JPH06294181A - 屋根材用桟木 - Google Patents
屋根材用桟木Info
- Publication number
- JPH06294181A JPH06294181A JP8061593A JP8061593A JPH06294181A JP H06294181 A JPH06294181 A JP H06294181A JP 8061593 A JP8061593 A JP 8061593A JP 8061593 A JP8061593 A JP 8061593A JP H06294181 A JPH06294181 A JP H06294181A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- pier
- roofing
- batten
- roofing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 相隣る桟木の取り付け間隔が所定間隔よりず
れた場合等にも、釘のかかりを充分に確保可能な屋根材
用桟木を提供することを目的をする。 【構成】 野地板１上に取り付けられ屋根材４Ｄが釘固
定される桟木３０であって、釘５打ち込み側面の上記野
地板側部分が突出している。
れた場合等にも、釘のかかりを充分に確保可能な屋根材
用桟木を提供することを目的をする。 【構成】 野地板１上に取り付けられ屋根材４Ｄが釘固
定される桟木３０であって、釘５打ち込み側面の上記野
地板側部分が突出している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等の建物における
屋根材用桟木に関する。
屋根材用桟木に関する。
【０００２】
【従来の技術】住宅等の建物における屋根材の施工は、
実公平１−２０４０８号公報に開示され、例えば、図３
に示すように、野地板１に防水紙２を貼り付けた後、定
められた割付けに従って、桟木３を固定し、屋根材４
(金属成型値短尺瓦)をスクリュ釘５により取り付ける。
実公平１−２０４０８号公報に開示され、例えば、図３
に示すように、野地板１に防水紙２を貼り付けた後、定
められた割付けに従って、桟木３を固定し、屋根材４
(金属成型値短尺瓦)をスクリュ釘５により取り付ける。
【０００３】この屋根パネルの固定は、図４に部分拡大
図で示すように、水下側の屋根材（符号４Ｄで示す)の
上縁部４ｂに、これから取り付けようとする水上側の屋
根材（符号４Ｕで示す）の下縁部４ａを重ね合わせてか
ら、水下側からスクリュウ釘５を打ち込んで行なう。
図で示すように、水下側の屋根材（符号４Ｄで示す)の
上縁部４ｂに、これから取り付けようとする水上側の屋
根材（符号４Ｕで示す）の下縁部４ａを重ね合わせてか
ら、水下側からスクリュウ釘５を打ち込んで行なう。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図５に示した
如く、ある桟木(符号３Ａで示す)とこれに隣り合う桟木
(符号３Ｂに示す)との間隔Ｐが屋根材に合わせて定めら
れている所定の間隔より狭い場合があり、このような場
合には、水下側の屋根材４Ｄの上縁部４ｂと水上側の屋
根材４Ｕの下縁部４ａとの間に隙間Ｓができるので、釘
５の桟木３へのかかりが先端部分のみとなり、屋根材の
充分な取り付け強度を確保できなくなる。
如く、ある桟木(符号３Ａで示す)とこれに隣り合う桟木
(符号３Ｂに示す)との間隔Ｐが屋根材に合わせて定めら
れている所定の間隔より狭い場合があり、このような場
合には、水下側の屋根材４Ｄの上縁部４ｂと水上側の屋
根材４Ｕの下縁部４ａとの間に隙間Ｓができるので、釘
５の桟木３へのかかりが先端部分のみとなり、屋根材の
充分な取り付け強度を確保できなくなる。
【０００５】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、相隣る桟木の取り付け間隔が所定間隔よりず
れた場合等にも、釘のかかりを充分に確保可能な屋根材
用桟木を提供することを目的をする。
たもので、相隣る桟木の取り付け間隔が所定間隔よりず
れた場合等にも、釘のかかりを充分に確保可能な屋根材
用桟木を提供することを目的をする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項１では、釘打ち込め側面の上記野地板
側部分が突出している構成とした。
するため、請求項１では、釘打ち込め側面の上記野地板
側部分が突出している構成とした。
【０００７】請求項２では、釘打ち込み側面が傾斜面で
ある断面台形状をなす構成とした。
ある断面台形状をなす構成とした。
【０００８】
【作用】本発明の桟木では、その突出部分が、従来、水
下側の上縁部と桟木との間にできていた隙間に突出する
ので、水下側の屋根材の上縁部と水上側の屋根材の下縁
部との間に前記隙間ができても、この突出部分に釘がか
かる。
下側の上縁部と桟木との間にできていた隙間に突出する
ので、水下側の屋根材の上縁部と水上側の屋根材の下縁
部との間に前記隙間ができても、この突出部分に釘がか
かる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の１実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１０】図１において、桟木３０は、１つの面３０
Ａが斜面である断面台形状に形成されている。すなわ
ち、図２に示すように、従来の桟木３に斜線３Ａを追加
したような形状となっている。
Ａが斜面である断面台形状に形成されている。すなわ
ち、図２に示すように、従来の桟木３に斜線３Ａを追加
したような形状となっている。
【００１１】本実施例の桟木３０は面３０Ａを下流側に
向けて野地板１の取り付けられる。
向けて野地板１の取り付けられる。
【００１２】従来の桟木３は釘打ち込み側面が野地板１
に対して鉛直方向で、屋根材４Ｄ上縁部４ｂはこの釘打
ち込み側面に対して傾斜を持ち、上縁部４ｂとこの釘打
ち込み側面との間に、ほぼ三角形状(もしくは台形形状)
の隙間が生じていたが、本実施例の桟木３０は、上記斜
線部分３Ａがこの隙間を埋めるようなかたちになる。水
下側の屋根材４Ｄの上縁部４ｂと水上側の屋根材４Ｕの
下縁部４ａとの間に隙間Ｓができても、この斜線部分３
Ａに釘５がかかるので、屋根材の必要な取り付け強度を
確保することができる。
に対して鉛直方向で、屋根材４Ｄ上縁部４ｂはこの釘打
ち込み側面に対して傾斜を持ち、上縁部４ｂとこの釘打
ち込み側面との間に、ほぼ三角形状(もしくは台形形状)
の隙間が生じていたが、本実施例の桟木３０は、上記斜
線部分３Ａがこの隙間を埋めるようなかたちになる。水
下側の屋根材４Ｄの上縁部４ｂと水上側の屋根材４Ｕの
