JPH04200614A - 空気清浄器のリモコン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、リモコンにより遠隔操作できる空気清浄器の
リモコン装置に関する。

従来の技術 近年、居住環境を良くするために一般家庭で空気清浄器
が広く使用されるようになってきた。従来、この種の空
気清浄器は第１６図、第１７図及び第１８図に示すよう
な構成であった。

以下、その構成について図面を参照しながら説明する。

図に示すように、空気清浄器本体１の前面に設けたパネ
ル２の内部に受光部３を設け、リモコン送信機４で赤外
線による光信号を受光部３に送信して電気信号に変換し
て制御回路（図示せず）に送り運転操作するものである
。受光部３は信号を受ける受光素子５を有しパネル２で
覆われており、受光素子５の前面に相当するパネル２に
は遮光性を有した透光窓６を設けている。照明器具７の
光が受光素子５に入射してリモコン送信機４から送信す
る信号のノイズとなるため、透光窓６は可視光線の透過
率を抑えたフィルタとし、リモコン送信機４と受光部３
の間の信号伝送は基本搬送波の上にコード化した数ビッ
トの信号を重畳し受光部３ではバンドバヌフィルタ（図
示せず）を用いてノイズ成分を除去するようにしていた
。設置場所として室内の天井近くの壁面あるいは第１８
図のようにテーブルを配した室内の床面に設置する場合
等がある。

発明が解決しようとする課題 このような従来の空気清浄器のリモコン装置では、空気
清浄器本体１の設置位置がユーザの好みによシ、天井近
くの壁面あるいは室内の床面に設置することがあるので
、リモコン送信機４の信号を受光素子５に入射させるた
めには、透光窓６は上方まだは下方の何れにも開口する
必要があった。

また、照明器具７の光ノイズを透光窓６のフィルタによ
ってシールドしているが、インバータ照明など光ノイズ
の比率の大きい照明器具７にあっては、リモコン送信機
４の搬送周波数に近い周波数の光が発生する場合がある
ので、リモコン送信機４の伝送性能を悪くするという問
題があった。また、空気清浄器はテレビ受像機やエアコ
ンと異なり設置条件がユーザの好みにより、壁面あるい
は床面に設置することがあり、この両方に対応する必要
があるため、受光素子５の指向性を一方向に強くシてノ
イズの入射を低減することができず、フィルタの遮光性
を上げれば通常照明であっても、リモコン送信機４の送
信距離が短くなるという問題があった。

本発明は上記問題を解決するもので、設置条件に影響さ
れずに他の照明器具などの光によるノイズを受けない空
気清浄器のリモコン装置を提供することを目的としてい
る。

課題を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために第１の課題解決手段
として、空気清浄器本体の内部に設けた受光素子と、こ
の受光素子を覆うパネルと、このパネルに設けた赤外線
を透過する透光窓と、前記受光素子に赤外線による信号
を送信して運転制御するリモコン送信機とを備え、前記
パネルの透光窓は受光素子の中心より上ｌｉｔたけ下側
に設けられているものであり、第２の課題解決手段は受
光素子を覆うパネルは空気清浄器本体に着脱自在に取り
付け、前記パネルを上下逆に挿入することにより受光素
子の指向方向が上側または下側に換わるものであり、第
３の課題解決手段は空気清浄器本体の内部に設けた受光
素子と、この受光素子に赤外線による信号を送信して運
転制御するリモコン送信機とを備え、前記受光部の前面
に回転軸を設け、この回転軸を中心に回動する毎に透光
量の異なる回転フィルタを回動自在に配設するとともに
フィルタ面が順次前記受光部の前面になる構成としたも
のであり、また、第４の課題解決手段は摺動することに
より段階的に透光量の異なるスライドフィルタを設け、
このスライドフィルタは上下に摺動することによりフィ
ルタ面が順次前記受光部の前面になるように配設されて
いるものであり、さらに第５の課題解決手段は空気清浄
器本体の内部に設けた受光素子と、この受光素子に赤外
線による信号を送信して運転制御するリモコン送信機と
を備え、前記受光素子の支持体を固定する支点を設け、
ｍｊ記支持体は支点に対して上下に回動自在に配設され
ているものである。

