JPH06294485A - 冷媒輸送用ホース - Google Patents
冷媒輸送用ホースInfo
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- JPH06294485A JPH06294485A JP10498893A JP10498893A JPH06294485A JP H06294485 A JPH06294485 A JP H06294485A JP 10498893 A JP10498893 A JP 10498893A JP 10498893 A JP10498893 A JP 10498893A JP H06294485 A JPH06294485 A JP H06294485A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 最内層が、ナイロン樹脂を主体とする海相
と、イソブチレンと分子中の水素原子の一部がハロゲン
化されたパラメチルスチレンとの共重合体と亜鉛華等の
架橋剤を含む島相との海島構造を有する樹脂層から形成
されたことを特徴とする冷媒輸送用ホース。 【効果】 上記冷媒輸送用ホースは、柔軟性が良好で作
業性が良く、耐ガス透過性に優れてフロンR−134a
ガスバリヤー性が高く、かつ耐熱PAG油性に優れ、し
かも高温耐久疲労性に非常に優れている。従って、上記
ホースは、自動車のカークーラーやエアコン等の冷媒輸
送配管用のホースとして好適である。
と、イソブチレンと分子中の水素原子の一部がハロゲン
化されたパラメチルスチレンとの共重合体と亜鉛華等の
架橋剤を含む島相との海島構造を有する樹脂層から形成
されたことを特徴とする冷媒輸送用ホース。 【効果】 上記冷媒輸送用ホースは、柔軟性が良好で作
業性が良く、耐ガス透過性に優れてフロンR−134a
ガスバリヤー性が高く、かつ耐熱PAG油性に優れ、し
かも高温耐久疲労性に非常に優れている。従って、上記
ホースは、自動車のカークーラーやエアコン等の冷媒輸
送配管用のホースとして好適である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のカークーラー
やエアコン等の冷媒輸送配管用のホースとして好適な冷
媒輸送用ホースに関する。
やエアコン等の冷媒輸送配管用のホースとして好適な冷
媒輸送用ホースに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
冷媒輸送用ホースとしては、冷媒となるフロンのガス漏
れを防ぐ目的で、樹脂層からなるガスバリヤー層を内管
ゴムの内側に配置した複合ホースが提案されている。
冷媒輸送用ホースとしては、冷媒となるフロンのガス漏
れを防ぐ目的で、樹脂層からなるガスバリヤー層を内管
ゴムの内側に配置した複合ホースが提案されている。
【0003】この場合、樹脂層を形成する樹脂には、
(a)フロンR−134aガスバリヤー性、(b)ホー
スとして使用できる程度の柔軟性、(c)配管内を流れ
る高温の冷凍機油に強いこと(耐熱油性)、(d)エン
ジンルーム内の高温条件に耐え得ること(耐熱性)、と
いう性能が求められる。
(a)フロンR−134aガスバリヤー性、(b)ホー
スとして使用できる程度の柔軟性、(c)配管内を流れ
る高温の冷凍機油に強いこと(耐熱油性)、(d)エン
ジンルーム内の高温条件に耐え得ること(耐熱性)、と
いう性能が求められる。
【0004】近年、これらの性能を満足させるため、下
記のような処理がなされた樹脂を樹脂層に利用すること
が提案されている。 (1)ナイロン樹脂にアイオノマー等のオレフィン系樹
脂をブレンドする。 (2)ナイロン樹脂にナイロン中のアミド基やカルボキ
シル基との反応性を有する酸変性エチレン−プロピレン
ゴム(EPR)やアクリルエラストマーをブレンドす
る。
記のような処理がなされた樹脂を樹脂層に利用すること
が提案されている。 (1)ナイロン樹脂にアイオノマー等のオレフィン系樹
脂をブレンドする。 (2)ナイロン樹脂にナイロン中のアミド基やカルボキ
シル基との反応性を有する酸変性エチレン−プロピレン
ゴム(EPR)やアクリルエラストマーをブレンドす
る。
【0005】しかしながら、(1)の方法は、ナイロン
に柔軟性を付与することはできるものの、樹脂の実使用
温度域である100℃付近でアイオノマーが融解してし
まうため、得られる樹脂が耐熱性に劣るという欠点があ
る上、アイオノマーはフロンR−134a用冷凍機油で
あるポリアルキレングリコール(PAG)油に侵され易
いため、多量に配合されると樹脂の耐熱PAG油性に問
題が生じる。
に柔軟性を付与することはできるものの、樹脂の実使用
温度域である100℃付近でアイオノマーが融解してし
まうため、得られる樹脂が耐熱性に劣るという欠点があ
る上、アイオノマーはフロンR−134a用冷凍機油で
あるポリアルキレングリコール(PAG)油に侵され易
いため、多量に配合されると樹脂の耐熱PAG油性に問
