JPH0629387Y2 - ラッチボルト操作軸 - Google Patents

ラッチボルト操作軸

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JPH0629387Y2
JPH0629387Y2 JP6701687U JP6701687U JPH0629387Y2 JP H0629387 Y2 JPH0629387 Y2 JP H0629387Y2 JP 6701687 U JP6701687 U JP 6701687U JP 6701687 U JP6701687 U JP 6701687U JP H0629387 Y2 JPH0629387 Y2 JP H0629387Y2
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JP
Japan
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shaft
fitting portion
drive cam
shaft hole
hole
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JP6701687U
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JPS63173469U (ja
Inventor
始 石川
Original Assignee
美和ロック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、扉錠や室内錠におけるラッチボルト操作軸
(以下単に操作軸という)に係り、特に、錠箱の側面に
開口する駆動カムの軸孔と、操作軸の端部に装着される
ハンドルの操作軸嵌合孔(以下単に角孔という)との角
度位置がずれても、ハンドルを扉面に対して正規の角度
位置に装着することができる操作軸に関する。
〔従来の技術および問題点〕
第1図に示すように、ラッチボルト1を有する例えば室
内錠の錠箱2には、異形断面の軸孔を有し、大体の形状
が筒形の駆動カム3が、軸線を錠箱2の側板に垂直に
し、かつ軸孔を錠箱側面に開口させた状態で回動可能に
支承されている。ちなみに、この駆動カム3の軸孔の横
断面形状は通常方形である。
そして、扉および錠箱2を貫通する角棒状の操作軸を駆
動カム3の軸孔に挿し通し、扉内、外面に突出する操作
軸の端部にノブやハンドル等の外部操作部材を装着し、
この外部操作部材および操作軸を介して駆動カム3を回
動させることにより、ラッチボルト1を錠箱2内に引っ
込ませる。
しかして、駆動カム3に操作力が加わらない通常の状態
において、製造会社の差異により、第1図に示すように
駆動カム3の軸孔の内面が錠箱のフロント板4に対し約
45°傾くもの(以下菱形の軸孔という)と、第2図に
示すように駆動カム3の軸孔の内面がフロント板4に平
行又は垂直になるもの(以下升形の軸孔という)とがあ
り、これに対応して、操作軸と嵌合するハンドルの角孔
にも菱形と升形とがある。すなわち、例えば菱形の軸孔
を有するA社の錠箱に、デザインが気に入ったB社のハ
ンドルを装着する場合、このハンドルの角孔が升形であ
る場合には、軸孔、角孔の寸法が各社間においてほぼ共
通であるにもかかわらず、通常は水平に装着されるべき
ハンドルが45°傾いて装着されてしまう、という不都
合がある。これは、升形の軸孔を有する錠箱に、菱形の
角孔を有するハンドルを装着する場合も同様である。
〔考案の目的〕
そこで、本考案の目的は、上記した不都合を解消し、操
作カムの軸孔とハンドルの角孔との角度位置が45°ず
れていても、ハンドルを錠箱および扉面に対して正規の
角度位置に装着することができる操作軸を提供するにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案は、中央部に形成さ
れ、錠箱の駆動カムの軸孔と嵌合するほぼ方形の横断面
形状を有する第1嵌合部と、この第1嵌合部の少なくと
も一端に接続され、駆動カムの軸孔に内接する仮想の円
柱体より細い逃げ軸と、両端に形成され、ハンドルと嵌
合する断面ほぼ方形の第2嵌合部とを軸線方向に沿って
一体に連設してなり、上記第2嵌合部の軸線回りの角度
位置を、相互にほぼ同一にすると共に、上記第1嵌合部
とは約45°ずらせ、さらに上記逃げ軸の長さを駆動カ
ムの軸孔のそれより長くしたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を第3図乃至第5図を参照して説
明する。
第3図は本考案の一実施例による操作軸の全体を示し、
この操作軸の中央部には、横断面が略方形で、前記駆動
カム3(第1図および第2図)の方形の軸孔と嵌合する
第1嵌合部5が形成されている。
この第1嵌合部5の少なくとも一端(第3図示の実施例
では第1嵌合部5の右端)には、逃げ軸6が一体に接続
されている。
この逃げ軸6は、駆動カム3の方形の軸孔に内接する仮
想の円柱体より細くなっており、上記軸孔に嵌合したと
き、その軸線の回りを回動できるようになっている。第
3図示の実施例における逃げ軸6は、その横断面形状が
円形であり、この円が前記第1嵌合部の横断面に内接す
るように形成されている。
また、この逃げ軸6の軸線方向の長さは、駆動カム3の
軸孔のそれより長くなるように設定されている。
しかして、操作軸の両端には、それぞれ第2嵌合部7が
形成されている。第3図示の実施例における第2嵌合部
7,7の一方は逃げ軸6の右端に、他方は第1嵌合部5
の左端に、それぞれ一体に接続されている。
各第2嵌合部7は、図示しないハンドルの角孔と嵌合で
きるように横断面略方形に成形されている。すなみに、