作　　用 上記した構成において、第１の課題解決手段の作用はパ
ネルの透光窓は受光素子の中心より上側または下側に開
口しているので、空気清浄器本体を壁掛けで設置した場
合はパネルの透光窓が下側に、据え置きで設置した場合
は透光窓が上側に向くよう取り付けることによりリモコ
ン送信機の赤外線を有効に受光してノイズ成分を遮蔽で
き、第２の課題解決手段の作用はパネルは空気清浄器本
体に着脱自在に取り付けているので、二−ザが設置条件
に応じて指向性を変更することができるのであり、第３
の課題解決手段の作用は回動する毎に透光量の異なる回
転フィルタを設けているので、照明器具の照度に応じて
回転フィルタを回転すれば、最適条件にフィルタの透光
量を変化させることができるのであり、また第４の課題
解決手段の作用は、摺動することにより段階的に透光量
の異なるスライドフィルタを設けているので、照明器具
の照度に応じてスライドフィルタを上下に摺動すれば、
最適条件にフィルタの透光量を変化させることかできる
のであシ、さらに第５の課題解決手段の作用は受光素子
の支持体は支点に対して上下に回動させることができ、
自在に配設させているので、設置条件に応じて受光部を
上下に向ければ、最適条件にフィルタの透光量を変化さ
せることができるのである。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第１図、第２図及び第３図は本発明の第１の課
題解決の手段に係わる一実施例を示したものである。な
お、本実施例において、前述の従来例に示したものと同
一構成部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。

本実施例の特徴的構成は従来例で説明したパネル部の透
光窓を赤外線が入射しやすいようにしたことにある。す
なわち、パネル１１はその中心を受光素子５の中心と垂
直方向において略凹−位置とし、中心よシも上側を光を
遮る遮光部１２、下側を光を透過する透光窓１３とした
構成としている。上記構成において、空気清浄器本体１
を照明器具７に近接して壁掛けで設置した場合は、遮光
部１２によって光ノイズの入射を防ぎ、下方から入射す
るリモコン送信機４の信号を受けやすい良好な状態にし
、据え置きで設置した場合は透光窓１３が上側に向くよ
う取シ付けることによシ、赤外線を有効に受光して光ノ
イズ成分を遮蔽でき、操作信号を確実に受光することが
できる。

第４図は本発明の第２の課題解決の手段に係わる一実施
例を示したものである。第１の課題解決手段と相違する
点は、パネル１１の両側に爪部１４を設け、空気清浄器
本体１の前面に設けた取付穴１５に着脱可能な構成とし
たことにあり、この構成によればパネル１１は着脱自在
に取シ付けているので、ユーザが設置条件に応じて指向
性を容易に変更することができるという効果がある。

第５図及び第６図は本発明の第３の課題解決の手段に係
わる一実施例を示したものである。第１の課題解決手段
と相違する点は、パネルは従来例のものとし、その内側
に回動する毎に透光量の異なる回転フィルタ１６を設け
た構成としたことにあり、すなわち回転フィルタ１６は
円盤状で着色された遮光体１８を有し透明な合成樹脂材
料によって成型され、本体１の前面部に設けた回転軸１
７に取り付けられ、その外周の一部Ａが空気清浄器本体
１の側面から出てお９手で回転でき、回転フィルタ１６
の透過光量は外周に近い位置の受光素子６の前面に相当
する位置で、回転することにより徐々に透光量が変化す
るようになっている。