題が生じる。
【0006】また、(2)の方法は、ブチル系ゴムを除
く全てのエラストマーのフロンR−134aガスに対す
る拡散係数及び溶解度が実使用温度域である100℃以
上では非常に大きいため、このようなエラストマーを多
量に混ぜると樹脂のガスバリヤー性が悪くなるという欠
点を有する。更に、EPRは、耐熱PAG性は良好であ
るものの耐熱性に劣り、アクリルエラストマーは、耐熱
性は良好であるものの高温化でPAGに膨潤してしま
い、耐熱PAG性に劣るもので、それぞれ一長一短を有
する。
く全てのエラストマーのフロンR−134aガスに対す
る拡散係数及び溶解度が実使用温度域である100℃以
上では非常に大きいため、このようなエラストマーを多
量に混ぜると樹脂のガスバリヤー性が悪くなるという欠
点を有する。更に、EPRは、耐熱PAG性は良好であ
るものの耐熱性に劣り、アクリルエラストマーは、耐熱
性は良好であるものの高温化でPAGに膨潤してしま
い、耐熱PAG性に劣るもので、それぞれ一長一短を有
する。
【0007】このように、上述した樹脂でガスバリヤー
層を形成しても十分満足できる性能を有する冷媒輸送用
ホースを得ることはできない。
層を形成しても十分満足できる性能を有する冷媒輸送用
ホースを得ることはできない。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
フロンR−134aガスバリヤー性、柔軟性、耐熱油性
及び耐熱性に優れ、かつ高温耐久疲労性に優れた冷媒輸
送用ホースを提供することを目的とする。
フロンR−134aガスバリヤー性、柔軟性、耐熱油性
及び耐熱性に優れ、かつ高温耐久疲労性に優れた冷媒輸
送用ホースを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、最内層が、ナイロン樹脂を主体とする海相
と、イソブチレンと分子中の水素原子の一部がハロゲン
化されたパラメチルスチレンとの共重合体(以下、ハロ
ゲン化IB−PMS共重合体と略す。)を亜鉛華等の架
橋剤で架橋させた該共重合体の架橋物を含む島相との海
島構造を有する樹脂層から形成されたことを特徴とする
冷媒輸送用ホースを提供する。
するため、最内層が、ナイロン樹脂を主体とする海相
と、イソブチレンと分子中の水素原子の一部がハロゲン
化されたパラメチルスチレンとの共重合体(以下、ハロ
ゲン化IB−PMS共重合体と略す。)を亜鉛華等の架
橋剤で架橋させた該共重合体の架橋物を含む島相との海
島構造を有する樹脂層から形成されたことを特徴とする
冷媒輸送用ホースを提供する。
【0010】
【作用】本発明の冷媒輸送用ホースは、このように最内
層が特定の海島構造を有する樹脂層から形成されたこと
により、下記の作用を有する。
層が特定の海島構造を有する樹脂層から形成されたこと
により、下記の作用を有する。
【0011】(1)樹脂層に用いるハロゲン化IB−P
MS共重合体は、その側鎖のハロゲン基がナイロン樹脂
中のアミド基と反応するため、従来のアイオノマーや酸
変性エラストマー並の相溶性を有すると共に、主鎖に二
重結合を持たないので耐熱性に優れている。
MS共重合体は、その側鎖のハロゲン基がナイロン樹脂
中のアミド基と反応するため、従来のアイオノマーや酸
変性エラストマー並の相溶性を有すると共に、主鎖に二
重結合を持たないので耐熱性に優れている。
【0012】(2)上記ハロゲン化IB−PMS共重合
体は、ブチルゴムと類似の構造を持つという分子構造に
起因して、従来の酸変性エラストマー以上の柔軟性を付
与し得る上、実使用温度域の100℃付近でのR−13
4aガス透過係数が従来のオレフィン系樹脂又はエラス
トマー対比で1/5〜1/10と小さい。
体は、ブチルゴムと類似の構造を持つという分子構造に
起因して、従来の酸変性エラストマー以上の柔軟性を付
与し得る上、実使用温度域の100℃付近でのR−13
4aガス透過係数が従来のオレフィン系樹脂又はエラス
トマー対比で1/5〜1/10と小さい。
【0013】このため、本発明ホースは、柔軟性に優
れ、後掲のホース柔軟性テストにおいて反力が2.2k
g・f以下となるもので、ホースと配管を取りつける作
業性が高い。
れ、後掲のホース柔軟性テストにおいて反力が2.2k
g・f以下となるもので、ホースと配管を取りつける作
業性が高い。
【0014】なお、内管ゴムの100%モジュラスを2
0〜60kg/cm2 、外被ゴムの100%モジュラス
を15〜60kg/cm2とする条件下、ホースと配管
を取りつける作業性が向上することを目標にすると、後
掲の試験方法で測定される反力の目標値はホースサイズ
別に下記の通りとなる。
0〜60kg/cm2 、外被ゴムの100%モジュラス
を15〜60kg/cm2とする条件下、ホースと配管
を取りつける作業性が向上することを目標にすると、後
掲の試験方法で測定される反力の目標値はホースサイズ
別に下記の通りとなる。
【0015】内径11mm 外径19mmのホースのと
