JPH062932A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH062932A
JPH062932A JP4161320A JP16132092A JPH062932A JP H062932 A JPH062932 A JP H062932A JP 4161320 A JP4161320 A JP 4161320A JP 16132092 A JP16132092 A JP 16132092A JP H062932 A JPH062932 A JP H062932A
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Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外線LEDによる運転制御信号を通過させ
る赤外線フィルタの面積が小さな制御装置を有する空気
調和機を提供することにある。 【構成】 室内に設置された空気調和機2に設けられた
送信用LEDから、その室内に設置される加湿器等の外
部機器に運転制御信号を発信する空気調和機2の制御装
置において、空気調和機2の前面部に赤外線フィルタを
有する窓部8を設け、窓部8の内側に外部機器の運転制
御信号を発信させるべく複数個の送信用LED4、5を
設けると共にこれら送信用LED4、5を互いに内側に
向かい合うように配列したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内に設置された空気
調和機に設けられた送信用LEDから、その室内に設置
される加湿器等の外部機器に運転制御信号を発信する空
気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機を用いて暖房を行うと室内の
空気が乾燥することがある。
【0003】このため、空気調和機の外部に配置された
加湿器を、操作者のスイッチ操作によりリモーコントロ
ーラからワイヤレス信号を送信して作動させて加湿し、
適度な湿度に調整するための装置が提案されている(実
開昭59−14663号公報)。
【0004】ところがこの装置では操作者がいちいちリ
モコンスイッチを操作しなければならず面倒である。
【0005】また空気調和機に加湿器を内蔵して室内の
湿度を自動的に調整にすることが考えられるが、空気調
和機に内蔵した場合には加湿器を収納するスペースが不
足したり、空気調和機が大型化してしまう。
【0006】そこで暖房時に室内の湿度が低下したとき
に、空気調和機の外部に配置された加湿器を作動させる
ため赤外線LEDを用いてその室内に設置される加湿器
等の外部機器に運転制御信号を発信する制御装置を、空
気調和機に設けることが提案されている。
【0007】図2は赤外線LEDを用いて加湿器等の外
部機器に運転制御信号を発信する空気調和機の制御装置
を有する空気調和機の外観図である。
【0008】同図(a)は空気調和機の側面図、同図
(b)はその正面図の一部である。
【0009】室内の壁1の上方に取り付けられた空気調
和機2の前面下部に窓部3を設け、その窓部3の内側に
設けられた赤外線LED4、5、プリント基板6及び赤
外線フィルタ7で制御装置を形成している。制御装置
は、空気調和機2内の図示しないマイクロコンピュータ
に接続され、図示しないリモートコントローラや温度セ
ンサや湿度センサ等からの信号に基づいて運転制御信号
を発信するようになっている。
【0010】空気調和機2の一対の赤外線LED4、5
から赤外線フィルタ7を介して赤外線運転制御信号を送
信し、図示しない加湿器がこの信号を受けて作動するよ
うになっている。赤外線LED4、5から出射される赤
外線の出射光軸L1 、L2 は上下方向には角度αを有す
ると共に、左右両方向には角度βを有し、加湿器が室内
のどこに配置しても受信しやすいようになっている。
尚、プリント基板6には赤外線LED4、5が運転制御
信号を出射するのに必要な電流を与える回路が形成され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、赤外線
LED4、5は図3に示すように、出射光軸L1 、L 2
が交差せず外向きになるように角度βで傾斜して配置さ
れているため、赤外線LED4、5の前面に設けられる
赤外線フィルタ7の面積が大きくなってしまう。また赤
外線フィルタ7は略黒色であるため、赤外線フィルタ7
の面積が大きいと空気調和機2の外観を損ねてしまうと
いう問題点がある。尚、図3は従来の赤外線LEDと赤
外線フィルタとの位置関係を示すための説明図である。
【0012】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、赤外線LEDによる運転制御信号を通過させる赤外
線フィルタの面積が小さな制御装置を有する空気調和機
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、室内に設置された空気調和機に設けられた
送信用LEDから、その室内に設置される加湿器等の外
部機器に運転制御信号を発信する空気調和機の制御装置
において、空気調和機の前面部に赤外線フィルタを有す
る窓部を設け、窓部の内側に外部機器の運転制御信号を
発信させるべく複数個の送信用LEDを設けると共にこ
れら送信用LEDを互いに内側に向かい合うように配列
したものである。
【0014】
【作用】上記構成によれば、複数個の送信用の赤外線L
EDが、互いに内側に向かい合うように配列されている
ので、出射光軸が平面交差または立体交差し、交差点ま
たは最も接近する所の近傍で出射光のビーム幅が略最小
になり、赤外線フィルタを、この交差点または最も接近
する所の近傍に配置することにより赤外線フィルタの面