また、第７図に示すように赤外線受信機１９は、受光素
子５で光信号を受信して電気信号に変換し、バンドパス
フィルタ２Ｑによって搬送周波数２に対して同調信号を
取り吊した後アンプ２１で増幅した信号として取り呂す
ものであり、バンドパスフィルタ２ｏの周波数特性は第
８図に示すようになっている。上記構成において照明器
具７はインバータ方式でない室内に空気清浄器本体１を
設置する場合には、搬送周波数２近傍の周波数を有した
光は殆ど発生していないので、回転フィルタ１６は透過
光量の多い部分を使用している。照明器具７はインバー
タ方式の安定器を有しリモコン送信機４の信号搬送波の
領域に近い光成分を発生していた場合には、第９図に示
すＤ−１のような周波数特性を有した光を発生すること
があり、このときリモコン送信機４からの光信号はＣ−
１で表しているが、照明器具７から発生する光がバンド
パヌフィルタ２０がゲインを有する周波数帯と重なるの
でノイズとなる。ここで回転フィルタ１６を透過光量の
少ない位置に回転させるとＤ−２に示すレベルまで照明
の発生光量を減少でき、リモコン送信機４からの光信号
もＣ−２まで低下し到達距離が幾分低下するが、照明器
具７から発生する光ハバンドパスフィルタ２０のゲイン
が殆どない範囲に抑えることができ、光ノイズの発生を
防止するものである。

第１０図及び第１１図は本発明の第４の課題解決の手段
に係わる実施例を示したものである。各図において、第
６図と同一番号を付したのは前述のものと同一部品であ
る。第３の課題解決手段と相違する点は回転フィルタ１
６の代わりに、透過光量を徐々に変化させた一枚の合成
樹脂材料で成型されたスライドフィルタ２１を設け、パ
ネル２の内面に接してヌライドさせるようにし、つまみ
２２で操作して上下に摺動させる構成としたことにあり
、この構成によれば円盤状の回転フィルタ１６よシも狭
い面積で構成が可能となるという効果がある。

第１２図は本発明の第６の課題解決の手段に係わる実施
例を示したものである。なお、本実施例において、前述
の従来例に示したものと同一構成部品には同じ符号を付
し、その説明は省略する。

本実施例の特徴的構成は従来例で説明したパネル部の内
側に受光素子６を回動自在に配設したものである。すな
わち受光素子５は支持体２３に取シ付けられ、支持体２
３は支点２４を中心に上下に自重で回動するようになっ
ておシ、回動範囲は支持体２３の端部が枠２５に当たる
ことにより規制されるものである。また枠２５と支点２
４の位置関係Ｃ，Ｄの寸法を変えることによりより支持
体２３の傾斜角を変えて入射範囲を変化することも可能
である。

上記構成において、空気清浄器本体１を第１３図のよう
に照明器具７に近接して壁掛けで設置した場合は、受光
素子は支点２４に対して下方を向くため照明器具７から
入射する光ノイズを低減し、リモコン送信機４からの操
作信号は入射しやすい方向を向くことになる。この場合
に枠２６の支点２４の位置をＣがＤより大とすれば、受
光素子６は第１３同よりさらに下方を向くためリモコン
送信ｔａ４からの操作信号の入射範囲を拡大することが
できる。