き 2.2kg・f以下 内径14mm 外径22mmのホースのとき 3.4k
g・f以下 内径15mm 外径23mmのホースのとき 3.5k
g・f以下 内径19mm 外径27mmのホースのとき 6.4k
g・f以下
き 2.2kg・f以下 内径14mm 外径22mmのホースのとき 3.4k
g・f以下 内径15mm 外径23mmのホースのとき 3.5k
g・f以下 内径19mm 外径27mmのホースのとき 6.4k
g・f以下
【0016】更に、本発明ホースは、フロンR−134
a冷媒漏れ量が少なく、後掲の耐ガス透過性テストにお
いてもガス透過量が4g/m/72Hr以下であるもの
で、フロンR−134aガスバリヤー性に優れ、メンテ
ナンスフリーが達成できる。
a冷媒漏れ量が少なく、後掲の耐ガス透過性テストにお
いてもガス透過量が4g/m/72Hr以下であるもの
で、フロンR−134aガスバリヤー性に優れ、メンテ
ナンスフリーが達成できる。
【0017】(3)上記ハロゲン化IB−PMS共重合
体は、上述した分子構造に起因して、PAG油との極性
差が大きいため高温でもPAGに対して殆んど膨潤せ
ず、耐熱PAG性に優れている。このため、本発明ホー
スは、配管内を流れるPAG冷凍機油に強く、内層樹脂
にクラックが入ることがない。
体は、上述した分子構造に起因して、PAG油との極性
差が大きいため高温でもPAGに対して殆んど膨潤せ
ず、耐熱PAG性に優れている。このため、本発明ホー
スは、配管内を流れるPAG冷凍機油に強く、内層樹脂
にクラックが入ることがない。
【0018】(4)上述した(1)〜(3)の作用は、
未架橋のハロゲン化IB−PMS共重合体においても達
成し得る。しかし、未架橋のハロゲン化IB−PMS共
重合体は、通常の140℃未満の温度条件における耐久
疲労性は問題ないが、ハロゲン化IB−PMS共重合体
がナイロン6中に未架橋状態で存在するため、140℃
という高温下、パルス状の繰り返し歪のかかる高温イン
パルステストで高温耐久疲労性を評価すると、ハロゲン
化IB−PMS共重合体がナイロン6中で分子流動をお
こし、それ故、ナイロン6との界面に負担がかかってク
ラックが発生し、更にこのクラックを通してホースが破
壊に至る場合がある。これに対し、ハロゲン化IB−P
MS共重合体とその架橋剤、例えば亜鉛華とを併用する
と、ハロゲン化IB−PMS共重合体が側鎖のハロゲン
基とナイロン樹脂中のアミド基とで異種分子間反応をお
こすことでナイロンと適度な相溶性をもつと同時に、ナ
イロンと未反応のハロゲン基が架橋剤を配合したことで
分子内(ハロゲン化IB−PMS分子同志)で架橋反応
をおこす。こうしてできたポリマーアロイは、島相とし
て柔軟な架橋エラストマー粒子として微分散するため、
高温下でもハロゲン化IB−PMS共重合体分子はその
強固な架橋の存在により流動化せず、低温時と同じよう
な形態を保持できるため、樹脂の高温疲労性が未架橋の
ハロゲン化IB−PMS共重合体を用いた場合よりも大
幅に向上する。
未架橋のハロゲン化IB−PMS共重合体においても達
成し得る。しかし、未架橋のハロゲン化IB−PMS共
重合体は、通常の140℃未満の温度条件における耐久
疲労性は問題ないが、ハロゲン化IB−PMS共重合体
がナイロン6中に未架橋状態で存在するため、140℃
という高温下、パルス状の繰り返し歪のかかる高温イン
パルステストで高温耐久疲労性を評価すると、ハロゲン
化IB−PMS共重合体がナイロン6中で分子流動をお
こし、それ故、ナイロン6との界面に負担がかかってク
ラックが発生し、更にこのクラックを通してホースが破
壊に至る場合がある。これに対し、ハロゲン化IB−P
MS共重合体とその架橋剤、例えば亜鉛華とを併用する
と、ハロゲン化IB−PMS共重合体が側鎖のハロゲン
基とナイロン樹脂中のアミド基とで異種分子間反応をお
こすことでナイロンと適度な相溶性をもつと同時に、ナ
イロンと未反応のハロゲン基が架橋剤を配合したことで
分子内(ハロゲン化IB−PMS分子同志)で架橋反応
をおこす。こうしてできたポリマーアロイは、島相とし
て柔軟な架橋エラストマー粒子として微分散するため、
高温下でもハロゲン化IB−PMS共重合体分子はその
強固な架橋の存在により流動化せず、低温時と同じよう
な形態を保持できるため、樹脂の高温疲労性が未架橋の
ハロゲン化IB−PMS共重合体を用いた場合よりも大
幅に向上する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例に係る冷媒輸送用
ホースを示すもので、このホースは、樹脂層1及び内管
ゴム層2からなる内管層3が、補強糸を含む中間ゴム層
4を介して外被ゴム5で被覆されたものである。なお、
このホースには、必要に応じて樹脂層1と内管ゴム層2
との間に接着剤層を設けることができる。
て説明する。図1は本発明の一実施例に係る冷媒輸送用
ホースを示すもので、このホースは、樹脂層1及び内管
