JPH02270486A - 前面板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はテレビ受像機の前面に被せる前面板に関する
ものである。

従来の技術 従来、テレビにリモコン機能をもたせるものの中で、こ
の様な前面板を使う場合、リモコン受光部を前面板の無
い場所に配置していた０例えば、第４図のようにリモコ
ン受光部８を前面板７以外のキャビネット下側に配置す
るものであり、テレビの前面側に全体用の前面板を被せ
るようなことができなかった。

発明が解決しようとする課題 その為、ある程度デザインが制約される欠点があった。

これは透明板に、画面部以外の内側に黒塗装を施した場
合、塗料はリモコンの作動に必要な遠赤外線を通しにく
くする為、この範囲にリモコン受光素子を設ける場合に
は、受光素子の前に一部塗装の無い部分を設けることが
必要で、この状態は外観的にかなり見苦しいものとなる
ことから、前面板の無い場所にリモコン受光部を設ける
方法が通常とされているものである。

本発明は、受光素子の前に塗装無しの部分を設けても、
外側から見て黒一色のように見えるようにするものであ
る。

課題を解決するための手段 本発明はその手段として、前面板の黒塗装色と同色の黒
色受光シートを塗装無し部よりやや大きめに透明接着剤
にて接着する。黒色受光シートは、可視光線を通さず遠
赤外線を通す特殊なシートであるが、これについては現
在、市販されているものである。

作用 この手段によれば、前記の無塗装部は、表面から見て識
別できないようになるのである。その理由は透明板に黒
塗装材が密着しているが、同様に黒色シート材も、透明
接着剤を介して透明板に接着されている。透明板と透明
接着剤はともに透明であるのと、塗装材の厚さが薄＜３
０〜４０Ｉｊｍ程度である為、外面よりこの段差は識別
できず、同一塗装面のように見えるのである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図〜第３図においてテレビの受像機の前面には
、透明板１が取り付けられている。

この取り付けについては通常の手段である。透明板ｌは
画面部１ａ以外は内面より黒塗装されている。この黒塗
装部４の一部に、リモコン受光用の塗装無し部（リモコ
ン受光部）３が設けられている。そしてこの塗装無し部
３には、第２図、第３図に示す断面図のように、リモコ
ン受光用黒色シート材５を透明接着剤６によって密着貼
り付けしている。こうすることで、第１図の点線で示す
リモコン受光部３は表面からは識別しにくくすることが
できる為、デザイン的な制約がなくなるのである。なお
、上記黒色シート材５は、可視光線は通さず遠赤外線を
通すシートで、周知のものである。

発明の効果 このように、本発明によれば、テレビ受像機の前面全体
を透明板によって被うようなデザインの場合に、リモコ
ン受光部の配置が比較的自由になるという利点を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例における前面板を含むテレ
ビ受像機の斜視図、第２図は同前面板の断面図、第３図
は前面板のリモコン受光部分についての拡大断面図、第
４図は従来例を示す斜視図である。 １・・・・・・前面板、２・・・・・・キャビネット本
体、３・・・・・・リモコン受光部（塗装無し部）、４
・・・・・・前面板の塗装部、５・・・・・・リモコン
受光シート。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名ｌ−＋ＦＩ
Ｉ面坂 ２−　午イヒ゛オソト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テレビ用前面板で、画面部以外を黒塗装し、この黒塗装
   範囲の中に一部塗装無し部を設け、この塗装無し部に、
   これよりもやや大きめのリモコン受光用黒色シートを透
   明の接着剤によって貼り付けた前面板。