下縁部４ａとの間に隙間Ｓができても、この斜線部分３
Ａに釘５がかかるので、屋根材の必要な取り付け強度を
確保することができる。
【００１３】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を免脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、桟木３０
は、断面台形にして斜線部分３Ａが上記三角形状の隙間
を、完全にではないが、埋めるようにしているが、上記
三角形状の隙間に突出する部分を有する形状であればよ
い。
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を免脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、桟木３０
は、断面台形にして斜線部分３Ａが上記三角形状の隙間
を、完全にではないが、埋めるようにしているが、上記
三角形状の隙間に突出する部分を有する形状であればよ
い。
【００１４】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、桟木の突出
部分が、従来、水下側の屋根材の上縁部と桟木との間に
できていた隙間を埋めるように突出するので、水下側の
屋根材の上縁側と水上側の屋根材の下縁部との間に隙間
ができても、この突出部分に釘がかかり、充必要な屋根
材取り付け強度を確保することができる。
部分が、従来、水下側の屋根材の上縁部と桟木との間に
できていた隙間を埋めるように突出するので、水下側の
屋根材の上縁側と水上側の屋根材の下縁部との間に隙間
ができても、この突出部分に釘がかかり、充必要な屋根
材取り付け強度を確保することができる。
【図１】本発明の実施例を示す側面図である。
【図２】上記実施例と従来技術の桟木との相違点と示す
図である。
図である。
【図３】屋根材の施工方法を説明するための図である。
【図４】屋根材の固定部分を示す拡大図である。
【図５】従来の桟木の問題点を説明するための図であ
る。
る。
１ 野地板 ４Ｄ、４Ｕ 屋根材 ４ａ、４ｂ 屋根材の縁部 ３０ 桟木 ３０Ａ 桟木の傾斜面
Claims (2)
- 【請求項１】 野地板上に取り付けられ屋根材が釘固定
される桟木であって、釘打ち込み側面の上記野地板側部
分が突出していることを特徴をする屋根材用桟木。 - 【請求項２】 釘打ち込み側面が傾斜面である断面台形
状をなすことを特徴とする請求項１記載の屋根材用桟
木。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8061593A JPH06294181A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 屋根材用桟木 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8061593A JPH06294181A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 屋根材用桟木 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294181A true JPH06294181A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13723252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8061593A Pending JPH06294181A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 屋根材用桟木 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06294181A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009062694A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Tsuruya:Kk | 屋根桟木及びそれを利用する通気屋根構造 |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP8061593A patent/JPH06294181A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009062694A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Tsuruya:Kk | 屋根桟木及びそれを利用する通気屋根構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3031597B2 (ja) | インターロック式建築用パネル | |
| JPH06294181A (ja) | 屋根材用桟木 | |
| JP3458435B2 (ja) | タイルの施工方法 | |
| JPH084500Y2 (ja) | 屋根瓦 | |
| JP2893316B2 (ja) | 横葺き屋根の防水構造 | |
| JP7481853B2 (ja) | 屋根構造 | |
| JPH031556Y2 (ja) | ||
| JPH08291593A (ja) | 瓦屋根構造 | |
| JP4263272B2 (ja) | 寄せ棟用窯業系屋根材の施工方法 | |
| JP3924117B2 (ja) | 屋根瓦 | |
| JPH04132118U (ja) | 平型瓦 | |
| JPH038733Y2 (ja) | ||
| JPH0532581Y2 (ja) | ||
| JP3071285B2 (ja) | 唐 草 | |
| JP2024083179A (ja) | 板状屋根材 | |
| JP4589654B2 (ja) | 谷瓦及びそれを使用する屋根構造 | |
| JP4144861B2 (ja) | 屋根瓦の施工方法 | |
| JP2604642Y2 (ja) | 屋根葺構造 | |
| JP3746444B2 (ja) | 平板瓦 | |
| JP3164222B2 (ja) | 下り棟キャップ | |
| JP3511103B2 (ja) | 桟 瓦 | |
| JPS585773Y2 (ja) | 瓦葺き装置 | |
| JP2001193224A (ja) | 瓦の係止治具 | |
| JP2505032Y2 (ja) | タイル施工構造 | |
| JP3565826B2 (ja) | 瓦葺き工法 |