ゴム層2からなる内管層3が、補強糸を含む中間ゴム層
4を介して外被ゴム5で被覆されたものである。なお、
このホースには、必要に応じて樹脂層1と内管ゴム層2
との間に接着剤層を設けることができる。
【0020】本発明では、最内層のガスバリヤー層であ
る樹脂層は、海相がナイロン6やナイロン66等のナイ
ロン樹脂で構成され、かつ島相がハロゲン化IB−PM
S共重合体単独又はこの共重合体とナイロン12等のナ
イロン樹脂との混合物に更に亜鉛華等の架橋剤を加えた
もので構成される海島構造を有する樹脂で形成される。
る樹脂層は、海相がナイロン6やナイロン66等のナイ
ロン樹脂で構成され、かつ島相がハロゲン化IB−PM
S共重合体単独又はこの共重合体とナイロン12等のナ
イロン樹脂との混合物に更に亜鉛華等の架橋剤を加えた
もので構成される海島構造を有する樹脂で形成される。
【0021】ここで、ハロゲン化IB−PMS共重合体
は、特開平2−150408号公報に記載の通りイソブ
チレンと分子中の水素原子の一部が臭素原子、塩素原子
等のハロゲン原子で置換されたパラメチルスチレンとの
共重合体であり、特に臭素化IB−PMS共重合体が好
適である。ハロゲン化の割合は別に制限されないが、パ
ラメチルスチレン分子中のハロゲン含有率が10〜80
%(重量%、以下同様)、特に20〜70%の範囲とな
ることが好ましい。含有率が10%に満たないとナイロ
ンとの相溶性が悪くなる場合があり、80%を超えると
耐熱性が悪くなる場合がある。
は、特開平2−150408号公報に記載の通りイソブ
チレンと分子中の水素原子の一部が臭素原子、塩素原子
等のハロゲン原子で置換されたパラメチルスチレンとの
共重合体であり、特に臭素化IB−PMS共重合体が好
適である。ハロゲン化の割合は別に制限されないが、パ
ラメチルスチレン分子中のハロゲン含有率が10〜80
%(重量%、以下同様)、特に20〜70%の範囲とな
ることが好ましい。含有率が10%に満たないとナイロ
ンとの相溶性が悪くなる場合があり、80%を超えると
耐熱性が悪くなる場合がある。
【0022】また、イソブチレンとパラメチルスチレン
の重合割合はパラメチルスチレンが2〜20%(重量
%、以下同じ)、特に5〜10%とすることが好まし
い。パラメチルスチレンの重合割合が20%を超えると
Tg(ガラス転移点)が高くなり、ゴムの特性が失われ
る場合があり、また、2%未満では架橋効率が悪くなる
場合がある。
の重合割合はパラメチルスチレンが2〜20%(重量
%、以下同じ)、特に5〜10%とすることが好まし
い。パラメチルスチレンの重合割合が20%を超えると
Tg(ガラス転移点)が高くなり、ゴムの特性が失われ
る場合があり、また、2%未満では架橋効率が悪くなる
場合がある。
【0023】更に、上記樹脂においてハロゲン化IB−
PMS共重合体の配合割合は、ナイロン樹脂(上記海相
のナイロン樹脂及び島相にナイロン12等のナイロン樹
脂を配合した場合はこのナイロン樹脂との合計量)及び
該共重合体との総量に対し15〜40%とすることが望
ましい。配合割合が15%に満たないと十分な柔軟性が
付与されない場合があり、40%を超えるとハロゲンR
−134aガス透過性が多くなり、これにより冷房能力
が劣って冷媒を何度が補充する必要が生じてしまう場合
がある。
PMS共重合体の配合割合は、ナイロン樹脂(上記海相
のナイロン樹脂及び島相にナイロン12等のナイロン樹
脂を配合した場合はこのナイロン樹脂との合計量)及び
該共重合体との総量に対し15〜40%とすることが望
ましい。配合割合が15%に満たないと十分な柔軟性が
付与されない場合があり、40%を超えるとハロゲンR
−134aガス透過性が多くなり、これにより冷房能力
が劣って冷媒を何度が補充する必要が生じてしまう場合
がある。
【0024】なお、島相にナイロン12を配合する場
合、ナイロン12の配合割合は全ナイロン樹脂とハロゲ
ン化IB−PMS共重合体との全量に対して5〜20%
とすることが好ましい。
合、ナイロン12の配合割合は全ナイロン樹脂とハロゲ
ン化IB−PMS共重合体との全量に対して5〜20%
とすることが好ましい。
【0025】次に、架橋剤としては亜鉛華が好適に用い
られるが、亜鉛華以外には、硫黄、塩化硫黄、アルキル
フェノールジスルフィド、テトラキス−2−エチルヘキ
シルチウラムジスルフィド(TEHT)、テトラキス−
1−イソプロピルペンチルチウラムジスルフィド、テト
ラキス−1−エチル−3−メチルペンチルチウラムジス
ルフィド、テトラキス−1−エチルヘキシルチウラムジ
スルフィド、テトラオクチルチウラムジスルフィド(T
OTD)、その他の有機含硫黄化合物、金属酸化物、キ
ノンジオキシム、有機多価アミン、変性フェノール樹脂
なども用いられる。架橋に必要な架橋剤の配合量は、ハ
ロゲン化IB−PMS共重合体に対して0.5〜5%、
特に0.5〜2%とすることが好ましい。配合量が0.
5%に満たないと、架橋反応が殆んど生じないために高
