置の構造をより簡略化することが
でき、冷却装置をより小型化することができる。
【0079】本発明においては、例えば、前記第1〜4
の態様に例示したように感温離接手段を吸熱部材に設け
ることができ、後述する第5の態様に例示するように、
感温離接手段を冷却手段に設けることができる。
【0080】−第5の態様− 以下、本発明の冷却装置の他の一実施例について説明す
る。
【0081】図11及び図12に示すように、冷却装置
35は、放熱板36と、冷却板37と、冷却水流路38
と、球面板状バイメタル39と、前記球面板状バイメタ
ル39における凸側球面39aに沿った凹状伝熱面40
aを備えた伝熱金属材40とを有してなり、インバータ
における発熱部材41を冷却することができる。
【0082】前記放熱板36が本発明における吸熱部材
に相当し、前記冷却板37及び冷却水流路38が本発明
における冷却手段に相当し、前記球面板状バイメタル3
9が本発明における感温離接手段に相当する。
【0083】前記冷却板37には、前記球面板状バイメ
タル39と伝熱金属材40とを収容することができる凹
陥部37aが設けられてなり、この凹陥部37aにおけ
る内壁面には断熱材42が被覆されてなる。
【0084】前記冷却板37は、前記球面板状バイメタ
ル39が前記断熱材42を押圧する場合に前記放熱板3
6と前記冷却板37とが離脱することができ、前記球面
板状バイメタル39が前記断熱材42を押圧しない場合
に前記放熱板36と前記冷却板37とが接触することが
できる付勢力を有するスプリング43により、前記放熱
板36に向かって押し付けられる。
【0085】前記冷却水流路38は、冷却水導入口38
aと冷却水導出口(図示せず。)とを連通し、冷却水を
流通させることができる。
【0086】以下に、前記冷却装置35の動作について
説明する。
【0087】図11に示すように、前記発熱部材41に
おける伝熱面41aと前記放熱板36における吸熱面3
6aとが接触するように、前記発熱部材41と前記放熱
板36とが配置されることによって、前記発熱部材41
から生ずる熱が前記伝熱面41aから前記吸熱面36a
を介して前記放熱板36に吸収され、放熱板36の温度
が上昇する。
【0088】前記放熱板36の温度が上昇して前記球面
板状バイメタル39の温度も上昇すると、図11及び図
12に示すように、前記球面板状バイメタル39におけ
る高膨張材料側凹面39b及び低膨張材料側凸面39c
が、高膨張材料側凸面39d及び低膨張材料側凹面39
eに変形して、前記球面板状バイメタル39が反転す
る。この場合に、前記球面板状バイメタル39における
高膨張材料側凸面39dが前記凹状伝熱面40aに沿う
ように、前記球面板状バイメタル39が配置される。
【0089】このように前記球面板状バイメタル39が
反転すると、前記スプリング43の付勢力によって前記
伝熱金属材40が前記凹陥部37a内に完全に収容さ
れ、前記放熱板36における放熱面36bと前記冷却板
37における冷却面37bとが接触し、前記放熱板36
が冷却される。
【0090】前記放熱板36が冷却されてその温度が下
降し、前記球面板状バイメタル39の温度も下降する
と、前記球面板状バイメタル39における高膨張材料側
凸面39d及び低膨張材料側凹面39eが、高膨張材料
側凹面39b及び低膨張材料側凸面39cに変形して、
前記球面板状バイメタル39が反転する。この球面板状
バイメタル39が前記スプリング43の付勢力に抗して
前記断熱材42を押圧することによって、前記放熱板3
6と前記冷却板37とが離接する。
【0091】前記第1の態様におけるのと同様に、前記
放熱板36と前記冷却板37とが離接することにより、
前記放熱板36の温度が、放熱板36において結露を生
じる温度にまで低下することがないので、電子機器等を
結露によって湿潤させることがない。
【0092】
【発明の効果】本発明の冷却装置によれば、吸熱部材の
温度が、吸熱部材において結露を生じる温度にまで低下
することがないので、電子機器等を結露によって湿潤さ
せることがなく、例えば、冷却手段における冷媒流路を
流通する冷媒の流量を調節する必要がないので、吸熱部
材の温度が結露を生じる温度に達しないように冷媒の温
度を監視する温度センサ、冷媒流路を開閉する電磁弁、
この電磁弁の動作を制御して冷媒の流量を調節する流量
調節装置等を設ける必要もなく、さらに冷却装置に使用
する部品点数を減らすことができ、冷却装置の構造を簡
単にすることができ、冷却装置を小型化することができ
る。
【0093】特に本発明の冷却装置を、給水ポンプユニ
ットにおけるインバータの冷却装置として採用する場合
には、冷却装置の構造が簡単かつ小型であるので、給水
ポンプ及びその制御盤全体を匡体に収容したパネル型給
水ポンプユニットに好適に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の冷却装置の第1の実施例を示
す概略図である。
【図2】図2は、本発明の冷却装置の第1の実施例を示
す概略図である。