積を小さくすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。尚、従来例と同一の部材には共通の符号を
用いて説明した。
【0016】図1は本発明の空気調和機の制御装置の一
実施例を説明するための説明図である。
【0017】同図において、空気調和機2の前面パネル
の下部(図2(a)、(b)参照)の窓部8に設けられ
た赤外線フィルタ9の裏側(図の上側)に、一対の赤外
線LED4、5が、それらの出射光軸L1 、L2 が交差
するように互いに内側を向くように角度βを有すると共
に、それらの出射光軸L1 、L2 が交差する交差点と赤
外線フィルタ9とが略一致するように配置されている。
【0018】赤外線LED4、5は、それぞれ出射光軸
1 、L2 を中心とする略円錐状の赤外線ビームを出射
するようになっている。したがって赤外線ビームの出射
光軸L1 、L2 上に垂直な断面は、略円形であり、出射
光軸L1 、L2 上を赤外線LED4、5から離れるにつ
れてその円の面積が大きくなる。この赤外線ビームはプ
リント基板6に形成された変調回路等により運転制御信
号を形成する。
【0019】赤外線フィルタ9は、赤外線LED4、5
から出射される赤外線ビームが透過できるような面積を
有している。赤外線フィルタ9の形状は図では長円であ
るがこれに限定されるものではなく、赤外線LED4、
5から出射される赤外線が透過され、かつ外観を損なう
ことがなければ他の形状であってもよい。
【0020】これら赤外線LED4、5、プリント基板
6及び赤外線フィルタ9で制御装置を形成している。制
御装置は、前述したように空気調和機2内の図示しない
マイクロコンピュータに接続され、図示しないリモート
コントローラや温度センサや湿度センサ等からの信号に
基づいて運転制御信号を送信(出射)するようになって
いる。
【0021】次に実施例の作用を述べる。
【0022】一方の送信用の赤外線LED4から出射し
た赤外線が光軸L1 に沿って略円錐状に広がると共に、
他方の赤外線LED5から出射した赤外線も光軸L2
沿って略円錐状に広がる。これらの赤外線の出射光軸L
1 、L2 が交差するように互いに内側を向くように角度
α(図2参照)及び角度β、を付けて配置されているた
め、出射光軸L1 、L2 の交差点の近傍では赤外線ビー
ム幅が略最小になる。この交差点の近傍に赤外線フィル
タ9が配置されているので、従来は赤外線フィルタ7の
幅がL2 (図3参照)必要であったのが、L1 (L1
2 )ですみ、面積も赤外線フィルタ9の面積を最小に
することができると共に、広範囲にわたって運転制御信
号を発信することができるので、空気調和機2が設置さ
れた室内に設置される加湿器等の外部機器を運転させる
ことができる。
【0023】以上において本実施例によれば、室内に設
置された空気調和機2に設けられた送信用LEDから、
その室内に設置される加湿器等の外部機器に運転制御信
号を発信する空気調和機2の制御装置において、空気調
和機2の前面部に赤外線フィルタを有する窓部8を設
け、窓部8の内側に外部機器の運転制御信号を発信させ
るべく複数個の送信用LED4、5を設けると共にこれ
ら送信用LED4、5を互いに出射光軸が赤外線フィル
タ9を通過する近傍で交差するように配列したので、赤
外線LED4、5による運転制御信号を通過させる赤外
線フィルタ9の面積が小さな制御装置を有する空気調和
機を提供することができる。
【0024】尚、本実施例では2個の赤外線LEDを用
いて説明したが、これに限定されるものではなく、3個
以上の赤外線LEDを用いて各出射光軸が交差するよう
に形成してもよい。また、本実施例では外部機器として
の加湿器を作動するための運転制御信号を赤外線LED
を用いて空気調和機から送信する場合で説明したが、こ
れに限定されず、除湿機や(厳寒地用)補助暖房機等を
作動させるように形成してもよい。さらに、本実施例で
は2つの光軸が等角度で平面交差する例で説明したが、
これに限定されるものではなく、光軸が立体交差するよ
うに配置し、光軸が最も接近する所の近傍に赤外線フィ
ルタを配置するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0026】(1) 赤外線フィルタの面積を小さくするこ
とができ、デザイン的にも美観を保つことができる。
【0027】(2) 制御装置を空気調和機の内部に収納す
ることができ、赤外線運転制御信号の受信範囲が広くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の制御装置の一実施例を説
明するための説明図である。
【図2】実施例および従来例で説明するための空気調和
機の説明図であり、(a)は赤外線LEDを用いた制御
装置を有する空気調和機の側面図、(b)はその正面図
の一部である。
【図3】従来の赤外線LEDと赤外線フィルタとの位置
関係を示すための説明図である。
【符号の説明】
2 空気調和機 4、5 赤外線LED 6 プリント基板 8 窓 部 9 赤外線フィルタ L1 、L2 出射光軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に設置された空気調和機に設けられ
    た送信用LEDから、その室内に設置される加湿器等の
    外部機器に運転制御信号を発信する空気調和機の制御装
    置において、上記空気調和機の前面部に赤外線フィルタ
    を有する窓部を設け、該窓部の内側に上記外部機器の運
    転制御信号を発信させるべく複数個の送信用LEDを設
    けると共にこれら送信用LEDを互いに内側に向かい合
    うように配列したことを特徴とする空気調和機の制御装
    置。
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