温耐久性が向上しない場合があり、5%を超えると架橋
は十分に行われるものの、余分な架橋剤がナイロン中に
混入してナイロンが劣化し、高温耐久性の向上が見られ
ない場合がある。
られるが、亜鉛華以外には、硫黄、塩化硫黄、アルキル
フェノールジスルフィド、テトラキス−2−エチルヘキ
シルチウラムジスルフィド(TEHT)、テトラキス−
1−イソプロピルペンチルチウラムジスルフィド、テト
ラキス−1−エチル−3−メチルペンチルチウラムジス
ルフィド、テトラキス−1−エチルヘキシルチウラムジ
スルフィド、テトラオクチルチウラムジスルフィド(T
OTD)、その他の有機含硫黄化合物、金属酸化物、キ
ノンジオキシム、有機多価アミン、変性フェノール樹脂
なども用いられる。架橋に必要な架橋剤の配合量は、ハ
ロゲン化IB−PMS共重合体に対して0.5〜5%、
特に0.5〜2%とすることが好ましい。配合量が0.
5%に満たないと、架橋反応が殆んど生じないために高
温耐久性が向上しない場合があり、5%を超えると架橋
は十分に行われるものの、余分な架橋剤がナイロン中に
混入してナイロンが劣化し、高温耐久性の向上が見られ
ない場合がある。
【0026】更に、亜鉛華に加えて架橋助剤(促進剤)
を添加してもよく、例えばEZ(Zinc dieth
yl dithiocarbamate),TS(Te
tramethylthiuram monosulf
ide),TRA(Dimethyldiphenyl
thiuram disulfide),MBT(2−
Mercaptobenzothiazole),MB
TS(Dibenzothiazyl disulfi
de),NOBS(N−oxydiethylene−
benzothiazyl−sulfenamid
e),バルノックR(大内新興化学社製)等が好適に用
いられる。
を添加してもよく、例えばEZ(Zinc dieth
yl dithiocarbamate),TS(Te
tramethylthiuram monosulf
ide),TRA(Dimethyldiphenyl
thiuram disulfide),MBT(2−
Mercaptobenzothiazole),MB
TS(Dibenzothiazyl disulfi
de),NOBS(N−oxydiethylene−
benzothiazyl−sulfenamid
e),バルノックR(大内新興化学社製)等が好適に用
いられる。
【0027】なお、架橋助剤の配合量は、特に制限はな
いが0.5〜3%とすることが好ましい。
いが0.5〜3%とすることが好ましい。
【0028】上記樹脂には、ナイロン樹脂及びハロゲン
化IB−PMS共重合体以外に必要に応じて海相や島相
に耐熱剤、老化防止剤、加工助剤等の添加剤を本発明の
効果を妨げない範囲で加えることができる。
化IB−PMS共重合体以外に必要に応じて海相や島相
に耐熱剤、老化防止剤、加工助剤等の添加剤を本発明の
効果を妨げない範囲で加えることができる。
【0029】本発明において、このような樹脂は、例え
ば下記方法により製造することができる。。 (1)ナイロン6とハロゲン化IB−PMS共重合体又
はハロゲン化IB−PMS共重合体及びナイロン12と
架橋剤とを所定の配合比で混練してマスターバッチを作
った後、このマスターバッチとナイロン6を混練する。 (2)ナイロン6、ハロゲン化IB−PMS共重合体、
架橋剤、必要によりナイロン12をブレンドし、このブ
レンド物を2軸押出混練機等で混練りする。
ば下記方法により製造することができる。。 (1)ナイロン6とハロゲン化IB−PMS共重合体又
はハロゲン化IB−PMS共重合体及びナイロン12と
架橋剤とを所定の配合比で混練してマスターバッチを作
った後、このマスターバッチとナイロン6を混練する。 (2)ナイロン6、ハロゲン化IB−PMS共重合体、
架橋剤、必要によりナイロン12をブレンドし、このブ
レンド物を2軸押出混練機等で混練りする。
【0030】本発明の冷媒輸送用ホースのその他の構成
については特に制限はなく、通常の冷媒輸送用ホースの
構成を採用することができる。例えば図1に示す冷媒輸
送用ホースにおいて、内管ゴム層2を構成するゴムとし
ては、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、エ
チレン−プロピレン−ジエン3元共重合体(EPD
M)、ブチルゴム(IIR)、クロロプレンゴム(C
R)、塩素化ブチルゴム(Cl−IIR)、水素添加N
BR(H−NBR)、ハロゲン化IB−PMS共重合体
や、これらゴムを少なくとも2種類以上ブレンドしたゴ
ムを用いることができる。
については特に制限はなく、通常の冷媒輸送用ホースの
構成を採用することができる。例えば図1に示す冷媒輸
送用ホースにおいて、内管ゴム層2を構成するゴムとし
ては、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、エ