第1および第2嵌合部の断面寸法は、特殊なケースを除
いて各社ほぼ共通であることは前記したとおりである。
また、第3図および第4図に示すように、一対の第2嵌
合部7,7の操作軸軸線回りの角度位置は、相互にほぼ
同一であるが、前記第1嵌合部のそれからは約45°ず
れている。
なお、第3図および第4図において、符号7aは、ハン
ドルと操作軸とを結合するビス、あるいはうず巻ばね等
の復元ばねの一端を挿入するためのスリットを示す。
〔作用〕
上記のように構成された本考案の一実施例による操作軸
を錠箱および扉に装着するには、第5a図に示すよう
に、逃げ軸6に連設されて第2嵌合部を、先ず駆動カム
3の例えば菱形の軸孔に嵌合させ、これを第5a図で例
えば右方に挿し通して錠箱2の反対側に突き抜けさせ
る。すると図示のように、逃げ軸6が駆動カムの軸孔と
嵌合するようになる。
前記したように、逃げ軸6の長さは駆動カムの軸孔のそ
れより長いから、逃げ軸6は軸孔中で回動できる。そこ
で、第5b図に示すように、操作軸をその軸線の回りに
約45°回動させる。すると、駆動カムの軸孔および第
1嵌合部5が共に菱形の角度位置となる。
しかる後、操作軸を軸線方向右方に移動させ、第5c図
に示すように、第1嵌合部5を駆動カムの軸孔に嵌合さ
せ、扉の内、外面に突出した第2嵌合部7の端部に角孔
を嵌合させてハンドルを装着する。このとき、特殊なケ
ースではあるが角孔が小さいときには、予め第2嵌合部
7をその分細くし、また、角孔が大きいときには、角孔
と第2嵌合部7の側面間に板状のスペーサを挿入する。
〔他の実施例〕
なお、本考案を実施するにあたっては、図示の実施例に
限定されることなく、種々に変形して実施することがで
きる。
例えば、図示の実施例における逃げ軸6は前記したよう
な直径の丸棒であるが、この逃げ軸6は、駆動カムの軸
孔と嵌合したとき操作軸の軸線の回りを回動できれば、
どんな断面形状または寸法のものでもよい。
また、図示の実施例においては逃げ軸6を第1嵌合部5
の一端にのみ接続するものとしたが、これは寸法が許せ
ば両端に接続してもよいことは勿論である。この場合に
は、操作軸のいずれの端部を先に挿入しても良く、操作
軸の方向性が消失する、という別の利点が生じる。
〔効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案は、ハンドルの
角孔と嵌合する第2嵌合部を両端に形成し、中央部に、
駆動カムの軸孔と嵌合し、第2嵌合部に関し軸線の回り
で約45°偏角した第1嵌合部を形成し、また、この第
1嵌合部と少なくとも一方の第2嵌合部との間に、駆動
カムの軸孔に回動可能に嵌合し得る逃げ軸を形成したの
で、上記第1嵌合部を駆動カムの軸孔に嵌合させたと
き、扉面に突出する第2嵌合部の方形の断面と上記軸孔
のそれとを軸線の回りで約45°ずらせることができ、
したがって、菱形の軸孔を有する錠箱の升形の角孔を有
するハンドルを装着でき、あるいは升形の軸孔を有する
錠箱に菱形の角孔を有するハンドルを装着することがで
きる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は錠箱の側面図、第3図は本考案の
一実施例による操作軸の外観斜視図、第4図はその拡大
端面図、第5図は操作軸の錠箱への装着方法を説明する
ための操作軸の側面図である。 2……錠箱、3……駆動カム、5……第1嵌合部、6…
…逃げ軸、7……第2嵌合部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に形成され、錠箱の駆動カムの軸孔
    と嵌合するほぼ方形の横断面形状を有する第1嵌合部
    と、この第1嵌合部の少なくとも一端に接続され、駆動
    カムの軸孔に内接する仮想の円柱体より細い逃げ軸と、
    両端に形成され、ハンドルと嵌合する断面ほぼ方形の第
    2嵌合部とを軸線方向に沿って一体に連設してなり、上
    記第2嵌合部の軸線回りの角度位置を、相互にほぼ同一
    にすると共に、上記第1嵌合部とは約45°ずらせ、さ
    らに上記逃げ軸の長さを駆動カムの軸孔のそれより長く
    したことを特徴とするラッチボルト操作軸。
  2. 【請求項2】上記逃げ軸の横断面形状を円形にした実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のラッチボルト操作軸。
JP6701687U 1987-05-01 1987-05-01 ラッチボルト操作軸 Expired - Lifetime JPH0629387Y2 (ja)

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JP6701687U JPH0629387Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01 ラッチボルト操作軸

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JP6701687U JPH0629387Y2 (ja) 1987-05-01 1987-05-01 ラッチボルト操作軸

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Publication Number Publication Date
JPS63173469U JPS63173469U (ja) 1988-11-10
JPH0629387Y2 true JPH0629387Y2 (ja) 1994-08-10

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