【図3】図3は、本発明の冷却装置に採用することがで
きる感温離接手段の一実施例を示す概略図である。
【図4】図4は、本発明の冷却装置に採用することがで
きる感温離接手段の一実施例を示す概略図である。
【図5】図5は、本発明の冷却装置の第2の実施例を示
す一部拡大概略図である。
【図6】図6は、本発明の冷却装置の第2の実施例を示
す一部拡大概略図である。
【図7】図7は、本発明の冷却装置の第3の実施例を示
す一部拡大概略図である。
【図8】図8は、本発明の冷却装置の第3の実施例を示
す一部拡大概略図である。
【図9】図9は、本発明の冷却装置の第4の実施例を示
す一部拡大概略図である。
【図10】図10は、本発明の冷却装置の第4の実施例
を示す一部拡大概略図である。
【図11】図11は、本発明の冷却装置の第5の実施例
を示す一部拡大概略図である。
【図12】図12は、本発明の冷却装置の第5の実施例
を示す一部拡大概略図である。
【符号の説明】
1・・・冷却装置、2・・・放熱板、2a・・・凹状球
面、2b・・・凹陥部、2c・・・吸熱面、2d・・・
放熱面、3・・・冷却板、3a・・・断熱材固定凹部、
3b・・・冷却面、4・・・冷却水流路、4a・・・冷
却水導入口、4b・・・冷却水導出口、5、5A、5B
・・・球面板状バイメタル、5a・・・凸側球面、5b
・・・高膨張材料側凹面、5c・・・低膨張材料側凸
面、5d・・・高膨張材料側凸面、5e・・・低膨張材
料側凹面、6・・・発熱部材、6a・・・伝熱面、7・
・・断熱材、7a挿入部、7b・・・固定部、8・・・
スプリング、9・・・冷却装置、10・・・放熱板、1
0a・・・凹陥部、10b・・・吸熱面、10c・・・
放熱面、11・・・冷却板、11a・・・断熱材固定凹
部、11b・・・冷却面、12・・・冷却水流路、12
a・・・冷却水導出口、13A、13B・・・球面板状
バイメタル、13a、13b・・・凸側球面、13A
a、13Ba・・・高膨張材料側凹面、13Ab、13
Bb・・・低膨張材料側凸面、13Ac、13Bc・・
・高膨張材料側凸面、13Ad、13Bd・・・低膨張
材料側凹面、14a、14b・・・凹面、15・・・発
熱部材、15a・・・伝熱面、16・・・断熱材、16
a・・・挿入部、16b・・・固定部、17・・・スプ
リング、18・・・冷却装置、19・・・放熱板、19
a・・・凹陥部、19b・・・吸熱面、19c・・・放
熱面、20・・・冷却板、20a・・・断熱材固定凹
部、20b・・・冷却面、21・・・冷却水流路、21
a・・・冷却水導入口、22A、22B・・・球面板状
バイメタル、22a、22b・・・凸側球面、22A
a、22Ba・・・高膨張材料側凹面、22Ab、22
Bb・・・低膨張材料側凸面、22Ac、22Bc・・
・高膨張材料側凸面、22Ad、22Bd・・・低膨張
材料側凹面、23・・・断熱材、23a・・・凹状断熱
面、23b・・・挿入部、23c・・・固定部、24・
・・伝熱金属材、24a・・・凹状伝熱面、25・・・
発熱部材、25a・・・伝熱面、26・・・スプリン
グ、27・・・冷却装置、28・・・放熱板、28a・
・・固定凹部、28b・・・凹陥部、29・・・冷却
板、30・・・冷却水流路、31・・・片持ちばり型バ
イメタル、31a・・・低膨張材料側面、31b・・・
高膨張材料側面、31c・・・一端部、31d・・・他
端部、32・・・発熱部材、33・・・断熱材、34・
・・軸部材、35・・・冷却装置、36・・・放熱板、
36a・・・吸熱面、36b・・・放熱面、37・・・
冷却板、37a・・・凹陥部、37b・・・冷却面、3
8・・・冷却水流路、38a・・・冷却水導入口、39
・・・球面板状バイメタル、39a・・・凸側球面、3
9b・・・高膨張材料側凹面、39c・・・低膨張材料
側凸面、39d・・・高膨張材料側凸面、39e・・・
低膨張材料側凹面、40・・・伝熱金属材、40a・・
・凹状伝熱面、41・・・発熱部材、41a・・・伝熱
面、42・・・断熱材、43・・・スプリング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器から生ずる熱を吸収する吸熱部
    材と、前記吸熱部材と接触することにより前記吸熱部材
    を冷却する冷却手段と、前記吸熱部材が所定温度を上回
    った場合に前記吸熱部材と前記冷却手段とを接触させ、
    前記吸熱部材が所定温度を下回った場合に前記吸熱部材
    と前記冷却手段とを離脱させる感温離接手段とを有して
    なることを特徴とする冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記感温離接手段がバイメタルである前
    記請求項1に記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却手段が、冷媒を流通させる冷媒
    流路を有してなる前記請求項1又は2に記載の冷却装
    置。
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