チレン−プロピレン−ジエン3元共重合体(EPD
M)、ブチルゴム(IIR)、クロロプレンゴム(C
R)、塩素化ブチルゴム(Cl−IIR)、水素添加N
BR(H−NBR)、ハロゲン化IB−PMS共重合体
や、これらゴムを少なくとも2種類以上ブレンドしたゴ
ムを用いることができる。
【0031】更に、補強糸を含む中間ゴム層4におい
て、補強糸としては、ビニロン、ポリエステル、ナイロ
ン、アラミド等の材質よりなる繊維を用いることがで
き、これらのスパイラル又はブレード構造で被覆するこ
とができる。中間ゴム層は、ブチルゴム等の層とするこ
とができる。なお、補強糸は、該ゴム層を省略して補強
糸のみを積重することもできる。
て、補強糸としては、ビニロン、ポリエステル、ナイロ
ン、アラミド等の材質よりなる繊維を用いることがで
き、これらのスパイラル又はブレード構造で被覆するこ
とができる。中間ゴム層は、ブチルゴム等の層とするこ
とができる。なお、補強糸は、該ゴム層を省略して補強
糸のみを積重することもできる。
【0032】また、外被ゴム5は、例えばEPDM、C
R、H−NMR、ハロゲン化IB−PMS共重合体、I
IR、CL−IIR等のゴム層により形成することがで
きる。
R、H−NMR、ハロゲン化IB−PMS共重合体、I
IR、CL−IIR等のゴム層により形成することがで
きる。
【0033】本発明において、樹脂層1は、耐フレオン
透過性及び柔軟性の兼ね合いから0.05〜0.3mm
程度とするのが好ましい。内管ゴム層2は、耐水分透過
性と柔軟性との兼ね合いから1〜4mmとするのが好ま
しい。更に、補強糸を含む中間ゴム層4の厚さは1.4
〜2.6mm、外被ゴム5の厚さは1〜2mmとするの
が好ましい。
透過性及び柔軟性の兼ね合いから0.05〜0.3mm
程度とするのが好ましい。内管ゴム層2は、耐水分透過
性と柔軟性との兼ね合いから1〜4mmとするのが好ま
しい。更に、補強糸を含む中間ゴム層4の厚さは1.4
〜2.6mm、外被ゴム5の厚さは1〜2mmとするの
が好ましい。
【0034】以下、実験例により本発明を更に具体的に
説明する。なお、用いた内管ゴム、中間ゴム、外被ゴム
の成分配合はそれぞれ表1乃至3に示す通りである。但
し、表中の記号は下記のものを示す。 IIR=ブチルゴム EPDM=エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合体 DM=ノクセラーDM(大内新興化学社製) TT=ノクセラーTT(大内新興化学社製) M =ノクセラーM (大内新興化学社製) バルノックR=モルフォリンジスルヒド
説明する。なお、用いた内管ゴム、中間ゴム、外被ゴム
の成分配合はそれぞれ表1乃至3に示す通りである。但
し、表中の記号は下記のものを示す。 IIR=ブチルゴム EPDM=エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合体 DM=ノクセラーDM(大内新興化学社製) TT=ノクセラーTT(大内新興化学社製) M =ノクセラーM (大内新興化学社製) バルノックR=モルフォリンジスルヒド
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】〔実験例〕図1に示す冷媒輸送用ホースと
同様のホースを下記方法で製造した。即ち、まず、表4
乃至6に示す配合となるように、ナイロン6、ナイロン
12、臭素化IB−PMS共重合体、亜鉛華、EZ(Z
inc diethyl dithiocarbama
te)を混練してマスターバッチを作った後、このマス
ターバッチとナイロン6を混練してペレット化し、次い
で、押し出し機を用いてマンドル上にチューブ状に厚み
約100μで押し出し、樹脂層1とした。なお、ここで
用いたナイロン6及びナイロン12は、それぞれ宇部興
産(株)製グレード1030B及びグレード3035B
である。また、臭素化IB−PMS共重合体はエクソン
化学社製のXP−50 グレード89−1である。
同様のホースを下記方法で製造した。即ち、まず、表4
乃至6に示す配合となるように、ナイロン6、ナイロン
12、臭素化IB−PMS共重合体、亜鉛華、EZ(Z
inc diethyl dithiocarbama
te)を混練してマスターバッチを作った後、このマス
ターバッチとナイロン6を混練してペレット化し、次い
で、押し出し機を用いてマンドル上にチューブ状に厚み
約100μで押し出し、樹脂層1とした。なお、ここで
用いたナイロン6及びナイロン12は、それぞれ宇部興
産(株)製グレード1030B及びグレード3035B
である。また、臭素化IB−PMS共重合体はエクソン
化学社製のXP−50 グレード89−1である。
【0039】この上に、必要に応じ接着剤を塗布乾燥
し、更に表1に示す配合の内管ゴム層2(厚み1.5m
m,内径11.0mm)を押し出し、続いて補強糸(ビ
ニロン)及び表2に示す配合の中間ゴム層4を配し、更
