JPH04190816A - 空気清浄器などのリモートコントロール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は赤外線を信号とする空気清浄器などのリモート
コントロール装置に関する。

従来の技術 近年、空気清浄器はリモートコントロール（以下リモコ
ンと呼ぶ）装置によって操作させるものが増している。

従来のこの種の空気清浄器などのリモコン装置について
、第６図、第７図および第８図を参照しながら説明する
。図に示すように壁面１の天井近くに設置した空気清浄
器の本体２はＡ付近の位置で操作されるリモコン送信機
３からの信号を受ける受光部４を、本体２の前面のパネ
ル５の内部に設けている。図中の６は天井に取りつけた
照明器具である。ここでパネル５は第７図に示すように
透光窓５−１を設けたほかは遮光性を有した板であり、
前記受光部４の受光素子７の前面に設けである。

第８図は空気清浄器の本体２をテーブルの下に設置した
場合の図でリモコン送信機３はＢの位置から操作される
場合がある。

このとき照明器具６からの光が受光素子７に入射してリ
モコン送信機３から送信するコード化された信号のノイ
ズとなるため、パネル５の受光窓５−１は可視光線の透
過率を抑えたフィルタとなっていた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の空気清浄器などのリモコン装置では、
赤外線の受光部４は機体の下方のＡの位置からの赤外線
信号も、また上方のＢの位置からの信号も受信ができる
ようパネル５の透光窓５−１は受光素子７に対して上下
両方向に開口している必要があった。

そしてコード化による信号伝送とパネル５によるフィル
タによって通常の照明での光ノイズをシールドしつつ、
リモコン送信機３の送信距離を確保できる距離にあって
も、最近のインバータ照明の普及によって光ノイズの比
率が大きくなり、特に施設照明などで用いられる高照度
の照明器具にあってはリモコン送信機３の搬送波周波数
に近い周波数の光が発生する場合があり、リモコン送信
機３の伝送性能を極端に阻害する場合が発生してきた。

しかし、空気清浄器はテレビやエアコンと異なり壁掛け
と床置きの両方の設置状態に対応するため、受光部の指
向性を一方向に一様に高めてノイズ光の受光部への入射
を低減することもできず、フィルタの遮光性を上げれば
通常照明であってもリモコン送信機３の送信距離が短く
なるという問題があった。

本発明は上記従来の問題を解決するために、通常照明で
リモコン装置に悪影響のない範囲ではリモコン送信機の
操作距離を確保し、イン／く一夕照明や設置条件によっ
て光ノイズが受光素子にはいる場合には容易にその対応
を可能にできる空気清浄器などのリモコン装置を提供す
ることを目的としている。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、第１の課題解決手
段は本体を遠隔操作するリモコン送信機と、前記本体に
設けて前記リモコン送信機から信号を受信する受光素子
と、この受光素子の前面に設けたフィルタを備え、前記
フィルタを透過光量を変化させるように着脱自在にした
構成としており、第２の課題解決手段はフィルタは色彩
または遮光度合の異なるフィルムとし、これを受光素子
の前面に貼着する構成としたものである。

作用 上記した構成において、第１の課題解決手段の作用は空
気清浄器が設置される条件に応じて透過光量の異なるフ
ィルタを交換するのであり、また第２の課題解決手段の
作用は、空気清浄器が設置される条件に応じて色彩また
は遮光度合の異なるフィルムを貼着するのである。

実施例 以下に本発明の一実施例について第１図を参照しながら
説明する。

なお、本実施例において、前述の従来例に示したものと
同一構成部品には同し符号を付し、その説明は省略する
。本実施例の特徴的構成は従来例で説明した受光素子の
前面のフィルタを透過光量を変化させるように着脱自在
にしたことにある。

すなわち、パネル１０のさらに前面には着色された透明
樹脂で形成されたフィルタ１１がパネル１０に対して着
脱自在に取りつけられている。このフィルタ１１はその
透過光量がそれぞれ異なる２枚以上のフィルタからなる
付属品として空気清浄器に付随させたものであり、ここ
では透過光量が多いフィルタ１１−１と少ないフィルタ
１１−２の２枚を有している。

第２図は受信部を示すもので受光部７で光信号ヲ［気信
号に変換し、バンドパスフィルタ１３によって搬送波周
波数Ｚに対して同調信号を取り出た後、アンプ１４で増
幅した信号として取り出すものである。第３図は前記バ
ンドパスフィルタ１３のゲインを縦軸に取った周波数特
性である。

以上の構成により動作を説明すると、空気清浄器はリモ
コン送信機３からの信号を受信部７で受けて動作するが
、特に問題のない場合は照明器具は搬送波周波数Ｚ近傍
の周波数を有した光をほとんど発生しないため、透過光
量の多いフィルタ１１−１を装着しており、万一照明器
具６がインバータ方式の安定器を有してリモコン送信機
３の信号搬送波の領域に近い光成分を発生していた場合
は、縦軸に光の量、横軸に周波数を取った第４図のＤ−
１に示すような周波数特性を持った光を発生することが
ある。このときリモコン送信機３からの光信号はＣ−１
で表しているが、照明が発生する光が前記バッドバスフ
ィルタ１３がゲインを有する周波数帯と重なるためノイ
ズとなる。ここで、フィルタ１１を透過光量の少ないフ
ィルタ１１−２に交換することにより第４図に示すＤ−
２のレベルまで照明の発生光量を減らすことができ、リ
モニ１〉′送信機３からの光もＣ−２まで低下し到達距
離が幾分低下するが、照明の光はバンドパスフィルタ１
３のゲインがほとんどない範囲に抑えられ光ノイズは発
生を防止できるものである。

第５図は本発明の他の実施例であり、第１図で説明した
フィルタ１１を片面に粘着性を有したフィルム１５で構
成し、パネル１０の上にフィルム１５を重ねて貼り付け
る枚数でフィルタ１１としての透過光量を調整するもの
である。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、受
光素子の前面に設けた透光性のフィルタの透過光量を使
用者または設置者が容易に変更可能なように、透過光量
の異なる複数のフィルタを着脱自在に設けたことにより
、空気清浄器の設置場所の環境条件、特にインバータ照
明なきの影響によるリモコンの機能障害に対応ができる
もので、通常でそのような障害のない場合は到達距離を
十分に活用できるものである。

また、フィルタとしてフィルムを使用することにより多
様な状況に安価な部品で容易に対応できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す空気清浄器などの使用
状態を示す外観図、第２図は同リモコン装置の受信部の
ブロック図、第３図および第４図は同リモコン装置の動
作説明図、第５図は本発明気清浄器などのリモコン装置
を説明する使用状態を示す外観図である。 ２・・・・・・空気清浄器の本体、３・・・・・・リモ
コン送信機、４・・・・・・受光部、１ｏ・・・・・・
パネル、１１・・・・・・フィルタ。 代理人の氏名　弁理士小鍜治明　ほか２名第２図 第３図 ＠４Ｕ ７　　　　　　　　　　　　Ａ　　　　　　　　　Ｆ第
５図 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）空気清浄器の本体と、この本体を遠隔操作するリ
   モートコントロール送信機と、前記本体に設けて前記リ
   モートコントロール送信機から信号を受信する受光素子
   と、この受光素子の前面にフィルタを備え、前記フィル
   タを透過光量を変化させるように着脱自在にしてなる空
   気清浄器などのリモートコントロール装置。
2. （２）フィルタは色彩または遮光度合の異なるフィルム
   を貼着してなる請求項１記載の空気清浄器などのリモー
   トコントロール装置。