また、第１４図のように空気清浄器本体１を台または棚
等に設置して据え置きで状態で設置した場合は、受光素
子５は照明器具７から入射する光ノイズを受けにくい下
方を自動的に向くことになる。さらに第１６図のように
空気清浄器本体１を第１４図と逆にして据え置きで状軒
で設置した場合は、受光素子の傾きは自動的に下方を向
き、受光部３の位置は空気清浄器本体１の高官に近似す
る寸法Ｂだけ高くすることができ、受光素子５の受光範
囲を光ノイズ成分が入りにくい状態を維持して拡大でき
る。このようにパネル部の内側に受光素子を自重で回動
自在に配設しているので照明器具７から入射する光ノイ
ズを低減し、リモコン送信機４から操作信号を入射しや
すい方向を向くので、正逆何れの状態で使用されても、
使用者の調整操作を不要とし使い勝手をよくすることが
できる。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明の空気清
浄器のリモコン装置は、清浄器本体の内部に設けた受光
素子と、この受光素子を覆うパネルと、このパネルに設
けた赤外線を透過する透光窓と、前記受光素子に赤外線
による信号を送信して運転制御するリモコン送信機とを
備え、前記パネルの透光窓は受光素子の中１シ・より上
側または下側に設け、また受光素子の前面に回転軸を設
け、この回転軸を中心に回動する苺に透光量の異なる回
転フィルタを回動自在に配設し、さらに受光素子の支持
体を固定する支点を設け、ＫＪ記支持体は支点に対して
上下に回動自在に配設することによリ、設置条件に影響
されずに他の照明器具などの光によるノイスを受けなく
、信頼性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の課題解決手段に係わる一実施例
の空気清浄器のリモコン装置の要部断面図、第２図は同
リモコン装置のパネルを反転してセットした状態を示す
要部断面図、第３図は同空気清浄器の外観斜視図、第４
図は本発明の第２の課題解決手段に係わる一実施例の空
気清浄器のリモコン装置のパネルの分解図、第５図は本
発明の第３の課題解決手段に係わる一実施例の空気清浄
器のリモコン装置の外観斜視図、第６図は同リモコン装
置の回転フィルタの正面図、第７図は同リモコン装置の
赤外線受信機を示すブロック回路図、第８図及び第９図
は同リモコン装置のバンドパヌフィルタ及び光量の周波
数特性を示す図、第１０図は本発明の第４の課題解決手
段に係わる一実施例の空気清浄器のリモコン装置の外観
斜視図、第１１図は同リモコン装置のスライドフィルタ
の側面図、第１２図は本発明の第６の課題解決手段に係
わる一実施例の空気清浄器のリモコン装置の要部断面図
、第１３図、第１４図及び第１６図は同空気清浄器のリ
モコン装置の据付状態を示す図、第１６図は従来の空気
清浄器の外観斜視図、第１７図は同リモコン装置の受光
部及びパネルの分解斜視図、第１８図は同空気清浄器の
据付状態を示す図である。 １・・・・・空気清浄器本体、４・・・・・・リモコン
送信機、６・・・・・・受光素子、１ｏ−・・・・パネ
ル、１３・・・・・・透光窓。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　　明　ほか２名第２図 第３図 第４図 ８８図 第９図 ′／Ｉ′ｌ汰肛 第１１図 第１３図 ｍ１４図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）空気清浄器本体の内部に設けた受光素子と、この
   受光素子を覆うパネルと、このパネルに設けた赤外線を
   透過する透光窓と、前記受光素子に赤外線による信号を
   送信して運転制御するリモコン送信機とを備え、前記パ
   ネルの透光窓は受光素子の中心より上側または下側に設
   けられている空気清浄器のリモコン装置。
2. （２）受光素子を覆うパネルは空気清浄器本体に着脱自
   在に取り付け、前記パネルを上下逆に挿着することによ
   り受光素子の指向方向が上側または下側に切り換わるこ
   とを特徴とする請求項１記載の空気清浄器のリモコン装
   置。
3. （３）空気清浄器本体の内部に設けた受光素子と、この
   受光素子に赤外線による信号を送信して運転制御するリ
   モコン送信機とを備え、前記受光素子の前面に回転軸を
   設け、この回転軸を中心に回動する毎に透光量の異なる
   回転フィルタを回動自在に配設するとともにフィルタ面
   が順次前記受光素子の前面になる構成とした空気清浄器
   のリモコン装置。
4. （４）回転フィルタに代えて、摺動することにより段階
   的に透光量の異なるスライドフィルタを設け、このスラ
   イドフィルタは上下に摺動することによりフィルタ面が
   順次前記受光部の前面になるように配設されている請求
   項３記載の空気清浄器のリモコン装置。
5. （５）空気清浄器本体の内部に設けた受光素子と、この
   受光素子に赤外線による信号を送信して運転制御するリ
   モコン送信機とを備え、前記受光素子の支持体を固定す
   る支点を設け、前記支持体は支点に対して上下に回動自
   在に配設されている空気清浄器のリモコン装置。