にその上に表3に示す配合の外被ゴム5(厚み1.1m
m,外径19.0mm)を押し出し、ホースを製造し
た。なお、加硫条件は140〜170℃で30〜120
分で行った。こうして製造されたホースを用いて、各試
験を下記方法により行った。結果を表4乃至6に示す。 (a)耐ガス透過性 JRA(日本冷凍空調工業会規格)に準ずるホースを5
00mmに切断し、内容積60%のフロンを封入して両
端を密封した。温度100℃で96時間放置し、24時
間後と96時間後の間のガス透過量を測定し、g/m/
72Hrで数値を換算した。4g/m/72Hr以下を
○、4g/m/72Hrより大きい値を×とした。 (b)柔軟性試験 図2に示すようにローラー6を200mmスパンに配置
し、その上に上述のホース7を置いた。ローラー間距離
の中央部を押してホースがキンクするまでたわみを与
え、そのときに発生する最大圧力(kg・f)を測定し
た。2.2kg・f以下は○、2.2kg・fより大き
い値は×とした。 (c)高温インパルス試験 実験条件はJRA(日本冷凍空調工業会規格)に準じ、
温度は高温化、内圧は高圧化して下記条件で行った。 油及び雰囲気温度:140℃ 内圧:36(kg/cm2) 加圧サイクル:60CPM くけい波 サイクル回数:50万回後及び100万回後のホース内
面のクラック有無を目視により調べた。クラック等の異
常がない場合を○、異常がある場合を×とした。
し、更に表1に示す配合の内管ゴム層2(厚み1.5m
m,内径11.0mm)を押し出し、続いて補強糸(ビ
ニロン)及び表2に示す配合の中間ゴム層4を配し、更
にその上に表3に示す配合の外被ゴム5(厚み1.1m
m,外径19.0mm)を押し出し、ホースを製造し
た。なお、加硫条件は140〜170℃で30〜120
分で行った。こうして製造されたホースを用いて、各試
験を下記方法により行った。結果を表4乃至6に示す。 (a)耐ガス透過性 JRA(日本冷凍空調工業会規格)に準ずるホースを5
00mmに切断し、内容積60%のフロンを封入して両
端を密封した。温度100℃で96時間放置し、24時
間後と96時間後の間のガス透過量を測定し、g/m/
72Hrで数値を換算した。4g/m/72Hr以下を
○、4g/m/72Hrより大きい値を×とした。 (b)柔軟性試験 図2に示すようにローラー6を200mmスパンに配置
し、その上に上述のホース7を置いた。ローラー間距離
の中央部を押してホースがキンクするまでたわみを与
え、そのときに発生する最大圧力(kg・f)を測定し
た。2.2kg・f以下は○、2.2kg・fより大き
い値は×とした。 (c)高温インパルス試験 実験条件はJRA(日本冷凍空調工業会規格)に準じ、
温度は高温化、内圧は高圧化して下記条件で行った。 油及び雰囲気温度:140℃ 内圧:36(kg/cm2) 加圧サイクル:60CPM くけい波 サイクル回数:50万回後及び100万回後のホース内
面のクラック有無を目視により調べた。クラック等の異
常がない場合を○、異常がある場合を×とした。
【0040】
【表4】
【0041】
【表5】
【0042】
【表6】
【0043】表4乃至6の結果より、本発明の冷媒輸送
用ホースは、耐ガス透過性、柔軟性に優れているうえ、
140℃という高温下でのインパルス耐久テストで10
0万回をクリヤーでき、高温耐久性能に優れていること
が確認された。
用ホースは、耐ガス透過性、柔軟性に優れているうえ、
140℃という高温下でのインパルス耐久テストで10
0万回をクリヤーでき、高温耐久性能に優れていること
が確認された。
【0044】
【発明の効果】本発明の冷媒輸送用ホースは、柔軟性が
良好で作業性が良く、耐ガス透過性に優れてフロンR−
134aガスバリヤー性が高く、かつ耐熱PAG油性に
優れ、しかも140℃を超える高温条件下でも高温耐久
疲労性に非常に優れている。従って、本発明ホースは、
自動車のカークーラーやエアコン等の冷媒輸送配管用の
ホースとして好適である。
良好で作業性が良く、耐ガス透過性に優れてフロンR−
134aガスバリヤー性が高く、かつ耐熱PAG油性に
優れ、しかも140℃を超える高温条件下でも高温耐久
疲労性に非常に優れている。従って、本発明ホースは、
自動車のカークーラーやエアコン等の冷媒輸送配管用の
ホースとして好適である。
【図1】本発明の一実施例に係る冷媒輸送用ホースの概
略図である。
略図である。
【図2】実験例における柔軟性試験方法を示す概略断面
図である。
図である。
1 樹脂層 2 内管ゴム層 3 内管層 4 補強糸を含む中間ゴム層 5 外被ゴム 6 ローラー 7 ホース
Claims (3)
- 【請求項1】 最内層が、ナイロン樹脂を主体とする海
相と、イソブチレンと分子中の水素原子の一部がハロゲ
ン化されたパラメチルスチレンとの共重合体と架橋剤を
含む島相との海島構造を有する樹脂層から形成されたこ
とを特徴とする冷媒輸送用ホース。 - 【請求項2】 上記共重合体の含有割合が全ナイロン樹
脂と該共重合体との全量に対して15〜40重量%であ
る請求項1記載のホース。 - 【請求項3】 上記共重合体に対して架橋剤として亜鉛
華を0.5〜5重量%含有させることにより上記共重合
体を架橋させた請求項1又は2記載のホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10498893A JP3208921B2 (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 冷媒輸送用ホース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10498893A JP3208921B2 (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 冷媒輸送用ホース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06294485A true JPH06294485A (ja) | 1994-10-21 |
JP3208921B2 JP3208921B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=14395481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10498893A Expired - Fee Related JP3208921B2 (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 冷媒輸送用ホース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3208921B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010016361A1 (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-11 | サンデン株式会社 | 冷凍回路用樹脂材料 |
JP2017222811A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びその製造方法 |
WO2021149421A1 (ja) * | 2020-01-24 | 2021-07-29 | 横浜ゴム株式会社 | 冷媒輸送ホース用樹脂組成物および冷媒輸送ホース |
WO2021153079A1 (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-05 | 横浜ゴム株式会社 | 冷媒輸送用ホース |
WO2022185779A1 (ja) * | 2021-03-01 | 2022-09-09 | 横浜ゴム株式会社 | 冷媒輸送ホース用熱可塑性樹脂組成物および冷媒輸送ホース |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP10498893A patent/JP3208921B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010016361A1 (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-11 | サンデン株式会社 | 冷凍回路用樹脂材料 |
JP2017222811A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びその製造方法 |
WO2021149421A1 (ja) * | 2020-01-24 | 2021-07-29 | 横浜ゴム株式会社 | 冷媒輸送ホース用樹脂組成物および冷媒輸送ホース |
CN114829820A (zh) * | 2020-01-24 | 2022-07-29 | 横滨橡胶株式会社 | 用于制冷剂输送软管的树脂组合物以及制冷剂输送软管 |
CN114829820B (zh) * | 2020-01-24 | 2023-11-24 | 横滨橡胶株式会社 | 用于制冷剂输送软管的树脂组合物以及制冷剂输送软管 |
WO2021153079A1 (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-05 | 横浜ゴム株式会社 | 冷媒輸送用ホース |
WO2022185779A1 (ja) * | 2021-03-01 | 2022-09-09 | 横浜ゴム株式会社 | 冷媒輸送ホース用熱可塑性樹脂組成物および冷媒輸送ホース |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3208921B2 (ja) | 2001-09-17 |
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